瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 幸福な食卓
    帯には「ちょっとだけ前向きになれる感動ストーリー」と書いてあったけど、まさにその通りだった。

    決して劇的ではなく、どこにでもいそう(実際にはいないと思うけど)な家族の日常を通しているからこそ、この読み終わった後に心が温かくなる感覚は得られるのだと思う。

    自分は大浦君にはなれないしなりたくもないけ...続きを読む
  • 僕らのごはんは明日で待ってる
    実際人は1人じゃ生きていけないんだけど、
    他人と極力関わらない方が余計なことや嫌な気持ちは少なくなるかもしれない。

    それでも、友達でも、パートナーでも、
    誰かが隣にいてくれることで
    当たり前じゃない明日が楽しみになる。

    誰かと食べるご飯や、
    誰かと生きる道が続いていくから、
    明日に誰かや何かが待...続きを読む
  • 幸福な食卓
    いやあ、良かった。最後泣きそうになった。

    「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」というインパクトある始まり方のこのお話は、流れるように穏やかな日常が描かれている。
    でも実は自殺を試みて失敗した父親、それを気にかけて家を出て離れて暮らす母親、たんたんと自由に人生を歩んでいるように見えて実はその時の...続きを読む
  • 温室デイズ
    とても共感できた。
    この子達のその後を書かなかったのは作者さんの意図なのだと思いました。中学生の良い特徴も悪い特徴もしっかりと捉えていてリアリティーがあって良いと思いました。自分の昔の境遇と似通っているところがあり、読んでいて何度も泣いてしまった。
  • 天国はまだ遠く
    落ち込んだときに思い出しそうな話だと思います。
    導入にはビックリしましたが、気分転換になりそうな話でした。
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

    あたたかい

    瀬尾さんの作品は数冊しか読んでいませんが、日常のちょっとしたささくれた心が洗われます。希望があるからなんでしょうね。中年の心に優しく浸透します。
  • そして、バトンは渡された

    良かったです

    内容を全く知らないまま、まず無料版を読んで、早く続きが読みたくて購入しました。何だか最近の自分を振り返りちょっと心が晴れました。自分の人生、自分の評価、など自分の事ばかり。目を向ける世界をちょっと変えただけで、心が豊かになる事を思い出させてもらいました。登場人物がみんな魅力的です。
  • 春、戻る
    凄い好きな話だった。
    日常に少し変な要素が入っているだけの話なのに、なんでか凄い心が暖かくなって涙が出たことに、びっくりしてしまった。
  • 図書館の神様
    「文学は僕の五感を刺激しまくった」
    この言葉が読書の楽しさ、この本の楽しさを表している。

    私はこの本のようにサイダーを飲んだり、朝早くから本の整理をしたり、冬の校庭を走りまわったりはしなかったが、私自身の青春が思い出された。
    真面目に生きてきた清が、あるきっかけで自分を見失って、不倫相手にすがって...続きを読む
  • そして、バトンは渡された 無料試し読み版
    ウィットにとんだ、ほっこりとする穏やかな文章。
    読む進めるほどに、こころが温まるストーリー。
    家族と親子の愛情のあり方を問う。
    家族とは形だけではない。
  • 僕らのごはんは明日で待ってる
    優しい気持ちになれる本だった。
    上村の話し方は私が友達だったらつっけんどんに聞こえたり、すぐに話を切り上げようとするところは捉え所がなく冷たく感じてしまうと思うが
    主人公がそれをただ素直に好感を持って受け止めている所がとても良かった。
    それが世の中のいわゆる相性というものなんだろうなぁと思う。
    とに...続きを読む
  • 傑作はまだ 無料試し読み版
    初対面の息子と接しながら、人との触れ合いや温もりに気づいていく物語。

    加賀野と智の会話が噛み合わない微妙なやりとりがおもしろくて一気に読んだ。
  • ファミリーデイズ
    結婚してから子供が幼稚園のプレスクールを卒業する迄を描いたエッセイ集。
    殆どが娘の成長の話だが、とっても瀬尾まいこさんらしく子どもへの愛情がたっぷりと詰まっていて、またユーモアのある文章でとても心が楽しくなれた。
    直前に著者の「温室デイズ」という小説を読んでいたので題名つながりで手にとったが、題名は...続きを読む
  • 僕らのごはんは明日で待ってる
    私の再読本の一冊です。

    手元に3冊あります。
    読む用、保存用、持ち歩き用。

    上村が大好きで、あの捉えどころのなさに憧れすら抱いています。上村と葉山の掛け合いに愛がある。
    言葉のリズムも良くて、何度も読み返している。
  • 戸村飯店 青春100連発
    胸がじわ~っと温かくなった。
    ヘイスケ、コウスケのタイプが全然違う年子の兄弟の物語。
    それぞれが抱える悩みや得意なことは違うけれど、二人ともちゃんと自分に向き合える所、行動力がある所、周りの人に愛されてそれに感謝できる所は似ている。
    どちらも愛おしい。
    二人の成長をこれからも見たいと思った。
    北島君...続きを読む
  • 戸村飯店 青春100連発
    読み始めた時は、ただただ要領の良い兄ヘイスケととコテコテの大阪人の弟コウスケの話かと思っていたが、いい意味で裏切られた。とても素敵な話で、最後は泣いてしまった。
  • 戸村飯店 青春100連発
    私は、このお話大好きです。

    みんなそれぞれ紆余曲折を経て、たどり着く。
    青春の時期だから出来ることなのかも
    しれない。

    瀬尾さんのお話は、どれも心が温まって、
    和みます。
  • ファミリーデイズ
    作者の日常が垣間見れ、その人柄にますますファンになる一冊。
    娘さんへはもちろん、旦那さんにもとても温かい視線を向けており、穏やかな空気を感じた。
    自分自身も子育て中であるが、穏やかとは程遠い毎日。
    作者のように日々を大切に、自分と家族とまっすぐに向き合いたいと改めて思った。
  • ありがとう、さようなら
    作者は本当に子供たちが大好きなんだな、と感じられるエッセイ。
    解説に、「きれいな水を飲んだときのような爽快感と、大げさではない優しい感動」、とあったが、まさにそんな気持ちになれる一冊でした。
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)
    「あと少し、もう少し」のスピンオフ第一弾?!
    あの大田が登場。最新作「その扉をたたく音」をよんで、その勢いのまま前作と本作を1年ぶりに再読。2回読んでも前回以上に傑作でした。