瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    瀬尾まいこさんの作品って何がいいってさ、
    キャラクターの魅力!!

    そうそう。そういうのでいいんだよ!!
    そういうのが読みたい!を的確についてきてくれる。

    『君が夏を走らせる』は
    元(?)不良少年が一歳時を育てる話。

    小説って、幸不幸とか人間の本質、
    その汚さみたいなものに触れがちなのに、
    瀬尾まいこの世界観って軽やかで本質的。
    不幸が痛快で、暖かさを描いてるわけじゃない
    でも、なんか、生きるっていいかも。って思えるんだ。

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    2025年12月21日
  • そして、バトンは渡された

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    すごくあったかいお話。ありそうな設定だけど、想像してた展開とまた違って、優子の親たちがみんないい人で娘思い。実際血の繋がらない娘にここまでの愛情と自分の人生捧げられるのってなかなかないと思う。森宮さんの抜けてる感じと、父親になるという覚悟がすごく好き。ほっこりしたいときにまた読みたい。

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    2025年12月20日
  • 夜明けのすべて

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    PMSの症状って1~2週間くらい続く感じなのに主人公の女性は1日2日?だったから、人によるんだなぁと思った。パニック障害の人と2ヶ月だけ働いたことがあるけれど、こんなに大変な症状を持って生きているなんて知らなくてもっと早くにこの本と出会って、接し方を考え直す必要があったのかな?と感じた。瀬尾さんもパニック障害を持っているということでより小説の主人公に当てはめられたんだなぁと感じた。
    この後映画も見たけれど、私は小説の本が2人の未来が分からなくてワクワクしたな!どちらも素敵なものだけれど、映画から見たらまた違った感想を持ったに違いないなと思った!どう思ったんだろうね〜

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    2025年12月20日
  • 幸福な食卓

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    どんだけどんだけどんだけ悲しいことが起きても
    この1冊を思い出して心の拠り所にしたい……
    『父さんは父さんを辞めようと思う』発言から始まる
    ちょっと、もしかしたらかなり、ヘンな家族の話。
    いろんな好きな人たちが出てきた。
    佐和子と大浦くん。ヒーローになってくれた坂戸くんに吉沢くん。
    父、母、直ちゃんはもちろん、ヨシコさんも。
    やっぱり瀬尾さんの作品は嫌な人が出てこない…(と思ったけどいたわ!!!!佐和子をいじめたクラスの女子ぃぃぃ!!!!)
    まぁでもやっぱり大浦くんが好きすぎた。
    初めて読書してて、
    物語中のあるめちゃくちゃ悲しい出来事で、
    その場面を読んだ瞬間頭グワングワンして
    焦点合わなく

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    2025年12月19日
  • ありか

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    シングルマザーの美空とひとり娘のひかりが織りなす心温まる物語。読みながら、自分の幼少期と子どもの幼少期を思い出した。いつも慌ただしくて、こんなに一緒にいれただろうかと思った。二人と義弟の会話がとても素敵だ。可愛らしくて、暖かい。義弟も悩みを抱えていて、最後がどうなるか心配になった。が、みんな丸ごとハッピーエンドですごく良かった。やはり瀬尾さんの物語だ。

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    2025年12月19日
  • そして、バトンは渡された

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    心があったかくなる本だった。
    今までの小説では、毒親なんて呼ばれるような
    親に育てられた子供たちの話が多かったから
    尚更。

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    2025年12月18日
  • 夜明けのすべて

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    自分の知らない病気の世界を感じながら、人に対する本当の優しさとは何か。なんて、そんな難しい本では無いのですが、色々と考えてしまう。人は外からの見た目では分からない哀しみや苦しみを持っているかもしれない。そんな当たり前かもしれないけど忘れている事にたくさん気付かされた。そんな暖かい本です。やっぱり瀬尾まいこさんの本はホッコリします。

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    2025年12月17日
  • 幸福な食卓

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    何回読んでも同じところで泣いてしまう。

    死んでしまったほうがマシなくらい悲しいことがあっても、自分から終わらせない限り本当の終わりにはならないんだと素直に思えたし、わかりやすいハッピーエンドだけが全てじゃないんだと

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    2025年12月16日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    先月読んだ「あと少し、もうすこし」に登場していた大田くんが先輩からの依頼のバイトで1歳10ヶ月の子供の世話をするということで、始めはどうなるのかと思った。
    そういえば、わが子も、あんなに小さい時があったなぁと、懐かしくなった。
    始めは、通じてなかった言葉が、時が経つにつれて、だんだんと何となくわかってきて、成長していく大田くんとのやり取りは微笑ましかった。

    「頑張って」って言葉いいよね。言われるとうれしい。その言葉を言ってくれる人がいるのは、本当に頑張れるし、感謝です。

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    2025年12月15日
  • そして、バトンは渡された

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    ネタバレ

    血の繋がらない親の間をリレーされながらも、出会う家族皆に愛情をいっぱい注がれて育った少女

    それにしたって、この女の子はおおらかだと思う
    もっと怒ったり泣いたりしてもいいのに

    森宮さんと彼とのやり取りが、なんとも空気を読まなさすぎて、面白い
    そもそも森宮さんが素直じゃなさすぎて面白い

    「母親になってから明日が2つになった
    自分の明日と、自分よりたくさんの可能性と未来を含んだ明日がやってくる」
    という言葉には、共感!うまく言い表してくれてありがとう!そう、そういう感じだ

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    2025年12月14日
  • あと少し、もう少し

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    めちゃ泣いた、、息子が中学で陸上部。短距離なんでパートは違うけど、長距離の子達が全国目指して、頑張ってるの知ってたので、このお話のみんなが重なって、本当心奪われました。
    襷をつなぐまでの走り、気持ち、焦り、苦しさ、まるで自分も一緒にゴールを目指しているかのように感じさせてくれる臨場感のある文章力。文句なしの星5つです。

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    2025年12月14日
  • ありか

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     ほんわか。
     ひかりちゃん 美空さん、
    颯斗君 登場人物に パワーもらいました。
    笑い声が聞こえてきそうでした。
    皆、何かしら悩んだり 色々なことを抱えていたりするんだろうなと思います。
    一生懸命生きてる証拠。
    人の何気ない愛で、軽くなることも。
    私もたくさんの方々に支えてもらっています。 感謝。


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    2025年12月14日
  • 強運の持ち主

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    瀬尾まいこさんがだいすきで手に取った作品。短編だけど繋がってるの大好物で1日で読み終わった。結局は自分次第でどうにでもなるなぁと腑に落ちたかも。

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    2025年12月14日
  • あと少し、もう少し

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    それぞれの走者にもチームにも思いやドラマがあって、それがどんどん重なり合っていくたびに1つになるのを感じ、本当に走っているのを見ているかのような感覚になった。
    『君が夏を走らせる』を先に読んだので、あんな素敵な太田君の中学生時代も知ることが出来て嬉しかった。

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    2025年12月14日
  • あと少し、もう少し

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    青春だな

    自分は運動が全然ダメで駅伝なんて全く縁がない学生生活を過ごして来たが、なんかいいなぁっと思ってしまう

    登場人物全員がいい味出してる
    最初はなんだコイツと思った子も、読み終わったら全員好きになってた
    上原先生もこんな先生がいてもいいなと思う

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    2025年12月13日
  • そして、バトンは渡された

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    久々に小説で泣いた。概要をみて重い話かと思いきや全く重くない。どんな形であろうと家族愛は存在し、愛され真っ当に育った魅力的な主人公の物語。複数の親も皆、魅力的であり、血のつながらない父・森宮さんの賢いがどこかズレている部分が愛らしい。
    本屋大賞に選ばれただけあり、誰にオススメしても恥ずかしく無い作品。

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    2025年12月13日
  • 卵の緒

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    ネタバレ

    2編からなる小説。血は繋がっていないが実の子のように愛されている親子の話、血は繋がっているが会ったことがなかった姉と弟の話。どちらも一言に家族の話とまとめるには複雑すぎる環境だが、とても温かく優しい涙が流れるような良い話だった。親の都合で振り回される子供は不憫で、強く生きる為、環境に順応している様に心が痛む。こんな境遇だが、子供達には幸せに生きてほしいと心から願う。

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    2025年12月13日
  • ありか

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    一言メモ、今の自分が、今大事なものを、今大事にすることが正しいと、教えてくれる

    母一人子一人の生活に、いろんな人が関わってくる展開。前に向こうとしながらも、過去に、家族に、何度も何度もどうしても引っ張られる、主人公の環境や心情が、自分と重なる部分があって、ぐっときてしまいました。
    2人を大切に思って気遣ってくれる、ママ友と義弟、義弟のパートナー、居てくれて良かったと、しみじみ思う優しい本です。

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    2025年12月12日
  • そして、バトンは渡された

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    読み終わった後の幸福感が今までにないような感覚で思わず投稿。今後の人生の節目でまたこの本を読み返したい、それくらい、それくらい、いい本と出会った、、
    この本でとても印象に残ったのが「母親になってから明日が二つになった」「自分の明日と、自分よりたくさんの可能性と未来を含んだ明日が、やってくる」梨花さんの言葉。こんな表現を今まで聞いたことがなかったなぁと同時に素敵すぎる!ってなって、心に刻まれた感じ。
    森宮さんと優子ちゃんのやりとりも、仕事の休憩中の私をホッコリさせてくれた。オムライスのシーンはほんとに思わずフッと笑ったけど、周りに人がいなくて助かった。あと早瀬くんとシュークリーム食べてるところも

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    2025年12月12日
  • 夜明けのすべて

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    ネタバレ

    PMSの辛さはわかるわかる
    今こそ落ち着いてるものの酷い時はイライラ、暴食etc
    パニック障害にはなったことがないからわからないけど読んでたら結構辛いんだなと
    知らないことを一つ学んだ感じ!
    しかし良い職場、こんな人たちのもとで働けるの楽しそう

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    2025年12月11日