瀬尾まいこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
主人公・山田千鶴は23歳の女性。
都会の生活に疲れ果てていた。
彼女は人里離れた民宿で自殺を図るが、幸いにも未遂に終わった。
しばらくの間、民宿に宿泊しながら、新しい環境や自然、のんびりとした時間に触れることで、少しずつ元気を取り戻していく。
民宿の主人である田村は30歳。
彼との交流を通じて、千鶴は自然や人々との繋がりの大切さを再認識する。
彼女は自身を見つめ直しながら、新たな視点を見つけていき…
この物語は、読者に自己探しの勇気と希望をくれる作品だと感じた。
心温まるストーリーを通して、私たちは人生の大事なことを思い出せることだろう。
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Posted by ブクログ
結婚を控えたさくらの元に、自分の兄だと名乗る年下の男の子が訪ねてくるお話。今まで読んだ瀬尾まいこさんの小説で一番好きかもしれない。小説から溢れだす春の空気感に思わず深呼吸したくなった。表紙も、読み終えたあとに見ると温かい気持ちが溢れて、涙腺が刺激されてしまう。お兄さん、好きだなあ。忙しないのに一緒にいると暖かくなる、春のようなひと。
自分を蝕んでいくような記憶は根こそぎ封印したくなるけれど、その閉じ込めたなかには貰ったままの優しさもたくさんあったこと。「一度出会ったら、人は人をうしなわない。」という言葉を思い出す。いつの間にか疎遠になっていたひとや、いつも不安定で気掛かりだったあのひと。もう会 -
購入済み
さりげない表情
原作は、私の好きな作家である瀬尾まいこの代表作である。コミカライズ版はどうかなと思って読んでみたが、原作の良さをたいへんうまく絵にしている。ヒロインのやや度が過ぎるほどの健気さを、さりげない表情のカットで巧みに表現している。セリフも原作の中の印象的な言葉をよく選んで喋らせているところがとても良い。
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購入済み
読了感が最高でした
ずっと穏やかな様子で進んでいくこの話の中で、泣くことはないだろうと思いながら読み進めていました。
けれど、読んでいく中で主人公の優子がいかに愛されているかを感じ、最後には涙を流してしまっていました。
穏やかに心に染み込んでくるような優しさが詰まっていると思います。後味スッキリと読み終えることができるお話でした。 -
購入済み
やりとりが可愛いです
悩みがないのに悩みがあるんじゃない?と聞かれ、そのせいで悩んでいる主人公と、そのお父さんとのやりとりを可愛く感じました。
個人的には、悩みがないのに悩んでいるのではと決め付けられることはある種の重圧に思ますが、主人公はまた違う受け取り方をしていて、ここからどう進むのかが気になりました。
製品版も読んでみようと思います。 -
ネタバレ 購入済み
意外だけど
優ちゃんとぼく、色々あったけど、上手くやってた。もちろん、色々の中身は、結構ハードだけど。淡々と語る内容は、あまり気分のいいものじゃない。生々しく語られても、いいものじゃない。でも、冷静な主人公に救われた。