瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 掬えば手には

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    何もかもが平凡だけど、周りにいる人の心を開いてくれる主人公の大学生。
    そんな彼がバイトをしているオムライスやの店主が、口も悪ければ性格も品も悪いときていて彼以外のバイトは居つかず数日で辞めてしまう。
    でもこの店主の心さえもいつの間にか、温かいものに変えてくれている。
    生い立ちだったりそれまでの生活で荒んでしまった人でもあるきっかけで根本にある優しい気持ちは引き出せる。

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    2026年02月19日
  • 私たちの世代は

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    コロナ禍で、窮屈な生活を送らざるを得なかった子ども達。

    そんな子ども達が色々な思いを胸に大人になっていく過程を親心で見守りながら読み進めていきました。

    優しい文章が、ほっこりとした気持ちにさせてくれる本でした。

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    2026年02月18日
  • 春、戻る

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    面白かった。
    瀬尾さんらしいほんわかなミステリーでした。
    期待をさせて読み進めさせながらも、
    読者が想像する展開によい意味で落ち着かない感じで。
    とても読みやすく、よかったですね。

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    2026年02月18日
  • 掬えば手には

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    瀬尾さんの作品は、
    いつもあたたかくて優しい世界。

    口が悪かったり、辛い過去があったりしても、
    みんな根っこにあたたかさがある感じがする。

    大竹店長のキャラクターはクセになる。
    またどこかで彼らに会えたらいいな、と思う世界観だった。

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    2026年02月18日
  • 天国はまだ遠く

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    自殺を行うために人がいない集落へ行ったが、失敗に終わり、そこで出会った田村さんと自然を通して本当の自分を見つける物語
    周りから見たら些細な出来事かもしれないけど、主人公からしたら自殺したくなるくらい深刻な悩みだということは自分にも当てはまることがあってとても共感した。
    さらに主人公が終盤で感じた、自然の中に入ることはできても、自然と共に暮らすことはできないという文章も今の自分に通ずるものがあると感じた。
    とにかくつらい、しんどいことがあったら何かしらの形で逃げることが大切だと思った。
    自殺は良くない

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    2026年02月17日
  • 幸福な食卓

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    まさかの大浦くんでしたが、
    家族って不思議です。お互いには気づいてなくとも各々の役割があって、気づいてなくともお互いに補完しあってる。たま〜に役割放棄するのもいいかもしれない。

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    2026年02月17日
  • そして、バトンは渡された

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    生みの親より育ての親。そんな言葉では語れない家族の話。何度も親と名字が変わったけど、どの親も優子を本当に愛してた。そんな愛を受け止めたからこそ、優子をまっすぐ成長できたのだと納得できる内容。あらすじだけ聞くと重そうな内容だけど、とても心温まる作品。

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    2026年02月16日
  • 私たちの世代は

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    ネタバレ

    子供という存在は、とても眩しい。これから何にだってなれる。世界はとても広い。だが、それに気づくことは難しい。狭い世界の自分と、周りの存在、見える世界が全てのように感じてしまう。だからこそ、周りにどんな大人がいるのかはとても大切なことだ。愛情を与えられなければ、世界に必要とされていないと感じるかもしれない。
    感染症による制限を強いられた子供たちは、さらに狭い世界で過ごすしかなかっただろう。その時、目の前に光がなければ、周りに愛情や優しさを与える大人がいなければ、簡単に未来を捨ててしまってもおかしくないと思う。大人から見れば些細な出来事だったとしても、ちょっとしたことで気持ちは動き、人生が変わる。

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    2026年02月16日
  • 私たちの世代は

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    ネタバレ

    小学校教員としてコロナ禍を過ごした自分とその時の子ども達の様子を重ねるように読んだ。

    自分が思っていたよりも、あの時の状況は子ども達に様々な環境の変化以上に、心にも大きな変化をもたらしていたのかもしれないと感じた。

    学校という場所の存在は、よくも悪くもその存在は大きい。

    『どんな状況にいても、数えきれない未来を抱えている子どもたちは光を放っている。この子たちを一人も取りこぼすことなく、少しでも楽しいと思える日々を創りたい。明日に向かえる力をつけてあげたい』
    この言葉は、これから教壇に戻った時にずっと忘れてはならない。

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    2026年02月14日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    「めっちゃ笑う!」というようなギャグ的な面白さとは違います。人生で1番悩んで1番楽しい青春時代真っ只中のお隣さんの兄弟を覗き見させてもらってる、そんな印象の本です。

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    2026年02月13日
  • 私たちの世代は

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    感染症により不自由な学生生活を余儀なくされた世代。世の中が感染症を受け入れ始めても、全員が順応出来るわけじゃない。感染症がなければ、愛ある家庭に生まれていれば...人生は違ったかも。

    とりこぼされてしまう人がいることを見逃さないで。そして、人生はあなたが思うより...

    そんな著者のメッセージを感じて胸がぎゅっと締め付けられながら彼らの成長を見守るように読んだ。
    優しい愛がこの話の中にありました。

    瀬尾さんの小説久しぶりに読んだけど、沁みますね〜〜。不自由ではあったけど決して失うばかりの時間ではなかった。大人としてコロナ渦を過ごした私には、感じ得ることが出来ないものを教えてもらった気がしま

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    2026年02月13日
  • 夜明けのすべて

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    PMSの症状で唐突にイライラして仕事にならない藤沢さんと、パニック障害によって元の生活に戻れなくなってしまった山添くん。お互いに、自分のことはどうにもならなくても相手を助けることはできそうだと優しい気持ちに溢れた物語。

    『すごい病気だよなと時々思う。…外食もできないし、電車にも乗れない。誰かと共にいることを避けたくなる。家族に会うこともままならず、一人でいることを優先する生活。こんな日々がいつまで続くのだろうか。慣れてはきたが、先を想像するとぞっとする。』

    自分が今まで深入りしてこなかった苦しみが、様々書かれていたけれど、この先のためにも読んで良かったなと思いました。
    どことなく「夜明け」

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    2026年02月12日
  • 掬えば手には

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    ネタバレ

    人の気持ちを読み取れる才能が自分にあると信じている主人公・梨木。根底に「特別な存在になりたい」という願いがあるから、自身に証明するために才能を利用して相手を慮る行動を取っていく。

    文字通り受け取ると、自己肯定感を補うために動いているように見えるが、実際の梨木はそうじゃない。本当に相手を思いやる気持ちがないと出来ない行動をするので、見習いたくなる。

    でも、優しさとはうらはらに、人に対する執着心がなさそうで、それがちょっと妙だった。実は全員に対して平たく関心が薄いのかも、とも感じ取れてしまった。よく言えば、博愛主義っぽいというか。

    そんな梨木が、秋音との別れには躊躇する。この経験を通して、物

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    2026年02月12日
  • 私たちの世代は

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    コロナ禍の不自由な時期を過ごした子どもたちの物語。少しづつ前を向いて歩いていく姿に感動しました。読後感も良かったです。ディスタンス世代と呼ばれたりするんですね。

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    2026年02月11日
  • そして、バトンは渡された

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    ネタバレ

    家庭環境が複雑で、父親が3人、母親が2人いる優子。高校生である優子は今は森宮優子。東大卒の森宮さんと二人で住んでいる。母親だった梨花さんはいなくなってしまった。森宮さんと生活して高校生活も終わりにさしかかろうとしている。そんな中、ちょっとしたトラブルから友達に無視される事態になって…

    面白かったけれど、実写化した女優さんと俳優さんの不倫話に思い至って、なんてことをしてくれたんだ、と憤慨してしまった。なんか真っ直ぐな愛情をイメージできなくなったというか…
    また優子は梨花さんに理解があるが、私は梨花さんがやったことは恨まれても仕方がないことだと思う。そして水戸お父さん、日本に帰国してから、もっと

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    2026年02月10日
  • あと少し、もう少し

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    ・同じシーンをそれぞれの視点から見ることで、別の見方ができるのが面白かった。自分が思っている自分と人からみた自分は違ってるが、自分はそれに気づいていない。客観的にみる、俯瞰的にみることは日常生活の中でも必要なスキルだと感じた。
    ・プライベートで、駅伝の大会に参加した時でさえ、襷の重み、皆んなの想いを感じたので、皆んなで練習をしてきたのであれば、より想いは強くなるのではないか?と思った。是非トライしてみたい。
    (評価)4.1

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    2026年02月09日
  • その扉をたたく音

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    ミュージシャンになりそこね、30才近いのに親のスネをかじって何となく生きている男・宮路が、ある日ギターの弾き語りに訪れた老人ホームで介護士・渡部や入居者と出会い、彼らと交流を重ねる中で、自分を見つめ直し、成長していく物語。
    読み始めのほうは、宮路の配慮のなさや人を見下す態度などにイライラしていたが、読み進めるにつれ、彼の音楽に対する熱い思いや、人に真摯に向き合おうと変わっていく姿に、好感が持てた。
    後半は、ぐっとくる場面が多くて、ずっと泣きっぱなしだった。
    心に残るフレーズもいくつもあった。

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    2026年02月08日
  • あと少し、もう少し

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    こういう青春スポーツ小説、好きです
    瀬尾まいこさんの本は、優しいなぁって思います
    それぞれが、それぞれの想いを抱えて走る
    中学生だから、爽やかでとても良きです

    小学生までは走っていたので、感覚を思い出せる
    あと少しだよ!
    がんばれー
    もう少し、もう少しだよ!
    こんな声が沿道から聞こえていた

    子どもの成長には、あたたかく見守ってくれる大人が絶対に必要
    中学生という微妙な時期を、走ることを通じて描いていくこの本は読後感も爽やかです

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    2026年02月05日
  • 夜明けのすべて

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    ネタバレ

    社長すごく良い人!会社の人もみんな良い人!
    きっと現実には、従業員も職場環境も(上司だけ、仕事内容だけ、はあるかも?全部良いなんてないよね)
    あんなに良いところはないだろうし
    藤沢さんみたいな人と山添くんみたいな人が
    たまたま会って受け入れて良い方になって…
    なんてことはないんだろうけど。
    いきなり髪の毛切ってあげようと思って家に押しかける人、そしてそれを受け入れる人いないから!

    山添くんが
    出来ないことを受け入れること
    好きなものは諦めなくて良いことに
    気付けたのは良かったなあ

    悪い人、悪い出来事が出てこないから
    読んでて疲れなくてほっとした〜
    この作家さんの本はストレスなく読めて
    読後

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    2026年02月04日
  • 夜明けのすべて

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    ありかがすごく良かったので、こちらも読んでみました。
    パニック障害やPNSの症状がこんなに辛いものだとは知らなかった。
    病気で人生は変わってしまったけれど、今出来る事を精一杯頑張る二人がすごく良かった。

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    2026年02月03日