瀬尾まいこのレビュー一覧

  • はじまりのスープ、夏ゼリー

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    ヤングケアラーの環境で育った主人公、小さい頃から料理をし、料理上手な視点から、色々な人に出会い、少しずつ自分らしい生き方を見つけ出す姿に拍手。
    暮らしているアパートの大家、バアさんとのやりとりがよかった。
    やっぱり瀬尾さんの話は、夏ゼリーのように、後味もスッキリ、爽やかな気持ちになるなぁ〜。

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    2026年10月14日
  • 本屋さんのある街で

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    好きな作家さんばかりの豪華な一冊

    書店で何時間も過ごした学生時代、書店のアルバイトの体験
    いろいろ思い出しながら読みました

    書店さんへのエールですね
    厳しいけどなんとか頑張って欲しいです

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    2026年10月14日
  • 春、戻る

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    冒頭から、不思議な話が始まる
    「自分の家族構成ぐらいは覚えている」

    ほっこりする語り口なのに、謎は深まるばかり

    「自分には、年下の兄がいたらしい」

    何だこれはと思っていたのに
    読み終える頃には

    春っていいよな
    となんか、あたたかいことを口にしていました

    自分の悩みや苦労が、過ぎ去っていたことを
    感じさせてくれる季節
    それが戻ってきた

    というタイトルなのかな

    面白かったです

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    2026年10月14日
  • はじまりのスープ、夏ゼリー

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    心に残った言葉
    •見えない思いはないのと一緒だ
    •傷つかない位置で手を伸ばしたって 何にも届かないよ

    以前は恵美さんと一緒でちゃんと食事を作らなければと思っていた。 年を重ねてレトルトを使ったり 簡単レシピにしたりと自分が無理せず出来る様になってきた。
    本に出てくる親子丼食べたい!
    手羽元のトマト煮作ってみたい!
    人の為に考え 即行動出来るリリー幸せになって欲しい。

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    2026年10月14日
  • そして、バトンは渡された

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    先生にも言われていたけど、優子のように親(たち)にたくさんの愛情を注がれている人はなかなかいないのだろう。正直森宮さんは図々しくて自分の親だったらうざいなと思ったけども、彼もただ愛情の注ぎ方がずれているだけなのだろう。
    また、最後に森宮さんの視点で描かれるのが良かった。タイトルの意味がここでわかった。

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    2026年10月13日
  • 私たちの世代は

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    新型コロナが私に与えた影響は大きかった。 

    まず仕事がガラリと変わった。
    緊急事態宣言でコロコロと変わる方針に振り回されて、仕事関係者にそれを伝えればネチネチと言われ。そんな関係者も普段は温厚だと思ってたのに感染症のせいでかなり慎重になったりその逆だったり、まるで平和の右翼左翼のように、その人の思考が炙り出されているように感じて、なんか嫌だった。
    一方で、面倒くさいなと思ってた仕事がなくなったりした良い面もあった。でもそれも結局コロナが明けて再開して生活のリズムが崩れて、それが直接の原因ではないけども当時交際してた恋人と別れることになった。

    この物語にある登場人物も、夜の仕事をする母親の子どもだったり、家族の事情を理由に登校できずそのまま不登校になってしまった子どもだったり、本当に大きな影響を受けていて。
    子どもだからどうしようもない大きな力の下にいて、本当に苦しかったろうなと思う。

    でもそんななかでも、ありふれたシーンのひとつが喜びの象徴になったりする。
    何気ない会話や食事の場だったり、他愛のない瞬間が一生忘れられない記憶になったり。
    平時では当たり前で気にも留めないのに。

    登場人物のふたりはそんな小さな喜びを見出していて、それを拠り所に強く生きる。
    そこから大人になって再生を図るまでの上昇気流が読んでいて気持ちよかった。霧が晴れて視界が開けていくみたいで。

    ちなみに私はコロナ禍のおかげで本を読むようになった。何もできない日々から、こうやって本を読んで何かを感じたり考えたりする楽しさや喜びを知った。
    本で得られる楽しさや喜びはそんなに大きなものでもないけど、そんな淡い彩りや微かな光が何より大切なことだと思えるようになった。
    どこにも行けない何にもできない、そんな休みの日に近くの海まで自転車を飛ばして、海岸で本を読んでいた日々は一生忘れない。

    もしかするとコロナがなければ本に出会わなかったかもしれない、それはすなわちこの本にも出会わなかったかもしれないし、本のことを語り合う友達もできなかったかもしれない。

    コロナ以外にも言えることだろうけど、不幸のなかからでも小さな喜びを見出して、それを大切にできることってとても尊くて強さだと思う。

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    2026年10月12日
  • そして、バトンは渡された

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    そしてバトンは渡された/瀬尾まいこ
    地に足着きすぎてる優子に少し寂しいなと感じながら読んでたけど、物語を読むにつれて、そうやって今を生き続けてきたんだなと思った。今、自分がいる場所。人。大切にしたい。 今を大切にするために、過去を過去にしていくこと。それがたとえ方便だとしても

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    2026年10月12日
  • ありか

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    普通とは違うかもだけど、こういう家族のあり方というのもありなんだな、と思ったりもした。
    親子だからといって、何でも理解し合えるわけでもないけど、夫婦ではないけど家族ということもあったりする。
    それぞれの登場人物がいろんな個性を持っていて、4時間くらいでとても面白く読めたと思う。

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    2026年10月11日
  • 本屋さんのある街で

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    短編なのが勿体無いような面白い話で、もっと続きが読みたいとおもってしまう。
    5人それぞれの作家さんらしさが出ていておもしろかったです。

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    2026年10月11日
  • 見えない誰かと

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    瀬尾まいこさんの、初のエッセイ本!
    前回読んだ「ありがとう、さようなら」と順番前後してしまったけど、前読んだ時に印象的だった二年二組が、こちらでも登場してくれて嬉しかった!
    長らく講師をしていた瀬尾さんが、採用試験に受かり教師になって初めて持ったクラスの話。
    他にも講師時代に出会った校長先生、保護者、生徒たちなどなど人との関わり合いで瀬尾さんのよろこびが膨れ上がってるの、読んでて感じて嬉しくなる!
    「アンコール卒業式」好きだった!
    ユーモアというか優しさ温かさを感じる校長先生がいる学校、素敵だ〜

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    2026年10月10日
  • ありか

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    シングルマザーの主人公が、周りの方の親切を受けながら、子育てを通して強くなっていく。忙しい子育ての生活の中で、何気ない日常に幸せを感じられる心の余裕を、自分も持ちたいなぁと思いながら読んだ。

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    2026年10月10日
  • 夜明けのすべて

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    わたしもPMDDで学校、バイト、仕事すべてに悪影響を与えてきた。HSP気質もある。それで前向きに楽しく生きることはできる。人は表面から見ただけではわからない。

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    2026年10月10日
  • 夜明けのすべて

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    私自身、パニック障害を患っており、共感できることが数多くありました。先のことを考えると絶望してしまうので、今に集中するのが少しずつ良くなる秘訣かなぁとおもいます。パニック障害の方は、同じようにパニックを患っている方がどのような人生を歩んでいるのか、今後自分はどうなっていくのかものすごく不安でネットで調べたりしがちなので、この物語も結末がすごく気になっていましたが少し希望を与えてくれるのではないかなと思いました。症状が細かくリアルに描写されているので共感できて少し気持ちが楽になるかなとも思います。こんなにうまくいくわけないと思う人もいるかもしれないですが、あなたは1人ではないです。わたしも1日1日をがんばって生きているので一緒にがんばってみませんか

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    2026年10月09日
  • あと少し、もう少し

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    駅伝のキャラが魅力的で、それぞれ襷を繋ぐ瞬間に、その言葉と想いに胸を熱くさせられました^^

    個人的キャラ好きな順:大田≫渡部≫ジロー≫桝井≫設楽≫俊介≫≫上原

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    2026年10月09日
  • はじまりのスープ、夏ゼリー

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    くすっと笑える瀬尾さん節と、なんだかやる気が出てくるステキな話。
    こんな才能があるならもう一歩進んだ未来を追いかけても面白いのでは?と終わり方に惜しさを感じたので星4つ

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    2026年10月08日
  • 本屋さんのある街で

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    どれもほのぼのしたお話でしたが、一穂ミチさんのお話だけは以外な展開で驚きました。街の本屋さん、本当に少なくなりましたね。
    そういえば、わたしもかつては雑誌の購読をしていました。「高◯コース」とか。(いつの時代やねん!)

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    2026年10月08日
  • はじまりのスープ、夏ゼリー

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    食に関する小説
    ササッと作れる・ほっこりできる・実際に作ってみたくなる料理がいくつもあった
    料理を作るには献立を考え買い物に行き洗って切って炒めたり煮たり…片付けもある
    こんなにこんなに頑張って作ったのにって思うことが度々ある
    私の気持ちを代弁してくれて嬉しい
    きっと私と同じ思いをしている人っていっぱいいると思う

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    2026年10月08日
  • 夏の体温

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    入院生活の中で出会った少年との、短くても忘れられない友情が心に残った。
    何気ない会話や一緒に過ごす時間が、孤独だった毎日を温かく変えていく。人との出会いがもたらす優しさや奇跡に胸がじんわり温かくなった。

    同時収録の『魅惑の極悪人ファイル』も良かったです♡

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    2026年10月08日
  • 本屋さんのある街で

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    本屋にまつわるアンソロジー。
    豪華な作家さんたちで内容もとっても充実。

    瀬尾さんはいつもどおりの楽しい文章ではじまりにピッタリ。
    一穂さんは驚きの展開でこれ一冊したものが読みたいです。
    坂木さんは丁寧な文章で最後少しキュンとして、ああこんな場所があったらいいなとしみじみ。
    凪良さんは多類婚姻譚に収録されていて一度読んでいるにも関わらず(しかも結構最近)なのに面白いって…‼︎
    三浦さんは出てくるキャラクターが個性的で可愛らしい。

    あっというまの楽しい読書でした。

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    2026年10月08日
  • 本屋さんのある街で

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    人気作家5人の本屋にまつわる短編が収録されている(アンソロジー)。

    描くキャラクターに特徴があるのか、設定に特徴があるのか、そこに作家の個性が出ているように感じた。しかし本屋に対するいいイメージが5人に共通していて、どれも温かみのある作品であった。

    瀬尾まいこ「続きは書店で」
    ショッピングモールで占いを営むおばさんが主人公。そのショッピングモールの閉店間近の本屋で働き始める大学生との物語。あくまで、本屋は舞台で人にフォーカスが当たっている感じ。魅力的な登場人物たちであった。

    一穂ミチ「歌うように生きて」
    主人公の女性の人生を飛び飛びで、大学四年生からの約10年間を見ていくお話。中国人留学生との出会い、別れという単純に切ない物語ではなく、展開が衝撃的。主人公は独特の視点でものを考え、感じる。そこが魅力なのかもしれない。
    これも思い出の場所や、本というキーワードとしての本屋で、それ自体がテーマではない感じ。

    坂木司「手に取ってみろよ」
    本屋の前でフラれた主人公が、税理士の友達に誘われて岡山の田舎で、本屋兼駄菓子屋を始めるお話。登場人物はどれも普通の人で、単純に本屋を作っていくという過程にワクワクする。ネット注文にはできない、店舗の良さなど、作者の本屋へのイメージ、理想を表現しているのかもしれない。

    凪良ゆう「小鳥たち」
    フラれたことを機に実家の本屋を継ぐことになった主人公が本屋の商売を通して、人生について考えていく物語。仕事で頑張りすぎて体を壊し、休職し、地元に帰っている幼馴染との再会や、妻に先立たれたお父さんが新しい恋人を作ったことなど、設定で個性を作る凪良ゆう。重いことを重すぎずに前に向こうと書いてくれるので、救われる。

    三浦しをん「見晴らし書店の一日」
    郊外で家族代々経営してきた本屋を継ぐことになった主人公の物語。地元に根付いた本屋を家族経営で運営していくほんわかした日常物語。特に作者の本屋に対する理想が表現されているように感じた。

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    2026年10月08日