瀬尾まいこのレビュー一覧
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コロナ禍に小学生で、
別々に育っていった二人の女の子の話
他の人のコメントで
どちらの話かわからなくなるとありましたが
話の切り替わりでの絵が目安になります。
リンゴマーク:冴ちゃんの話
チューリップ:心晴ちゃんの話
カバン:子供時代の話の合間の大人になった二人の面接の話
途中では「一年で辞める宣言ってなんなの」とか
「登校日、なんで行かせてあげないの?」とか、
「引きこもりのキッカケって、これ?それがこんなに長くなる?」とか、
ぷりぷりしながら読んでましたが、
全部読み終わって、いい本だったと。
登場人物の何人かには、
色々思うところがあるけど、
現実もそんなものかもね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ瀬尾さんの作品本当にだいすき!
やさしい世界観なんだけど、ちょっぴり変わった登場人物たちに癒される。
今回は、通彦が特に印象的だったな〜
のんきでマイペースな性格と独特の料理センスで、通彦が出てくるたびに空気がふわっと緩む感じがすごく良かった。
短編の中だと、「ニベア」が1番好きでした。
一見ヘンテコな家庭に見えるけど、読み進めると切なくて温かい。優しい嘘という言葉がぴったりのお話だった。
結局、凄い占いの能力を持った人が問題を解決をするわけではなくて、人が人を思う気持ちが、少しずつ人生をやさしい方向に動かしていくんだなと思った。 -
Posted by ブクログ
6人の中学生の物語。
普通に読み進めてて、普通に面白かった。
部長の桝井はとても速いランナーで、とても責任感の強い子だ。
しかし、そんな桝井に立ちはだかるのは顧問の転校だった。怖いけど強い顧問である満田先生から去年の美術部の顧問である上原先生に変わったのである。
上原先生はなんと陸上どころかスポーツをしていない人だった!!
そこから県大会に行くことはできるのか。
そんなスタートから始まる物語です。
1人1人選手の視点が走る区間ごとに移り変わっていき、上原先生のサポート、陸上部の子達の成長が見どころの小説だと思いました。
とにかくすごくみんなかっこいいのでぜひ見てください。 -
Posted by ブクログ
家族とは、親である事とはどういう事なんだろうと考えた。
自分が娘や息子に与えられているもの、与えられているものはどうだろう。
登場する「家族」はカタチは違うものの皆深い愛情を持って優子と暮らしていた。
なかでも森宮さんの父としての覚悟と責任感は尊敬に値すると思った。
ズレているところや思い込んだら真っ直ぐなところはあるが、父として足りないかもと不安に思いながらも、いつだって優子にとってのベストを模索してもがいていた。
それを優子も素直に受け取っていたからこそ、森宮さんの所が自分の帰る場所であり、1番大切な家族だと、認識していたんだと思う。
父親でなくなるようなことが起きれば、暴れてでも泣いて -
Posted by ブクログ
ネタバレ君が、走らせてくれた夏。
ハナシノタネ(ポッドキャスト番組)であらすじを知り、ヤンキーが子どもをお世話する話なんて、面白いに決まってる!、『愛してるぜ☆ベイベ』みたいな話かな?と興味を持ち、前作『あと少し、もう少し』から読んだ。(『愛してるぜ☆ベイベ』はヤンキーではなかったか?)
前作とは違って、終始大田くん目線で書かれているから、悩みや葛藤や成長をより深く感じることができた。
本当は心のままに素直に頑張りたいのに、自分から一歩踏み出せないでいる大田くんには、なんでも素直に楽しそうに行動する鈴香(一歳十ヶ月の女の子)はそれはそれは眩しく羨ましく写ったことでしょう。
鈴香と過ごしたのは一ヶ