掬えば手には

掬えば手には

1,507円 (税込)

7pt

ちょっぴりつらい今日の向こうは、光と音があふれてる。

『幸福な食卓』本屋大賞受賞作『そして、バトンは渡された』に連なる、究極に優しい物語

私は、ぼくは、どうして生まれてきたんだろう?

大学生の梨木匠は平凡なことがずっと悩みだったが、中学3年のときに、エスパーのように人の心を読めるという特殊な能力に気づいた。ところが、バイト先で出会った常盤さんは、匠に心を開いてくれない。常盤さんは辛い秘密を抱えていたのだった。だれもが涙せずにはいられない、切なく暖かい物語。

...続きを読む

掬えば手には のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    購入済み

    匿名 2024年05月07日

    優しい物語だった。
    私も、もっと人をちゃんと見なくてはいけないと思いました。そしたらもっと色んな人間関係が築けていたかもと人生損していたかもです。

    0

    Posted by ブクログ 2024年05月02日

    周りの人の気持ちがよくわかり、それを自分だけの特技のように思っていた主人公。
    それにより、いろいろな人を助けたりしてきた。
    だけど、相手が何を考えているのかは、ある程度みんな察しながら過ごしているんだと気付く主人公。
    察する力は人それぞれで、深く感じやすい人もいれば鈍い人もいる。
    それでも、みんな相...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月29日

    特別になりたかった主人公は、
    自分がある不思議な力を持っていると思っている。
    それは「人の心が読める」ということ。

    そんな観察眼のある彼の、本当の力はそれじゃなくて、もっと素敵なことなんだって、教えてくれるようなお話。
    特別なんてなくても、行動できることはそれ自体がとてもすごいことだし、一歩踏み出...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月01日

    瀬尾ワールドは素晴らしい。心が温かくなった。 

    人の心が読み取れる能力のある梨木君。人の気持ちが何となく読み取れることはあっても、咄嗟に動けるのはすごいこと。優しさが人を救うんだなとしみじみ思った。

    ああ読み終えてしまったあと思ったら、初回限定のアフターデイが読めて良かった。なかなか強い女性がバ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月16日

    特に前半は、ほんわかして楽しい気持ちで読んでました。バイト先のちょっと面倒な、でも子供みたいでなんだかにくめない店長とかとのやりとりで、何度か笑えてしまったのは自分が年取った証拠なのかもしれない…こんな人いたなあ。

    さほど山もなく谷もなく、でも引き込まれて読みやすくてすぐ読み終わりました。
    悪い人...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月12日

    常盤さんが幸せになってほしいわー
    匠の人の心が読めるってのは自分に言い聞かせる人を助ける理由なのかなと読んでいて思った。
    ただ秋音の存在や秋音から聞かされた情報〔同級生の名前〕のことを考えると本当に能力はあり、凡人ではない

    店長がどんどん柔和になっていく様子とかも良かったがあまりにも態度が悪すぎる...続きを読む

    0
    購入済み

    読めてよかった

    2023年12月16日

    心が温まり励まされるお話でした。

    河野さんと主人公の関係が心地よかった。
    一気に読んでしまいました。なんどでも読みたいです。

    0
    購入済み

    大切な時間

    2023年02月24日

    読書の時間も大切な時間を消費する。だから読んで良かったと思う本に出会うと嬉しい。瀬尾さんの作品はいつも時間以上の価値をくれる。

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月26日

    主人公が、芸術や運動の才能がなく、平凡であると悩んでいたが、相手を理解して、その相手の為に動こうとすることが、一つの才能だということ。
    相手を知ることは、まず自分を知ってもらうことも大切であること。
    自分のことを気にかけてくれるひとがいること、相手を気にかけることで、誰かが救われるかもしれないこと、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月25日

    なんて優しい物語なんだろう。
    人の気持ちを汲み取れる梨木くんは充分特別なものを持ってる。
    温かい気持ちで読み終わりました。

    0

掬えば手には の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    248ページ
  • 電子版発売日
    2022年07月05日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

瀬尾まいこ のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す