瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 神様たちのいるところ/運命の人はどこですか?
    色々な作家さんを1冊で読めてお得な気分。
    それぞれの作風が色濃く出てて面白い。

    ほっこりもあればぶっ飛んでるものもあり、主人公の女性もいろんなタイプがいて、本当に1冊でたくさん楽しめました。

    運命の人っていうのは、白馬に乗った王子様だけではない。
    タイトルと表紙から、甘々恋愛小説だと思って読むと...続きを読む
  • インドはむりめ/運命の人はどこですか?
    色々な作家さんを1冊で読めてお得な気分。
    それぞれの作風が色濃く出てて面白い。

    ほっこりもあればぶっ飛んでるものもあり、主人公の女性もいろんなタイプがいて、本当に1冊でたくさん楽しめました。

    運命の人っていうのは、白馬に乗った王子様だけではない。
    タイトルと表紙から、甘々恋愛小説だと思って読むと...続きを読む
  • そして、バトンは渡された
    最近は集中力も低下して、長時間読むのは難しくなってきているが、なんとなく結末は読めながらも、文体が軽い?感じで、するすると読めた。
    育てやすい、愛嬌のある、愛される要素がたくさんあるこどもだったんだろうな…と思った。
  • 戸村飯店 青春100連発

    面白かった。

    大阪の人の人情がわかる素晴らしい作品。どこか懐かしく、ホッとできるような世界観がとてもよかった。またところどころ笑いもあり最後はちょっと泣ける。そんな素敵な作品だった。軽快な会話もリズムもどんどん読み進めていけるし、なによりシンプルに面白かった。
  • ありがとう、さようなら
    すぐ読める。瀬尾さんの原点を感じられる、はじめから終わりまで一貫して、中学生の生徒に対する優しい視線に貫かれた一冊。バランス感覚が素晴らしい。
  • 見えない誰かと
     本書の中で瀬尾まいこさんは、自身のことを大雑把、面倒くさがり、人見知りで人付き合いが悪い等と様々形容・自己分析しています。 え? 学校の先生だったのに?
     そんな著者が、多くの著書(小説)で家族や親子関係の優しさ・他者との共生を温かく描き、共感を得ているのはなぜでしょう…。
     初のエッセイである本...続きを読む
  • そして、バトンは渡された
    家族っていいね。

    親は偉大だと何度も思いました。今までの人生でも、幾度となく助けられました。
    自分もまだ子供だから親に迷惑をかけないように、遠慮することも多々あります。
    それでも“親“は無償の愛を子に与える。
    昔から不思議だったんですよ。

    この本は主人公の“子“の目線で描かれているから、“親“の...続きを読む
  • ありがとう、さようなら
    瀬尾さんが新任教師として中学生を受け持っていた時のエッセイ。
    私の記憶の中では中学生の時って嫌なことばっかりだった気がしたけど、ここに書いてあるような優しさや青春も経験していたことが思い出せた。

    当時私にとって先生は、「先生」という自分とは違う生き物だと思っていたから、このエッセイを読むと、先生も...続きを読む
  • 僕の明日を照らして
    虐待してくる義理の父。
    それだけ聞くと最悪だと思ってしまう。
    でも、それでもいてほしい、大好きな人だって事も当の本人達にとってはありえるのかもしれない。
    幸せは周りが決めたり、押し付けたりするものではなくて、自分の心でわかるものなんだろうなぁ。
    普通と違っても、それでもいいのかもしれない。
  • ファミリーデイズ
    暖かい家族のお話の中になにか大事なテーマがあり、それを気づかせてくれるような瀬尾さんの作品が好きで、最近は手当り次第瀬尾さんの作品を読んでいるのだけれど、始めご自身エッセイだとは気付かずに読んでいました。笑

    結婚して娘さんを妊娠し、産まれてからの日常を描いたこれまたとっても心が暖かくなるエッセイで...続きを読む
  • そして、バトンは渡された
    家族とは。
    血のつながりとは。
    親子とは。
    大切な家族のカタチや思いを感じる本でした。
    私自身も親が離婚、再婚をしその家庭で育った。
    不幸だと思ったことはないが、優子と同じように自分の心に線を引いたり、蓋をしてるところはあった
    なぁ…

    自分が結婚したことで家族や子供の存在が自分の人生を豊かにしてく...続きを読む
  • ありがとう、さようなら
    でも、中学生はぎゃあぎゃあ言わず約束を守る。それはやっぱりすごいと思う。
    大人になると、逃げ道がいっぱいあって、すぐどうにかしょうと考えてしまう。もっと中学生みたく、さらりと約束を守らないとな。
  • 優しい音楽 <新装版>

    文末が

    尾瀬さんの物語は、最後
    この人達はこれからどうなるんだろう?という
    余韻を残した終わり方なので。
    もう少し続きを読みたくなるのは、私だけでしょうか(笑)
  • そして、バトンは渡された
    主人公がいい!何がいいかというと、本当は恵まれていない境遇かもしれないが、それをポジティブに捉えて卑屈になっていないところ。物事は捉え方だなあと気付かされるし、そのポジティブな捉え方によって幸せが生み出されていく。幸せはこうやって自分でものの見方を変えてつくることができる。
  • ファミリーデイズ
    瀬尾さんの書くじんわり温かい本が好きで手に取った初の瀬尾さんのエッセイ。さくっと読めてくすっと笑える、ビタミン剤みたいな本でした。
    瀬尾さんのように世界を切り取ることができれば、こんなにも日常って面白いんだなぁ。瀬尾さんの小説がなぜこんなに温かいのかが分かりました。
    出産の直前にグミを食べ過ぎてしま...続きを読む
  • そして、バトンは渡された
    家族の形態が次々と変わりながらも、血の繋がらない「親」達から惜しみない愛情を受け育ってきた主人公のお話。

    昨今、未婚の母やシングルファザー等、新しい家族のカタチが増えている中で、私自身正直なところ、「片親の子供=寂しい思いをしていて可哀想」と偏見を持ってしまいがちなところがありました。

    作中、1...続きを読む
  • 僕の明日を照らして
    この作品、「虐待」や「暴力」「家族の在り方」がテーマかと思いきや、「善と悪」「優しさや正しさとは」など、壮大なテーマが潜んでいて、本気で道徳の教科書に載せてほしいぐらい、深い。。

    それにしても、元中学校教諭の瀬尾さんだからこそ、中学生を描くのが毎回上手ですね( •ꙍ•́ )✧

    人の心って...続きを読む
  • 卵の緒
    家族という言葉は、血のつながりとは関係のない愛情で繋がるものなのだと感じさせてもらいました。
    読んでいて自分の周りの大切な人をもっと大切にしようと思わせてくれる小説でした
  • 見えない誰かと
    瀬尾まいこさんのエッセイ。
    瀬尾さんの作品が大好きで、去年もたくさん読んだけど、年末年始に本棚を整理していたら数年前に買ったエッセイが出てきて、改めて読んでみた。
    教師や講師をされていた頃の話。親近感が持てる感覚。こんなに名の知れた作家さんになった今、きっと教え子たちは嬉しいだろうなあ。
  • そして、バトンは渡された
    最近本屋で見かけることが多く気になっていた本。
    更に瀬尾まいこさんの本だと知り驚いた

    主人公を囲む家族がとても暖かく、主人公も強くたくましい。冒頭で不幸なことはない、って言ってるけど本を読んでいくとそれなりに大変なことがあったんだろうなと感じさせられて、それでも真っ直ぐに生きていく主人公に感動した...続きを読む