瀬尾まいこのレビュー一覧

  • ファミリーデイズ

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    保育園の先生が、愛をもって「悪い子ちゃんやもん」って言っていたのが心に残りました。
    孫がいたずらしているのを、あー悪い子ちゃんやなあ、とこの本を読んで言えるようになりました。いい子いい子ばっかりの時ではないですもんねー。なんかそんなことを言える関係性がいいなあ。

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    2023年05月29日
  • 見えない誰かと

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    ☆4

    瀬尾まいこさんが教員をされていた頃のお話が多めのエッセイ。
    瀬尾さんのエッセイは初読みだったのですが、このエッセイを読んで、瀬尾さんがほっこり温かい気持ちになれる素敵な作品を書かれる理由がわかったような気がしました❁⃘*.゚
    瀬尾さんのような素敵な先生に恵まれた生徒さんたちが羨ましいです(*´˘`*)

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    2023年05月07日
  • そして、バトンは渡された

    REO

    無料版購入済み

    血縁関係がなくても幸せになれると改めて考えさせられる作品。苗字が何度も変わるのは辛いと思うけど。生みの父親はどうしてるのかな。

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    2023年05月02日
  • 僕の明日を照らして

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    一瞬で読めた 瀬尾さんの文章はほんとに読みやすい 
    虐待がテーマなのに、心がずしんと重くなったりしない。子と親で虐待を一緒に克服する斬新な視線。感想を書くには語彙力が足りない…隼人くんは誰よりも大人だ。

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    2023年04月26日
  • 僕の明日を照らして

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    僕と優ちゃんの関係が良くなっていく過程に一喜一憂しながら読んだ。
    母の気持ちもわかる。大事なものを傷つけられたら親は我慢できない。
    僕と優ちゃんで完結しないところがいい。

    関下さんの存在には救われる。

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    2023年03月31日
  • 僕の明日を照らして

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    最後は希望が見える感じになるのがよかった。とは言え、原因は暴力。優しいタッチで描かれてはいたが壮絶なのだろう。それでも明かりのついてない部屋に一人でいるよりか、誰かを求めてしまう、という隼太の感情はわからなくはない。そして暴力を知ったお母さん。優ちゃんと一緒にいたいがための隼太の今までの苦労や想いが分かるだけに、お母さんの想いに思いっきり賛成できないのがややこしい。
    タナケンのiPodd解決方法は秀逸だったな。

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    2023年03月07日
  • 僕の明日を照らして

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    虐待のテーマを扱っていて、瀬尾まいこさんの小説としては重い内容かなと思ったが、主人公である隼太の成長が描かれており、心温まる話であった。
    ただ最後の結末には驚いたけど、決してアンハッピーな結末ではない。

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    2023年02月12日
  • そして、バトンは渡された

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    主人公には、育て親が沢山いて、何度も環境が変わって、一見大変な人生を送ってるけど、壁にぶつかりながらも乗り越えていく話。
    もう一回読みたい!

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    2023年02月11日
  • ありがとう、さようなら

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    実際のところ、中学生が何十人もいるクラスで全員よい子だなんてことはまぁないと思うんです。だって中学生ですよ(笑)。これはあくまで私の場合ですが、小学校、中学校、高校、大学ときた学校生活を振り返ると、中学校が特段にややこしかった。語弊のある言い方かもしれないけれど、小学校はただ無邪気、高校大学は同じ程度のアタマが集い、中学校は最も混交で。だから、こんな素晴らしい生徒たちばかりというのは嘘でしょと思わなくもない。でも瀬尾先生のクラスは本当にそうだったに違いないと思えます。N君はどうしていますか。会ってみたい。

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    2023年02月02日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    瀬尾まいこさんの書く文章はどうしてこんなに優しいんだろう。
    一文一文を読むたびあったかいスープをのんだときと似たような幸福感を得られる。
    この本もそうだった。
    登場人物がお互いの違いを認め合い尊重する優しさを感じられる本だと思う。

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    2025年01月09日
  • そして、バトンは渡された 無料試し読み版

    購入済み

    有名なお話なのでさわりだけでも読めて良かったです。苗字が変わって行く過程がよく分からないので続きも読んでみます。

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    2023年01月16日
  • 傑作はまだ 無料試し読み版

    購入済み

    ホッとする作品

    代表作の「そして、バトンは渡された」とやや似た親子関係の父と息子の物語である。この作家らしい軽妙な語り口でどんどん話が進んでゆく。途中でいくらか考えさせられる場面が出てくるが、基本的には人の優しさ、善良さを信じる 姿勢に変わりはない。やや食い足りないところはあるがホッとする作品である。

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    2023年01月02日
  • 僕の明日を照らして

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    ネタバレ

    血の繋がっていない父の虐待を受ける中学2年の男の子の話。名前は優ちゃんと隼太。
    急にキレて手を出してしまう優ちゃんは、感情をコントロールできない。隼太はそれでも周りには言わずに、2人で解決しようとする。
    だんだん殴ることをしないようになる。
    隼太は反抗期だが少しずつ成長してるように見えた。また、思春期だなーって思われるような描写もあった。

    最後はまさかの展開だった。
    私は円満に3人で終わって欲しかったな。
    優ちゃんが戻って来ますように。

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    2022年11月20日
  • ありがとう、さようなら

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    瀬尾まいこが先生をやっていた時期のエッセイ。物事を素直にポジティブに捉えていて、こんなに心が綺麗で素敵な人なんだと感じた。こんな先生がいたら素敵だな。先生やりながら作家もやっていてすごいと思った。

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    2022年11月09日
  • そして、バトンは渡された

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    心温まるお話。

    だけど、「もし自分が優子の立場だったら…」と考えたら、一概に幸せな人生だとはいえないなーと思った。

    親になってくれたのはみんないい人なのは間違いない。
    それでも、家族の形態が17年間で7回も変わるのなんて自分ではとても対応しきれないし、梨花さんも世間一般的な視点から見れば、身勝手で自己中心的な毒親に見えたから。

    やっぱり1番すごいのは、子である優子で、優子が親に感謝していたように、5人の親たちも優子に助けられ感謝していたのだと思う。
    そういう意味では、「楽しいときは思いっきり、しんどいときもそれなりに笑っておかなきゃ。」という言葉を優子に伝え、そしてお手本として示し続けた

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    2022年08月22日
  • そして、バトンは渡された

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    最近は集中力も低下して、長時間読むのは難しくなってきているが、なんとなく結末は読めながらも、文体が軽い?感じで、するすると読めた。
    育てやすい、愛嬌のある、愛される要素がたくさんあるこどもだったんだろうな…と思った。

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    2022年07月22日
  • 戸村飯店 青春100連発

    ネタバレ 購入済み

    面白かった。

    大阪の人の人情がわかる素晴らしい作品。どこか懐かしく、ホッとできるような世界観がとてもよかった。またところどころ笑いもあり最後はちょっと泣ける。そんな素敵な作品だった。軽快な会話もリズムもどんどん読み進めていけるし、なによりシンプルに面白かった。

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    2022年07月01日
  • ありがとう、さようなら

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    すぐ読める。瀬尾さんの原点を感じられる、はじめから終わりまで一貫して、中学生の生徒に対する優しい視線に貫かれた一冊。バランス感覚が素晴らしい。

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    2022年05月30日
  • 見えない誰かと

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     本書の中で瀬尾まいこさんは、自身のことを大雑把、面倒くさがり、人見知りで人付き合いが悪い等と様々形容・自己分析しています。 え? 学校の先生だったのに?
     そんな著者が、多くの著書(小説)で家族や親子関係の優しさ・他者との共生を温かく描き、共感を得ているのはなぜでしょう…。
     初のエッセイである本書を読み、上記の訳が少し理解できたように思いました。
     学生時代、教師を目指していた講師時代、採用試験に合格して正規教員の各時代に、人との関わりを中心にして、これまで支えてくれた人たちへの感謝の気持ちが溢れるように表れている気がするのです。
     勝手ながら、これが多くの人を魅了する瀬尾ワールドの原点に

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    2022年05月26日
  • そして、バトンは渡された

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    家族っていいね。

    親は偉大だと何度も思いました。今までの人生でも、幾度となく助けられました。
    自分もまだ子供だから親に迷惑をかけないように、遠慮することも多々あります。
    それでも“親“は無償の愛を子に与える。
    昔から不思議だったんですよ。

    この本は主人公の“子“の目線で描かれているから、“親“の愛情を実感できる。

    自分が結婚する時、子どもを持つ時に読むとまた違った感想を持つだろうね。

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    2022年05月04日