瀬尾まいこのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
好きな作家さんのエッセイ。
全体的に丸い内容だったなぁという印象。
良い意味で普通で、引っかかりもないし、気になったところもない。
エッセイで気を衒うのは違うし、好きな作家さんの考えてることとか感じたことの一部分でも覗けたのは良かったなぁって感じでした。
個人的には、その後のサプライズ部が好きでした。
p118その後のサプライズ部 抜粋
駅伝メンバーの仲がちょっとゴタゴタした時の話。
ショートHRでみんなでメッセージを書いたタオルをプレゼントして、「絆」という歌を歌った。そしてその後、サプライズ部の部長が「実はもう1曲、決意の朝に という歌を僕らは練習しています。でもこれは駅伝メンバーが -
Posted by ブクログ
本屋さんのお仕事小説っぽいのを想像していたけれど、それぞれ色んなカタチで本屋さんと関わってきた人達のお話だった。閉店間際の書店、待ち合わせに使っている生協の書店、書店をはじめる人、ブックカフェ、親から引き継いだ昔ながらの書店…人生の変換期を迎えている主人公がやや多かったけれど、作家さんそれぞれで全く違う世界を見れて楽しかった。
個人的には一穂ミチさんの「歌うように生きて」がとても好きだった。ドラマチックなのにどこか淡々としていて、ところどころで詩的な美しさを感じる独特のセンスが素晴らしいなあと思う。あまり主人公に共感を覚えないまま読み進めていたのだけれど、読み終わった後にすごく眩しいと言うか清 -
ネタバレ 購入済み
普段読まない人か子供向け
ページを捲った瞬間、脳が混乱する。
でけえな文字。
更にページを捲ると、幾らかフォントサイズは小さくなる。
でも、紙の本だったら無駄遣い感凄い。
仮に、ノートでこれをやったら、親は無駄遣いすんなと怒る。
電子だから、まあ良いんじゃないか?
そして、徐々に読みやすい文字数になったと思えば、小学生が書いた小説のようなセリフだらけパート。
今の子供は、チャット慣れしていても小説は読めないとか聞くが、そう言う人には向いているのかも知れない。 -
Posted by ブクログ
だらしない旦那が残したちょっといびつな縁
から始まった3人の居場所の物語。
自分を過小評価しすぎる「美空」、
物語の中で少しずつ成長しつつも周りを
笑顔にしてくれる「あかり」、
物語の後半のカミングアウトを知ってより
個人的に私が好きになった「颯斗君」、
なんだかんだと人を見る目がある「三池さん」
職場で嫌味のない世話好きな「宮崎さん」、
言葉はぞんざいだけど愛のある「林田さん」、
息子の代わりにとは言いつつ無償の愛を
あかりに暮れる「お義母さん」、
結局は愛情表現がうまくなかっただけかも
しれない「美空のお母さん」。登場人物に
それぞれの幸せ(ありか)があってそれを
手に入れたり感じるのって -
Posted by ブクログ
最初は正直、「不良少年が子どもの面倒を見る話か〜」って思って、ちょっとありがちな設定かなって感じた。でも主人公の大田はただのヤンキーじゃなくて、今いる場所に違和感を持ちながらもまだ抜け出せていない途中段階の人だったから、成長していく姿がすごく自然で面白かった。
鈴香との関係ももちろん良かったけど、個人的には公園で出会うお母さんたちや子どもたちとの交流がすごく好きだった。大田みたいな少年がそういう平和なコミュニティの中に自然と馴染んでいくのが微笑ましかったし、そういう環境にいたこと自体が彼を変えたんだろうな。
最後の「鈴香は自分のことなんて覚えてないだろうけど、自分はずっと覚えてる」みたいな感じ