瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 見えない誰かと

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    大好きな瀬尾まいこさんのエッセイ。恐らく教員になる前に一回読んだのだが、すっかり内容を忘れてしまっていたので再読。やっぱり、いい。読んだ後の心の温かさとほっこり感。わたしは基本的に読書をした後はこういう気分になりたい。
    めちゃめちゃ笑った話→ホストファミリー
    好きな話→ストーカー、アイラブ二組
    教師の仕事って大変なことも多いし悩むこともたくさんあるし、さっさと辞めて山奥でうどん屋でもしながら生きていこうと思うこともある、というのに共感。でもいつも子どもにすくわれて、もう少し頑張ってみようかな、って思える。瀬尾さんの教師観というものが垣間見えて、いい先生なのだなって思う。

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    2021年08月13日
  • 見えない誰かと

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    瀬尾まいこさんの教員時代の話。瀬尾さんの物語の原点はここにあったのだろうと思った。色々なエピソードが面白く今までの本と重なった。

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    2021年06月27日
  • 図書館の神様

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    ほっとできました。

    仲間の自死が、もしかしたら自分の言葉をきっかけにしたのではないか、また、周りもそのように思っているという、過酷な経験をしている主人公の、自分を見つめていく過程が、ユーモアのある表現描写と相まって、面白く読まさせてもらいました。ただ、「そして、バトンは渡された」同様、周りの人たちが、ほとんどいい人というのが、少し気になりました。現実には、そんなことあまりないはずなのに。。。自分はまだこの作品と「そして、バトンは渡された」の2作品しか読んだことがありませんが、瀬尾まいこという作家さんは、主人公にとって「いい人」以外のことは極力書かないようにしているのでしょうか。他の作品も読んで確かめていきたいです

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    2021年04月09日
  • そして、バトンは渡された 無料試し読み版

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    温かな涙が溢れる

    本屋大賞受賞作品ということで瀬尾まいこさんの作品で初めて出会った話。
    読む前は少し重い話かなと思っていたけど、読んでよかったです。
    親が何度も変わっても、皆優子ちゃんのことを本当の家族のように愛情を注いでくれて、家族って血のつながりじゃないんだなと心から思った。

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    2021年03月06日
  • 幸福な食卓

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    綺麗

    綺麗なお話だ。
    しかしどうして死んでしまうのか。
    人々はお話の中に悲劇を求めているのか。
    これは大浦君が盛大に仕掛けたドッキリなんじゃないかと期待してしまった。
    佐和子が立ち直りかけていることが,せめてもの救い。
    誰かや何かをなくしてしまうお話は辛い。

    普通じゃないけど,幸せそうな家族のあり方。

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    2021年02月08日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    中学駅伝小説のスピンオフ

    中学駅伝を舞台にした「あと少し、もう少し」で二区を走った太田君。周囲から不良と呼べれていた彼も、駅伝出場後は高校に進学し、陸上部に入る。しかし、満たされない日々を送っていた。そんな時、先輩から1ヶ月のアルバイトーー先輩夫婦の1歳10ヶ月の娘、鈴香の世話ーーを頼まれる。悪戦苦闘しつつ、充実の一夏を体験する。

    「あと少し、もう少し」では駅伝走者の一人として描かれた、不良少年・太田君だが、本作では堂々の主役をつとめる。外見と違い真面目で優しい16歳の高校生。そんな彼が鈴香(1歳10ヶ月の赤ちゃん)と関わることで、中学駅伝卒業後くすぶっていた思いから脱却を決意する物語。お薦めです。

    個人的には、

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    2020年08月20日
  • 幸福な食卓

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    慣れる事は無いけれど

    人は大切なものを奪われたり不幸には慣れる事は無いけれど、それでも人は生き物の命を奪い食べて命を繋いで生きて行くしかないので幸福
    と思える日々、大切な人と囲める食卓があるのはとても大事な事だと再確認させられた一冊でした。

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    2020年08月14日
  • 運命の湯/運命の人はどこですか?

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    ホクホクさせるのがうまい

    やたら後味悪いものを書きたがる作家さんもいますが、この方はいつも、なんとなくほっこり、いい気分にさせてくれます。

    深くはないけどリラックスさせてくれる、湯船に浸かりたくなる本です。

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    2020年07月23日
  • 僕らのごはんは明日で待ってる 【分冊版】 1

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    読みやすい

    原作がとてもいいのでコミック版も読んでみた。

    主人公がずいぶん根暗なのだがコミック版でも比較的明るい感じに描かれていていい。
    原作の平明な雰囲気をコミックでもよく表現している。

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    2020年05月23日
  • あと少し、もう少し

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    中学生の駅伝小説

    最近よく見かける、駅伝小説です。6区間毎の走者の視点に切り替わり、駅伝参加の経緯や仲間とのやり取りを回想しつつ、与えられた区間を走り抜ける様が描かれています。視点が変われば、それぞれの想いが違っていることが明らかになる構成が上手く、非常に読みやすい作品です。

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    2020年04月14日
  • 傑作はまだ

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    単純な心地よさがありました

     目の前のことだけ片付けている毎日がじぶんと重なりました。いつでも気づけると救われる思いでした。

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    2019年10月31日
  • おしまいのデート

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    【叩いたら痛いのは当たり前なんだ】

    瀬尾まいこさんの、本当の色の強さがとても心地いい。言葉は一つでも、感情は様々。言葉の曖昧さをストンとまっすぐ心に落としてくれる。

    暖かいようで、本当は冷たい。幸せなだけじゃない。純粋なだけでもない。人らしい人。わたしは瀬尾まいこさんと瀬尾まいこさんの描く人々のファンだ。

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    2026年07月10日
  • おしまいのデート

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    以前から気になっていて、夏の文庫フェアで購入したもの。瀬尾さんの作品を読むのはたぶんこれが2作目。サクッと読めた。

    表題作の『おしまいのデート』は、切なさを含みながらも希望の兆しが見えるラストで良かった。祖父から新しい弟へ、関係性のバトンが無事に引き継がれたんだな、と思う。

    一番良かったのは『ドッグシェア』。こんなふうに、お互いに「え?」って思う部分も受け入れて楽しめる関係性に憧れる。同棲とか結婚はこういうのを乗り越えていくことなんだなーと感じた。(内村君が素直に謝れるいい子だから成り立っていたのかもしれないけど)

    解説で、瀬尾さんの作品は「薬膳スープのよう」と喩えられていたけど、いまの

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    2026年09月13日
  • 夜明けのすべて

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    とてもホッとする作品でした。
    まずは作者の登場人物の描き方がしっかりとしていて、どうして自分が経験してない感情とか感覚をこんなにも表現できるんだと思わされる。
    読んでいると凄く納得感があるというか、登場人物の気持ちがすっと入ってくる感じでした。
    自分が不完全だと感じるから相手を受け入れられる、傷の舐め合いのようなものではなく、お互いを認め合える、とても優しい素敵な世界。
    最後もどんでん返しのような事はないが、こうなって欲しいと思ったところに話が進んでいってくれて、『ありがとうございます』と作者にお礼を言いたくなりました。

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    2026年09月13日
  • 天国はまだ遠く

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    おそらく丹後あたりが舞台なんでしょうね…呼んでて食べ物はホント美味しいだろうなと感じました。
    内容的には解る気がする作品ですが、自殺先であそこまで良い人に出会えるコトがもはや奇跡でしょ!立ち直った後の描写が欲しかったです。

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    2026年09月12日
  • 掬えば手には

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    どんな過去があっても、大竹さんの態度や口の悪さを、肯定はできない。でも、その背後にあるものを知るのと、知らないのとでは、ぜんぜん違う。
    p107

    「梨木君は、自分がどう見えるかより、相手の気持ちを感じ取って進むことを選べる人だよ。その場で変わる空気なんかじゃなくて、人の気持ちを読んでくれる人」p181

    自分ですら気づかないところで、誰かがぼくのことを見ているんだ。p291

    どんな人でも経験や感じてることはあって、他人からそれは見えないから表面的なものだけで判断することになってしまう。
    関わる人で少しずつ人は変わっていくんだと思う。
    私はそういう価値観を持っているからこの小説を読んで、嬉し

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    2026年09月10日
  • 夜明けのすべて

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    親切やおせっかい、気遣いや思いやり、言葉は違えど、相手を思いやる気持ちは必ず相手に伝わるものだと感じた。藤沢さんや山添君だけではなく。

    ほんの少しの勇気が誰かの人生を変えることもある。

    PMS(月経前症候群)やパニック障害といった他人に理解されにくい病気を抱えながら、「助けられることはある」と、相手のことを考え実際に行動に移していくその姿に、逆に自分が励まされた。

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    2026年09月10日
  • 本屋さんのある街で

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    短編アンソロジーなので、続きを読みたい!と思ったのは坂木司さんの「手に取って見てみろよ」今後のサクセスストーリーがあるのか、一番期待できそう。「小鳥たち」凪良ゆうさん「見晴らし書店の一日」三浦しをんさん(久しぶりに読んだ)はテイストが同じで、群ようこさんのれんげ莊のごとく平凡な中のちょっとした変化の日常を描いていってほしいかと思いました。

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    2026年09月09日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    タイトルからギャグやわちゃわちゃが溢れてると思いますよね?むしろ静かな落ち着いた空気感の物語。兄弟それぞれの対比が読みやすくじんわりきます。

    きょうだいならではの、あいつは要領がいい、優遇されているという妬みや葛藤、ありますよね。ヘイスケとコウスケもそうでした。でも視点を変えるとあの行動の裏にはそんな意味があったのかと、2人の感情を知ることができるのが読者の特権。

    青春や成長物語という言葉では表しきれません。深い機微があり大人もそうですが特に10代からに20代におすすめする一冊です。

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    2026年09月09日
  • ありか

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    私には子どもがいないから主人公の気持ちに共感することは難しかったけど、子どもの頃のトラウマを大人になってから克服していく様は素敵だった。

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    2026年09月07日