瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 掬えば手には

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    実際に主人公みたいな人が身近にいたら気持ち悪いかも
    勝手に人の気持ち決めつけて自分は人の心が読めるって傲慢じゃないかと
    この話ではその主人公のお節介で周りの人が救われてるわけですが

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    2026年09月14日
  • おしまいのデート

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    ネタバレ

    以前から気になっていて、夏の文庫フェアで購入したもの。瀬尾さんの作品を読むのはたぶんこれが2作目。サクッと読めた。

    表題作の『おしまいのデート』は、切なさを含みながらも希望の兆しが見えるラストで良かった。祖父から新しい弟へ、関係性のバトンが無事に引き継がれたんだな、と思う。

    一番良かったのは『ドッグシェア』。こんなふうに、お互いに「え?」って思う部分も受け入れて楽しめる関係性に憧れる。同棲とか結婚はこういうのを乗り越えていくことなんだなーと感じた。(内村君が素直に謝れるいい子だから成り立っていたのかもしれないけど)

    解説で、瀬尾さんの作品は「薬膳スープのよう」と喩えられていたけど、いまの自分にはその優しい味がちょっと物足りなかったのかもしれない。可もなく不可もなく、という読後感だった。

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    2026年09月13日
  • 夜明けのすべて

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    とてもホッとする作品でした。
    まずは作者の登場人物の描き方がしっかりとしていて、どうして自分が経験してない感情とか感覚をこんなにも表現できるんだと思わされる。
    読んでいると凄く納得感があるというか、登場人物の気持ちがすっと入ってくる感じでした。
    自分が不完全だと感じるから相手を受け入れられる、傷の舐め合いのようなものではなく、お互いを認め合える、とても優しい素敵な世界。
    最後もどんでん返しのような事はないが、こうなって欲しいと思ったところに話が進んでいってくれて、『ありがとうございます』と作者にお礼を言いたくなりました。

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    2026年09月13日
  • 天国はまだ遠く

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    おそらく丹後あたりが舞台なんでしょうね…呼んでて食べ物はホント美味しいだろうなと感じました。
    内容的には解る気がする作品ですが、自殺先であそこまで良い人に出会えるコトがもはや奇跡でしょ!立ち直った後の描写が欲しかったです。

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    2026年09月12日
  • 掬えば手には

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    ネタバレ

    どんな過去があっても、大竹さんの態度や口の悪さを、肯定はできない。でも、その背後にあるものを知るのと、知らないのとでは、ぜんぜん違う。
    p107

    「梨木君は、自分がどう見えるかより、相手の気持ちを感じ取って進むことを選べる人だよ。その場で変わる空気なんかじゃなくて、人の気持ちを読んでくれる人」p181

    自分ですら気づかないところで、誰かがぼくのことを見ているんだ。p291

    どんな人でも経験や感じてることはあって、他人からそれは見えないから表面的なものだけで判断することになってしまう。
    関わる人で少しずつ人は変わっていくんだと思う。
    私はそういう価値観を持っているからこの小説を読んで、嬉しく感じた
    真剣に向き合うこと、想いを伝えること、相手のことを考え思うこと、大切にしていきたい
    常磐さんの抱えてたものはなんとなく途中から予想できてしまったからもう少しわーー!ってなりたかった

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    2026年09月10日
  • 夜明けのすべて

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    親切やおせっかい、気遣いや思いやり、言葉は違えど、相手を思いやる気持ちは必ず相手に伝わるものだと感じた。藤沢さんや山添君だけではなく。

    ほんの少しの勇気が誰かの人生を変えることもある。

    PMS(月経前症候群)やパニック障害といった他人に理解されにくい病気を抱えながら、「助けられることはある」と、相手のことを考え実際に行動に移していくその姿に、逆に自分が励まされた。

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    2026年09月10日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    タイトルからギャグやわちゃわちゃが溢れてると思いますよね?むしろ静かな落ち着いた空気感の物語。兄弟それぞれの対比が読みやすくじんわりきます。

    きょうだいならではの、あいつは要領がいい、優遇されているという妬みや葛藤、ありますよね。ヘイスケとコウスケもそうでした。でも視点を変えるとあの行動の裏にはそんな意味があったのかと、2人の感情を知ることができるのが読者の特権。

    青春や成長物語という言葉では表しきれません。深い機微があり大人もそうですが特に10代からに20代におすすめする一冊です。

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    2026年09月09日
  • ありか

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    私には子どもがいないから主人公の気持ちに共感することは難しかったけど、子どもの頃のトラウマを大人になってから克服していく様は素敵だった。

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    2026年09月07日
  • 強運の持ち主

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    主人公に感情移入できかった。
    依頼者の背景をどうして気がつかないのかな、ともどかしく感じながら読んだ。

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    2026年09月07日
  • 私たちの世代は

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    主人公2人&時系列バラバラで進んでいくから、途中までハマらなかった…けど後半から繋がっていって気がついたら涙出てました笑
    心暖かくなる系かな、あまり読まないジャンルだったけど良かった

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    2026年09月07日
  • 天国はまだ遠く

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    ネタバレ

    短くてさくっとよめる、ほっこりストーリー。
    瀬尾まいこ先生の丹後での生活がモデルとなった物語のようですね。
    登場人物が少なく、複雑な時系列もなく、非常に読みやすいです。

    社会に揉まれて、人生をもう終わりにしようと、街から田舎にやってきた主人公。
    その村での、どこかのんびりとした空気や、暖かな人達、怖がっても否応なくやってくる自然との共生。
    自分らしさをどんどん取り戻していくのが微笑ましかったです。
    確かに生活しているのに、どこかで夢のように感じ、居心地がいいのにここは自分の場所じゃないとどこかで感じるのがリアルでした。

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    2026年09月06日
  • そして、バトンは渡された

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    家の本棚にあった子供が中学生の時に読書感想文にと読んだ本。本屋大賞受賞の文字もあり手に取ってみました。
    なかなかない家族関係のなか1人の少女を巡る家族愛についての物語。
    ずっと優子目線で描かれて最後の最後に目線が変わって感動しました。良かったです。

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    2026年09月06日
  • ありか

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    毒親の負の連鎖ではなく、自己肯定感あげていく話。
    他人の距離感近いおせっかいって、めちゃくちゃ煩わしいけど、子育て中は有難かったりする。しかも、相手に申し訳ないって思わせない手の出し方してくれる人が、作中にはたくさんいて。どんだけ恵まれてる環境よ…現実離れの理想空間よ?
    でも、ロールモデルがいると、自分も同じコトをしてあげられる強さをもてる。そんな連鎖が好印象だった。
    とりあえず、みんないい人すぎ。クソババアと言われた人でさえ、よくいる毒親の部類で、そんな悪気はないのよね。
    それぞれの葛藤がサラッとしてて、ちょっと物足りない感が否めないかなぁ。

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    2026年09月06日
  • そして、バトンは渡された

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    ネタバレ

    最後の1ページで一気に光に包まれるような心地がした。
    自分には想像できないくらいの希望ある未来のために、自分以上に幸せにしてくれる人に、大事な人を託す。その瞬間が最も尊いのだと。それは卓越した大人の考えだなあと思って、じーんと感動した。


    でも…、
    (辛口な感想なので、読みたくない方は読まないでください)


    ちょっと、途中まで、「うんうん…、それで?」の繰り返しのエピソード続きのように感じて、親が5人いるということ以外は、平凡な日常が淡々と続いていて、何かが起こったり(友達とすれ違いや、脇田くんと付き合う、合唱祭のピアノをやるなど)するけど、自然収束して特に何も変化はせず。読んでいてどこに向かっているのかよくわからなくて、終始「それで…?」という感じで、ちょっと読み飛ばしがちに読んでしまった。

    『はじまりのスープ、夏ゼリー』に、いたく感動して、『そして、バトンは渡された』は本屋大賞受賞作だから、さぞかし大感動間違いなしでしょう!!と大期待して読み始めたため、読んでて「…?」続きだったのが不思議だった。

    森宮さんの話すことやることはいつもちょっと笑っちゃうお茶目な感じで、瀬尾まいこさんのあたたかみを感じてよかった。
    でも、朝にカツ丼を出してきたり、お腹空いてないのに夜食を持ってきたり、それを優子はストレスと思わず受け入れてるけど、私だったら、本当にやめて!!となってしまうなー、優子すごいな〜と思ってしまった。

    『はじまりのスープ、夏ゼリー』が、すべての話に意味があって、最後、一つの目的を果たしていたのに対して、バトンの方は、平坦に感じた。
    でも、家族の愛についてとても考えさせられる話だとは思った。
    他の人の感想を読んで、理解を深めたいと思います。

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    2026年09月06日
  • ありか

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    瀬尾まいこさんの作品は、出てくる人がみんな優しい

    最後はどうなるんだろうってずっと気になってしまい、ネタバレは書きませんが、病院に行く話辺りからそわそわしてしまった。。

    お母さんが、残念な感じで唯一共感できない

    美空という名前、ひかりという名前
    いい名前だと思いました。

    颯人くんのお兄さんに期待

    子育てってこうだといいよなって感じが伝わってきました

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    2026年09月01日
  • おしまいのデート

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    最後ってのは何だかんだノスタルジーなことの方が多いわ

    玉子丼の上じいの話はすごくよかったけど、
    最後に上じいの娘が天丼奢ってもらうのはなんか図々しさを感じて、それはちょっと違くない?ってなった

    26.8.31

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    2026年08月31日
  • 強運の持ち主

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    ネタバレ

    元営業マンだった女性が占い師に転職して、営業で培った話術で上手い事お客さんにアドバイスする話。
    設定が面白いし、もっともらしいアドバイスをするところなんかは妙にリアリティがあった。
    最後は結局占いよりも直感を信じるべきというところも自分としては納得感があった。

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    2026年08月29日
  • 私たちの世代は

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    感染症で学校に通えない中での葛藤や両親とのすれ違い、友だちに素直になれなかったり学校に行きたかったはずなのに行けなくなったり。私自身も学生時代、コロナ禍だったこともあり学生時代を振り返りつつ…そんな日々を優しく肯定してくれるような作品だった。

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    2026年08月27日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    ネタバレ

    大学時代の友人の実家が、大阪の中華料理屋で何度か食べに行かせてもらったのを思い出した。とてもおいしくてあったかいお店だった。

    ヘイスケ・コウスケ兄弟二人ともいい子たち。兄、阪神タイガースには興味ないけど本当は野球に興味あったのに、クリスマスプレゼントがサッカーボールだったのくだり、ちょっとせつない。

    東京に出た兄がアリさんと付き合いだすところがいきなり!?に感じた。そして意外と早く実家に戻るんだ!と。弟が、高32学期の3者面談でいきなり家業を継ぐことを否定され大学受験をするというドタバタ展開もツッコみどころ多すぎて。

    瀬尾まいこさん、読みやすいんだけどそこまで私ははまらない。なんでかなぁ。

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    2026年08月26日
  • 夏の体温

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    夏の間に読みたかったもの

    口にする言葉とは
    思わぬ誰かにとっては傷つくことかもしれないし
    でも
    ものすごく安心させることもできるかもしれない

    大人になり
    天気の話は万能であることが納得で頷ける

    そして

    お別れすることになった時に

    いなくなってしまうあとの
    できるだけの時間のことも考えてくれたことがわかるできごとは
    小さな光が灯るような気持ちになる

    最近そんなことがあったので
    思い出してじんとなった!

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    2026年08月24日