瀬尾まいこのレビュー一覧
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ネタバレ5つのさまざまな「デート」を描いた短編集。孫娘と祖父、元不良男と老教師、男子高校生ふたり、バツイチOLと大学生バイト、園児と保育士、それぞれのデートの話。
どの話も瀬尾まいこらしく、最後はあたたかい気持ちになれる話だった。瀬尾まいこ、めちゃくちゃ感動する!というよりか、じんわりあたたかくなれる。
特に不良男と老教師の「ランクアップ丼」の話が好きだった。結局人が死んでしまう話に弱い。でもこういうお涙頂戴展開を読んでも冷笑せずにしっかり感動できる自分でよかったなとも思う。上じいと三好の関係値がよかった。
バツイチOLと大学生の「ドッグシェア」も、変に恋愛っぽい雰囲気にならずよかった。 -
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題材としてはかなり苦手。
いじめ、学級崩壊、暴力、、、かなり重い話だけども瀬尾さんが描くからこその優しさもあった。
それでも結構読んでいてきつかった。
みちると優子の頑張りで起きた奇跡はある。
でもあまりにも途中のクラスメイトの言動だったり、教師の役に立たなさとか、これって本当に中学の教室で起きていることなの??
温室ってそういうことか、と思いつつも
正直社会だってほぼ温室だぞっとなった。
むしろ社会の方が生ぬるいのでは〜〜〜環境による?
優子や斉藤くんみたいな子ばかりならいいのにね。
みちるは小学生のときのことが……あったのでどうしても好きにはなれなかった…… -
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「本屋さん」という言葉に懐かしさと憧れのような思いがある。わたしの住む地域には、「街の本屋さん」と呼べるような本屋さんがない。
*続きは書店で 瀬尾まいこ
ルイーズの占いに従って?閉店が決まった書店でバイトを始めた菅原青年。菅原君は読書に目覚め、楽しく働き、閉店後も本屋で働くことに。料理に謎の目新しさを求めようとするルイーズのパートナーに菅原君が選んだ本が良い。あっけらかんとした明るい感じが瀬尾さんらしい。
*歌うように生きて 一穂ミチ
唯一恋愛要素のある作品。月のイメージが涼やかで美しい。本屋さんへの愛という観点からは少し離れていて、その分受ける印象も違うのだが、一番インパクトのある作品 -
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実在の店について語られているから、ガイドブックにもなっています。
書き手28名の中には物書きが本職の人もそうではない人も。中にはちょっと鼻につくなぁって感じであまり好きになれない人もいるけれど、総じて楽しい。
余談ですが、数日前に『仮面ライダーゼッツ』でイカつ過ぎるミムラを見たばかりだったので、書き手の中に彼女の名前を見つけたときには笑ってしまった。ごめんなさい。
私は大の酒好きゆえ、ついお酒の章に目が行きつつも、酒だけじゃアカン、美味しいものも食べたい。ほかの章との合わせ技で存分に楽しませてもらいました。
コロナ下でアルコールの提供禁止になったとき、ノンアルコールの一人呑みじゃやっぱ -
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ネタバレ2026/07/19
瀬尾まいこ氏の本を読むのは初めてだったが、勝手に作品に対してやわらかくて、生きていく希望があるような作品の印象を持っていた。
今回、人から勧められてこの本を読んだが、物語のスタートがセンセーショナルなわりに、進行は穏やか、円滑に読み進められる起伏がある揺蕩う波のような内容だった。
穏やかさというのは退屈さを生むが、「一度死んでいるはずだった」ことで、もう一度、ゆっくりと自分と向き合うための充電期間には、それがなかった。
五感で「味わう」ということが生きることに向いている人が、そこを働かせることなく一度死んでしまった話なのだろう、と思う。再生の話であり、回復の話であり -
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ネタバレ温かだー!!!!
笑いと、ちょっとしんみり涙と。
大阪弁を話す兄弟の掛け合いもあり、明るくカラッとしたお話だけど、ヘイスケと同じく上京した身からすると最終章は刺さるところも。
多分書こうとすると、自分の将来であったり家族のこと、居場所、いくらでも重くできる題材なんだけど…
安心と信頼の瀬尾まいこさんなので、
笑顔で締めくくってくれる。前向きにしてくれる。
また好きな作品が増えました〜〜〜
ヘイスケもコウスケも愛しくて仕方ないよ!!!
コウスケの大学編も読みたいし、
ヘイスケが将来もしかしたらいるかもしれない、
戸村飯店編も読みたいよ。(これは私の妄想です) -
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ネタバレ凪良ゆう、瀬尾まいこ、坂木司、一穂ミチ、三浦しをんの豪華作家陣が、「本屋」を舞台に、出会いと読書、そして奇跡が交差する5つの心温まる物語を紡ぎ出します。街角のあの本屋さんに明かりが灯っていれば、日常の悩みも出口を見つけられる気がする。すべての本好きへ、そして言葉の力を信じるあなたへ贈る、最も優しい癒やしの傑作です。
《続きは書店で》 瀬尾まいこ➡おすすめ
閉店まであと一カ月の小さな書店でアルバイトをしたいと現れた、一風変わった若者。彼の予測不能な言動に振り回されながらも、お店を愛する人々の温かさに胸がじんわりと熱くなります。終わりの見えた場所だからこそ輝く、人と人との優しい繋がりに癒される極 -
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『夜明けのすべて』を読んでまず感じたのは、これは生きづらさを抱えた男女の物語ではなく、「誰かを理解する」とはどういうことなのかを静かに描いた作品だということだった。
主人公の藤沢美紗はPMS(月経前症候群)による激しい感情の波に苦しみ、同じ会社で働く山添孝俊はパニック障害によって以前のような生活を送れなくなっている。二人は職場で出会い、それぞれの事情を知りながら少しずつ距離を縮めていく。しかし、この物語は恋愛へ向かうことを目的としていない。互いの苦しみを解決する救世主になるわけでもなく、劇的に人生が好転するわけでもない。ただ、相手の痛みを否定せず、できることを少しずつ重ねていく。その穏やかな -
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藤沢美紗、28歳、PMS。生理が来る直前、彼女は彼女の意思とは関係なく「イライラ」が爆発して、周りに当たり散らしてしまう。山添孝俊、25歳、パニック障害。突然パニック障害を発症し、狭いところや逃げられない場所など、パニックを起こして過呼吸になってしまう。服薬中。
二人は同じ会社に勤めている。山添はパニック障害のことを誰にも話しておらず、いつもダルそうに仕事をしたり遅刻したりしている。藤沢はある日、薬が落ちているのを見つける。その時山添が苦しそうに職場で倒れ、薬を渡したことにより、彼がパニック障害だと知る。そこから藤沢は、自分に何ができるか考えるようになり…
お互い生きづらい現実を受け入れて、 -
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ネタバレ星3.5
不思議な話が多いのに、なぜか心が温まる短編集だった。
1章目は、付き合っている彼女の家に初めて行くことになった主人公が、亡くなった彼女の兄に自分がそっくりだと知る話。2章目は、不倫をしている女性の視点で描かれ、不倫相手の男性から旅行中の娘を預かってほしいと頼まれる話。3章目は、同棲しているカップルの家に佐々木さんというホームレスのおじさんが加わり、3人で不思議な共同生活を送る話だった。
特に印象に残ったのは2章目で、子どもが不倫相手の女性を「イザベル」に例える場面だった。イザベルは、相手においしいご飯をあげたり優しく接したりして仲良くなる、見た目は悪魔だけど天使のような存在として