瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 掬えば手には

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    人の気持ちを察して、迷わず手を差し伸べられる人。
    このお話の主人公は、そんな人。

    口が悪く、人が寄りつかない店長や、誰に対してもそっけなく心を閉ざしているバイトの常盤さん。
    正直、他の人ならあえて関わろうとはしないだろう相手。
    だけど、相手の表面的な部分にとらわれず、きちんとその人自身を見ようとする主人公の姿が素敵だった。

    私自身、人間関係の中で小さなことが気になったり、何気ない相手の反応を気にしてしまったりする。
    だけど、この主人公のように周りからの目を気にせず、一人ひとりとまっすぐ向き合えたら、どれだけいいだろう。

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    2026年08月23日
  • 本屋さんのある街で

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    紙、本屋、
    情報が目まぐるしく変わり、ネットでドーパミンを出す人は増えた一方で、本を愛し、本の良さに気づき、また読み始めた人は増えてきている気がする

    そんな人が増える要因はやっぱり本屋なのだと思う。

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    2026年08月23日
  • おしまいのデート

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    中学3年女子と祖父、元不良と教師、仲良くなかった同級生、バツイチOLと大学生、園児と保育士。暖かくも切な5つのデートを瑞々しくか描いた短編集。

    3編まではとても良かった。
    とくに元不良と教師の『ランクアップ丼』はとても良かった。
    あったかい先生だし、素直な不良だったし、卒業しても心配してくれる先生に恩を返そうと頑張る元不良。1ヶ月に一度のたまご丼はきっと美味しかっただろうなぁと想像する。

    短編集なので読みやすくちょっとした合間に読めて良かった。
    最後の2編はちょっとうーん、という感じがあったので星は3つかな。

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    2026年08月23日
  • ありか

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    ネタバレ

    2026年本屋大賞ノミネート作品

    心がホッと温かくなる作品だった。
    シングルマザーとして、ひかりを育てる、美空の話。
    最初は、離婚した奏多の弟、颯斗が何かと気を使って助けてくれるのが、もしかして颯斗も美空が好きなのでは?と考えて読んでいたけれど、颯斗が同性愛者とわかり、また心から子供が好きなのだとわかりホッとする。
    物語としては、離婚した奏多があまりにもだらしない男のくせに、ほわっと書いてあったり、(養育費を入れないことや、その実弟が手伝いに来てたり、離婚後なのに婚家の実家に行ったり)、シングルマザーの大変さもふわっとしてたり、が緩い感じはするけど、そこがこの作者の良いところなんだろう。その

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    2026年08月23日
  • ありか

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    シングルマザーの主人公「美空」の成長物語という感じだろうか。母親として、人として。
    美空の周囲はいい人が多いことに多少甘さはあるけれど、心穏やかに読めるしそれが作者の持ち味なのかなとは思う。
    母親の話だけはドキドキしながら読んでしまったけど。他はみんないい人。そして周りも成長していく流れも良い。
    自分ひとりでは生きてはいけない。誰しもが支えているようで支えられてもいる。そのつながりがとても大事なんだと思いながら読み終えた。

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    2026年08月21日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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     内容も前知識無しで読んだ。どういう話になっていくのだろう読むと延々とヤンキー高校生の子守りの話で、結末がずっと見えない。和音とどうにかなるんだろうか?とか。
     読み終わると、中3の駅伝で何かを掴みかけ挫折した16歳の金髪の青年の心の再生物語だった。
     鈴香の祖父母に写真と干支手紙を送ったり、太田君、いい子だ。この先が未来に繋がっていることに目覚めたひと夏、爽やかだった。

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    2026年08月21日
  • 本屋さんのある街で

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    5人5様の書店アンソロジー。作家ごとの色を楽しめた。坂木司「手に取って見てみろよ」が良かった。ふられた勢いで退職し、高木に誘われて雇われ店長へ。書店の厳しい台所事情を隠さず書きながら、店をつくっていく過程にわくわくした。

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    2026年08月21日
  • おしまいのデート

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    ネタバレ

    初めて瀬尾まいこの本を読んだ気がするけど
    非常に読みやすかった
    短編集だったのもあるからですかね

    上じいとの話と、じいちゃんとの話がよかった
    最後の話はあまり共感できず

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    2026年08月21日
  • 春、戻る

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    2025.4.10
    ★3.4

    結婚準備を進める私の前に、見ず知らずの「兄」と名乗る男の子が現れる。最初は戸惑うけれど、距離が縮まるうちに、私はその正体を思い出す。封印していた過去の挫折経験とともに。

    #さとの本棚

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    2026年08月20日
  • 本屋さんのある街で

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    タイトルの通り、
    本屋さんを描く5つの物語
    本屋さんを愛する5人の作家がとあり、そして、私もその一人である。

    「小鳥たち」凪良ゆう
    なんだか羨ましいと思ってしまう

    「歌うように生きて」一穂ミチ
    5作の中にあって異色のストーリーだったが、出会いからその先へと展開がスリリングで印象的であった。

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    2026年08月19日
  • 強運の持ち主

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    占い好きな人が読めば、それなりに面白く読めるかもしれない。結局は自分次第と思っているので占いは信じていないけれど、この話も結局そーいう事なんじゃない?と作者も思ってる気がする

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    2026年08月18日
  • 夜明けのすべて

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    数十年ぶりにはじめて本と向き合った本。なので特別。
    面白くて仕方ないというより、どんどん読んでいられる。そういう感覚に懐かしさと楽しさを覚えて、ビギナーとして良い本に巡り会えた。

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    2026年08月18日
  • 夜明けのすべて

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    繊細な心情の変化が巧みに描かれていると感じた。
    また、これまでほとんど知識のなかったパニック障害やPMSについて理解を深めるきっかけにもなり、読んで良かったと思う。

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    2026年08月17日
  • 強運の持ち主

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    ほっこりする。一つの判断材料で決断せず、自分自身の直感を信じることも大事。でも時には占いなんかで一喜一憂するのもいいかも。

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    2026年08月17日
  • 夜明けのすべて

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    自分もパニック障害になったことがあるのでとても共感しました。一回なると予期不安で頭がいっぱいになって悪循環でなかなか治らない。

    もし今なってる人、今すぐに不安を消さなきゃって焦らないことと、ムーディ勝山方式(勝手にそう呼んでる)で右から何かがやってきても左へ受け流す気持ち大事!

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    2026年08月16日
  • 夜明けのすべて

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    2026/08/12
    相手へのさり気ない優しさが自分を救うことに繋がる、そっと前を向かせてくれるような作品だった。前の自分と比較して今の自分は変わってしまったと、自分の好きなものまで自分から取り上げてしまったり、自分としんどさを比較してしまったり、自分だけでなくそんな人は多いのだろうなと思った。この人になら何も気を使わなくていいと思えるような人がいれば楽になると思った。自分やったら、変に言いたいことは言おうとか何でも話してと言われて勇気持って話したのに、分かりたいけど分からへんって言われたりすると、余計心を閉ざしてしまうから、そっと傍にいて無理に励ましたり何かしてあげてる感じを出すのではなく

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    2026年08月12日
  • 夏の体温

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    お話3つとも、主人公と1人の登場人物との数日間のお話だった。それぞれよくある場面なんだけれど、主人公もその相手の登場人物も、人を決して否定せず、俯瞰して見られるのがすごいと思った。それぞれ小学生、大学生、中学生と学生なのに…いや、年齢なんて関係ないのかもしれない。私もそんな人間になりたいと思う。

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    2026年08月11日
  • 掬えば手には

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    後になるほど、どんどん梨木くんの周りの人たちの温かさだったり面白さに引き込まれていく

    バイト先の関係性がどんどん変わっていくのも
    あったかいなって思った

    梨木くんは自分は秀でた才能がなくて平凡だって落ち込んでたけど、人の良さは結果に表せないものにもきっとあるって思った

    あと他の人のことばっかりで、自分を疎かにしちゃうところや自分のことをあまり話さないところは自分にも重なることがあってハッとした

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    2026年08月10日
  • ありか

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    心温まる好みな物語だけど、叔父がここまで姪に気にかけている状況を現実で見ないから入り込みきれなかった

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    2026年08月10日
  • おしまいのデート

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    ネタバレ

    5つのさまざまな「デート」を描いた短編集。孫娘と祖父、元不良男と老教師、男子高校生ふたり、バツイチOLと大学生バイト、園児と保育士、それぞれのデートの話。
    どの話も瀬尾まいこらしく、最後はあたたかい気持ちになれる話だった。瀬尾まいこ、めちゃくちゃ感動する!というよりか、じんわりあたたかくなれる。
    特に不良男と老教師の「ランクアップ丼」の話が好きだった。結局人が死んでしまう話に弱い。でもこういうお涙頂戴展開を読んでも冷笑せずにしっかり感動できる自分でよかったなとも思う。上じいと三好の関係値がよかった。
    バツイチOLと大学生の「ドッグシェア」も、変に恋愛っぽい雰囲気にならずよかった。

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    2026年08月07日