瀬尾まいこのレビュー一覧

  • ありか

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    若い頃『天国はまだ遠く』を読んだ。主人公と同じ年頃だったからか妙に印象に残ってる。
    今回読み終わって『そして、バトンは渡された』でも変わったおうちのことを書いてたなと思い出した。

    最初、毒親や貧困といった暗くて重いテーマなのかなと思ったけど、若くして離婚した母親が子どもに素直な愛情を注ぎ、周りの助けてくれる人に頼るうちに強くなっていく読後感の良いタイプのお話だった。
    青山美智子さんぽい感じ。

    とは言えずっと子どもといる大変さなんかも書かれてはいるんだけど、申し訳ないけど薄っぺらい。
    周りもこんな良い人都合よくいるか?と20年前『天国はまだ遠く』を読んだ時と同じことを思った。

    最後の親とのシーンは、人はそう簡単には変わらないのではと思ってしまった。
    何十年経っても毒親の影響から逃れられない知人友人を見て、たとえ何年も音信不通でも、いくら周りがあなたは悪くないと伝えても苦しんでしまうんだなと思うと、ちょっと軽かったかな。

    本を読んでるのではなく、どんどん話が進む映画観てる感じだった。

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    2026年10月06日
  • そして、バトンは渡された

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    何度も親が代わり、葛藤しつつも成長していく主人公。だんだん現実を受け止めて感情が揺さぶられなくなっていく姿が、少し痛々しい。
    基本的には穏やかなエッセイで、優しい雰囲気が流れ、個人的にはあまり読み応えがなかった。

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    2026年10月05日
  • 図書館の神様

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    短いのですぐに読み終わりました。
    なんて感想を述べるのがいいのだろう、大人の青春の苦味甘味を感じられた、かなと思います

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    2026年10月04日
  • 掬えば手には

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    出だしから中間までは中々面白かったが、後半でいきなり海外にバイトに行くとか新人バイトも濃そうなのにサラッとしか描かれず、尻切れトンボの感が否めない。

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    2026年10月03日
  • 本屋さんのある街で

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     人気作家5名による本屋に関係ある短編集。いずれもホッコリする佳品です。本屋で生き生きバイトする青年男子と占い師の小母さん「続きは書店で」〈瀬尾まいこ〉、中国から来た男性との大学生生協書店での出会いに始まる不思議な縁とその真相?「歌うように生きて」〈一穂ミチ〉、瀬戸内海の島で地元に愛される鳩豆書店・駄菓子屋を開店する「手に取って見てみろよ」〈坂木司〉、離婚して実家の本屋に戻った女性(44歳)の中学時代の級友男性との出会い「小鳥たち」〈凪良ゆう〉、曾祖父からの書店を4代目で受け継いだ女性の仕事ぶり「見晴らし書店の一日」〈三浦しをん〉。書店の経営が厳しい環境にあることをいずれの話からも感じさせられ、業界の動向についてもいずれの作品からも学びとなった。

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    2026年10月03日
  • おしまいのデート

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    瀬尾さん!!って感じの一冊

    上じいの話が1番好きだったかなー。玉子丼食べたくなっちゃった。
    ほっこり温まる系の短編集

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    2026年10月02日
  • 幸福な食卓

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    読んでいると頭の中で、ミスチルのくるみが流れてきて懐かしい気持ちになりました。
    映画を先に観たので、原作の方は触れてなかったので、内容的には把握してる部分も多かったのですが、活字で読むとまた新たな発見が見つかって
    とても良かったです。
    今作を一言で表すなら、「家族再生物語」です。
    父を辞めた父、少し変な兄、あるきっかけで出て行った母、一番のしっかり者の妹の佐和子。
    家族の暖かさに触れてみてください。

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    2026年10月02日
  • 掬えば手には

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    人の機嫌やら態度やらに反応してしまう質なので、なんとなく共感できる部分があった。
    こんなに人のイライラを吸収したらすごい疲れるとは思うけど、いい意味で梨木くんがスポンジみたいな役割で、上手く気配りしてくれてるんだろうなと思った。

    店長のことは、店長としてはどうかと思うが、人としては嫌いじゃないなと思った。
    こういう素直じゃない人は損をするなと思うが、こじらせちゃってるのでなかなか心も開けないのに、その中でも優しさを見つけられてすごいなと思った。

    どんな人にもいい所はあって、どんなことにも嫌なこともいいこともあって、全部良いことはできないけど、悪いことが嫌で避け続けるのはダメなんだなと思った。

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    2026年10月01日
  • 幸福な食卓

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    ネタバレ

    ヨシコの「恋人は新しく作ることができるけど家族はそうはいかないからもっと甘えてもいい。」という言葉が少し刺さった。個性的な登場人物が多くて面白い。
    心温まるお話だった。

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    2026年10月01日
  • わたしの名店

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    実在しているお店なので、行きたくなりました。そして好きな作家さんにお会いしたらどうしよう、と(おそらくありえない)妄想までしてしまいました。

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    2026年09月28日
  • 温室デイズ

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    瀬尾さんの小説を読むと、リセットされる気がする。
    テンポ感とか、過酷な状況なのにサラッと軽い調子で進んでいくこととか、登場人物の抜けている感じとかが、瀬尾さんって感じ。読みやすくて好き。
    強烈な小説やちょっと私には合わなかったなって小説を読んだ後とか、あるいは久々に読者をするときには瀬尾さんの小説を読むと、自分の中央に戻ってこられる気がする。

    温室デイズはいじめの話だから、辛かった。リアルな描写に涙も出た。
    だけどやっぱり瀬尾さんフィルターを通すと世界は希望があるように思える。

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    2026年09月27日
  • おしまいのデート

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    ネタバレ

    心が温かくなる短編集でした。
    タイトルからは悲しいお話かと思いきや、一つの区切りというか、新たなスタートを想像させるおしまいのデートでした。
    個人的には、ランクアップ丼が1番好きでした。教え子と先生の不思議な関係、自分に寄り添ってくれる人の大切さを実感しました。 
    ファーストラブもよかったです。男同士の友情というか、熱くなるものがありました。

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    2026年09月26日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    瀬尾さんの作品で初めて世界観に入れなかった。
    この内容でこの長さ…?と思ってしまったけど、みなさんの評価は高いみたいだから、わたしにハマらなかっただけかも。
    小さい子特有のトラブルとか怪我がないのが不思議。
    あったほうが作品的にも面白くなるんじゃないかと思うけど、鈴香に怪我して欲しいわけでもないから、無事に最後までいってよかった、のかな。
    色々と現実的じゃないなぁと思ってしまった。
    読むのに時間がかかったなぁ。

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    2026年09月25日
  • 幸福な食卓

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    高校生の主人公の、少し変わった家族を取り巻くの日常と心理が心地よく描かれていて良かったのだけど、ラストの展開が納得いかなくて、そんなことがあっても家族が支えていく…事が言いたいのだろうけど。
    全く関係ないけど、昨日「ノートルダムの鐘」を観劇して「じゃあカジモドはどうすれば良かったんよ」って憤ってた気持ちが再燃した。

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    2026年09月23日
  • 掬えば手には

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    誰もが悩みを抱えてる、一歩踏み出せば救われるものががある、普通が一番いい、そんなありきたりな価値観がぎっしりと詰まった一作。面白くもなくつまらなくもない。

    ただ、捻くれた人間からすると不快に感じることがあまりにも多い。
    まずここまでプライベートに立ち入ってくる主人公というのが神経を逆撫でする。
    作者としては「それで救われることだってある、だからいいことなんだ」とまとめたつもりだったのだろうが、一歩間違えばトラウマを抉る可能性だってあったはずだ。
    また、細かい設定において不可解な点が多いのも気になった。
    もともと短距離走者だった男が、昔の感覚を取り戻すために長距離走を走る、ここがまずよくわからない。陸上をやっていればすぐにわかることだが、短距離走と長距離走はまったくの別物だ。
    バイト先の店長の設定もかなりおかしい。こういう口の悪い店主に私も何人か遭遇したことがあるが、どれだけ言っても必ずどこかでストップがかかる。DV旦那が急に優しくなるのと同じように。主人公と打ち解ける前の店長の態度はあまりにも不自然に映った。
    それから三雲さんの設定もちぐはぐだ。父親が厳しい人で学校に逃げていた、そしてその学校にもいられなくなった、だから引き篭もった、よくわからない、家での選択肢が少しも出てこないことに違和感を覚えた。このあたり、心理描写が少なすぎる。

    なんというか、この作品はリアルな題材をたくさん使っておきながら完膚なきまでにフィクションなのだ。現実世界を舞台にしておきながらありえない設定を持ち込むことによって、さなが、実験室のように環境を整え、夢物語のようなフィクションを組み上げている。

    むしろ私はそこに本作の面白さを感じた。ははあ、こういう手法があるのかと感心した。

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    2026年09月22日
  • はじまりのスープ、夏ゼリー 無料お試し版

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    1話試し読み

    読み始めたところから、不況だな……労働力不足って何だったんだろうな……賞金に頼るって、どこかの原作の国では認知度の低い世界名作劇場の「なんだかとっても眠いんだ」的な思考を思わせる。
    選考のJA職員、結構な言われ方してんな。

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    2026年09月21日
  • 掬えば手には

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    人に対していい距離感で寄り添えるというか関われる梨木くんの人間性が温かくてよかった、、

    人の心が読めてしまうって普通に考えたら怖いし恐ろしいけど。

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    2026年09月20日
  • 天国はまだ遠く

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    ☆3.2
    丹後地方の色々な場所がでてくる
    濃い海と濃い空
    どんな場所なのか想像するだけで空気が綺麗だった

    逃げ出したくなるまで辛く耐えられない気持ちになったことはないけど、そんな時がくれば私もふらーっと何も考えず近くて遠い場所に行こうと思う、そこでの出会いを大切にできるように

    このあと、どこに行ったのかな

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    2026年09月17日
  • 天国はまだ遠く

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    仕事がうまく行かず、人間関係にも疲れ果てた主人公は自殺するつもりで程よく遠い場所へ向かう。
    タクシーの案内で向かった民宿で自殺を図るも失敗。32時間たっぷり眠った主人公はすっかり死ぬ気を失くし、その民宿の主人である田村さんや集落の人たちと関わり、いろんな体験を通じて自分の居場所を考えるようになる。
    出会う人がみんな良い人で、食べ物も美味しそうだし、釣りや鶏小屋掃除や教会も楽しそう。主人公がずっとここにいたくなるという気持ちがよく分かった。
    ちょっと疲れたときに食べたくなる甘いおやつのような優しい作品だった。

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    2026年09月16日
  • 掬えば手には

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    実際に主人公みたいな人が身近にいたら気持ち悪いかも
    勝手に人の気持ち決めつけて自分は人の心が読めるって傲慢じゃないかと
    この話ではその主人公のお節介で周りの人が救われてるわけですが

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    2026年09月14日