瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 春、戻る

    Posted by ブクログ

    あったかい気持ちになりたいなら、の瀬尾まいこ。
    今回はちょっと突飛なお話。
    12個年下のお兄さんが突然現れる(が、ファンタジーではない)。
    謎が解かれるのは本当に終盤でちょっとモヤモヤするも、いつも通りの温かさ。

    なにより、周辺人物がだいたい鷹揚で、度量が深く、どっしりしてる。多くを聞かずとも相手を信頼し、信じることができる大きな人たち(憧れる。。。)。
    その人物像に、いつも癒されるのかもしれません。

    そんな人物に、なりたいものです。

    0
    2026年08月07日
  • はじまりのスープ、夏ゼリー

    Posted by ブクログ

    中森リリーは飲食店でバイトをして暮らしている26歳。
    ある日、料理コンテストで出会った男にスープを
    作ったところ、突然泣かれてしまって…。誰かと
    ごはんを食べたくなる、やさしさに満ちた物語。

    0
    2026年09月14日
  • 夜明けのすべて

    Posted by ブクログ

    「夜明けの直前が一番暗い」と、よく見聞きするフレーズですが、タレントさんの言った「白は200色ある」とかではないが、ココロの夜、闇、谷、底…は、200どころか、何千、何万色とあって、時間の経過も千差万別なんだろう。誰にもぽっと柔らかく優しい光が差す、もしくは注がれる世界であって欲しい。

    0
    2026年08月02日
  • 温室デイズ

    Posted by ブクログ

    題材としてはかなり苦手。
    いじめ、学級崩壊、暴力、、、かなり重い話だけども瀬尾さんが描くからこその優しさもあった。
    それでも結構読んでいてきつかった。
    みちると優子の頑張りで起きた奇跡はある。
    でもあまりにも途中のクラスメイトの言動だったり、教師の役に立たなさとか、これって本当に中学の教室で起きていることなの??
    温室ってそういうことか、と思いつつも
    正直社会だってほぼ温室だぞっとなった。
    むしろ社会の方が生ぬるいのでは〜〜〜環境による?
    優子や斉藤くんみたいな子ばかりならいいのにね。
    みちるは小学生のときのことが……あったのでどうしても好きにはなれなかった……

    0
    2026年08月02日
  • 本屋さんのある街で

    Posted by ブクログ

    「本屋さん」という言葉に懐かしさと憧れのような思いがある。わたしの住む地域には、「街の本屋さん」と呼べるような本屋さんがない。

    *続きは書店で 瀬尾まいこ
    ルイーズの占いに従って?閉店が決まった書店でバイトを始めた菅原青年。菅原君は読書に目覚め、楽しく働き、閉店後も本屋で働くことに。料理に謎の目新しさを求めようとするルイーズのパートナーに菅原君が選んだ本が良い。あっけらかんとした明るい感じが瀬尾さんらしい。

    *歌うように生きて 一穂ミチ
    唯一恋愛要素のある作品。月のイメージが涼やかで美しい。本屋さんへの愛という観点からは少し離れていて、その分受ける印象も違うのだが、一番インパクトのある作品

    0
    2026年08月02日
  • わたしの名店

    Posted by ブクログ

    実在の店について語られているから、ガイドブックにもなっています。

    書き手28名の中には物書きが本職の人もそうではない人も。中にはちょっと鼻につくなぁって感じであまり好きになれない人もいるけれど、総じて楽しい。

    余談ですが、数日前に『仮面ライダーゼッツ』でイカつ過ぎるミムラを見たばかりだったので、書き手の中に彼女の名前を見つけたときには笑ってしまった。ごめんなさい。

    私は大の酒好きゆえ、ついお酒の章に目が行きつつも、酒だけじゃアカン、美味しいものも食べたい。ほかの章との合わせ技で存分に楽しませてもらいました。

    コロナ下でアルコールの提供禁止になったとき、ノンアルコールの一人呑みじゃやっぱ

    0
    2026年08月02日
  • 温室デイズ

    Posted by ブクログ

    学校って行かないといけないものという認識だった私。必ずしも行くことが正解でないことを教えてくれました。自分が壊れる前に自分のことを守ってくれる人がいる時だけなど少し心が楽になりました。これは社会人になった今、職場でも言える気がします。

    0
    2026年08月02日
  • 天国はまだ遠く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2026/07/19

    瀬尾まいこ氏の本を読むのは初めてだったが、勝手に作品に対してやわらかくて、生きていく希望があるような作品の印象を持っていた。

    今回、人から勧められてこの本を読んだが、物語のスタートがセンセーショナルなわりに、進行は穏やか、円滑に読み進められる起伏がある揺蕩う波のような内容だった。
    穏やかさというのは退屈さを生むが、「一度死んでいるはずだった」ことで、もう一度、ゆっくりと自分と向き合うための充電期間には、それがなかった。

    五感で「味わう」ということが生きることに向いている人が、そこを働かせることなく一度死んでしまった話なのだろう、と思う。再生の話であり、回復の話であり

    0
    2026年07月30日
  • おしまいのデート

    Posted by ブクログ

    私が1番好きだったのは
    「ドッグシェア」

    それぞれ異なる2人が補い合って捨て犬を見守る話
    得意なものと不得意なもの
    知ってることと知らないことがうまくハマってて

    0
    2026年07月30日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    大田君、他の作品も出てるんですね。瀬尾まいこ先生の作品は順番に読んでいないので、気づきませんでした。全体的にほんわか要素強め、何かを考えさせる部分は少なめかな。

    0
    2026年07月29日
  • 戸村飯店 青春100連発

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    温かだー!!!!
    笑いと、ちょっとしんみり涙と。
    大阪弁を話す兄弟の掛け合いもあり、明るくカラッとしたお話だけど、ヘイスケと同じく上京した身からすると最終章は刺さるところも。
    多分書こうとすると、自分の将来であったり家族のこと、居場所、いくらでも重くできる題材なんだけど…
    安心と信頼の瀬尾まいこさんなので、
    笑顔で締めくくってくれる。前向きにしてくれる。
    また好きな作品が増えました〜〜〜
    ヘイスケもコウスケも愛しくて仕方ないよ!!!
    コウスケの大学編も読みたいし、
    ヘイスケが将来もしかしたらいるかもしれない、
    戸村飯店編も読みたいよ。(これは私の妄想です)

    0
    2026年07月29日
  • あと少し、もう少し

    Posted by ブクログ

    一気に読んだ!多感な中学生の初々しいまっすぐな走りを、自分の内側と向き合う瞬間に触れて涙。良いなぁ、良い。自宅の書棚の三浦しをんの「風が強く吹いている」も引っ張りだして再読しようと思う。あっ、その前に、続編を読もうっと!

    0
    2026年07月26日
  • 掬えば手には

    Posted by ブクログ

    表紙がかわいくて、本屋さんで目に入った瞬間に迷わず手に取りました。
    人の心が読めることが取り柄の主人公。
    主人公の素敵なところは、相手の気持ちを大切にして動けるところ。壁があると感じる相手にもこちらから歩み寄ると印象が変わることってありますよね。
    途中からファンタジーかと思いきや、種明かしもあって納得。
    軽やかな文章の中に、瀬尾まいこさんらしいやさしい哲学が散りばめられていて、惹き込まれました。

    0
    2026年07月24日
  • 優しい音楽 <新装版>

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    星3.5
    不思議な話が多いのに、なぜか心が温まる短編集だった。

    1章目は、付き合っている彼女の家に初めて行くことになった主人公が、亡くなった彼女の兄に自分がそっくりだと知る話。2章目は、不倫をしている女性の視点で描かれ、不倫相手の男性から旅行中の娘を預かってほしいと頼まれる話。3章目は、同棲しているカップルの家に佐々木さんというホームレスのおじさんが加わり、3人で不思議な共同生活を送る話だった。

    特に印象に残ったのは2章目で、子どもが不倫相手の女性を「イザベル」に例える場面だった。イザベルは、相手においしいご飯をあげたり優しく接したりして仲良くなる、見た目は悪魔だけど天使のような存在として

    0
    2026年07月21日
  • 掬えば手には

    Posted by ブクログ

    特別大きい何かが起こるわけではないけど
    読んでて微笑ましい、穏やかになるようなお話だった。
    表紙のタルトが「その時のタルトなんだ!」っていうのは個人的にヒットポイントだったな。

    0
    2026年07月16日
  • 幸福な食卓

    Posted by ブクログ

    すごく読みやすかった。
    映画ばかりじゃなく本も読んでいこうと思えた。
    ヨシコのセリフが素晴らしかった

    0
    2026年07月15日
  • 僕の明日を照らして

    Posted by ブクログ

    瀬尾まいこさんの『僕の明日を照らして』を読んだ。いつもの瀬尾さんの作品とは少し違う雰囲気を感じて戸惑ったけれど読み終えてみれば、根底にあるのはやっぱり瀬尾さんの温かく優しい世界だった。ラストはちょっと唐突な終わり方で希望を感じさせる流れではあったものの、珍しく不穏な読後感だった。

    0
    2026年07月12日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    知らず知らずのうちに「あと少し、もう少し」のスピンオフ。
    個人的には不良で、でもどこか俯瞰的に自分を見れている太田に再会できて嬉しい。

    あらすじ的には不良先輩の子守を頼まれて数週間に渡る一歳児との共同生活から少しずつ学びを得る成長物語。小説に必ずと言っていいほどある、読者をヒヤッとさせるような危機的状況はなく若干の肩透かし感。
    あと、子どもの成長を見て気づきを得るという意味ではいい小説なんだけど、よくよく考えたら観測者側も16歳なんだから少し視点が大人びすぎている感じも否めない。
    平均的な作品でした。

    0
    2026年07月04日
  • 強運の持ち主

    Posted by ブクログ

    私もよく占いに行くので、占い師目線の話は面白そうだなぁと思いながら手に取ってみました。

    統計やカードで占いをしてる人が多くて、占い師本人に特別な力なんてないことが多いのはわかっているけど、実際にこんな感じで占いされてたらちょっと悲しいなあと思いました。

    通彦の独特な料理センスは面白すぎました。

    0
    2026年07月03日
  • 夏の体温

    Posted by ブクログ

    瀬尾さんの、たんたんと進む優しい世界が大好き
    辛い思いをしたり、理不尽な悪意を向けられたりしても、それを消化して前に進んできた人のんじゃないのかな、と勝手に思ってます。
    瀬尾さんの、たくましい明るさが大好き

    0
    2026年07月03日