瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 優しい音楽 <新装版>

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    ○本のタイトル『優しい音楽』
    ○著者 瀬尾まいこ(せおまいこ)
    ○どんな本?
    ちょっと不思議な出来事と、心温まる交流が描かれた三つの物語。
    それらのお話を通して、愛の新しい形に触れさせてくれる、心に残る一冊です。

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    2025年08月28日
  • 天国はまだ遠く

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    主人公が死にたいまで追い詰められていたとはいえ、
    かなりポジティブ思考で驚いた。ただそのポジティブ思考が本来の彼女の性格なのかもしれない。悩んだり追い詰められたり自分を見失いそうな時、漠然とどこか遠くへ行きたいなと思うことが人生で多々ある。その先の理想を表してくれていたけど、それと同時に理想の中では変われないということも教えてくれた。重くなくてサラッと読めた。

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    2025年08月25日
  • 私たちの世代は

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    ネタバレ

    時系列を考えると、今よりもう少し後の世界。
    学生の頃うまく行かなくても、自分の気持ちときっかけがあれば
    うまくいくよ
    というお話。

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    2025年08月24日
  • 春、戻る

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    前半はずーっと得体の知れない年下のお兄さんに薄気味悪さを抱いたまま読み進めることに。
    全体像が見えて初めて心が緩んで安心して、最後には温かな気持ちで読み終えられた。
    理想に囚われず、今ある幸せを大切に。

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    2025年08月23日
  • わたしの名店

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    店に、料理に、店主に、お客さんそれぞれの情とか思い出とかがある。良さを感じるポイントもそれぞれで店主の動きや店の空気感、その店にしかない癖など、そうゆうところ見るんだーといろんな視点を楽しめた
    素敵な店、料理、発見したこと、感心したこと、その時自分が置かれていた状況とか気分とか合わせて言語化することでより深く色褪せない思い出に残るように思う。そうやって少しでも言語化してみたい。

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    2025年08月22日
  • 夏の体温

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    自分のコンプレックスを直そうとすることも大切だが、時にはそれを受け入れることも大切になるなと感じた。
    自分は嫌なところに目がつき、直そうと頑張ってしまうので、壮太の小学3年生ながらにチビなことを受け入れ、チビを補えるくらい面白くなろうという姿勢を尊敬した。
    携帯で連絡先を交換することが当たり前になった自分にとって手紙でやり取りをするシーンはほっこりした。

    魅惑の極悪人ファイルではストマックブラック、通称ストブラと呼ばれる倉橋と小説の題材を求めている地味な女子、大原さんが次第に仲良くなっていく様子に心が暖まる。

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    2025年08月21日
  • 天国はまだ遠く

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    瀬尾まい子さん大好き、毎度のことながら。
    200ページ未満の短い本なのでサクッと読めます。

    コテコテミステリーを読んだあとだったので、より瀬尾さんの良さを味わえたかも。

    真逆を体験してゆっくりと元に戻っていく様子で、
    劇的なことは起こらないけど、
    みんな良心的で気持ちいい、胡散臭くない、自然。
    2人の感じ、とっても良かった

    自分の思う自分て、人から見たら正反対ということもあるのかもなぁ

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    2025年08月21日
  • おしまいのデート

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    瀬尾さんらしい温かい短編集。色んな関係性の人のデートが描かれる。「おしまい」は本当の終わりという意味では無く、何か次の「始まり」に向かうための区切りのような意味で使われる。不器用な人も多いが、デート相手への好意が読み手にはまっすぐ伝わってきた。また解説では瀬尾さんの魅力を的確に捉えられており、素敵だと思った。

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    2025年08月21日
  • 僕の明日を照らして

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    児童虐待の向き合い方として読むのは、さすがにリスキーだと思う。子供に解決を委ねるのはダメだろう。
    でも思春期の少年の成長譚として読めばとても良いので、難しいところ。
    周囲のおとなや同級生との関わりの中で、自ら気づき学び少しずつ変わっていく少年の様が、とても愛おしい。

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    2025年08月17日
  • 強運の持ち主

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    占い師の裏側を覗いたような、こんな占い師がいたら通いたいような…そんな気持ちになりました。読みやすい1冊。

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    2025年08月17日
  • 春、戻る

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    さくらも山田さんも落ち着いていていい人で、とても安心して読める。
    お兄さんはほんとは誰なのか最終的にはわかるけど、やっぱりあの突拍子もない登場の仕方や言動は好きではないなー。
    謎の人物にしておきたいのだろうけど。

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    2025年08月17日
  • 幸福な食卓

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    表紙と作者さんに惹かれ。いろんな家族の形があれど、家族を思う気持ちは変わらないだなと思う作品。登場人物の言動に驚かされることもあって、感情移入が難しいところはあったけど、自分の家族に連絡したくなりました。

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    2025年08月15日
  • 図書館の神様

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    早川先生と垣内君の関係がよかった。
    というか垣内君が素敵。人生何回目?って感じのキャラで好き!
    早川先生もてきとーな先生してるのとかよかったけど不倫系は得意じゃないので早く別れて!ってずっと気になってしまった…そういう話じゃないのは分かってるんやが…
    文学…あまり読んできてなかったので川端康成読んでみたくなりました。

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    2025年08月15日
  • 天国はまだ遠く

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    全てが嫌になった時に、リゾートホテルではなく「たむら」でのんびり過ごしたい、と思える1冊。
    自然を感じて、食べ物に感謝して1日1日丁寧に生きていくこと、大切だな

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    2025年08月13日
  • 天国はまだ遠く

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    死にたいと思ってるとき、ふと見えた空の美しさや季節の草木の匂いに助けられたことがある人は多いのではないでしょうか。
    この本はそんな普通の中にある光る瞬間をうまく切り取り描写しています。

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    2025年08月13日
  • 天国はまだ遠く

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    主人こと同じようにしょうもない仕事のゴタゴタを無駄に気にして落ち込んで…を繰り返してたら適応障害になって、でも休むこともできなくて落ち込んでいた時にこの本の紹介を見かけて購入。連休明け直前で鬱々してたけど、全然違う場所に仕事ほっぽり出して1ヶ月くらい逃亡するだけでもだいぶ気が楽になる気がしてきたー。できないけど。

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    2025年08月11日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    ネタバレ

    瀬尾さん私には合わないのかなぁ〜

    優しい音楽
    声をかけられた彼の気持ちって、
    こんなふうに前向きに温かくなんて
    なれないんじゃないかなあ…
    彼が彼女を見つけて好きになって、
    でも彼女には距離を取られていて、
    だんだんと親しくなるけどあと一歩近づけない。
    そうして彼女と彼女の家族の秘密を知ってしまった
    とかでこの結末なら分かるけど、
    この出会い方と展開でハッピーエンドだって
    思っちゃう彼女が怖い。

    タイムラグ
    どうしようも無い人が
    どうしようも無い人の子供世話して
    ちょっと心が変わった
    って言われてもーーーーー
    てか母親は素敵な人だと表現されているけど
    知りもしない人に対面の挨拶もなく
    自分

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    2025年08月07日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    昔はなぜだか短編集が苦手だったのだけど最近その感覚が払拭されてきたように思う。
    おもしろくておいしいと余計にぽかりする。寂しいというより心に穴が開く。
    モヤモヤさせながら最後には爽やかに締めるのが瀬尾まいこ的なのでしょうか

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    2025年08月07日
  • わたしの名店

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    著名人の心に残る数々のお店や、極上の一品の物語。どれも美味しそうで行ってみたいけれど、場所が伏せてあったり、行けそうにない場所だったりで、まぁたぶん行くことはないだろうけれども、やっぱり食べてみたい!そう思わせてくれる本だ。

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    2025年08月06日
  • その扉をたたく音

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    ちょっと甘ったれ過ぎてないか?と思う主人公。でもおばあさんの買い物、おじいさんのウクレレの先生になってやっと大人になりかけて。仕事、見つかるといいね!

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    2025年08月04日