瀬尾まいこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最後の章で一気に心を動かされてしまった。
きっと、自分の人生が進むたびに、この物語の見え方が変わってくるのだろう。
今はまだ未熟で、たとえば恋愛はして当たり前のものなのか….と少し傷ついてしまったりもした。
いつかきっと、自分にとっての大切なもの、それは結局恋愛なのかもしれないし、他のものなのかもしれないけれど…それを見つけた時、よりこの物語を理解し、より大切な物語になるのではないかと思う。
ただ、自分がどのライフステージにいたとしても、優子の親となった人たちだけでなく、大家さんや担任の先生のように、未来ある子どもをそっと支えられるような大人でいたいなと思う。 -
Posted by ブクログ
PMSの藤沢さんとパニック障害を抱える山添の話。誰も彼らの気持ちを心の底から理解することができず、本人たちは絶望感を抱えながら生きていた。お互いに出会うまでは。決してロマンティックな関係ではないが、一緒にいると楽になれる存在だった。出会ったことによって、二人は成長し、それまで絶望に満ちていた人生がチャンスへと変わろうとしている。
個人的には、藤沢さんのPMSの描写があまり現実的ではなく少し怖く感じた(怒鳴ったり、人前で喧嘩したり…)
どんなに元気な人でもパニック障害になる可能性があると考えると、今こうして健康な体で問題なく生活できていることは奇跡だと感じた。 -
Posted by ブクログ
読み出したら止まらない瀬尾先生の本。順不同で4冊目になる。最初に瀬尾先生のを読んだ時はいびつ?な家族構成に戸惑いながら、それでも途中から面白くて止められず、寝不足になっていたが、いまも止まらないが、本作品は短編3話なので助かった笑。今回はどんな家族の話だろう、もうネタは尽きたかなと思うと、こんな話もあるのかと驚きを通り越して感動すらする。本作品は現代小説で、金持ちでも貧乏でもなく一般的なよくある人物で、主人公だけでなく周囲にいる人たちの綿密な性格描写や食事シーン、決してハラハラする展開はないのに先が読めないストーリー展開で、疲れた時でもすんなり入り込める作品だ。読んだ後、為になった、気付きがあ