瀬尾まいこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレショッピングセンターの片隅で占いをするルイーズ吉田と、占いに来るお客さんの連作短編集。
瀬尾さんはありふれた日常にちょっとした不思議を共存させるのがお上手で、本作も身近でなくてもどこかでこんな暮らしがあるのかなあと想像させてくれました。
個人的には占いをあまり信じていないので、どんな人が占いに行くのか、何を相談するのか興味深かったです。
ルイーズのようにショッピングセンターの一角で占いをする人って見かけたことないんですが、都会(田舎民丸出し)では普通の光景なんですか…?
占い師にも良いこと悪いことをそのまま伝える人、相談者の雰囲気を見て直感で伝える人、様々だからお客さんとの相性も大事だなあ -
Posted by ブクログ
文章のリズムが良く、するすると読み進めることができる。「驚くほど読みやすい」、それがこの本に対する第一印象。
内容について。
作中で描かれるパニック障害やPMS(月経前症候群)について、当事者が読めば「リアルではない」と違和感を抱いたり、不快に思うこともあるのかもしれない。しかし、それを外側の人間である私が推測するのは、余計な想像である。
物語の大半を占めるのは、二人の間に流れるとりとめもない会話。正直に言えば、最初は「だらだらと長いな」と感じ、少し退屈に思った。しかし読み進めるうちに、この“だらだら”こそが物語の核心なのだと気づく。
ささいな冗談や、意味のないように見える会話の -
Posted by ブクログ
16歳のヤンキー男子高校生が夏休みの1ヵ月、日中の間友人の1歳の娘面倒をみるバイトを頼まれる。
受ける方も頼む方も何考えてるのだと思う。読んだあともそう思う。
けど世の中にはそこまで切羽詰まって子育てをしている人もいるんだろう。
1歳と高校生の1ヵ月。
それは1歳のほうが成長分かりやすい。
けど高校生もまだまだ大人になる途中。
この1ヵ月で彼が得られたものはきっと人生でかけがえないものになったんだろうな。
いつか、ふたりの何年後かをまた読みたい。
まったく気がつかずに読んでいたけど、主人公の高校生太田は同著者の「あと少し、もう少し」に出てきていた。これは再読必須か。 -
Posted by ブクログ
ネタバレおもしろかった!2時間くらいで一気に読んでしまった!
初めは、エスパー…?そういう感じ?と思ったけど、実際は本当に心が読めるわけじゃなくて、その人がどう思ってるのか、その人の気持ちを汲み取る力に長けてるっていうことなんだなと思って、納得した。でも、その力は特別なものじゃなくて、梨木だけじゃなくて河野さんも、実は大竹さんも持ってるものなのかも。
途中、秋音の部分で現実離れした話が挟まり、その部分は、おやおや…と思ったけれど、、、でも、常盤さんの重荷が軽くなったようで良かったな。
梨木は、自分に特別な能力を求めていて、家族は特別な特技のない自分に呆れているとか、期待が苦しいと思っているけど、私は、