秋吉理香子のレビュー一覧

  • 無人島ロワイヤル
    「もし無人島に3つ持って行くとしたら、何を持って行くか」で盛り上がるバーの常連客。そして実際に訪れた無人島で起こるバトルロワイヤル。
    ラストはなんとなく予想できなくもないけど、設定にワクワクした!

    自分だったら何を持っていくかな…。こうなることは別としてもナイフは必須だな。
  • 月夜行路
    読みやすくサクサク読めた
    本の感想とは関係ないが
    他の方も書いてあるが大阪の印象が変わった
    美味しい食べ物と楽しい街という
    印象があったが知らない事が増えてよかった
    視点を変えてみるのも大事だと思った
  • 鏡じかけの夢(新潮文庫)
    人間の飽くなき欲望が皮肉的に描かれています。
    また、古い鏡のように少し怪しいものに惹かれる気持ちは、分かる気がします。

    「二回も騙される奴があるか。」
  • 監禁
    最後のどんでん返しは面白かったけど、内容がドロドロと重い。
    最後は色々と解決したっぽいけど、それに至るまでが後味が悪い感じだった。
    この主人公の周りに碌な男いないのはわかった。
  • 月夜行路
    最後はそうきたかという終わり方で意外性はあった
    ただ次から次と二人の周辺で事件が起こったり、文学のお話が入り込み…主人公の元恋人を探すのはどうなったの??と…
    情報が多すぎて少し読みにくかった
    秋吉理香子さんの作品好きなので イヤミスじゃなかったのが私的には残念だった
  • 殺める女神の島
    予測不能なノンストップイヤミス長編。

    孤島に集められたのは、ビューティーコンテスト『ミューズ・オブ・ジャパン』のファイナリスト七名。
    内面も美しいと思われた彼女達だが徐々にその化けの皮が剥がれていく。

    そして起こるべくして起きた連続殺人事件。

    合間に挟まれる救助者との会話でこの島から二名は無事...続きを読む
  • 無人島ロワイヤル
    無人島に3つ持っていくとしたら?
    うーん、そうだなぁ①ソーラー発電機②ナイフ③ライターこの3つかなぁ。
    あ…でもこれじゃ、発電できてもそれを使える電気製品がないか!?
    冒頭を読み進めながら自分も行くつもりでお題について考えるのは楽しかった。
    結末がえぇ!?そうかぁーーーーーと、スカッとした気分になり...続きを読む
  • 婚活中毒
    婚活にまつわる短編集。

    一話読んで二話目からはこんなオチだろうなんて疑いながら読んでみたが、予想がつかないオチだったりして楽しめた。
    でも、ちょっと現実味のないオチもあったので没入できないところもあった。
  • 聖母
    初読みでした。楽しく読めました。
    私は基本的には犯人探しはせずに、流れに任せて読むのですが、今回もそうして正解でした。
  • 殺める女神の島
    アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」を彷彿とさせるような、クローズドサークル系かと思ったら、オチが凄かったですね。 
    ネタバレになるので言えませんが、一言申すなら 
    犯人サイコすぎるだろうと言いたいです。
    ミスコンの最終候補に選ばれた7人の女性たちが、
    次々と島から消えていく、誰が犯人なの...続きを読む
  • 婚活中毒
    怖い。
    サスペンス的な怖さではなく、人間不信になりそうな怖さ。
    4話全てですが、最後のどんでん返しが想定外すぎて、毎回驚いていました。
    人間みんな欲深い生き物ですね。

    ぜひ、巻末の解説も読んでいただきたい。
  • 婚活中毒
    ページ数も文字数も少なく、短編集のような感じだったのであっという間に読めました。各話ほとんどがイヤミスで、しっかりとオチがあり面白かったです。漫画になってますがドラマ化しても面白いと思いました。
  • 無人島ロワイヤル
    無人島に3つ持っていくならという会話から始まったバトルロワイヤル。マスターの計略に嵌って殺し合うことになった今までバーでの仲間だった8人。かなり無理矢理設定だけど、3つのアイテムのサバイバルにおける役立ち具合、思いがけない活用法という点では面白かった。
  • 暗黒女子
    自分が推理していた犯人像がどんどん変わっていく感じがおもしろかった〜
    最後の結末も想像と全然違くてびっくり!!
  • 無人島ロワイヤル
    「無人島に持っていくとしたら、何を持っていく?」
    そんな興味をそそられる一文から始まる物語。

    ”無人島に何を持っていく?”を仲間と話しながら
    盛り上がった経験のある方も多いのではないだろうか。
    私もその一人。

    この質問は就職試験の面接でもされることがあるようで
    「その人物がどれだけ思慮深く物事を...続きを読む
  • サイレンス
    深雪はアイドルという夢を親や島のせいで諦めさせられたために東京への執着がすごいのと、俊亜貴に依存しすぎて周りが見えていない。俊亜貴は誰がどう見てもクズすぎて正直死んでも何とも思わんかった。
    雪之島は昔からのしきたりとかがちゃんと残っていて、本家や分家があったり、親や親戚との繋がりを大事にするだったり...続きを読む
  • 監禁
    お前もか!とツッコミを入れたくなった作品。

    由紀恵が病院で勤務する場面と夫が拉致監禁され殺されそうになる場面。
    かたや生命を助けようとし、かたや生命を絶やそうとする。
    すごい対比だ。

    連れ去られる時に1歳の娘の事ばかり心配しており、由紀恵のことは?と何かおかしいなあと読んでいたが、納得。

    看護...続きを読む
  • 監禁
    何この自分勝手な独りよがりな考え、と前半で思ったのに…作中で違う人物に二度も思うことになるとは。前半のシチュー作りの時に出していたルーをしまったりなど他にも少し違和感はあったけれど気付けなかったです。

    ただラストが少し拍子抜け。うーん、打ち切り漫画のようにいきなりサクサクと終わってしまったなぁと思...続きを読む
  • 絶対正義
    高校の同級生の範子はいつも正しく、正義感に溢れていた。
    ただ、正しいはずなのに、間違っていないのに、受け入れ難いものがあった。
    仲の良い5人組であり、範子の正義に助けられたこともあった彼女たちだったが、十数年振りに集まってから後に、各々が範子に突きつけられた正義に追い詰められる。
    そして、その限界に...続きを読む
  • 月夜行路
    家庭に居場所が無くなりつつある中年女性が初恋の人を探しに大阪へ出かける物語。バディを組むのは銀座の高級バーのママ。バディものとしては王道の流れ。ママは自らも小説を書くため大阪でも文豪が書いた小説の舞台となった場所を訪れていく。そこで発生する事件もママの高い洞察力と推理力で解決していく。主人公は初恋の...続きを読む