秋吉理香子のレビュー一覧

  • ジゼル

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    如何にもな舞台設定ながら、憎しみを超越する愛を謳う「ジゼル」が下敷きだからだろう、案外と爽やか。もっとドロドロになりそうなものだが。

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    2020年11月18日
  • ジゼル

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    バレエ好きとしても、ミステリ好きとしても楽しめました。読みながら、美しい舞台の情景や、舞い踊るプリエの可憐な姿が思い浮かび、舞台好きとしてわくわくしながら読みました。

    物語の途中にジゼルの物語が挿入されており、主人公の花音のまわりでおきていることがジゼルの物語に類似している事がわかる仕組みで、そこから誰が犯人なのか、これから何が起きるのかを推測しながら読みすすめられます。

    後半はもう怪しい人物がたくさんいすぎて、バレエ団の中が疑心暗鬼に包まれてしまうのも納得…前半の華やかな展開と後半の暗さの差もまた面白かった。

    犯人はある段階から察しはついたのですが、最終的なオチとしては、私の予想の斜め

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    2020年11月05日
  • 放課後に死者は戻る

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    途中で犯人は分かったけどこの結末は予想していなかった

    僕、小山のぶおは誰かから手紙をもらい待ち合わせ場所の崖に行ったそこで誰かに押され崖から落ちる。奇跡的に助かり意識が朦朧とする中何かがおかしいと感じ鏡を見ると見たこともないイケメンの男の顔が映っていた。
    そのイケメンは高橋真治。僕はこのイケメンとして入れ替わり暫くこの状態で生活していくことになる。
    鉄道オタクで唯一の友達だった田中吉雄には小山のぶおは誰かに押されたと話し犯人を一緒に探してもらうことに。
    以前僕と吉雄は浮いていた。女子でも一人溶け込めない丸山美穂ともあることから仲良くなり段々と惹かれていく。
    僕を崖から突き落とした犯人は判明す

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    2020年10月17日
  • 絶対正義

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    読み終わってなるほどねぇ
    もう少しパラパラするかと思ったけど~
    こんな感じも良いですね。
    同じ女性として分かる部分も有ったりしました。
    本は、読んでる時が最高ね。

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    2020年10月03日
  • サイレンス

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    意外とないかも?・・・なミステリーの設定かもしれませんね。
    アイドルを目指したかった田舎の女子。
    でも、育った環境って、その人に染み付いていて、意外と抜けないものなのかもしれません。
    そして、そこが安心する場所になっていく。
    都会ぐらしで巣食われていく、人間の心の闇。
    皮肉でもあり、考えさせられることも多いです。
    ある意味、本当に怖いストーリーって、こういう、普通の人たちのやることかもしれません。
    この著者の、他の作品も読もうと思っています。

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    2020年09月30日
  • 放課後に死者は戻る

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    主人公の高校生のぶおは、崖から転落し目が覚めた時にはイケメン高校生と入れ替わっていた!というトンデモ設定ながら、ちょっとした叙述トリックもあり、きちんとミステリーに仕上がっている。

    自分を呼び出し突き落とした犯人を探すため、元のクラスに別人として転入し、犯人を探す。調べれば調べるほど、以前の親友や、新しく仲良くなったクラスメイトたちが皆んな怪しく見えてくる。

    元々オタクっぽかったのぶおが、見た目が変わっただけでクラス内でのカースト底辺から頂点へ。卑屈になっていた自分に気付き、恋を経験し、以前とは考え方や行動も前向きになったのぶおの姿は清々しく、これぞ青春ミステリーという感じ。

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    2020年01月23日
  • 放課後に死者は戻る

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    中身が入れ替わるというのは、ありえないのだけれど、想像すると楽しい。が、この本では自分を突き落とした犯人探しをするというもの。
    同じクラスの仲間が信じられない。誰もかれもが怪しく思えるなんて。

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    2020年01月07日
  • 放課後に死者は戻る

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    ああ、これは高校生におススメって感じ。ということは見た目はアラフォ、中身は17歳の私にピッタリ。イケてないオタクのぶおと、超イケメン真治はほぼ同時に崖から落ちてしまう。のぶおの意識が戻ると、超イケメンの体になっている。のぶおは突き落とされた手ごたえから、真治として犯人探しをするー。入れ替わってる~、の苦手なタイプの話だし、物語としてはありがちとはいえ、ラスト一捻りしてある。そして人は見た目じゃない、中身だというテーマが素直な心の目でよかった。爽やかミステリー。面白かった。高校生におススメ。

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    2019年12月25日
  • 双葉社ジュニア文庫 暗黒女子

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    なぜジュニア文庫かというと、たまたま入手したのがジュニア文庫なだけです。

    これも一種の叙述トリック何でしょうか。

    サークルメンバーによる短編小説5篇のあと、もう一本短編小説と、あるのですが…小説?作文ではなくて?物語ではなく、サークルメンバーの思い出話なので、小説って言われるとなんだかなとは思うのですが、最後のを読むと小説でいいのかな?と思ったりもします。

    しかし、最後でひっくり返したなとおもったら、もう一度ひっくり返してくるとは…。やられました。

    サークルメンバーの短編小説を読むのは結構きついんですが、最後のための下準備と思えば、なるほどという感じですね。

    我慢して最後まで読めれば

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    2019年12月14日
  • 放課後に死者は戻る

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    ネタバレ

    ミステリー的な犯人捜しをマジでやっていたが、だまされたぜ!しかし小山君の存在と丸山さんの存在に2回はびっくりさせていただきました。そして分かったの…陽キャに悪い奴なんていないということを…。

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    2019年10月17日
  • 自殺予定日

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    はじめの方は軽めのミステリーだけど、終盤差し掛かると可愛らいしい恋愛事情も入ってきて、読んでいて楽しい!読みながら先を予想してもことごとく予想の斜め上にくる!ドキドキハラハラします

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    2019年09月13日
  • 猫ミス!

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    猫が出てくるアンソロジー。どれも良かった。全部猫目線かと思ったらほとんどが人間目線。「オッドアイ」の少年二人が爽やかでよかった。死んだ猫の目の色を確かめるのがお話のポイントだけど、白猫のオッドアイの確率は高いと思うのでどうなんだろ。

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    2018年04月16日
  • 猫ミス!

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    猫が絡んだミステリー集。小松エメルの「一心同体」が面白かったかな。秋吉理香子の「呪い」はオチが予想できるけど、それでもじわりと来るイヤミス。さすがですね。

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    2017年11月29日
  • 猫ミス!

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    猫とミステリーの相性がいいのはその内面が謎に満ちている(何考えてるかわからん)からではないでしょうか。
    アンソロジーなのでどれもミステリーとしては薄味ですが、ストーリーに猫である必然性が(ある程度は)あるので、猫小説としては全然ありでしょう。
    でも恒川氏の『猫どろぼう猫』はホラーです。すげー浮いてる。怖い。
    あと、表紙がダサい。

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    2017年10月21日
  • 雪の花(小学館文庫)

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    初読み作家。
    全体的に華のあるアップテンポな物語というより地味なんだけど、自分に近い人のことのようで先が気になって読んでしまう感じの小説。

    《女神の微笑》
    戦う前に負けを認めてきた男の最後の砦を守る決意までの話
    《秘蹟》
    いつの頃からかキリスト教を信仰していた妻が失踪した。その理由と、毎朝毎晩の妻の祈りの意味に打ちのめされ、そして自身の罪と許し。
    《たねあかし》
    元彼へと綴られる女の、知られざる女としての裏の顔としたたかで満ち足りた無意識の悪意。あまりに可愛らしく綴られていて清々しい。
    《雪の花》
    一組の夫婦は雪の町から逃げ出して、華々しい都会に幸せと絶望の大波に揉まれて満身創痍で帰り着く、

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    2014年01月25日
  • ジゼル

    匿名

    購入済み

    次々と起こる出来事。本当にまゆみなのか、それとも犯人がいるのか。誰も彼も怪しく思え、バレエに身を捧げる人達の情熱や嫉妬。バレエの世界は美しいだけではないのがよくわかりました。

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    2026年04月06日
  • 修羅の桜

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    家出?事故?事件?
    我が子がかかわっているのか?
    疑心暗鬼に陥る
    同級生の母たちを襲う、
    衝撃の真実!

    塾でトップの
    あの子が、
    消えたーーー
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    中学受験塾でトップだった多門が姿を消した。
    最初は塾をサボっただけど思ったが、
    一日経っても帰ってこない。
    事故?事件?警察も動き出す。

    親の中でも嫉妬や劣等感があって。
    私は親世代ではあるものの、
    子どももいないので、
    私が同じ立場に置かれたら、
    辛過ぎて無理かもと思いました。苦笑

    結末はおおお…と驚きの展

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    2026年03月29日
  • 絶対正義

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    ネタバレ

    イヤミスとしては素晴らしいお話なんだけど範子の性格と結末が本当に好きじゃなかったのであんまり読み返せない
    行き過ぎた正義の「行き過ぎた」ってどこから?
    最後範子の娘が4人を裁いたの、本来なら母親を殺した加害者に対する正当な行動だと感じてもおかしくないはずなのに嫌悪の方が勝ってしまった、経緯を知るだけでこんなに考えが変わるのかと

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    2026年03月23日
  • 監禁

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    途中で、えっ!!!!となって、
    一瞬で、いくつもあれこれ可能性が浮かんできて、
    遡って確認しようとしたが、それよりもどんどん先を読めばわかってきた
    ちよこちょこグロい表現もあるが、がんばって想像しないように読んだ
    私にしては一気読みしたほうだった

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    2026年03月23日
  • 聖母

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    男児を標的とした連続殺人事件。遺体への性的暴行という異常性に世間は震撼する。娘を持つ保奈美は、犯人の手が我が子に及ぶことを恐れ、なりふり構わぬ執念で「守ること」に心血を注ぐ。
    保奈美、警察、そして犯人である真琴の独白。複数の視点で進行する物語を読者はあるがままにうけいれてしまう。

    「世界が一変する」という謳い文句の通り、終盤、それまで見ていた風景が音を立てて作り替えられる。何度かヒントは提示されていたはずだが、読者の思い込みを逆手に取った構成に、見事に掌の上で転がされた。

    同じ母娘を扱った叙述トリックでも、『悪いものが、きませんように』のような泥を呑むような後味とは毛色が異なる。あちらが関

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    2026年03月23日