秋吉理香子のレビュー一覧

  • 放課後に死者は戻る

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    中身が入れ替わるというのは、ありえないのだけれど、想像すると楽しい。が、この本では自分を突き落とした犯人探しをするというもの。
    同じクラスの仲間が信じられない。誰もかれもが怪しく思えるなんて。

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    2020年01月07日
  • 放課後に死者は戻る

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    ああ、これは高校生におススメって感じ。ということは見た目はアラフォ、中身は17歳の私にピッタリ。イケてないオタクのぶおと、超イケメン真治はほぼ同時に崖から落ちてしまう。のぶおの意識が戻ると、超イケメンの体になっている。のぶおは突き落とされた手ごたえから、真治として犯人探しをするー。入れ替わってる~、の苦手なタイプの話だし、物語としてはありがちとはいえ、ラスト一捻りしてある。そして人は見た目じゃない、中身だというテーマが素直な心の目でよかった。爽やかミステリー。面白かった。高校生におススメ。

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    2019年12月25日
  • 双葉社ジュニア文庫 暗黒女子

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    なぜジュニア文庫かというと、たまたま入手したのがジュニア文庫なだけです。

    これも一種の叙述トリック何でしょうか。

    サークルメンバーによる短編小説5篇のあと、もう一本短編小説と、あるのですが…小説?作文ではなくて?物語ではなく、サークルメンバーの思い出話なので、小説って言われるとなんだかなとは思うのですが、最後のを読むと小説でいいのかな?と思ったりもします。

    しかし、最後でひっくり返したなとおもったら、もう一度ひっくり返してくるとは…。やられました。

    サークルメンバーの短編小説を読むのは結構きついんですが、最後のための下準備と思えば、なるほどという感じですね。

    我慢して最後まで読めれば、スッキリというか、スカッとする感じなんですが、闇が深いので爽やかではないんですよね。

    最後で一気に面白くなる話なので、読む方は我慢して読み勧めてほしい。最後で良いと思えるはずなので。

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    2019年12月14日
  • 放課後に死者は戻る

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    ネタバレ

    ミステリー的な犯人捜しをマジでやっていたが、だまされたぜ!しかし小山君の存在と丸山さんの存在に2回はびっくりさせていただきました。そして分かったの…陽キャに悪い奴なんていないということを…。

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    2019年10月17日
  • 自殺予定日

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    はじめの方は軽めのミステリーだけど、終盤差し掛かると可愛らいしい恋愛事情も入ってきて、読んでいて楽しい!読みながら先を予想してもことごとく予想の斜め上にくる!ドキドキハラハラします

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    2019年09月13日
  • 猫ミス!

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    猫が出てくるアンソロジー。どれも良かった。全部猫目線かと思ったらほとんどが人間目線。「オッドアイ」の少年二人が爽やかでよかった。死んだ猫の目の色を確かめるのがお話のポイントだけど、白猫のオッドアイの確率は高いと思うのでどうなんだろ。

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    2018年04月16日
  • 猫ミス!

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    猫が絡んだミステリー集。小松エメルの「一心同体」が面白かったかな。秋吉理香子の「呪い」はオチが予想できるけど、それでもじわりと来るイヤミス。さすがですね。

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    2017年11月29日
  • 猫ミス!

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    猫とミステリーの相性がいいのはその内面が謎に満ちている(何考えてるかわからん)からではないでしょうか。
    アンソロジーなのでどれもミステリーとしては薄味ですが、ストーリーに猫である必然性が(ある程度は)あるので、猫小説としては全然ありでしょう。
    でも恒川氏の『猫どろぼう猫』はホラーです。すげー浮いてる。怖い。
    あと、表紙がダサい。

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    2017年10月21日
  • 雪の花(小学館文庫)

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    初読み作家。
    全体的に華のあるアップテンポな物語というより地味なんだけど、自分に近い人のことのようで先が気になって読んでしまう感じの小説。

    《女神の微笑》
    戦う前に負けを認めてきた男の最後の砦を守る決意までの話
    《秘蹟》
    いつの頃からかキリスト教を信仰していた妻が失踪した。その理由と、毎朝毎晩の妻の祈りの意味に打ちのめされ、そして自身の罪と許し。
    《たねあかし》
    元彼へと綴られる女の、知られざる女としての裏の顔としたたかで満ち足りた無意識の悪意。あまりに可愛らしく綴られていて清々しい。
    《雪の花》
    一組の夫婦は雪の町から逃げ出して、華々しい都会に幸せと絶望の大波に揉まれて満身創痍で帰り着く、故郷の校庭から香りたったひとつの花から受け取ったもの。

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    2014年01月25日
  • これが最後の仕事になる

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    アンソロジーと言うのも良いなと最近思っていて、その勢いで買った本。ただ、ちょっと大人数過ぎん?
    まぁ、あまり好みでない話であればすぐに読み終えられてホッとする代わりに、これは結構良いぞと思う話は短過ぎるでしょ!
    好みだったのは、小川哲、夕木春央、高田崇史。これらの方達の本は読んだことなかった。新しい出会いに乾杯!そしてオオトリの米澤穂信。さすがです。貫禄が違う。
    あれ?こうして書き出してみると結構満足してるような。でもこの物足りなさ感は何なんだろう?やっぱもっと長いのが読みたくなるからだ、きっと。それが狙いだな、この本は。

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    2026年10月09日
  • 聖母

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    騙そうとしてるのがバレバレで一部のミスディレクションはすぐにわかった。
    最後の大きなどんでん返し?は判明した後も釈然とせず、読み返してみてもズルいと思ってしまった。

    ただ不妊治療の大変さはよくわかって、女性がしんどい思いをするのはやはり不公平だなぁと思った。

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    2026年10月05日
  • 月夜行路 Returns

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    ネタバレ

    オカマバー兼作家のママと主婦が活躍するミステリー
    ママが文学の知識をもとに、次々と事件を解決していく
    夏目漱石をはじめ、多くの作家が登場するので、文学好きにはたまらない作品なのだろう
    私も古典は嫌いではないので、たまに読むことがある
    この作品をみて、改めて古典文学に触れてみたいと思った

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    2026年10月04日
  • 聖母

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    ネタバレ

    自分を強姦した男と同じようなタイプの男児を憎くて殺害するのはわかるし、子どもがやった犯罪を親が隠滅したり被ったりするのもわかるけど、子どもが強姦されて妊娠した子どもを産めと言う母親のことが理解できない。
    いくら自分が不妊だったとしても、そんな風に思うかな。そこが保奈美の異常さなの?誰か教えて欲しいです。
    そこに引っ張られて最後までモヤモヤが残りました。

    でも真琴が女性だというよくあるトリックにまんまと引っかかりました。
    文章も読みやすくもう一回読んでみたくなりました。

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    2026年10月03日
  • 聖母

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    いやはや、聖母ね、、、なるほど。何と言っていいのか。なにを書いてもネタバレになるので、なるほど聖母ね、、っと言っておこう。
    最初から釈然としないものが、最後になるとその違和感が解明されるとでも言いましょうか。
    直前に読んだトリカゴが、母親からネグレクトをを受けた子供の話だったので、なんとも両極端だこと。
    色々な母親が、色々な狂気があるものだ。

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    2026年09月29日
  • 監禁

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    以前からちょっと気になっていたこの本
    インスタグラムで紹介されていて、それから読みたいスイッチオン
    やっと読めました

    物語が始まっていくとハラハラしましたが、進んでしまえば意外と平気
    そして、途中で感じた違和感は、ちゃんと回収されてくれました

    私個人としては、そうでしょ?変だと思ったんだよね、それがこうつながるのか!っていうところです

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    2026年09月27日
  • これが最後の仕事になる

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    「これが最後の仕事になる」
    共通の一文からいろんな作品が読めるとは!
    短編集は初めてで、いろんな作家さんの作品が読めるのは新鮮だった。
    初めて読む作家さんで気になる方もいて、読書の幅が広がるなと思った。

    個人的に面白かった作品
    『電子の赤紙』/三上幸四郎
    『声』/岸田奈美
    『まだ間に合うよ』/金子玲介
    『時効』/米澤穂信
    『あの人は誰』/麻見和史

    衝撃的だった作品
    『【従業員が告発!】ペットショップという名の地獄』/真梨幸子

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    2026年09月23日
  • 聖母

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    ネタバレ

    「生まれるまでが神の領域なのであれば、生まれてからは母の領域なのだ。無事に我が子を抱くことができたら、全身全霊をかけて愛し、守る。たとえどんなことがあっても、自分の命を削ってでも、守り抜くーー」

    この作品で一番印象に残った言葉だ。母になる女性の覚悟が込められていると感じた。

    母親にとって子供は、お腹を痛めて産んだ、自分自身の分身のような存在であり、我が子のために力になりたい、守ってあげたいと思うのは当然なのだろう。まして不妊治療の苦労の末に授かった子供なら、その思いはなおさら強くなるのかもしれない。

    この作品の怖さは、シリアルキラーや異常性愛者のような「理解できない狂気」ではなく、誰もが理解できる母親の愛情が暴走してしまうところにあると思う。

    子供の味方であり、理解者でありたい。子供を守りたい。その気持ちがいつの間にか犯罪への加担に変わってしまう。こうした母性の暴走にはゾクッとした。

    ただ、読んでいてそこまで強烈な狂気や恐怖を感じなかった。これまでに読んできたシリアルキラーのような、常人には理解できない得体の知れない狂気とは違うからだろうか。

    むしろ、我が子のためなら人の道を外れてでも守ろうとする姿は、この母親だけの特殊な感情ではないのかもしれないと思った。ここまで極端でなくても、子供が苦しまないように手助けすることを「守ること」と取り違えてしまうような愛情は、現実にもありそうな気がした。

    叙述トリックは見事で、保奈美と真琴と薫の関係には驚かされた。ただ、途中から何となく母親が関わっているのではないかと感じていたこともあり、個人的にはトリックそのものよりも、母親の愛情がここまで歪んでしまうことのほうが印象に残った。

    母性愛に溢れ、慈愛の心を持つはずの「聖母」。その言葉を、こんな歪んだ愛情を描いた作品のタイトルにすることに、皮肉を感じた。

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    2026年09月22日
  • 暗黒女子

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    ネタバレ

    お嬢様女子校でカーストトップのお嬢様が飛び降り自殺した。
    そのお嬢様の主催する闇鍋パーティ。真っ暗な中、それぞれのメンバーが自作を朗読する。内容は自分ではない誰がどう言う目的でいつみを殺したか。

    全員のストーリーが紹介された後、いつみお嬢様の描いた物語が共有される。自分が主人公であるための弱みを握ったメンバーの収集。先生との禁断の恋、妊娠、理事長のお父様からの拒絶と堕胎、そして自殺を装っての駆け落ち。そしてメンバーの裏切りを許せずに闇鍋に毒を入れたとのこと。
    だが幼馴染は安定するいつみが許せずに殺した。

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    2026年09月18日
  • 自殺予定日

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    ネタバレ

    六曜や風水など詳しくないのでその辺は無くても良かった。父親が殺されたと思って生きることを諦めてたけど、主人公がひろあきと出会い自殺をやめてイメチェンして前向きに生きて行くことが出来るようになって良かった。

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    2026年09月18日
  • 監禁

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    ネタバレ

    ⭐︎2.5から3

    妻は夜勤中の看護師、その間に夫が元夫に監禁される。そして元夫は妻の元患者に監禁される。
    どんな設定?w
    夜勤中の妻は急変や喀血やらで、めちゃくちゃ忙しそうだしw娘の舞衣子だけはいい子で良かった。
    最後は妻と夫が仲良く引っ越して、2人目もできて幸せに終わったので良かった。

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    2026年09月12日