秋吉理香子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初読み作家。
全体的に華のあるアップテンポな物語というより地味なんだけど、自分に近い人のことのようで先が気になって読んでしまう感じの小説。
《女神の微笑》
戦う前に負けを認めてきた男の最後の砦を守る決意までの話
《秘蹟》
いつの頃からかキリスト教を信仰していた妻が失踪した。その理由と、毎朝毎晩の妻の祈りの意味に打ちのめされ、そして自身の罪と許し。
《たねあかし》
元彼へと綴られる女の、知られざる女としての裏の顔としたたかで満ち足りた無意識の悪意。あまりに可愛らしく綴られていて清々しい。
《雪の花》
一組の夫婦は雪の町から逃げ出して、華々しい都会に幸せと絶望の大波に揉まれて満身創痍で帰り着く、 -
Posted by ブクログ
ネタバレこどもは、当たり前に授かるものではなく、奇蹟。
そして、不妊治療を経て心身、金銭、生活すべてを捧げ
授かった命に、全てかけて護ると誓う保奈美、序章。
剣道部、真琴が女子学生に告白される。仲間が、その気はなくても、一度付き合ってみろよ!と、普通の高校生活が映し出される。
そんな中、猟奇的幼児殺害事件。犯人が語る心抉る犯罪描写、その必要性があったのかと思いつつ進む。
最終章で明かされる種明かしに、驚かされるものの、それぞれの抱えてた苦難を、子を護る強さが昇華させ、聖母となった母の所業。 もとの残酷な苦難を与えた者の罪は、計りきれず重く、逃れて浮かべた狡猾な笑みは、天網恢恢疎にして漏らさず、惨憺