【感想・ネタバレ】無人島ロワイヤルのレビュー

あらすじ

「無人島に3つ持っていくとしたら?」初夏の夜、この定番の他愛ない話題で盛り上がっていたバーの常連たちは、マスターの告げた一言でさらに沸く。「俺、無人島持ってるよ」。かくして、彼らは3つのアイテムのみを手に無人島を目指すことに。だが、一夜明けると、マスターとヨットは消え、代わりにビデオメッセージが残っていた。「これからバトルロワイヤルをやってもらいます」。初めは絶望にかられながらも協力し合っていた常連たちだが、「10億円の賞金」をめぐって互いに疑心暗鬼となり、ついに最初の脱落者がでる――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かったです!一気に読み切った〜
ハラハラなスリル満点でドキドキしながら最後まで読みました、最後の意外性もありました
最初はあんなにイライラした人物だったのにまさかで生き残ったのでたくましかったということで
それぞれの視点で進められて人物の緊張感不安が伝わってきて読むのをやめられませんでした
五木怖かったですね、サイコパスの狂気を感じましたね
秋吉理香子さんの作品これで3作目ですが自分に刺さる作品ばかりなのでこれからもチェックしたいですね

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2025年08月18日

Posted by ブクログ

無人島に3つ持って行くとしたら?

バーで出会った8人
3つのアイテムを持ちマスターが所有する無人島へ
だが一夜明けるとマスターとヨットが消え「バトルロワイヤルをやってもらいます」とのメッセージが残されていた

読みやすい上にわかりやすいストーリー展開で一気読み!
休日に一気読みできる本を探してる人にオススメしたい!
自分がこの状況になるのは絶対に嫌だけど、読み物としてはめちゃくちゃ面白かった!
ラストは賛否あるみたいだが、わたしは最高に良かった!
秋吉里香子さん初読みだったが他の本も読んでみたいと思った!

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2023年12月09日

Posted by ブクログ

10億円と生き残りを掛けて無人島で行われるバトルロワイヤル。
ハラハラ感と臨場感が楽しめた。
ただ最初に持って行く3つのアイテムは、「3つだけアイテムを無人島に持っていけるなら、何にするか?」を各自リゾート目的で選んでるため、戦闘や駆け引きに使う機会が少なく、単調に。
貴志さんのクリムゾン記憶を無くしてもう一度読みたい笑

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2025年09月01日

Posted by ブクログ

「無人島」サバイバル感あって憧れのシチュエーション。そして最後の1人になるまで戦い続けるっぽい「ロワイヤル」。こんな魅力的なタイトル反則。「無人島に3つ持って行くなら何持って行く?」こんな陳腐な会話からの設定なのに面白いんだな。私がこの手のジャンルが好きだからかも。そして偶然無人島を所有していたバーのマスター。都合よすぎるとかどうでもよく、その島内でおこる参加者の心理状態やかけひきの感じが読んでて面白いのだ。自分なら…と妄想しながら楽しめました。同著「殺める女神の島」より純粋なサバイバル感が面白かった。

まぁただ、いいんだけど殺し合いの美学がないのがちょっとね。映画「バトルロワイアル」的なやつ。

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2025年08月15日

Posted by ブクログ

久しぶりに一気読みしました。やっぱり秋吉理香子作品はこうでなきゃ。テンポよく話が進んでいく。残念なのは最後に生き残るのが誰かってことが無人島に着いた時にわかってしまったこと。それでも楽しくドキドキしながら読み進めれた作品でした

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2024年10月05日

Posted by ブクログ

『無人島に三つ持っていくとしたら、なにを持っていく?』って話で盛り上がっていたら、本当に行くことになっちゃう話!
久々に読書欲を駆り立てられて一気読み☆
行った後はお決まりのバトルロワイヤルなので、行く前にバーで何を持って行くかみんなで決めてるときが1番面白かった♬バカ女とシラける周りが最高♡

ち物に性格が表れるし、行った先では性格が変わる。
人間らしさを見た気がした。

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2024年07月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ーー無人島に3つだけ持っていけるとしたら何を持ってく?
バーの常連同士で繰り広げられる楽しげな妄想話から、
ーー俺、無人島持ってるよ。
マスターの一言で始まった束の間の夢の無人島生活。

のはずが始まるバトルロワイヤル。

マスターこんなことして後処理どうするの?とかそういう本土に戻ってからの現実的な問題は置いといて…

生き残りゲームの元祖(?)『バトル・ロワイアル』がど真ん中世代なので普通におもしろかった!元祖バトロワの簡易版な感じ。

普通にサバイバルを数週間して生き残りましょなスタンスな中でサバゲー好きな公務員と、バズり目的のユーチューバーが殺し合いに乗り気なって始まっちゃうのは自然でよかった。

初っ端からワガママ糞女感と足手纏い感全開のリリコは序盤でさらっと死ぬんかなと思ったら予想外の活躍ぶりだった。
こんな後半戦力になる女だったの…?賢いし勇敢だし別人だった。大切なもの、なんだからリリコを選ぶでしょ?!なんてお花畑発言してたあの子はどこへ?

9人しかいなかったからさくさく進んじゃって寂しいくらいだったけどこれでも登場人物覚えきれなかったからこれくらいが限界なのかな、そう思うと元祖の40人てとんでもない人数だね…

最後、この冒頭で自分だったら
「本 紅茶淹れたステンレスボトル お茶菓子」
を選ぶので末広くんに見捨てられそう感半端ないなと思った笑

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2024年07月11日

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人は極限状態の中で変わり、見た目で判断しない方がいいことを教えてくれました。

誰もが一度は話題になる、無人島で何をもっていくか?をテーマに物語が進んでいきます。今回は娯楽のために持っていくもので楽しく予定だったのに・・・

あまりにも面白くてあっという間に読んでしましました。
次はどのような展開になるのかワクワクし、ページを捲る手が止まりませんでした。

本当に人って悪の部分があるけれど、人としての信念?生きる強さも兼ね備えているのだと考えさせられました。

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2024年03月15日

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読みやすいタッチだったからそんな殺し合いじゃないかと思いながら読んだけど、ドキドキした!
終わり方、私は大好き。

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2023年12月13日

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フォロワーのジジさんのレビューを拝見して気になった本作『無人島ロワイヤル』の概要と感想になります。

とあるバーの常連たちの何気ない「無人島に何を持っていく」という会話から始まり、バーのマスターが所有する無人島へ実際に旅立つ御一行。綺麗な砂浜とヤシの実等に囲まれた楽園での時間を満喫できるかと思いきや、翌朝には恐怖の世界に御一行は突き落とされる。

無人島でのバトルロイヤルは、果たして誰が生き残るのか?

感想です。
人間の本質に迫る描写が妙にリアルで、自分だったら登場人物の誰に当てはまるのかと考えてしまうものの、まともに一夜すら過ごせそうにないかも知れないなと情けなく思う所です。エンディングは賛否分かれるかも知れませんが、私は1番スッキリするシナリオでした。

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2023年12月04日

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無人島に持って行くものが今後変わりそうな物語でした。


無人島に3つだけ持っていけるなら何がいいのか? 
本、酒、つまみ。何も知らなければ自分はその3つで決まりそうです。
しかし、ここで本は役に立ちそうもありません。せいぜい火起こしにに使うくらいでしょう。
食べ物?ナイフ?水?マッチ?懐中電灯?
サバイバルの知識は役に立ちそうです。
あとは人をだますテクニック。←
人の嘘を見破る力!

なんだか自分が悪者になったような読後感ですが…はたして結末は?!

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2025年11月16日

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3.5

設定的には面白かった。
テンポもよく半日で読み切った。

主人公が意外にクソキャラだった。
フィアンセに命がけで助けてもらったのに、最後は金に目がくらんでフィアンセも殺そうとしてしまう。

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2025年07月25日

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ネタバレ

難しいことを考えずに無人島でのバトロワを楽しむ本でした。エアガンと日本刀を持った公務員の人が印象的。最終的には男性側のクズ主人公が死んでくれたのが良かったです!

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2025年07月05日

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ネタバレ

無人島に3つの物だけ持って行くとしたら、という話題から実施し、生き残れば10億円がもらえる。
想像通りの人が残るがさらに条件付きでの賞金受け取り、気軽に読める本。
当然、私なら何を持っていくか考えはじめた。

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2025年06月29日

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無人島に3つ持っていくとしたら?という1度は聞いたことのある質問から始まったサバイバルゲーム。
なんとなく展開が見えていた感じはありましたが、どんどん読み進めていけておもしろかったです!

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2024年12月22日

Posted by ブクログ

前回の「殺める女神の島」に引き続き、クローズドサークル設定の話を読んでみた。
こちらはリゾートではなく、ただの島。

常連客の集まるバーで「無人島に持っていくとしたら?」という話で盛り上がっていると、バーのマスターが無人島を持っていることがわかり、実際に3つのアイテムを持って行くことに。

3つのアイテムは何にするか。
身につけるものは1つにカウントするのか否か。メガネは1つのアイテムになるのか?、じゃあウェットスーツはアイテムじゃないのか?とか。
バナナはおやつに入りますか?という問いと同じ。
それを大人が真剣にそれを話し合う。
この最初の導入部分がこの話の中で一番面白かった。
あとは、あっという間に展開するバトルロワイヤルだった(笑)

自分だったら何を持って行くか考えた時、
無人島に持って行く物という問いは、バカンスよりも滞在・脱出する設定で考えることが多い問いだなと思った。
私が一番に思い浮かべたのはナイフだった。バカンスならナイフなんて持って行かない…。

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2024年11月23日

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2時間くらいでサラッと読めた。
登場人物たちが殺し合いを始めるまでが少し唐突すぎる気がした。
持ってきたアイテムを活用して戦うところ、アイテムによって不平等さが生まれているところはおもしろいと思った。

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2024年10月06日

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バーでの常連さん達の会話
「無人島に3つ持っていくとしたら何を持っていく?」
まぁまぁ、よくある会話ですよね。
そして、そこそこ盛り上がってお終いになると思いますが、なんと!!バーのマスター、無人島を所有していました。
そして、思い思いの物を各自持ち寄り無人島へ行っちゃいます。
このマスター、資産家で退屈な日々を送っていた事から、退屈凌ぎの賞金をかけたバトルロワイヤルをしかけちゃいました。
サクサクとページが進むので、サクサクと人が死んでいきます。

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2024年09月26日

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「無人島に3つ持っていくとしたら?」
バトルロワイヤル系はあまり得意ジャンルじゃないけど、まぁ楽しく読めた。ただラストが予想通りだったのでもう一捻り欲しかったかな。
ちなみに私は①ナイフ②ファイアスターター③ダッチオーブンを持っていく(*´∀`*)

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2024年09月05日

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ネタバレ

女は強し!
わがままリリコが終盤大活躍!
いざとなったら愛する人を守る頼れる存在だった!
その反面婚約者の修一のクソなこと…。
何故か唐突に始まった無人島でのバトルロワイヤルだけど、極限状態に陥った時の人間の本性が見えて、読みやすく面白かった。

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2024年08月31日

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バーの常連たちの何気ない会話、「無人島に3つ持って行くとしたら」。バーのマスターの「俺、無人島持っているよ」。孤島における殺人ゲームの始まりを連想させる始まり。10億円の賞金をめぐるサバイバルに発展。アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」なみのミステリを期待してしまったのが間違いだった。章ごとのタイトルが登場人物の個人名なのと、特に工夫もなく淡々と殺人が行われてゆくので、これは最後にひとひねりあるのではと思ったのだが。すごく読みやすく、面白いのは面白いのだが、ん~~~。

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2024年07月05日

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無人島に3つだけアイテムを持っていくとしたら?
そんな話題が現実になる事に。飲み友達がひょんな事から、アイテム3つを持って、無人島に旅行に…のはずが、置き去りにされ、最後に一人か二人で生き残らないと、帰れない事に。まさに、生死をかけたバトルロワイアル。
みんなの心理描写が拙く、あっという間に死んでいくので…もう少し長編で、丁寧に描いてる方がよかったかな。

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2024年06月16日

Posted by ブクログ

「もし無人島に3つ持って行くとしたら、何を持って行くか」で盛り上がるバーの常連客。そして実際に訪れた無人島で起こるバトルロワイヤル。
ラストはなんとなく予想できなくもないけど、設定にワクワクした!

自分だったら何を持っていくかな…。こうなることは別としてもナイフは必須だな。

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2024年03月30日

Posted by ブクログ

無人島に3つ持っていくとしたら?
うーん、そうだなぁ①ソーラー発電機②ナイフ③ライターこの3つかなぁ。
あ…でもこれじゃ、発電できてもそれを使える電気製品がないか!?
冒頭を読み進めながら自分も行くつもりでお題について考えるのは楽しかった。
結末がえぇ!?そうかぁーーーーーと、スカッとした気分になりきらずで不完全燃焼な読後感。
最後はどうなる!?と気になりながら読み進めるのは面白かった。

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2024年03月16日

Posted by ブクログ

無人島に3つ持っていくならという会話から始まったバトルロワイヤル。マスターの計略に嵌って殺し合うことになった今までバーでの仲間だった8人。かなり無理矢理設定だけど、3つのアイテムのサバイバルにおける役立ち具合、思いがけない活用法という点では面白かった。

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2024年02月23日

Posted by ブクログ

「無人島に持っていくとしたら、何を持っていく?」
そんな興味をそそられる一文から始まる物語。

”無人島に何を持っていく?”を仲間と話しながら
盛り上がった経験のある方も多いのではないだろうか。
私もその一人。

この質問は就職試験の面接でもされることがあるようで
「その人物がどれだけ思慮深く物事を考え、
判断するかを知る、リトマス試験のようなものだろう。
つまりお気楽にネタとして盛り上がれる一方、
深く人間を洞察できるという、きわめてすぐれた質問なのだ」
(「無人島ロワイヤル」より)

しばらく考えたこともなかった”無人島に何を持っていく?”問題。
他の人の答えが気になりだしていたら
とても興味深い記事をみつけた。

『アイ・アム・冒険少年』で無人島から脱出経験のある
QuizKnockの伊沢拓司さんらが
東大生に「無人島に1つだけ持っていきたいものは何ですか?」というアンケートを実施した。
その結果
第1位 ナイフ
第2位 ライター
第3位 ろ過装置・浄化装置など
    水を確保するもの
第4位 友達や親友・船
第5位 スマホ
伊沢さん自身の答えも「ナイフ」だった。

その他の答えの中には
伊沢拓司、武井荘、ドラえもんというものも。

『無人島ロワイヤル』では
年齢も性別も職業もまるで異なるバーの常連客が
悩んだ末に3つのアイテム選ぶ。
そこで始まったバトルロワイヤル。
自らが選んだアイテムはこの極限状態で役に立つのか?
一見、最強だろうと思われるアイテムも使い方を間違えれば命とり。
一方で、最弱と思われたアイテムも使い方次第では…

アイテムは確かに重要だ。
東大生の第1位で伊沢さんの選んだ”ナイフ”を
アイテムとして選んだ常連客もいる。
でも、アイテムはそれだけでは力を発揮しない。
使う人の使い方次第だ。
『無人島ロワイヤル』では思わぬアイテムが力を発揮する。
重要なのはやはり”使う人”と”気持ち”かもしれない。
読みながらふとそう思った。

東大生が第3位に選んだ友だちや親友。
この答えを導き出す”気持ち”というか”思考”というか…
もしかしたら、そういうものが”最強”かもしれない…

『月夜行路』が良かったので
この本を読んでみたが
しっかり「イヤミス」だった。
私、イヤミスは苦手なんだけど…

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2024年02月18日

Posted by ブクログ

まず登場人物一覧で名前と「アイテム」が記載されているので何だかゲームみたいだなぁと思ったが、内容もまんまサバイバルゲームだった。無人島に3つ持っていくとしたらなに?という他愛のないやりとりから本当に無人島に行くことになった8名。主催者から生き残った者には賞金10億円が支払われるということで、殺るか殺られるかのバトルロワイヤルが幕を開ける。キャラも皆たってて面白かったけど、展開に意外性がなかったのがちょっと残念。秋吉さんならもう一捻り!と期待してしまう。ちなみに自分なら虫よけスプレー・本・枕を持っていく。

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2023年12月31日

Posted by ブクログ

表紙を見て面白そうだったから読んでみた。
最初はバーの常連8名が無人島の話をしていたらマスターが持ってる。から始まる話。
それからマスターの暇つぶしで無人島に取り残されてしまうわけだが、読んでいると登場人物がサイコパス気味の方が多くて、このメンバーだからこそバトルロワイヤルが成立したのかなとも思った
ただそんなに簡単に人が死んでいくのかなとも思う。
それでも読んでいて面白かったし次はどうなる?と思って一気に読んでしまった。

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2023年12月09日

Posted by ブクログ

無人島に3つだけ持って行けるモノは?とあるバーに集う常連客がマスターの所有する無人島にその3つを持参してバカンスを過ごすはずが、クルーズ船諸共マスターは姿を消す。2人生き延びた人に10億を贈ると言う動画を残して。
全く荒唐無稽だし、終わりも直ぐ分かる展開だが、漫画チックで面白かった。笑って本を閉じた

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2023年12月08日

Posted by ブクログ

突拍子もない企画だけど確かに必ず質問したことある、されたことあるよね、無人島に行くとして何を3つ持っていくかって。私は多分娯楽より、生き延びられる実用性を選んでしまうかも。
誰が生き残るかなんとなく序盤で分かっちゃったのでそれ通りだったから少し残念ではあったけどバトロワ世代なので楽しく読めました

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2023年12月06日

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