あらすじ
「無人島に3つ持っていくとしたら?」初夏の夜、この定番の他愛ない話題で盛り上がっていたバーの常連たちは、マスターの告げた一言でさらに沸く。「俺、無人島持ってるよ」。かくして、彼らは3つのアイテムのみを手に無人島を目指すことに。だが、一夜明けると、マスターとヨットは消え、代わりにビデオメッセージが残っていた。「これからバトルロワイヤルをやってもらいます」。初めは絶望にかられながらも協力し合っていた常連たちだが、「10億円の賞金」をめぐって互いに疑心暗鬼となり、ついに最初の脱落者がでる――。
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Posted by ブクログ
面白かったです!一気に読み切った〜
ハラハラなスリル満点でドキドキしながら最後まで読みました、最後の意外性もありました
最初はあんなにイライラした人物だったのにまさかで生き残ったのでたくましかったということで
それぞれの視点で進められて人物の緊張感不安が伝わってきて読むのをやめられませんでした
五木怖かったですね、サイコパスの狂気を感じましたね
秋吉理香子さんの作品これで3作目ですが自分に刺さる作品ばかりなのでこれからもチェックしたいですね
Posted by ブクログ
ーー無人島に3つだけ持っていけるとしたら何を持ってく?
バーの常連同士で繰り広げられる楽しげな妄想話から、
ーー俺、無人島持ってるよ。
マスターの一言で始まった束の間の夢の無人島生活。
のはずが始まるバトルロワイヤル。
マスターこんなことして後処理どうするの?とかそういう本土に戻ってからの現実的な問題は置いといて…
生き残りゲームの元祖(?)『バトル・ロワイアル』がど真ん中世代なので普通におもしろかった!元祖バトロワの簡易版な感じ。
普通にサバイバルを数週間して生き残りましょなスタンスな中でサバゲー好きな公務員と、バズり目的のユーチューバーが殺し合いに乗り気なって始まっちゃうのは自然でよかった。
初っ端からワガママ糞女感と足手纏い感全開のリリコは序盤でさらっと死ぬんかなと思ったら予想外の活躍ぶりだった。
こんな後半戦力になる女だったの…?賢いし勇敢だし別人だった。大切なもの、なんだからリリコを選ぶでしょ?!なんてお花畑発言してたあの子はどこへ?
9人しかいなかったからさくさく進んじゃって寂しいくらいだったけどこれでも登場人物覚えきれなかったからこれくらいが限界なのかな、そう思うと元祖の40人てとんでもない人数だね…
最後、この冒頭で自分だったら
「本 紅茶淹れたステンレスボトル お茶菓子」
を選ぶので末広くんに見捨てられそう感半端ないなと思った笑
Posted by ブクログ
難しいことを考えずに無人島でのバトロワを楽しむ本でした。エアガンと日本刀を持った公務員の人が印象的。最終的には男性側のクズ主人公が死んでくれたのが良かったです!
Posted by ブクログ
無人島に3つの物だけ持って行くとしたら、という話題から実施し、生き残れば10億円がもらえる。
想像通りの人が残るがさらに条件付きでの賞金受け取り、気軽に読める本。
当然、私なら何を持っていくか考えはじめた。