秋吉理香子のレビュー一覧

  • ジゼル
    バレエの世界を知れて楽しい。そして誰が犯人なのか?と読み進める手がとまらなくなる。分かりやすく、最後まで楽しく読める。
  • 哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ
    映画みてしばらく経ってますが、小説版の存在を知り読み始めたため、脳内で土屋太鳳ちゃんと田中圭が踊ってました(笑)

    カオリちゃんモンペ父恥ずかしがってるあたりまともかな?と思ったけどみんな壊れてる~
  • 灼熱
    秋吉理香子さんは文章が読みやすくあっという間に読み終わる。全てが最後に繋がって面白かった。読み終わったときは切ない気持ちになった。
  • ガラスの殺意
    どんどん展開が変わってずっとハラハラしてた
    え?ええ??ってなりながらも読み進める手が止まらなかった

    記憶がすぐ消えることもあって普通の小説みたいにまっすぐ読み進めれる訳じゃなかったが、それでもすごく読みやすかった
    痛々しいほどの気持ちが何度も襲うので、すごく苦しいところも沢山あったし、想像を絶す...続きを読む
  • 鏡じかけの夢(新潮文庫)
    人間の欲望は底なしである。
    過ぎた欲は身を滅ぼす

    「磨けば望みが叶う」という鏡が軸になった、連続短編集。
    ひとつひとつの作品は重く、苦しいものばかりなのに、とても魅了されました。面白かったです。
  • 絶対正義
    読み終わって、「怒ってる?」と聞かれました。よほど険しい顔をしていたようです。
    怖い。とてつもなく。
    範子を殺す友人たちは、一度ならず範子に助けられ、深く感謝しているんですよね。人は自分に有利な、あるいは自分の利害に関係しない正義しか受け入れられないんだ、と思わされました。
    正義とはなんと恐ろしいも...続きを読む
  • サイレンス
    4.2
    →今まで読んできた秋吉さんの作品はサスペンスという感じだったのですが、このお話は結末にゾクッとするホラー要素があったと感じました。
    都会と田舎での価値観の違いや、どちらでの生活が本当に幸せなものなのかを考えさせられる作品でした…
  • ガラスの殺意
    結末には驚きが隠せませんでした!展開が二転三転していき、全く予想のつかない真相でした。
    事件とは別に、介護がいかに大変なものかも鮮明に記されていて、色々な面で勉強になる作品だったと感じます。
    内容がすごく濃く、本当に読み応えがありました‪☺︎‬
  • ガラスの殺意
    二転、三転するストーリーは読み応えがあった。
    愛とはなんなのか考えさせられる。
    秋吉さんの小説は他の数冊読んだ限り、女性の役割やあるべき姿など意識して描いている気がする。
    ストーリーの温かみだけでなく、考え方にも気づきを与えられる一冊だと思った。
  • 鏡じかけの夢(新潮文庫)
    4.3
    →短編集なのですが、どの話にも同じ鏡が関わっていて、その鏡を巡って様々な事件が起こるお話です。
    どの話も、どういう展開になるのか全く読めず、すごく楽しんで読むことが出来ました!今回もとても面白かったです。
    おすすめです‪☺︎‬
  • 灼熱
    とても心に残る作品でした。主人公の女性が、少しずつ憎しみ以外の感情を抱き始めて、本当の意味で幸せになれそうだった矢先に悲劇が起こってしまいました。
    真の悪人がいないからこそ、誰を責めればいいのか分からず、行き場の無い悔しさが込み上げる話でした…
  • 眠れる美女
    題名と表紙に惹かれて手に取った1冊。

    眠りの森の美女は私が好きなバレエ演目の1つ。
    どんな話し全然検討つかなかったけど、めっちゃサスペンスだった( ꒪⌓꒪)
    バレエとサスペンスなんて...私の好きなものだらけで純粋に楽しく読めた!
    犯人は予想外だったし、展開も読めないところとかサスペンスとして最高...続きを読む
  • サイレンス
    主人公が婚約者となる男性を連れて故郷の島に帰る。
    そこで、婚約者の秘密や島民の得体のしれなさが徐々に明るみになっていって…という話

    田舎から抜け出したいと思っていた主人公が、本当はそうした閉塞的な暮らしに居心地の良さを感じているというのも面白かった。

    婚約者がかなりのクズなので同情の余地はほとん...続きを読む
  • 絶対正義
    情のない正義ってこうも狂気なんですね。。。

    正義を振りかざし間違ってることは間違ってるとはっきり指摘する姿を最初はかっこいい〜と思っていたのに、その正義が自分に向いて容赦なく追い詰めてくる恐怖感!

    範子。絶対に友達になれない!
  • 絶対正義
    「人間というものは正義によって誰かを断罪すると、脳の快楽をつかさどる部位が活性化し、麻薬を摂取した時と似たような快楽を得られるらしい」という部分が特に面白く感じました。

    TwitterなどのSNSでも、「正義は我にあり」と他人や社会を執拗に叩き続ける人っているもんなぁ…としっくりきました。

    真面...続きを読む
  • 鏡じかけの夢(新潮文庫)
    今までに読んだ著作から、もっとイマドキの女性を書く作家なのだと思い込んでいました。川瀬七緒の『女學生奇譚』を思い出す、古めかしく耽美な雰囲気にゾワゾワする作品です。

    不思議な鏡に魅入られた人たち。磨けば願いを叶えてくれるなら磨いちゃいますよね。しかし磨き手が複数いて、すべての人の願いが叶うのだとし...続きを読む
  • 自殺予定日
    タイトルに反して爽やかでびっくりしてしまった。読みやすいし、キャラクターも可愛い。あと風水とか六曜とかがシンプルに面白い。
  • ジゼル
    「ジゼル」は一度生で観たことがあるけど、あまり覚えてない。それよりも何回も観たのはNHKで放送された東京バレエ団の公演で、なんでか分からないけど何回も観たし、魅せられた以上に??となったところがいっぱいあった。
    なので、「ジゼル」の解釈を話し合う場面はとても面白かった。
    そして今考えると、なるほどあ...続きを読む
  • ジゼル
    このバレエ団では、15年前の「ジゼル」公演の時に事件が起きていて、封印されていた。月日が流れ、「ジゼル」をやるという時に事件が勃発!15年前の亡霊のせいなのか?ミステリアスに話は進むが、最後はこういう事だったんだ!となる。とても面白かった。
  • 自殺予定日
    主人公は16歳の女子高校生 渡辺瑠璃(わたなべ るり)

    母を亡くし、再婚したばかりの父までが急死 孤独になった瑠璃は継母が父を殺したと確信し、自殺を決意、遺書によって継母を告発しようと考えます。

    死に場所に選んだ土地である少年に出会い 1週間で殺害の証拠を探し、自殺予定日を1週間後に設定しま...続きを読む