秋吉理香子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトル『それはそれはよく燃えた』の1文から始まるショートショート集。
ネットの炎上、恋心、火事など、こんなものまで「燃える」のかと思える作家25人の25作を1冊の本で読めるのはとても贅沢。
でも後味は25作25様で、ほっこり甘いものもあれば苦々しいもの、ざらっと心地悪いものなど本当にさまざま。
クイズノックのファンなので河村拓哉さん目当てでこのシリーズを読み始めたが、矢樹純さん、三津田信三さんなど、このシリーズは毎回新しい作家さんと出会えて、読書の幅が広がって嬉しい
私は総じてホラーが好きなので、今回の『それはそれはよく燃えた』はぞくっとする話が多くて、とても好み。不穏で悲しくて残酷 -
Posted by ブクログ
先日、秋吉先生の「ガラスの殺意」を読んで2025年に読んだミステリでトップ2!と書いたその4日後に、「聖母」を読み終わり…今年1番としか言いようがない、衝撃の作品でした。
息を潜めるようなシーンでは、ハラハラドキドキ、読み進めながら自分も息を止めていて、心臓の音がまわりに聞こえそうでした。
息を呑むような張り詰めた緊張感が伝わるリアルな描写で、どの物語より読書タイムの通勤電車の時間が短く感じました。
そして、ラストの20数ページで思いもかけないドンデン返し。微塵も予想もしていなかった事実がさらりと書かれていて、え?なんて?と何度も読み返し、うわーーーーーとなりました。
読後にさらにもう一