秋吉理香子のレビュー一覧

  • 監禁

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    読み始めてから読み終わるまでずっとハラハラしっぱなしで、途中で本を閉じることなく一気に読んでしまいました。
    こういう異常者が出てくる作品を読むと実際に遭遇した場合にどうしたら良いんだろうと毎回考えてしまうけれども、答えは出ずに不安だけが付きまとってしまってゾワゾワします。

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    2025年09月26日
  • 暗黒女子

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    中学生の頃映画化を機に知り、何度も読んでいる大好きな作品

    それぞれの発言によって疑惑が入り交じり、誰がいつみを殺したのかドキドキしながら読み進められる。

    映画のサントラを聴きながら読むとより良い

    【すずらん】

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    2025年09月10日
  • 終活中毒

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    婚活中毒を読んだ感想で
    『婚活』シリーズを望んでいたのだけれど、
    『中毒』のほうが続いた。

    終活、ということで
    やっぱり死がつきまとう。

    一本目がイヤミス系でそういう短編集かと思ったら
    バリエーションも角度も色々な4編だった。

    お笑い×死はなぜか反則級に泣けてしまう。

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    2025年09月06日
  • 殺める女神の島

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    すごく面白かった。
    無人島で殺人が繰り返し起きて皆疑心暗鬼になっていく様子の文章に引き込まれ、読む手が止まらなかった。みんなの話を聞いているうちに誰も動機がなく、なぜ殺人が起きているのかわからなかったが、犯人が予想の斜め上で驚いた。殺人でよくあるお金や復讐ではなく、大好きな姉と同じ遺伝子を求めて移植するという「健康」を求めていたという結末に度肝を抜かれた。
    表紙のイラストが写実的できれい。
    女なら誰もが抱える美への執着をうまく言語化していて面白かった。

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    2025年08月30日
  • 終活中毒

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    4つの短編集どれも面白かったです。
    そういう事だったんだとか、えっ!?という
    ひと捻りされた伏線回収がすごく良かった!

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    2025年08月25日
  • 監禁

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    ネタバレ

    まさかの展開に痺れた
    違和感が全然なかった、まさかの2重の監禁…
    由紀恵のストーカーによる監禁のときも臨場感あふれる文書にドキドキして光が見えた…!
    と思ったらまだ監禁は終わってなかったというか…そんな2重に敷き詰められてたなんて驚きすぎてドキドキして何回も続き気になるのに本を一度閉じて休む時間が必要でした笑
    臨場感といえば監禁のシーンだけでなく、患者三田さんの死と直面するところも一層死を意識させられて、生と死について考えさせられた

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    2025年08月11日
  • 終活中毒

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    終活というので高齢者が主人公かと思ったけれど、年齢関係ない4つのストーリーだった。どれも捻りがあって最後に恐ろしさや感動ありのものばかり。

    特に「お笑いの神様」の死神の正体が分かった時はホロリとしたが、しんみりだけじゃなく心温まるストーリーでとっても良かった。

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    2025年07月29日
  • ガラスの殺意

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    ネタバレ


    高次脳機能障害により数十分で記憶がなくなる麻由子が「人を殺した」と自ら通報する。
    殺した相手は、かつて彼女の両親を殺害した通り魔事件で無期懲役の判決を受け、最近出所した男だった。
    事件を担当する桐谷刑事は、認知症の母親を介護することが困難で施設に入れたことに関して自分を責め続けている。
    記憶障害と介護の実態を交互に描きながら、妻の殺人を認め、刑に服させようとする夫の不可解な行動に対する真意と、事件の真相が少しずつ明らかになっていく。

    読み始め早々の場面が衝撃的だった。
    桐谷刑事の介護の大変さと、それを安易に考えている兄とのやりとりは、一般世間でも現実的にあるのではないかと思う。
    物語のよう

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    2025年07月08日
  • ガラスの殺意

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    ネタバレ

    考えることの多い作品。
    20年前、通り魔に両親を殺害された麻由子はその犯人を刺殺したと自ら通報する。何度もひっくり返るストーリーも良かったが介護や兄弟関係の難しさ、麻由子の数十分しか記憶を保持できない悲しさがリアルに描かれ同じ女性として尊厳を奪われる思い。恥ずべきことではないにしろ生理を夫に管理されることって、傷つく。優香の母親に対する罪悪感と悲しみ、男兄弟の理解の無さ。そんな中、バディの野村と麻由子の夫である光治は理解のある人たちだと思う。こういう人が身近にいるかどうかで人生の豊かさって変わる気がした。ミステリーというより社会問題をうまく取り入れてあるため本当に読んでよかった。

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    2025年06月30日
  • 絶対正義

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    和樹、由美子、理穂、麗華のグループに入った高規範子。すべては正義、情に訴えるなどなく法律に則り、自分だけでなく周りの人にも自分の正義を振りかざす。たまらなくイヤな人で、細かいエピソードにはプラスで女の嫌なところも加味されていて、最高に楽しめた。友達になりたくないけど読んでる分にはこれぞイヤミスって感じ。言葉では表現しづらい違和感を誰が読んでも分かるように書いてあるのはさすが。
    秋吉理香子ワールドを堪能。

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    2025年06月26日
  • 殺める女神の島

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    読みやすい!結構スラスラ読めて、展開もスムーズ!一人一人みんな違う個性のインパクト高い人物で面白い!結末は思いもしなかったまさかの展開で裏切られました、、

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    2025年06月11日
  • 絶対正義

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    面白かった!4人こ女性がそれぞれに範子との間に何があってどうしてそうなったかを飽きさせずに書かれていてスゴく読みやすく一気読みしました!最後も唸る展開でまさに秋吉ワールドな作品でした!

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    2025年05月23日
  • これが最後の仕事になる

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    最初の一文目が同じアンソロシリーズ。お気に入りは、桃野雑派「「アイドル卒業」一穂ミチ「魔法少女ミラクルミルキー」岸田奈美「声」、そしてさすがすぎる米澤穂信「時効」。求めてる面白さ!の人もいればこんなのも書くの、な人もいるのが良き。

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    2025年04月29日
  • 暗黒女子

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    ネタバレ

    今から6年以上前に読んだ作品。

    ミステリーとしての読み応えもあるが、私が一番気に入っているのは、インテリアなどの「空間描写」!

    物語の大半の舞台となる、重厚感と高級感に溢れた“文学サロン”は誰もが一度は憧れる空間…!

    そんな美しい舞台で、繰り広げられる「女の暴露大会」www

    最高に美しくて最高に欲深い!

    今の自分の懐疑的な要素のルーツになってしまった作品です。出会えて良かったけど、出会わなければもっと素直だったかも…(?)

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    2025年04月25日
  • 鏡じかけの夢(新潮文庫)

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    「泣きぼくろの鏡」、「ナルキッソスの鏡」、「スタアの鏡」、「奇術師の鏡」、「双生児の鏡」の5篇が入った短編集。それぞれ独立したお話なのかと思っていたら、登場人物こそ違うものの、いずれも同じ鏡がからむ物語だった。

    面白かった。すぐに引き込まれた。読みやすいし先も気になる展開だしで、あっという間に読み終えてしまった。

    場所も時代も登場人物も違うし、語り口も違うのだけれど、共通するのは何かを願う気持ちの強さ。それが鏡にどう反射されるのか、果たしてどこまでが鏡の力なのか。ざわざわした気持ちで読み進めると、ダークで思いがけない結末を迎えるものだから、余韻がすごい。

    どれも面白かったなーーー。哀しい

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    2025年03月31日
  • 暗黒女子

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    まじでこれめっちゃ好き。女の子達可愛いし、それぞれのエピが面白い。小南さんの作文がいっちばん好き。美味しそう!映画見たけどイマイチすぎたから見ない方がいいよ…

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    2025年03月19日
  • 暗黒女子

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    ネタバレ

    おすすめされた本。まあタイトル通りイヤミスなんだろなーって思ったらほんとにめちゃくちゃイヤミスで感動しちゃった!真犯人も何となく予想できたしそのまんまだったし、目新しさはそこまでないけど、そこに辿り着くまでの、少女たちの視点が本音と建前に塗れてて面白かった。女子高生って何となく神聖なものだと思い込むの凄い理解できる!本人的には正しいと思ってても、他人から見ればまったく違ったりするの、叙述トリックでも良くあるよね。どの子たちもどこまでも愚かしい若さでとても良かった。

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    2025年03月05日
  • ジゼル

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    ネタバレ

    バレエの演目「ジゼル」のストーリー展開をなぞりながら起こる不可解な現象を描いたミステリー小説

    バレエについての知識は全くなかったが、バレエの素晴らしさに泣きそうになる。

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    2025年03月03日
  • サイレンス

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    ネタバレ

    離島で起こる不思議な出来事の数々。


    島の守り神しまたま様は、今日も島を守ってくれる。良い人には賑わいを与え、悪い人には沈黙を与える。
    島の守り神しまたま様は、沈黙を続ける。人々は本音を沈黙し続ける。

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    2025年02月17日
  • ガラスの殺意

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    ミステリーであり恋愛小説でもあった。

    両親を殺され、通り魔から逃げる際に事故に遭い、その事故を起こした加害者と結婚をした万由子。
    高次脳機能障害を患ってしまった万由子は、たった数十分しか記憶を保持できない。

    そんな虚ろな記憶と自分がメモした記憶。
    ふとした時に流れてくる記憶。
    どれが一体正しくて、どれが間違いなのか。

    交通事故の加害者であった夫、光治。
    そして、物語の途中で現れた米森久江。
    どちらが真実を語っているのかは、万由子には絶対にわからない。

    読者は記憶を失くさない。
    だから、それぞれの違和感を少しずつ感じていくし、万由子に気づいてほしいと思ってしまう。
    そう思わされて、どんど

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    2025年02月10日