秋吉理香子のレビュー一覧

  • ジゼル

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    描写が美しすぎる。バレエやったことも見たこともないけど、様子がありありと想像できてすごい。ミステリとしてもすごい。最高。

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    2024年06月22日
  • 殺める女神の島

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    やられたー。というのが、まず初めに出てくる感想です。物語の途中で時折出てくる時系列の違う話にも狙い通りに翻弄されましたが、結末は疑問も残らずスッキリしていました。
    2日で読み切りましたが、時間をかければ1日でも一気読みが可能だと思います。複雑性はなく、読みやすい一冊でした。
    秋吉さんの他の作品を是非拝読させていただきたいと思います。

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    2024年06月16日
  • 暗黒女子

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    お嬢様学校の文学サークル恒例の闇鍋会
    各自持ち寄った具材を入れた鍋を真っ暗な中メンバーの朗読を聞きながら食べる
    今回の朗読のテーマは前会長である白石いつみの死
    それぞれの朗読が食い違う
    嘘をついてるのは誰?
    いつみの死の真相は?

    一気読み!こっわっっっ!

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    2024年06月01日
  • 暗黒女子

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    ネタバレ

     まさに正統派イヤミス。名門女子校のカリスマであるいつみが死んだことで始まったお茶会からどのような展開になるか気になって読み進めた。語り部の5人の小説を装った証言はどれも「自分に都合が良いことや他人に都合が悪いことは隠さずに発言し、自分にとって都合の悪いことは黙秘するか誤魔化す」というものでどの証言も矛盾が生じることに「これぞイヤミスだなぁ。」という妙な満足感があった。そしていつみの本性と復讐方法は身の毛もよだつもので驚かされたが、最終章で明かされたどんでん返しは「5人にとっては生き地獄だな。」という最悪のラストだった。

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    2024年05月19日
  • 暗黒女子

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    面白かった〜!
    ほんタメで紹介されていたのを見て即座に購入。めちゃくちゃ好み。湊かなえ先生の「告白」が好きなら大好物だと思います。
    それぞれの視点からの推理、不穏な闇鍋の空間、感情移入。頭がごちゃまぜにされる感覚、最高です。女子高生たちの言葉で語られる文章だからか、読みやすさもあって一気読み。
    タイトルが勿体無い気もします。暗黒女子、うーん、闇鍋や腹黒さも出てて良いけれど、清らかな嘘で固めた女子校のゴシックな雰囲気もタイトルや表紙にあったらめちゃくちゃ好みだな…なんて一個人の感想です。米澤穂信先生の「儚い羊たちの祝宴」のような。

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    2024年05月14日
  • 聖母

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    ネタバレ

    色々ミスリードしてた。させられたのか。まず、真琴って、女の子やったんかって。警察も犯人は男前提で捜査してたし、剣道してて道義入れ担いで筋トレ代わりにみたいな表現で、男友達とつるんでて女子から人気があって…て、最後の方になって女の子なの?って。そこから最後の数ページですごい巻き返し。そこまでも面白くて一気に読み進めたけど、急に読み進めていた内容が変わって、そういうことだったのか!って。面白かったー満足!

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    2024年03月14日
  • 鏡じかけの夢(新潮文庫)

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    ヴェネツィア産の磨けば願いが叶う鏡とそれに関わって人達の話5つ!

    鏡って怖いな〜特に夜に見ると。
    ピエロとかも怖いけど。
    ここで、出て来る鏡は、かなり怖そう。

    磨けば叶うと半分疑いながらも、実践してしまう人達。
    でも、ホントは、鏡やなく、そこに映ってる自分自身が…
    自己暗示みたいになって、信じてしまうんかな?
    かなり追い込まれた状態で、鏡に遭うから。自分が、毎日、寝癖直す為に見てるような状態やないからな。

    しかし、上手く作られてる!
    鏡に魅せられて、崩れていく人達。5つの物語、それぞれの人達と鏡。
    人は、物語毎に変わっていくけど、鏡は同じ。
    時代が流れても生き残っているのは鏡だけ…
    やっ

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    2024年02月24日
  • 灼熱

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    「わたしも自分の過去が大っ嫌い。だから今、必死で過去とかけ離れた自分に変わろうとしてる。そうじゃないと、また不幸になってしまいそうで怖いから。これ以上不幸になったら、きっともう二度と這い上がりたいと思わなくなる。そのまま世界からこぼれ落ちて、死んでしまってもいいやって。だから今、わたしは必死なの。変わることで前を向こうとしてるのー。」(P.52)
    「じゃあな」
    ぶっきらぼうに片手を上げ、彼はバイクを発進させた。
    スピードが上がるにつれて高まる音と共鳴するかのように、わたしの体に残る振動の余韻が疼き、息苦しくなる。
    闇の中に溶けていくテールランプを見送りながら、わたしは彼を好きになってしまったこ

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    2024年02月15日
  • 月夜行路

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    ネタバレ

    忘れられない恋愛。有名文学作品ネタのミステリ。細かい話が多いけど、よくできてる。見方によって変わるのも面白い。主人公の性格はあんまりだけど、ルナはとても魅力的。ルナの正体も安易だけど泣ける。大阪旅行が楽しみ

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    2024年02月04日
  • 月夜行路

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    本を閉じてもなお、この余韻に涙が溢れている。
    皆それぞれ、誰かの夢を叶えている存在って、ほんとそうだよなぁとしみじみ感じつつ、主人公が最後に気づいた真実に色んなことが逆再生されていくような感じになった。
    当たり前になり過ぎて見えなくなっている、今ある幸せに改めて気づかせてもらえた。
    文学者たちのことは詳しくないので、文学碑めぐりに関してのところは流し読み状態になってしまったけど、読み始めてすぐの段階から、きっとこの本面白い!と感じた直感は間違いなかった一冊。
    ここまで書いている今もまだなお余韻に浸りながら本の世界を感じられている。

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    2024年01月15日
  • 月夜行路

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    ネタバレ

    大阪の文豪の聖地巡礼マップを見ながら読む。バーのママと大阪へ元恋人を探す旅にでる主婦。大阪で様々な事件に巻き込まれるがママの活躍で解決。最後はハッピーエンド。心が暖かかくなり楽しく読めました。秋吉さんこういう作品も書くのですね。「暗夜行路」早速読みました。

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    2024年01月01日
  • 月夜行路

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    たまげた! 傑作だ!
    夫の裏切りから逃げ出すように女は夜の街で知り合ったママと旅に出る。かつて好きだった男に会うためにーー。
    読み終えて涙が零れるような本が何冊あるだろうか。これは間違いなくその一冊だ。
    人生とは上手くいかないものである。平坦だと思って歩いていれば落とし穴やその辺の石に引っかかって転ぶ。デコボコだと思っていると意外と上手く歩ける。何とも意地の悪いイタズラの連続に我々は死ぬまで付き合わなくてはならない。
    日常の謎を描きながら、様々な伏線が、謎が、一本の線に収束していく様は見事としか言えない。今、必死で涙を堪えてこれを書いている。この拙い言葉がどうか大勢の人に届きますように。

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    2023年12月29日
  • ジゼル

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    死んだはずのプリマが生き還り人を殺していく…何だか金田一少年の事件簿とかコナンのような世界観でした。
    バレエの知識はゼロなのですが、バレリーナの華やかな世界、その裏の血の滲むような努力と苦悩がよく伝わりました。舞台も見たことないのですが、彼女たちの美しい動きがありありと思い浮かべられました。
     似たような設定の小説ばかり読んでいたのですが、このように自分の知らない世界を描いた小説に出会えて良かったです。

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    2023年12月27日
  • 無人島ロワイヤル

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    無人島に3つ持って行くとしたら?

    バーで出会った8人
    3つのアイテムを持ちマスターが所有する無人島へ
    だが一夜明けるとマスターとヨットが消え「バトルロワイヤルをやってもらいます」とのメッセージが残されていた

    読みやすい上にわかりやすいストーリー展開で一気読み!
    休日に一気読みできる本を探してる人にオススメしたい!
    自分がこの状況になるのは絶対に嫌だけど、読み物としてはめちゃくちゃ面白かった!
    ラストは賛否あるみたいだが、わたしは最高に良かった!
    秋吉里香子さん初読みだったが他の本も読んでみたいと思った!

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    2023年12月09日
  • 灼熱

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    読みやすく一気に読みました。主人公の孤独や葛藤、感情の変化が伝わり切なくなりました。
    展開も想像していたものとは違って予想外でした。

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    2023年10月28日
  • ジゼル

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    ネタバレ

    バレエに全く詳しくなくてもバレエの世界に惹き込まれてしまうような話だった。タイトルにもなっているジゼルになぞらえたような物語の展開もとても良かった。

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    2023年10月11日
  • 鏡じかけの夢(新潮文庫)

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    不思議な鏡にまつわる短編集。どれも面白くて読み応えがありました。
    最初は純粋な気持ちでいた主人公たちが次第に鏡に魅せられて醜い欲望を曝け出す様がとても良かったです。イヤミスが好きな方おすすめです。

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    2023年10月01日
  • 灼熱

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    医者である英雄と幸せな結婚生活を送っているかに見える絵里。しかしその結婚は彼女が英雄が元夫を殺した証拠を探すためだった…。真相を追う彼女が突き止めた英雄が隠していた真実とは?見事などんでん返しにやられた。

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    2023年02月11日
  • 鏡じかけの夢(新潮文庫)

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    飯豊まりえさんの解説と被りますが、最初から最後まで安定の面白さです。鏡に宿る不思議な力…読めばわかるこの微妙かつ絶妙な「不思議さ」の感覚を是非味わってほしいです。全話◎なのですが、敢えて1番を選ぶとしたら最後の“双生児の鏡”ですね。ありがちとも意外とも感じられますが、なんとも言えないイヤな後味です。

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    2023年02月08日
  • ジゼル

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    ネタバレ

    登場人物もそこまで多くないので、こんがらがることなく最後まで読むことができた。
    ジゼルの内容と同じように事件が起こっていくのが面白い。

    絢子や有紀子など、配役での嫉妬や激情の描写もリアルさが出ていてよかった。
    実際にいじめや嫌がらせは普通に起こっているのだろうなーと思う。

    花音は最後までずっといい子だなーと思っていたら、最後の最後でびっくり。
    実は真由美の歳の離れた妹で、もう一人の妹彩佳と一緒に真由美の死の真相をずっと探っていたとは。
    花音がミルタを演じていたのはそういう伏線だったのかと。
    蝶野だけが助かったのが真由美が護ったから(ジゼルがアルブレヒトを、ミルタの呪いから護り抜いたように)

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    2022年07月23日