秋吉理香子のレビュー一覧
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ネタバレ連ドラ『月夜行路』の波留さんと麻生久美子さん演じる、バーのママ・ルナと主婦の涼子の名探偵ぶり&懐かしい文学の世界に魅せられての購読です。
本書もドラマも面白すぎる‼︎
そして、いいセリフがいっぱいあるのですよ。
『あたしはね、全員が、誰かの夢だと思ってる』(第二話「春琴抄」)に続く二人の会話がいいのです。
ネタバレになりすぎるので続きは控えますが、胸にジーンとくるシーンです。
『・・・月は人生のスポットライトなのよ。どんなに人生という旅路が暗くても、月は雲の向こうで放ち続けて、またあなたを照らしてくれる。・・・あたしの店に来る人には、自分こそが主人公なんだってことを思い出して輝いて -
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タイトル通りの、脆く鋭い傑作だった。物語を貫くのは、日常という風景に紛れ込んだ「透明な殺意」だ。
些細な摩擦が積み重なり、逃げ場のない絶望へと変わっていく構成が見事である。特別な悪党が登場するわけではない。どこにでもいる人間が、ふとした瞬間に心に抱く暗部。それが透明なガラスのように研ぎ澄まされ、凶器へと変わる瞬間には、息を呑むような恐ろしさがあった。
西村京太郎氏といえばトラベルミステリーの印象が強いが、本作では一転して、人間の孤独や業を冷徹な筆致で解剖している。読み終えた今も、静かな部屋の中でガラスが割れるような、冷たく乾いた音が耳の奥に残っている。 -
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ウィットに富んだ文学ミステリ
大阪を舞台に、文学オタクのバーのママ・ルナと、専業主婦の涼子が旅をする物語です。ストーリーの縦軸として、涼子の昔の恋人探しがあり、それに並行して様々な文学スポットを聖地巡礼していきます。ところが、旅先でなぜか様々な事件に巻き込まれてしまいます。
実在の文豪や作品にまつわるエピソードに、大阪に実際にあるのであろう記念碑などの文学スポット。聖地巡礼がリアルな感じでよい。
また、巻き起こる事件もいちいち文学作品になぞらえたようなものばかりで面白い。
また、ルナと涼子はまさしくホームズとワトソンの関係にある。涼子の何気ない一言が、洞察力に優れたルナの最後の一押しとな -
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人間の本性は怖い…
なかなか面白かった!
終盤に向かいどんでん返しの連続!
中学受験のみならず高校受験、大学受験もそう…
親も子も精神が病んでしまう。
皆んな一度は苦しい経験をしたことだろう。。
作中の多門の言葉で
「3歳からスポーツを始める子は偉いと褒められるのに、3歳から塾に通わせ中学受験をすると言うと皆んな批判する」という一文は、私的には目からウロコだった。
どちらも勝ち負けがあり、どちらもお金がかかる。
そして言葉は悪いが、勉強でもスポーツでも人を蹴をとして自分が1番を取る。
スポーツや芸術で一生懸命になるか、勉強で一生懸命になるかの違いだけだ。
この作者の作品は結構大好きで、今回もサクサクと読めた -
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なかなか面白かった!
終盤に向かいどんでん返しの連続!
中学受験のみならず高校受験、大学受験もそう…
親も子も精神が病んでしまう。
皆んな一度は苦しい経験をしたことだろう。。
作中の多門の言葉で
「3歳からスポーツを始める子は偉いと褒められるのに、3歳から塾に通わせ中学受験をすると言うと皆んな批判する」という一文は、私的には目からウロコだった。
どちらも勝ち負けがあり、どちらもお金がかかる。
そして言葉は悪いが、勉強でもスポーツでも人を蹴をとして自分が1番を取る。
スポーツや芸術で一生懸命になるか、勉強で一生懸命になるかの違いだけだ。
この作者の作品は結構大好きで、今回もサクサクと読めた -
Posted by ブクログ
この本はどこにも売ってなくてなかなか手に入れることができず、やっとメルカリで適正価格で手に入れることができた(メルカリでもスゴく高額売買されていたのがビックリ)
そんなに面白い本なんだと期待値もあがり、ワクワクしながら読み始めた。
確かに話にどんどん引き込まれた。仕事でどんなに疲れていても話の続きが気になり読んでしまう内容だった。
後半、一気に急展開して面白かったけど、話の終わり方があっけない気がした。なんか、同じことまた繰り返すような気がする。
追記
全部読み終わったあと、最初の部分を読み返してみた。ダイレクトメールをどんどんゴミ箱に入れていたり整理してる部分など怖くなってきた。 -
Posted by ブクログ
秋吉理香子『修羅の桜』文春文庫。
文庫書き下ろしのどんでん返しの名手・秋吉理香子による叙述トリックが炸裂するジェットコースターのような中学受験ミステリーということらしい。
なかなか面白い設定とストーリー、全く予想もしていなかった結末に最後まで楽しむことが出来た。しかし、倒叙トリックではないように思うのだが、どうだろうか。
日本は格差が広がるばかりで、少しでも良い仕事に就こうと、首都圏や大都市では中学校受験が当たり前になっているようだ。しかし、有名中学校に合格したところで、その先には高校受験や大学受験もあり、さらには就職試験が待ち構えている。仮に一流企業に入社しても、昇進試験や業績評価のた