秋吉理香子のレビュー一覧

  • 月夜行路

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    連ドラ『月夜行路』の波留さんと麻生久美子さん演じる、バーのママ・ルナと主婦の涼子の名探偵ぶり&懐かしい文学の世界に魅せられての購読です。
    本書もドラマも面白すぎる‼︎

    そして、いいセリフがいっぱいあるのですよ。
    『あたしはね、全員が、誰かの夢だと思ってる』(第二話「春琴抄」)に続く二人の会話がいいのです。
    ネタバレになりすぎるので続きは控えますが、胸にジーンとくるシーンです。

    『・・・月は人生のスポットライトなのよ。どんなに人生という旅路が暗くても、月は雲の向こうで放ち続けて、またあなたを照らしてくれる。・・・あたしの店に来る人には、自分こそが主人公なんだってことを思い出して輝いて

    0
    2026年04月24日
  • 月夜行路 Returns

    Posted by ブクログ

    ドラマが放送中の「月夜行路」の続編。大阪の次は、地元・東京で観光ミステリー。こちらもドラマの原作になっています。
    相変わらず日本文学を題材にした推理と毎話のように終盤まで油断できない展開には驚かされる。真相に近づいていく流れにドキドキ。純粋に、すごいなぁと感心。
    ただ、推理物と日本文学に疎い私には難しくてなかなか解けない。しかし、詳しくなくても面白い。
    今回は、前作よりもシリアスが薄い、温かい感じがして良かったです。

    0
    2026年04月23日
  • ガラスの殺意

    Posted by ブクログ

    タイトル通りの、脆く鋭い傑作だった。物語を貫くのは、日常という風景に紛れ込んだ「透明な殺意」だ。
    些細な摩擦が積み重なり、逃げ場のない絶望へと変わっていく構成が見事である。特別な悪党が登場するわけではない。どこにでもいる人間が、ふとした瞬間に心に抱く暗部。それが透明なガラスのように研ぎ澄まされ、凶器へと変わる瞬間には、息を呑むような恐ろしさがあった。

    西村京太郎氏といえばトラベルミステリーの印象が強いが、本作では一転して、人間の孤独や業を冷徹な筆致で解剖している。読み終えた今も、静かな部屋の中でガラスが割れるような、冷たく乾いた音が耳の奥に残っている。

    0
    2026年04月22日
  • 機長、事件です!

    Posted by ブクログ

    デビューしたばかりの副操縦士とキャラが濃いメンバー。クールビューティーな機長にたわけ!って言われたいって思ってしまった。飛行機の中や、到着した現地での事件が起きて楽しめた。当てずっぽうで犯人当ててしまった(笑)

    0
    2026年04月20日
  • 聖母

    ネタバレ 購入済み

    騙し

    すごく綺麗に騙されたのでびっくり。自宅で死体処理ってバレないのかな?と思っていたがそこも織り込み済みでしたので、すごい。

    #ドロドロ #ダーク

    0
    2026年04月20日
  • 聖母

    Posted by ブクログ

    オーディブルでしたがあっという間に世界観に没頭しました。ラスト部分はどうなってるんだ??と?も頭に浮かびながらもスピード感よく話しが回収されていきました。母の愛の怖さを知りました…

    0
    2026年04月17日
  • 月夜行路

    Posted by ブクログ

    ウィットに富んだ文学ミステリ

    大阪を舞台に、文学オタクのバーのママ・ルナと、専業主婦の涼子が旅をする物語です。ストーリーの縦軸として、涼子の昔の恋人探しがあり、それに並行して様々な文学スポットを聖地巡礼していきます。ところが、旅先でなぜか様々な事件に巻き込まれてしまいます。

    実在の文豪や作品にまつわるエピソードに、大阪に実際にあるのであろう記念碑などの文学スポット。聖地巡礼がリアルな感じでよい。
    また、巻き起こる事件もいちいち文学作品になぞらえたようなものばかりで面白い。

    また、ルナと涼子はまさしくホームズとワトソンの関係にある。涼子の何気ない一言が、洞察力に優れたルナの最後の一押しとな

    0
    2026年04月16日
  • 修羅の桜

    Posted by ブクログ

    面白くて一気読み。
    ちょうど京都の男児行方不明もリアルに起こっててリンクした。
    序盤は受験戦争、主に母親の熱意に圧倒され、
    中盤は犯人探しのソワソワ、
    最後は友情を感じた

    0
    2026年04月15日
  • 修羅の桜

    購入済み

    人間の本性は怖い…

    なかなか面白かった!
    終盤に向かいどんでん返しの連続!

    中学受験のみならず高校受験、大学受験もそう…
    親も子も精神が病んでしまう。
    皆んな一度は苦しい経験をしたことだろう。。

    作中の多門の言葉で
    「3歳からスポーツを始める子は偉いと褒められるのに、3歳から塾に通わせ中学受験をすると言うと皆んな批判する」という一文は、私的には目からウロコだった。
    どちらも勝ち負けがあり、どちらもお金がかかる。
    そして言葉は悪いが、勉強でもスポーツでも人を蹴をとして自分が1番を取る。
    スポーツや芸術で一生懸命になるか、勉強で一生懸命になるかの違いだけだ。

    この作者の作品は結構大好きで、今回もサクサクと読めた

    #ドロドロ #怖い

    0
    2026年04月10日
  • 修羅の桜

    Posted by ブクログ

    なかなか面白かった!
    終盤に向かいどんでん返しの連続!

    中学受験のみならず高校受験、大学受験もそう…
    親も子も精神が病んでしまう。
    皆んな一度は苦しい経験をしたことだろう。。

    作中の多門の言葉で
    「3歳からスポーツを始める子は偉いと褒められるのに、3歳から塾に通わせ中学受験をすると言うと皆んな批判する」という一文は、私的には目からウロコだった。
    どちらも勝ち負けがあり、どちらもお金がかかる。
    そして言葉は悪いが、勉強でもスポーツでも人を蹴をとして自分が1番を取る。
    スポーツや芸術で一生懸命になるか、勉強で一生懸命になるかの違いだけだ。

    この作者の作品は結構大好きで、今回もサクサクと読めた

    0
    2026年04月09日
  • 聖母

    Posted by ブクログ

    audiobookで聴いた。衝撃的すぎて、耳で聞いても頭が理解できなくて最後の方聞き直した。なんかもうホラーでした。。。

    0
    2026年04月08日
  • 眠れる美女

    匿名

    購入済み

    今回も悲劇に襲われたバレエ団。プリマの座を巡って次々と起こる事件。誰もが怪しく思えて信じられなくなる。けれど仲間の絆も強く何度も立ちあがろうと必死にもがく人達。本当にバレエが心から好きなんですね。

    0
    2026年04月08日
  • 聖母

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    我が子を守りたい、その一心で犯罪に手を染める母親たちを描いた狂気の作品。大きな仕掛けがあったのは犯人(真琴)の性別と薫との関係。薫の祖母(母親だと思っていたほう)の行動は現実的ではないにせよ、提示された謎はスッキリさせたくれた。

    にしても1つ言いたい。
    真琴の過去はわかる。辛かったね。
    それでもたった5歳の命を殺していいはずなんかない。本書の中ではある種言い訳がましく殺人を肯定するかのような描き方だったが、真琴と母は罰を受けるべきだし、それが作品内で描かれるべき。

    0
    2026年04月06日
  • 修羅の桜

    Posted by ブクログ

    中学受験の過酷さ以上に周りの大人のドロドロ度合いがすごいな。同級生の親の卒業した大学まで知ってるものなのか。夫婦間がうまく行ってないと受験も大変。癖のある登場人物が多く読んでてイライラし、楽しめる。ストーリーそのものより周りの描写が気になり、よく夫婦継続できるなあと思ったり。一気読みした作品。秋吉さんの文章が好き。

    0
    2026年04月06日
  • 修羅の桜

    Posted by ブクログ

    秋吉理香子さんの最新刊は文庫書き下ろし作品。

    子供たちの成長物語かと思いきや、その予想は良い意味で裏切られる。

    中学受験塾で常にトップだった唐木田多門が突然姿を消し街が騒然とする中、同級生の家からは多門のものと思われる遺留品が見つかる。

    我が子の関与を疑い疑心暗鬼に陥っていく母親たち。

    イヤミスのような幕開けから、物語は徐々にサスペンス色を強めていく。

    合間に挟まれるいじめの記録が不安を煽り、頁をめくる手が止まらない。

    そして171頁で訪れる衝撃の展開。
    そこからの二転三転。

    今回も完全に秋吉さんの手のひらで踊らされた。

    0
    2026年04月06日
  • 監禁

    Posted by ブクログ

    この本はどこにも売ってなくてなかなか手に入れることができず、やっとメルカリで適正価格で手に入れることができた(メルカリでもスゴく高額売買されていたのがビックリ)
    そんなに面白い本なんだと期待値もあがり、ワクワクしながら読み始めた。
    確かに話にどんどん引き込まれた。仕事でどんなに疲れていても話の続きが気になり読んでしまう内容だった。
    後半、一気に急展開して面白かったけど、話の終わり方があっけない気がした。なんか、同じことまた繰り返すような気がする。

    追記
    全部読み終わったあと、最初の部分を読み返してみた。ダイレクトメールをどんどんゴミ箱に入れていたり整理してる部分など怖くなってきた。

    0
    2026年03月29日
  • 終活中毒

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    婚活に必死になる高齢者の話かと思ったら全然違った。
    ハッとする結末のミステリー短編集。

    0
    2026年03月22日
  • 修羅の桜

    Posted by ブクログ

    秋吉理香子『修羅の桜』文春文庫。

    文庫書き下ろしのどんでん返しの名手・秋吉理香子による叙述トリックが炸裂するジェットコースターのような中学受験ミステリーということらしい。

    なかなか面白い設定とストーリー、全く予想もしていなかった結末に最後まで楽しむことが出来た。しかし、倒叙トリックではないように思うのだが、どうだろうか。

    日本は格差が広がるばかりで、少しでも良い仕事に就こうと、首都圏や大都市では中学校受験が当たり前になっているようだ。しかし、有名中学校に合格したところで、その先には高校受験や大学受験もあり、さらには就職試験が待ち構えている。仮に一流企業に入社しても、昇進試験や業績評価のた

    0
    2026年03月18日
  • #ホラーゲーム実況中

    Posted by ブクログ

    ホラーゲーム実況をテーマにしたアンソロジー
    それぞれの作家さんの色が出ていて世にも奇妙な物語的なお話が多くサクッと楽しめた
    好みの作品だったのは品田遊さんと青柳碧人さん

    0
    2026年03月17日
  • 聖母

    Posted by ブクログ

    怖いもの見たさでどんどん読めた
    読者は犯人を分かっていて、登場人物の奇行を追うという進み方。
    最後の種明かしも秀逸。
    もう一回最後どうなるか分かった上で読んでみたいかも

    0
    2026年03月15日