秋吉理香子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初めましての作家さん
初めての作家さんなのに、読みやすかった。
ジゼルという演目しか知らない人でも大丈夫なように、
各章の初めに短いあらすじを記載。
役割を演じるにあたってのディスカッションで、
演者の解釈を掘り下げ、舞台の流れを演者全体が共有する。
華やかさだけでなく、プロ意識と厳しさも描かれている。
更に事故?による配役変更で、あらすじをなぞるような展開。
深まる疑惑とバレエダンサーとしての熾烈な競争と嫉妬から
疑心暗鬼に囚われた団員たちの心の中のドロドロ。
進む物語と事件の真相。うまくまとまってたと思います。
久しぶりにバレエの色んなシーンを思い出しました。 -
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Posted by ブクログ
秋吉理香子『終活中毒』実業之日本社文庫。
終活をテーマにした短編4編を収録。
終活の基本は不要な持ち物を兎に角処分することと分散している資産をまとめて、死後のことや資産のことを遺族に託すことだろう。最低でも借金を残してはいけない。
それでなくとも人が亡くなれば、葬儀や役所への届出、年金の停止や遺族年金の手続、インフラ関連の名義変更、遺産や不動産相続の手続と遺族が行なうことが多数あり、時間もお金も非常に掛かるのだ。政府肝入りのマイナンバーカードなど殆ど役に立たない。
自分も還暦を迎え、いつ死んでも恥ずかしくないように身の周りを整えておきたいと思っている。1年前に1万5千冊の蔵書を処分した