秋吉理香子のレビュー一覧

  • 終活中毒

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    ダークなイメージのある作者だったが、終活というテーマだからだろうか、ダークな話あり温かみあり切なさありと盛りだくさんな短編集で一気に読み進める事が出来た。死という人生の終わりに際し、その人が紡いできたものがどういった形であらわれるのか。自分や自分の大事な人の終わりが優しいものになるといいな。

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    2026年06月23日
  • 聖母

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    ネタバレ

    不妊治療の末に授かった子を溺愛する保奈美、高校生の真琴、事件を捜査する刑事コンビの三視点で展開される物語。幼児殺人の犯人が真琴であることは比較的早い段階で明かされるし、ある程度ミステリを読み慣れた人なら真琴が女性であろうこともすぐ想定できるはず。作者もそんなことは織り込み済みでこの軽い叙述トリックを真のトリックに向けての囮にしている気がする。真の仕掛けには充分驚かされました。でもこの小説の真価はその巧妙な仕掛けだけではなく、不妊治療や性犯罪被害に苦しむ女性の心情が克明に描かれたこと。心に刺さりました。

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    2026年06月23日
  • 婚活中毒

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    短編小説が集まっていて展開が進んでどれもサクサクと読みやすかった!
    「リケジョの婚活」は面白かった!

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    2026年06月23日
  • 月夜行路 Returns

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    月夜行路の続編。(東京編?)よくもこれだけ文学作品と紐付けて作品を作れるものだと、本当に感心してしまう。相当な文学オタクに違い無い。
    自身は、この小説に出てくるような所謂文豪による作品と言うのは殆ど読んでいないので、余計に感心する。あ、でも作中にはビギナー向けとして星新一が出てた。僕も星新一が最初に自分で本を買って読み始めた作家であったので、何だか少しほっとした。

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    2026年06月22日
  • 月夜行路 Returns

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    続編。

    4月からのドラマで放映され、毎週楽しみに観ていたが6月10日に最終回となり、その後にこの本を読むことに。

    ママ(波瑠)と涼子(麻生久美子)のコンビで、文豪の地を巡り、身近に起きた謎を解いていくのだが、今作は、東京に戻ってからのこと。
    ママが、父親のノートパソコンのパスワードを探すという…これも本に纏わるだろうこと。
    ドラマもほぼ同じようであったが、最後にママと父親との時間がドラマの方がより濃く描かれていた。

    バーのママと孤独な主婦という異色バディであるが、行く先々に事件があり、文学と絡ませて謎を解いていくという新感覚にわくわくした。

    特別掌握&東京文学旅MAPもあり、より深く文

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    2026年06月21日
  • 修羅の桜

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    中学受験塾に通いしのぎを削る小学六年生の少年たち。その中でもトップの成績を誇る多門がある日姿を消した。ただの家出のようにも思えたが、多門の同級生の母親はわが子が事件に関わっているのではないかという疑惑を抱える。息詰まるような緊迫感のお受験ミステリです。
    しんどい世界、と思ってしまいます。たしかに良い学校に早期に入ることができれば、あとあと楽ができたりより良い大学に入れたりして、人生に有利なことなのかもしれません。そして親の子供に対する愛情もしっかりあって、親も全力で子供をサポートしている。それも嘘じゃないのだけれど、小学生なんてまだまだ子供なんだからちょっとかわいそうじゃないか、という気もして

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    2026年06月19日
  • 聖母

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    “信頼できない語り手”に翻弄され、見えていたはずの景色が最後に一変した。
    多くは語れないけれど、その結末に思わず息をのんだ。

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    2026年06月19日
  • 無人島ロワイヤル

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    秋吉理香子『無人島ロワイヤル』双葉文庫。

    緩めな感じでスタートした物語は、10億円を巡るタイトル通りの過激なバトルロワイヤルへと変貌していく。

    最後に生き残るのは一体誰なのかという興味にイッキ読み。

    読んでみれば、ウィリアム・ゴールディングの『蠅の王』と高見広春の『バトル・ロワイヤル』を掛け合わせたような小説だった。無論、『蠅の王』のような重厚感は無ければ、『バトル・ロワイヤル』のような過激さは無い。そして、結末は秋吉理香子ならではのように思う。


    ある夜、バー『アイランド』に通う8人の常連客が、『無人島に3つの物を持っていくとしたら何を選択するか』という定番の話題で盛り上がっていた。

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    2026年06月18日
  • 月夜行路 Returns

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    ネタバレ

    「吾輩は猫である」
    「桜の森の満開の下」
    「こころ」
    「舞姫」
    「吾輩は吾輩である」

    ドラマは原作とは違うイメージだけど、どちらも良い感じで好き。文学についての話や知識は面白くて良いな。文学の聖地巡りとかもしてみたくなるな〜。

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    2026年06月17日
  • 修羅の桜

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    結末が想像できずに、一気に読み終えた。
    面白かったけれど、これは設定に無理がないか?と思うところもあった(笑)
    最後の言葉に勇気づけられた。

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    2026年06月10日
  • 月夜行路 Returns

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    面白かった。本は読むけど文豪と言われる作品には疎いので学びにもなったし、心理描写がよい。このシリーズ続くんだろうな、今後も楽しみ

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    2026年06月10日
  • 修羅の桜

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    すごく秋吉理香子でした。とても読み易く、嫌な部分たっぷりで、それでも最後はスカッと終わらせてくれた。受験を巡って、3家族の嫌な部分をクローズアップしながら、徐々に一つの事件が見えてくる構成は上手い。意外な事実をチラ見せしながら、ミスリードも誘いつつの、先を早く読みたくなる展開は、スピード感もあってすぐ読んでしまった。嫌な部分は結構リアルで、社会的問題と捉えるべきかとも思う。

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    2026年06月09日
  • 暗黒女子

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    イヤミスというジャンルだそう。
    湊かなえ『告白』みたいな。
    どうなるどうなる? と最後まで読ませる引きのあるストーリー。
    女子高生で才女ばかりの集まり。
    イヤミスに相応しいラストでした。
    映像化もされているのでそれも楽しみ。

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    2026年06月08日
  • 修羅の桜

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    ネタバレ

    どういう風に感情を持っていったらいいのか…戸惑いながら読んだが、とにかく先を読み進めたくてたまらなかった。
    途中でやめた方がいいのではないかと思ったりもしたが、やめなくて良かったし、やめてはダメだった。

    誰もが修羅、ではある。

    最後の彼の言葉はそうだよね、とは思う。

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    2026年06月06日
  • 月夜行路 Returns

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    今クールやっているドラマの中で1番のお気に入りの作品の原作です!
    私はドラマが面白くて、それで原作を読みたいと思ったので、さほど違和感はないですが、小説から読んでる人はどうなんでしょうね?

    ドラマの難点は波瑠がどう見ても元は男性だったトランスジェンダーに見えないこと。
    まぁ、気にせず観てまずが‥。

    お話しも概ね原作に忠実で楽しめます!
    文学を元に謎解きをするので、夏目漱石とか昔教科書で出会った文豪たちの作品を読んでみたくなります。

    ドラマの最終回を前に小説を読み終わってしまいましたが、小説の最後は小説らしく余韻を残しながらもあっさりとしたものでした。

    ドラマはどんな最終回になるか楽しみ

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    2026年06月05日
  • 聖母

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    「我が子を守るためなら、どんなことだってできる」。その母の強烈な願いは、時として周囲を震え上がらせるほどの狂気を孕むことがあります。

    ​幼い子どもが殺害されるおぞましい事件が近隣で発生し、日常が突如として歪み始めます。高齢出産、そして切実な不妊治療の末にようやく授かった、かけがえのない我が子。犯人がすぐ近くに潜んでいるかもしれないという恐怖に突き動かされ、母の行動は日に日にエスカレートしていきます。その姿は、母親としての慈愛なのか、それとも制御不能な執着なのか。

    ​物語は3人の視点を交錯させながら進行します。特に刑事の視点で語られる章は、まるで自分自身が事件の渦中でじりじりと追い詰められて

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    2026年06月03日
  • 月夜行路

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    ネタバレ

    「暗夜行路」
    「曽根崎心中」
    「春琴抄」
    「黒蜥蜴」
    「月夜行路」

    45歳の誕生日、孤独な主婦・沢辻涼子は偶然出会った美しいバーのママ・野宮ルナと、勝手涼子の恋人を探す旅に出た。

    ドラマが面白かったので、原作も読んでみた。文学に関する話が面白い。ルナのキャラがドラマと違う感じかな。こちらはちょっとカッコよいイメージな気がする。原作もやっぱり面白いので、次も読もう。

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    2026年05月31日
  • それはそれはよく燃えた

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    それはそれはよく燃えた

    この書き出しで始まるまったく展開の違う物語。それは炎なのか、炎上なのか、どの作品も最後には驚くようなオチが待っていて趣向が凝らされていた。
    寝る前にサクッと読んでいったけど、内容がすごく濃いわけではないからいい読み方だったかもしれない。

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    2026年05月30日
  • 終活中毒

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    4話からなる終活ストーリー。どれも最後がそうきたかと読み手を唸らせる著者のテクニックが素晴らしかった。

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    2026年05月30日
  • 聖母

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    そうだったの!?と驚いた場面がいくつかあり、
    登場人物の正・悪の考えが振り切り過ぎての最後の
    場面でした。
    もう一度タイトルをみて納得。

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    2026年05月28日