秋吉理香子のレビュー一覧
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世に認められてきたLGBT。けれども他人事と自分事は違う。
息子が同性愛者で、彼氏もいるということを打ち明けられた莉緒。思わず拒絶反応を示してしまうが、親友の優美からの叱咤を受け、息子と彼氏の関係を苦しみながらも受け入れていく。
章ごとに、莉緒、息子の聖将(きよまさ)、優美、夫(稲男)、息子の彼氏(雄哉)の視点で物語が進んでいく。
同性愛者をとりまく家族たちの感情がシビアに描かれていて、でも酔っ払いのテンションでユーモラスに描かれる場面もあり、あっという間に楽しんで読めた。
最後の「幸福の黄色いハンカチ」をモチーフにした演出には感動。
聖将くんがとても素直で健気な子で、この親あってこの子あ -
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Posted by ブクログ
ヴェネツィア産の磨けば願いが叶う鏡とそれに関わって人達の話5つ!
鏡って怖いな〜特に夜に見ると。
ピエロとかも怖いけど。
ここで、出て来る鏡は、かなり怖そう。
磨けば叶うと半分疑いながらも、実践してしまう人達。
でも、ホントは、鏡やなく、そこに映ってる自分自身が…
自己暗示みたいになって、信じてしまうんかな?
かなり追い込まれた状態で、鏡に遭うから。自分が、毎日、寝癖直す為に見てるような状態やないからな。
しかし、上手く作られてる!
鏡に魅せられて、崩れていく人達。5つの物語、それぞれの人達と鏡。
人は、物語毎に変わっていくけど、鏡は同じ。
時代が流れても生き残っているのは鏡だけ…
やっ -
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「わたしも自分の過去が大っ嫌い。だから今、必死で過去とかけ離れた自分に変わろうとしてる。そうじゃないと、また不幸になってしまいそうで怖いから。これ以上不幸になったら、きっともう二度と這い上がりたいと思わなくなる。そのまま世界からこぼれ落ちて、死んでしまってもいいやって。だから今、わたしは必死なの。変わることで前を向こうとしてるのー。」(P.52)
「じゃあな」
ぶっきらぼうに片手を上げ、彼はバイクを発進させた。
スピードが上がるにつれて高まる音と共鳴するかのように、わたしの体に残る振動の余韻が疼き、息苦しくなる。
闇の中に溶けていくテールランプを見送りながら、わたしは彼を好きになってしまったこ -
Posted by ブクログ
ネタバレ登場人物もそこまで多くないので、こんがらがることなく最後まで読むことができた。
ジゼルの内容と同じように事件が起こっていくのが面白い。
絢子や有紀子など、配役での嫉妬や激情の描写もリアルさが出ていてよかった。
実際にいじめや嫌がらせは普通に起こっているのだろうなーと思う。
花音は最後までずっといい子だなーと思っていたら、最後の最後でびっくり。
実は真由美の歳の離れた妹で、もう一人の妹彩佳と一緒に真由美の死の真相をずっと探っていたとは。
花音がミルタを演じていたのはそういう伏線だったのかと。
蝶野だけが助かったのが真由美が護ったから(ジゼルがアルブレヒトを、ミルタの呪いから護り抜いたように)