秋吉理香子のレビュー一覧

  • 殺める女神の島

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    すごく面白かった。
    無人島で殺人が繰り返し起きて皆疑心暗鬼になっていく様子の文章に引き込まれ、読む手が止まらなかった。みんなの話を聞いているうちに誰も動機がなく、なぜ殺人が起きているのかわからなかったが、犯人が予想の斜め上で驚いた。殺人でよくあるお金や復讐ではなく、大好きな姉と同じ遺伝子を求めて移植するという「健康」を求めていたという結末に度肝を抜かれた。
    表紙のイラストが写実的できれい。
    女なら誰もが抱える美への執着をうまく言語化していて面白かった。

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    2025年08月30日
  • 終活中毒

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    4つの短編集どれも面白かったです。
    そういう事だったんだとか、えっ!?という
    ひと捻りされた伏線回収がすごく良かった!

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    2025年08月25日
  • 無人島ロワイヤル

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    ネタバレ

    面白かったです!一気に読み切った〜
    ハラハラなスリル満点でドキドキしながら最後まで読みました、最後の意外性もありました
    最初はあんなにイライラした人物だったのにまさかで生き残ったのでたくましかったということで
    それぞれの視点で進められて人物の緊張感不安が伝わってきて読むのをやめられませんでした
    五木怖かったですね、サイコパスの狂気を感じましたね
    秋吉理香子さんの作品これで3作目ですが自分に刺さる作品ばかりなのでこれからもチェックしたいですね

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    2025年08月18日
  • 監禁

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    ネタバレ

    まさかの展開に痺れた
    違和感が全然なかった、まさかの2重の監禁…
    由紀恵のストーカーによる監禁のときも臨場感あふれる文書にドキドキして光が見えた…!
    と思ったらまだ監禁は終わってなかったというか…そんな2重に敷き詰められてたなんて驚きすぎてドキドキして何回も続き気になるのに本を一度閉じて休む時間が必要でした笑
    臨場感といえば監禁のシーンだけでなく、患者三田さんの死と直面するところも一層死を意識させられて、生と死について考えさせられた

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    2025年08月11日
  • 終活中毒

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    終活というので高齢者が主人公かと思ったけれど、年齢関係ない4つのストーリーだった。どれも捻りがあって最後に恐ろしさや感動ありのものばかり。

    特に「お笑いの神様」の死神の正体が分かった時はホロリとしたが、しんみりだけじゃなく心温まるストーリーでとっても良かった。

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    2025年07月29日
  • 聖母

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    男性目線で読んでいました。
    小さい子どもが殺されていくことに悲しみと怒りを覚えながら読み進めましたが、次第に性犯罪者に怒りの矛先がむかい作者の巧みな技に誘導されてしまった。
    読み終えて、母の行きすぎた愛情が強く全力で我が子を守る姿に驚きを覚えた。
    確かにタイトル『聖母』がピッタリでした。

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    2025年07月18日
  • ガラスの殺意

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    ネタバレ


    高次脳機能障害により数十分で記憶がなくなる麻由子が「人を殺した」と自ら通報する。
    殺した相手は、かつて彼女の両親を殺害した通り魔事件で無期懲役の判決を受け、最近出所した男だった。
    事件を担当する桐谷刑事は、認知症の母親を介護することが困難で施設に入れたことに関して自分を責め続けている。
    記憶障害と介護の実態を交互に描きながら、妻の殺人を認め、刑に服させようとする夫の不可解な行動に対する真意と、事件の真相が少しずつ明らかになっていく。

    読み始め早々の場面が衝撃的だった。
    桐谷刑事の介護の大変さと、それを安易に考えている兄とのやりとりは、一般世間でも現実的にあるのではないかと思う。
    物語のよう

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    2025年07月08日
  • ガラスの殺意

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    ネタバレ

    考えることの多い作品。
    20年前、通り魔に両親を殺害された麻由子はその犯人を刺殺したと自ら通報する。何度もひっくり返るストーリーも良かったが介護や兄弟関係の難しさ、麻由子の数十分しか記憶を保持できない悲しさがリアルに描かれ同じ女性として尊厳を奪われる思い。恥ずべきことではないにしろ生理を夫に管理されることって、傷つく。優香の母親に対する罪悪感と悲しみ、男兄弟の理解の無さ。そんな中、バディの野村と麻由子の夫である光治は理解のある人たちだと思う。こういう人が身近にいるかどうかで人生の豊かさって変わる気がした。ミステリーというより社会問題をうまく取り入れてあるため本当に読んでよかった。

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    2025年06月30日
  • 絶対正義

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    和樹、由美子、理穂、麗華のグループに入った高規範子。すべては正義、情に訴えるなどなく法律に則り、自分だけでなく周りの人にも自分の正義を振りかざす。たまらなくイヤな人で、細かいエピソードにはプラスで女の嫌なところも加味されていて、最高に楽しめた。友達になりたくないけど読んでる分にはこれぞイヤミスって感じ。言葉では表現しづらい違和感を誰が読んでも分かるように書いてあるのはさすが。
    秋吉理香子ワールドを堪能。

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    2025年06月26日
  • 殺める女神の島

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    読みやすい!結構スラスラ読めて、展開もスムーズ!一人一人みんな違う個性のインパクト高い人物で面白い!結末は思いもしなかったまさかの展開で裏切られました、、

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    2025年06月11日
  • 婚活中毒

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    初めて読んだ秋吉さんの作品、これは面白いしレベルが高い。4人の婚活がそれこそ4様に描かれるが、それに共通するものは…!?
    婚活とか、気にする年齢じゃなくなってきたが、大谷さんの書評を読むとどんな世代でも楽しめる要素がふんだんに。最後の大谷さんの書評を先に読んでもいいかもしれない、本編の前に。これまた、秀逸。

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    2025年06月10日
  • 聖母

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    ネタバレ

    なんて秀逸なタイトル!!
    初めからラストまでずっと面白かったです。
    騙されないぞ!!って読んでいたけどまさかなぁ、、、
    真琴が女性な事しか分からず笑
    綿貫がなんか怪しいぞなんて思っていた、、、

    母親って強いし怖い。

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    2025年06月05日
  • 絶対正義

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    面白かった!4人こ女性がそれぞれに範子との間に何があってどうしてそうなったかを飽きさせずに書かれていてスゴく読みやすく一気読みしました!最後も唸る展開でまさに秋吉ワールドな作品でした!

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    2025年05月23日
  • これが最後の仕事になる

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    最初の一文目が同じアンソロシリーズ。お気に入りは、桃野雑派「「アイドル卒業」一穂ミチ「魔法少女ミラクルミルキー」岸田奈美「声」、そしてさすがすぎる米澤穂信「時効」。求めてる面白さ!の人もいればこんなのも書くの、な人もいるのが良き。

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    2025年04月29日
  • 暗黒女子

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    ネタバレ

    今から6年以上前に読んだ作品。

    ミステリーとしての読み応えもあるが、私が一番気に入っているのは、インテリアなどの「空間描写」!

    物語の大半の舞台となる、重厚感と高級感に溢れた“文学サロン”は誰もが一度は憧れる空間…!

    そんな美しい舞台で、繰り広げられる「女の暴露大会」www

    最高に美しくて最高に欲深い!

    今の自分の懐疑的な要素のルーツになってしまった作品です。出会えて良かったけど、出会わなければもっと素直だったかも…(?)

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    2025年04月25日
  • 鏡じかけの夢(新潮文庫)

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    「泣きぼくろの鏡」、「ナルキッソスの鏡」、「スタアの鏡」、「奇術師の鏡」、「双生児の鏡」の5篇が入った短編集。それぞれ独立したお話なのかと思っていたら、登場人物こそ違うものの、いずれも同じ鏡がからむ物語だった。

    面白かった。すぐに引き込まれた。読みやすいし先も気になる展開だしで、あっという間に読み終えてしまった。

    場所も時代も登場人物も違うし、語り口も違うのだけれど、共通するのは何かを願う気持ちの強さ。それが鏡にどう反射されるのか、果たしてどこまでが鏡の力なのか。ざわざわした気持ちで読み進めると、ダークで思いがけない結末を迎えるものだから、余韻がすごい。

    どれも面白かったなーーー。哀しい

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    2025年03月31日
  • 聖母

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    ネタバレ

    ある街で起こった幼稚園児の悲しい事件のお話です。
    主人公は、自分の娘が同じ目に遭わないかと心配しているお母さん。
    でも、物語にはもう一人、秘密を抱えた高校生も出てきます。
    読み進めていくと、この二人が実は意外な形で繋がっていて、
    最後に「えっ!」と驚くような事実が明かされるんです。
    タイトルの「聖母」という言葉の意味も、
    読み終わると「そういうことなんだ」
    と深く納得できました。

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    2025年03月26日
  • 暗黒女子

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    まじでこれめっちゃ好き。女の子達可愛いし、それぞれのエピが面白い。小南さんの作文がいっちばん好き。美味しそう!映画見たけどイマイチすぎたから見ない方がいいよ…

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    2025年03月19日
  • 暗黒女子

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    ネタバレ

    おすすめされた本。まあタイトル通りイヤミスなんだろなーって思ったらほんとにめちゃくちゃイヤミスで感動しちゃった!真犯人も何となく予想できたしそのまんまだったし、目新しさはそこまでないけど、そこに辿り着くまでの、少女たちの視点が本音と建前に塗れてて面白かった。女子高生って何となく神聖なものだと思い込むの凄い理解できる!本人的には正しいと思ってても、他人から見ればまったく違ったりするの、叙述トリックでも良くあるよね。どの子たちもどこまでも愚かしい若さでとても良かった。

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    2025年03月05日
  • ジゼル

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    ネタバレ

    バレエの演目「ジゼル」のストーリー展開をなぞりながら起こる不可解な現象を描いたミステリー小説

    バレエについての知識は全くなかったが、バレエの素晴らしさに泣きそうになる。

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    2025年03月03日