秋吉理香子のレビュー一覧

  • これが最後の仕事になる

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    最初の一文目が同じアンソロシリーズ。お気に入りは、桃野雑派「「アイドル卒業」一穂ミチ「魔法少女ミラクルミルキー」岸田奈美「声」、そしてさすがすぎる米澤穂信「時効」。求めてる面白さ!の人もいればこんなのも書くの、な人もいるのが良き。

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    2025年04月29日
  • 暗黒女子

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    ネタバレ

    今から6年以上前に読んだ作品。

    ミステリーとしての読み応えもあるが、私が一番気に入っているのは、インテリアなどの「空間描写」!

    物語の大半の舞台となる、重厚感と高級感に溢れた“文学サロン”は誰もが一度は憧れる空間…!

    そんな美しい舞台で、繰り広げられる「女の暴露大会」www

    最高に美しくて最高に欲深い!

    今の自分の懐疑的な要素のルーツになってしまった作品です。出会えて良かったけど、出会わなければもっと素直だったかも…(?)

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    2025年04月25日
  • 鏡じかけの夢(新潮文庫)

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    「泣きぼくろの鏡」、「ナルキッソスの鏡」、「スタアの鏡」、「奇術師の鏡」、「双生児の鏡」の5篇が入った短編集。それぞれ独立したお話なのかと思っていたら、登場人物こそ違うものの、いずれも同じ鏡がからむ物語だった。

    面白かった。すぐに引き込まれた。読みやすいし先も気になる展開だしで、あっという間に読み終えてしまった。

    場所も時代も登場人物も違うし、語り口も違うのだけれど、共通するのは何かを願う気持ちの強さ。それが鏡にどう反射されるのか、果たしてどこまでが鏡の力なのか。ざわざわした気持ちで読み進めると、ダークで思いがけない結末を迎えるものだから、余韻がすごい。

    どれも面白かったなーーー。哀しい

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    2025年03月31日
  • 聖母

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    ネタバレ

    ある街で起こった幼稚園児の悲しい事件のお話です。
    主人公は、自分の娘が同じ目に遭わないかと心配しているお母さん。
    でも、物語にはもう一人、秘密を抱えた高校生も出てきます。
    読み進めていくと、この二人が実は意外な形で繋がっていて、
    最後に「えっ!」と驚くような事実が明かされるんです。
    タイトルの「聖母」という言葉の意味も、
    読み終わると「そういうことなんだ」
    と深く納得できました。

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    2025年03月26日
  • 暗黒女子

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    まじでこれめっちゃ好き。女の子達可愛いし、それぞれのエピが面白い。小南さんの作文がいっちばん好き。美味しそう!映画見たけどイマイチすぎたから見ない方がいいよ…

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    2025年03月19日
  • 暗黒女子

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    ネタバレ

    おすすめされた本。まあタイトル通りイヤミスなんだろなーって思ったらほんとにめちゃくちゃイヤミスで感動しちゃった!真犯人も何となく予想できたしそのまんまだったし、目新しさはそこまでないけど、そこに辿り着くまでの、少女たちの視点が本音と建前に塗れてて面白かった。女子高生って何となく神聖なものだと思い込むの凄い理解できる!本人的には正しいと思ってても、他人から見ればまったく違ったりするの、叙述トリックでも良くあるよね。どの子たちもどこまでも愚かしい若さでとても良かった。

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    2025年03月05日
  • ジゼル

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    ネタバレ

    バレエの演目「ジゼル」のストーリー展開をなぞりながら起こる不可解な現象を描いたミステリー小説

    バレエについての知識は全くなかったが、バレエの素晴らしさに泣きそうになる。

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    2025年03月03日
  • サイレンス

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    ネタバレ

    離島で起こる不思議な出来事の数々。


    島の守り神しまたま様は、今日も島を守ってくれる。良い人には賑わいを与え、悪い人には沈黙を与える。
    島の守り神しまたま様は、沈黙を続ける。人々は本音を沈黙し続ける。

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    2025年02月17日
  • ガラスの殺意

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    ミステリーであり恋愛小説でもあった。

    両親を殺され、通り魔から逃げる際に事故に遭い、その事故を起こした加害者と結婚をした万由子。
    高次脳機能障害を患ってしまった万由子は、たった数十分しか記憶を保持できない。

    そんな虚ろな記憶と自分がメモした記憶。
    ふとした時に流れてくる記憶。
    どれが一体正しくて、どれが間違いなのか。

    交通事故の加害者であった夫、光治。
    そして、物語の途中で現れた米森久江。
    どちらが真実を語っているのかは、万由子には絶対にわからない。

    読者は記憶を失くさない。
    だから、それぞれの違和感を少しずつ感じていくし、万由子に気づいてほしいと思ってしまう。
    そう思わされて、どんど

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    2025年02月10日
  • Jミステリー2024~FALL~

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    *姫川玲子シリーズが圧倒的な人気を誇る誉田哲也が前巻に引き続いて登場。辻堂ゆめ、矢樹純、川瀬七緒、秋吉理香子、平山夢明と、いずれも読み応えたっぷり。大人気ミステリー作家たちの新作書下ろしを収録した贅沢なアンソロジー第6弾*

    姫川玲子シリーズ最新作が目当てでしたが、玲子と久江の一見ほんわりとした食レポ中の会話がなかなか深くて大満足。

    他の作家さんもそれぞれ読ませてくれましたが、特に良かったのが初読みの川瀬七緒氏の「沼の底、さらに底」。
    絶対に這い上がれない沼の底が暗黒過ぎてお見事でした。
    これは続きが読みたい…!

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    2025年01月30日
  • 双葉社ジュニア文庫 暗黒女子

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    なつかしーい。
    小学校の頃読みましたね。
    12年間女子校で学んだ身としては世間でまた女子校に対する偏見が増えるなーとストーリーに少し入れ込めなかったものの、内容自体はとても面白かったです。

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    2025年01月29日
  • ジゼル

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    中学の時に秋吉理香子を教えてもらって、そこからハマって自分で買って読んだ本。5回は読んでる。面白い。終わり方が好き。

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    2025年05月18日
  • ガラスの殺意

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    ●あらすじ
    20年前に起きた通り魔事件の犯人が刺殺された。
    自ら殺したと通報したのは、その通り魔事件で両親を殺された柏原麻由子だった。
    だが、麻由子は通り魔事件の直後に交通事故に遭遇して記憶障害を患っており、記憶が20分と持たない女性だった。果たして麻由子は本当に両親の復讐を果たしたのか?

    ●感想
    先ず驚かされるのが、主人公が記憶障害という設定。
    麻由子は記憶が10分〜20分で消えてしまう。
    そう、記憶が保たない女性なのだ。
    取調べで状況証拠を前に自白したかと思えば、数分後には学生時代の記憶に遡り、今自分がどこで何をしているのか分からなくなってしまう。

    麻由子は本当に復讐を成し遂げたのか?

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    2024年12月15日
  • ジゼル

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    なんて美しい装丁。青が基調の幻想的な表紙。
    『ジゼル』はバレエの血の滲む努力、泥々した人間関係は当然に、華やかさがある世界観。その裏で同時進行するキリキリした空気が気になって、ページをめくる手が止まらなかった。あっという間に読み終えてしまった。
    ラストの数ページに驚いたけど、それがキリキリした空気を断ち切ってくれた。

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    2024年12月14日
  • 双葉社ジュニア文庫 暗黒女子

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    ネタバレ

    ネタバレを見ずに読んで欲しい作品。
    これから読む人は本当に何も知らずに読んで下さい。




    出て来る女生徒全員が罪人で、それにつけ込む悪女ファムファタル『いつみ』…と思わせて一番の悪女は…。ラスト数ページのその衝撃たるや。そして闇鍋の正体は考えるまでもなくグロテスク。二度読み必須。

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    2024年12月07日
  • 暗黒女子

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    ページを捲る手が止まりませんでした……
    こんなにも物語に引き込まれた作品は久しぶり…
    嫌ミスではあるのですが、あまりにも心にヒットして、最高に気持ちの良い読後感に包まれました。

    悪意が複雑に絡みあい読めば読む程謎が深まる嘘に塗れた登場人物の供述は、とても、とても醜くて仕方がないのに、それが展開されていく物語は、読者を惹きつけて離さないとてつもなく魅力的なものでした……

    真相が明らかになっていく快感には抗えません。最高のミステリです

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    2024年12月01日
  • ガラスの殺意

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    話が二転三転して、とても面白かったです。
    文章も読みやすかったです。
    最後は感動しました。親の偉大さ愛情、改めて感じました。

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    2024年11月22日
  • 殺める女神の島

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    秋吉理香子さん最高
    そんなことがありえるの?
    世の中いくら情報社会だとはいえ、そこまで行き着くことができるのか
    彼女たちは本当に幸せになれるのだろうかと疑問が残る作品

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    2024年11月19日
  • ガラスの殺意

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    秋吉理香子『ガラスの殺意』双葉文庫。

    何とも面白い設定のサスペンス・ミステリーの小説であった。

    ガラスのように脆い僅かな時間だけしか記憶を持つことの出来ない女性が殺人犯として逮捕されるのだ。勿論、この事件には裏があるのだが、それが一筋縄ではなく、二転三転と予想外の展開を見せるのだ。

    僅かな時間で記憶を失うという極めて特異な障害を巧く使って、見事なサスペンス・ミステリーに仕立てたものだと感心した。


    20年前に通り魔事件で両親を殺害され、自身も通り魔から逃げようとして交通事故に遭い、記憶障害を負った柏原麻由子は自宅で通り魔事件の犯人を刺殺する。自ら警察に通報した麻由子は警察から取調べを受

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    2024年11月19日
  • ガラスの殺意

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    登場人物が少ないので、犯人はおそらくこの人だろうなーと推理できてしまった。
    内容はとてもよかった。
    終わり方も美しくて切なくて。胸がぎゅっと締め付けられた。

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    2024年11月13日