秋吉理香子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ドラマも感動の最終回が放送され、原作にあたることにしました。
序 章「吾輩は猫である」
最終章「吾輩は吾輩である」
そこに本作の核がありました。
ルナママさんほどではないにしても、
それぞれの家庭には何らかの確執があるのかもしれません。
子の心配をしない親は(たぶん)いない訳で、
意外に心配の表現が上手く伝わらないことが、
確執の原因だったりするのかもしれません。
いわゆるジェネレーションギャップというか、、、
親が、最も「良い」と考えることを、
最も「適している」(自分が体験してきた)やり方で、
子に「必死に伝える」(押しつける)ということが、
悲劇の始まりになっているの -
Posted by ブクログ
「月夜行路」続編。再びルナに会いたくなり、彼女を訪ねて行った涼子。そのときルナにはパスワードでロックのかかったノートパソコンが託されていた。パスワードの手がかりは一冊の本。謎を解くため、彼女たちは再び文学を巡る謎に向き合う。
いろいろな前提条件があるので、前作を先に読んでおくほうが良いです。前作での謎となる部分はぎりぎりのところで明かされていないような気もしますが、彼女たちの関係性はあらかじめ読んでおく方が理解しやすいし。あの真相を乗り越えて友人関係となった彼女たちの姿は微笑ましいし、そして楽しくて仕方がありません。いいなあ、こういう友達。
今回彼女たちが出くわす事件は、どれも悪意にまみれてい -
Posted by ブクログ
怖い。静かに、寒気が立ち昇るような冷え冷えとした感じがする。これは何かと思ったら冬である。雪がわんさかと降り、静かに歯を食いしばるでもなく過ぎるのを待つしかない悪夢の季節だ。
田舎の最低で最悪のところがこれでもかと描かれているが、誰も彼もが悪人ではない。窮地には手を差し伸べてくれるし、話も聞いてくれる。
そういうところが嫌なのである。読みながら、放っといてくれ、と叫びそうになった。
島から出たい、なのに出ていけない。オリバー・ストーンの『Uターン』のような悪夢の群像劇だが、映画がノワールならこちらはミステリだ。そのくせ心まで凍りつかせる。ああヤダ……。