【感想・ネタバレ】月夜行路 Returnsのレビュー

あらすじ

あなたのことを、もっと知りたい。
夫と子どもたちとの生活のなかで孤独感を募らせ、家を飛び出した沢辻涼子は、洞察力と推理力に優れた美しいBARのママ、野宮ルナと出会い、共に大阪の街を巡った。人生を変える旅から東京へ戻った涼子が、ためらいながらも再びルナに会いたいと彼女の店を訪ねたちょうどそのとき、ルナのもとに古い型のノートパソコンが届けられる。開こうとするとパスワードに阻まれるが、ルナはパスワードを知らず、送り主にそれを聞くこともできないという。いったい誰が、何のために送ってきたものなのか。わからないまま涼子は、大阪で自分を助けてくれたルナのために、パスワード探しを手伝うことに。ヒントは、パスワード入力画面に設定された1冊の本ーー『吾輩は猫である』。
手掛かりの本を発端に行く先々で事件に巻き込まれながら、パスワードを試していく二人。ここにたどり着いてほしいーー願いを込めた仕掛けに挑めるチャンスは、5回。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

事件の鍵は、文学にあり。

今回の舞台は、ママの過去×東京がテーマ。

本作も前作に続き、文学好き必見の1冊!
やっぱり、文学で謎を解くというストーリーが好きですね!

パスワードの謎が解けて、読めたルナの父の思いが知れてよかった。
特に、最後の「あなたは、あなたであれ。」という言葉が素敵すぎる。
かなり、グッときた…!

月夜行路シリーズが大好き。
今後も、シリーズの続編を楽しみにしていきたい!

ドラマと本を比較しながら、今後は楽しんでいきたい1冊です!

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2026年05月23日

Posted by ブクログ

1作目が面白かったので、続編のこちらも。
ドラマの予告編は、こちらを原作としているのね。
あのノートPCの厚み、旧式だなーと思ってた。
東京編ということで、こちらにはあの刑事さんは登場しないけど、ドラマでは登場のようだし、人気があるのだろうな。
今回探すのは、ママに託されたPCのパスワード。
キーワードは『吾輩は猫である』
どうやってパスワードを導き出すのか、その途中で様々な謎を解き明かす2人のコンビが健在で嬉しい。
メインで登場するあたりが、谷根千巡りで歩いたあたりなのも嬉しかった。
もし、シリーズの続編が出たら、また読みたい。

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

今回も名だたる文豪を軸に物語が進んでいき、読み応えがありました。
文学で謎を解くというのもやはり新しいテーマだと思うのでその設定さにも相変わらず面白さを感じていました。
ただのミステリーではないぞというのが分かります。

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

「月夜行路」続編。再びルナに会いたくなり、彼女を訪ねて行った涼子。そのときルナにはパスワードでロックのかかったノートパソコンが託されていた。パスワードの手がかりは一冊の本。謎を解くため、彼女たちは再び文学を巡る謎に向き合う。
いろいろな前提条件があるので、前作を先に読んでおくほうが良いです。前作での謎となる部分はぎりぎりのところで明かされていないような気もしますが、彼女たちの関係性はあらかじめ読んでおく方が理解しやすいし。あの真相を乗り越えて友人関係となった彼女たちの姿は微笑ましいし、そして楽しくて仕方がありません。いいなあ、こういう友達。
今回彼女たちが出くわす事件は、どれも悪意にまみれていそうで実は優しい真相。もちろん文学との繋がりがあるところも、読んでいてとても楽しいです。

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2026年05月09日

Posted by ブクログ

文学×謎解きと、本当に嬉しいミステリ。ドラマも観ながらだけど原作とは微妙に違っているのでどちらも楽しめる。今回はマルナの父親から届いたパソコンのパスワードを解くために夏目漱石、坂口安吾、森鴎外などを巡る文学旅へ。2人の歩くところに謎あり事件ありで巻き込まれながらもさらっと解決。ルナの過去や父親との確執などやっぱり切なくなってしまったけど、父親の言葉には胸を打たれる。きっとルナは自分らしい姿で父の前に立てたはず。謎を絡めての話がとても面白く、改めて夏目漱石を読みたくなった。特別掌編も含めとても良かった。

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2026年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作に引き続きママのキャラクターがとにかく素敵。
恐らくこの巻の内容が現在放送中のドラマの後半部分になるかと思われるので、映像化された時にどのようになるのかなと思いながら読むのも楽しかった。

今巻は夏目漱石がメインで扱われているが、作中にて涼子がしていた1度現代語版を読んだから旧仮名文字を使用している初版も意外と読める、という手法を自分もやってみたくなった。

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2026年04月26日

Posted by ブクログ

今作の舞台は東京
前作は涼子に焦点が当たっていたが、今作はルナに焦点が当たる
やっぱり性別云々関係なくルナさんみたいになりたいと思った。
今作も夏目漱石、森鴎外はじめ文豪ゆかりスポットがたくさん登場する

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2026年04月24日

Posted by ブクログ

2023年8月刊行の『月夜行路』続編。

序章「吾輩は猫である」から始まり、
「桜の森の満開の下」
「こころ」
「舞姫」
「吾輩は吾輩である」
4話収録の連作短編集。

秋吉さんお得意のイヤミスは封印され、日本文学のエッセンスを取り入れたハートフルなミステリー。

本に纏わる蘊蓄も身につき、お得感満載。

主人公の涼子は元バレーボール選手で現在は専業主婦。

前作ではBARのママ・ルナと共に大阪で起きる事件を次々と解決していったが、文学の知識を活かしたルナの名推理は今作でも健在。

特に第二話「こころ」が良い。
思いがけぬ真相に心が温まる。

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2026年05月21日

Posted by ブクログ

帰ってきた文学ミステリ

『月夜行路』の続編。話は前作から地続きであるため、順番に読んだ方が面白いだろうが、一応前作の知識がなくても読める。

今回の縦軸は、ノートパソコンのパスワード。前作が涼子の物語だったのに対して、今作はルナの物語だ。
パスワードが「吾輩は猫である」にちなんでいるということで、今作の舞台は東京。ヒントを求めて、様々な版の「吾輩は猫である」を調べる。また、今作でも複数の文学スポットを訪れる。夏目漱石をはじめ、森鴎外や川端康成といった、東京にゆかりのある文豪の名前が多数登場する。今作も、知的な雰囲気が漂っていて良い感じ。

前作よりも分量はややコンパクトになったものの、面白さは健在。相変わらず、お出かけ先で毎回事件に巻き込まれる。名探偵コナンか!
ルナの優れた洞察力と、涼子の多角的な視点によるサポートは、やっぱり名コンビ。涼子はとうとうワトソンを自認するまでになってしまう。

また今作は、前作以上にグッとくるエピソードが多いと思う。特に、子を持つ親にとっては。
各エピソードでは、思慮深い人物が多数登場する。それぞれに強く引き込まれて、あっという間に読み終わってしまった。

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2026年04月29日

Posted by ブクログ

ドラマが放送中の「月夜行路」の続編。大阪の次は、地元・東京で観光ミステリー。こちらもドラマの原作になっています。
相変わらず日本文学を題材にした推理と毎話のように終盤まで油断できない展開には驚かされる。真相に近づいていく流れにドキドキ。純粋に、すごいなぁと感心。
ただ、推理物と日本文学に疎い私には難しくてなかなか解けない。しかし、詳しくなくても面白い。
今回は、前作よりもシリアスが薄い、温かい感じがして良かったです。

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2026年04月23日

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