あらすじ
読者を何度も翻弄する中学受験×ミステリ
中学受験塾で万年トップの多門が姿を消した。家出? 事故? 事件? 街が騒然とする中、ある同級生の家から彼の服が見つかり……。読者の予想を何度も裏切る、、緊迫感あふれる中学受験ミステリー。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
中学受験を目指すミステリー。
殺伐した中で親のマウント取りと
苛めか…嫌な世界だなと思っていたら。
後半からの意外な真実の連続と展開に驚き、
気が付けば一気読みしていました。
子どもたちが腐らずに前向きでいられたのが救い。
Posted by ブクログ
秋吉理香子『修羅の桜』文春文庫。
文庫書き下ろしのどんでん返しの名手・秋吉理香子による叙述トリックが炸裂するジェットコースターのような中学受験ミステリーということらしい。
なかなか面白い設定とストーリー、全く予想もしていなかった結末に最後まで楽しむことが出来た。しかし、倒叙トリックではないように思うのだが、どうだろうか。
日本は格差が広がるばかりで、少しでも良い仕事に就こうと、首都圏や大都市では中学校受験が当たり前になっているようだ。しかし、有名中学校に合格したところで、その先には高校受験や大学受験もあり、さらには就職試験が待ち構えている。仮に一流企業に入社しても、昇進試験や業績評価のための他人との競争と退職するその日まで気は抜くことが出来ない。むしろ若いうちに手に職を付けて、その道を極めた方が良いのではないかなどと、還暦を過ぎた自分は今さらのように考えたりもする。
中学校受験まであと僅かという時期、光栄塾という高レベルの受験塾で、やり手塾長が直接指導を行う『開成コース』でしのぎを削る親子の焦りと苛立ちがピークに達する中、常に成績がクラストップの唐木田多門という男児が失踪する。
内申書や受験に響くことを懸念する多門の母親の結子は光栄塾や小学校には内緒で同じ小学校から塾に通う同級生の母親たちに声を掛けるが誰も多門の行方を知る者は居なかった。
多門の失踪から2日が過ぎ、ついに警察が動き出し、光栄塾の塾長も責任を感じ、多門捜索のボランティアが立ち上がる。
そんな中、シングルマザーの成田佐智子は、息子で多門と同じ塾に通う昌也の部屋の片隅で胸元にべっとりと血の付いたジャンパーを発見する。
一方、東堂亜沙美は、多門と同じ塾に通う息子の英太郎が唐木田多門の身代金を要求する脅迫状を印刷していたことに気付く。
さらに多門と同じ塾に通う息子の大輔を持つ佐藤美紀の元に警察が訪れ、夫の正幸が多門の父親の洋史と開成中学の同級生であり、多門失踪の事情を知っているのではないかと問われる。
果たして、失踪した唐木田多門は生きているのか……
本体価格720円
★★★★
Posted by ブクログ
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家出?事故?事件?
我が子がかかわっているのか?
疑心暗鬼に陥る
同級生の母たちを襲う、
衝撃の真実!
塾でトップの
あの子が、
消えたーーー
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中学受験塾でトップだった多門が姿を消した。
最初は塾をサボっただけど思ったが、
一日経っても帰ってこない。
事故?事件?警察も動き出す。
親の中でも嫉妬や劣等感があって。
私は親世代ではあるものの、
子どももいないので、
私が同じ立場に置かれたら、
辛過ぎて無理かもと思いました。苦笑
結末はおおお…と驚きの展開です。
200ページちょいで薄めなのに、
面白かったです。
結末が気になり過ぎて一気読みでした。