秋吉理香子のレビュー一覧
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ネタバレ★3.5
好みの麻生久美子ちゃんと波留ちゃんが出ているドラマに原作本があるとわかり、読んだ。この本は和人に関する真相が分かるまで。ここまでの謎解きはドラマと同じ。復習だった。でも話のテンポがよく退屈はしなかった。それよりドラマの方はルナ(波留)が謎解きにひらめく時のエッセンスを入れたり、話に広がりを持たせていたり、「よく考えてるなー」と思ってしまった。ドラマは和人の謎解き後も話が続く。(…と思ったらこの本の続編本があることを知った)
本の方は、本編より文庫化記念の特別収録掌編「ある月夜のできごと」がよかった。なぜ「月がきれいですね」で磨理子が英明の気持ちを理解したのか?ここがよかった。ただ、そ -
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忘れられないあの人との思いにケリをつける為、この人と旅をする。憧れたあなたと2人、暗夜行路ならぬ月夜航路を。
主人公の涼子は娘と息子の反抗期、倦怠期の夫との家庭内不和に悩む元女子バレーボールの選手。現在は専業主婦を努めているが、出版社で働く夫の浮気疑惑を暴く為、愛人と思しき人物が働く銀座のラウンジに乗り込もうとする。しかし同ビル内にあるミックスバー「マーキームーン」のスタッフと出会い、半ば強引に連れ込まれる事になる。
そこでバーのママ、ルナと出会い、数分の会話で涼子は現在の生活環境、忘れられない元彼の存在を凄まじい洞察力と推理力で見抜かれる。
意気投合した2人は、元彼がいる筈の大阪に出向く -
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ネタバレ中毒シリーズいいですね。
新しい題材で書いてほしい!
2つ目のマニュアルを駆使して女性とのやり取り行動を決める男の話が1番面白かったですね。
いまはなんでもネットで調べるもんね、この言葉を言われたらどう返事すれば?とかご飯の場所、プレゼント、年齢とかでおおよそ当たりをつけて本人のことを見もせずに大袈裟に言えば勘ですよね。今ならチャットGPTでもジェミニでも打てば何パターンも提示してくれる中から選ぶだけ。逆に言えばそのパターンを相手の立場に立って調べて、当てはまる自分を作れば相手の理想の人物になれるってこと。こわい〜(笑)
なんてことを考えるくらいこの仕掛け方が面白かった。最後にタバコ吸って口 -
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ネタバレ読む前はまったく知らなかったけど
これは犯罪小説だった。と思う。
ミステリー要素もあるし。
1話目と2話目が結構面白かったです。後妻業の男バージョンで余命わずかな中年女性を狙って結婚し財産をもらう、この男がなぜそんなに金が欲しいのかって所が分からないのが残念。金は何に使ってるんかだけ教えてほしかったなー、じゃないとあんなに固執する意味ないから離れればよくね?ってなるし。
独り身爺さんのは出て行った一人息子が何十年かぶりに帰ってきたが……これもよくあるけど因果応報というか、今まであんたが酷いことするからバチ当たったんやと思いながら読んでたらまさかの和解!ダークな話は1話目だけで残り3話は最後 -
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ネタバレ連作短編ミステリ。
夫、娘、息子からないがしろにされ、家で心狭い思いをする主婦。
夫の不倫を突き止めにクラブへ。
バーで元男のママと出会う。夫が編集者であることも推理される。
ママは文学オタク。
①元彼に会いに、バーのママと旅に。
事件に遭遇。
曽根崎心中の舞台のところで、二人の男女が死んでいた。
心中かと思われたが殺人。不倫、男女が逆だった。
②盗まれた安物の盾。
主人公、着物の店で、出ていけと盲目の女主人に追い出される。その孫息子?からは香水の香、結婚指輪。
盲目、嘘。孫息子、本人ではなかった。強盗に入られていたので(孫息子だと思った人物。着物屋では香水とアクセサリーはご法度)、 -
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中学受験ミステリーって新しい。
美紀は毒親(年齢書いてないけど多分30代で髪型が白髪が目立つロングの三つ編みは、客観的に見てヤバそうとしか思えない)
亜沙美は夫婦揃ってモンペ。
佐智子は唯一まともに見えたけど子供に精神的なストレスの症状が出てるのが可哀想。
結子は論外。
失踪したのが他の子だったら絶対捜索の手伝いなんかしないし、むしろ迷惑だって怒鳴り込んできそう。
小学校のクラスメイトに御三家だとか難関校だとかに合格した子チラホラいたけど、学校では明るくてとてもこの小説に出てくる子のようにピリピリした感じはなかったけど本当はどうだったんだろう。
今はSNSとかもあって更にピリピリして -
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帰ってきた文学ミステリ
『月夜行路』の続編。話は前作から地続きであるため、順番に読んだ方が面白いだろうが、一応前作の知識がなくても読める。
今回の縦軸は、ノートパソコンのパスワード。前作が涼子の物語だったのに対して、今作はルナの物語だ。
パスワードが「吾輩は猫である」にちなんでいるということで、今作の舞台は東京。ヒントを求めて、様々な版の「吾輩は猫である」を調べる。また、今作でも複数の文学スポットを訪れる。夏目漱石をはじめ、森鴎外や川端康成といった、東京にゆかりのある文豪の名前が多数登場する。今作も、知的な雰囲気が漂っていて良い感じ。
前作よりも分量はややコンパクトになったものの、面白 -
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ドラマを先に知りまして、面白く観てたら原作小説があることをエンドロールで知って(遅っ!)、急遽、文庫本を買って読みましたw
各話で起こる事件を、名作文学のストーリーや知識からのインスピレーションを繋ぎ合わせて解決していくというお話で、文学好きには堪らない魅力的な作品でした。
各話にはキーとなる文学作品がありますが、原作にはドラマで紹介されるよりも多くの作品が紹介されていて、タッチもドラマより生々しい雰囲気があり、ミステリー感も高いです。
ふたりの女性が大阪で遭遇する事件を解決していく訳ですが、大阪に来た目的はそれぞれ異なります。その謎が通奏低音のように横たわりつつ、文学聖地巡礼が -
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我が子のためなら、悪魔にでもなれる母親。
続きが気になり、一気読み。
視点が母親、幼児殺人犯、刑事二人組の順番に進んでいき、飽きさせないストーリー展開。
序盤で幼児殺人犯が登場してから、表の顔と裏の顔の行動に引き付けられる。また不妊治療の上で授かった娘を犯罪から守りたい母親が、どんどん過剰な行動にエスカレートしていく様から目が離せない。刑事二人組のコンビも良かった。
最終章でタネ明かしされる展開が凄かった。
娘を大事に見守っていたのは二人いたのか…。
文章だから最後まで隠せた内容なので、映像では難しいのでは。殺害方法もグロいし。
読みおわって、芦沢央さんの『悪いものが、来ませんように