秋吉理香子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2018年の初読以来。
続編発売の情報を見て、本書の存在を思い出した。
題材は勿論、改めて調理も大すきすぎて、陶酔した。
演じる為に登場人物をみんなで解釈していくディスカッションが、すごくポジティブですてきだなあと思う。
完成度をより高めていく為に、努力だけど、当人たちは努力だなんて思わないような、ぜんぜんブラック企業じゃない感じに当たり前に楽しく掘り進めていく行程。
すきだから知りたい、知るともっと楽しい、どんどんすきになる楽しくなる、感じ。わかる。麻薬てき。
極めるってやっぱりつらいばっかじゃないんだ。ぜんぜん。
花音の真相が、するーんと抜けて行ってしまうんだけど闇が深いというか何というか、ううう。
無罪?無罪なの?
死に装束で踊るバレエ感、すごい。。
それでいて筆致に、柔らかく微笑んだ空気を殊更に見せつけはしない、溺れてはいない俯瞰的距離があるところ、格好良いな。 -
Posted by ブクログ
世界観やキャラ背景、読みやすさなどかなり素晴らしい作品だった。
皆が言うどんでん返しにも驚かされた。
ただ作中ところどころ思うところはあった為星4とした。
結局思ってたよりチープなトリックだったこと、ストーリーやメタ的に仕方ないが、刑事の決め付け捜査が非現実的なこと(そんなことで犯人と思う?)などなど。
ただ、不妊治療や世の中の母などに焦点を当てた作品で、読むに値するものであるのは間違いない。
性器を切り取られ、死姦された男児の遺体が発見された。
近所に住む保奈美は、長年の不妊治療の末に産んだ愛娘を守るための行動に出る。そしてそれはどんどんとエスカレートしていき、やがてある男を犯人と決めつけ、取り返しのつかないことをしてしまう。
母と母、妊娠と不妊、狂った母性が招く衝撃の結末とは。 -
Posted by ブクログ
おおー!そう来たかーーー!!というラストでした
叙述トリックが炸裂していて大変面白かったです
途中まではまぁまぁかなって思いながら読んでいましたが、終盤の怒涛の展開には度肝を抜かれました
特に意識したわけではありませんが、立て続けに性被害がテーマの小説を読み続けてしまいました
もう全員死刑でいいよね…^^;
本作は幼い子どもが死んだ後に性被害を受けるという卑劣極まりない事件を中心に描かれています
子どもが辛い思いをする作品が苦手なので辟易しながら読んでいました
しかしラストがあまりにも素晴らしかったので読んで良かったなぁと思いました
どんでん返しが好きな人にお勧めの作品です
タイトル回収していて気持ちの良いラストでした! -
Posted by ブクログ
「もし無人島に3つ持っていくとしたら、何を選ぶ?」誰もが一度は考え、友人や仲間と盛り上がったことのあるお馴染みの問い。本作は、そんな身近な想像から幕を開けます。
都心の外れにある隠れ家的バー「アイランド」で、常連客たちがいつものように楽しげに語り合っていると、マスターの粋な計らい(?)で、彼が所有する無人島へみんなで小旅行に出かけることに。それぞれが熟考して選んだ3つのアイテムを持ち寄り、開放的な無人島ライフを満喫するはずでした。
しかし、そんな楽しい時間はあっという間に崩れ去ります。突如として消え去ったクルーザーと、残されたマスターからの冷酷な動画。そこ告げられたのは、「退屈な毎日に刺激が欲しいから、みんなで殺し合いをしてもらい、最後に生き残った者には賞金10億円をあげる」という狂気に満ちたルールの数々でした。
そこからは、仲間だったはずの者同士が疑心暗鬼に駆られ、極限状態の中で隠されていた人間の本性が次々と剥き出しになっていきます。物語が章ごとにそれぞれの視点(一人称)で描かれていくため、登場人物たちのバックグラウンドや歪んだ本音を深く知りながら緊迫のサバイバルが展開されていくのも大きな見どころです。
信頼と裏切りが交錯する中、最後に生き残るのは誰なのか。一瞬たりとも気が抜けない、予測不能の極限エンターテインメントをぜひハラハラしながら楽しんでいただきたい一冊です。