【感想・ネタバレ】眠れる美女のレビュー

あらすじ

バレエ団を襲う悪の精カラボスとは何者か?

『ジゼル』の事件を乗り越え、新設された東京スペリオール・バレエ団。旗揚げ公演『眠れる森の美女』を“バレエ界の至宝”シルヴィア・ミハイロワが演出することになり、団員たちは歓喜する。しかし、客演が決まった世界的プリマのユリカ・アサヒナは我が儘で、人間関係に軋みが生じていく。
そして、悪の精“カラボス”を名乗る人物から不気味な脅迫状が届き、小道具の糸車の針でダンサーが次々に毒殺される――
再び存続の危機に陥ったバレエ団。
カラボスとは何者なのか? その意図は何なのか?

大反響『ジゼル』の衝撃再び!
嫉妬と愛憎渦巻くバレエ・ミステリー第2弾!

※この作品は過去に単行本として配信されていた『眠れる美女』 の文庫版となります。

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Posted by ブクログ

前作の「ジゼル」も面白かったけど、今作もとてもよかった!

登場人物全員が人間味があってとてもいいし、バレエの描写も美しい。
ディスカッションのシーンやカラボスの解釈の部分は新しい視点で、こういう考え方もできるのか!となりました。
3作目も楽しみです。

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2024年10月08日

Posted by ブクログ

前作『ジゼル』を読まなくても楽しめるけど、人物の引き継ぎがあるので前作を読むともっと楽しめる。
ユリカの性格が最初から最悪なので、「これは後から心象が良くなるパターンだな」と読み進めてていたが、事件が起きてから少し疑うようになった。
カラボスの正体が少し拍子抜けしたけど、事件の真相は悲壮だった。
作のようにどんでん返しのラストではないけど、バレエの世界に浸りたくなる終わり方だった。

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2025年09月03日

シリーズ作品レビュー

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