【感想・ネタバレ】暗黒女子のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月10日

飯豊まりえちゃんが主演の映画「暗黒女子」が公開当初からずっと気になってて、予告映像とか何回も見てたけど本編は見ずに6年が経ち、そういえば「暗黒女子」ってどういう結末になったんだろう(ラスト24分の怒涛の裏切り…みたいな予告が印象的だった)って思い初読。
やっぱりイヤミス最高〜!!!!!湊かなえさんの...続きを読む「告白」みたいに段々と真相がわかるのかと思いきや、一人一人が秘密を抱えててその秘密を守りながら嘘を突き通していく。そして、最後のいつみの小説により全てが明かされる。そしてそして、最後にはどんでん返しが起こる。
映画も絶対近日中に観たい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年08月25日

続きが気になり読む手が止まらなくなる良い作品でした。
いったい誰がいつみを殺害したのかドキドキしながら読んでいたらラストにまさかの展開で見事に騙されました。
ここまでで終わってたら「あぁこうゆう展開か」になるのですが、ラストのラストでもう一捻りあってそれがまた衝撃的でした。

また忘れた頃に読み返し...続きを読むたいと思います。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年03月26日

とあるお嬢様系のミッションスクールで文学サークルの会長・白石いつみが転落死。
彼女に関わった5人+副会長で親友だった小百合の朗読小説がこの事件の真相を解き明かしていく…はずが…
朗読小説を書いたメンバーそれぞれ後ろ暗いところがある人たちばかりのようなのが途中からわかってきたので、それぞれその人にとっ...続きを読むて都合よく真実を捻じ曲げている部分があると思いながら読みすすめていくことになりました。

朗読小説という名の、5人の独白の後、小百合が本人から預かったとする手紙を読み始める。
ここまでくると結末が気になって気になって仕方がないので一気に読みました。その一方で、「こいつに罰が下らないかな」と思いながら読みすすめました。

結果ああなりましたが、なんとも後味が悪い。
他の方のレビューを見ていると「イヤミス」というなんともぴったりな表現がありました。
「イヤミス」といえば湊かなえさんですが、この作品は湊作品よりエグイ気がする。

でも、この人の作品、もっと読みたい。

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Posted by ブクログ 2022年12月05日

女子生徒がテラスで転落死したとされる事件について、文学サークルのメンバーが創作して朗読するお話

ミッション系の女子高でカリスマ性を持つ白石いつみが、屋上から飛び降りて亡くなったという
その転落時の手にはスズランが握られており
事件の一週間後、白石いつみが主宰していた文学サークルのサロンでは、サーク...続きを読むルの定例闇鍋と朗読会が開かれようとしている
彼女の死についてメンバーが創作した作品を朗読していくと、矛盾した証言がそれぞれから発せられる
果たして、事件の真相は?


全部読み終わって第一声が「うわぁ……」

解説でもイヤミスというものに言及されている
確かに、読み終わった時に、湊かなえの「告白」に構造が似ているなぁと思った
視点が変われば同じ行動でも意味が変わる


澄川小百合:いつみの親友。サークルの会長を引き継いで、闇鍋朗読会を取り仕切る
二谷美礼:奨学生の新入生。家が貧しく、いつみの弟の家庭教師をしていた
小南あかね:老舗料亭の娘。料亭は兄が継ぐ事になっていたため、差別化のため洋食店や洋菓子に傾倒している
ディアナ・デチェヴァ:ブルガリアからの留学生。いつみが先にホームステイしていた
古賀園子:いつみのクラスメイト。医者志望
高岡志夜:中学生でデビューした作家。


二人目の朗読で、「ん?」と思い
三人目あたりでどんな小説なのかは気づく
「多分、本人が自ら語った部分は全てフェイクなんだろうなぁ」とかね

それぞれの秘密は途中で気づくものが結構ある
二谷さんのは小南さんが指摘した通りで、本人の行動もそれを証明している
小南さん、ディアナは物語の定番
高岡さんのは帰国子女とか翻訳を頑なに拒否するとかってあたりを考慮すれば推測は可能
古賀さんのは予想外。でも創作の中で違和感を感じるのはどこか?と後で考えてみると、確かにおかしいと思える

途中で「いつみは人をたばかっているのでは?」という疑問がわく
だとすると、5人から被疑者になっていない澄川小百合の役割は?と考えが行き着く
問題は、澄川小百合の代読と閉会の挨拶

怖いよ……
まさか多段構造のオチがあるとはねぇ

先に、ミサでの聖体拝領のエピソードがあってからの
「キリストは、その聖体と聖血を弟子や信者に分け与えることによって、永遠に生き続けることになりました。いつみと一心同体となって、彼女の麗しさを忘れることなく、これからの人生を送る」
という言葉の意味に気付いたときにはゾワッとするよね


映画化したときに、別の理由で注目されてたよなぁ
オチは知ってしまったけど、映像だともっと雰囲気が出そうな気がする
機会があったら見てみると思う

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Posted by ブクログ 2022年10月25日

読み作家さん。もっとドロドロしているかと思っていたけど、これはこれで美味。すずらんの香りのする闇鍋。大変美味しゅうございました。文芸部の部長である「いつみ」の死を悼んで部員らで自作の短篇小説を朗読するお話。何が真実で彼女を死に陥れたのは誰か......。

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購入済み

面白かった

2017年04月08日

面白かった
読みやすいし、次から次へと読みたくなる作品でした

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Posted by ブクログ 2024年05月03日

一人一人が朗読という形で、出会いからこれまでの経緯を話していく。
その内容はどれも真実なようで真実ではない。
一気読みし、最後まで騙されました。

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Posted by ブクログ 2024年04月18日

2024.418
各章を読むごとに全員の関係性がどんどん歪んで見え、誰が真実を話しているかわからなくなる。
最後にいくにつれ、これは最後の最後で種明かしなんだろうなと予測はつくものの、女同士のドロドロ、ザラザラしたあの嫌〜な関係性がどんどん浮き彫りになっていく様も面白かった。
それぞれが自分本位に物...続きを読む語を作り上げていたこと、それをうまく利用していたいつみの悪どい策士さに後味は悪いもののなんだかスカッとした気分を味わえた。

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Posted by ブクログ 2024年04月11日

面白かった!
部員それぞれが「白石いつみの死」をテーマに書いた小説を朗読することで展開していくストーリー。
展開の斬新さもさることながら、それぞれが語るいつみの死の真相が食い違い、各々別の人物が犯人だと指名している。しかもそれを仄めかしているのはいつみ本人?
誰が嘘をついているのか?真実は一体なんな...続きを読むのか?続きが気になってどんどん読み進めてしまった。

最終章の朗読で明かされる真実、各々が「いつみからのダイイングメッセージだ」と書き記していた「すずらん」の本当の意味。そしてそのすずらんの行方…鮮やかな伏線回収にゾッとした。

…と思いきや、さらなるどんでん返し!
思わず膝を打つ展開でした。面白かったー

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Posted by ブクログ 2023年11月05日

久しぶりのイヤミス。
何通りの動機と犯人像とに先が気になり一気読み。
表面はみんな人思いのいい生徒なのに、全員嫌な人だった。イヤミスにありがちだけど、面白かった。

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Posted by ブクログ 2023年09月24日

だんだん真相に近づく流れと思いきや二番目の朗読で違うと気づきました。どうなるんだろうと読み進めると予想外の結末が。ライトなイヤミス学園もので読みやすかったです。

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Posted by ブクログ 2023年08月30日

ミッション系名門女子高の理事長の娘が復活させた
文学サロン、一人の女王に傅くメンバーという構図
で最後の定期朗読会が行われた
全員で女王「いつみ」の死を語る小説を朗読する会
であり、全員が「いつみの死」になんらかの責任・
関与を小説中に記述するのだが、事実を多方向から
語るとなぜか明確な矛盾があり、...続きを読む最後に「いつみ」
自身の小説が・・・(´・ω・`)

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Posted by ブクログ 2023年07月03日

久しぶりのイヤミス。
どんでん返し系とても大好きなので面白かったです。

みんないつみに憧れてるし、尊敬している。
けど本当はいつみに弱みを握られてるから一緒にいるという…
「美しく、うら若き罪人たち。」
文学サークルの全員が罪を抱えている、それを利用していつみにとって完璧な世界を作り上げる、女の子...続きを読むって怖いっていうのを見せつけられる作品でした。

鈴蘭の花言葉は「純潔、純粋、謙虚」けど少量でも死にいたる毒を持っているといういつみにとても合う花だと思います。

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Posted by ブクログ 2023年05月16日

視点を変えた独白が続いていく。視点が変わると、ましてそこに都合のいい解釈やストーリーが加わると、全然違う絵面になるのが面白い。

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Posted by ブクログ 2023年05月06日

あるお嬢様学校の文学サロン、その部長であるいつみが転落死をしてしまった。

文学サロンでは恒例行事として、闇鍋会というものを行なっている。
今回、文学サロンのメンバーは、それぞれ いつみの死を題材とした自作小説を持ち寄り、闇鍋会で朗読することとなる。
それぞれの小説の中で、それぞれの人間関係が徐々に...続きを読む明らかになるが、どの人物も犯人として名指しするのは別の人間。
一体、誰が真実を語っているのか…

最後に、いつみの告白文にて全てが明らかになる。
いつみは、自身が主人公となるために脇役を求めていた。
彼女が文学サロンに引き抜いた者たちは皆それぞれ秘密をいつみに握られていた。
そして、いつみは自身への復讐をそれぞれの脇役たちが企んでいることを知り、それを逆手に取ろうとする。

しかし、ここで副部長の小百合がついにいつみに牙を剥く。
小百合は、教師である北条との安定した暮らしにすっかり魅力を無くしてしまったいつみを憂い、自ら主役の座を奪うことを決意する。

そして、闇鍋の中身には文字通り ビーナスの体を分けたものが…
彼女は、脇役たちの秘密を握りしものとして新たな主役となることを選んだ。

それぞれの視点での物語は、微妙にそれぞれ言い分が異なっており、しかしその中に紛れている真実と、嘘が最後に明らかになっていくのが面白かった。
いつみの告白文にて真実が明らかになり、そこからさらに小百合の裏切りによって物語が完成した。

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Posted by ブクログ 2023年02月04日

中学?の時くらいに読んで、あまりの面白さにその時の印象がずっと残ってる作品。
秋吉理香子さんを好きになったきっかけ自体は
ガラスの殺意だけど、
でも秋吉理香子さんを知ったのはこの本。
結末もうる覚えだから、そのうちまた読み直したい一冊。

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Posted by ブクログ 2022年12月05日

ある女子高で、最も美しくカリスマ性をもつ女生徒・白石いつみが死んだ。
一週間後に集められたのは、お菓子作りが得意な小南あかね、医者志望の古賀園子、ライトノベル作家として活躍中の高岡志夜、留学生のディアナ・テチェヴァ、奨学生の二谷美礼、女生徒と親しかったはずの文学サークルの仲間たち。
ところが、彼女た...続きを読むちによる事件の証言は、思いがけない方向へ。
果たして女生徒の死の真相とは?全ての予想を裏切る黒い結末まで、一気読み必至の衝撃作!
豪奢なインテリアと装飾に彩られた聖母女子高等学校を舞台に、才能溢れる美しい女子高生が織り成す美しい高校生活と校内でも選ばれた者しか入れない文学サークルのサークル活動の底にある一刻一刻変化する主導権争いという名のヒエラルキーと支配の構造、文学サークルの定例会で披露されるメンバーの自作の小説の朗読を通して語られる白石いつみ自殺の真相が言い分がそれぞれ違うために真相が推理しにくい展開が湊かなえに負けない語り口、そしてカリスマ生徒・白石いつみの自殺に隠された背筋が凍るすずらんに彩られた美しい復讐計画、ラストのどんでん返しのオチに秘められた女子特有の嫉妬や憎悪や独占欲そしていつも特別で主役でいたいという欲望のどす黒さ、闇鍋の材料の正体と会わせ技で、湊かなえや真梨幸子よりライトだが美しさと裏腹などす黒さに惹き込まれる傑作イヤミス小説。

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Posted by ブクログ 2022年06月23日

美人で賢い女子高生の醜い闘い…
皆んな女王様やん!
容姿はともかくとして、賢いとは思えんな。成績優秀とか、そんなんだけで、ほんまの意味の賢い子はおらんって感じ。
もう、お金持ち、容姿端麗、成績優秀だけで、満足しなはれ〜
私なら、それだけで充分満足(^-^)v

ここに出て来る女子高生は、外見は美しい...続きを読むけど、中身はあかんな…
容姿いずれは朽ちていくんやから、朽ちない中身を磨いて欲しいな。
大どんでん返しみたいなのはあるけど、周りが敵ばっかりなんで、あり得るといえばあり得る。
裏切りばかり…しんどい学校や!
良い友達作って、楽しい学校生活して欲しいと切に願います!

愚痴は言うけど、スラスラ読めて、ええ感じの後味でした〜!(どんな後味かは…です)

人の事言ってる場合ではなく、私も磨かんと!

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Posted by ブクログ 2022年05月05日

女子高生と闇鍋ってインパクトがスゴい!今の女子高生って、もしかしてこんな感じ?なんて、ちょっと思ったりして‥ストーリー展開はとても良く秋吉理香子さんらしい作品です。

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Posted by ブクログ 2024年05月04日

タイトル通りの不穏なストーリーでしたね。
誰が本当の事を話してるのでしょうか?
女性って怖いですねぇ。月並みですが、そんな感想です。

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Posted by ブクログ 2024年04月27日

2人目の小説朗読を見て誰が誰をという細かいことは除いておおかた展開が見えた。伏線の張り方がキチッとした感じで、最終章で全て回収される流れは作者の上手さを感じた。
ラストは2回ひっくり返された、そう来たかという感じ。
部員がそれぞれの朗読で主人公を立てさるを得ない理由があったことが最後に分かり、全編読...続きを読むみ終えてゾッとした。主人公によるある種のマインドコントロール。
一番悪いのは主人公の父親かな。

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Posted by ブクログ 2024年02月20日

自分が推理していた犯人像がどんどん変わっていく感じがおもしろかった〜
最後の結末も想像と全然違くてびっくり!!

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Posted by ブクログ 2023年09月29日

名門女子校のカリスマ的存在のいつみが死亡、彼女を偲んで文学サークルのメンバーが鍋を囲み各々書き上げた小説を朗読する話。矛盾する小説に真相が気になり、女子の嫌な所を闇鍋かの様に詰め込んだ正に暗黒女子な各々の小説にも明かされた結末にも大変満足した。良き。
イヤミスって言われてるみたいやけど、個人的には全...続きを読む然イヤミスじゃなかった!

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Posted by ブクログ 2023年09月20日

結末は予想しなかったものでした。それぞれ書いた小説は誰かを犯人としていて、順番に読み進めて行くと真犯人が分かる流れかと思ってた。

白石いつみの小説を読んでいて、「慎二さん」と名前が出てきて、ん?!教師と生徒の関係?!…北条先生か??短期留学に同行はしてて、影薄かったけど男性は他にいなかったよな…
...続きを読む
とすると、二人の関係が発覚していつみを殺すとしたら…父親?!でも、突き落とした事を匂わせる描写はなかったような…

え?死んでなかったの?!自分から飛び降りた?!…何で?!

まんまと思考回路を壊されました。戸惑って狂わされて、頭の中がまとまらずに読み終える感じ笑。ストーリーの設定や小説で気持ち悪い状態がずっと続き、読み終えてもスッキリとはならず"イヤミス"っぷりはさすがでした。

結末を知ってしまったので残念ですが、映画を観たいと思いました。映画のカバーが付いていて、女子生徒役の女優が並ぶ中に千葉雄大が一人。そういうヒントになってたわけね笑。

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Posted by ブクログ 2023年08月29日

初見のつもりで読んだけど、かなり前にドラマか映画を見たのを思い出した。
でもそんなに覚えてないから読みながら思い出しながら、って感じで読みました。
オチは面白いけど、途中の各々の嫌なこととか全く関係ない。
同じような思い出を同級生に刷り込んでいるだけで回収などはない。
でも気持ち悪くて読みやすかった...続きを読むです。

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Posted by ブクログ 2023年07月30日

登場人物がそれぞれの視点で少女が亡くなった
事件の事を小説に書き、闇鍋会で読む。
それぞれがいろんな人物を犯人扱いしていて、
どれが本当だか分からない。
これだけバラバラな内容だと全員がウソなのでは
と思って読んでいたら、まあそんな感じだった。
不穏な雰囲気の物語は好きなので面白かったが
なーんとな...続きを読むく先が読めてしまった。

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Posted by ブクログ 2023年06月04日

女子は影で貶し合い 証言が矛盾だらけ
こういう場合、真実は第三者視点なんだけど
これも信用ならない 恐ろしい世界だ

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Posted by ブクログ 2023年05月28日

中々のイヤミス感。
名門女子校の文学サークルメンバーそれぞれに裏の顔がありそれを握って女王に君臨するいつみとそれを支えていた小百合。
最後の最後で小百合の闇が明らかになり、読者に大きな衝撃を投げかけて終わる。結果的に裏の支配者になっていた小百合の存在が最初から不気味な感じを醸し出しているので、そうい...続きを読むった意味では予想を裏切らない結末であった。

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Posted by ブクログ 2022年09月02日

 ミッション系女子高の文学サークル。このサークルの中心人物で、学院経営者の娘でもある美貌のいつみが謎の死を遂げます。
 死後1週間、メンバーたちはサークルの定例朗読会で「いつみの死」をテーマにした短編小説を順に語っていく形式が、本書の大きな特徴です。
 お互いに矛盾だらけの告発をし合い、多くの伏線が...続きを読む張り巡らされているようです。そもそも小説なので、語った内容が真実なのか虚構なのか、読み手にも混乱を生じさせます。
 留学生の朗読(小説)に、「日本の女子校は異空間。表面では無関心を装い、笑顔で他愛ない会話をしながら主導権という糸を引っ張り合っている」という的を射た表現があり、女子同士のドロドロの世界を助長するようです。
 イヤミスと呼んでいいのか分かりませんが、衝撃的な結末でした。最後まで真相が不明で、現実離れの世界観もあり、恐怖感よりは唖然とした気持ちが強かったです。
 いつみは万人に憧れられる女神か、それとも悪魔か? サークルメンバーの言動の真偽は? 物語の構成と設定、人物造形が魅力的でした。

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Posted by ブクログ 2022年07月05日

いつみの死についてそれぞれが真犯人を、真相を記していく。全員が全員怪しくて、主観と客観の2つで出来事を捉えてる感じがおもしろい。いつみの小説で真相を知って驚いて、小百合の小説でさらに裏切られる。面白い

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Posted by ブクログ 2022年01月22日

どんでん返しのどんでん返し。
それぞれの主張が矛盾していて、一人一人のストーリーも読み応えがあって面白い。
読み終わる頃には軽い放心状態。それくらい引き込まれるし、本当に読者を魅了する1冊。
ミステリーが苦手な私でも読みやすい。

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