【感想・ネタバレ】暗黒女子のレビュー

あらすじ

ある女子高で、最も美しくカリスマ性をもつ女生徒が死んだ。一週間後に集められたのは、女生徒と親しかったはずの文学サークルの仲間たち。ところが、彼女たちによる事件の証言は、思いがけない方向へ――。果たして女生徒の死の真相とは? 全ての予想を裏切る黒い結末まで、一気読み必至の衝撃作!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

今から6年以上前に読んだ作品。

ミステリーとしての読み応えもあるが、私が一番気に入っているのは、インテリアなどの「空間描写」!

物語の大半の舞台となる、重厚感と高級感に溢れた“文学サロン”は誰もが一度は憧れる空間…!

そんな美しい舞台で、繰り広げられる「女の暴露大会」www

最高に美しくて最高に欲深い!

今の自分の懐疑的な要素のルーツになってしまった作品です。出会えて良かったけど、出会わなければもっと素直だったかも…(?)

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2025年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おすすめされた本。まあタイトル通りイヤミスなんだろなーって思ったらほんとにめちゃくちゃイヤミスで感動しちゃった!真犯人も何となく予想できたしそのまんまだったし、目新しさはそこまでないけど、そこに辿り着くまでの、少女たちの視点が本音と建前に塗れてて面白かった。女子高生って何となく神聖なものだと思い込むの凄い理解できる!本人的には正しいと思ってても、他人から見ればまったく違ったりするの、叙述トリックでも良くあるよね。どの子たちもどこまでも愚かしい若さでとても良かった。

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2025年03月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 まさに正統派イヤミス。名門女子校のカリスマであるいつみが死んだことで始まったお茶会からどのような展開になるか気になって読み進めた。語り部の5人の小説を装った証言はどれも「自分に都合が良いことや他人に都合が悪いことは隠さずに発言し、自分にとって都合の悪いことは黙秘するか誤魔化す」というものでどの証言も矛盾が生じることに「これぞイヤミスだなぁ。」という妙な満足感があった。そしていつみの本性と復讐方法は身の毛もよだつもので驚かされたが、最終章で明かされたどんでん返しは「5人にとっては生き地獄だな。」という最悪のラストだった。

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2024年05月19日

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