秋吉理香子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ中盤まで深雪にも俊亜貴にも共感できず、キツかったです。俊亜貴はクズ・オブ・クズだし、彼に同情して庇い続ける深雪もバカな女だとしか思えず、作品からも心が離れていく気がしました。
でも、各章の冒頭にあるミステリアスなモノローグが気になってたので、気力を振り絞って読み進めていくと……背筋がヒンヤリするエピローグにシビれました。俊亜貴はもしかして……と思わせてからの、弥生の恋人を連れてくるなら冬が良いという深雪の言葉に。
更に、そのセリフを言うシーンで深雪が義母に微笑みかけますが、義母が一瞬間をおいてから微笑み返すような描写になっているところも怖い(人によっては間があるとは読み取らないかもですが… -
Posted by ブクログ
バレエ好きとしても、ミステリ好きとしても楽しめました。読みながら、美しい舞台の情景や、舞い踊るプリエの可憐な姿が思い浮かび、舞台好きとしてわくわくしながら読みました。
物語の途中にジゼルの物語が挿入されており、主人公の花音のまわりでおきていることがジゼルの物語に類似している事がわかる仕組みで、そこから誰が犯人なのか、これから何が起きるのかを推測しながら読みすすめられます。
後半はもう怪しい人物がたくさんいすぎて、バレエ団の中が疑心暗鬼に包まれてしまうのも納得…前半の華やかな展開と後半の暗さの差もまた面白かった。
犯人はある段階から察しはついたのですが、最終的なオチとしては、私の予想の斜め -
Posted by ブクログ
途中で犯人は分かったけどこの結末は予想していなかった
僕、小山のぶおは誰かから手紙をもらい待ち合わせ場所の崖に行ったそこで誰かに押され崖から落ちる。奇跡的に助かり意識が朦朧とする中何かがおかしいと感じ鏡を見ると見たこともないイケメンの男の顔が映っていた。
そのイケメンは高橋真治。僕はこのイケメンとして入れ替わり暫くこの状態で生活していくことになる。
鉄道オタクで唯一の友達だった田中吉雄には小山のぶおは誰かに押されたと話し犯人を一緒に探してもらうことに。
以前僕と吉雄は浮いていた。女子でも一人溶け込めない丸山美穂ともあることから仲良くなり段々と惹かれていく。
僕を崖から突き落とした犯人は判明す -
Posted by ブクログ
主人公の高校生のぶおは、崖から転落し目が覚めた時にはイケメン高校生と入れ替わっていた!というトンデモ設定ながら、ちょっとした叙述トリックもあり、きちんとミステリーに仕上がっている。
自分を呼び出し突き落とした犯人を探すため、元のクラスに別人として転入し、犯人を探す。調べれば調べるほど、以前の親友や、新しく仲良くなったクラスメイトたちが皆んな怪しく見えてくる。
元々オタクっぽかったのぶおが、見た目が変わっただけでクラス内でのカースト底辺から頂点へ。卑屈になっていた自分に気付き、恋を経験し、以前とは考え方や行動も前向きになったのぶおの姿は清々しく、これぞ青春ミステリーという感じ。 -
Posted by ブクログ
なぜジュニア文庫かというと、たまたま入手したのがジュニア文庫なだけです。
これも一種の叙述トリック何でしょうか。
サークルメンバーによる短編小説5篇のあと、もう一本短編小説と、あるのですが…小説?作文ではなくて?物語ではなく、サークルメンバーの思い出話なので、小説って言われるとなんだかなとは思うのですが、最後のを読むと小説でいいのかな?と思ったりもします。
しかし、最後でひっくり返したなとおもったら、もう一度ひっくり返してくるとは…。やられました。
サークルメンバーの短編小説を読むのは結構きついんですが、最後のための下準備と思えば、なるほどという感じですね。
我慢して最後まで読めれば