秋吉理香子のレビュー一覧

  • 哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ

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    終わり方に納得できない。どうしてここまで変わってしまったのか。児童福祉課で働けるほど、常識的だったのに、幸せに欲張ると、こうなってしまうのか?今どきの女子小学生は怖いんだな。こんなに裏表があるなんて。子供だからちょっとしたことに傷つき、大事にとらえる。それはわかるのだけど、心の中で考えていることと口に出すことが違って、平気なのだろうか?

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    2022年12月23日
  • 絶対正義

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    ネタバレ

    正しさで息が詰まる。すごいなぁ正義モンスター…言ってることは正しいけど優しさが一欠片も無いので醜く見える。共感性の欠如ってサイコパス気質。
    正義同士がぶつかると戦争に発展する事もあるので、正義は怖いです。
    他人を不幸にしてまで自分の正義を貫きたい欲ってなんだろう。でもこの範子は、私利私欲のために正義を貫くのでなく、単に正しいことが大好きだというのが逆に清々しい。清々しいけど好感は持てる訳がなく、周りに居てほしくないタイプ。
    周りがどうなろうと、たとえそれで死者が出ようとお構いなしなんだろう。範子にとっては、自分の正しさが全てであとはどうでもいい。
    もし誰かが、範子が反論出来ない程に、範子の正義

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    2022年12月22日
  • 放課後に死者は戻る

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    終始、いろんな人を疑いながら呼んでいたけど、予想もしなかった結末だった。

    偏見を持ったり、自分を蔑んだりしているうちに、側にあるはずの可能性を狭めていたんだね。
    自分自身も主人公に近いタイプの人間で、人のこと羨んでばかりだけど、少しずつ可能性を広げていけるようになりたいな。

    改めて、秋吉さんの作品すきだなと感じた。

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    2022年11月28日
  • 機長、事件です!

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    ネタバレ

    秋吉先生の小説は「暗黒少女」「眠れる美女」「ガラスの殺意」を読みました。こちらはテイストががらりと変わった小説。タイトルからも分かるように、パイロットや客室乗務員たちが機内(ではないことも)で起こる事件を解決していくような物語。コメディタッチな描かれ方ですね。
    客室乗務員が大金持ちのお嬢様でたまたまお客様が失くしたハイブランドの婚約指輪(ダイヤのシェイプまで同じ!)と同じものを持っていたり、パイロット2人が実は双子の兄妹だったりと、けっこうツッコミどころはありますが…、まあコメディだからと自分を納得させました。
    最後に書かれていた、秋吉先生のご両親とお姉さんがパイロットだという情報が1番の驚き

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    2022年11月02日
  • 自殺予定日

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    ただ今、秋吉理香子にハマってます。

    面白い!!!!!

    設定が毎度毎度面白い!!!今回はあまりイヤミス感なかったなぁ。めでたしめでたしで終わって、割と平和でした。

    ラストにまさかもう一回ひっくり返される!?ってちょっと思ったんですが、そんなこともなく、無事終わりました。

    秋吉さんだからこの本面白かったけど、下手したら、それないわーになりそうな設定。

    オバケの少年の立ち位置とかね。
    それはちょっとさすがに無理あんでねーか?って気もしないでもないようなラストではありました。笑笑

    まだまだこれからの作品に期待大!

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    2022年10月07日
  • 絶対正義

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    私的・夏のホラー特集。こういう、”絶対”正義については、普段から色々と思うところがあるから、内容についても、まあ予想通り。それにしても、この正義人間の徹底ぶりがまあ凄まじくて、まんまと乗せられちゃいました。正論って、そりゃ正しいものなんだけど、これほど息苦しいものもない訳で、やはり肝要なのは適度。その程度を、いかに涵養するのか、ってことですわな。

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    2022年09月12日
  • 灼熱

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    予想した結末とは違い、少しびっくりした。が、とても読みやすい作品だった。
    ひとときでも、相手を好きだと思え幸せだと感じたのはすくいだったのかなと。

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    2022年09月03日
  • サイレンス

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    ずーっと田舎モノあるあるのような内容で、まぁ、そうだよなぁ。島国で離れて島内でみんな家族ーみたいなとこは、しがらみがなぁ。

    わかるなぁ。

    わたしは利尻島に半年働きに行ってたけど、まさにそんな感じだったもんなぁ。と。

    そんな感じで終わるんだろうな。男女のあれこれと、田舎のしがらみと、若者の都会暮らし。みたいやよくあるあれねーってダラダラ読んでたら。

    ラストの数ページでスーッとなります。

    スーッとね。

    全部そういうことだったか。という。

    みんな今の今までそういうことだったのか。っていう。

    サイレンス。まさに。題名どーりだわ。

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    2022年08月29日
  • 灼熱

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    ネタバレ

    顔も名前も変えて最愛の夫を殺した容疑者の妻になり、いつしかその男を愛してしまった咲花子の灼熱の夏の終わりを見届けたくてたまらなくなる。
    ターゲットの医者の秀雄が優しく穏やかな人物と知れば知るほどその欲求は強まり、一方で憎しみに凝り固まり犯罪の証拠探しに躍起になっていた彼女の急激な変化になかなかついていけなかった。もっとその愛憎の葛藤とぶつかり合いが描かれていれば…。
    秀雄の妹で心臓病を患う亜希子の存在がどう絡んでくるか見どころ。
    復讐の炎が燃えたり縮んだり燻ったりの軽めのサスペンスだが、読後のやるせなさは重い。

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    2022年08月17日
  • 灼熱

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    大好きだった夫の突然の死、加害者と思われる男への復讐のため、整形手術をし別人になりすまして男に近づき結婚する咲花子。加害の証拠を掴むため、男を籠絡し油断させて探しまわるも、だんだん男に惹かれてきてしまう。でも真相はどうなのか?というミステリー小説。

    後半が2転3転して「ん?どういうこと?誰が犯人?」となりつつ、最後は意外な真相がわかる。ちょっと遠回りして「え?そうなの?」と、とってつけた感はありながらも、面白かった。

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    2022年07月30日
  • 鏡じかけの夢(新潮文庫)

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    全体的に話が重かった。
    磨けば望みが叶うと言われている鏡。
    望みを叶えてほしい、と自分の欲望に抗えず破滅していく主人公達を見ていると他人事とは思えなかった。

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    2022年07月27日
  • サイレンス

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    ネタバレ

    自分を取り巻く環境が嫌いで上京したものの、東京で得てしまった「不幸」を自分の嫌いだった環境によって"助けられてしまった"ことがなんとも皮肉だった。
    こちらがどれだけ愛情を注いでも、それと同等のものが返ってくるわけでもなく、むしろ裏切られてはちゃめちゃにされる危険性もあるわけで、愛だとか結婚だとか、人を信じることがより一層怖くなった。

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    2022年07月24日
  • 哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ

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    話としては色々とツッコミどころ満載と感じますが、それでも一気に数時間で読める勢いのある感じ、好きです。

    読んだ後に何か残るわけではないけど、読んでる間はぞわぞわして、どうなるのー?!と、野次馬感覚で楽しく読めました。

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    2022年07月09日
  • 放課後に死者は戻る

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    「「あれ??」」
    「ぼく」  「わたし」
    「「入れ替わってるぅぅうぅぅ!!!」」
    と、今流行りのなんとかの名は的な(では無いのだが)青春ミステリー。装丁も相まって、代表作「暗黒女子」と対になるDK(男子高校生)物語のようにも感じる。

    青春ミステリーと括るとなんだか爽やかな風が吹くものだが、本書は湿度が高めだ。ねっとりした温風が流れている。
    カースト底辺層の主人公、「小山のぶお」は死者だ。彼の記憶では自分は何者かによって崖から突き落とされ死んだはずだった。だが、生きている。突き落とされた最後の記憶、崖上から声を掛けてくれたのに足を滑らせてしまったあの不運な通りすがりの名も知らぬ男と心が入れ替わ

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    2022年06月09日
  • 放課後に死者は戻る

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    ネタバレ

    崖から突き落とされた鉄道オタクの冴えない主人公は、目が覚めると巻き添えになった美形男子高校生の姿に変わっていた……。という特殊設定ミステリ。

    主人公は他人の姿で過ごす中、元の自分では気づかなかったクラスメイトの別の顔を知っていくことになります。こういう場合、だいたい裏の顔・性格の悪い面なんかが多いと思うのですが、主人公が知っていくのは元の自分では関りがなかったり偏見などによって知りえなかった優しさや揺るがぬ友情などの陽の面がほとんどで、その為読後感は序盤からは考えられないほど爽やか。正直ミステリと考えると弱いのですが、青春ものとしては楽しめました。

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    2022年06月03日
  • 哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ

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    同名の映画をもとに、著者が書き下ろした小説とのこと。
    私は映画は見ていないんだけど、予告編などを見る限り、おそらく映画と小説の大まかなストーリーは同じなのだろう。

    映画公開前に、結構話題になったのを覚えている。
    土屋太鳳が、何度もオファーを断って、4度目だかにようやく了承したとか。
    こういうストーリーなら、土屋太鳳本人というか、彼女サイド(事務所)が断る理由もわかる気がするなぁ。
    そして監督は、なぜにそこまで土屋太鳳にこだわった??この本読んで、ヒロインは彼女しかいないとか、全く思わなかったんだが。
    健気で、ちょっとダサそう、ってイメージは合っているかもしれないけれど。

    小説自体は、前半と

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    2022年05月26日
  • 機長、事件です!

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    秋吉理香子さんの作品は好きでよく読んでいますが、この作品だけはちょっと異質でちょっと違うな…と正直感じました。氷室機長と治郎くんの恋の行方は気になりますが、次回読むのなら国内線での続編とかなら読みたいと思いました。

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    2022年05月21日
  • 暗黒女子

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    サクッと読める系。やべえやつしかいない女子高の話。とにかく読みやすいし、読書初心者にもライトでオススメだなとか思ってたら、最後の最後にすごいヘビーなどんでん返しが。前言撤回です。

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    2025年09月14日
  • ジゼル

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    ネタバレ

    全く知識のないバレエの世界だったけど、丁寧に描かれているので知識のない私が読んでも、すっとバレエの世界に入れた。
    どんどんみんなが疑心暗鬼になっていく様は人間って怖いなぁと。
    まさかの蘭丸が犯人?からの展開には、なるほどーっと。
    面白かった。

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    2022年04月05日
  • サイレンス

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    ネタバレ

    田舎特有の閉鎖的で時代錯誤なところも、婚約者のとんでもないクズっぷりにもゾッとした。
    客観的に見ていると、何で別れないんだ?と思うほどに。
    恋は盲目なもので、財布からお金をくすねてしまう婚約者でも、借金があることが分かっても、浮気をしていたことが分かっても何故か別れられない深雪…



    あと、深雪は子供の頃に、せっかくアイドルのオーディション突破していたのに親からの許しが得られず、
    「あんな田舎に生まれなかったら…東京に生まれたというだけで~」と辛い思いをし続けているところにとても共感した。
    夢を叶えられるって運要素もめちゃくちゃあるよね、、、

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    2022年02月19日