秋吉理香子のレビュー一覧

  • 灼熱
    夫を殺した男の妻になって復讐する機会をうかがう女。

    長期入院していた義妹の行動力と豹変ぶりにびっくり…。
    夫を殺したと思っていた男(現夫)は、実は昔、父を轢き殺した男だった…。なんとも世間が狭すぎる。
    改心した現夫は主人公を守るために動いていたということだったけど、主人公の生い立ちから何から、かわ...続きを読む
  • サイレンス
    いつもよりイヤミス感は少な目でしたが、孤島の閉塞感、島ならではの風習、島おこしの為に策を練る島民、島と海を護る神様である島霊様(しまたまさん)の存在 などジワジワと嫌な感じが続きます。

    人物描写、風景描写は秀逸で深雪が道に迷い雪の中に閉じ込められる場面 俊亜貴が島を離れる為に使用したスノボが雪下...続きを読む
  • ガラスの殺意
    中盤で物語が動き出すまでがやや冗長だけど、そこからは最後まで一気読み。介護について考えされられる側面もあり。野村くんの最後のセリフがステキでした。
  • サイレンス
    島1番の美人さんがアイドルになりそうだったのに親に反対され断念したが、諦めきれずプロダクションの社員となりマネージャーとして東京で暮らす。彼氏はクズでどうしようもない奴だからこそ、冬に島に連れてた帰って来る。島の神様、しまたまさんとは村の人々の事なんだろう。結局彼氏は雪下で凍っていると思われる。弥生...続きを読む
  • 絶対正義
    道路を走行中の車の台数としては少ないのに、どうしてここだけ混んでいるんだと思って右車線の行く先を見たら、やたら遅い車がいるということが結構な頻度であります。そういうとき、「〇〇なんたらの何番の車を先頭に渋滞しています」とアナウンスしてほしくなる。ええ、私はそういう人間です。

    渋滞のもとを作っている...続きを読む
  • 特選 THE どんでん返し
    5人の作家によるどんでん返し競演。最初の2編は、なかなかお見事、読ませる内容でもあった。あとは、まあまあか。
    秋吉理香子「神様」漂流女子たちの生態、神様というネーミングも怖い。
    井上真偽「青い告白」なるほど、最後はこう来たか。上手い!最後の決め台詞という感じ。古橋薊がなかなか魅力的な女子だ。
    友井羊...続きを読む
  • 灼熱
    あ、そっちの方だったのね。
    最初の事故で英雄が出頭していれば、咲花子の人生良くなっていたのか?というと、そうとも言えないような。
  • 雪の花(小学館文庫)
    4編からなる短編集。
    「女神の微笑」 離婚した娘が父に会いに来た話。情けない父親と思ってたが、バンドをやってて娘にギターを教えて意外とかっこよかった。

    「たねあかし」 女性が年上の歳の差カップル。地味な人ほど前略が凄く恐ろしい。湊かなえ風の書き方であった。

    「雪の花」 何もかも上手くいっていたが...続きを読む
  • 哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ
    咲良が恵美の家に行き、赤ちゃんの誕生祝いにスタイをプレゼントした、最初のシーンから既に不穏な雰囲気が漂う。
    その後、ずっと不穏な気持ちの悪い雰囲気が続くという、最初から最後まで不穏な雰囲気の物語でした。最後は「何故、咲良がここまで壊れたのだろう?」と不思議でした。
  • 哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ
    読み終わった感想。
    映画になるくらいなので、もっとゾクゾクするかと思った。。。
    始めから、ふむふむ。ふむふむ。ふむふむ。
    と進んで、最後のどんでん。
    うーん。こっちかぁー!
    期待し過ぎて60%。
    よくある。
    かと言って、こーなって欲しかった!というのもないけれど。
    恐らく、ここに出てくる人たちに共感...続きを読む
  • 哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ
    初めは理性的な咲良が、あるタイミングから幸せに絡みとられて、どんどんズレていくところが恐ろしい。全体的にリアリティよりもエンタメ的な後味の悪さ。サクサク読めた。
  • サイレンス
    決して幸せとは言えない状況と胡散臭い婚約者に読んでるこちらも「目を覚ませ!島一番のべっぴんさん」と思いつつ、後半へ。 平穏ではあるが幸せな生活を手に入れた女たちは事の真相にたどり着くも今を選んだ。 島が舞台になると閉鎖的、団結と隠れた習慣なんかを期待して祟りかなにかと思えど実はしまたまさん、みんな...続きを読む
  • 機長、事件です!
    アイスクイーンの異名を持つ冷静沈着クールビューティ+超絶優秀機長の氷室女帝と、腐女子受け100%のイケメン×パイロット×チャラ×真面目が融合し、更に名前もイケメンな幸村キャプテン。
    童顔新米パイロット治郎ちゃんの国際線デビューにてこのキャラ密な方々と共に様々な事件に巻き込まれるポップでスリリングなエ...続きを読む
  • ガラスの殺意
    20年前、通り魔事件に巻き込まれて両親を失った麻由子。自身も逃走中に事故に遭い脳に障害を持ってしまい、新しく記憶できない体に。そんな麻由子が犯人を殺害したと自分で通報する→麻由子を担当する刑事の優香は若年性アルツハイマーの母を施設に入れたことで罪悪感を感じている。何度状況を説明しても覚えていない麻由...続きを読む
  • サイレンス
    うーん。あまり好きではなかったかな。結構、閉塞した村はドラマとか漫画で村全体が何か秘密を隠していてなんてお決まりであったりするけど、まぁそんな感じでした。
    結末も秋吉さんらしくイヤミスだし。好きな人は好きな作品だろうな~
  • 眠れる美女
    バレエに詳しければもっと楽しめるはず。
    どこの世界にも誰よりも前に出たいと思う人はいるよな。悪いことだとは思わないけど、限度というものがあるような。
  • 哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ
    本が薄いなと思ったけど、スピード展開の連続。
    咲良出ていって、カオリすぐ反省していい子になるとか。。
    最後はなんか急にサイコパスファミリー(笑)
  • 眠れる美女
    02月-06。3.0点
    ジゼルの続編。あのバレエ団、名前を変えて再出発。
    眠れる森の美女を演じるが、ロシアの一流演出家が担当。主役はバレエ団ではなく、外部から。争いが。。。

    前作同様、女同士の争いもあり。ページ数少なめで、あっという間に読める。
  • 哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ
    思っていたストーリーと違って
    孝太の裏がDV気質なのと娘がサイコパス気質…

    それでも面白くてどんどん読んで
    あれ、もうあとこんだけしか残ってないけど
    どうなるの?で、そんなオチありですか!?っという感じです。

    咲良はたったあの日1日だけであんなに
    様変わりできるのでしょうか…

    もうちょっとペー...続きを読む
  • サイレンス
    婚約者の行方の最終的な匂わせが薄い感じがした。結局、最後の方の主人公の義妹の周辺の情報なんかも必要か?!みたいな感じで、モヤッとしたまま終わった。
    もうちょっと期待したなぁーーー!
    聖母も同時に買ったので、そっちに期待です( `・ㅂ・)و