秋吉理香子のレビュー一覧

  • 月夜行路

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    女の逃亡記かと思っていたら、
    そうではなく、ちょっと何日間か旅する話。

    辛い描写は無く、サクッとあっという間に読み終えた。
    私も谷崎潤一郎さんは若い頃に好んで数冊読んだが、文学好きな方なら楽しめるだろうなと感じた。

    軽いミステリーを合間にちょこちょこと挟んだ、ほわっとハートフルなお話。

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    2023年12月03日
  • ジゼル

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    15年の封印が解かれたジゼル、その後起こる事件は呪いなのか、というバレエミステリ。バレエ初心者やけどあっという間にのめり込み、演技の臨場感が凄くて思わず鳥肌が立つ場面も。華やかな舞台にドロドロする舞台裏、そのアンバランスが良かった。そして私は掌の上で踊るだけ。

    読めばバレエが見たくなる!
    ということで、早速見てみたんやけど……喋らんの!?いや、小説読んどいて何言い始めるんって感じなんやけど、演技中喋らんのに衝撃。読み返したら確かに喋ってない……なんて浅瀬にいるんだ自分。けど小説のお陰で大筋は分かるし見てて楽しい。生で見てみたいなぁ。

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    2023年11月12日
  • 絶対正義

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    面白かった。正論言ってる時、なんか気持ちよくなっちゃう人自体はいるいるって思った。立場に引き摺られたりして。
    誰にでもある感情だけど、自分にとって正しいことでも、それを振りかざしては、人を傷つけてしまうことがあると誰もが成長過程で学ぶはず。また、生きていくうちに、人にはいろいろ事情があると知っていく。
    彼女がなぜそれを学ばなかったのか謎すぎる。衝突することも多いだろう、いかに専業主婦でも正義正義では生きていけない気がする。だから、正義の問題点を表す小説上のキャラクターという印象。

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    2023年10月19日
  • 哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ

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    娘のサイコパス度に恐怖を覚えた、、このまま成長したらどんな怪物になるんだろう。
    咲良の心情の変化についていけない部分もあった。そんなにコロッと変わってしまうものなのだろうか、、、恐い

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    2023年10月12日
  • 絶対正義

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    読んでてイヤ〜な気持ちになる物語でした。
    ミステリーではなく、サスペンスものですね。
    たまにいますよね。正論しか言わない人。
    正論であるだけに間違って無いんですよ。でも
    正論で片付けられない事もあるんですよね。
    そんなもどかしい気持ちでザワザワしながらも
    読み終えました。読後感は非常に悪いです。
    ただホラーモノとか好きであれば雰囲気は良い
    かも知れません。ゾクゾクもさせられます。
    ラストのオチもいい意味で裏切られて、しっかり
    とオチてます。この作家さん2作目ですが読むの
    がしんどくなってきました。

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    2023年09月01日
  • 猫ミス!

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    黒猫ナイトの冒険が良かったかな。
    作家さんによってけっこうテイストが変わって、飽きることなく読めちゃう。

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    2023年08月07日
  • サイレンス

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    そういうラストかなという気はした。東京と比べたときの島の人間関係や村おこしのみんな知り合いの小ささと分家本家などの立ち回りの息苦しさ窮屈さがなんとも言えず。あの島が猛暑になったら大変そう笑

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    2023年08月03日
  • 灼熱

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    ネタバレ

    殺されたと思われる旦那の容疑者に整形して近づき、復讐を計画する話。
    誰が悪だったのか、自分が復讐すべき相手は誰なのか、関係者と関わるうちに、気持ちの変化が鮮明に描かれていた。
    でも、どこかで読んだことのあるストーリー。そんなことできるの?と疑ってしまうような事件の解明方法。もう少しサスペンス要素が強いと面白かった。
    作品としては、軽快なテンポで進んでいくので、一気読みできて楽しかったです。

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    2023年07月19日
  • 放課後に死者は戻る

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    高校生が感じるルッキズムやそれに伴う葛藤が、非現実的な設定を通してよく描かれていると思います。

    前作『暗黒女子』と同様のイヤミスを期待していると、拍子抜けしてしまうかもしれませんが、切なさと爽やかさを残す読後感は、前作とは違った一面が垣間見えるようでした。

    次作以降の作品も楽しみです。

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    2023年06月04日
  • 自殺予定日

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    正確に書くと星3.2。
    ストーリーの流れは面白かった。
    恋の部分に関しては仕掛けが分かっていて、友情の部分に関してはそんな上手くいくか?という感じ。

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    2023年05月18日
  • 婚活中毒

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    ネタバレ

    婚活にまつわる短編集。
    どの話も多分こういう展開だろうな〜と思って読み進めていくと、オチでえっ!そっち⁉︎と驚かされます‼︎笑
    どの話も決して読後感が良いとは言えないのですが、最後にちょっと救いを感じられる「代理婚活」が特に面白かったです‼︎全くその気の無い子供に代わって代理で婚活をする親の焦りとそわそわが伝わって来て、読んでる読者も婚活のそわそわ感を味わえます!

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    2025年12月21日
  • 哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ

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    怖い〜。

    でも一気に読める作品でした。
    途中までは、シンデレラになるストーリーかと思いきや、どんどん歯車が狂って来る感じでした。
    現実には無さそうな感じだけど。
    別な作品も読んでみたいですね。

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    2023年05月09日
  • 絶対正義

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    秋吉理香子ぽい、現実で有り得る話の誇張をミステリ仕立てに、視点の変わっていく構成とオチもしっかりしていて面白かった。ただしずっと胸糞悪くモヤモヤが続き、精神衛生上良いとは思えない。タイトル通り絶対正義が主題で、正義とは何かよく考えてくださいね的、最近のニュースにもぴったりでは。母に続いての娘の名前、出た時ニヤついちゃった。

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    2023年02月28日
  • 鏡じかけの夢(新潮文庫)

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    磨く者の願いを叶える美しい鏡
    願いはどんどん醜く膨れ上がっていく
    鏡に願いをこめる者達の運命とは
    時代と場所をかえて描かれる

    人の醜い欲深さと恐怖を感じる
    後味は非常に悪い
    好き嫌いが分かれる小説
    醜さもあるのだけれど美しさも感じる
    不思議な感覚に陥る

    この小説を色に例えると
    紫と黒

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    2023年02月25日
  • 雪の花(小学館文庫)

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    離婚で離ればなれになった父と娘の絆を描いた「女神の微笑」

    会話も多く、テンポ良く物語が流れ、タイトルから想像していた印象とは異なりましたが微笑ましく読める内容でした。

    亭主関白でいけすかない夫の前から姿を消した妻 ミステリー要素もあり先が気になった「秘跡」

    綿密な計画性を持って男を手玉に取る女性を描いた「たねあかし」

    最後の「雪の花」はヤフー・ジャパン文学賞受賞の表題作

    超短編ですが、その中に人生に翻弄された夫婦の切なさ、希望がくっきりと写し出されています。
    どの短編も味わい深く面白かったです。

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    2023年02月17日
  • 灼熱

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    秋吉理香子さん、相変わらずのリーダビリティの高さで一気読み。

    主人公は夫の忠時を転落死で亡くした咲花子。

    夫の死は事故なのか他殺なのか!?

    夫殺しの容疑者として逮捕されたが不起訴になり釈放された久保河内英雄に復讐する為、顔と名前を変え憎むべき男の妻になった咲花子。

    復讐物や勧善懲悪物は大好物なのでドキドキしながら読み進める事が出来た。
    特に終盤の展開は緊張感が半端ない。

    前半の伏線で想像出来ていたが最後まで飽きさせずに読ませる術は流石。

    特に捻りがない点は物足りなさも残るが面白かった。

    昔、放送された火サスを彷彿させる。

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    2023年02月14日
  • 灼熱

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    帯にあった復讐のために、女は整形し、身分を変え、憎い男の妻となった…というのに惹かれました。
    こういう重そうなやつにしては、読みやすかったです。
    最後も予想外でした。
    意外に幸せになるのではないか…と途中思ったのですが。
    幸せになってほしかったです。

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    2023年02月07日
  • 哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ

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    映画を元にしてるとのことだけど、映画未見。この小説だけでも充分楽しめた。前半の嫌ーなすれ違いっぷりが結構精神に来るんで、これを引きずってくれても良かったな。終盤も、突然感はあるものの、狂気が面白い。それまでの反動ということになるんだろうか。

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    2023年01月15日
  • 灼熱

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    序盤の闇っぷり、おー秋吉理香子だ、と思って読み進めると何か平和になっていくが、不穏な空気が流れた後の展開はやっぱり秋吉理香子。もうちょい捻くれたオチが来るかと思ったけど、予想はしてなかった展開。終盤は一気読みしてしまった。

    ※電子書籍を登録してしまったので、紙の方を登録し直しました

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    2023年01月15日
  • 放課後に死者は戻る

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    2014年刊行された本ということで驚いた。

    今となってはなろう系発の小説、アニメが流行り始めていて、その中ではイケメン、美女に転生なんてものが多くある。最近かと思ったが、意外と前の作品だった。それもありこの年というのに驚いた。

    この作品を通して人のいい面、悪い面がありそれが人によって見え方が変わるということ、そしてその見え方は自分の在り方によっても変わるということを改めて感じた。全部が全部という訳ではないがそういった要素も現実にあるのだろう。

    何となく、量に対して詰めすぎで最後駆け抜けすぎたかなぁとも感じる。

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    2022年12月31日