秋吉理香子のレビュー一覧

  • 灼熱

    Posted by ブクログ

    復讐の為に整形し、身分を変え、元夫殺しの容疑者だった男の妻となる。物語の着地点が気になり、終盤から読む手が止まらない。ボタンの掛け違いが生み出した悲しい物語。

    0
    2020年08月17日
  • 雪の花(小学館文庫)

    Posted by ブクログ

    『たねあかし』が手紙体で明かされる黒い真実が好き。
    『雪の花』で最後に心が暖かくなるのが一冊の本として綺麗にまとまっている印象。

    0
    2020年08月16日
  • 自殺予定日

    Posted by ブクログ

    物々しいタイトルで秋吉作品。これはかなりのイヤミスか?と覚悟を決めて読んでみたら正統派ミステリでした。少女の心の描写はさすが秋吉さんって感じ。そして最後はちょっと甘く切ない恋の香りも。
    あらすじ(背表紙より)
    「美しく強かな継母が父を殺した」再婚してわずか一年半足らずで父が急死。遺産とビジネスを受け継ぎ活躍する継母の姿にそう確信した女子高生の瑠璃。自らの死で継母の罪を告発しようと訪れた自殺の名所で“幽霊”の少年と出会い、ある約束をする。六日後―それが瑠璃の自殺予定日となった。瑠璃は父の無念を晴らせるのか?!すべての予想を裏切るノンストップ・ミステリ!

    0
    2020年03月30日
  • 特選 THE どんでん返し

    Posted by ブクログ

    2020年、8冊目は、主に隙間用にしていたアンソロジー。

    今回は、一言感想を添えて。

    秋吉理香子「神様」
    デビュー作『暗黒女子』を色んな意味で、ミニマムにした感じのイヤミス。「凝縮」じゃなく「ミニマム」ね。

    井上真偽「青い告白」
    大オチは早い段階で気付いた。どぅ、ソコにもってくのか、注目してたが、展開と伏線回収が絶妙。この中では、一番好み。

    友井羊「枇杷の種」
    残念なのは、この位置に配されたコト。次と逆の位置、または最後なら……。アレ⁉️と引っ掛かったトコが……。

    七尾与史「それは単なる偶然」
    らしいと言えば、らしい。ただ、個人的には、好みとは言えない。

    八津矢車「札差用心棒・乙吉

    0
    2020年02月19日
  • 機長、事件です!

    Posted by ブクログ

    パイロットってカッコいい!子供の頃ほど憧れの仕事だったが、やはり今もその思いがあることを実感。

    本作、全体としては、エリート女性パイロットとワトソン役の新米副操縦士が、飛行機上や渡航先の滞在地で遭遇する事件を解決するミステリー。そのミステリー要素、機上でのものは面白いのだが、渡航先観光地でのそれはパイロット知識を使っているとはいえやや普通に感じた。

    なおワシに響いたのは、むしろ飛行機を操縦する描写。映像では見たことあるけど文章でこれだけ緻密に描かれると、すごいワクワクする。その緻密さも、謝辞を見て得心。

    0
    2020年02月14日
  • 自殺予定日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    何か不穏な空気がするタイトル。父が義理の母に殺されたのでは?警察も頼れない、自らの死で訴えるしかない!と自殺を考える主人公。しかし、最期を迎える場所で出会ったのは幽霊の男子だった。事件の真相を探ろうじゃないか。その期限は一週間後と約束して。

    暗いお話かと思いきや、幽霊男子が出てきて助言をくれたりと、ポップな要素もあって重たくなりすぎずサクサク読めました。感想を書こうとするとネタバレになってしまうので、どう書いたものか(笑)

    0
    2020年02月12日
  • サイレンス

    Posted by ブクログ

    人生を決めるのは自分なのか、それとも周囲の人間や環境なのか…。読み終わってふとそんな問いが浮かぶ。
    苦労や不幸を覚悟しても深雪自身が選ぶ道と廻りに周到に導かれた安らぐ道、一般的な幸せを思えばもちろん後者なのだろうけど、それでいいのか…という疑問は消えない。雪之島も島民も沈黙したまま静かに優しく微笑むだけだ。その裏に潜む真実が見えてきた時、冷たい雪の滴が背筋を伝うような感触にゾクリ。
    一嫁としては、田舎の嫁の役割の計り知れない重さと本家を筆頭にした気遣い有りきの神経をすり減らす密な人間関係に何より震える。

    0
    2020年02月04日
  • 放課後に死者は戻る

    Posted by ブクログ

    2019年、30冊目は、『暗黒女子』以来の秋吉理香子。

    二学期の始業式の夜、小山のぶおは、何者かに呼び出され、崖から突き落とされてしまう。しかし、彼は助けに来て、やはり転落してしまった高橋真治と入れ代わり、一命をとりとめる。彼は高橋真治として、自分を突き落とした犯人をつきとめようと、元の学校に転入する。

    未読の方へ。注意点を2つばかり。
    ①『暗黒女子』のイヤミスを期待すると、完全に裏切られます。
    ②いわゆる、入れ代わりモノです。超現実的な設定が苦手な方向けではありません。
    以上を踏まえておいてください。

    ファンタジー系ミステリー。「ミステリーにファンタジー要素入れたら、何でもアリになっち

    0
    2019年11月27日
  • 猫ミス!

    Posted by ブクログ

    突出したのはないけど、味わいは全く異なり、読みやすさは全て共通する好印象なアンソロジーでした。

    今年の登録100冊目のはず。
    別に目標数とかはないけれど、区切りの良いところまで届いて意味理由なくちょっと嬉しい気分(笑)

    0
    2019年11月24日
  • 機長、事件です!

    Posted by ブクログ

    面白いっちゃぁ、面白いのだけど、機長の毒舌と言うか、日ごろの口調に違和感を感じますねぇ。それ以外は、お嬢様だけど仕事のできるCAとか、一見チャラいけど、じつは腕のよいパイロットとか、良い設定なんですけどね。機長の不断の口調だけが・・・。

    0
    2019年11月10日
  • 機長、事件です!

    Posted by ブクログ

    旅客機の副機長を主人公に、フランス便の行き返りとフランス滞在中の事件を取り扱った連作短編集。離陸、着陸のシーケンスが描かれたりしているので、旅客機の運航に興味がある人は楽しめると思います。
    ミステリーとしては少し弱い。ヒントの出し方が直接的すぎるのか、キーになるアイデアがバレバレな感じがある。素材はいいので、少し惜しい。

    0
    2019年11月03日
  • 絶対正義

    Posted by ブクログ

    ミステリーかなと思っていたら、どちらかと言うとサイコホラー系?かな?
    偶然ドラマを見たら面白そうだったので、ドラマにネタバレされないうちにと思って急いで読んだ。
    理解が及ばない人物って怖いよね…言葉は通じているのに話が通じない人。
    ドラマと小説では若干話の展開が違っていて、個人的には小説の終わりかたの方が好きかなあ。
    それらしい着地点なんか作らないで、理解できない恐怖はそのまま、薄ら寒いまま放り出される感じ。

    0
    2019年08月17日
  • 特選 THE どんでん返し

    Posted by ブクログ

    【収録作品】秋吉理香子「神様」/井上真偽「青い告白」/友井羊「枇杷の種」/七尾与史「それは単なる偶然」/谷津矢車「札差用心棒・乙吉の右往左往」 
     「どんでん返し」と銘打たれてしまったために、意外なオチにならないのが残念。

    0
    2019年06月05日
  • 特選 THE どんでん返し

    Posted by ブクログ

    悪くは無いけど、どんでん返し感は薄かったか?
    でも、作品そのものは、どれも面白い。
    今回はどれが1番かなー。
    「神様」は、先を読んださらにその先があってよかった。
    このシリーズは毎回楽しみなので、次が出たら必ず
    また読むのだ。

    0
    2019年05月06日
  • 雪の花(小学館文庫)

    Posted by ブクログ

    四作品共個性を楽しめた。特に離婚した父親と中学生の娘の「女神の微笑」が良かった。「そんなすぐに新しいお父さんと馴染めると思ってんの」と諸々吐き出す撫子が胸をつく。「だからって、そう簡単に手放すわけ!」の叫びは痛々しいくらいの中学生さで懐かしいような気持ちになった。父親への接し方や考え方がリアルで、二人のささやかな幸せやお互いの愛情が温かくて、仲良しさが心地好かった。反面、母親はあんまりみたいでちょっと心配になる。。それとも離れているから父親が良く見えるのかなあ。舞台となる潰れた小さな遊園地も魅力的だった。

    0
    2018年10月17日
  • 放課後に死者は戻る

    Posted by ブクログ

    スクールカースト下層の高校生がとある事件をきっかけにイケメン男子と入れ替わる。そこでその事件を捜査して見ることにしたのだか、怪しい同級生もちらほら。

    0
    2018年08月14日
  • 放課後に死者は戻る

    Posted by ブクログ

     二女の薦めで読んだ本を学校の図書室に返しておいて~と頼んだだら、『これ、面白いよ』と差し出されたのがこれ。「死者は戻る」って…とほとんど心は動かなかったのだけれど。ふと、「もしかすると、娘も母がおもしろいよ~と薦めた本を(ヘッセだったり漱石だったり)こんな気分で受け取っていたのかも」と思い至り、ならば母も気は進まないが読もう!時間もあるし!!で読み始めたら・・あら、案外面白い!と、2時間ほどで読破。

     このタイトルはさて???読み終わっても一向に謎だけど、それはさておき。冴えないオタクの高校生がイケメン高校生と入れ替わっていた!という設定で始まるストーリー。展開が読めずページが進みました~

    0
    2018年05月10日
  • 放課後に死者は戻る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どんでん返しがあると聞き、それを楽しみに読みましたが、青春モノとしての読み応えもなかなか。スクールカーストの頂点にいた少年の中にスクールカースト底辺の小山が乗り移るという設定は、素晴らしい設定だと思う。10代は全てが見た目であり、見た目で全てが決まってしまう。中身は二の次で、容姿が優れた人間が頂点。でも、クラスの端っこで静かに淡々と自分たちの理論を語り合っている魅力的な人間もいる。ただただ切なくなる終わり。

    0
    2018年04月10日
  • 放課後に死者は戻る

    Posted by ブクログ

    同じ著者の『暗黒女子』が面白かったので。

    冴えない鉄オタ男子高生が崖から突き落とされた衝撃でイケメン男子高生になった!という展開に新鮮さはありませんが、謎解きの要素は純粋に楽しめました。
    案外青春小説っぽい爽やかさもあり。
    結末を知ってからもう一度読むとまた違った形で楽しみながら読めました。

    0
    2018年04月02日
  • 放課後に死者は戻る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    誰かに崖から突き落とされた記憶を最後に目覚めると別人。
    クラスにいると思われる犯人を探す為、自身の学校へ転入し、犯人を探す主人公に届く自身の秘密を知っている事を仄めかす不吉なメール。

    ファンタジー色が強いように感じたけれど、粗筋から察せられるので特に。
    ミラクルが連発するご都合主義な纏まり方は、自分の好みではない。

    0
    2018年03月05日