秋吉理香子のレビュー一覧

  • 哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ

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    ネタバレ

    冒頭で結末を予感させる出来事に触れていて、心の準備はできていた筈なのにこの衝撃のショック覚めやらず。
    子どものわがままを超えたサイコ気質のカオリの言動にはドン引きだったけれど、娘溺愛のモンペ気味な孝太もシンデレラ・ストーリーを夢見て浮かれる咲良も現実こんな人いそうだなの範囲だったので、この展開もそこに至る心境もあまりに唐突で目が白黒。ん?いきなりそうなる?どこでそうなった?
    雨降って固まった家族の絆は何よりどす黒く狂気の闇に染まる。盲目の愛という名の毒気に当てられて、読後はしばし呆然。

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    2020年12月19日
  • 放課後に死者は戻る

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    ネタバレ

    物語としては面白いけども、ミステリとしては粗が目立つ気がする。凝ったプロットをムリクリ物語に落とし込もうとして、謎の解明部分に不明瞭なところがいくつかでている。

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    2020年12月05日
  • サイレンス

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    彼を連れて島へ帰った女に起こる出来事
    彼視点もあり
    序盤からちょっとこの二人はどうなのって感じでしたが
    それ以上に島の閉鎖性な感じがちょっと
    それがストーリーにもかかわりつつ展開され
    直接は書かれないがそういうことかと思わせる
    って感じでした

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    2020年10月28日
  • サイレンス

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    こちらもあっという間に読めた。
    はっきり言って、因果応報なのかと。
    田舎って怖い。けどこういうのは今でも良くあること。
    深雪は結果的には幸せになったのだから良いのではと思う。あと、弥生には幸せになってほしいと思ったけれど、きっと同じ結果になりそうな雰囲気が漂ってると思いました。

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    2020年10月25日
  • 灼熱

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    すごく読みやすかった。バッドエンド。
    うーん、苦しいね。英雄を本当に好きになってからそのまま幸せな生活を続ければ良かったのにと思ってしまった。

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    2020年10月23日
  • 灼熱

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    初読みの作家さん。

    夫が知らないマンションから転落死し、製薬会社に勤めているはずがリストラされて、そのマンションで投資詐欺を行っていたと妻咲花子は知らされ、さらに容疑者の医者久保河内英雄が逮捕されたが嫌疑不十分で釈放されたことを知る。
    残された咲花子は、ネットで知り合った女性と一緒に自殺しようようとして自分だけが生き残り、相手の女性絵里の戸籍と顔をもらって、英雄に近づき、夫を殺した証拠を見つけるために結婚する。という設定は鬼気迫る感じはするが、憎い相手をセックスしてまで証拠を探す?もっとましなやり方があるでしょ。3000万円もあるんだし。
    と、身も蓋もないことを思っていたら、やはり、絵里はし

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    2020年09月30日
  • 灼熱

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    愛する夫を殺した疑いのある医者の英雄に復讐するため、整形して過去を捨て英雄の妻になった絵里(咲花子)。警察も突き止められなかった殺害の証拠を探すか見つからず、やがて夫としても医者としても完璧な英雄に惹かれる自分に戸惑う。復讐心一筋だったのにぐらついてしまう展開はリアル。幸せな環境の中黒い炎を燃やすのは難しいよね。後半証拠が見つかったか?からの真相に向かって畳み掛けていくスピード感は気持ちいいけど肝心の意外な真相は気持ち良くない。というか救いがない。でも綺麗に纏まっているからこれでしょうがないのかな。

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    2020年09月13日
  • 放課後に死者は戻る

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    ネタバレ

    自分が死んで、美少年に生まれ変わってクラスで誰が自分を殺したのかを突き止めるためになりすましていくっていう話。気になる女の子ができて、実はそれが幽霊で、その子が美少年のストーカーをしてて殺そうとする過程でこの人は巻き込まれて死んじゃったって話。秋吉さん独特のどんでん返し感はなかったな。

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    2020年09月06日
  • 自殺予定日

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    目を引くタイトルに釣られて読んでみました。
    物々しいタイトルとは対照的に読んだ後は爽快感が味わえる良い本だと思います。

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    2020年09月05日
  • サイレンス

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    ネタバレ

    島に婚約者を連れて挨拶に行ったら、彼氏は浮気してるし借金もあるしというのがバレるんだけど結局主人公は恋人と別れたくないあまり庇うんですよね。都会と田舎の違いってあるよね周りに気を使って準備してその島のために盛り立ててみたいな、私はどちらにも染まっていないと思いあがっているけど結局どっちなんだろう。いやめんどくさいね結婚って、2人どころか周りすべての価値観をすり合わせなければいけない。紫のスマホ見つけたときとスーツを見つけたとき、シャベルの意味がわかったとき、震えてしまった…これは解決されるわけではなく真相が仄めかされる程度で終わって、次のターゲットまで仄めかされてた、ああやって次から次へと島に

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    2020年09月03日
  • 灼熱

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    復讐の為に整形し、身分を変え、元夫殺しの容疑者だった男の妻となる。物語の着地点が気になり、終盤から読む手が止まらない。ボタンの掛け違いが生み出した悲しい物語。

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    2020年08月17日
  • 雪の花(小学館文庫)

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    『たねあかし』が手紙体で明かされる黒い真実が好き。
    『雪の花』で最後に心が暖かくなるのが一冊の本として綺麗にまとまっている印象。

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    2020年08月16日
  • 灼熱

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    復讐物ということで,ドキドキしながら緊迫感のあるやり取りを読み進めていたが,まさかの結末で,みんなが本当の心の内を大切な想いを打ち明けることができていたらまた違った未来が見れたのかもしれないと,とても悲しかった.

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    2020年07月29日
  • 自殺予定日

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    物々しいタイトルで秋吉作品。これはかなりのイヤミスか?と覚悟を決めて読んでみたら正統派ミステリでした。少女の心の描写はさすが秋吉さんって感じ。そして最後はちょっと甘く切ない恋の香りも。
    あらすじ(背表紙より)
    「美しく強かな継母が父を殺した」再婚してわずか一年半足らずで父が急死。遺産とビジネスを受け継ぎ活躍する継母の姿にそう確信した女子高生の瑠璃。自らの死で継母の罪を告発しようと訪れた自殺の名所で“幽霊”の少年と出会い、ある約束をする。六日後―それが瑠璃の自殺予定日となった。瑠璃は父の無念を晴らせるのか?!すべての予想を裏切るノンストップ・ミステリ!

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    2020年03月30日
  • 特選 THE どんでん返し

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    2020年、8冊目は、主に隙間用にしていたアンソロジー。

    今回は、一言感想を添えて。

    秋吉理香子「神様」
    デビュー作『暗黒女子』を色んな意味で、ミニマムにした感じのイヤミス。「凝縮」じゃなく「ミニマム」ね。

    井上真偽「青い告白」
    大オチは早い段階で気付いた。どぅ、ソコにもってくのか、注目してたが、展開と伏線回収が絶妙。この中では、一番好み。

    友井羊「枇杷の種」
    残念なのは、この位置に配されたコト。次と逆の位置、または最後なら……。アレ⁉️と引っ掛かったトコが……。

    七尾与史「それは単なる偶然」
    らしいと言えば、らしい。ただ、個人的には、好みとは言えない。

    八津矢車「札差用心棒・乙吉

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    2020年02月19日
  • 機長、事件です!

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    パイロットってカッコいい!子供の頃ほど憧れの仕事だったが、やはり今もその思いがあることを実感。

    本作、全体としては、エリート女性パイロットとワトソン役の新米副操縦士が、飛行機上や渡航先の滞在地で遭遇する事件を解決するミステリー。そのミステリー要素、機上でのものは面白いのだが、渡航先観光地でのそれはパイロット知識を使っているとはいえやや普通に感じた。

    なおワシに響いたのは、むしろ飛行機を操縦する描写。映像では見たことあるけど文章でこれだけ緻密に描かれると、すごいワクワクする。その緻密さも、謝辞を見て得心。

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    2020年02月14日
  • 自殺予定日

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    ネタバレ

    何か不穏な空気がするタイトル。父が義理の母に殺されたのでは?警察も頼れない、自らの死で訴えるしかない!と自殺を考える主人公。しかし、最期を迎える場所で出会ったのは幽霊の男子だった。事件の真相を探ろうじゃないか。その期限は一週間後と約束して。

    暗いお話かと思いきや、幽霊男子が出てきて助言をくれたりと、ポップな要素もあって重たくなりすぎずサクサク読めました。感想を書こうとするとネタバレになってしまうので、どう書いたものか(笑)

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    2020年02月12日
  • サイレンス

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    人生を決めるのは自分なのか、それとも周囲の人間や環境なのか…。読み終わってふとそんな問いが浮かぶ。
    苦労や不幸を覚悟しても深雪自身が選ぶ道と廻りに周到に導かれた安らぐ道、一般的な幸せを思えばもちろん後者なのだろうけど、それでいいのか…という疑問は消えない。雪之島も島民も沈黙したまま静かに優しく微笑むだけだ。その裏に潜む真実が見えてきた時、冷たい雪の滴が背筋を伝うような感触にゾクリ。
    一嫁としては、田舎の嫁の役割の計り知れない重さと本家を筆頭にした気遣い有りきの神経をすり減らす密な人間関係に何より震える。

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    2020年02月04日
  • 放課後に死者は戻る

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    2019年、30冊目は、『暗黒女子』以来の秋吉理香子。

    二学期の始業式の夜、小山のぶおは、何者かに呼び出され、崖から突き落とされてしまう。しかし、彼は助けに来て、やはり転落してしまった高橋真治と入れ代わり、一命をとりとめる。彼は高橋真治として、自分を突き落とした犯人をつきとめようと、元の学校に転入する。

    未読の方へ。注意点を2つばかり。
    ①『暗黒女子』のイヤミスを期待すると、完全に裏切られます。
    ②いわゆる、入れ代わりモノです。超現実的な設定が苦手な方向けではありません。
    以上を踏まえておいてください。

    ファンタジー系ミステリー。「ミステリーにファンタジー要素入れたら、何でもアリになっち

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    2019年11月27日
  • 猫ミス!

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    突出したのはないけど、味わいは全く異なり、読みやすさは全て共通する好印象なアンソロジーでした。

    今年の登録100冊目のはず。
    別に目標数とかはないけれど、区切りの良いところまで届いて意味理由なくちょっと嬉しい気分(笑)

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    2019年11月24日