集落作品一覧

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  • SIREN 赤イ海ノ呼ビ声 1
    4.8
    血塗れの集落──羽生蛇村は、都市伝説『三十三人殺し』により影でそう呼ばれていた。周囲を山に囲まれ独特の信仰と土着の伝承が根付いたこの土地に、オカルトマニアの少年・須田恭也はほんの好奇心から足を踏み入れてしまう。それは決して終わらない悪夢の始まりだった…。
  • 崎山節のふるさと―西表島の歌と昔話―
    -
    沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第7弾 著者は沖縄県西表島の南西部に位置し、すでに廃村(昭和二三年廃村)になっていて訪ねることができない崎山村に育った川平永美氏。川平氏は崎山村、最後の語り部であった。 本書は崎山村やそこに生きた人びとの事を知ってもらいたい・・・。そんな思いを胸に著者と編集者である安渓遊地・貴子夫妻によるささやかであたたかい記録である。丹念な調査の実りもあって、とても面白く読み進めて行くことができる1冊となっている。沖縄の西表島の西部には、網取という集落があったが、くしくも本土復帰1年前の1971年に廃村となった。 本書には、西表島の最西部に1948年まであった崎山という集落を舞台に、鹿川(1911年廃村)、網取という最果ての集落の話が収めている。「崎山の御嶽」、「鹿川村の娘にふんどしを取られた話」、「網取村の海賊船の話」・・・浮世離れした話がいっぱい詰まっている。本書で取り上げられている崎山,鹿川,網取は島の中の島、陸路のない集落跡である。 「沖縄芝居で世に知られた、強制移民の村、崎山。生まれ島波照間の望郷の念は、崎山節となってほとばしった。しかし、島びとは歌を日々の励みとし、たくましく大らかに生き続けた。これは廃村となった崎山村最後の伝承者と西表島の人と自然に魅せられた若き人類学徒夫妻との感動的な出会いが産んだ類い稀な記録である。読者はここに、消えた村の島びと自身の声を聞き取ることだろう(1990年当時の作品紹介文より)。」
  • サクラクエスト エピソードゼロ 東京の星
    完結
    -
    短大に入学し、憧れの東京生活をスタートさせた由乃。胸に抱いた思いは「特別な“何者か”になりたい」。由乃には小学生の頃から、コンプレックスがあった。それは、自分があまりにも「普通」であること。いたって普通の両親の間に生まれ、金持ちでも貧乏でもない家庭に育ち、他人と比べて特に秀でたところも、目立つこともない。そういう自分が嫌だ。「普通」は嫌。「みんなと同じ」は嫌。具体的な夢やビジョンはまだない。でも、田舎を飛び出して、キラキラした東京で暮せば、普通でない何かにきっと出会えるはず……。だが、短大では「普通」に友達ができ、カフェやハンバーガーショップにも「普通」に通い、合コンにも「普通」に参加する。東京の女子大生として、ごく当たり前の日々が過ぎていく――そんな矢先、由乃はティッシュ配りのアルバイトを通じて、「有名になりたい」と夢を語る可愛い女の子・櫻子と仲良くなり、二人揃って芸能事務所のスカウトマンから声をかけられる。“何者か”になれるチャンス到来!? ただし、仕事は露出度かなり高め。櫻子は乗り気。由乃はどうする……?

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  • 里の時間
    4.0
    「都会は、玄関から一歩出っと金かかるべ。ここは一歩出っと、晩のおかずが採れるんだ」――古来、素朴な自然が残る各地の集落を訪ね、自然と共につつましやかに暮らす人びとの日々の営み、身近にある「幸せ」の姿を、さり気ない写真、飾り気ない言葉でそっと伝えます。そう、ふつうの暮らしこそがいい人生! カラー写真多数。

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  • 里山発いのちの環 福井新聞コウノトリ支局から
    -
    福井県の里山に「福井新聞コウノトリ支局」はある。開発や農業の現代化によって絶滅した「コウノトリ」の名前を冠した支局に記者が暮らし、農業をしながら、社会をみつめた連載「里山発いのちの環(わ)」。生き物の命を育む水田の役割や、過疎が進む集落の今を見つめ、さらに、種(たね)の品種改良や遺伝子組み換えの現場、消えゆく伝統野菜の現場を訪ねた。農薬を使わない農業の理念、消費者の役割も考えながら、たどり着いた豊かな社会とは。環境に対する考え方やかかわり方は、生きてきた「環境」によって千差万別。今を生きる人間にとって、環境や自然とどうかかわっていくことが「よりよい」のか。
  • サハラの幸福者【バラ売り】 第一夜
    4.3
    1~9巻110~220円 (税込)
    元奴隷商人の黒鷲は、とある争いで奴隷を解放することになってしまうのだが、彼らを仲間とあらため新しく流民の集落の長となる。雪の国からやってきたアルキルとその弟、幼馴染のトールやイングル、水売りの集落からきたビャクなどと共に力を合わせ、皆が住みよい集落を作るために日々奮闘しているのだが…
  • さまよえる神剣
    3.0
    1巻2,420円 (税込)
    「安徳帝は入水せず、三種の神器の剣とともに土佐山中に消えた」。伝承を信じて、後鳥羽上皇のため神剣探索の旅に出た忠臣・有綱。苦難の果てに帝一行が住み着いたという集落を発見するが、そこでは思いも寄らない運命が待ち構えていた。一人の若者の冒険と恋を通じて、日本史最大の謎に挑んだ著者新境地の長編歴史ロマン。
  • サマー・シズラー2009 真夏の恋の物語
    -
    「シークと乙女」/ある日、ベアトリスは手紙で弁護士事務所に呼びだされた。通された部屋にいたのは、ザフラト国の次期国王タリク・アル・カマル。いきなり弟と別れてほしいと多額の手切れ金を提示され、ベアトリスは驚いた。彼の弟ハリッドをたぶらかす性悪女と間違われたのだ。「砂漠に咲いた愛」/ハナは奥地にある集落に短期滞在していた。妹が育児放棄をした六歳の息子ミッキーも一緒だ。そこへ突然、スレイラ国のシーク――マリク・サイディが小型ジェット機で乗り込んできて、信じられない話を告げた。ミッキーが国の王位継承者になったという。「プリンセスに選ばれて」/亡き祖母の遺品の整理中、バイオレットはアラブの短剣を見つけ、鑑定番組に出演することになった。専門家によれば、途方もない宝物らしい。その事実が新聞で報道され、バイオレットは一躍話題の人に。翌朝、アラブの王国の皇太子ファヤドが彼女の家に現れる。
  • 皿と紙ひこうき
    4.0
    陶芸家の小さな集落で育った高校1年生・由香の日常は、“東京からカッコいい転校生がやってくる”という噂で急に騒がしくなる。だが、噂の転校生・卓也はいつまでも周囲と距離をとり続けていた。由香が、卓也と初めて言葉を交わした矢先、学校で血まみれのうさぎが見つかる。日本児童文学者協会賞受賞。
  • サロマ湖森の詩
    -
    サロマ湖になだれるホロイワ山の裾野の開拓集落跡に5年がかりで建てた丸太小屋で暮らす著者。小枝の人形クラフトを作ろう・・・。 それは融雪の季節、残雪を踏みしめ川岸を散策していて、萌葱色の川柳の若枝がすらりと伸び、陽光に輝く美しさに感動を覚えたことがきっかけだった。

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  • サンエイ新書 潜伏キリシタンの真実
    -
    命がけで彼らが信仰したものとは何だったのか? 扉 はじめに 日本に伝来し、禁教のなかにあっても祈りをやめなかった人々 目次 第一章 キリスト教の歩みと謎に迫る  イエス・キリストの降誕  ローマ帝国からの迫害と殉教  キリスト教の公認と皇帝の思惑  イスラム教の誕生で激変する地中海  十字軍、戦いの果てに  宗教改革の萌芽  稀代の宗教改革者 マルティン・ルターの素顔  心に響くコラールの旋律 J・S・バッハの音の源泉はルターだった!?  ローマ教皇と95カ条の論題  果てなき三十年戦争  世界に伝播して広がるキリスト教  日本に初めてキリスト教をもたらしたイエズス会とは何か?  アブラハム三宗教の聖地として知られるエルサレムとキリスト教 第二章 日本とキリスト教の記憶をたどる  江戸時代におけるキリシタンの迫害 キリスト教はなぜ禁じられたのか?  遠藤周作が苦悩の果てにたどりついた『沈黙』に秘めた思い  十字架の祈りと長崎の歴史 潜伏キリシタンの聖地を巡る  キリシタン大名が多数参戦した関ヶ原の戦いとキリスト教  ローマへ派遣された「天正遣欧少年使節」 帰国後の数奇な運命とは?  明治維新後のキリスト教と眠りから覚めた日本人 第三章 現代における日本のキリスト教  信者でなくても参加できるはじめてのミサ【礼拝】  元プロ棋士・加藤一二三さんに聞く! キリスト教と我が人生  大阪北部に息づく隠れキリシタン集落  聖誕祭・復活祭の由来 世界と日本のクリスマス  今こそ知っておきたい! キリスト教を読み解く30の謎 巻末付録 信仰の聖地を訪ねて 日本の美しい教会 おわりに 社会と関わりながらも信仰を続けた彼らの信仰心 奥付 裏表紙

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  • 三栄ムック ロコラ ─積極的 移住のすすめ─ Vol.01
    -
    理想の暮らしを求めて、新しい場所へ。 AD 目次 Local Life Stories  山梨県北杜市〝自然の中で暮らす〞は、心と身体に効くレシピ。  長野県諏訪郡思い焦がれた八ヶ岳、思い焦がれた家へ。  岡山県吉備中央町チャボと山羊と犬と息子と。旅の続きは、この里山へ。  宮崎県宮崎市夢追いし、波に乗る。日本のカリフォルニアで。  山形県西村山郡絵を描き、皮をなめす、静かな日々。  東京都檜原村都下、天空の集落にて。人と大地に根ざす。  6組の移住者DATA それぞれの暮らし Tools  Local Life Gear Collection コダワリのモノ選びで移住をもっと愉しく  古材を活かして、ローカルライフを魅力的に  こんな工具と暮らしたい  地方で住みたい粋な家  BESSの家で実現! 思い描いた、理想の毎日 Bright Ideas and Information  先輩移住者が語る山ぐらし、海ぐらし  移住でみつける新たな「仕事のスタイル」  自然と調和する未来の暮らし「パーマカルチャー」  緑のなかの暮らし、なぜ心地良い?  移住とお金の基礎知識  栃木県・日光市大好きな場所で大好きな仕事を興す  ライフスタイル? 地域性? ゼロからはじめる地方移住基礎講座  最新情報日本全国注目の移住促進施策  福岡県・北九州市都市への移住で感じる、これだけのメリット  日本全国 おすすめ物件  New Sight 移住という選択がニッポンを救う プレゼント/奥付 裏表紙

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  • サンカとともに 大地に生きる
    3.7
    名家に生まれたが社会に疑問を抱き、禅僧修行を経て天王寺周辺のサンカ乞食の集落に身を沈め、サンカを内部から体験した唯一の記録。
  • サンマイ崩れ
    3.7
    熊野本宮に近い山村が大水害で多くの死傷者を出したと聞き、僕は精神科の病院を抜け出した。奇妙な消防団員二人と老人とともに熊野古道を進み、崖崩れで崩壊した隣村の墓地にたどりついた僕が見たものとは? 熊野山地の集落で台風による山崩れが起こった。パニック障害と離人症性障害のため入院中だった僕は、いてもたってもいられなくて、病院を抜け出した。現地対策本部で出会った不思議な老人ワタナベさんと二人の消防団員とともに、土砂崩れで流された墓地の応急処置に向かうが…。第13回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞した表題作のほか、書き下ろし中編「ウスサマ明王」を併せて収録する。
  • 四月の岸辺
    3.0
    1巻1,881円 (税込)
    群像新人文学賞から現れた、揺らぐ時代の表現者。第63回群像新人文学賞優秀作を受賞した「四月の岸辺」と、それに連なる飛躍作「導くひと」を収録する第一作品集。 「四月の岸辺」評より―― 「この小説でしか表せなかったなにかが読まれてほしい、この先を書いてほしいと思った」柴崎友香氏  「マイノリティであっても非マイノリティと同様に平穏な日常生活もある様子を丁寧に描きつつ、マイノリティ同士でもどちらかが加害者になってしまう瞬間を厳しく捉えた、たいへん頼もしい小説」松浦理英子氏  「導くひと」評より―― 「信心とは洗脳の牢なのか、篤信と狂信の境は。入れ子構造を折々に反転させる語りが固定観念を揺さぶる。デビュー作からの大脱皮だ」鴻巣友季子氏(朝日新聞「文芸時評」2021年4月28日) これは、つづきの物語。 「四月の岸辺」:三人の従姉妹たちと暮らす「私」は、スカートをはいて通った小学校を卒業し、ぶかぶかの詰襟を着て中学校に通い始めた。みずからを「森の子ども」と呼ぶクラスメイトの少女と、ささやかな交流が始まるが――。 「導くひと」:テロ事件を起こした教団を離れ、東京からひとり山梨の集落に移住した男は、子ども時代を「森の共同体」で過ごしたという青年と出会う。彼の眼はあまりに澄んでいた――。
  • 式霊の杜
    -
    麗郷大陸の北の果てに生まれながらにして特殊な能力を持っている「式使」が暮らす集落、「式霊の杜」がある。彼らは「式」の力をもって、大陸を統べてきた覇王にその力を貸していた。 式霊の杜の幼なじみの張良と西緒が式使という運命に翻弄されながらもお互いを求めあっていく愛と戦いを描いたファンタジー。
  • 「自然栽培」で地球を救っていく!
    -
    どんな困難な状況にあっても、腹を決めて天命に従えば、未来が開てくる。 前向きな気持ちにさせてくれるヒントが満載です。原稿を読みながら、線を引いていたら、全部に色がついてしまったくらいです。  限界集落を逆転の発想で蘇らえたスーパー公務員と、未曾有の災害に立ち向かってきた自衛隊員の経験と智慧が輝いています。 ・敵を蹴散らせばいいという「害虫駆除的思想」ではダメ ・自然栽培の果物は腐らず、枯れる。オーガニックは危険!? ・温暖化の原因は二酸化炭素でなく、亜酸化窒素! ・アメリカは中国の脅威を言い立てて、日本に武器を買わせている ・植物や石と意識が通じないとUFOを操縦できない!? ・3年以上、農薬も肥料も除草剤も使っていない遊休農地は自然栽培にとって格好の場所 ・指は5本でも手のひらは一つ、左右の手は喧嘩しない。人体も宇宙も調和されている。 ・「愚者に褒められるは第一の恥なり」。アレオレ詐欺で「あれは俺がやった……」と後知恵で言うな ・人間とは、「人」として行きている「間」に魂を成長せること。「知」は知ること「識」は体が覚えたこと ・絶望から霊性は開花していく。光は絶望から ・作戦幕僚としてオウム上九一色村へ。国を守るため、どう腹を決めたのか ・エルサレムからイザナギヤードが日本に400万人を連れてきた!? ・マイクロチップ入りワクチンで人間はゾンビ化していく

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  • 死体とFBI 情報提供者を殺した捜査官の告白
    3.0
    ケンタッキーの田舎町で女が失踪した。FBIの情報提供者だった彼女はなぜ1年もの間見つからなかったのか? その背後には麻薬・強盗事件も絡む谷間の集落の複雑な人間関係があった。初めてFBI捜査官が殺人犯となった実際の事件を詳細な取材をもとに描く。
  • 司法崩壊!~刑務所が足りない!起訴できない!~
    -
    1巻1,210円 (税込)
    現代日本が直面する司法の闇を解決せよ! 「刑務所も満杯なんだ! 軽々しく刑期が長くなる殺人罪なんかで起訴できないんだ!」 司法崩壊の現場を目の当たりにした警視庁の桜田警部は、現状を打破すべく検事や刑務所長とともにとある作戦を立てる。 そして、限界集落と化した離島に大規模刑務所を建設、刑務官の待遇改善という一大プロジェクトが動き始めた――。 現代日本が抱える喫緊の課題を鋭く捉えた、渾身の政治小説第4弾。 【目次】 第一章 「刑務所が足りない!」 第二章 調査1、調査2、お手本は自衛隊 第三章 調査3、一次産業への就労支援 第四章 代理処罰 第五章 日本版アルカトラズ誕生! 【著者紹介】 利根川尊徳(とねがわ・たかのり) 1955年新潟県生まれ。 大学卒業後衆議院議員秘書を経験した後、生命保険会社へ入社勤続25年目、早期退職して地元新潟へ帰り、20代の頃から書いていた執筆活動に専念し、政治小説を始めとして、恋愛小説、推理小説、業界物、近未来幻想小説、コミックポルノ等ジャンルを問わず執筆中で作品数は50作を超える。 自衛官募集相談員委嘱中。

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  • 島旅 17 沖縄本島周辺15離島 伊平屋島 野甫島 伊是名島 伊江島 水納島 津堅島 久高島 粟国島 渡名喜島 座間味島 阿嘉島 慶留間島 渡嘉敷島 北大東島 南大東島
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    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版では、紙のガイドブックと内容が一部異なります。掲載されない写真や図版、収録されないページがある場合があります。あらかじめご了承下さい。 本書は、沖縄本島周辺15離島で活躍する人々が教えてくれた、とっておきの情報が満載! 島旅が200%楽しくなることをテーマに「観る・遊ぶ・食べる・買う・泊まる」のガイドブック情報はもちろん、豊富な海遊びやアイランドホッピングのモデルプランなども紹介しています。さらに島の人が語ってくれた歴史や文化までがギュギュッと凝縮された1冊になっています。 ・島の皆さんからのメッセージ 沖縄本島周辺15離島へようこそ! ・ひと目でわかる沖縄本島周辺15離島(基本情報、Q&A、アクセス) ・沖縄本島周辺15離島をもっとよく知るKeyword ・とっておき 島のおいしいお土産 ・今すぐ食べたい島グルメ ●沖縄本島周辺15離島の巡り方 タイプ別モデルプラン 離島好き憧れの地に初上陸/美しい離島の海を堪能/島の日常と風景に出合う旅/王道の沖縄離島旅を満喫/絶海の孤島で思い出作り/歴史も海も! 欲張り島旅/迫力ある島の絶景を体感! ●沖縄本島周辺15離島の遊び方 【海体験】 すてきビーチセレクション/島の海でダイビング&スノーケリング/座間味島でホエールウオッチング/スタンドアップパドルボート/カヤック 【陸体験】 南大東島 地底湖探検ツアー/座間味島 ノルディックウオーキング/久高島 デイグランピング/北大東島・南大東島 クレーン乗降船風景を見学!/とっておきの離島夕日スポット/離島の夜の過ごし方 【ぶらり町歩き】 渡名喜島 集落散歩/津堅島 島の“まちやぐぁー”をのぞいてみた 【島カルチャー】 神の島久高島の聖地を巡る/伊是名島で蔵元探訪/沖縄海塩研究所で塩作り見学/離島の愛されレストラン&ベーカリーカフェ ほか ●沖縄本島周辺15離島の歩き方 伊平屋島/野甫島/伊是名島/伊江島/水納島/津堅島/久高島/粟国島/渡名喜島/座間味島/阿嘉島/慶留間島/渡嘉敷島/北大東島/南大東島 ●沖縄本島周辺15離島の深め方 地理と産業/歴史/祭り&イベント/島の手しごと/島に恋して/15離島の郵便局から風景印を集めてみた/島本セレクション/15離島が舞台&ロケ地となった映画作品はこちら!/島で出会えた動物たち ●旅の基本情報 旅の基礎知識/アクセスガイド/島内移動術/おもな島の観光案内所活用術 ※本商品は過去にダイヤモンド社から発行されていた商品になります。収録内容に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
  • 集落探訪
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界の40数カ所の伝統的集落について、各集落の生成因を布置、配列、表徴の3つの視点から解説した比較文化的な集落論。集落探訪は近代化が捨ててきた価値を再発見し、ホモジニアス(均質)からヘテロジニアス(異質)な世界観に回帰する旅である。集落は多様で、同じ風土にあっても異なる様式の集落が造られる。そこでは、共同体の維持という目的を演出するための「差違性」が生活のあらゆる局面に登場する。集落空間の幾何学的な様相と空間概念の差違性を照応することで、従来の風土論では説明できない「多様性」と「独自性」を語ることが可能となる。

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  • 集落の淫儀-快楽を貪る島民達- 1巻
    完結
    3.0
    全4巻110円 (税込)
    「やだ…大勢で触らないで!」一度足を踏み入れた者はその地に永住して帰ってこない…そんな魅力ある共同体(コミューン)の噂を聞き、取材に来たルポライター・いずみ。だがそこは歪んだ夢の王国だった。いずみはヒミツを知ったことで、仲間入りを余儀なくされ…。目隠しして男たちと交わる入村の儀式・愛を高める集会・そして調教…媚薬ハーブを塗られ、オーガニック野菜を挿れたり出したりされたらもうイっちゃう!! いずみを取り巻く3人の男たちの様々な思惑が入り乱れるこの集落で、一体どうなっちゃうの…?
  • 「集落の教科書」のつくり方
    -
    1巻1,540円 (税込)
    良いことも、そうでないことも、ちゃんと伝えたい。移住・定住促進ガイドブック決定版! 『集落の教科書』は「移住するまで知らなかった」を「移住前から知っていた」に変える、移住希望者向けガイドブックです。集落の当たり前は、移住者にとっては初めてのことばかり。移住者にとって必要な情報を「強いルール」「ゆるいルール」「消えつつあるルール」「慣例や風習」「改善に向けて考え中」の5つのアイコン付きで示します。地域と移住者のミスマッチを防ぎ、誰もが自分事として集落で暮らすための教科書づくりを、イチから徹底解説。
  • 出身地でわかる 性格事典[都道府県別]
    -
    【本電子書籍に掲載されている情報は原本刊行時点のものです。ご了承ください。】 交通網やマスメディアが発達し、インターネットが普及した現在でも、「北海道の人はおおらか」「東京人はカッコつける」「関西人はカネに細かい」「九州の人は竹を割ったような性格」といった、地域によって異なる「お国気質」のイメージが日本には依然としてある。日本人の性格には、先天的な要素以外に、育った環境から影響を受ける面があることは否定できないであろう。では、具体的にどう違うのか……。県単位だけでなく、江戸時代の藩単位や集落単位でも異なる例もあり複雑である。 本書では、四十七都道府県単位をベースにしながら、さらに細かく七十三地域に分け、地域ごとの男女別の性格、仕事ぶり、恋愛・結婚の傾向を、データを交えながら分析。さらに、恋愛攻略法とビジネス上のつき合い方を指南している。地域別の営業戦略を考える参考書として、また雑談のネタ本として活用できる。日本列島は狭いようで広いことを再認識できる一冊。

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  • 少女洗脳村 ~文明を禁ずる闇エリア~
    -
    神の教えとして文明が禁じられた集落で暮らす子供たち。 抑圧され続けた結果、暴走した彼らが集落の外で見つけた、本当の天国とは? 表題作「少女洗脳村 ~文明を禁ずる闇エリア~」ほか、 「竜神伝説」 儀式の生贄か望まぬ結婚。 村長の息子から無情な選択を迫られた少女の答えは……? 「割礼とライオン」 暴力男に嫁いだ少女。 通過儀礼として強いられたのは……? 「歩き巫女の恋」 巫女の装いで舞い、日銭を稼ぐ姉妹。 健気に舞う妹の前に、妙に羽振りのいい男が現れるが……? 洗脳じみた、しきたりに縛られる少女の悲哀を描く、傑作選!
  • 昭和の不思議101 2022年夏の男祭号
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 未解決事件、都市伝説、猟奇犯罪、戦後GHQの陰謀論、有名人死の真相など…真実は長らく封印されてきた。 本書は様々な妨害にも負けず真相を暴き続けているのである! ラブホテル廃墟 兵器なき戦争 暴力史を変えた3人の愚連隊と戦後日本社会 追悼 宮崎学 戦後史の陰を駆け抜けて逝った「突破者」が遺した軌跡 「あしたのジョー」がいた時代 喧嘩拳闘家伝説 ロシア・マフィアとウクライナの軍事侵攻 知られざるマル暴、捜査四課の世界 サスペンスドラマの聖地 消えゆく集落 ロシア、ウクライナ軍事侵攻の今 観るべき戦争映画20作 ラジオ深夜放送 全盛期だったあの頃 昭和を悩ませた梅毒とその薬 死を選んだ男と女 情熱のタマゴサンド ・・・ETC
  • 白川郷 濡髪家の殺人
    3.0
    『週刊真実』編集長の桜木大吾は、世界遺産の白川郷合掌造り集落をモデルにした推理小説『濡髪家の殺人』の著者・夏川洋介から、連載を中止したいと唐突に切り出される。その申し出はすぐ撤回されたが、担当編集者の生首が東京の多摩川で、胴体が500キロ以上も離れた白川郷で発見された! 犯人はなぜ首を切断したのか? 猟奇事件の意外な真相に志垣警部と和久井刑事が挑む!
  • 白霧学舎 探偵小説倶楽部
    3.0
    昭和20年。戦況が悪化の一途をたどる中、美作宗八郎は山間の集落に疎開し、名門白霧学舎に転入することになった。破天荒な学友たちに誘われ、探偵小説倶楽部に入部させられた宗八郎は、本物の連続殺人事件の目撃者となる。徴兵に戦死、食糧不足、墜落した米軍機の処理。そんな戦時下の日常に出現した奇怪にして異常な猟奇事件に、旧制中学の少年、少女が挑む。
  • 心機一転! 転生王女のお気楽流刑地ライフ
    4.5
    日本人だった前世の記憶を持ったままある国の王女に転生したルチア。複雑な環境で人形同然に育ってきた彼女は、訳あって兄王暗殺計画に加担し、流刑に処されてしまう。流された先――ヴォアラ島で一人生き抜く覚悟を決めていたルチアだが、すぐにフィンという青年に拾われる。なんと、ヴォアラ島には文明的な集落がありフィンはその長なのだとか。そうして始まった島での新生活。ルチアは前世の記憶や知識を活かしつつ少しずつ島民に溶け込んでいく。その中で、周囲に流されるばかりだったルチア自身や、フィンとの関係にも大きな変化が……? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
  • 真紅の人 新説・真田戦記
    値引きあり
    4.3
    1614年、大坂の陣。真田信繁の傍らに、真紅の鎧を纏う若武者の姿があった。彼の名は佐助。摂津国の鳶田の集落から大坂の地へやってきた彼には、倒さなければならない仇敵がいた──かつて母親と一族を徳川に惨殺された佐助は、ただひとり生き延び、貧しい集落に流れ着いたのだ。「真田丸」での鍛錬で、強さを身につけた佐助は、信繁とともに徳川との決戦に挑むが……。史実を丹念に紡いだ、新たなる真田戦記。 ※本書は、二〇一五年二月に小社より単行本として刊行された作品を加筆修正し、副題を加えて文庫化したものが底本です。
  • 紳士と淑女の出張食堂
    3.0
    このご時世で開店休業状態の高級店が、絶品料理で大逆転!? 異色のグルメミステリー! 会社はクビ、彼氏にもフラれた居間野ヒロミは、ひょんなことから超高級ケータリング料理店で働くことになった。 ヤクザの謝恩会、超低予算の政治パーティ、秘境集落の冠婚葬祭、骨肉の争いの親族会食―― 舞い込む奇妙な依頼に応えて出張し料理を作れば、いつのまにやら大騒動に巻き込まれることに!ユーモアとグルメが大盤振る舞いの全5話。
  • 実話怪談 犬鳴村
    3.5
    ◆禁忌の里「犬鳴村」は実在するのか――? 日本を代表する最凶の心霊スポット・旧犬鳴トンネル。 その先には、日本国憲法すら通じぬ謎の集落「犬鳴村」が存在する……。 映画『犬鳴村』で一躍話題となったこの都市伝説は、果たして本当に伝説にすぎないのであろうか? これまで数多の怪奇スポット、恐怖の現場をその足で取材してきたルポルタージュ怪談の雄・吉田悠軌が村伝説を徹底検証、土地の歴史を紐解きながら、噂の真相と恐怖の裏側に迫る。 また、藪の中から突如現れた謎の言語を話す男との遭遇譚など新旧犬鳴トンネル、犬鳴峠、犬鳴ダム周辺で実際に目撃された怪奇現象、恐怖体験を記した実話怪談二十五篇も収録。 禁忌に触れる恐怖が背筋を駆けのぼる、実話怪談版・犬鳴村! “その村”があるのはこの世とは限らない―― ◆収録内容 第1部 犬鳴村伝説とはなにか 吉田悠軌 「この先、日本国憲法つうじません」 犬鳴村伝説の広まり 杉沢村、樹海村について 新旧「犬鳴」訪問者インタビュー ・かつての「犬鳴」の姿とは―― 1970年~2000年(「朱い塚」管理人・塚本) ・現在の「犬鳴」の様子とは――2000年代(濱幸成) ☆犬鳴村特別座談会 (久田将義、住倉カオス、吉田悠軌) 第2部 犬鳴村実話怪談 「この電話番号は」 吉田悠軌 「公衆電話」 村上ロック 「〇三〇五」川奈まり子 *再録 「一緒に来てほしい」 日高屋四郎 「亥の子石」梨 「奇妙なライダー」鬼志 仁 「福岡トンネル」緒音百 「噂」 緒音 百 「そこにいたもの」おがぴー 「まっくろ」高倉 樹 「犬鳴の住人」月の砂漠 「嫌な音」月の砂漠 「先客」 月の砂漠 「地図アプリ」 菊池菊千代 「祟られ」坂本光陽 「犬鳴トンネルの写真」 坂本光陽 「水」ムーンハイツ 「何が見える?」 天堂朱雀 「先が見たい」 天堂朱雀 「「目的地」の女」キンブルヤスオ 「トンネルにて」アスカ 「遠吠え」アスカ 「ラジオチャンネル」 雨水秀水 「新犬鳴トンネル」 戸神重明 *再録 「隧道事故」神沼三平太
  • 実話怪談 牛首村
    4.0
    北陸最凶の地と、日本の村の恐怖に迫る――! 北陸に最凶とうたわれる二つの心霊スポットがある。 富山県魚津市の山中に取り残された坪野鉱泉の廃ホテル。 そして、石川県と富山県の県境にある曰く付きの隧道、 通称「牛首トンネル」がそれである。 坪野鉱泉では、肝試しに訪れた少女二人が失踪する事件が起き、 24年の時を経て遺体が海から発見されたものの、 いまだ多くの謎が残されている。 映画「牛首村」の舞台ともなったこれらの地の闇を徹底検証、 坪野鉱泉ホテルの探索ルポのほか、 日本各地に残された不気味な廃村を写真付きで紹介する。 また、坪野鉱泉や隧道で実際に起きた怪奇事件、 口減らしや神隠し、双子や牛に纏わる恐怖の村怪談も収録。 北陸最大のミステリーに迫る、実話怪談版・牛首村! ◆収録内容 ●坪野鉱泉怪談紀行(吉田悠軌/著) ●坪野鉱泉ホテル 探索ルポ(栗原亨/著) ●廃村の歩き方(栗原亨/著) ・廃村・峰(東京都) ・十七つの家(茨城県) ・柏崎トルコ文化村(新潟県) ・松尾鉱山 緑が丘住宅群(岩手県) ・永谷集落(福井県) ●牛首実話怪談 「禍地」しのはら史絵 「牛首トンネル」営業のK 「トンネルの果て」久田樹生 「何もない場所。」音隣宗二 「光の集団」影絵草子 「子返しの女」青葉入鹿 「下見」青葉入鹿 「水音と鳴弦」しのはら史絵 「はしらげの立つ村」丸太町小川 「てれんこしょって」丸太町小川 「双児」久田樹生 「ホテル廃墟」神沼三平太 「山の中で」久田樹生
  • 実話怪談 怖気草
    -
    死ぬ。消える。終わる。 3択しかない恐怖。シンプルに恐ろしい「超」ヘビー級怪談! 屋根裏に掛けられた襖の絵の掛け軸。集落に伝わるそれにはある役割が…「掛け軸」、屋上にある社に生贄を捧げているという噂のビル。オーナーは何を隠しているのか…?「蛇塚」、山で偶然見つけた石碑、その写真を撮った男はやがて…「Kヶ岳の写真」他、ヘビー級のガチ怖25話を収録。風にざわざわと鳴く草葉のように、厭な予感が聞こえてくる。姿は見えないが、それはもう皮膚の上を這っている。やがて手足に絡みついた怖気は、絶望的な重さとなって貴方を闇の底へと引きずり込む。どこまでも深く、深く。圧倒的な負の重力――この怪はとてつもなく重い。 著者について 神奈川県出身、O型。大学の非常勤講師として働く傍ら、趣味で実話怪談の蒐集を始めた。実話怪談コンテスト超-1/2010年大会、稲川賞受賞。第8回ビーケーワン怪談大賞優秀賞受賞。2011年『恐怖箱 臨怪』(竹書房文庫刊)にて単著デビュー。主な作品に〈憂怪〉四部作『恐怖箱 崩怪』『恐怖箱 坑怪』『恐怖箱 叫怪』『恐怖箱 醜怪』(竹書房文庫刊)、『恐怖箱 袋小路』(Kindle)、共著に「恐怖箱 百物語」シリーズ等がある。
  • 獣害列島 増えすぎた日本の野生動物たち
    4.6
    「住処を奪われている」のは、人間の方だった。 食害、人身被害、生態系の破壊、そして感染症…… 「動物愛護」が通用しない、日本の緊急事態に迫る! ・列島全域が「奈良公園」状態 ・コンビニ前にたむろするイノシシ ・レジ袋片手に冷蔵庫を荒らすサル ・鳥獣被害額は年間1000億円以上? ・ネコは猛獣! 野生化ペットが殺す自然 ・コロナ禍は獣害! 人獣共通感染症の恐怖 ・食べて減らす? 誤解だらけのジビエ振興 近年、街中にシカやイノシシ、クマが出没して、よく騒ぎになっている。ニュースなどでよく目にする場面だが、そうした野生動物による「獣害」の深刻な実態を知る者は少ない。 駆除数はシカとイノシシだけで年間100万頭を優に超え、農林水産業被害の総額は、報告されていないものを含めれば年間1000億円を超えるといわれている。 「人間は動物の住処を奪っている」と思っている人は多いが、現在の日本においてはむしろ「動物が人間の住処を奪っている」のだ。 本書では、これまで様々な媒体で動物とヒト、そして森の関係を取り上げてきた森林ジャーナリスト・田中淳夫氏が「なぜ野生動物はこれほどまでに増えたのか?」「共存の道はあるのか?」といった難問に挑む。 動物愛護の精神だけでは解決しない「日本の大問題・獣害」について、偏見を捨て、改善に向けて現状を認識するための必読書。 【目次】 はじめに ▼第一章 日本は野生動物の楽園? ・身近な野生動物、イヌとネコ ・列島全域が「奈良公園」状態 ・コンビニ前にたむろするイノシシ ・寝たふりできないクマの激増ぶり ・レジ袋片手に冷蔵庫を荒らすサル ・ラスカルは暴れん坊! 外来動物の脅威 ▼第二章 破壊される自然と人間社会 ・鳥獣被害額は一〇〇〇億円以上? ・森林を草原にする知られざる破壊力 ・檻と化した集落に閉じ込められた人々 ・ネコは猛獣! 野生化ペットが殺す自然 ・コロナ禍は獣害! 人獣共通感染症の恐怖 ▼第三章 野生動物が増えた本当の理由 ・国が野生動物を保護した時代 ・仮説(1) 地球温暖化で冬を越しやすくなった? ・仮説(2) ハンターの減少で駆除できない? ・仮説(3) 天敵のニホンオオカミが絶滅した? ・飽食の時代を迎えた野生動物たち ▼第四章 食べて減らす? 誤解だらけのジビエ振興 ・害獣駆除で生じる「もったいない」 ・期待される猟友会の危うい現実 ・野生動物がジビエになるまでの関門 ・シカ肉がビジネスになりにくい理由 ・野生動物の資源化と駆除の担い手 ・獣害対策は防護と予防にあり ▼第五章 獣害列島の行く末 ・トキは害鳥! 苛烈な江戸時代の獣害 ・獣害が少なかった時代の謎解き ・戦後に激変した日本列島の自然 ・撤退する人間社会と狙われる都会 ・「カワイイ」動物はなぜ生まれる? ・築けるか、人と野生の共生社会 おわりに 主な参考資料一覧
  • 住職探偵
    3.0
    現役僧侶が贈る感動サスペンス! 探偵が住職に? 閉鎖的な山奥の限界集落で起こる連続猟奇殺人の真相とは!? 探偵・笹峰誓之助は住職の不貞を暴き別れるよう警告するが、 逆に自身の過去をネットにバラまかれ、 探偵会社から自主退職を促されてしまう。 さらに住職は本山に手を回し、依頼人であった妻・受海を 隔絶された山奥の寺――奥世本護寺に異動するよう辞令を出させた。 受海には難病を抱えた一人息子がおり、 大きな病院もない山奥での生活は困難だった。 実の妻と息子への非情な仕打ちに憤った笹峰は、 僧籍に入っていた過去の立場から、 受海の代務者として奧世郷に向かうことになる。 そこで笹峰は、独自の信仰を持つ「厖臓宗」の存在を知らされる。 厖臓宗では「無仏の刻」と呼ばれる時期に 生きたまま聖職者から喉仏を取り出す呪法が存在し、 その信者が潜んでいる奥世郷では、 過去幾度も死者が出ているのだという。 奇しくも今がその「無仏の刻」――。 笹峰は信仰深い郷に紛れ込む異分子、 厖臓宗の正体を暴こうとするのだが――。 建待 吉作(タケマチキッサク):北陸地方の寺院で僧侶をしながら執筆を続ける兼業作家。本作にてデビュー。 平沢 下戸(ヒラサワゲコ):イラストレーター。『戦国小町苦労譚』、『大須路地裏おかまい帖』など書籍の装画を多数担当。
  • 縄文の円心原理
    -
    現代原理を覆す『和』の原点、 人類の平和な未来へのお手本がここにある。 3万6000年前の日本列島に誕生した 世界最古の象形哲学が、 不調和文明の限界点を突き破る! 「日本の神髄」を著した名作、待望の新装版。 縄文の円形集落からは、 殺された人骨が発見されません。 なぜ縄文の人たちは、 それほど平和な社会を築けたのでしょうか。 本書はそれを独自な観点から追究しています。 追究していくと、 このはるかな時代に形成されたものは、 完全に失われたわけではなく、 現代の私たちの中にも 宿されていることに気付かされます。 それは、どこにどのように 引き継がれているのでしょうか。 その点を、本書は徹底して追究しています。 ごく日常の、誰もが行っている 私たちの行為の中に、 西洋や他のアジアにも見られない、 縄文由来のものが気付かずに潜んでいます。 縄文から学ぶと言えば、 土器づくりを体験したりする 体験学習的なイメージをもちがちですが、 もっと身近に縄文は存在します。 日本人には、他国の人々には見られない、 希少な性質が潜みます。 その中には縄文由来のものがあると 考えられるのです。 それがどこでどのように 形成されたものであるのかを、 本書は、緻密な分析の下に明らかにしています。 近年、日本文化への関心が 世界的に高まっていますが、 海外の人々が強い関心を抱く日本文化の背後にも、 縄文由来のものが潜んでいると考えられます。 本書は、縄文調和文明の、 その調和の本質が何であるかを、 抽象論ではなく、具体的に明確にさせてくれます。 その理解は、調和的で平和な未来社会を築く上での、 わかりやすいお手本となるのではないかと思われます。 ※本書は、2018年6月に徳間書店より刊行された 『和の心 コズミックスピリット』の新装版です。

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  • 人口減少が加速する今、限界集落で何が起きているのか?10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量12,000文字以上 13,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の24ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 【書籍説明】 首都圏や京阪神に暮らす人の多くが地方の出身者だ。本人は都会育ちでも、両親や祖父母の代までさかのぼれば、 地方にルーツが見つかる。この半世紀、多くの若者を都会へ送り出してきた地方は今、 人口減少と高齢化社会の進行というダブルパンチで大変な状況に陥っている。 六十五歳以上の高齢者が過半数を占める限界集落は、全国に八千近くを数え、もはや当たり前の存在だ。 民間の有識者組織「日本創成会議」(座長・増田寛也元総務相)は二〇一四年、 全国の自治体のほぼ半数が消滅可能性都市に該当するという衝撃的なレポートを発表したが、 限界集落では都会の人が想像もできない悲惨な現実が広がりつつある。 医者にかかれずに孤独死する独り暮らしの高齢者は、どの限界集落でも見られる。 わずか五千円の買い物や三千円の散髪に一万円以上のタクシー代を使う人もいる。 お参りに来る人がない無縁墓があちこちに取り残され、墓を守る住職がいない寺が増えてきた。 限界集落に取り残された高齢者たちは、まるで故郷の終焉を見届けようとしているようにも見える。 【目次】 孤独死が当たり前、高齢社会の厳しい現実 家族が去った廃屋、今も残る生活の痕跡 暮らしを支える命綱は宅配サービス 増え続ける医療難民と買い物難民 孤独死してもやはり最期は故郷で 過疎地の悲哀、北関東や東北でも 故郷との縁を断ち切る無縁墓の増加 無縁墓の墓場、行きつく先は不法投棄 過疎地に迫る寺院消滅の危機 墓守の代行サービスまで登場 広がる墓じまい、故郷との縁を消失 震災を機に人口が一気に減少 戻ってこない被災地の出身者 廃屋が目立つメーンストリート 活力をなくした夕張キネマ街道 高負担と低サービスで失われつつある市民の希望 【著者紹介】 高田泰(タカダタイ) 一九五九年、徳島県生まれ。 関西学院大学卒業。 地方新聞社で文化部、社会部、政経部記者を歴任したあと、編集委員を務め、年間企画記事、こども新聞などを担当した。 二〇一五年から独立し、ウェブニュースサイトなどでフリージャーナリストして活動している。 徳島県在住。
  • 水葬
    3.0
    初井希美は婚約者の千住光一を待っていた。母と父代わりの伯父に会わせるためだ。だが光一は現れず、そのまま行方不明に。光一が連載していた限界集落をテーマにしたフォトエッセイの写真を手がかりに、希美は島根へ向かう。そこに光一の妹から、彼の元交際相手も失踪しているという知らせが。二人は一緒なのか? 怒りと悲しみが交錯しつつも希美は光一の足跡を追う……。
  • 水平線の彼方
    -
    1巻495円 (税込)
    「タイムマシンを発明したんだ!」発明マニアの先輩、田島悠一の口車に乗せられ、自動車型のマシンに乗る主人公・森川由貴。「10年前の過去に行くのが限界」というタイムマシンで二人が着いた世界はーーー太平洋戦争まっただ中の日本だった。壊れたマシンは直す術が無く、混乱した由貴は田島の元を離れ、海沿いの集落で倒れてしまう。助けてくれたのは村の少年で、由貴と同い年の沖田航。いつしか心を通わせるふたりだったが、生きる時代の違うふたりの恋の行方は、過酷なものだったーーー。切なくもあたたかい、時空を越えたラブストーリー!表題作の他、「明日の空をきみに」 「ぼくらの交響楽」読み切り作品二編を収録。
  • ストレンジガールは甘い手のひらの上で踊る
    4.5
    古い集落に代々伝わる不思議な風習。そこへ部外者の一色佐奈が関わることで、物語は大きく動き出す――。 苦くて甘い、トライアンギュラー恋愛ミステリー。
  • ストレンジャー・イン・パラダイス
    3.0
    ここは〈晴太多〉。観光地も名物産業もないほぼ限界集落。そんな故郷を再生するため、町役場で働く土方あゆみは、移住希望者を募集する。やってきたのはベンチャー企業の若者、ニートの男、駆け落ちカップルなど、ワケありなはぐれ者たち。彼らが持つ忘れたい過去も心の傷も、優しい笑顔が包み込む。〈晴太多〉へどうぞ。みんなが待ってます!
  • 図解でわかる 田園回帰1%戦略 「小さな拠点」をつくる
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中山間地域など人口減少に直面している地域では、住民の生活を支える基盤が失われ、人口減少に拍車がかかっている。こうしたなか、複数の集落を含む基礎的生活圏において、住民が必要な生活サービスを受けられるような施設や機能を集約し、確保する取り組みが求められている。この小さな拠点づくりは国もバックアップしているが、うまくいっていない地域も少なくない。本書は小さな拠点づくりの国の政策づくりにも関与した著者が、住民主体で小さな拠点づくりを進める手法とポイントを、豊富な具体例とともにわかりやすく解説している。
  • 世界史・驚きの真相 謎とロマンに溢れる迷宮を行く
    -
    1巻610円 (税込)
    私たちが教科書で学んだのは、世界史の“表の顔”……つまり、歴史の断片にすぎなかった!本書は、通説の裏に隠された異説・新説をまとめた歴史ミステリーである。ベストセラー『本当は恐ろしいグリム童話』の著者が、いまだ正体不明の人物や、迷宮入りした事件の数々を歴史の深淵から呼び起こし、大胆に解釈する。『報われない恋をはかなんで、平貴族の娘マリーと心中したルドルフ皇太子。暗殺説が根強く囁かれ、ハプスブルク家はひたすら沈黙を守る、マイヤリンク事件の「その後」』『死んだはずのヒトラーがアルゼンチンに逃れ、南米のどこかにナチス残党の集落を築いたという疑惑』『太陽神である皇帝に純潔と心臓を捧げた100人の処女と、彼女たちが守る夥しい財宝は、スペイン軍が神殿に踏み込んだ時には忽然と消えていた…その行方は?』などを始め、今なお謎が残る怖くて不思議なエピソードを満載して紹介!『世にも恐ろしい世界史の迷宮』を改題。

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  • 世界の歴史(1) 人類誕生と古代の王国 七〇〇万年前~紀元前六〇〇年
    完結
    3.0
    私たちヒトは700万年前に誕生した人類の一種で、直接の祖先は20万年前に東アフリカで生まれました。その後世界各地に散らばったヒトは、農耕・牧畜を主な生活の手段とし、集落や都市に集団で住むようになりました。指導者である神官や王に率いられた集団は、近隣のほかの集団と争いながら、しだいに支配領域を拡大していきました。メソポタミア、エジプト、北インド、中国の例を見ていきましょう。
  • 1500年続く山の集落から学ぶ: 人新世におけるコミュニティ・レジリエンス
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私たちは、人新世の時代を、どう生き、どう変えていくのか。自然と社会をひとつに捉える社会生態系システムを理論的視座におきつつ、千年以上の歴史をもつ根尾でのフィールドワークを通して、大きな変容に耐えうるレジリエンスとは何か、持続可能な地域社会の望ましいあり方について、探求する。
  • 戦争で読む「ローマ帝国史」 建国から滅亡に至る63の戦い
    -
    ローマの歴史は“戦争の歴史”である――。ティベリス河畔の小さな羊飼いの集落から、地中海世界を制覇する古代の超大国にのし上がっていった事実は、まさにそれを裏付けていると言える。本書は、神話時代に遡る「建国当時の戦い」から、西ローマ帝国が滅亡する「ヴァンダル人のローマ征服」まで、ローマ帝国1200年余りの歴史を戦争の視点から解説していく。国家崩壊の危機に直面したハンニバルの侵攻(「第二次ポエニ戦争」)、三頭政治から後の帝政時代へと道を開いた「カエサル対ポンペイウス」、五賢帝の一人としてローマの版図拡大に力を注いだトラヤヌス帝(「第二次ダキア遠征」)、帝国の4分割による「帝位争奪の内戦」など、取り上げる主な戦争は63に及ぶ。また、その間に起こった戦術の変化や武器の進歩、軍団の改革についても、戦場経験をもつ著者独自の視点から紹介。ローマの命運を決した戦いの数々がここにある。文庫書き下ろし。
  • 潜入せよ 気になる誘惑、徹底調査!★貴女のパンティー測量します★出会い系のナゾを調査する 深夜の“今から”女★裏モノJAPAN【ライト版】
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 裏モノJAPAN 体験ベースの欲望追求エンタテイメントマガジン ★特集 潜入せよ 気になる誘惑、徹底調査! 情報けものみち ・WIN5で億の金を我が手中に! ・【マンガ】す●家、デ●ーズ、ガ●ト…チェーン店別女子制服の楽しみ方 ・出会い系のナゾを調査する 深夜の“今から”女 ・【マンガ】マン毛、頂戴つかまつる! ・格付け! イカせグッズ ・地図にない集落を歩く ・オレはどえらいことに気づいてしまった オカマになればセクハラし放題じゃん! ・【マンガ】貴女のパンティー測量します ■シリーズ ・ブルーシャトー~読者投稿ページ ・ボイン酒 ・読者様の御声 ・今月のプレゼント ・しんさくヤルノート★Y子ちゃんを落とす第一歩。番組仲間の女子タレント2人と飲み会 ・インテリやくざ文さん★危険な二人 ・閑古鳥の鳴く店★吉野家派と松屋派が和解する牛丼屋 ・フーゾク噂の真相★手コキと言葉責めはどれほど相性がいいのか ・【最終回】だから奴らはパクられた“女子高生見学クラブ”が、労働基準法違反で初摘発! ・この世のひみつ★セフレ宛のメールを奥さんに送っちゃった! ・拝啓、美人店員さま★スーパーのレジ ・幽霊物件に住む。春日部コート508号室★実の父、新しい父 編集部より★本誌掲載記事の中には真似をすると法律に触れるものも含まれています。悪用は厳禁です。 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
  • 絶望集落(1)
    3.1
    某県某地方。高校生・三沢は変わり映えしない毎日を過ごしていた。高校に行き、終われば近所のショッピングモールでダラダラ過ごす。そんな毎日がこれからも続くと思っていた。そんな矢先、姉が乱暴され病院に運ばれる事態に。その頃、祖父と共に猟に出た女子高生・鶴田は、山の異変に気付く…。それらは、やがて三沢や鶴田が、そして多くの人たちが遭遇する恐怖の序章に過ぎなかった……! 殺すか犯すか、最悪の獣あらわる! 『食糧人類』の藏石ユウ最新作、現代日本を襲う衝撃のモンスターパニック開幕!! 某県某地方。高校生・三沢は変わり映えしない毎日を過ごしていた。高校に行き、終われば近所のショッピングモールでダラダラ過ごす。そんな毎日がこれからも続くと思っていた。そんな矢先、姉が乱暴され病院に運ばれる事態に。その頃、祖父と共に猟に出た女子高生・鶴田は、山の異変に気付く…。それらは、やがて三沢や鶴田が、そして多くの人たちが遭遇する恐怖の始まりだった……!
  • 絶欲サバイバル-閉鎖空間の恋愛標的(ターゲット)-
    5.0
    サークルの夏合宿のため、先輩の「純」(ジュン)が切り盛りする民宿にやってきた大学生3人組の「耶尋」(ヤヒロ)、「優磨」(ユマ)、「皇輝」(コウキ)。 しかし、悪天候により周囲の集落から孤立。食料も底をついてしまい事態は悪化の一途を辿っていた。 極限のストレスに襲われる3人。 そんな中、ひとりで寝るのが怖いと言う優磨を、耶尋が寝室まで連れていくことに。 親分面するその姿に気を悪くした皇輝と一触即発の状態になってしまう。 夜も更けて空腹に我慢できなくなった耶尋が廊下を徘徊すると、そこには懸命に備品を探す純の姿が。 艶めかしく汗をかく純に、耶尋の理性の糸が切れる──。 「三大欲求ってさ…どれかひとつ満たされると一時的に落ち着くらしいぜ」 4人の若さが暴走するサバイバル生活が幕を開ける!
  • 01 地球の歩き方JAPAN 五島列島 3訂版
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 丸ごと五島列島だけのガイドブック!本書は五島列島で活躍する人々が教えてくれたとっておきの情報が満載です。定番情報はもちろん、世界遺産登録集落の見どころや民泊体験、歴史文化まで、五島列島の情報をとことん網羅しました。
  • ゼロマキナ 架空蛹をシーエは撃てない
    -
    Deinoオリジナルキャラクター「シーエ」と『囚人と紙飛行機』シリーズの囚人Pによってデジタルファーストで発表された最凶のコラボレーションが待望の紙書籍化!!! 「さぁ、何から――取り戻そうか?」少女は誓った。いつか世界の全てが敵になったとしても、一機の彼が傍にいてくれるのなら、最後まで抗い続けてやると……。「生まれ変わってもまた──おまえに殺されたい」果てが存在するのかどうかさえも不確かな超巨大建造物「間隙鋼外殻(クロムシェル)」。幼少時に両親を亡くした少女、シーエ・エレメチアもまた、この「間隙鋼外殻」内の巨大な集落「街(ネブル)」で暮らしている有機生命体のヒトリだった。シーエは両親の悲願であった夢の大地「アルマ(天蘢未)」への移住を果たすべく、「夬衣守(えぐも)換装士」を目指して相棒のエムジや親友のミカイヌらとともに、厳しくも愉しい学園生活を送っていた。

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  • 双狼の贄
    5.0
    おれたちの番【つがい】は……極上ものだ開発事業の進む限界集落・大上村。三十数年ぶりに実家に戻った生物学者の朱嶺は、代々守ってきた神域の山へと入り、白と黒、二頭の飢えたオオカミと出会う。死を覚悟した朱嶺に二頭は地主神、御犬様の眷属、銀雪と黒鐵であると名乗り、「我らの番となる約束を果たしてもらう」と言うや、双つの異形の楔で朱嶺を犯していく。朱嶺の脳裏に幼き頃彼らと過ごした記憶が甦り……。
  • その世のどこか、蒼天のゆりかご【単話売】(1)
    完結
    5.0
    全7巻165円 (税込)
    「シン様、私は毎晩あなたを殺す夢を見るんです」――大国ガルシェの第三王子・シンが生を受けて以来、常に側に在った年上の従者・リアンドロスが姿を消した。冒険と称して世界中を飛び回っていても、厄介事を持ち込んでも、忠実に仕えてきた、あのリアが。自分で思う以上にショックを受けたシンは、リアを追いかけ、古い宗教建築が並ぶガルシェ辺境の小さな集落・バラコに辿り着く。「祈祷師」を名乗る胡散臭い男を頼りにしていた上、「シン様の元には絶対に戻らない」と言うリア。そんな折、シンが土地特有の奇病に罹り…? 激しすぎる恋情を秘めた忠実な従者×奔放な王子、互いの生涯を掛けた、強く、深く、永い愛の物語。
  • それでも、海へ 陸前高田に生きる
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東日本大震災以降、陸前高田市を中心に被災地を記録し続けているフォトジャーナリストの安田菜津紀さんが手がけた、自身初のノンフィクション写真絵本。津波で一度は海に出るのをやめた漁師が再び海に出るまでの葛藤、そして海の恵みを受けて息を吹き返していく集落の姿を、温かみのある文と写真で丹念に描きだします。対象年齢は高学年以上ですが、子どもにはもちろん、大人にも読んでほしい一冊です。
  • 太陽の棘
    4.2
    この著者にしか描けない、沖縄と美術の物語! 終戦後の沖縄。米軍の若き軍医・エドワードはある日、沖縄の画家たちが暮らす集落――ニシムイ美術村に行きつく。 警戒心を抱く画家たちだったが、自らもアートを愛するエドは、言葉、文化、何よりも立場の壁を越え、彼らと交流を深める。 だがそんな美しい日々に影が忍び寄る――。 実話をもとにした感動作! 「原田マハ氏は、小説家の優れた才能と人間的な温かさにより、どんなに善意の人間であっても、理解できない事柄があることを明らかにした。私は日本人が書いた沖縄をテーマとする小説で『太陽の棘』がいちばん好きだ。」 ――佐藤優(解説より)
  • たそがれの時代 さが幸福の肖像
    -
    「身につまされました」「地方が見えれば日本の今が分かる-これは近未来の福音書だ」。 2014年1月から15年3月まで、佐賀新聞紙上において長期連載した「たそがれの時代~さが幸福の肖像」。少子高齢化による人口減少に直面する地域社会を見つめ、地方の再生の手がかりを探る内容に、連載中から多くの反響をいただきました。 空き家の増加や集落活動の担い手不足、介護や死との向き合い方などを描き、暗くなりがちな行く末を案じつつも、誰もが安心して人生を全うできる地域社会のあり方とはを問い続けました。 電子書籍のリリースにあたり、新聞連載を一部加筆し再構成。人口減少対策として国が提唱する「地方創生」に向け、各自治体が戦略づくりを迫られる中、住民一人ひとりが「わがまちの未来」を考える手がかりになるよう提言も盛り込みました。町づくりを担う自治体関係者には必読の内容です。
  • たつのおとしご
    完結
    4.2
    山麓の集落で機械の修理・販売をしているメカ屋は、山奥で頭に角が生えた不思議な少年を拾う。メカ屋は少年に“ツノ”と名付け、実の子のようにかわいがるが、成長するにつれてメカ屋に惹かれていくツノに迫られてしまう。そんな時、ツノの実の父親から使者が迎えに訪れ、ツノの正体が竜神だと判明し――!?
  • たれかが呼んでる
    -
    本州最北端のふのりの採れる集落。15歳になったスズは、大農の長男のもとに嫁いだが、姑の気に入られず、やがて、実家にかえされる。スズの流転の人生は、ここからはじまる。ひたすらに愛を求めるスズは、その後、若い教師、行商人、牧場経営主、脱獄囚、牧夫と関係し、次々に子供を産んでいく。6人の男に身をまかし、10人の私生児を産んだ、スズという女の一生を温い目で描いた力作。
  • 垰 大魔縁
    -
    秋葉文七は、再び強力ジープ、ゴールデン・イーグルを駆って旅に出た。亡くなった娘の小菊が、以前歩いて記述を残した峠路を訪ね歩くのだった。しかし、彼がたどり着いた扼胆の集落は、小菊が人の住むところではなく、亡霊の世界であると記した場所であった。そして、夜闇の中に現われたのは……。次々と降りかかる苦難を、愛車とともに闘い乗り超える男の詩情と、亡き娘との熱き心の交流を描く、サスペンス・ロマンの傑作! 名作『垰』の続編。
  • 【単話売】愛欲を止めないで!
    完結
    -
    山奥の集落で生まれ育った浩市と梨乃は、草食カレシと世話焼きカノジョのカップル! 夜には性欲オバケになってしまう浩市だけど、一緒に暮らすうち、エッチする回数が減ってしまい…。 不安に思った梨乃は…? (この作品は雑誌「恋愛白書パステル 2019年3月号」に収録されています。重複購入にご注意ください。)
  • TURNS 12 人、暮らし、地域をつなぐ
    -
    12~64巻540~712円 (税込)
    【巻頭特集】地方でもっと自分らしく生きる 「あなたを待ってるまちがある」 カフェを開きたい。農業を始めたい。自然の中で子育てしたい。 アートやものづくりが盛んな場所に住みたい。などなど。 なりたい自分や、あなたの暮らしをコミュニティや自治体がバックアップしてくれる地方、 そして各地の支援制度や活動団体等を大特集します。 ●プチ起業家が集まりはじめているまち【千葉県 いすみ市】 ●カフェ、ものづくりのアトリエなど、こだわりの店を開業できるまち【石川県 金沢市・加賀市】 ●廃校をリノベーションしたギャラリーからアートを発信【福島県 耶麻郡西会津町】 ●移住者が麻の栽培を60年ぶりに復活させ限界集落を再生【鳥取県 八頭郡 智頭町】  などなど。今、移住希望者注目のまちを一挙掲載。 【地域ルポ】 兵庫県 朝来(あさご)市 「日本のマチュピチュ」として話題になった竹田城跡がある朝来市。 おしゃれなカフェや銀山など、ほかにも魅力がたくさん。 是非訪れてみたい場所や人をご紹介。 移住者受入の市を挙げての積極的な取り組みも。

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  • だから集落営農が必要だ
    -
    1巻1,320円 (税込)
    35年前、全国初の集落営農法人として誕生した島根県津和野町の「農事組合法人おくがの村」。山奥の小さな集落営農ながら、農家を減らすことなく、U・Iターン者を受け入れる組織として成長してきた秘訣は何か。創立当時から代表理事を務める糸賀盛人氏の個性と魅力あふれる語りから、その実践哲学と集落永続のヒントをさぐる。
  • ダムとふるさと
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 手取川ダムが2020年に完成40周年を迎えるのに合わせ、石川県内のダム建設で水没・閉村した集落の出身者に取材しました。 手取川、大日川、内川、犀川、我谷・九谷の各ダムを取り上げ、住民が集落を離れた当時の様子や受け継がれる文化、今も続く出身者同士の絆をつづっています。治水や都市用水の供給、発電などダムが果たす役割にもスポットを当てました。
  • 団地と移民 課題最先端「空間」の闘い
    3.6
    そこは、外国人、高齢者をネトウヨが襲う「空間」と化していた。 団地は、この国の“未来”である。テロ後のパリ郊外も取材した、地べたからの最前線ルポ!! 団地はこの国の課題最先端「空間」となっていた。 団地。そこは、かつて「夢と希望の地」だった。 しかし、いまは都会の限界集落と化している。高齢者と外国人労働者が居住者の大半を占め、さらにそこへ“非居住者”のネトウヨはじめ排外主義者が群がる。 排外主義的なナショナリズムに世代間の軋轢、都市のスラム化、そして外国人居住者との共存共栄……。 厳しい現実に負けずに、“一緒に生き続けること”を実践している各団地の取り組みを、私たちは“日本の未来”に出来るのか? 外国人実習生や排外主義者の問題を追い続ける著者が、日本各地に加えてテロ直後のパリ郊外も取材し、日本に問う。 ■団地は差別と偏見の触覚だ ■孤独死に国籍は関係ない ■九〇を超える国籍の人が住むパリの団地 ■「人種間というよりは、世代間のギャップなんですよ」 ■きっかけはほとんど“ごみ問題” ■日系人は合法的労働者供給源だった ■ヘイトスピーチを昇華する ※本書は2019年3月の小社より刊行した単行本を加筆修正したものです。 目次 まえがき――団地は「世界」そのものだった 第一章 都会の限界集落――孤独死と闘う 第二章 コンクリートの箱――興亡をたどる 第三章 排外主義の最前線――ヘイトへ抵抗する 第四章 パリ、移民たちの郊外――レッテルを塗りつぶす 第五章 残留孤児の街――歴史の中に立つ 第六章 「日本人」の境界――差別と分断に屈しない あとがき 新書版あとがき 参考文献一覧
  • 地域学入門
    -
    自分を知るには、足下の地域を知らねばならない。本書は「私」を知る学問としての地域学を提唱し、その実践として、近代化で見えなくなった地域の実像を、生態、社会、文化、歴史の側面からとらえ直す。津軽というミクロの視点から、生命の場としての地域を内包する国家というシステム全体の視点まで、さまざまな視座を往還しつつ、国家や都市の論理と対抗する生命の場としての地域を浮かび上がらせる。限界集落や地方消滅問題に挑んできた気鋭の社会学者による地域学のすすめ。
  • 地域再生最前線―食・農・団地再生・教育から進める地域の創り直し―
    NEW
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 現在、我が国において人口減少は都市部よりも地方部で進行している。特に、中山間地帯では「限界集落」と呼ばれる消滅の危機が予想される集落が全国で約3,200存在する(2019年時点)。国土の均衡が取れた発展のためには、地方部の発展が不可欠である。そのための取組みを「食・農」「団地再生」「教育」の3つの視点から紹介する。 【著者紹介】 編:一般社団法人 社会基盤技術評価支援機構・中部 【目次】 まえがき 序論 第1章 地域創生・SDGsの本質 -『五感六育+α』の実践― 第2章 地域からの創造の力が未来を創る 第3章 持続可能なまちづくりに向けた住宅団地の再生 第4章 瀬戸市菱野団地再生の取組み 第5章 首都圏遠郊外住宅地における地域再生 第6章 次の50年を見据えたハイブリッド型住宅団地の再生~宗像市日の里地区~ 第7章 ディスカッション 第8章 島根県立隠岐島前高校の再生の取組み 第9章 奥三河山間地域の町起こしと高校の再生
  • 地域人材を育てる手法
    -
    かつて、農山村地域には、各種の集団活動において役割を果たすことにより、リーダーとしての能力を身につけていく人材育成の仕組みがあった。しかし地域コミュニティの衰退やリーダーの役割の変化によって、地域がもっていた人材育成機能はほとんど失われている。それでは農山村地域の人材育成のためにはいま何が必要か。ため池管理や草刈り、集落営農や継業、地域運営組織や街並み継承などの具体事例をもとに、人材育成のための新しい仕組みや手法を、9つのキーワードを使って提言する。
  • 地域デザイン No.8
    完結
    -
    地域の新たな魅力を創生する。その仕組みとヒントがここにあります。 地域デザイン学会は、グローバル時代における「地域」の可能性を「コンテンツからコンテクストへ」という視点から学際的に研究する団体。本書は同学会が年2回発行する研究論集。 今号の特集は「地域文化と地域経営」。原田保(同学会理事長)ら研究者による5本の論文と研究ノートを収録。「高齢社会における地域保健医療について」「まち歩きと地域デザイン」「まち、ひと、食の関係性と地域デザインの可能性」ほか。新潟県南魚沼市、栃木県日光市、愛媛県松山市の「地域デザイン」事例を紹介。 【目次】 ・『地域デザイン』第8号の刊行にあたって ・巻頭論文 場の論理から捉えたトポスの展開 身体性によるつながりの場とエコシステムの創造 ・論文1 高齢社会における地域保健医療について ・論文2 地域情報システム再考:文化と経営の視点から 新潟県南魚沼市辻又集落の事例を通じた考察 ・論文3(R) デスティネーション・マーケティングにおけるデスティネーション概念の検討 ・論文4 まち歩きと地域デザイン 新発見を誘うフレームワークの構築 ・研究ノート1 「日光東照宮」と「日光市」:スピリチュアルゾーンデザイン 地域のための神秘、秘教、神話の活用 ・研究ノート2(R) 「 越境する顧客」との共創による観光地域づくり ・研究ノート3(R) まち、ひと、食の関係性と地域デザインの可能性 コーヒーのスタイルとサービスの観点から ・研究ノート4(R) まちづくり担い手育成プログラム 「松山アーバンデザインスクール」の意義と課題 ・第2回農業文化フォーラム要旨 農業文化の人・地域づくり ・日本情報経営学会第72回全国大会 (一社)地域デザイン学会共催セッション要旨 地域デザインとコンテクスト転換 【著者】 地域デザイン学会 2012年設立。地域振興や地域再生を、コンテンツではなく、知識や文化を捉えたコンテクストの開発によって実現することを指向し、学際的、業際的な地域デザインを知行合一的に推進しようとする学会。
  • 地球の歩き方 Plat22 ブルネイ
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版では、紙のガイドブックと内容が一部異なります。掲載されない写真や図版、収録されないページがある場合があります。あらかじめご了承下さい。世界最大の水上集落カンポン・アイール、30分で会いにいけるテングザル。超豪華7つ星ホテルなのに低予算で宿泊ができる。設備の整ったナイトバザールはフォトジェニック。東南アジアで知名度の低いこの国は、観光資源をたくさん有しています。直行便が就航したこの機会にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。 ※本商品は過去にダイヤモンド社から発行されていた商品になります。収録内容に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
  • 地形と日本人 私たちはどこに暮らしてきたか
    3.2
    ○本書は、私たちが暮らす場所の地形にはどのような特性があって、どう変化してきたのかについての見方を紹介する歴史地理学入門。近年各地で発生している水害や地形災害は、単に地球温暖化や異常気象だけで説明できない。どこで、どのように災害が発生しているのかについて理解を進めるために、地歴、地形環境やその歴史的改変の知識が欠かせない。 〇日本人の大半は平野に居住している。そもそも平野は川によってつくられた。平野は、扇状地・自然堤防・後背湿地・氾濫平野・三角州などに分類でき、後背湿地や氾濫平野は、主に水田に利用され、集落は自然堤防沿いにつくられてきた。 〇近年相次ぐ大型台風による洪水や山崩れは、地形的に災害の発生しやすい低地や地盤の弱いエリアに集中して発生している。本書は過去の日本人の土地との付き合い方、地形環境の改変の歴史を豊富な事例とともに紹介、大災害時代の必携教養として伝えたい。
  • 地形と歴史で読み解く 鉄道と街道の深い関係 東京周辺
    4.2
    1巻2,640円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。 鉄道も街道も、ある地点とある地点を結ぶために作られる。副次的に沿線が発達する。ならば、江戸時代の五街道も鉄道も似たようなルートとなって然るべきだ。しかし、いまの地図を見ると、そうはなっていない。 京王線は甲州街道に、田園都市線は大山道に沿っている。一方、同じ西に向かう青梅街道に沿った路線はない。こうした点について鉄道路線はそれぞれのルーツから語られることはあるが、一定の時代で区切って考えてみると、その時代時代で鉄道に課せられた社会の意識が見えてくる。 ●主な内容 第1章 鉄道開業~明治時代後半 鉄道忌避伝説が生じた街道との関係 私鉄による幹線(現JR)建設の時代 ・馬車鉄道(新橋―浅草)の誕生 ・幹線鉄道は東西南北に一路線ずつ ・鉄道が宿場町に立ち寄らない東海道・中山道・日光街道 ・甲州街道と中央線の微妙な関係  ・後の大手私鉄に先駆けて、なぜ川越鉄道と青梅鉄道が開業したのか ・幹線のターミナルは船着き場 第2章 明治時代後半~関東大震災 街道にぴったり沿っての鉄道敷設 現・大手私鉄、第一世代の本格的登場 ・東海道と甲州街道の集落へ、やっと鉄道がやってきた時代 ・山岳信仰の大山街道に敷かれた多摩川の砂利目当ての路面電車 ・新河岸川、川越街道と東武東上線 ・京成電気軌道と佐倉街道 広大な軍隊の施設と戦後の大規模団地  ・「絹の道」と横浜線・沿線の軍事施設 ・震災からの帝都復興で放射線と環状線の道路網 環七・環八も計画 第3章 昭和初期前後~現代 環状道路、首都高と私鉄新線 郊外電車の誕生から現代まで ・田園調布・洗足・大岡山の住宅地開発と大学誘致 ・目白文化村・大泉・小平学園都市 東急とは対照的な堤康次郎による開発 ・各私鉄沿線の住宅地開発 ・尾根筋を通る甲州街道沿いの京王線、丘も谷も突っ切り郊外へ向かう小田急線 ・西武多摩川線などの砂利鉄道 ・未成線――東京山手急行電鉄/京浜電気鉄道は白金を経て青山へ/新宿・渋谷から西に向かう郊外鉄道 ・通称オリンピック道路 ・多摩田園都市VS多摩ニュータウン 対照的な鉄道・高速道路構想
  • 血と炎の京 私本・応仁の乱
    4.0
    行間から血の匂いが立ち上ってくるかのような迫力。 応仁の乱を描いた小説中の最高峰だ。――田中芳樹 応仁の乱――それは地獄の戦さだった。 かつて栄華を誇った都は燃え落ち、縦横に走る塹壕に切り刻まれ、泥と屍に覆いつくされた。 連なる屋敷は高い土壁に守られて砦と化して、中枢は地下の壕内に設けられた。 日が沈めば夜襲が行なわれ、矢が飛び交い、兵どもは無造作に殺されてゆく。 そこにあったのはあたかも近代戦争のごとき総力戦、終わりの見えぬ中で人間がひたすら消費されてゆく戦だった。 行軍中に東軍・細川勝元が拾った瀕死の男。 額に「犬」の文字の刻まれた男は、西軍の山名宗全に虐殺された集落の生き残りだった。 男は宗全への憎悪を胸に、地獄の戦場に血路を切り開く。 しかし敵方には中国渡りの最新兵器たる投石器を駆使する軍師がおり、苦戦を強いられる。 一方、この大戦さの中にあって、これを収拾しようという姿勢もみせぬ将軍・足利義政の妻・日野富子は、 渇いた心の救いを希い、戦火のなかを蓮如に面会すべく動き出そうとしていた。 京を灰燼に帰した応仁の乱とはいかなる戦争であったのか。 その血みどろの風景を壮絶に描きつくす書き下ろし歴史伝奇小説。
  • 地方消滅の罠 ――「増田レポート」と人口減少社会の正体
    3.7
    「2040年までに全国の市町村の半数が消滅する」とぶちあげ、「すべての町は救えない」と煽って衝撃を与えた日本創成会議の「増田レポート」。だがその警鐘にこそ、地方を消滅へと導く罠が潜んでいる。「選択と集中」などという論理を振りかざす本当の狙いは何か。「棄民」への政策転換がなされたように見せかけているのはなぜか。限界集落問題が「つくられた」ことを示して話題となった社会学者が、増田レポートの虚妄を暴き、地方を守るために必要な論理と、再生に向けた道筋を示す。
  • 中国・生娘孕ませ小屋
    完結
    4.0
    汚れを知らない美しき少女が、金に目が眩んだ実母に騙され、強制的に種付けされて子どもを売り続ける……。貧しき農村で今なお続く中国のおぞましき闇を描く表題作「中国・生娘孕ませ小屋」をはじめ「おじろくおばさ」 長兄以外は奴隷扱い!? 孤立した集落の人権なき因習! 「夜這い」 夜中、男が忍び込み女たちを慰みものにする、日本の農村に伝わる忌まわしき性風習! 「カストラート」 呪われた因習の犠牲となった美声兄弟の悲惨な運命! …など、ほか人気作3話を収録。
  • 中国先史集落の考古地理学研究
    -
    1巻6,160円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中国大陸における先史時代の定住集落の形成から初期都市の成立までの現象について、考古地理学の角度から、膨大な資料や文献をもとに二十年にわたり丹念かつ精緻に分析、研究した成果を総括した労作。

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  • 珍羽目村の淫習 第一夜 ~歓迎即ハメ?!田舎のヤリマンお兄さんの超絶バキュームフェラ~
    -
    1~2巻220円 (税込)
    都会から小さな集落に引っ越して来た河口 凪。 積極的な女性陣にたじたじな凪を見かねて外へと連れ出してくれたのは、 小鳥遊 友縁というなんだかエッチな雰囲気のお兄さん。 手を引かれるままに別室に移動すると突然、ズボンをずり下げられてしまい――…!? ※当作品はWEB雑誌『in-Pants vol.6』に収録されている作品の単話配信版です。重複購入にご注意ください。
  • 使える魔法は一つしかないけれど、これでクール可愛いダークエルフとイチャイチャできるならどう考えても勝ち組だと思う
    -
    「ダークエルフと結婚? うーん、ここまで無謀だと流石にショックです」  僕ことクラオス・ノックバーン長年の夢は宮廷魔法学園のド腐れ師匠によって一蹴された。ぽーんと勢い良く。  だから何だ。だってもうそこにいるじゃん伝説の少女! 輝く銀髪、小麦色の蠱惑ボディ、長い耳はぴこぴこ、無自覚天然のくせに格好は白い革衣装とか完璧だよ! 花マルあげちゃう!!   そんな訳で『不出樹海』にて水浴びダークエルフを発見。最強の弓とか武装解除してるっぽいし僕もう突撃しちゃいますね? 好きだ君と結婚したい!!  からのお返事は火炙り。……なるほど集落総出でおしおきと来たか。つまりここさえ乗り切ったら結婚って訳ですね? なら全然一〇〇点だわ!
  • ツキトウサギ 1
    完結
    4.0
    侵略者VS庇護者VS反抗者…! 突如現れた何者かから侵略され、荒廃した世界。 人間たちは、ウサギの姿をした「庇護者」のもと、 細々と日々の生活を続けていた。 廃品拾いで集落の生活を支えていたツキトは そんなある日、「庇護者」の真実を目撃。 反逆の闘いへと巻き込まれてしまい……? 誰のために、なんのために戦うのか。 『圧勝』の著者が満を持して描く、 本格バトルコミック開幕!
  • ツキノワグマ すぐそこにいる野生動物
    4.0
    1巻3,960円 (税込)
    ツキノワグマによる人身事故はなぜ起こるのか—―ツキノワグマと人間の歴史をていねいにたどりながら、生息場所である森の変化、そして人間の生活の変化をふまえて、都市近郊に出現するようになった現代のツキノワグマの生態をとらえなおし、これからのつきあい方を考える。 【著者からのメッセージ】 1980年前後から本格的に開始されたツキノワグマ研究は、人とクマの関係の好ましい在り方についての多くの提言を、さまざまな機会を利用して世に出すことで、普及啓発に一定の役割を果たしてきたといえます。そのため、ツキノワグマに対する一般の認識も、ポジティブとまではいえなくても、ネガティブからは好転してきたと感じていました。 しかし、ツキノワグマの出没が2000年代に入ってから常態化するようになり、そのような年には数千頭のクマが捕獲されると同時に、100人を超える多くの方が負傷される事態となっています。決定的な事故は、昨年初夏に秋田県で発生した4件の死亡事故で、すべての被害者が食害を受けたことから、ツキノワグマに対するイメージは一気に悪くなってしまいました。 その結果、秋田県では未曾有の500頭近くのクマが捕殺されることになり、その影響は本州の他の自治体にも波及しました。こうした状況の背景には、ツキノワグマの分布域が本州全体で拡大している一方で、その管理が適切になされていないという構造的な問題が指摘できます。少子高齢化が進み、限界集落が増える予測の中で、クマとの軋轢は今後も続きそうです。 本書は、一般読者の方を対象とした普及書です。すでに隣人と化したツキノワグマという動物について、まずはきちんと知ってもらいたいという願いで、その生態や現状について、最新の情報にもとづき、できるだけわかりやすくまとめてみました。もちろん自然科学にかかわる多くの方にもぜひ読んでいただき、ご意見をいただければ幸いです。 【主要目次】 第1章 ツキノワグマという動物 1 クマの仲間 2 アジアのツキノワグマ 3 日本への渡来 4 日本のツキノワグマ 第2章 森や人間の変化 1 分布域の急激な拡大 2 人里への出没 3 出没のメカニズム 4 個体数の増加 5 はげ山だった日本の山 6 狩猟者の減少 7 里山の機能喪失 第3章 人間との衝突 1 農業被害 2 林業被害 3 畜産業・水産業被害 4 心理的な被害 5 人身事故の実態 6 ツキノワグマの行動の変化 第4章 姿を消したツキノワグマ 1 九州のツキノワグマ 2 四国のツキノワグマ 第5章 管理や保全のための試み 1 非致死的管理の試み 2 集落に誘引しないための取り組み 3 危機的個体群の保全 4 管理や保全のための普及啓発 第6章 これからどうつきあうか 1 保護管理計画の現状 2 管理や保全の課題 3 モニタリングの課題 4 人身事故を繰り返さないために
  • 月夜の島渡り
    3.7
    両親と島を訪れた少年は、集落の祭りの夜に妖しい女と出会う。彼女はその場で少年の未来を予言する――(「月夜の夢の、帰り道」)。美しい海と島々を擁する沖縄が異界に変容する。『私はフーイー』を改題し文庫化。 ※本作品は、二〇一二年十一月にメディアファクトリーより刊行された単行本『私はフーイー 沖縄怪談短篇集』を改題して文庫化したものが底本です。
  • つくられた縄文時代―日本文化の原像を探る―
    4.0
    「狩猟採集し、貧しくとも平等に集落生活を営む日本人の起源」――学校ではそう教わったはず。だが本当は、戦後、発展段階史観により政治的に作られた歴史概念だった?……。曖昧で多様な時間的・空間的な範囲、階層性を伴う社会構造、さらには独自の死生観、精神文化まで、最新の発掘考古学から見えてくるユニークな「縄文」の真の姿。 ※新潮選書に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。
  • つけびの村
    3.4
    2013年の夏、わずか12人が暮らす山口県の集落で、一夜にして5人の村人が殺害された。 犯人の家に貼られた川柳は〈戦慄の犯行予告〉として世間を騒がせたが…… それらはすべて〈うわさ話〉に過ぎなかった。 気鋭のノンフィクションライターが、ネットとマスコミによって拡散された〈うわさ話〉を一歩ずつ、 ひとつずつ地道に足でつぶし、閉ざされた村をゆく。 〈山口連続殺人放火事件〉の真相解明に挑んだ新世代〈調査ノンフィクション〉に、震えが止まらない!
  • 帝国の復活 覇権主義の亡霊
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 帝国の復活 覇権主義の亡霊 ◆〔対談〕大日本帝国と大英帝国の軌跡と交差 海洋国家の特性から何を学ぶか▼加藤聖文×君塚直隆 ◆ロシア皇帝と重なるプーチンの姿勢 甦る帝国地図──ロシア゠ウクライナ戦争▼池田嘉郎 ◆毛沢東、蔣介石、習近平…… 「皇帝」を生み出す中国のシステム▼岡本隆司 ◆170年の自由の歴史から始まった国 アメリカ合衆国はエンパイアの夢を見るか▼石川敬史 ◆第三帝国という虚妄 ヒトラーはいかなる共同体をめざしていたのか▼芝 健介 ◆600年の繁栄をもたらした理念と統治 オスマン帝国が遺したもの▼小笠原弘幸 ◆変移するグローバル混合政体の現在 ネグリ゠ハートの〈帝国〉から考える▼水嶋一憲 ◆なぜ帝国はフィクションで 悪の組織として描かれやすいのか▼架神恭介×辰巳一世×脇 雄太郎 ======= 【時評2022】 ●未完の沖縄返還▼井上正也 ●起業家、投資家に選ばれる国になるには▼坂井豊貴 ●Society 5.0と中途半端なスマートさ▼小川さやか == 特集 == 出口なきウクライナ戦争 ◆元駐米大使が語る 日本が学ぶべき教訓 「反撃能力」を導入し「核戦力共有」の議論を▼佐々江賢一郎 ◆世界は第三次大戦の瀬戸際 仏独日は阻止に動く時▼エマニュエル・トッド/聞き手:鶴原徹也 ◆変容する戦争報道 ウクライナ報道と日本のテレビ▼音 好宏 ◆ゼレンスキー大統領の要請にどう応えるか 国連安保理改革の方向性▼神余隆博 ======= 【コロナとの闘い】 ●新型コロナウイルス感染症対策分科会会長が語る 試行錯誤と微調整が特徴の日本の感染対策▼尾身 茂/聞き手:牧原 出 ●ベテラン駐在員の上海ロックダウン日誌 配給は当てにならず住民の共助で食いつなぐ▼匿名上海駐在員 ◆韓国の20代男性は、なぜ、何に怒っているのか?▼福島みのり ◆レビューと考察の狭間で 映画評論は現代の観客に歓迎されているのか▼大山くまお ◆穏当で革新的な共同体のために 教育思想としてのファシリテーション▼渡辺健一郎 ◆黒人が生み出した「ストリートの知恵」 ヒップホップは何を映し出すか▼有國明弘 ◆温暖化で痩せるホッキョクグマ、太るペンギン▼渡辺佑基 == 第23回 読売・吉野作造賞 発表 == 受賞作『バブルの経済理論』櫻川昌哉 選評 北岡伸一/猪木武徳/山内昌之/白石 隆/吉川 洋/老川祥一/松田陽三 =================== ◆〔鼎談〕読書とコスパ 御都合主義の「ファンタジー」に振り回されず生きること▼鈴木涼美×山本貴光×吉川浩満 《好評連載》 ●琉球切手クロニクル【第19回】日本との関係に苦悩した偉人たち▼与那原 恵 ●現代中国と少数民族【第5回】岐路に立たされるムスリム「回族」▼安田峰俊 ●地図記号のひみつ【第25回】市街地と農村──集落の表現▼今尾恵介 《連載小説》 ●チャンバラ【第5回】▼佐藤賢一 ●馬上の星──小説 馬援伝 【第15回】▼宮城谷昌光
  • 定本 沖縄戦
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あなたは知っていますか、リアルなこの歴史を! 市民を巻き込んだ理不尽な日米両軍のすさまじい沖縄戦の実相を、多数の図版と写真を使用し、その全体像に迫った入門書。 「沖縄の『県史』、『市町村史』をみて驚くことは、すべての史誌が沖縄戦の惨禍に触れていることです。 なかにはA4版1,000p×数巻を費やして扱っているところもあります。 また、住民数百人の字(あざ)で1巻を使って沖縄戦史を扱っているシマ(沖縄方言で集落のこと)があります。 これらの史誌は、多くが沖縄戦の解説とともに市民の投稿や聞き取り調査で構成されています。」(本書「まえがき」より)
  • 敵は家康
    -
    アルファポリス第6回歴史・時代小説大賞特別賞受賞作! 礫投げが得意な若者・弥七は陰(ほと)と呼ばれる貧しい集落で、夢も希望もなく、地を這うように生きてきた。あるとき、図らずも自らの礫で他人の命を奪ってしまったことで、元盗賊のねずみという男とともに外の世界へ飛び出す。やがて二人は、作事集団の黒鍬衆(くろくわしゅう)の一員として、尾張国の砦造りに関わるようになる。それは弥七にとって、人生で初めての充実した時間だった。だが、尾張を狙う今川義元が領主・織田信長に戦を仕掛けたことで、そんな日々は終わりを告げる。弥七のいた織田領の丸根砦に、大軍が攻めてきたのだ。弥七は織田の兵とともに、戦うことを決意する。しかし、その大軍を率いるのは松平元康、のちの天下人・徳川家康で――。桶狭間の合戦前夜、名もなき青年が戦国の世を駆け抜ける!
  • 天象の檻
    -
    【第7回ハヤカワSFコンテスト特別賞受賞作】遥かな昔、大地の上で人が住む十二の地域は系(けい)と呼ばれ、神と人との間に生まれた神人(かみびと)を支配者として戴いていた。系から隔絶されたアタの山に住む少女シャサは、ある日集落が襲撃を受けたことで多くの仲間を失ってしまう。壊滅した集落に迷いこんだ少年ナギの協力を得て、シャサは姿を消した四人の仲間を探し、まだ見ぬ外の世界へと旅立つ。シャサたちが訪れた、神人メネが治める『銀鱗』、神人イナーが統べる『暁』などの系では、ある噂がまことしやかに囁かれていた。 曰く、この雄大にして堅固な大地はまもなく海中に没すると――。時を同じくして、神人タニャを担ぐ『蛇』が勢力拡大を狙って大侵攻を開始。危機迫るなか、シャサは思いもよらぬ力を発現させ、世の理に干渉してしまう。その行いが、世界と神人の真実に迫るとも知らずに……。
  • 転生難民少女は市民権を0から目指して働きます!【電子書籍限定書き下ろしSS付き】
    4.5
    【電子書籍限定書き下ろしSS】&【nyanya先生描き下ろしイラストとサイン】付き! 目指せ!ほかほかごはん! 目標は脱難民! コツコツ努力の転生少女にきゅんが止まらない! 異世界のんびり冒険ファンタジー! 書き下ろし番外編4本巻末収録! コミカライズ企画進行中! 書き下ろし番外編1「難民たちの目」 書き下ろし番外編2「新しい冒険者さん ~ギルドの受付のお姉さん~」 書き下ろし番外編3「気になる子は難民 ~カルー~」 書き下ろし番外編4「難民の子は我が家の救世主 ~レトム~」 【あらすじ】 リルのお腹の虫が鳴いた。転生した先は難民集落な上に、働かない両親のせいで仲間外れ。枯草の上で眠る毎日は不安だらけだ。でも、ギルドに登録してBランク冒険者になれば町に住めると知り、一念発起! ゴミ回収に掃除、Fランクの小さな依頼から、真面目に一生懸命お仕事スタートすることに。初報酬で向かったのは、生まれて初めて入る“町の食堂”! 夢にまでみた串焼きは、涙が出るほど美味しくて……? 「ほかほかご飯のためなら、どんなクエストもどんとこい!」 目指すは脱難民! コツコツ努力の転生少女にきゅんが止まらない! 異世界のんびり冒険ファンタジー! 著者について ●鳥助(トリスケ) 東京在住の元北海道民。 執筆場所はソファーの上とか床の上でやっている。 あまりじっとしていられないので、色んな体勢を試しながらその日のベスト体勢を見極めていく。 ベスト体勢が見つからない時は執筆が進まない。
  • 天明の浅間山大噴火 日本のポンペイ・鎌原村発掘
    4.0
    「地獄というものも、これほどひどくはないだろう」―― その日、山に、村に、何が起こったのか? 史料と発掘調査で甦る、埋もれた歴史の真実! 天明三(一七八三)年旧暦七月、浅間山は空前絶後の大爆発を起こす。大地は鳴動し、黒煙は天を覆い、火砕流・溶岩流が麓の村々を焼き尽くし埋め尽くした。この未曽有の事態に、人々はいかに対したのか。史料と埋没集落・鎌原村の発掘調査から、当時の村の社会状況、噴火の被害の実態、そして人々が生きた現実を再現する、驚天動地の歴史ドキュメント! [目次] 第一章 近世の埋没集落 第二章 天明三年の大噴火 第三章 浅間大噴火の被害 第四章 浅間大噴火の影響 第五章 浅間山鎌原村 第六章 鎌原村の発掘 「天明三年の悲劇の日、人々はわれ先にと必死になって観音堂めがけて駆けつけたはずである。もちろん無事駆け上がった人もあるが、いま一歩というところで、背後からおしよせた火砕流に呑まれた人もあるはずである。この埋った石段のどこかにそんな人がいるのではないか……。」――「第六章 鎌原村の発掘」より
  • 【電子版特典付き】まだ東京で消耗してるの? 環境を変えるだけで人生はうまくいく
    3.5
    東京はもう終わっている。人が多すぎる東京では仕事で頭角を現すのは難しく、少ない給料のほとんどは住居費などの「東京に住むための経費」に吸い取られる。おまけに子育て環境は酷く、食は貧しい。そんな東京に嫌気が差し、縁もゆかりもない高知県の限界集落に移住した著者は、家賃が8万円から3万円に下がり、収入は約3倍になり、自然豊かな環境で幸せに暮らしている。地方消滅という言葉があるが、人が少なく、ないものだらけだからこそ、地方には確実に儲かるのに未だ手付かずの仕事が無数にあるのだ。「東京」と「地方」の常識が変わる一冊。本電子書籍版には、面白いローカルメディアの秘密について綴ったコラムを限定特典として収録!
  • 東京オメガバースII vol.1
    -
    変転αの男子高生・横須賀は、国の少子化対策イベントで年上で口の悪い男Ωに出会うも、同様のあまりこき下ろした結果相手を怒らせて?!(腰乃) 東京漫画社が贈るオメガバースアンソロジー第二期!緒川千世が美しく艶やかに彩る表紙の中には、腰乃/芥/都みめこ/KINACO/ 藤谷初子/照久ちこの連載を収録! ●変転αの男子高生・横須賀は、国の少子化対策イベントで年上で口の悪い男Ω・静香に出会う。自分たちは運命の相手だと主張する昂ぶった静香に強引にフ●ラされて?!(腰乃) ●望んだものは全て手に入る名門α一家の跡取り息子・雨情。つまらない日々をこなす様に生きていたある日、 ひょんなことからスラム地帯で身寄りのない白くてか細い少年Ωを拾う。家に連れ帰り身体検査をすることになり…?(芥) ●おっきなカラダをエッチに活かして人気上昇中♪Ωのキヨはα客専用クラブで働くポールダンサー。密かな夢は、世話焼きな黒服・ちーちゃんの“お嫁さん”になること!でもちーちゃんはキヨを弟としか思ってなくて?!(都みめこ) ●高校1年の八尾のバースはベータだった。しかしある日、同じ陸上部のライバルでアルファの九條と一緒にいる時に突然ヒートを起こしてしまう。抑制剤は手元になく、九條とセックスするしかなくて――。(KINACO) ●酒販会社の御曹司・颯天は、山深い集落にある老舗酒造を訪れる。幼い頃酒造で遊んでくれた「お姉さん」に会えることを楽しみにしていたがその姿はなく―代わりに出会ったのは、屋敷の奥、引き籠るように暮らす男・利人で…。(藤谷初子) ●アルファのバース専門医である高峰は、ある夜自分の診療所の前で倒れていたオメガの少年を拾う。しかもその少年・陸は、高峰の運命の相手だった。目が覚めた陸と惹かれ合うように身体をつなげるが…。(照久ちこ) エロスでドラマティックなラブストーリーをお届け!!
  • 東京ガレキ少女(1)
    4.0
    1~3巻660~759円 (税込)
    人を喰い際限なく巨大化する怪物、"異形"の侵攻により、世界が滅びて十余年後の東京。 生き残った人々は、各地に"集落"を作り、強く、たくましく、生きていた。 そんな"集落"の一つ、三軒茶屋敬老会で、老人たちと明るく暮らす少女・亜子。 人を蝕む大気のせいで、誰もがマスクをせねば生きられない世界で、 彼女だけは素顔を晒して駆け回ることができた。 亜子の姉・美子は、通信技術を立て直して各地の人々と協調し、"異形"を駆逐することを夢見ていた。 だが、彼らの集落に異形を操る者たちが侵入する。 次々と倒れる仲間たち。亜子を裏切り三軒茶屋を去った美子。 失った総てのもののために、亜子が旅立つ東京観光。 この旅はきっと、世界を変える――!!
  • 東京劣化 地方以上に劇的な首都の人口問題
    3.5
    地方の集落の消滅を危惧する声が高まっているが、これまでの政策の方向性を変えれば日本の農業や集落を維持する術(すべ)はある。むしろ、地方よりも東京のほうがより急激な変化に見舞われると考えられる。東京の高齢化はすさまじい。2040年には、2010年に比べて高齢者が143.8万人増加する。1.5万人減少する秋田県とは対照的だ。その結果東京の貯蓄率は低下し、インフラが維持できず、都市がスラム化するおそれがある。年金の給付水準は大幅に引き下げられ、その結果多くの高齢者が家を失い、老人ホームが新たに100万床以上必要になると考えられる。ならばどうするか。人口減少問題の第一人者が、欧州の事例も参考にしながら、現実的な処方箋を提案する。

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  • とびだせバカラッチ隊
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 吉本直志郎の児童文学。 栃谷集落と木根森集落の子供たちが、ふくろうの子供の争奪戦を繰り広げる
  • 土葬の村
    4.1
    これは恐らく、現存する最後といっていい土葬の村の記録である。 村人は、なぜ今も「土葬」を選ぶのか? 日本の伝統的な葬式である「土葬・野辺送り」が姿を消したのは、昭和の終わり頃とされている。 入れ替わるように火葬が増え、現在、日本の火葬普及率は九九・九%を超える。 土葬は、日本の風土から完全に消滅してしまったのだろうか。 筆者は「土葬・野辺送り」の聞き取り調査を三十年にわたって続け、平成、令和になっても、ある地域に集中して残っていることを突き止めた。 それは大和朝廷のあった奈良盆地の東側、茶畑が美しい山間にある。 剣豪、柳生十兵衛ゆかりの柳生の里を含む、複数の集落にまたがるエリアだ。 日本人の精神生活を豊かにしてきた千年の弔い文化を、まだ奇跡的に残る土葬の村の「古老の証言」を手がかりに、詳らかにする。 【本書の内容】 はじめに 第一章 今も残る土葬の村 第二章 野焼き火葬の村の証言 第三章 風葬 聖なる放置屍体 第四章 土葬、野辺送りの怪談・奇譚 おわりに
  • 土忍記 1
    完結
    -
    抜忍(ぬけにん)、それは忍びの世界において己の流派から脱する事である。忍びの一族は生涯、徹底的な秘密主義であり人里離れた土地で集落を形成し、外部との連絡を絶ち、内部の情報を決して外へと漏らす事を許さない。忍びに生まれた者は一生、己の流派から抜け出す事ができず、万が一、抜け出す事が出来ても常に命を狙われる事となる。本編に登場する三人はすべて抜忍である。忍びの掟は彼らの存在を決して許さず、組織の全てを駆使して抜忍を永遠に追い続けるのである。彼らの命が尽きるまで……。
  • 奴隷村(単話版)<泥棒村~日本のタブー風習~>
    -
    1巻165円 (税込)
    長兄以外は奴隷のように働かせられる孤立集落! ※この作品は「泥棒村~日本のタブー風習~」に収録されております。重複購入にご注意下さい。
  • 泥棒村~日本のタブー風習~
    完結
    3.0
    「この村の人間は全員泥棒!?」 全国のデパートを泥棒行脚! 警察も手なずけ、やりたい放題!「泥棒村~日本のタブー風習~」 長兄以外は奴隷のように働かせられる孤立集落!「奴隷村」 人の数で税が決まる!? 口減らしのために役立たずな者は容赦なく崖から投げ捨てられる残酷風習!「人頭島」 心臓は眼病の薬に、脂肪は興奮剤に、不治の病には胎児の内臓を!? 死体を刻んで売りさばく一族!「死体密売人」 残虐で理不尽な4つの風習を、北上祐帆がドラマチックに描く!
  • ドローン空撮で見えてくる日本の地理と地形
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。 ちょっと上空から見ると、地理・地形はたちどころにおもしろくなる! 凸凹地図でもなく、真俯瞰の航空写真や地上からの写真でもない。 絶妙な高さのドローンで空撮してこそ、 土地利用や営み、ドボクのおもしろさがよくわかります。 地理的に特徴的なところ、歴史的な視点や現状を説明しやすい場所を、 北海道から九州まで130カ所以上を空撮。 高さ数十~140m程度からの視点が、まったく新しい地理的好奇心を刺激してくれます。 【川と地形】 自然堤防と後背湿地/小貝川の蛇行 穿入蛇行/扇状地/川が作る様々な地形 霞堤と常願寺川の治水/様々な堤防 大河津分水/遊水地/川の立体交差 水路式水力発電 【田畑を拓く】 掘り上げ田と掘り下げ田/藤蔵新田 品井沼干拓と元禄潜穴 保倉川の旧河道と大瀁新田/渋海川の瀬替え 八郎潟干拓地の水循環/水田の形と大きさの変遷 三富新田の短冊形地割/豊川用水/防風林と防砂林 【集落と開発】 新潟平野の砂丘列/中山道・番場宿の街村 砺波平野の散居村/山上の大規模住宅地 東日本大震災からの復興/採掘場 輪中/夕張・清水沢の炭鉱跡 縄文・弥生時代の遺跡/古墳 【地形と交通路】 奥出雲おろちループ/七里岩/上根峠/油坂峠 高速道路の線形/新世代規格の高速道路 高速道路のジャンクション・インターチェンジ 高速道路のサービスエリア・パーキングエリア トンネルの正体/橋 鉄道の廃線跡/高速道路の廃道跡/直線を通す 【古戦場と戦跡】 阿津賀志山の戦い/長篠の戦い/備中高松城の戦い 関ケ原の戦い/城跡 由良台場/軍用飛行場跡 根室地域の防御陣地跡1~3
  • 長崎と天草の教会を旅して
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を写真と文章で紹介する新しいガイドブックです。 世界遺産登録にむけ活動が行われている「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」にまつわる、写真集兼ガイドブックです。 本書は、フォトグラファーで長崎在住の繁延あづささんが、約2年間の歳月をかけて、長崎と熊本・天草の教会やその集落を撮影し執筆した書籍で、彼女独自のあたたかい視線で、キリシタン集落の人々が通った教会や集落が紹介されています。 紹介される構成資産は、大浦天主堂、野崎島の集落跡、外海の出津集落、平戸の聖地と集落、原城跡など12。 また、2016年秋までの構成資産に含まれていた、日野江城跡なども紹介しています。さらに、野崎島の集落跡では、モデルのKIKIさんと一緒に著者が旧野首教会をはじめ現地の構成資産を訪れ、その歴史と魅力を描き出しております。

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