集落作品一覧

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  • ある朝目覚めたらぼくは ~機械人形の秘密~
    3.6
    『エデン』――それは日本有数の資産家である遠江家が広大な私有地に作った集落で、芸術家や職人が集まり、さまざまな店を出している。唯一の家族である祖父を亡くした高校生の遼は、彼が『エデン』に残してくれた住居兼アンティーク雑貨店『エトワール』に引っ越してきた。自分がいつからか持っていた機械人形を店に飾ると、人形の持ち主だという少女が現れて…?
  • 「いいこと」を引き寄せるギブ&ギブの法則
    4.0
    本書は読むだけで、幸運を引き寄せ、必ず成果を出すことができる、実話を基にした小説仕立ての感動のビジネス本です! 舞台は愛知県知多半島に浮かぶ小さな島“多賀良島”。以前は観光客で賑わったその島も、今では「限界集落島」となり、市長から島ごと「リストラ」されかかっていました。その島に異国のみすぼらしい托鉢僧・タルシルが降り立ったことから物語は始まります。ひょんなことから、本書の主人公である「多賀良島しあわせホテル」の若女将・風見美咲がタルシルに弟子入りし、「ギブ&ギブ」という、その一見“奇妙”な教えを実践していきます。「成功するために、本当に大切なこととは何か?」、「なぜ、見返りを求めずに与えるとうまくいくのか?」タルシルからの教えによって、その答えにたどり着いたとき、小さな島は再び息を吹き返し、大きな奇跡が巻き起こります。本書は、世界中の成功者が実践する究極の成功法「ギブ&ギブの法則」を小説にすることによって分かりやすく噛み砕きながら、日本で初めて紹介する一冊です。

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  • 生きる
    -
    1巻550円 (税込)
    生きるため命がけで海を渡る キリスト教信者は迫害から身を守るため小舟で長崎の外海(そとみ)から五島に逃げた。70キロメートルを命がけで海を渡る。途中3~4の小島によりながら五島を目指した。 【目次】 キリスト教信者 潜伏キリシタン 遠い島 出航 船酔い 最初の島 神様がいた 舟の底板 幻の島 遂に見つけた 集落に加わる 絶望 新天地 希望の地 【著者】 眞弓保治 1948生まれ・郡山工業高校卒業後東京の建設会社に入社・5年で退社 東京デザイナー学院デザイン科に入学・卒業後婦人制作会社に入社・13年働く・その後1級建築士資格摂取し、1級建築士事務所を開設し現在に至る。
  • 異形見聞録
    4.0
    1巻1,200円 (税込)
    あなたは444444444人目の訪問者です 『異形見聞録』と書かれたブログには、とある村で異形と人間が共存する奇妙な生活が記録されていて……。不気味な村に隠された衝撃の真実とは? ゾッと背筋が凍る奇奇怪怪な短編集。 【本書の特徴】●挿絵はすべてフルカラー! 大迫力のイラストをたっぷり収録。 ●40万部突破「意味怖」シリーズでおなじみ、藤白圭先生が贈る新感覚ホラー! ●文章は「ブログ風」の横書き! 本が苦手な子にも、朝読にもおすすめの1冊。 【目次】プロローグ/優先席/アレで鍋パ/人魚漁/じいちゃんの秘密/文化祭名物・巨像合戦/地図にない集落/エピローグ
  • いくさ世をこえて 沖縄島・伊江島のくらし
    -
    沖縄、奄美の戦前・戦後の島の歴史やさまざまな伝承とくらしの知恵を聞き書きでまとめたブックレット第6弾。沖縄島と沖縄島本部港から30分の離島・伊江島のくらしについて7篇を収録。猪垣、かつて沖縄島北部あったユッパー、安仁堂の集落のいくさ世で消された村への思い。伊江島で戦後すぐの爆弾爆発事件の真相など、いくさ世を生き抜いた人々の歩み。第1章 猪垣のあるムラ・奥の暮らし/第2章 そしてユッパーが消えた/第3章 基地の中の村アニンドーの思い出/第4章 知花に田んぼがあった頃/第5章「わかる」と「できる」は違う/第6章 竹細工のシマ/第7章 いくさ世のあとさき
  • 石垣島川平の宗教儀礼 : 人・ことば・神
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 豊穣を祈る儀礼において、女性神役・ツカサが、神にしか聞こえないささやき声で唱えるカンフツ(神口)。年の変わり目に集落を訪れる来訪神・マユンガナシが、新年を祝し唱えるカンフツ。神と人とをつなぐふたつのカンフツを、そのテキストではなく、川平の人々の儀礼実践の中からとらえなおす。

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  • 行ってはいけない 呪いの村
    -
    因習、怨念、怪異、事件、異形……知ってはいけない禁忌の真相! 集落、奇習の地、事件現場、辺境の島など日本全国の「いわくつきの地」を舞台にした“世にも奇怪な物語”。見てはいけないもの、触れてはいけないことが、この世には間違いなく存在する――。チャンネル登録者数29万人超、都市伝説系YouTuberとして人気の「都市ボーイズ」が監修。
  • イツキ
    4.0
    1873年、神道を国教とする君主国家・大和(ヤマト)の陸奥国。岩木山麓のイタコ集落で暮らす少女・斎(イツキ)は、父に教えられた祭文を神社で偶然唱えたことから、岩木山大神・顕国魂神(ウツシクニタマノカミ)と出会う。 その晩、巫女禁断令の発令と共に襲撃される集落。母と姉を殺され、自らも瀕死の重傷を負った斎は、顕国魂神と契約することで神の力を手に入れるが、それは人の道を捨て修羅を行く、復讐の旅の始まりだった……。 【COMITIA124頒布のスピンオフ『イツキ ~ふるさとの味編~』を追加収録!】
  • いつ来ても不思議でない連鎖する地震、古文書に見る恐るべき民話の真実。10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量10,000文字以上 11,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の20ページ程度) 【書籍説明】 二〇一一年三月の東日本大震災からわずか五年、熊本県で二〇一六年四月、阪神大震災クラスの内陸型地震が発生した。 前震、余震も含めた地震の回数はかつてない数を記録している。 九州を東西に横切るように余震が続き、まるで地震が連動しているようにも感じられた。 過去の事例を紐解けば、江戸時代に同じ順序で大地震が発生するなど、地震の連続発生は何回も起きている。 内陸型地震だけが続くこともあれば、海溝型地震が混じることもあった。 津波や液状化現象による地滑りが原因とみられる島や集落の消失は、各地で民話となって伝わり、 その前後には連動したと考えられる地震が国内で記録されてきた。 日本列島に暮らす限り、地震を避けて通ることはできない。 地震予知が可能になるまでは、歴史を教訓にして地震に備えることが大切だ。 各地の民話や歴史書に潜む真実を探ってみよう。 【目次】 一夜で海に沈んだ島の伝説が徳島県に 古文書に残る地震による島消失の記録 島消失の“真犯人”は正平南海地震? 大分県にも残る海に沈んだ島の伝承 沈没伝説が庶民の間で事実のように定着 沈没とは別に沿岸部の地滑り説も 近江長浜の集落が地滑りで琵琶湖の湖底へ 琵琶湖に沈んだ村を湖底で学生らが発見 わずか五日で三つの大地震が西日本で発生 東日本大震災を思わせる慶長三陸沖地震 東北の次に九州で地震、過去と現代の奇妙な一致 大分へ延びる余震も江戸時代と同じ 正平南海地震にも連動があった可能性浮上 安土桃山時代は地震の多発期 終戦前後にも大地震が連続して発生 【著者紹介】 高田泰(タカダタイ) 一九五九年、徳島県生まれ。 関西学院大学卒業。 地方新聞社で文化部、社会部、政経部記者を歴任したあと、編集委員を務め、年間企画記事、こども新聞などを担当した。 二〇一五年から独立し、ウェブニュースサイトなどでフリージャーナリストして活動している。 徳島県在住。
  • 田舎のコミュニティでの生き方。7つのツボを守れば溶け込める。その「オセッカイ様」は触らぬほうが良い神。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるシリーズは忙しくて読書の時間がない人のための本です。10分で読める範囲のミニ書籍です。(文章量5000文字~10000文字程度)「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣に執筆いただきました。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 田舎で生きてゆくということ 田舎で生きることを希望している、もしくはすでに始めた人たちがこの本を開いてくださったのだろう。 田舎で生きる喜びの一つに、都会にはなかった「人の和」があるかもしれない。 都会にも和がなかったわけではないだろうが、田舎の人のつきあい方はやや種類と深さが違う異質なものであり面白い。 近年、田舎暮らしを考える人の傾向として主だって増えている趣向は「人の和のなかで生きていきたい」というもの。その傾向が顕著になったのは2011年の大震災の直後から。 大都会のなかで帰宅することもままならず、見回しても知らない人ばかりという恐怖のなかで一夜を過ごしたという人たち。一方で、被災地からは身を寄せ合いながら究極の状況を乗り切ろうと助けあう東北のひとたちが連日報道された。 人の和のなかで生きるということの必要性を強く感じたのであろうか。 田舎暮らしが絶対的な善ではないと思う。でも、人間がコミュニティを作り助け合い、一つの集落を守ってきた日本古来の良きコミュニティ文化がまだ田舎には受け継がれている。あなたがそのなかの一員となり生きてゆくことを選択、幸せを見いだすことができるかどうかは、あなたの価値観とやり方に寄るものなのだ。 本書では、田舎へ住もうとする人をお手伝いする活動を通して都会で暮らしてきた人たちと田舎のコミュニティをつなぎ続けている筆者の経験から、それを“望むかもしれない”あなたに、その現実と実現の方法をご紹介する。 社会とは物理的なものではなく、人の集まり。 その小さな人の集まりが、この国を支えてきた。 我が国、日本の未来はこのコミュニティで受け継がれていくものだから幸せな国の根本は幸せなコミュニティの存在。 一人一人が幸せになることが幸せな国づくりにつながるのだ。ぜひ、本書を参考に幸せな国の基礎である田舎のコミュニティに属して頂きたい。
  • イノシシを獲る
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ワナは銃猟よりも低コスト省力的で誰にでも取り組める。しかし不適切な捕獲は取り逃がしを増やすだけでなく、餌付け(耕地・集落への誘引)を促し、かえって農作物被害を増やす。失敗しない捕獲法から肉の販売まで。
  • 伊平屋島民俗散歩
    -
    沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第7弾。 伊平屋村は、沖縄本島北端の辺戸岬から北西へ33kmの位置にあり、伊平屋島と野甫島の2つの島からなり、田名、前泊、我喜屋、島尻、野甫の五字にわかれている。昭和14年には伊是名村を分ち、現在に至る。 著者は現在でも伊平屋島に足繁く通う名桜大名誉教授で久米島博物館名誉館長と務める上江洲均氏。本書は伊平屋島の衣食住にはじまり、行事や風習、そしてそこに住む人びとの一生まで、まさに伊平屋島がまるごと収まった1冊である。 初版から20余年の時をへた伊平屋島もまた新たな変化を見せている。「近年、伊平屋島は活気に満ちている。圃場整備を終えた水田には稲作、畑にはサトウキビが以前のように栽培され、古くからの風景を見せてくれる。漁港が整備され、漁業が盛んに行われるようになった。ムラの公民館が近代的な建物に新築され、集落と集落を繋ぐ道路が美しく整備された。そこへ島の自然環境や歴史的遺産を保護し活用しようという考え方ができて、「景観保護条例」をつくることになり、私も専門家や島の人びとと共に会議に加わったのである。野甫島に空港建設の話も持ち上がっている。実現すれば島人の期待することがらの一つが実現されることになる。自然と神々の居ます伊平屋島の新たな時代となることであろう。―2012年電子版あとがきよりー」「本書は伊平屋島に限りない思いを寄せる著者が、過去十年余にわたる調査をもとに書きおろしたものである。著者のあたたかい人柄と民俗学者としての眼が達意の文章と相俟って、行間ににじみ出る島の営みは読む者を魅了してやまない。(1986年当時のあとがきより)。」
  • IMUM COELI 第1巻
    4.5
    この出会いは偶然か、それとも天の迦りあわせか!?孤独だった少年の運命が急速に廻りはじめる!!異形の怪物「虚空華(クラゲ)」の出現後、人類は地上から地下へ。生き残った人類は地下にコロニー(地下集落)を作り、狩人が捕ったクラゲの肉と核を利用して生き延びていた。「J」コロニーの狩人・此処郎(こころう)は、初猟で幼馴染・日日姫(ひびき)他チーム全員を失う。失意の中、満身創痍の此処郎は超大物クラゲと遭遇する…。森田将文が描く「IMUM COELI」(イムムコエリ)第1巻を存分にお楽しみください!【『オーズ連載』1話「初猟」1~4話「結成」まで収録。「イムムコエリ」補足雑記などオマケ付き!】
  • IMUM COELI『オーズ連載』 第1話 「初猟」1
    続巻入荷
    -
    異形の怪物「虚空華(クラゲ)」の出現後、人類は地上から地下へ。生き残った人類は地下にコロニー(地下集落)を作り、狩人が捕ったクラゲの肉と核を利用して生き延びていた。「J」コロニーの狩人・此処郎(こころう)は、初猟で幼馴染・日日姫(ひびき)他チーム全員を失う。失意の中、満身創痍の此処郎は超大物クラゲと遭遇する…。森田将文が描く「IMUM COELI」(イムムコエリ)デジタル連載第1話前編を存分にお楽しみください!
  • 入らずの森
    3.8
    陰惨な歴史が残る四国山中の集落・尾峨に赴任した中学教師・金沢には、競技中の事故で陸上を諦めた疵があった。彼の教え子になった金髪の転校生・杏奈には、田舎を嫌う根深い鬱屈が。一方、疎外感に苛まれるIターン就農者・松岡は、そんな杏奈を苦々しく見ていた。一見、無関係な三人。だが、彼らが平家の落人伝説も残る不入森で交錯した時、地の底で何かが蠢き始める…。ホラーの俊英が、ミステリ要素満載で贈るダーク・ファンタジー。
  • 宇宙考古学の冒険~古代遺跡は人工衛星で探し出せ~
    3.7
    衛星画像を分析して遺跡を探す「宇宙考古学」。現代では、より高解像度でマルチスペクトルな画像を用いることで、踏査の難しい砂漠や密林を探索し、古代の集落、道路、神殿、墓地などを発見することが可能だ。だが、ひとたび遺跡を見つけたなら、やはり発掘チームをつれて現地に赴き、地道な発掘作業が始まるのだ。気鋭のエジプト学者が、みずからの体験を軸に、考古学者の仕事とその魅力、宇宙考古学の最先端と可能性を紹介する。
  • 美しいばけもの 1巻
    -
    少年と獣は歩む、世界を識るために。 訪れた地に祝福を授ける、獣の姿をした神、”大神様”。その伝承が残る山間の集落は、一年中降りやむことのない、豪雪に苦しめられていた。”大神様”への供物が足りないためだと考えた住民は、とある少年を人身御供として差し出す。少年と”大神様”の出会いが、世界を大きく揺るがすことも知らずに…。少年×獣の、本格主従幻想譚、開幕。 (C)2023 Yomoko Yamamoto
  • 海の見える墓地
    -
    1~3巻440円 (税込)
    親子の愛と絆の物語。海辺の集落に住む家族が洪水に襲われ戦争に翻弄され、家長の死を越えて生きる姿は…… 夏の夕べ、無数の蟹が道を埋める海辺の集落『蟹のいる町』。洪水に遭い、戦争で家運が没落し、不運のうちに死を迎える『海の見える墓地』。引揚者の義兄の塩造りを手伝う青年の苦悩と夢『苦い塩』。生まれ故郷を出奔し夢を追う兄が、妹と再会し老いた母に宛て心情を吐露する親子の絆『母への手紙』。 【目次】 蟹のいる町 海の見える墓地 苦い塩 母への手紙 【著者】 畑村達 1926年 山口県生まれ。九州帝大工学部中退。教諭、司書、大学職員を経て日本文芸家協会会員。作家。主な著書に「今日と明日の間で」「昭和天皇と侍医長の死」「海と廃墟の街から」「炎の国、孤島の舞」電子本「オクツキの海」「嗤う瀧」「工場閉鎖」等がある。
  • 海の邪馬台国
    3.0
    古代の繁栄は、水辺を離れては成立しなかった。縄文都市・三内丸山遺跡も、弥生時代の代表的集落・吉野ヶ里も、海を窓口としていたから繁栄を手に入れたのだ。古代の“海”が生んだ壮大なドラマ…両者の共通点を探ることで浮かび上がってくる、邪馬台国の真の姿を追う!

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  • 運命の番は甘く惹かれ合う(1)
    1.0
    異性に触れることが出来ない特殊な体質のリーリアは、女神の結界に守られた集落で、ひっそりと日々を過ごしている。 幼い頃から恋に憧れる彼女は運命の人を切望していたが、18歳になった今ではもうとっくに諦めていた。 けれど、いつものように息抜きに訪れた泉で見慣れない人を見つけた。 褐色の肌に不思議な瞳をした青年のルカ。彼はリーリアを自分の運命の相手である「番」だと言う。 戸惑うリーリアに強引に口づけたルカはそのまま……。 無垢で素直なリーリアと、そんなリーリアを愛してやまないルカ。運命的な出会いをした二人は本当の恋を知っていく――。 お互いが溺愛執着カップルの甘い恋のお話。 <作者より> 無垢な美少女がとろとろに愛される話を書きたい!と楽しく書きました。 褐色ヒーローはとても良いです。初々しくも激甘い、異文化交流恋愛をお楽しみくださいませ♪ 『運命の番は甘く惹かれ合う(1)』には「プロローグ」~「甘いキス」(前編)までを収録
  • 運命の番は甘く惹かれ合う【完全版】
    2.0
    異性に触れることが出来ない特殊な体質のリーリアは、女神の結界に守られた集落で、ひっそりと日々を過ごしている。 幼い頃から恋に憧れる彼女は運命の人を切望していたが、18歳になった今ではもうとっくに諦めていた。 けれど、いつものように息抜きに訪れた泉で見慣れない人を見つけた。 褐色の肌に不思議な瞳をした青年のルカ。彼はリーリアを自分の運命の相手である「番」だと言う。 戸惑うリーリアに強引に口づけたルカはそのまま……。 無垢で素直なリーリアと、そんなリーリアを愛してやまないルカ。運命的な出会いをした二人は本当の恋を知っていく――。 お互いが溺愛執着カップルの甘い恋のお話。 <作者より> 無垢な美少女がとろとろに愛される話を書きたい!と楽しく書きました。 褐色ヒーローはとても良いです。初々しくも激甘い、異文化交流恋愛をお楽しみくださいませ♪
  • Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件
    -
    1巻770円 (税込)
    その村では、いじめは娯楽の役割を果たしていた。そして、村の決めごとで、いじめの対象とされている“サント”とは……。おぞましい因習が残る、青森県P集落。大学の同僚教授・三崎忍に同行し、二十年ぶりに帰郷する「私」には、苦い思い出の土地だった。途中の新幹線で、「私」たちは同じ場所を目指す心理カウンセラーの桜木と出会う。だが、雪で閉ざされた縁切り寺で「私」たちを待ち受けていたのは、世にも奇怪な、連続殺人事件だった……。長篇ミステリ小説。電子版あとがきを追加収録。 ●矢樹 純(やぎ・じゅん) 小説家、漫画原作者。1976年、青森県生まれ。実妹とコンビを組み、加藤山羊の合同ペンネームで2002年、「ビッグコミックスピリッツ増刊号」にてデビューする。『あいの結婚相談所』『バカレイドッグス』などの原作を担う。2012年、「このミステリーがすごい!」大賞に応募した『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』で小説家としてデビュー。2019年に上梓した短編集『夫の骨』が注目を集め、2020年に表題作で日本推理作家協会賞短編部門を受賞する。他の小説作品に『がらくた少女と人喰い煙突』『妻は忘れない』『マザー・マーダー』『残星を抱く』がある。
  • NHKカールさんとティーナさんの古民家村だより
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新潟の“奇跡の集落” すべては一組の夫婦が移住してきたことから始まったーー。 「ここは世界一美しい場所!」 「ここはパラダイス」。 過疎化に悩んでいた山間の集落をカラフルな古民家村に生まれ変わらせた ドイツ人建築デザイナーのカールさんとアルゼンチン出身の妻ティーナさん。 ここで第二の人生を送りたい。ここで子育てをしたいーー。 四季の豊かさとともに暮らす人々の、これは奇跡の物語です。 【冬】「やわらかい雪景色」に抱かれて 雪は友だち/毎日違った雪が降る/朝の始まりは、雪かきから/ 雪に閉ざされる冬だからこそ家の中に喜びが/暖かな屋根裏部屋で過ごす時間/ メールではなく、手紙を書く/花柄のソファでくつろぐコーヒータイム/ みんなワクワク! 雪の中のお楽しみ/一年の五穀豊穣と無病息災を祈ってーー賽の神/ 家族団らんの中心にあるのは薪ストーブ 【春】雪解け水の音とともに 「春の七雪」のあと、ようやく訪れる春/木は生きている/ 愛するガーデニングの季節/大切なハーブガーデン/お弁当を持って、山遊び/ タウエボチボチが咲き始めたら/緑はどんどん濃くなっていきます 【夏】草も木も、命みなぎる季節 耳をすませば、たくさんの生き物たちの声がする/笹の葉を摘んで、笹ずし作り/ どんどん育つ夏野菜/お楽しみいっぱい! 夏休みの子どもたち/ 真夏の日暮れ時、開け放した窓から涼しい風が…/古民家に暮らす 村に暮らす/ 口賭けた古民家に心奪われて/古民家は芸術品/窓からの眺めにこだわる/ 日本に導いた父の遺品/和と洋の心地よい融合/古いものを生かす遊び心/ 新たな古民家 第二の人生/住民どうし力を合わせて/季節ごとの集まりを大切に/ 古民家の心地よさをひとりでも多くの人に/こだわりの米作り、のびのび育つ子どもたち/ 東京では得られなかった「つながる」感覚/どこにいても、家族の気配が感じられる家/ 竹所はカールさんの「夢」 【秋】最高に美しい季節 秋はベストシーズン/収穫の秋 稲刈りに大忙し/おばあちゃんたちと、秋の珍味探し/ 自然の甘み、酸っぱさで、体、目覚める/秋が深まり、薪ストーブに火を入れる/ 【ふたたびの冬】 冬支度ーー春までの暮らしを考えながら/手作りのクリスマスリース/ カールさんとティーナさんのクリスマス/冬の一大イベント、村のクリスマスパーティ/ まつだいの町を歩いてみよう/カールさんが描く美しい街並み/ 古民家を見渡せる高台で/真の豊かさに気づかせてくれる場所
  • NFTビジネス活用事例100連発!
    3.0
    NFT専門の情報メディア「NFT Media」が、 6000を超える事例からビジネスの視点で 100事例を厳選! ●パリーグ Exciting Moments β...スポーツ選手のメモリアルシーンがNFTに ●バーバリアン...メタバースとリアルの両方で着られる日本初のWeb3ファッションブランド ●山古志村「Nishikigoi NFT」...限界集落「山古志村」が挑むWeb3×ローカル ●オカルト雑誌『ムー』...「開運デジタル護符」NFT特典付き特装版 ●天ぷら秘密結社10+メンバーシップNFT...天ぷらで世界平和を目指す秘密結社の話 ●NOT A HOTEL MEMBERSHIP...NFTを用いた2次流通可能なホテルの宿泊権利 ●STEPN...100万人の運動習慣を変えたライフスタイルNFT ●千葉工業大学...学修歴証明書をNFTで発行 ●BONSAI NFT CLUB...NFTを購入すると本物の盆栽が届く スポーツ、ファッション、地方創生、アニメ、音楽、アイドル・芸能人、アート、飲食、不動産、ゲーム、教育、その他の12カテゴリーに分類しどんな視点があったのかを徹底解説。NFTをビジネスに活かすためのヒント満載です! ※NFT Media...NFT専門メディアで、NFTに関連する企業のプレスリリースやインタビュー記事、コラム記事など日々配信している。
  • 煙鳥怪奇録 忌集落
    5.0
    忌み地を操る“土地遣い”の呪術。 福島県会津地方の集落で取材した実話怪談! 「何なのだろう、この不穏さは… 予測不能なルポタージュ、炸裂!!」 フジファブリック・加藤慎一氏も推薦! ネット配信の世界で大注目の怪談収集家・煙鳥。 放送で自らが取材した実話怪談を語ってきた彼が、 これは活字として記録すべきという格別に奇怪で空恐ろしい話を厳選して収録した実話怪談集。 ・福島県の集落に実在する人死や不幸が度重なる忌み地。 土地の因果を調べると衝撃の事実が…「土地遣い」 ・ご神木を伐った家に生まれる足だけの赤子の怪…「実家にて 神木と縁」 ・屋根裏部屋に出る鼠の死骸と押し入れに棲む謎の老人…「ひもじい」 ほか、人気怪談作家・吉田悠軌、高田公太の二人も参加、 煙鳥の怪談を再取材して書き下ろした。 実際の取材ノートや証拠写真も公開、この恐怖に身を投じよ。
  • 煙鳥怪奇録 ののさまのたたり
    5.0
    「かげさん、どした?」 「山口さん家入って人が死んだ」 「かげさん、今日は?」 「宮前さん家入ってまた死んだ」 「かげさんって誰なの?」 「ののさま」 子どもに憑いて死を運ぶ〈影〉と、死亡事故が多発する道路との因果 戦慄奇怪な実話取材録! 怪談収集家・煙鳥が体験者から聞き取りした怪異を自身で綴るほか、気鋭の怪談作家二人が煙鳥に再取材する形で記す異色の実話怪談集。 ・北海道で起きたヒグマの怪死事件。猟師が目撃した畏怖なる力とは…「チ・コッ・テレケ」 ・アパートの部屋で男の声で聞こえる謎の単語。意味も不明だがある日、聞こえ方に変化が…「へふぁいもす」 ・母方の血縁者が何人も同じ夢を見る怪現象。襖からのびてきた手が足を掴み引きずられる、その意味は…「襖」 ・柱の中、壁、床下に鏡が埋め込まれていた類似の目撃情報。何かを封じているのかそれとも…「鏡柱」 ・瞼の裏に浮かぶ男の泣き顔。祖母から譲り受けた形見の箪笥との因果…「瞼の男」 ・幼い頃、田舎の家で出会った男の子と裏山で遊んだ記憶。大人になって疑問が…「裏返る夏」 ・東北の集落で年に一度行われる男子禁制の秘密儀式。禁を破って潜入した男が見たものは…「女祭り」 ・子どもの影に憑いて移動する〈かげさん〉。かげさんに入られた家からは必ず死人が出るのだが…「ののさまのたたり」 他、膨大な取材録の中から厳選した不気味で奇怪な恐怖譚24話収録!
  • エーゲ海・キクラデスの光と影
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 エーゲ海に浮かぶキクラデス諸島。外階段の住様式や洞窟住居など特異な住居形式が魅了する集落・住居の詳細な現地実測調査に加え、年中行事や通過儀礼などの習俗、歴史、宗教、動物や植物とのかかわりなど、日々の生活の様相に踏み込んだ住まいと暮らしの調査研究の集大成。

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  • 老いる東京
    -
    空き家急増、3人に1人が高齢者の時代――。築地市場移転や五輪施設問題ばかり話題になるが、首都・東京の生活都市としての寿命は待ったなし。待機児童や高齢者対策に加え、建設から50年以上経つ道路や橋などインフラの劣化も進んでいる。東京への一極集中は限界で、“大都市は豊かだ”といわれた時代は終焉を迎えている。周縁部から限界集落化が始まるニュータウンなど、深刻化する東京の諸問題に、都政を長年見てきた著者が切り込む。
  • 黄金郷伝説〈人の巻〉慶長太平記
    -
    名古屋三四郎を預けるために頼った会津では留まることができず、友右衛門と野笛の一行三人は越後へと向かった。 山間の集落、阿田村で友右衛門と野笛は正式な夫婦となりしばしとどまった後、城下へ。まさに徳川秀忠の弟、家康の六男、松平忠輝が入封したばかりで新興の国の勢いがあった。 三四郎は家中の重臣の家に預けられている、忠輝との対面も果たす。三人はしばらく落ち着いた生活を送ることができるが、真田昌幸の訃報が届き、世情はまた緊張感を増していく。 果たして三四郎、友右衛門、野笛らはどこへ向かうのか……。 壮大な歴史物語の完結編!
  • OKINAWA LITTLE TRIP Vol.11 みなみ 6
    -
    魅力的な沖縄の若者をフューチャーし、共有した旅の軌跡や様々なイメージを沖縄在住のフォトグラファー青塚博太が撮影するシリーズ。 みなみちゃんとの2泊3日のヤンバルの旅2回目。今回は沖縄今帰仁村の集落や海岸、夜の本部町の街を巡ったフォトセッションです。あいにくの天気で肌寒い1日でしたが薄着で頑張ってくれました。みなみ⑥をどうぞお楽しみ下さい。
  • 奥多摩 山、谷、峠、そして人
    4.3
    奥多摩に通って50年余り。大きく変わった奥多摩の表情と、今も変わらない山々の魅力に迫る。 『山と溪谷』誌に18年1月号からの連載「奥多摩 山、谷、峠、そして人」に加筆し書籍化。 川苔山、三頭山、雲取山など、ハイカーに人気の山々から、 飛龍山、将監峠、唐松尾山といった訪れる人の少ない多摩川源流域の山まで、 奥多摩を熟知した山岳ガイドの著者が山々の個性を綴る。 著者が山登りを始めた約半世紀前の奥多摩と、現代の山を行き来しながら、 奥多摩の魅力、変わったもの、変わらないものを見つめる。 前著『奥秩父 山、谷、峠そして人』(2011年)に続く、待望の一冊。 ■掲載する主な山 笠取山/棒ノ折山/浅間尾根/川苔山・逆川/酉谷山(黒ドッケ)/大常木谷/三窪高原と倉掛山/ 小河内峠/生藤山、三国峠/奥多摩の大雪/三頭山/雲取山/唐松尾山/奥多摩の森、花...何が起きたのか/ 川苔山。最も変化に富んだ、手ごわい山/秋川上流の沢/奥多摩主脈の中核・御前山/奥多摩の入口・高水三山/ 北秋川、日原、一ノ瀬高原...奥多摩の集落/奥多摩の林道、車道。できる前、できた後/鷹ノ巣山、六ツ石山/ 鶴川上流と、秋川上流を分ける笹尾根
  • 奥の奥の森の奥に、いる (1)
    完結
    4.0
    この森は狂ってる――。地図にも載っていない人里離れた森の奥。高い塀に囲まれた集落に暮らす少年・メロは、外に出る自由こそないものの気の合う同い年の仲間たちとささやかながら幸せな日々を送っていた。だが、15才となったある日、仲間たちと集落の地下に連行されたメロは、恐ろしい儀式に参加させられ……!? 異形の咆哮がこだまするノンストップ・ホラー・サスペンス開幕!!!
  • おじろくおばさ(単話版)<中国・生娘孕ませ小屋>
    -
    長兄以外は奴隷扱い!? 孤立した集落の人権なき因習! ※この作品は「中国・生娘孕ませ小屋」に収録されております。重複購入にご注意下さい。
  • 乙霧村の七人
    3.5
    かつて乙霧村で、戸川稔という男に一家五人が殺されるという凄惨な事件が起きた。あれから二十二年──この事件を題材に『乙霧村の惨劇』という作品を書いた泉蓮が顧問を務める大学の文学サークルのメンバー六人がこの村を訪ねる。事件当時と同じ豪雨の中、彼らは斧を持った大男に襲われる。閉ざされた集落で一体何が起きたのか!? 戦慄のホラー・サスペンス!
  • おとな旅プレミアム 飛騨高山・白川郷 飛騨古川・下呂温泉 第4版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●本書は、同名の紙媒体の出版物(紙書籍版)を底本として作成しているため、内容は、原則、紙書籍版印刷当時のものとなります。 ●ご購入前に必ず、当説明文末尾の【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】をご確認ください。 昔の日本の暮らしと美しさを知る旅 山々に守られた奇跡の集落と名湯 祭りの輝き、新たな宿、風土に育まれた食 古い町並み周辺、高山駅周辺、東山寺町、高山陣屋、飛騨の里などの高山、飛騨古川、下呂温泉、群上八幡、白川郷・五箇山、奥飛騨温泉郷の「歩く・観る」「買う」「食べる」「泊まる」の最新情報をアップデートした’24-’25年版。 ラグジュアリーヴィラ谷屋の改修オープン、フェアフィールド・バイ・マリオット岐阜の開業など、飛騨高山の自然やグルメを満喫できる新たな施設や飲食店などが続々誕生の最新ニュースも。 巻頭では日本三大美祭の一つ、高山祭を大特集。祭の由来、スケジュール、順路などだけではなく、春の山王祭、秋の八幡祭まで徹底解説します。 続いては中橋、乗鞍スカイライン、平湯大滝、白水滝、北アルプス大橋など、山国を彩る四季の絶景をダイジェスト。 白川郷・五箇山では、世界遺産である「奇跡の山里」荻町合掌造り集落をクローズアップ。 イラストと写真による合掌造りの構造解説から始まり、合掌造りの宿、山里グルメまでを取り上げます。 「食べる」は、飛騨牛ステーキ&すき焼き、極上懐石料理、フレンチ&イタリアン、飛騨そば、高山ラーメン、町屋&古民家カフェ、滋味あふれる山里グルメ、老舗酒蔵の銘酒までが満載。飛騨家具、伝統工芸、朝市の情報も掲載されています。歴史特集の高山では、城主・金森氏が京や江戸の文化を伝え、小京都と謳われた優雅な文化を築き上げた歩み、多くの伝説を生んだ技術者集団・飛騨の匠が辿った軌跡、円空が彫り続けた仏像と出会う旅を紹介。白川郷では合掌造りの集落が生まれた背景とその暮らしや風習を説明します。詳細な別冊地図で安心ナビゲート。 トラベルカレンダーで1年を通した気温、降水量、気候、イベント開催、開花情報、旬の食材などが一望。 【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】 ●特典がある場合の利用期限は、紙書籍版の利用期限が適用されます。 ●構成および一部の表記について、紙書籍版と異なる場合があります。 ●紙書籍版のような、「別冊があり、取り外して別冊ごとに使用すること」はできません。 ●紙書籍版とは色味が異なる可能性があります。また、フルカラーページや網掛けページがある場合には、モノクロ端末では見づらくなる可能性があります。ご購入前に、必ず、電子書籍版のサンプルにて表示状態をご確認ください。
  • 驚きの地方創生「京都・あやべスタイル」~上場企業と「半農半X」が共存する魅力
    3.0
    京都府北部、人口35,000弱の地方都市が〈地方創生〉の観点から注目されている。 『里山資本主義』の藻谷浩介氏も絶賛する、その理由とは? 綾部の魅力、潜在力を、『1』行政の取り組み(水源の里条例や世界連邦都市宣言など)『2』綾部発祥、グンゼの創業者・波多野鶴吉の人づくり『3』やはり綾部発祥、日東精工の地域貢献(絆経営)4新しいライフスタイル「半農半X」といった視点から取り上げ、地方創生――人づくり、モノづくり、街づくり――という点で、綾部から学べるものを紹介する。 『里山資本主義』や『デフレの正体』などのベストセラーを著した藻谷浩介氏も、「綾部は世界のどこに出しても胸を張れる全国でも数少ない街。ここに日本と世界の先端があります」と推薦している。人口35,000にも満たない小さな都市が、なぜここまで元気なのか――3世帯四人しか暮らさない集落に年間3,000人以上が訪れる理由。四つある綾部市の第三セクターすべてが10年以上黒字基調の健全経営、グンゼと日東精工、東証一部上場企業がなぜ今も綾部に本社をおいているのか――といったことを掘り下げていく。
  • 驚きの地方創生「限界集落が超☆元気になった理由」
    -
    なぜ京都・綾部市は限界集落を再生・元気にしているのか? 本書には地方創生の秘訣やヒントが満載! *「(活性化は)いまさらもう無理」「なにをやってもダメ」とあきらめていたおばあちゃんたちが「これまででいちばん幸せ」と俄然元気になった理由は?*荒れ果てた杉林を間伐したら、400万株のシャガの花を発見! 毎年一万人が来る一大観光スポットに!*地元の小さな山に手を入れることで、週末トレッキングで注目!*自分たちが忘れていたものが、集落外で思わぬ評判に。右肩上がりに販売数を伸ばす「瀬尾谷粕漬」等々 本書はこういった、限界集落を水源の里に呼び換えて「再生」を図っている、京都府綾部市の16集落の事例を紹介しています。そして「水源の里」という考え方は全国へと広がり、「全国水源の里連絡協議会」が生まれ、現在全国161の市町村が参加しています。綾部以外の取り組みも最終章で紹介しています。集落再生、まちづくりのヒントになるだけでなく、暮らしやビジネスヒントにもなるものでしょう。
  • 鬼の戀隠し【イラストあり】
    2.0
    大学で民俗学を専攻する静夏は、3年前の夏に自身が「神隠し」にあった「鬼伝説」が残る山間の集落をフィールドワークで訪れる。気乗りしないまま史跡の洞窟を調査しようとした時、管理人を名乗る神藤に立入禁止だと止められる。非友好的な彼になぜか懐かしさと親しみを覚えた静夏は、神藤の影に角があるのを見て思い出す。あの夏、洞窟から鬼の集落に迷い込み、鬼である神藤に恋したことを…。陵クミコ先生の口絵・挿絵も収録。

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  • 鬼の恋煩い~寵嫁は無垢な愛に溺れる~
    4.3
    「俺に溺れろ、雲雀。全部包み守ってやるから、お前は俺から離れるな」 ■月光に晒される絹のようにきめ細やかな素肌、男の掌が這うたびに、無垢な娘が淫靡に身を捩る姿は美しい。.逞しい体躯に稀有な美貌を持つ鬼でさえも魅惑してやまない……。天涯孤独の少女、雲雀は集落の大人たちに助けられ、慎ましくも美しく育ったが、雨鎮の儀式の生贄に選らばれ人身御供としてその清らかな身を捧げられることになった。先立った母を想い、意識を手放すも、目覚めた場所は見知らぬ岩肌の洞窟であった。そこの主である炎の鬼――焔童子は、雲雀を「恋し子」と呼び、ひたむきな情熱を向ける。純粋な焔童子を雲雀はいとおしく思い、かけがえのない存在になっていく。洞窟のなかで肌と肌を寄せ合い、与えられる悦楽を享受しては意識が朦朧とするほどの多幸感のなかふたりで思い描く「しあわせ」を想像する。しかし、ふたりの慎ましくもしあわせな日々を脅かす危機は間近まで迫ってきていた……。――これは心優しい鬼と無垢な少女との唯一無二の「しあわせ」な愛の物語。(ヴァニラ文庫うふ)※本作品にはイラストが収録されていません。
  • オフヴィレッジ 第三防御壁 1
    完結
    -
    その村の者は、その村で死んだ人間は生き返り、“屍遊者”と呼ばれる人ならぬ者となる。その屍遊者が、生きた人間を喰うと…。 地図にも載っておらず、頑強な3つの壁によって完全に隔絶された集落・猴神村で起こる怪異。 この村に生きる者は外に世界を知らぬ。ただ死の匂いに抗うのみ…。 陰謀と狂気が交叉する怪奇ホラー。
  • 俺様領主の甘美な誘惑~臆病な恋を終わらせて~
    3.8
    美貌の村娘マーガレットは、二十歳という若さだが三年前に川の事故で亡くなった婚約者が忘れられず、老人たちばかりが暮らしている限界集落でひっそりと暮らしている。マーガレットの幸せを願う村人たちは、村から出ようとしないマーガレットを歯痒く思っている。そんなある日、集落を訪ねてくる人があった。その美貌の青年は領主だという。傍若無人な態度の若き領主は、献身的なマーガレットに向かって「辺鄙な村に村人を縛っているのはお前だ」と言う。領主様を徹底的に避けるようになるマーガレットだが、ある日、山の幸を取りに行った先で、大雨に降られてしまう。翌日戻った村では、三年前と同じように川が増水し、今にも氾濫しそうになっている。濁流を前に身をすくませるマーガレットの腕を引く者があった。「馬鹿。しっかりしろ」俺様で毒舌な領主様が、まっすぐに愛を注ぎ、頑なで臆病になっているマーガレットを未来へと甘く誘う――。
  • 改訂版 日本ボロ宿紀行――懐かしの人情宿が“旅心”を刺激する
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歴史的宿から湯治宿、商人宿、駅前旅館まで、 古い建物を守りつつ営業を続けている宿にたまらない魅力を感じて旅する著者が、 実際に泊った全国の昔懐かしい人情宿を温かみのある言葉で紹介しています。 すなわち、ボロ宿とは最高の褒めことばです。 2023年現在、 日本はコロナ渦により旅行や移動に気を遣わざるを得ない状況にあります。 中には、長らく旅行に行かれていない方も多いでしょうが、 人間本来が持つ旅をしたい欲求は変わりません。 むしろ長い間我慢を強いられてきたぶん、よりいっそう強まっている気がしています。 願わくば、本書を読んだ方の「旅心」が刺激され、 ふと旅行に行きたくなったとしたら、これに勝る喜びはありません。 ※本書は『日本ボロ宿紀行』(2017年7月)『日本ボロ宿紀行2』(2018年2月、いずれも小社刊)を合本し、  新規の原稿を追加したものです。  その後、文庫になったり、テレビドラマ化されたベストセラー旅行記の改訂版です。  出版に際し、旧本の原稿は適宜、加筆、修正、削除等を行なっています。 ■目次 ●第一章 昔の姿を残す青森の湯治宿 ・八戸 新むつ旅館★明治の遊郭が転業した宿  ・五所川原 音治郎温泉旅館 ・黒石 温湯温泉 飯★共同浴場に通う湯治宿 ●第二章 花巻のお馴染み宿から、遠野へ ・花巻 大沢温泉・自炊部 ・遠野 旅館福山荘★民話の街に建つ古格あふれる旅館 ・花巻 鉛温泉 藤三旅館」 ●三章 つげ義春ゆかりの宿を訪ねて西伊豆へ ・伊豆 天城湯ヶ島温泉 白壁荘★名曲「天城越え」が生まれた宿 ・松崎 長八の宿 山光荘★つげ義春の漫画で知られる長八の宿 ・松崎 岩地温泉 民宿 大清水★西伊豆の高台に建つ食事自慢の宿 ●第四章 忍者の里をさまよい歩く ・伊賀 薫楽荘★忍者の里で百年の歴史を刻む宿 ●第五章 伊勢から鳥羽へ歴史を訪ねる旅 ・伊勢 星出館★外国人客に人気の大正レトロな町宿 ・伊勢 旅館 海月★美人女将が切り盛りする明治20年創業の宿 ●第六章 四国から瀬戸内を渡って尾道へ ・松山 道後温泉 ホテル椿館 ・大崎上島 きのえ温泉 ホテル清風館 ・尾道 佐藤旅館★絶品ラーメンがおススメの駅前旅館 ●第七章 鳥取の限界集落と出雲への旅 ・智頭町 河内屋旅館 ・出雲 持田屋旅館 ・境港 かぐら旅館 ●第八章 熊本の日奈久温泉から鹿児島へ ・八代 日奈久温泉 新湯旅館 ・出水 白木川内温泉 旭屋旅館 ●第九章 雪国を旅する ・横手 尾張屋旅館 ・角館市 高橋旅館 ・弘前市 石場旅館 ●第十章 震災後の東北を巡る旅 ・酒田 最上屋旅館 ・東鳴子温泉 まるみや旅館 ・千厩 能登屋旅館 ・能代市 民宿水月 ●第十一章 北関東で見つけた貴重宿に泊まる旅 ・寄居 山崎屋旅館 ・秩父 民宿みたけ ●第十二章 熱海から小田原へ昭和レトロを求めて ・熱海 福島屋旅館 ・小田原 日乃出旅館 ●第十三章 町にも宿にもドラマあり ・長浜市 三谷旅館 ・大津市 ホテル大津 ・鳥取市 旅館常天 ●第十四章 瀬戸内海の風と光に魅せられて ・小豆島 オリーブ温泉 小豆島グランドホテル水明 ・津山 あけぼの旅館 ・今治 ビジネス旅館笑福 ■著者 上明戸聡
  • 神楽月レジスタンス
    -
    狩人見習いの少年カガリは、毒に沈んだ地上を逃れて巨大な樹の上の集落で暮らす世界で、代々伝わる詩の勉強をするかたわら伝書鳩を育てている少女イズナとともに、子竜ラキと友達のように暮らしている。新たな樹へ移住するための訓練を続けるカガリは、ある日、狩りに旅立った年上の少年マサキたちが、敵の竜の襲撃を受けて大けがを負ってしまう。カガリの生まれ故郷を滅ぼし、両親の命を奪った存在の竜に対して、同じ竜の力で対抗しようと考えた大人たちは、ラキを機械で無理やり成長させて竜と戦わせようと目論む。機械を探すことになったカガリとイズナは、出会った賢者の口から、竜の生態とカガリの生まれ故郷が竜に滅ぼされた真実を知り、激しく動揺する。大人たちが待つ大樹を守り次の移住先のために竜と戦うのか。竜と共存し争いを避けるために力を尽くすべきなのか。少年少女が自ら選んだ未来とは?
  • 籠女の邑(1)
    完結
    4.1
    全3巻759円 (税込)
    そのムラは穢し、堕とし蹂躙する――。大学生・岩松(いわまつ)が人里離れた集落(ムラ)で出会ったのは、謎の姉妹。その美貌の一族に魅せられた者には、血塗られた兇事が訪れるという。いま、古き因習と宿業が織り成す歯車が廻り出し、岩松たちの運命を噛み砕いていく……!! 最注目作家が解き放つ、エロス×タナトス×サスペンス・ホラー!! 傑作エロティック・サスペンス『ブラックウィドウ』前編も特別収録。
  • 壁の男
    4.3
    彼はなぜ絵を描き続けたのか? 〈最後の一撃〉が読者の心を撃ち抜く感動の傑作長編。 北関東の小さな集落で、家々の壁に描かれた、子供の落書きのような奇妙な絵。 決して上手いとは言えないものの、その色彩の鮮やかさと力強さが訴えかけてくる。 そんな絵を描き続ける男、伊苅にノンフィクションライターの「私」は取材を試みるが、寡黙な彼はほとんど何も語ろうとしない。 彼はなぜ絵を描き続けるのか――。 だが周辺を取材するうちに、絵に隠された真実と、孤独な男の半生が次第に明らかになっていく。 〈最後の一撃〉が読者の心を撃ち抜く感動の傑作長編。 解説・末國善己
  • 釜野物語
    -
    1巻1,386円 (税込)
    湘南の海から数キロ内陸の集落で、8歳の晶子は、曽祖母のミナ、祖母のキヨ、母の弓子と暮らしていた。この家では祖父の話はタブーだった。晶子の父は家を出たきり、3年も帰らない。父の記憶はおぼろげだ。でも、女ばかりのこの家で、晶子はささやかな幸せがずっと続くものと信じていた。だが、夏休みに、思いがけず出自を知ることになって……。「運命」に翻弄される少女の物語。
  • かみがみ~最も弱き反逆者~(サーガフォレスト)1
    4.0
    「最も弱き魔物」コボルトの狩人シェートは、自らの住む集落を焼かれ、仲間を皆殺しにされる。 それを為したのは異世界より召喚された、絶対無敵の鎧を纏った勇者、逸見浩二。自身も深手を負い、瀕死となった彼は、それでも自らの愛するものを奪った勇者に復讐を叫ぶ。その声に答えたのは、天界で廃神(すたれがみ)と嘲われる女神、サリアーシェ。 これは、世界を救う勇者に復讐を望んだ一匹の魔物と、それに答えた女神の物語。
  • かみがみ~最も弱き反逆者、異世界チート勇者を討つ~ 1巻
    完結
    3.3
    「最弱の魔物:コボルト」のシェートは、自らの住む集落を焼かれ、仲間を皆殺しにされる。それを為したのは異世界より召喚された、絶対無敵の鎧を纏った勇者だった。自身も深手を負い、瀕死となった彼は、それでも自らの愛するものを奪った勇者に復讐を叫ぶ。その声に答えたのは、女神・サリアーシェ。これは、異世界からきた最強チート勇者に討つべく、一匹の魔物とそれに応えた女神の復讐の物語。
  • 神山―――地域再生の教科書
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    人口わずか5000人の限界集落に全国から企業や移住者が集まり、この春には「神山まるごと高専」も開校!地域の中でどんどんプロジェクトが生まれ、イノベーションが起こり、そして町が進化していく徳島県神山町。「地域再生」のお手本として全国から視察が訪れるこの町の強さの神髄を明かした。
  • 唐川びとへ ~精霊たちの庭 出雲・唐川
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 和が濃い、唐川 神話と風土記の国、島根県出雲市の山あいの集落・唐川。 山上の巨大な岩倉に見守られるような、茶畑の広がるあたたかな風景。 そこに和やかに慎ましやかに、ときに晴れやかに暮らしをたてる人びと──。 百七十点余のカラー写真と折々の文章で綴るドキュメント。      唐川は戸数五十四、人口百七十九のちいさな集落。 島根半島の西端、出雲北山の山間に、大部分が荒木姓の人びとが暮らしています。 八世紀に著された『出雲国風土記』に記されている韓竈神社の氏子たちです。 二十五年に一度の遷宮に出会って以来、その唐川びとに魅せられた著者が、 二〇〇八年まで十年にわたって記録してきた写文集です。 春の新茶摘みと新茶まつりの賑わい、韓竈神社に集う人びと、 大祭の獅子舞や神楽の熱気、荒神さまや山神さまへの親しみ深い祈り、 紙漉きをする人、その材料であるみつまた刈りに精出す人……。 どのページからも、唐川びとの地道で確かな日々の表情が、 生き生きと立ち上ってきます。 自然の精霊たちとの交感にあふれた、ほのぼのと心温もる一冊です。 The scenes of the village ? an old man harvesting mitsumata (oriental paper bush), a couple making paper from this mitsumata, all the generations in the village taking part in a sports event, a man singing to warblers while walking in the forest, elementary school pupils crossing over the mountain ? offer a tranquillity our modern society seems to have long lost. The people there lead a natural life shaped by their various seasonal festivals.
  • 【電子限定おまけ付き】 可愛いのも嫁のおつとめ
    4.8
    小さな集落・浅瀬村。祖母の遺品を整理しに来ていた元料理人の菅原敬吾は、近くの川で不思議な男の子と出会う。「恩返しをするため嫁にしてほしい」と全裸で飛びついてきたその子は見た事もない可愛さだったが、名前はない、お風呂も電気も知らない、そもそも人間じゃないなどと言い出したため、見た目と違った闇を感じた敬吾は不憫に思いその子――綺麗な緑の目をしていたので“翡翠”と名づけ、しばらく匿ってあげることに。何も出来ないけど素直な翡翠の面倒をみるうち、職を失って傷ついた敬吾の心は癒され、もともと可愛い翡翠がもっと可愛く感じ始めて――? 電子限定書き下ろしSS収録!! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
  • 神主と村の民俗誌
    4.5
    氏神から産土神、株神を祀る。集落や同族、一家で神々を招くたびに役割を果たす神主の仕事とは? 祈祷・祭りと村の暮らしを描く。
  • 嶽神伝 無坂(上)
    4.3
    実父・信虎を追放した武田信玄が目論む諏訪攻略の前夜。山に暮らす木暮衆の無坂は、のちに勝頼の生母となる幼い姫の命を救う。血で血を洗う乱世の中、流浪を宿命とする山の民も否応なく政争に巻き込まれ、集落同士が生き残りをかけ死闘を繰り広げる。熱狂的ファンを生んだ『嶽神』が甦る!<文庫書下ろし>
  • 嶽神伝 孤猿(上)
    4.3
    深い森の奥に子供を売り買いする「ひと市」が立つ。集落が生き残る術として――。甲斐の虎と越後の龍の一触即発前夜、隠居館で暮らす信虎の息子が攫われた。七歳の太郎の行方を追って、武田・長尾・今川・北条、それぞれの欲と思惑のため忍びが暗躍、無坂ら山の者は義と情のため戦い抜く。<文庫書下ろし>
  • 【合本版1-2巻】転生難民少女は市民権を0から目指して働きます!
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    ※本作品は最新作を含む合本版です。収録書籍をご確認の上、重複購入にご注意下さい。 【「転生難民少女は市民権を0から目指して働きます!」1-2巻を収録した合本版!】 目指せ!ほかほかごはん! 目標は脱難民! コツコツ努力の転生少女にきゅんが止まらない! 異世界のんびり冒険ファンタジー! ※本電子書籍は「転生難民少女は市民権を0から目指して働きます!」1-2巻を1冊にまとめた合本版です。 (収録書籍) 転生難民少女は市民権を0から目指して働きます!【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 転生難民少女は市民権を0から目指して働きます!2【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 【あらすじ】 リルのお腹の虫が鳴いた。転生した先は難民集落な上に、働かない両親のせいで仲間外れ。枯草の上で眠る毎日は不安だらけだ。でも、ギルドに登録してBランク冒険者になれば町に住めると知り、一念発起! ゴミ回収に掃除、Fランクの小さな依頼から、真面目に一生懸命お仕事スタートすることに。初報酬で向かったのは、生まれて初めて入る“町の食堂”! 夢にまでみた串焼きは、涙が出るほど美味しくて……? 「ほかほかご飯のためなら、どんなクエストもどんとこい!」 目指すは脱難民! コツコツ努力の転生少女にきゅんが止まらない! 異世界のんびり冒険ファンタジー!
  • 消えた山人 昭和の伝統マタギ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 昭和最後の9年間、わずかに残る伝統マタギの集落に通い、狩り、皮はぎの神事、熊祭り、山の神祭り、小屋がけ、火起こし、装束や猟具など撮影した記録。347枚の写真と聞き書きから伝統マタギの全貌が浮かび上がる。
  • 記憶に残る廃村旅
    3.7
    かつてそこには人の営みがあった集落。生活の基盤があり、小規模な……場合によっては大規模な学校があったところもあった。しかし、さまざまな事情から、人々はその地を離れ、やがて無住になった。本書は、冬季無住集落や1戸が残る集落なども含めて、そうした集落への旅と調査を綴ったものだ。 現地で出会った人たちに話を聞き、いくつかは繰り返し訪問している。主な交通手段は、バイクから電車・飛行機と自動車の組み合わせへとシフトしている。船や自転車に乗ったり、山歩きすることもある。40年半、1025カ所を探訪した旅の記録から、さまざまな観点で50の集落を収録している。 【収録集落】 ●北海道 夕張市北炭夕張 美唄市東美唄 神恵内村オブカル石 滝上町中雄柏 浜頓別町山軽 ●東北 青森県六ヶ所村上弥栄 岩手県宮古市岩田 秋田県大館市深沢 由利本荘市袖川 山形県大石田町三和 福島県会津若松市大巣子 ●関東 群馬県嬬恋村石津鉱山 埼玉県秩父市岳 東京都奥多摩町峰/倉沢 ●甲信越 新潟県新潟市西蒲区角海浜/津南町上日出山 長野県飯山市堀越/豊丘村野田平/飯田市大平 ●東海 静岡県浜松市天竜区小俣京丸/大嵐 岐阜県揖斐川町戸入/本巣市黒津 三重県松阪市峠 ●北陸 富山県富山市高清水/南砺市下小屋 石川県小松市津江 福井県大野市熊河/池田町割谷 ●関西 滋賀高島市北生見 京都府京都市右京区八丁 和歌山県紀の川市今畑/白浜町大瀬 兵庫県豊岡市金山 ●中国 鳥取県鳥取市杉森 広島県世羅町八田原 山口県岩国市右穴ヶ浴/萩市尾島 ●四国 愛媛県西条市今宮/今治市比岐島 高知県北川村竹屋敷/香美市上岡 ●九州 長崎県長崎市端島/小値賀町舟森 熊本県山都町内大臣/五木村中道 宮崎県西都市吹山 鹿児島県阿久根市本之牟礼 ●沖縄 沖縄県竹富町宇多良
  • 季刊地域57号(2024春)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 農家の高齢化や減少により増える遊休農地の活用策を探るシリーズの第3弾です。「誰が?」では、1年前の農地法改正で農地を新規に取得する際の最低面積基準(下限面積)が廃止になった影響を検証しました。これまで農地を持たなかった人が小さい畑を取得する動きが各地で生まれています。農水省が8割の農地を担い手に集積するという政策を進めた結果、農家も農地も減少していますが、兼業・多業による小さい農業が新しい「農型社会」をつくります。「なにで?」は農地の粗放利用に向く品目を取り上げています。注目はヘーゼルナッツ。近年、輸入量が急増しているヘーゼルナッツを、遊休農地を活かして生産・販売する動きが長野の積雪地帯から全国に拡大中です。「どうやって?」コーナーでは、使い切れない農地を地域で活かすために使える制度・仕組みを取り上げました。また、この4月から施行になる「相続登記義務化」について特集内で詳しく解説しています。 <目次> 今号の撮っておき! 「中干し延長」にやっぱり違和感 特集 「使い切れない農地」活用 part3 農地を守る 誰が? 何で? どうやって?  誰が? たとえば下限面積廃止でどうなった?   狭い農地はこの町の農業の強みだった! 広島県熊野町農業委員会事務局 内田直人  なにで? たとえばこの品目で粗放利用   ヘーゼルナッツ 寒さに強く栽培が簡単 長野県長野市・岡田浩史さん、晃治さん   ダッタンソバ 耕作放棄地326haで有機栽培 神門 石井弘道   イタドリ 高齢でもできる 休耕田1.3haを活用 高知県中土佐町 戸田晴喜   ヨモギ 山形県鮭川村 長田邦彦/JAえちご上越営農部販売課 後藤直行   ボタンボウフウ 香々地べジファーム 渕秀幸   オオシマザクラ 京都よさの百商一気 小長谷健   ヒツジ 岩手県花巻市・ひつじ農園はなまき  どうやって? 人と農地のための仕組み・制度を活かす   農村RMO 中山間直接支払 農家以外を巻き込む 貸し農園と地域運営組織 愛媛県東温市奥松瀬川地区   最適土地利用総合対策 力作のジオラマで始まった新事業 長野県松川町大沢地区   養蜂農家と連携 使い切れない農地を蜜源に 鹿児島県枕崎市田布川地区   地域まるっと中間管理方式 不在地主問題に先手、これは農地と地域を守る手段 鳥取県日南町 糸田川啓   兵庫いきいき農地バンク 集落まるごと農地バンクへ 兵庫県丹波市 竹内真泰  相続登記の義務化 恐れるに足らず 司法書士 鈴木慎太郎   所有者不明農地の活用法 もの申す  スマート農業をアグロエコロジーからみると カリフォルニア大学サンタクルーズ校 村本穣司  非現実的な「原発3倍」宣言 温暖化対策にはなりえない 東北大学教授 明日香壽川 集落  むらの足 小さな稼ぎと合わせ技! 毎月定額乗り合いタクシー 井田屋 板倉満幸  補助金を利用した移動支援がやりやすくなった 全国移動サービスネットワーク 伊藤みどり  川谷もよりのビジョンづくり② 新潟県上越市 鴫谷幸彦  新連載 空き家のミカタ① 神山町移住交流支援センター 吉田涼子  ご当地おもしろスポーツ② ゲッター・木ッター・立ッター 農  集落営農も 有機で元気になる!  移住者6人が担う 有機農業でツルも子供も増やす ファームつるの里 森次高志  懐かしくてうれしい生きものの多様性 橋波アグリサンシャイン 三島大地  総面積約100haで有機農業 ファーム広瀬 庭本久則  新連載 地方で挑戦するあなたへ 地域マーケティング講座① くつろぎたいのも山々 猪原有紀子  新連載 唄は農につれ農は唄につれ① ノンフィクション作家 前田和男 防災  岩手県初の田んぼダム235ha、四つのパターンから選ぶ 岩手県紫波町・水分上地区環境保全活動組織 山・里山  私たちイチから山づくり始めます 境界確認をやってみた 愛知県岡崎市 加藤隆人  山の資源状況がつかめる「航空レーザデータ」 奏林舎 唐澤晋平  流通を変え、稼げる山づくりを実現 木材コーディネーターに注目だ ウッズ・能口秀一さん 地撮り!27 廃校利用のキャンプ場が人気 『季刊地域』ホームページがリニューアル 田舎カフェ10 季節ごとに変わる畑を眺める 青森県八戸市 川村久美 ゆるくらジャーナル 本・映画 輝く図書館 読者の声
  • 鬼訊怪談
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    怪奇アングラーが釣り上げる戦慄の実話怪談 「両腕はものすごい力で引っこ抜かれたかのようにざくざくになって…」 夜ごと訪れる、酸鼻極まる異形のおんな―― (「検品のおしごと」より) 希代の釣りキチ怪談作家・渡部正和が引き当てた禁忌級の逸話ばかりを凝集した実話怪談集。 ・水中から伸びる瘡蓋だらけの腐った腕と襲いかかる死霊の恐怖「釣行夜話 湖沼釣り編」 ・怪しげな倉庫仕事で憑いた無惨な異形「検品のおしごと」 ・牌によって奈落に堕ちる人間の絶望と怨嗟を描いた怪奇連作「麻雀狂・三態」 ・帰宅した自室で遭遇した異様すぎる呪術の痕跡「骨」 ・東北の某集落に伝わるおぞましい風習を記録した人怖譚「儀式」 ・結婚式場の廃墟を訪れた男の日常にひたひたと迫る花嫁姿の怪異「ゴンドラ」 ――など26話収録。
  • 鬼人幻燈抄 ~水泡の日々~ 舞台版シナリオ
    5.0
    2020年3月、時代絵巻AsHによって舞台化された小説「鬼人幻燈抄 葛野編 水泡の日々」の台本を電子書籍化。 江戸から百三十里離れた山間の集落・葛野。そこには、産鉄を生業とし、“いつきひめ”と呼ばれる火の巫女を尊び、穏やかに暮らす人々がいた。しかし、いつしか平安は破られ、鬼が葛野を狙う。いつきひめを守る巫女守として鬼と対峙する青年。「人よ、何故刀を振るう」鬼の問い掛けが、青年の心を揺さぶる。これは終わりの始まりの物語。鬼たちの愛(かな)しみは時を越える。
  • 鬼 畜 《阿弥陀仏よや、おいおい》(電子復刻版)
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    樫尾卯吉は高知の山峡にはりついた小集落に生まれた。唖のように物いわぬ子だった。徴兵をのがれて流浪の生活が始まった時、彼の人生は狂った。――捕えられて入営、やがて脱走、放火、殺人未遂、軍法会議。人生をやりなおそうと思った時もあったが、所詮、鬼畜のような殺人人生だけが彼の宿命だったようだ。酸鼻な犯罪行為と息をのむ現場描写で、著者が新ジャンルを開拓した社会派ドキュメント!

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  • 吉備の弥生集落
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 住居跡や生活用具などから弥生時代の集落の実像に迫る。上東遺跡をはじめ、吉備各地の集落遺跡の詳細を紹介し、人々の暮らしを浮き彫りにする。
  • 救国ゲーム
    3.7
    1巻2,420円 (税込)
    “奇跡”の限界集落で発見された惨殺体。その背後には、狂気のテロリストによる壮絶な陰謀が隠されていた――。〈ドローン無差別攻撃〉のタイムリミットが迫るなか、集落の住人である陽菜子と〈死神〉の異名を持つエリート官僚・雨宮は、日本の存亡を賭けた不可能犯罪の謎に挑む。俊英が放つ、堂々たる本格ミステリ長編。
  • 九州 古墳・古代遺跡 探訪ベストガイド
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 68箇所の遺跡や古墳、博物館を写真と図解で詳細にご紹介します! ★ 福岡県・大分県・長崎県・佐賀県・宮崎県・熊本県・鹿児島県・沖縄県 ★ 板付遺跡 八女古墳群 金印公園 吉野ヶ里遺跡 原の辻遺跡 チブサン古墳・オブサン古墳・鍋田横穴群 西都原古墳群 沖ノ島祭祀遺跡…etc. ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 九州は考古学、古代史ファンにとって、話題の宝庫だ。 われわれの祖先と大陸、朝鮮半島、南洋の島々との交流の歴史は、まさにロマンと呼ぶにふさわしい豊かさに満ち満ちている。 数千年の時を超えた豊富な発掘資料と最新科学を駆使した探求心によって、「時の壁」がつくった数々の謎も着実に解き明かされてきた。 旧石器時代にまでさかのぼる九州・沖縄各地の遺跡群(古墳・装飾古墳・横穴式墳墓・列石・洞窟など)は、それぞれの時代における祖先の汗と涙、そして喜びに満ちた営みを具体的に語ってくれる。 日本列島の北部にその痕跡を多く残す縄文文化も、実は南九州でさきがけて隆盛を迎えようとしていたが、火山噴火という巨大な自然災害によって一瞬のうちに滅びたのだった。 また、縄文時代に終止符を打った水田稲作はもちろん、大陸の先進文化をまず受け入れ、列島に伝播させていったことを示す遺構も北部九州で次々に発見された。 奈良盆地におこった前方後円墳や大和朝廷の勢力の広がりと九州のただならぬ関係も、遺跡やその出土品に謎解きのキーワードがいくつも秘められているようだ。 個々の遺跡の面白さからワンダーランドに足を踏み入れる方法もある。 大きな歴史や文化の流れに沿って遺跡を巡り歩いてみると、古代人が見たものと同じものを目の当たりにする壮大な楽しみを味わうことができるだろう。 知的好奇心の旅へ、出かけてみよう。 本書では、特別・国指定史跡を中心に九州・沖縄にある遺跡や博物館などを県別に掲載しています。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 福岡県 * 板付遺跡 いたづけいせき * 野方遺跡 のかたいせき * 沖ノ島祭祀遺跡 おきのしまさいしいせき ・・・など全25箇所 ☆ 佐賀県 * 東名遺跡 ひがしみょういせき * 佐賀県立博物館 さがけんりつはくぶつかん * 菜畑遺跡 なばたけいせき ・・・など全4箇所 ☆ 長崎県 * 泉福寺洞窟 せんぷくじどうくつ * 福井洞窟 ふくいどうくつ * 原山支石墓群 はらやましせきぼぐん ・・・など全4箇所 ☆ 大分県 * 横尾貝塚 よこおかいづか * 早水台遺跡 そうずだいいせき * 安国寺集落遺跡 あんこくじしゅうらくいせき ・・・など全6箇所 ☆ 熊本県 * 江田船山古墳 えたふなやまこふん *  田川内第1号古墳 たのかわちだいいちごうこふん * 熊本博物館 くまもとはくぶつかん ・・・など全16箇所 ☆ 宮崎県 * 西都原古墳群 さいとばるこふんぐん * 持田古墳群 もちだこふんぐん * 蓮ヶ池横穴群 はすがいけよこあなぐん ・・・など全5箇所 ☆ 鹿児島県 * 指宿橋牟礼川遺跡 いぶすきはしむれがわいせき * 宇宿貝塚 うしゅくかいづか * 広田遺跡 ひろたいせき ・・・など全5箇所 ☆ 沖縄県 * 沖縄県立博物館・美術館 おきなわけんりつはくぶつかん・びじゅつかん * 仲原遺跡 なかばるいせき * 仲泊遺跡 なかどまりいせき ・・・全3箇所 ※ 本書は2009年発行の『九州 古代遺跡ガイド』を元に全て再取材し、再編集した新版です。
  • 九年前の祈り
    3.5
    三十五になるさなえは、幼い息子の希敏をつれてこの海辺の小さな集落に戻ってきた。希敏の父、カナダ人のフレデリックは希敏が一歳になる頃、美しい顔立ちだけを息子に残し、母子の前から姿を消してしまったのだ。何かのスイッチが入ると大騒ぎする息子を持て余しながら、さなえが懐かしく思い出したのは、九年前の「みっちゃん姉」の言葉だった──。痛みと優しさに満ちた〈母と子〉の物語。 表題作他四作を収録。芥川賞受賞作。
  • 恐怖箱 青森乃怪
    -
    本州最果ての地、青森。あの世と繋がる霊場恐山から、神々の棲まう山野まで、雪深き国は神秘と恐怖に満ちている。 赤子の泣き声がする無人駅。だが他の者にはその声が聞こえず…「津軽の子ら」、集落で“カミサマ”と呼ばれる祖母が行う虫きりの業…「むつ、二編」、近所の厄介者の家から出る悪臭。だが家の中は綺麗で…「ハナツマミ者」、録音した覚えのない音声ファイルに入っていた見知らぬ男のある一言。数年後、その意味がわかる…「録音」、死んだ従兄弟が赤い目をして夢に出る。その理由とは…「夢は夜ひらく」他、地元出身在住の著者が集めた究極の青森怪談!
  • 恐怖箱 厭熟
    4.0
    三月六日 土曜日。 あの家が売れた…「不幸日記」より 住んではいけない家、六十六日間の観察記録! 熟成された呪情、災厄が手招く実話怪談! 家や土地の祟りから、悪行の報いとして受けた呪いまで、底冷えのする恐怖実話がずらり。 ・押し入れから続々と出る見覚えのないゴミ。最後に見つけた木箱の中を見た途端、すべての記憶が蘇る…「紗耶香様」 ・パワハラで辞めた社員らが結成する上司を呪い殺す会、その成果は…「団体交渉」 ・夜中に聞こえる赤ん坊の声。出所は背中の彫り物…「入れ墨」 ・藁人形の始末を任された集落の家。怠ると何が…「ヒトカタ供養」 ・屋根裏に座敷牢のあった家の跡地に建つマンション。事情を知る近隣住民は…「生贄マンション」 …他、熟しきった怨念が放つまやかしの甘き芳香。戦慄の全38篇!
  • 恐怖箱 叫怪
    3.5
    現役大学講師が聞き集めた絶叫実話怪談。「超」曰くつきの祟り話から、土着の神に纏わる戦慄の風習まで、強烈な忌み話を22話収録。 山深い集落に伝わる神招きの儀、その恐ろしき秘密とは…「ぼんだらぬし」、けして応えてはいけない叫び声、マタギが代々恐れる山の怪…「欲しがり」、忌み地に家を建ててしまった家族を襲う祟り…「わけあり」ほか、この現代で確かに起きている恐怖絵図!
  • 恐怖箱 叫怪【分冊版】『名前のない贈り物』
    -
    現役大学講師が聞き集めた絶叫実話怪談。「超」曰くつきの祟り話から、土着の神に纏わる戦慄の風習まで、強烈な忌み話を22話収録。 山深い集落に伝わる神招きの儀、その恐ろしき秘密とは…「ぼんだらぬし」、けして応えてはいけない叫び声、マタギが代々恐れる山の怪…「欲しがり」、忌み地に家を建ててしまった家族を襲う祟り…「わけあり」ほか、この現代で確かに起きている恐怖絵図!※本コンテンツは単行本「恐怖箱 叫怪」に収録の『名前のない贈り物』と同一です。
  • 恐怖箱 叫怪【分冊版】『身代わり地蔵』『ぼんだらぬし』
    -
    現役大学講師が聞き集めた絶叫実話怪談。「超」曰くつきの祟り話から、土着の神に纏わる戦慄の風習まで、強烈な忌み話を22話収録。 山深い集落に伝わる神招きの儀、その恐ろしき秘密とは…「ぼんだらぬし」、けして応えてはいけない叫び声、マタギが代々恐れる山の怪…「欲しがり」、忌み地に家を建ててしまった家族を襲う祟り…「わけあり」ほか、この現代で確かに起きている恐怖絵図!※本コンテンツは単行本「恐怖箱 叫怪」に収録の『身代わり地蔵』『ぼんだらぬし』と同一です。
  • 恐怖箱 常闇百物語
    3.5
    日常崩壊。あの世に触れた恐怖の瞬間! 怪奇のドミノが雪崩れ込む、百の実話怪談! この世には未知の領域がある。あり得ない事、説明のつかぬ事がなぜか起きる。それは不思議であり、恐怖であり、それを覗き見ることは禁忌を犯すような興奮がある。だから実話怪談を読むのは小さな冒険なのだ。ページを繰ったその瞬間から、ロマンと危険を孕んだ航海は始まっている…。成人すると集落を出ねばならぬ村の秘密…「赤紙」、両親を亡くした少女が持っていた重箱の中身…「家族写真」、シェアハウスの怪…「五人目」、とある場所で目撃した火の玉とは…「墜ち火」ほか、非日常を覗く全100話!
  • 牛乳屋テヴィエ
    3.5
    ユダヤの伝統と信仰を墨守してつましく暮らす牛乳屋のテヴィエ。だが彼の娘たちは旧弊な考え方の父に逆らい、異教徒や革命家の青年などと結婚し、次々と親元を離れてゆく。ユダヤ人集落(シュテートル)のしきたりを破って伝統の枠から飛び出してゆく娘たちの姿に民族離散(ディアスポラ)の主題を重ねた、イディッシュ文学の金字塔。『屋根の上のバイオリン弾き』の原作。

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  • くちぬい
    3.7
    夫の定年退職を機に、東京から高知の山奥の白縫集落に移り住んだ夫婦。美術教師だった夫の竣亮は趣味の陶芸に専念したい、妻の麻由子は放射能汚染の不安のある東京から逃れたいと思っていた。老人ばかりの村で、若くみられた二人は歓迎されるが、「くちぬいさま」と呼ばれる神を祀る神社に続く道の上に竣亮が陶芸の窯を作ったことから、村人達との関係に亀裂が生じ、陰湿な苛めが始まる――。
  • 国に捨てられた烙印勇者、幼女に拾われて幸せなスローライフを始める(サーガフォレスト)1
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    19年間、聖剣の勇者としてクレンラード王国を魔物から守ってきていたウェルは、残り1年で勇者の任も終わるというところで、王女姉妹にはめられて犯罪者の烙印を押されて追放されてしまった。人の国で生きていけなくなったウェルは、魔族領で鬼人族の女性・ナタリアとその娘のデリラに拾われる。ウェルは鬼人族の集落で暮らすことになり、ナタリアとデリラの二人との仲を深めながら、ゆったりと暮らしていく。
  • 黒い墜落機(ファントム)
    4.0
    極秘訓練中の自衛隊機が、南アルプス山中に墜落した。付近には廃村同様の集落“風巣(ふうす)”しかない。自衛隊はこの事故を公表せず、密かに精鋭のレインジャー部隊を送りこんだ。目的は機体の撤収と全村虐殺である。その黒い陰謀に気づいた民宿経営者・反町は、恋人と村を守るべく、武器もなく立ち向かった! 自衛隊の持つ、もう一つの顔を暴く、政治小説(ポリティカル・フィクション)問題作。

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  • GS 砂の中

    GS

    -
    東京多摩地区の山間の、とある集落に『GSオジカ』というバーがある。 ガソリンスタンドの跡地を、ほぼそのままの状態で使用している風変わりな店。店主は過疎化と高齢化が急速に進む集落で唯一の三十代であり、高齢者のために日々の買い出しを請け負っている。 バーの客は殆ど常連で、たいした売り上げにもならない。店主はいつもギリギリの生活だ。ただし、よほど居心地が良いのかバーには妙な客が吸い寄せられてくることもある。 ある日、バーを訪れたのは「生きている場所が違う」と思えるほど綺麗な娘。だがその彼女は過去最大級の「ワケあり」だった……。
  • 群像 -辺境に生きる人々-
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    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 東南アジアの東は台湾、西はインドまで8ヶ国の少数民族、辺境に住む人々を2年間かけて撮影したポートレート作品。 撮影においては可能な限り都市部から離れ、隔絶された村・集落を選択し、その土地元来の文化が残っている場所を訪れるよう意識した。全ての被写体との距離感、画角、撮り方を固定することによってその人々の住環境、暮らし、衣服、日常品、はたまた肌の色や顔、民族性の違い、あるいは共通点を探ることを目的として制作した。 山下 海 1988年佐賀県出身。高校時代に沢木耕太郎の『深夜特急』を読みふけり、海外の文化・歴史に大いに興味を持つ。2008年福岡大学人文学部歴史学科入学。 在学中に写真にも興味を抱くようになり、大学卒業後、日本写真芸術専門学校フォトフィールドワークゼミに入学する。学生時代に6ヶ月かけて東南アジア10ヶ国の僻地を旅し、少数民族等の暮らしに触れながら撮影を行う。 専門学校卒業後、マレーシア留学を経て、2016年小学館スクウェア写真事業部に入社。 ◎受賞・展示歴 2014年 ピクトリコフォトコンテスト 2013 2014〈自由部門〉秀作 「あしあと」 2016年 新宿コニカミノルタプラザ フォトプレミオ2016 「群像 -辺境に生きる人々-」 2017年 WONDER FOTO DAY 台北国際撮影交流展出展 E-mail: pfw09.yamashita@gmail.com
  • 経済特区自由村
    3.3
    養鶏場を経営するも、借金まみれ。あげくに追加の設備投資を勧める営業マンを突き飛ばし、鈴木明男は軽トラックで逃亡した。たどり着いたのは神山田という人里離れた山村。昔からの村民、こなたばあちゃんの家で厄介になりつつ、そこで明男が目にしたのは、お金を使わず自給自足、義務や強制のない暮らしを提唱する男、民人がつくった共同体だった。彼らの目的は? 本当のエコロジーって何? 『限界集落株式会社』の著者が贈る野心作!
  • 決定版!獣害対策
    3.7
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 知識や装備はととのっても、一向に止む気配のないイノシシ、シカ、サルの作物被害。ボトルネックは「男」の論理。その隘路を、女性の論理とパワーで突破。女性が動くことで本当の集落自衛、獣害対策が起動し始める。
  • 限界集落・オブ・ザ・デッド
    3.0
    死んだ人間がみな亡者『留人』となる世界。ある限界集落に、留人の群れが押し寄せる。住民の平均年齢、70歳以上。対留人のスペシャリスト恐山を筆頭に、老人たちの命がけの戦いが幕を開ける!
  • 限界集落株式会社
    3.8
    1~3巻781円 (税込)
    地方書店発ベストセラー、遂に電子化! 「限界集落」、「市町村合併」、「食糧危機」、「ワーキングプア」、「格差社会」などなど日本に山積する様々な問題を一掃する、前代未聞! 逆転満塁ホームランの地域活性エンタテインメント!! 起業のためにIT企業を辞めた多岐川優が、人生の休息で訪れた故郷は、限界集落と言われる過疎・高齢化のため社会的な共同生活の維持が困難な土地だった。優は、村の人たちと交流するうちに、集落の農業経営を担うことになる。現代の農業や地方集落が抱える様々な課題、抵抗勢力と格闘し、限界集落を再生しようとするのだが……。 ルールは変わった! 老人、フリーター、ホステスに犯罪者? かつての負け組たちが立ち上がる!!ベストセラー『万寿子さんの庭』の黒野伸一が、真正面からエンタテインメントに挑んだ最高傑作! 地方書店発のベストセラー待望の文庫版を電子化!!新しい公共がここにある!
  • 現代アートを続けていたら、いつのまにかマタギの嫁になっていた
    4.5
    著者はアーティストとして、全国各地や海外で現代アートの活動をしてきた。 しかし、3.11の震災後に自身の活動への違和感を無視できなくなってきた頃、友人のジャーナリストに「マタギと飲もう」と誘われ新潟県村上市山熊田、マタギの集落に赴く。 そこでは電気がなくても生きていけるような、たくましい暮らしがあった。 自分たちが弱い存在であり、手を抜いたら命を落とすような世界にいることを自覚しているがゆえの強さ。 田舎暮らしという言葉が発する牧歌的なにおいはそこには皆無だ。 カタカナ皆無でよくわからない言葉、山から切り出した薪で煮炊きし、伝統的な狩猟をし、スケールでかく酒を飲む。 水も薬も美味いご馳走も燃料も、工芸素材や心奪われる絶景までも、全て山にある。 体力たくましい爺や婆がいる。しかもハイセンス。皆オシャレだし心も豊か。 東京にいては想像もつかないような世界がひろがっていた。 山熊田に移住して、マタギ頭の家に嫁いだ著者が本書で訴えたいのは「消費社会にはない選択肢がここにはある」ということ。 山熊田では四季というサイクルのなかで同じことが繰り返されている。 それこそ人間本来の生き方ではないか、と著者は問う。 令和の傑作移住日記の誕生です。
  • 現代雨月物語 身固異談
    5.0
    「これは関わってはならぬ話なのか…?」 M神社に纏わる奇怪な事件。 調べようとするたびに起きる妨害は警告か。 突然の神降ろしで語られた神の言葉とは…(「道祖神祭」より) ●山の神に赤子を捧げてきた上信越のある地域。因習をやめた翌年から五歳児が連続して亡くなる。五に纏わる凶事の結末は…「五で始まる」 ●ふだん神の気配のしない社。その理由は年に一度のどんと焼きの日に明らかに…「道祖神祭」 ●母の病室に巣くう死神の黒い影。娘の夢に現れた宝船が示唆する助かる方法とは…「七福神の社」 ●広島県北部の山間集落。足先にできた小さな噛み傷が足の付け根まで広がる奇怪な症状。憑き物筋の仕業と見た老人は木野山神社のお犬様を借りてきて…「ゲドウ」 ●行くと方向感覚が狂う吉原遊郭跡。夢枕に立った遊女は覚悟なく踏み込めば障りがあることを知らしめてくる…「八朔日の花嫁」 ほか、人智を越えた神とあやかしの世界。 神域に触れる禁忌の実話怪談!
  • 現場で使える食品微生物検査マニュアル 品質管理担当者必携
    -
    1巻1,980円 (税込)
    この「現場で使える食品微生物検査マニュアル」は著者中川弘が、古稀を迎えるに際し、これまで取り組んできた食品微生物検査や迅速検査法の概要や研修会、大学、専門学校で講義した内容をまとめたものである。 また、社外の品質管理の方々に微生物検査の研修会をもつ機会があり、それが公益社団法人日本べんとう振興協会の食品微生物検査技士制度の立ち上げにも参加するきっかけとなり、この制度で試験委員を担当することで、食品微生物検査の内容を自ら再構築する機会を得、それがこの出版物の契機となった。 本書は第1章が食品衛生の基礎知識、第2章微生物検査の基本、第3章食品衛生指標菌の検査、第4章病原菌の検査、第5章遺伝子検査法、第6章迅速検査法、第7章諸外国の検査法、第8章精度管理、第9章廃棄物処理で、食品微生物検査担当者が必要な知識、技術などをわかりやすく解説している。 特に第3章、第4章では対象とした細菌の検査背景、検査手順、検査のポイントや分離培地に発育した集落の写真などがコンパクトにまとめられている。 さらに6章の迅速検査法では日常検査に役立つ検査機器、キット、第7章では米国のFDA法と中国のGB法の概要、第8章では精度管理と具体的な標準作業書等の具体的な例を示し実践的な内容となっている。 本書は日常業務で食品微生物検査に携わる方や品質管理担当の方々勿論、大学や専門学校で食品衛生学を学ぶ方々の参考書として最適である。

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  • 希うオリゾンテ(1)
    完結
    -
    全5巻165~220円 (税込)
    「カイト、男と寝たことある? 俺は東京で、誰とでもやったよ」高校時時代、仲の良い3人組だった渚沙、カイト、湊音。密かに湊音に恋い焦がれていた渚沙は、カイトが同じように湊音を想っていることを知りながら湊音に告白するが、その後予想もしなかった事態が起こったことで、逃げるように東京に出た。数年後、不本意に地元に戻ってカイトと再会した渚沙は…。かつて神様が居たという、夏の盛りの海沿いの小さな限界集落で静かに激しく繰り広げられる、褐色好青年攻×無気力受の愛と赦し、そして祈りと再生のドラマティックラブ!
  • 希うオリゾンテ【ペーパー付】
    完結
    4.1
    全1巻768円 (税込)
    「カイト、湊音の代わりに俺を抱いてくれないか? 出来るだけ乱暴に」 湊音が死んだ。10年前の、あの夏の夜に――。 高校時代、仲の良い3人組だった渚沙、カイト、湊音。 密かに湊音に恋していた渚沙は、幼い頃からの親友・カイトも湊音が好きだと知りながら、抜けがけのように告白する。 しかしその直後、湊音は帰らぬ人となり…。 逃げるように東京に出て10年、不本意に地元に戻ってかつての恋敵であるカイトと再会した渚沙は、湊音が死んだのは自分のせいだと告げ、贖罪のようにカイトに抱かれるが…。 かつて神様が居たという、夏の盛りの限界集落で静かに激しく繰り広げられる、愛と赦し、祈りと再生のドラマティック・ラブ!
  • ココミル 富山 五箇山 白川郷 立山黒部
    完結
    -
    カラフルな格子柄の表紙が目印の、おしゃれかわいいガイドブック、ココミル(なに見る? どこ見る? ココミル! )。 旅先の「見てほしいところ」を網羅、充実の情報量&掲載物件で旅をサポートします。 取り外して使える、便利な地図の付録付きです。 【主な特集テーマ】 ・富岩運河環水公園 ・富山タウン 映えるミュージアムめぐり ・富山タウン 市電で街めぐり ・海鮮料理と日本酒 ・富山の名物グルメ(白エビ天丼、富山ブラック、富山やくぜん、ます寿司、もつ煮込みうどん) ・スイーツカフェ ・おみやげ ・高岡 レトロさんぽ ・高岡 クラフトみやげ ・氷見 ひみ番屋街 ・氷見の名物グルメ(氷見牛、うどん、寿司、氷見ブリ) ・新湊 水門のまちさんぽ ・新湊 紅ズワイガニ三昧 ・砺波平野 チューリップと散居村集落 ・五箇山・白川郷 合掌造り集落をおさんぽ ・黒部ダム ・立山ロープウェイからの絶景鑑賞 ・雲上の宿 ・黒部峡谷トロッコ電車 ・黒部峡谷の秘湯宿 ・宇奈月温泉の宿 etc. 【主な掲載エリア】 富山タウン 岩瀬 越中八尾 黒部峡谷 立山黒部アルペンルート 宇奈月温泉 氷見 高岡 新湊 五箇山 砺波 白川郷 【そのほか、便利なページ】 ・交通ガイド ・知っておきたいエトセトラ:富山にまつわる本や映画、祭りやイベントなど、プランニングに役立つ、ちょっとした豆知識 ・コラム 売薬の歴史とガラス産業/おわら風の盆/コラム 売薬の歴史とガラス産業/おわら風の盆/伊波彫刻/五箇山民謡/立山黒部アルペンルートで出合える動物・野鳥
  • 孤族の国 ひとりがつながる時代へ
    3.3
    急増する「単身世帯」。いま、恐るべき勢いで社会のかたちが変わっている。高齢になったら、病気になったら、職を失ったら――その先には孤立という罠が待ち受けている。駐車場に止められた車の後部座席で発見された55歳の男性、39歳の餓死、中国で婚活・結婚したものの破綻し蓄えを失った男性、震災後に離散した集落、独身無職女性の苦悩など多数の事例から変容する家族と社会のあり方を追ったルポ。

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  • 古代史の謎は「鉄」で解ける 前方後円墳や「倭国大乱」の実像
    4.3
    船をつくるための鉄斧や武器となる刀の材料になるなど、鉄は古来きわめて重要な資源であった。紀元前から倭人は鉄を朝鮮半島から輸入していたが、1~2世紀に『後漢書』などが伝える「倭国大乱」が起こる。著者はこれを、高句麗の南下によって起こった「鉄の爆発」を伴う社会変革だと考える。それ以降、日本に遊牧民の文化である「光る塚」がつくられ、「鉄の集落」が全国で形成された。そして、都市国家連合である「倭」は朝鮮半島の海上権益を巡り、四世紀末から高句麗と戦うことになる。騎馬民族高句麗は非常に強く倭は軍事的に敗北するも、伽耶国の鉄工業が河内に導入され、ヤマトの工業力は高められた。一方、前方後円墳が大量に築造されるが、あの不思議な形は鉄の交易に関わる秀逸なアイデアの賜であった――。船と港の専門家が、鉄の交易に着目し日本の原像を探る。ベストセラー『日本史の謎は「地形」で解ける』著者、竹村公太郎氏も推薦!

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  • 古代播磨小田原村日和(ひより)の考察 神様の我慢くらべ
    NEW
    -
    1巻1,485円 (税込)
    古代の郷土がわかる『播磨国風土記』/中世の大河内荘と播磨小田原/播磨の小田原村小字日和集落と日和姓/石見国(島根県)の日和……神話と自然の国、「播磨国」の歴史から浮かび上がる、「播磨」の成り立ちと「日和」のルーツを辿った一冊。膨大な数の資料を丹念に調べ上げ、纏めた、「故きを温ねて新しきを知る」ための意欲作です。地元の歴史を勉強したい人に大いに役立つでしょう。
  • 国会議員基礎テスト
    4.0
    永田町を震えさせた問題作! 三世議員の黒部優太郎は、典型的なボンボン議員だ。部会や委員会をさぼってはデートに明け暮れていた。もっぱらその尻ぬぐいをしていた秘書の橋本は、自分が政治家になるという野望を隠さなくなった。優太郎は、自身の相次ぐスキャンダルと、橋本が周到に準備した策略にはまり、議員辞職を余儀なくされる。 橋本は補欠選挙を勝ち抜き、晴れて代議士となった。三権分立のうち、どうして一番大切な立法を構成する国会議員にだけ試験がないのかを疑問に思っていた橋本は、程なく、政治家にも資格試験を義務化する「国会議員基礎テスト」法案の立法に向けて邁進するのだが……。 ベストセラー 『限界集落株式会社』の黒野伸一が国会議員の在り方に一石を投じる、全国民必読の政治エンタテインメント!! ※この作品は過去に単行本として配信されていた『国会議員基礎テスト』 の文庫版となります。
  • 今宵、儀式で果てましょう1巻
    4.5
    1~3巻165円 (税込)
    「ここに来るものは皆、僕を組み敷きに来る」――時は大正、香白の生まれた集落には、とある淫靡な風習があった…。生まれ落ちたときから屋敷へ幽閉され、夜毎繰り返される「行為」を受け入れ生きてきた香白。しかしある日、突然部屋の扉が開かれ、新しい当主・尋幸が現れる―…。「あんたを縛るものはもう何もない」そう言って、香白を自由へ導こうとするが……!?
  • 怖い村の話
    4.0
    1巻880円 (税込)
    知ってはいけない禁忌の真相! 因習、怨念、怪異、事件、異形…… 「いわくつきの地」に今も残る恐怖譚 村落、島、奇習の地、事件現場…… 日本全国の「いわくつきの地」を舞台にした 41編の“世にも奇怪な物語” 見てはいけないもの、触れてはいけないことが、 この世には間違いなく存在する――。 ●犬鳴村……人間を破滅させる「日本国憲法が通じない村」 ●巨頭オ……憎しみに満ちた異形の者たちの集落 ●花魁淵……殺された遊女の怨念がさまよう村の谷 ●泥棒村……実在した「村ぐるみ」で万引きする地 ●杉沢村……伝説の地に夜現れる「村人たち」の悪霊 ●つけび村……「山口連続殺人放火事件」現場に残る怨念 ●売春島……島の「闇」を象徴する忘れ去られた失踪事件 ほか
  • 「再エネ大国 日本」への挑戦
    4.5
    再生可能エネルギー+循環型社会が人口減少と温暖化の危機を救う! テレビ朝日スーパーJチャンネル土曜特番の書籍化。 日本には電力需要の1.8倍の再エネ供給力(1.8兆kWh)が眠っている。 しかし、実際に利用されている再エネは、その約10分の1の1,773億kWhにとどまる(2018年度)。 一方で、日本はエネルギー自給率が11.8%しかなく、多くを海外からの化石燃料に依存している。 日本が化石燃料の購入のために支払った19兆円(2018年度)。このお金の流れを変えれば、日本は再生する。 人口減少の危機は、地方の衰退を招き、今や「地方消滅」の時代と言われています。 税収が減るだけでなく、人材の流出、産業も細るばかりです。 そんな先行きが見えない不安の声が日本各地から聞こえてくるなか、 若い人が増え、現金収入が増え、自然再生や温暖化対策にもなり、 人も地域も元気を取り戻すことに成功した事例があります。 この夢のようなストーリーにある共通点とは? テレ朝「スーパーJチャンネル」の土曜メインキャスター、山口豊が現地を訪ね、 その秘密を解き明かす書き下ろしドキュメント。 各地で盛り上がる自然エネルギー発電と地方再生に至るルポからは、 日本再生につながる明確なビジョンが浮きあがってきた。 再エネ先進国、ドイツの再生可能エネルギー事情など、世界の最新事情も描きながら、 『里山資本主義』の著者、藻谷浩介氏のインタビューも収録。 地方発、限界集落からの逆転ストーリーが「日本の未来」を明るくする! ■著者紹介 山口 豊(やまぐち ゆたか) テレビ朝日「スーパーJチャンネル土曜」メインキャスター、「BS朝日 日曜スクープ」メインキャスター、「ザ・スクープSPECIAL」では鳥越俊太郎に次ぐナビゲーターを務める。 「報道ステーション」で10年にわたり、災害現場や温暖化問題の取材を続け、局で一番フットワークの軽い報道アナウンサーとして日本全国はもちろん、世界の自然災害現場の最前線まで様々な現場を取材してきた。 1967年生まれ、さいたま市出身。
  • 最強呪族転生~チート魔術師のスローライフ~ 1 マーレン族の集落
    3.9
    “魔術”がある世界って最高じゃんっ!? 俺の時代、キタァァアアァァ! 『最強魔術オタク、爆誕!!』 魔術が好きすぎる少年の転生ファンタジーコメディ 車に撥ねられて死んだはずの俺は、異世界にて再び生を受けた。 ……だが、転生先は“マーレン族”という、 魔術を扱い木偶を操る なんとも胡散くさい少数民族だった。 そう、魔術があるのだ! この世界には! 前世で求めてやまなかった魔術がッ!! 俺はその事実に衝撃を受け、同時に心躍った。 そして、寝食も忘れて必死に魔術を学びはじめたのだ。 あまりの熱意に、周囲からはちょっと引かれていたけれど……。 そして、これまで培った自分の魔術を用いて “あること”に挑戦してみたら、さあ大変! 集落全体を巻き込むとんでもない事態へと発展してしまう――!? 大幅加筆&描き下ろしストーリー収録!
  • 最後のペスト大流行~コロナ禍で振り返る100年前のペスト大流行~
    -
    100年前に、高知県足摺岬の隣の集落で「日本最後のペストの大流行」があった。 それを早く収束させようとした警察隊は、症状が回復した一人(筆者の伯母)を毒殺した。 そのペストの流行は市史にも記載されていないので、このまま歴史から消すには忍びなく、証言を集めて作品にした。 ペスト感染予防の歴史を紐解くと、日本の北里柴三郎が大きな役割を果たしていた。
  • 埼玉怪談
    値引きあり
    -
    さいたま市在住。 「占い師」と「怪談蒐集家」 二つの顔を持つ著者が地元の怪を徹底取材! 【さいたま市大宮区】 大宮公園周辺に潜む鬼婆 【秩父市】 手に呪いの痣を受ける廃集落 【羽生市】 水で死ぬ一族と人柱伝説の因果 【上尾市】 連鎖する首吊りの木 【戸田市】 餓鬼の群れが押し寄せる家 【朝霞市】 駐屯地に出る首無し武者 ……ほか 首都のベッドタウンとして栄える東南部から、豊かな自然を誇る西部、 農業の盛んな北部まで様々な顔を持つ埼玉県のご当地怪談集。 ・廃集落を訪れてから手のひらに浮かび始めた不気味な痣。同時に次々と不幸が…岳集落(秩父市) ・埼玉県足立ヶ原の鬼婆伝説。大宮公園近くに現れる着物姿の女の恐怖…黒塚の鬼婆(さいたま市) ・人柱伝説が残る地に栄える資産家一族。だが、本家以外の親族は水絡みで死ぬ者が絶えず…人柱(羽生市)、 ・道端で紙袋を被って蹲る男。袋が透けて中に見えたのは…顔振峠(飯能市と越生町)他、全21話収録!
  • SIREN 赤イ海ノ呼ビ声 1
    4.8
    血塗れの集落──羽生蛇村は、都市伝説『三十三人殺し』により影でそう呼ばれていた。周囲を山に囲まれ独特の信仰と土着の伝承が根付いたこの土地に、オカルトマニアの少年・須田恭也はほんの好奇心から足を踏み入れてしまう。それは決して終わらない悪夢の始まりだった…。
  • 崎山節のふるさと―西表島の歌と昔話―
    -
    沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第7弾 著者は沖縄県西表島の南西部に位置し、すでに廃村(昭和二三年廃村)になっていて訪ねることができない崎山村に育った川平永美氏。川平氏は崎山村、最後の語り部であった。 本書は崎山村やそこに生きた人びとの事を知ってもらいたい・・・。そんな思いを胸に著者と編集者である安渓遊地・貴子夫妻によるささやかであたたかい記録である。丹念な調査の実りもあって、とても面白く読み進めて行くことができる1冊となっている。沖縄の西表島の西部には、網取という集落があったが、くしくも本土復帰1年前の1971年に廃村となった。 本書には、西表島の最西部に1948年まであった崎山という集落を舞台に、鹿川(1911年廃村)、網取という最果ての集落の話が収めている。「崎山の御嶽」、「鹿川村の娘にふんどしを取られた話」、「網取村の海賊船の話」・・・浮世離れした話がいっぱい詰まっている。本書で取り上げられている崎山,鹿川,網取は島の中の島、陸路のない集落跡である。 「沖縄芝居で世に知られた、強制移民の村、崎山。生まれ島波照間の望郷の念は、崎山節となってほとばしった。しかし、島びとは歌を日々の励みとし、たくましく大らかに生き続けた。これは廃村となった崎山村最後の伝承者と西表島の人と自然に魅せられた若き人類学徒夫妻との感動的な出会いが産んだ類い稀な記録である。読者はここに、消えた村の島びと自身の声を聞き取ることだろう(1990年当時の作品紹介文より)。」
  • サクラクエスト エピソードゼロ 東京の星
    完結
    -
    短大に入学し、憧れの東京生活をスタートさせた由乃。胸に抱いた思いは「特別な“何者か”になりたい」。由乃には小学生の頃から、コンプレックスがあった。それは、自分があまりにも「普通」であること。いたって普通の両親の間に生まれ、金持ちでも貧乏でもない家庭に育ち、他人と比べて特に秀でたところも、目立つこともない。そういう自分が嫌だ。「普通」は嫌。「みんなと同じ」は嫌。具体的な夢やビジョンはまだない。でも、田舎を飛び出して、キラキラした東京で暮せば、普通でない何かにきっと出会えるはず……。だが、短大では「普通」に友達ができ、カフェやハンバーガーショップにも「普通」に通い、合コンにも「普通」に参加する。東京の女子大生として、ごく当たり前の日々が過ぎていく――そんな矢先、由乃はティッシュ配りのアルバイトを通じて、「有名になりたい」と夢を語る可愛い女の子・櫻子と仲良くなり、二人揃って芸能事務所のスカウトマンから声をかけられる。“何者か”になれるチャンス到来!? ただし、仕事は露出度かなり高め。櫻子は乗り気。由乃はどうする……?

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