次郎作品一覧

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  • 崩れる
    3.8
    丘の上に建つ五軒の家。孤立した住宅地で、ある朝出勤途中の住民たちが発見したのは、路上に倒れた全裸の女性だった! 記憶喪失の女性を招き入れたその日から、ありふれた暮らしに異変が起こり始める。妻の失踪、教え子の誘惑、過去の秘密……。だがこれは、さらなる悲劇の幕開けに過ぎなかった!! 謎の女が、五軒の家にもたらしたものとは!? 日常生活に忍び寄る恐怖を描いたホラー・サスペンスの傑作。
  • くちづけ
    -
    くみ子と健二は大学の同級生でカンニング仲間。健二はくみ子にとって、弁当をのぞき込み、お菜を分けてもらっても少しも悪びれない好ましい青年だ。 やがて二人は……。「デンスケ」「レポート」など、珠玉作全6編の短編集。
  • くちづけ(上)
    5.0
    1~2巻550~594円 (税込)
    金倉亜紀、十七歳、今日はじめてのキスをした! それも一日に二人の人と……!! いったいなんだって、男っていきなりキスするわけ? ところが恋をしているのは亜紀だけではないらしい。おじいちゃんは“恋人”らしき人と電話しているし、お母さんは誰か男の人と会っている。ただでさえ大変な毎日なのに、突然モテだした亜紀は、もう大忙し。でもそんな頃、お父さんは大変な事件に巻き込まれていた──。少女の姿をみずみずしく描いた青春小説!
  • 唇にパンク 1巻
    完結
    -
    全5巻440円 (税込)
    音楽専門学校の名門校に転入した主人公・水上次郎は、何も知らずにバロック音楽研究部に入部してしまう。しかし、バロック音楽研究部は問題児・遠藤完が率いるロックサークルで・・。

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  • 国が溶けて行く ヨーロッパ統合の真実
    -
    1巻495円 (税込)
    ユーロ通貨から見るヨーロッパ統合・分裂の歴史  ナポレオンやヒトラーが、当時の世界では最高レベルの軍事力をもってして、ついになしえなかったヨーロッパ統合が、平和裏に実現したことは、地球の反対側にいる我々日本人も、もっと注目し、高く評価しなければならない。今、人類は「国が溶けて行く」時代を迎えようとしているのではないか…。  スコットランド独立論争はなぜ否決されたのか? なぜ英国はユーロに参加しないのか? ギリシャの財政危機から日本が学ぶべきことは?  ヨーロッパ統合の歴史を振り返りつつ、ユーロの今日的意義を考える一冊。 ●林 信吾(はやし・しんご) 1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。
  • 暗い林を抜けて
    5.0
    1巻2,090円 (税込)
    京都での学生時代、駆け出し記者だった頃の結婚、十年後の離婚、新たな家庭と四十代にして初めて儲けた息子。東日本大震災の激務を経ながら癌を患い、現役記者を続けて六年。いよいよ最後の日々が近づいてくる――。『鶴見俊輔伝』で大佛次郎賞を受賞した作家が、ままならない人生のほのかな輝きを描く最新長篇。
  • 昏き水底。~伊達政宗異聞録~
    -
    奥州の覇者、伊達籐次郎政宗の史実を基にしたフィクション。――それは、背徳。けれど。この世の習いでもある………。時代は容赦なく、斬り捨てる。弱き者を―――。独眼竜と謳われる伊達政宗が二十四の頃、運命は過酷な刃を彼に振り下ろす。求め、焦がれて、手の中に残ったのは―――。

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  • P+D BOOKS 鞍馬天狗 1 角兵衛獅子
    -
    鶴見俊輔氏が厳選した時代小説「鞍馬天狗」。 角兵衛獅子の少年・杉作を囮に、鞍馬天狗を取り囲んだ新選組。隊長・近藤勇も新手をひきつれそこに駈けつける。 大坂城代あての密書を奪った鞍馬天狗だったが、謀られて地下の水牢に閉じこめられる。恩人を助けようと城へ忍びこんだ杉作少年ももはや袋のねずみ――。 幕末の京を舞台に、入り乱れて闘う勤皇の志士と新選組。時代小説の名作「鞍馬天狗」から、評論家・鶴見俊輔氏が厳選した傑作シリーズの第一弾。解説も鶴見俊輔氏が特別寄稿。 ※この鞍馬天狗シリーズは12月まで5冊、毎月連続で発刊予定です。 なお、この作品は2000年に発刊された小学館文庫を底本とした電子版と同じ内容になっています。
  • 鞍馬天狗
    1.0
    1巻440円 (税込)
    幕末志士を恐れさせた“壬生狼”新選組隊士を翻弄する漆黒の影。自らを「鞍馬山に棲まう天狗」―― 鞍馬天狗と名乗る魔性の剣士が、猛々しき復讐の念をその白刃に宿らせて幕末の闇を翔け抜ける。掛け替えなき“光”を護るため、鞍馬天狗の剛剣が無間の闇を裂く!!
  • クランI 警視庁捜査一課・晴山旭の密命
    3.5
    1~6巻748~814円 (税込)
    渋谷の片隅で警察関係者の遺体が見つかった。明らかな他殺体を自殺と断定した鑑識課の検視官・綾織美音。疑念を抱いた捜査一課上層部は、晴山旭警部補に内偵を命じる。彼女の目的とは一体? 真実を明らかにした晴山の前に現れたのは、警察内に潜む巨大な闇の存在だった――。 文庫書き下ろし
  • クリスマス・イヴ
    5.0
    クリスマス・イヴの夜、恋人たちで賑わうSホテルが企画したイベント〈ミステリー・ナイト〉。ホテルを舞台に推理劇が演じられ、宿泊客がその謎を解いていくというゲームだ。推理劇に出演する俳優、人目を避けてイヴの夜を過ごす大女優、ホテルの従業員、婚約中の恋人たち……。ホテルに集う人々の運命が複雑に絡み合い、ゲームは思わぬ方向へ転がりはじめた! 聖なる夜に繰り広げられる、ロマンチック・サスペンス。
  • クリスマス・イヴ
    -
    1巻440円 (税込)
    ホテルのコーヒーラウンジ。伊沢啓子は恋人の塚田京介を待つ間に、隣の席から“殺人計画”を話し合う男の声が聞こえて来た――と思ったら、それはドラマの脚本を検討しているものだった。クリスマス・イヴにCホテルを舞台にリアルタイムで進行する殺人ドラマ。出演者は小劇団の中堅俳優、ベテラン女優、女癖の悪い往年の二枚目などの豪華顔合わせ。

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  • 洗濯屋(クリーニングや)三十次郎(みそじろう)
    3.0
    中島三十次郎は、海外へ渡る兄に代わってクリーニング店を継いだ。腕利き職人・荷山長門はちょっと(だいぶ)頼りない店長に不安を隠せない。ある日ナコという少女が、ケチャップ汚れだけを落とし、ついている灰はそのままにしてほしいとブラウスを持ち込んできた。――誰もが心に染みを抱えている――。喜びも、やり切れなさも優しく包む物語をお届けします。
  • 黒い風
    完結
    -
    全1巻220円 (税込)
    桑田次郎が描いた秀作SF短編を作品ごとに配信。懐かしのSFを楽しめます。
  • 黒い壁
    3.9
    サラリーマン・利根は、大学時代の同級生・野川からドイツ土産に〈ベルリンの壁のかけら〉を受けとった。壁が崩壊してから十年が経過している。なぜ、今頃──。不審に思う利根の周りで、次々に不可思議な出来事が。目撃した射殺死体が消滅。親友・永井は「おれは、殺される!」と言い残し失踪。そして永井の妻は死体で見つかった。あの壁のかけらが、悲劇を巻き起こすのか? 統一前のドイツと現代日本を結ぶ、壮大なサスペンス・ホラー。
  • 黒い森の記憶
    5.0
    深く黒い森の果て、かつて名医と呼ばれた老人が1人で暮らす山小屋へ、足を撃たれた男が転がり込んでくる。男は、世間を騒がせている連続少女暴行殺人事件の容疑者として追われていた。配達員にすら会わないほど人嫌いのはずの老人は、なぜか男を匿うことにする。同じ頃、老人のもとには差出人不明の不気味な小包が次々と届いていた……。 森の見せる悪夢に、人々はなすすべもなく呑み込まれていく。初期の異色サスペンス長編!
  • 黒書院の六兵衛 (上)
    3.6
    不戦開城決した江戸城に、てこでも動かぬ旗本がひとり。居てはならぬ旧幕臣の正体があきらかになるにつれ、城中の誰もが遠ざけ、おそれ、追い出せない……幕末の武士の屈託まで描き出す、時代ミステリー傑作。
  • 黒猫 アッシャー家の崩壊 早すぎる埋葬
    -
    ゴシックホラー、怪奇小説。酒乱によりかわいがっていた黒猫の片目をナイフでえぐり取り、その後木から吊してしまう。その後反省しそっくりな猫を飼い始めるのだが、段々狂気に追い詰めらていく……最後は戦慄の恐怖。「黒猫」「アッシャー家の崩壊」「早すぎる埋葬」三話収録。読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 黒部川殺人事件 旅行作家・茶屋次郎の事件簿
    -
    〈週に五日、黒部峡谷を往復しています〉 旅行作家・茶屋次郎の元に、富山県の宇奈月温泉に住む須笑子(すえこ)という女性から1通の手紙が舞い込んだ。 興味を抱いて現地を訪れた茶屋が遭遇したのは、峡谷の絶壁で須笑子の恋人・貫井が宙づり遺体で発見されたという報せだった! 自殺か他殺か? 登山経験のない貫井がなぜそんな場所で? 混乱のうちに今度は須笑子も失踪……。 絶景の立山黒部で繰り広げられる傑作旅情ミステリー、第17弾!
  • 黒部の太陽
    3.6
    1巻831円 (税込)
    1千万人に及ぶ巨大な人間の集団が働いた黒部の谷底。そそり立つコンクリートの岩壁に積み重なった7年の歳月の重さ―。黒部ダムを含む黒部川第四発電所の建設プロジェクト(通称くろよん)は、戦後の経済復興の本格化に伴う電力不足を受け、昭和31年に着手、38年に完成した。高さは186メートルで国内一。昭和39年、毎日新聞に連載された同名の記録小説に、数十枚の加筆を行ったこの作品は、「黒四で苦労した大勢の人たちの、人間の記録を書きたい。この工事で殉職した171人の人々のために、紙碑を立てたい」という著者、木本正次の強い意志によって産み出された。当時の関西電力会長、太田垣士郎は「ぜひ、生きた、血の通った文学の碑を立ててください。殉職者に限らず、黒四で苦労した人たちのために、どうか人間の記録を残してください」と答えたという。三船敏郎、石原裕次郎主演、熊井啓監督の大作映画の原作小説。
  • 黒わし少年 上
    完結
    -
    「赤い星怪盗団」との戦いに敗れた父・黒わし探偵の死後、“黒わし少年”こと「たけし」は、万能ロケット「黒わし号」と電気銃を扱い、果敢に赤い星怪盗団に挑んでいく。桑田次郎の傑作科学探偵コミック!!
  • 黒わし少年〔完全版〕 【上】
    完結
    -
    全3巻550円 (税込)
    『まぼろし探偵』と同時代に発表された少年探偵アクションがここに復活!数々の少年ヒーローを描き続けてきた桑田次郎の知られざる人気作品を〔完全収録〕!!【あらすじ】正義の人 黒わし探偵は神出鬼没の赤い星怪盗団と戦うが抹殺されてしまう。その息子である猛男少年は謎の人物ブラックXに導かれ、黒わし少年を名乗り赤い星怪盗団に戦いを挑んでいく――。【解説】1958年に秋田書店の「漫画王」で連載が開始された『黒わし少年』は桑田次郎による少年探偵作品である。この時期の桑田次郎は『まぼろし探偵』をはじめ『Xマン』『ベビーテック』といった話題作の量産体制に入っており、まるで映画のカメラワークのようなストーリー展開でファンを魅了していた。本作もその例に漏れず、黒わし型のロケットで宙を舞い、悪人に迫る主人公のスピード感が紙面から感じ取れる作品だ。今回は「漫画王」連載の全エピソードを収録! 昭和の売れっ子漫画家が描いた空中を疾走する少年探偵アクションをお届けする!!
  • 桑田次郎アダルト短編集上
    完結
    4.0
    全3巻408円 (税込)
    桑田次郎が残したオトナのSF寓話。粋でエロチックな短編集。
  • 桑田次郎サイエンスフィクション短編集 リルから来た悪夢
    完結
    -
    全1巻550円 (税込)
    『リルから来た悪夢』巨大な人工衛星で暮らすリョウとオードラは謎に包まれたリル第七惑星に向けて四次元空間ロケットで旅立つが……。『月は地獄』月の裏側に着陸した探検隊は、原因不明の爆破に巻き込まれ酸素や水を失うことに!絶望は隊員達を包み支配する……。『月は生きていた』月から持ち帰った岩石に共鳴した少年には、地球以上の繁栄を誇ったかつての月の姿が見える!?『囚人船』宇宙を股に掛ける残忍な凶悪犯ジンドーと、ジンドーに父親を殺された少年を軸に展開される人間賛歌!『ぼくは超能力者だあ』菓子“ウインナチョコレート”の付録として描きおろされたSFギャグ!
  • 桑田次郎単行本未収録選
    完結
    -
    全1巻330円 (税込)
    『月光仮面』や『8マン』で知られるヒーローキャラクター漫画の大御所が、青年誌に描いたアダルト作品の読み切り短編集。収録作品は『しみ』『感覚転移』『骨は語った』『焼死体』『地獄から来た少年』の5編。※『地獄から来た少年』はeBook Japan配信の電子書籍『マスカー・ブルー』でもご覧いただけます。
  • シンゴ 桑田次郎名作選 (1)
    -
    1~7巻330円 (税込)
    宇宙観測船S14号を操縦するシンゴは、大流星サタン=ファイアーに接近する。とてつもない放射能と重力を持つサタンに近づきすぎたシンゴは、最大出力でサタンの重力圏から脱出しようとし、その最中に気を失ってしまう。その後シンゴは無事救出されるが、生きているのが不思議なほどの全身骨折に内臓破裂、更に、彼の体から特殊な放射能が大量に検出される。そして、シンゴは信じられない回復力で…。
  • 桑田次郎名作選 暗闇の眼
    3.0
    1巻408円 (税込)
    人体に侵入して自由に操る地球外生物の物語。他1編。
  • 桑田次郎名作選 囚人船
    -
    1巻408円 (税込)
    20XX年刑務者はすべて金星に送られる時代。孤立した月世界で起きた極限の人間ドラマ。
  • 桑田次郎名作選 大魔境
    -
    1巻408円 (税込)
    永遠の水が存在すると言われる南米の小島を舞台に繰り広げられるドラマ。他2編。
  • グスコーブドリの伝記
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 賢治の故郷、岩手(イーハトーヴ)を舞台に、賢治の理想と生涯が色濃く重なってくる作品です。司修先生が大佛次郎賞受賞後の第一作として絵本化しました。
  • グッバイ・Dr.ハリー(『霞町物語』講談社文庫所収)
    -
    赤坂のど真ん中にある都立高校に通っていた僕らは、家の近所の六本木や青山、銀座で毎晩遅くまで遊んだ。ある晩、防衛庁の並びにあった僕らの根城「ハニー・ビー」に新任の外国人教師、ドクター・ハリーが迷い込んできた。帰国子女のクラスメート理沙と日本語をまったく話せないハリーは、その晩を境に恋に落ちてしまったのだった……。
  • 芝の貴婦人 1
    完結
    4.0
    その美貌と超ミニのスカート姿で、パンチラを物ともせず豪快なショットを連発する、新進気鋭の女子プロゴルファー・秋月愛25歳。芝(グリーン)の貴婦人の異名を持ち、その華麗な一打はギャラリーが愛(ラブ)ショットと呼ぶほど。そんな愛の恋人・桐山は新ゴルフ場建設という悲願を持っていた。その夢をめぐって暗躍する政財界の首領、ゼネコン……男たちのドス黒い野望に翻弄されてしまう愛だったが……? 牛次郎と平野仁のタッグで、艶めかしく描かれるゴルフ・ロマン!
  • グリーンライン
    3.6
    公園で襲われた不幸な夜から7年。そのショックで眠り続けた秋川裕果は突然めざめた。長い眠りからさめたとき、常に安全ゾーンを歩くようにしつけられていた女子高生は25歳になっていた。病院のベッドで、ただ茫然とする彼女の前に現れた刑事の話を聞くうちに、あの夜の記憶が甦ってきた。やがて不審な出来事が起こり始める。時効直前、忘れられていた犯罪が再び目をさます…。
  • 軍旗はためく下に 増補新版
    4.3
    1巻1,100円 (税込)
    歴代直木賞受賞作中の白眉である(浅田次郎『コレクション戦争と文学11 軍隊と人間』解説より) 敵前逃亡・奔敵、従軍免脱、司令官逃避、敵前党与逃亡、上官殺害。陸軍刑法上、死刑と定められた罪により、戦地で裁かれ処刑された兵士たち。戦争の理不尽を描いた直木賞受賞作に著者の自作再読エッセイを収録した増補版。 〈解説〉五味川純平 〈巻末エッセイ〉川村湊
  • 群青色のカンバス 杉原爽香 十六歳の夏
    4.1
    杉原爽香(すぎはらさやか)、十六歳の夏。高校生になった爽香はブラスバンド部の合宿で、高原に来ていた。親友の今日子やBFの明男も一緒で楽しい夏休みになるはずだったが、好奇心少女のまわりには危険がいっぱい。謎の女性が宿舎で自殺を図り、放浪の画家が殺され、爽香自身も命を狙われて……? 大好評シリーズ、待望の第2弾!

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  • 軍談 秋山真之の日露戦争回顧録
    4.5
    秋山真之、明石元次郎ほか日露戦争に直接関わった陸海軍の戦場指揮官など、当事者たちが証言する「わが軍かく戦えり」
  • 軍服の修道士 山本信次郎 天皇と法王の架け橋
    -
    「バチカン」とともに共産主義に対抗 世界に通用した愛国者 カトリックの海軍軍人として日露戦争を戦い、 昭和天皇の側近として バチカンとの架け橋となった山本。 『坂の上の雲』にも登場しながら、 これまで知る人ぞ知る存在だった愛国のクリスチャン、 初の本格評伝。 《山本は「日中戦争」での日本の立場に理解を求めた。バチカンでは時のローマ法王から「私は天皇のために祈る」という言葉まで引き出した。揺るぎもしない愛国者であり、共産主義とファシズムという2つの全体主義が台頭する中、国を愛し皇室を守らんがために、バチカン・ローマ法王と手を携えようとしたのだった。》(「はじめに」より) 【主な内容】 法王庁との「絆」に心砕いた人たち―はじめに 序 章 菊と十字架 124代と258代 第1章 愛国のクリスチャン 第2章 東郷平八郎の「副官」 第3章 昭和天皇の語り部 第4章 国益を担う「外交官」 第5章 山本信次郎の「一粒の麦」 終 章 軍服をまとった修道士 《実現にはいたらなかったものの、終戦の直前、バチカンを仲介とする和平工作がアメリカからなされていたことも、近年になって明らかになっている。それも天皇と法王との間に築かれた「絆」がなせる業だった。》(本書より)
  • 奎吉
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 慶次郎、北へ 新会津陣物語
    3.0
    豊臣秀吉が世を去り、五大老筆頭の徳川家康は、前田家を屈服させるなど、天下取りの野望を露わにし始める。そして次の標的を上杉に定めた。そんな折、前田慶次郎が会津に入り、穀蔵院飄戸斎の名で上杉に仕官する。上杉家の家老・直江兼続は家康を糾弾、会津攻めを誘う。それは上方の石田三成の挙兵と呼応した、家康を挟撃する一大作戦だった。狙い通り家康を西へ向かわせた上杉は、伊達、最上と東北の熾烈な戦いへ。『乱世をゆけ 織田の徒花、滝川一益』で第九回角川春樹小説賞を受賞した著者が、天下のかぶき者の最後の戦いを描く!
  • 慶長大判
    -
    関ヶ原の戦いの翌年、徳川家康は江戸大判座で大型金貨を鋳造し、日本で初めての全国的流通金貨とした。その金貨を届けるために男たちは……という表題作はじめ、人情や愛嬌のある人々を描いた、8作品の短編集。
  • 慶長疾風録1 前田慶次郎、関ヶ原に出陣す
    -
    慶長4年、秀吉亡き後、家康は着々と天下取りへの画策を始めた。叔父の前田利家から病床に呼ばれた慶次郎は、利長の後見人として十万石と兵馬を託される。ここに旧知の石田三成、直江兼続、大谷吉継らと共に反家康を掲げた、大いくさの火蓋はきられた!!

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  • 競馬どんぶり
    3.6
    「私は本書に語られている通りに馬券を買い続け、競馬とともに生きてきた。書かれていることを体得すれば、おそらく誰にでも、私と同じ競馬人生を約束されるであろう」――競馬歴三十年、競馬の達人はなぜ身を滅ぼさずにすんだのか? 競馬とは何か? 馬券とはいかなるものか? 人生最大のゲームの楽しみ方と醍醐味を指南する必勝エッセイ!
  • 気怠く彦次郎 1
    完結
    -
    全3巻440円 (税込)
    鋭い勘と推理! マグナム抱えた人情刑事・着流し彦次郎! 『弐十手物語』の小池一夫&神江里見の師弟コンビが放つミステリーサスペンス刑事ドラマ
  • 気怠く彦次郎1
    完結
    -
    鋭い勘と推理! マグナム抱えた人情刑事・着流し彦次郎! 『弐十手物語』の小池一夫&神江里見の師弟コンビが放つミステリーサスペンス刑事ドラマ。1986年1月~9月「週刊漫画アクション」(双葉社)掲載。 小池書院より単行本発売中。
  • 結婚案内ミステリー風
    3.7
    さえない中年男・深田栄一が経営する結婚相談所には「私と一緒に死んでくれる人」とか「一切の肉体的接触をお断りします」とかいう風変わりな希望の客が多い。その都度、所長の深田と23歳の小柄でキュートな寺沢紘子の二人は天手古舞。最初の相談客の心中志願の美女小野貴子は、見合い相手のホテルのプールへ投身自殺を図るが……。奇想天外の着想と推理。“OL名探偵”紘子の活躍を軽快なタッチで描く、ロマンティック・ミステリー。
  • 結婚以前
    値引きあり
    4.0
    住谷弓子、27歳。短大を卒業してOL生活ももう7年になる。平凡な毎日がいつまでも続くと思っていたのに、ある朝、目覚めてみると見知らぬ若い男が横に寝ていた…。しかも彼は、大会社の御曹司であった。やがて、彼には婚約者がいて、その婚約者が危険な恋をしていることを弓子は知る! 舞台は東京からドイツへと広がって、さて、この恋の四角関係の行方はどうなる? 平凡だったはずのOL弓子が、とっても素敵になって、仕事に恋(?)に大活躍する青春ユーモア・ロマン!
  • 決算書の9割は嘘である
    3.6
    有名企業の粉飾決算が相次いでいる。決算書は所詮企業が自分で作る成績表。体面を気にする一流企業の決算書ほど虚飾にまみれ、また、脱税のための会計操作も跡を絶たない。国税庁によると、大企業の決算書の実に9割に嘘がある。一見巧妙に仕組まれているようだが、見るべき項目を見れば実は簡単に嘘は見抜ける。「第4期の業績だけ異常に良い」(←株価対策のため売上をよく見せる)、「売掛金だけが異常に減少」(←売上を小さく見せて脱税)、そんな企業に注意せよ。元国税調査官が、危ない企業の見分け方を伝授。
  • 決算書は3項目だけ読めばいい
    3.0
    決算書を読み解くのは、実は驚くほど簡単です。「売上」「利益」「現金・預金」さえきちんと見て行けば、その企業の決算書はだいたい読めるのです。これは税務署流の決算書の読み方です。税務署の調査官は、日本で最も決算書を見ている人種です。彼らは大量の決算書をチェックして、瞬時に企業の実態を見抜かなければなりません。そのためのノウハウを、元国税調査官である著者が明かします。さらに、実際にソフトバンクやトヨタ、楽天、朝日新聞社の決算書を読み、意外な特徴や問題視すべき点を浮き彫りにします。 ●過干渉ママの「二重チェック」と決算書の仕組みは同じ/●「現金・預金」は嘘をつきにくい勘定科目/●売上も利益も横ばいなのに現金が減っている会社は要注意/●決算書は簡単に操作できる/●なぜ楽天はたびたび赤字になるのか?/●朝日新聞は社員天国?/●ソフトバンクの財政状況は大丈夫か?/●給料を上げなかったトヨタ etc.
  • 奇妙な侍たち
    -
    鯛の寸法計り、風呂桶運び、書物の揺さぶり……奇妙な仕事に従事して戦国から江戸にかけての世を生き抜いた男たち。決して派手な活躍はしなかった歴史の中の無名者たちの哀歓をつづった異色の時代小説集。『定本 おかしな侍たち』から八編を選り抜いて改題

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  • 決闘
    5.0
    たった一度きりだったのに……。S大学3年の征哉は、後輩の久美から妊娠した、と告げられた。幼ななじみの典子からお金を借りて始末をつけようとしたのだが、ことはそれだけではすまなかった。ちょっと不良っぽい久美の兄から決闘を申し込まれたのだ。おかげでまわりは大あわて。おっとり育った征哉に決闘なんて似合わない。その上不思議な因縁という他ないのだが、久美と征哉の父親どうしも若い頃、ひとりの少女をめぐって決闘した仲だった。この結末は明朝5時の決闘で…?
  • Kの昇天
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

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  • 獣人ポーズ集
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大ヒット「獣人の描き方」第2弾! 掲載する獣人を50種以上に増量し、プロ獣人絵師によるポーズの描き方、種族や画風、様々なバリエーションの描き分けを徹底解説! 描き方の工程が 1アタリ 2肉付け 3描き込み 4仕上げ の4ステップだから詳細な描き方が紐解ける! さらなるバリエーションを追加し、ぬいぐるみ感あふれるかわいいマスコットタイプのデフォルメ獣人、セクシーでモフモフな女性獣人の描き方もご紹介します。 ■本書の使い方 イラストレーター別での紹介だから、デザイン・画風のバリエーションが一目でわかる! 自分に合った作風を見つけ、お気に入り作家のポイント解説で描き方のコツを学べます。 描き方の工程は1アタリ2肉付け3描き込み4仕上げの4ステップで徹底解説。様々なポーズや角度の獣人の描き方を、1から10まで紐解けます。 ■デッサン&デザインガイドとして ファンタジー作品に役立つアクションポーズからさりげない日常動作まで、ありとあらゆる「獣人」が描けるようになるポーズデッサン&デザインブック。 スリム系、筋肉質、ぽっちゃり、太マズル、メスケモ、マスコット、ぬいぐるみ風、コミカルタッチ、人面風。 スーツ、水着、学生服、ワンピース、ライトアーマー。 様々な画風を持つ人気獣人イラストレーターたちが思い思いに描き、解説するお祭り&テクニックガイド! あらゆる獣人イラストのバリエーションをご紹介する、珠玉の獣人描き方解説本です!
  • けものみち 1
    完結
    -
    東京の名門私立高校・葵学園高等学校は、年々生徒の不良化がすすんでいた。夜の赤坂で“ザ・ムーン”の異名をとる月形潔はこの学園の理事であった。月形は、剣道部の主将・巽次郎を中心に「昭和新撰組」を結成。学園内外の巡回にあたらせるが……。痛快アクション巨編!
  • 剣客定廻り 浅羽啓次郎 旗本同心参上
    -
    町方同心の花形、定廻り──奉行所で年功を積み、一目置かれる者が任命される重職である。だが、そんな慣例を打ち破る男が現れた。浅羽啓次郎、二十八歳。だれが見てもまだ若造である。ただし、育ちが好さそうな出で立ちに剣術遣いという、どこかわけありな同心であった。実は啓次郎、出自に秘密を抱えていたのだが、人並みはずれた観察力と洞察力を持ち、強力な他薦を得て定廻りに抜擢されていたのである。しかし、そんな啓次郎でも難儀する事件が勃発する。目明かしが続けて襲撃されたのだ。探索上には、主犯の逃亡に手を貸す影の存在が明らかに……。しかもそれが意外な人物と知り、一か八かの決断を下して敵を驚かせる! 剣客同心の八面六臂の活躍を描く待望の新シリーズ!!
  • 喧嘩猿
    3.0
    生きて、死ぬだけ。幕末アウトロー揃い踏み! 時は幕末。十六歳の捨吉は名刀・池田鬼神丸と自分の左眼を奪った「黒駒の勝蔵」を追って故郷を飛び出す。千に一つの島破りを成功させた伝説のやくざ「武居の吃安」と出会った彼は、やがて凄絶なる戦いの渦に巻き込まれてゆく。「森の石松」が次郎長の子分となる前の若き姿を描くアウトロー講談小説登場!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 剣鬼、疾走す 小野次郎右衛門伝
    -
    逆袈裟、袈裟掛けは見せ太刀だった。加速度を加えるための一閃、ニ閃であった。三閃は横一文字に薙いだ。手首がぐんと引っぱられ腕がのびた。「うむっ」と松軒が目を剥いた。見切ったつもりなのに、おのれの腹が裂けていた。かれは剣尖の伸びを計算に入れていなかった。――その強さ鬼の如き、小野次郎右衛門の凄絶な生きざまを描く長編時代小説!

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  • 剣鬼、疾走す  小野次郎右衛門伝
    -
    天正八年(1580)桑名。伝馬舟の船頭で十七歳の小野善吉は、天性の剣の才があり、素浪人に挑み、はじめて人を殺めた。善吉は陰流の藤島一心斎が師範の剣術道場破りをたくらみ、師範代の設楽十郎右衛門が相手になるところまでいったが、道場の剣客で高名な伊藤弥五郎が相手となり善吉は敗れた。弥五郎は善吉の剣の才を見抜き、善吉を弟子として小野善鬼と名乗らせた。後の小野次郎右衛門であった。時代傑作。

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  • 剣豪血風録
    -
    剣一筋に生きた凄まじき男達がいた! 本書は、剣豪小説の第一人者が、戦国期から江戸初期にかけて活躍した高名な剣客たちの逸話を鮮やかに描いた短篇小説集である。飯綱の妖術を遣う敵を一瞬にして倒した塚原卜伝。薪一本で剣客を手玉に取った富田勢源。思いのままに敵を御し、戦わずして勝つ伊藤一刀斎。武田晴信・長尾景虎らがその武勇を讃えた法体の名人・佐野祐願寺、島津藩のお家流示現流を天下無敵の剣法に育てた東郷重位。将軍家兵法師範を務め、天下に敵なしと言われた小野次郎右衛門、「直立ったる身の位」によって剣術を変革した柳生兵庫助。燕返しの大技を遣う佐々木小次郎を、枇杷の木刀で一撃で倒した宮本武蔵。杖ひとつで骨まで打ち砕き、相手を“速死”させる柳生十兵衛。高田馬場の血闘で獅子奮迅の働きをし、赤穂藩士としての吉良邸討ち入りで勇名を馳せる堀部安兵衛。迫真の描写で、10人の剣客の強さの真髄を切れ味よく浮き上がらせた一冊。

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  • 西郷盗撮 剣豪写真師・志村悠之介
    4.0
    元幕臣で北辰一刀流の達人の写真師・志村悠之介は、ある日「西郷隆盛の顔を撮れ」との密命を受ける。鹿児島に潜入し西郷に接近するが、美しい女写真家、人切り半次郎ら、一筋縄ではいかぬ者たちが現れ……。
  • 剣豪たちの関ヶ原〈新装版〉
    -
    柳生新陰流の柳生但馬守宗矩 小野派一刀流の小野次郎右衛門忠明 二天一流の宮本武蔵政名 天下分け目の戦い・関ヶ原を岐路として、剣豪たちの生き方はどう変わったか。 ひとつの戦さに同時に参戦していた剣豪たちの接点をさぐりながら、 戦さから剣豪たちが何を学び何を悟ったかを描く。 ※本作品は、「剣豪たちの関ヶ原」を加筆修正した新装版です。
  • <剣豪と戦国時代>剣に生き剣に死す 上泉信綱 佐々木小次郎
    -
    戦国乱世を己の剣の腕を頼りに生きた男たち――上泉信綱と佐々木小次郎を紹介! 天下の兵法と呼ばれるほどに発展する新陰流を創始した信綱と、巌流という独自の剣法を編み出した小次郎。ただ一心に剣の道を極めんとした男たちの謎に包まれた生涯に迫る!
  • <剣豪と戦国時代>天下無敵の剣境へ 宮本武蔵伝
    -
    齢十三のときにはじまり、生涯六〇余度もの決闘に臨んだ宮本武蔵。吉岡一門や佐々木小次郎らとの生死を賭けた戦いの先に、武蔵が辿りついた境地とは? 誕生から幼少時代、武者修行の青年期を経て、『五輪書』を著し死没するまで――宮本武蔵を大研究!
  • 剣豪同心  花咲彦次郎 奪われた名刀
    -
    北町奉行所で例繰方を務める同心・花咲彦次郎。賄賂や付け届け、あげくに強請りたかりはあたりまえの、いわゆる悪徳同心なのだが、この彦次郎、ある問題で頭を悩ませていた。それというのも、家宝として大切にしていた名刀を、つまらぬ仕掛けに引っかかり、奪われてしまったのだ。これまでさんざん自慢していた名刀を、まんまと盗まれてしまったと知れれば、面子どころかお家までつぶしかねない。苦悩する彦次郎の前に、手助けを申し出てきたのは、うら若き娘のお夏。なんとこのお夏は、鼠小僧の二代目を引き継いだ女盗賊であった……。凄腕の同心と女盗賊が手を組み、巨悪に立ち向かう新シリーズ!
  • 銀行裏総務(上) 研次郎事故簿
    -
    1~3巻691~825円 (税込)
    不祥事もみ消しに奔走する男、水方研次郎、42歳独身。金融再編渦中の大手都銀の、総務部付き特別調査役。行内に起こるトラブルのもみ消し屋である。持ち逃げ、隠匿、強盗、不倫まで、終りのない銀行内事件に対し、休みなく処理に奔走する研次郎に、頭取じきじきの密命が下る。それは、次期頭取候補の身上調査だった。だが、その矢先、大阪・梅田支店長が誘拐された。銀行不祥事を抉る快作。上下巻。(『銀行屋研次郎事故簿』を改題)
  • 建設業法のツボとコツがゼッタイにわかる本
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 長時間労働や就業者の高齢化などの課題を解決するために建設業法が25年ぶりに改正されます。本書は、建設業者や建設業許可担当者、法務部、現場の技術者向けにQ&A形式で2020年10月施行の改正建設業法をわかりやすく解説した入門書です。「県外の仕事を請け負いたいけど、許可は大臣許可じゃないとダメなの?」「偽装請負って何?」などよくある疑問を解決します! また、コンプライアンスマニュアルとしても使用できます。
  • 憲法についていま私が考えること
    5.0
    特定秘密保護法の強行採決以来、安保関連法、共謀罪の強行採決……加速する改憲問題の行く末は―? 44名の作家が考える、この国のこと、私たちの未来のこと。 【執筆者一覧】 赤川次郎/浅田次郎/あさのあつこ/梓澤和幸/阿刀田高 大城貞俊/太田治子/落合恵子/加賀乙彦/岳真也/金井奈津子 金子兜太/金平茂紀/川村湊/神田松鯉/黒田杏子 玄侑宗久/坂手洋二/佐高信/佐藤アヤ子/下重暁子/志茂田景樹 高野ムツオ/高橋千劔破/谷川俊太郎/田原総一朗/出久根達郎 ドリアン助川/中島京子/中西進/中村敦夫/中村文則/野上暁 馬場あき子/堀武昭/又吉栄喜/松本侑子/三田誠広/盛田隆二 八重洋一郎/山田健太/養老孟司/吉岡忍/若松丈太郎
  • Kの昇天(乙女の本棚)
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気シリーズ「乙女の本棚」第23弾は梶井基次郎×イラストレーター・しらこのコラボレーション! 小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。 影と『ドッペルゲンゲル』。私はこの二つに、月夜になれば憑かれるんですよ。 満月の夜、療養で訪れた土地の砂浜で私はK君と出会った。 梶井基次郎の『Kの昇天』が、 美しい空間の色彩構成で叙情的な余韻のある作風で知られ、 書籍の装画などで活躍する イラストレーター・しらこによって描かれる。 名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。 自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。
  • 藝術のパトロン 松方幸次郎、原三溪、大原二代、福島コレクション
    -
    コレクションにその名を残した裕福な美術愛好家、松方幸次郎、原三渓、大原孫三郎・総一郎、福島繁太郎との交遊を回想する。松方コレクションの買い付けやモネとの交渉、仏文学者成瀬正一との思い出、原三溪邸に滞日中のタゴールの通訳として寄宿したことを契機に日本美術に目覚めた青年時代、大原コレクションを担った児島虎次郎とのエピソードなどがユーモア豊かに語られる。〈解説〉越川倫明
  • 劇画・長谷川 伸シリーズ 沓掛時次郎
    完結
    4.5
    一宿一飯の恩があるので怨みもつらみもねぇおまえさんとは敵対するが、信州沓掛の時次郎という下らねぇ者でござんす。親子連れに見える3人が、ある旅籠にやってきた。自分達は夫婦ではないという男に主人が真相を問うと、男は一言「そいつはお聞きなさらねぇでくだせえ」と言う。その男の名は、沓掛時次郎。人には言えぬ悲しい因果を背負い、女と子供を連れて旅をする、かつては博徒だった男――。義理とはなにか。人情とはなにか。これは、日本人が忘れてはならない、美しき愛の物語である。【巻末特別付録】菅原文太×小林まこと スペシャル対談収録!!
  • 劇魂VOL.1
    -
    バロン吉元の「柔侠伝」、上村一夫の「同棲時代」、滝沢解+ふくしま政美の「女犯坊」、小池一夫+平野仁の「少年の町ZF」、江波じょうじの「トップ屋ジョー」など昭和を席巻した劇画がズズーッと勢揃い! 掲載作品一覧------バロン吉元「柔侠伝」(第1巻第1話 『女掏摸』収録)、上村一夫「同棲時代」(第1巻Vol.1 『今日子と次郎』収録)、原作:滝沢解 作画:ふくしま政美「女犯坊」(第1巻 『怒根鉄槌篇』収録)、原作:小池一夫 作画:平野仁「少年の町ZF」(第1巻 『ラボック光』収録)、江波じょうじ「トップ屋ジョー」(第1巻 『ガンは俺の命だ』収録)
  • 劇変世界を解く 新地政学
    -
    2017年1月20日、世界は混沌の劇変時代に突入した。 この日、落日の覇権国のトップに立ったドナルド・トランプ米大統領。 自国を最優先する彼が指揮する外交の先に待つのは、弱肉強食のパワーゲームだろう。 歴史に学びながら、 冷徹な現実主義に基づく地政学的視点からトランプ後の世界を読み解いた。 『週刊ダイヤモンド』(2017年1月28日号)の第1特集を電子化したものです。 雑誌のほかのコンテンツは含まれません。 *本誌の電子版も販売しています(最新号は毎週月曜日配信)。 詳しくは「週刊ダイヤモンド」で検索ください。
  • 激流 渋沢栄一の若き日
    4.2
    妄信的に攘夷運動に奔走するも幕府側につき徳川慶喜に仕えた若き日の渋沢栄一。生来の好奇心と慧眼、また人との出会いが、日本資本主義の礎を築く巨人へと成長させた。パリ万博使節団に随行し西欧の神髄を知るまでの渋沢栄一の前半生を描く。
  • 月下におくる(上) 沖田総司青春録
    4.0
    嘉永六年、父を亡くした沖田宗次郎は、試衛館の内弟子となる。並外れた才で頭角を現した宗次郎が道場破りを一手に引き受けるようになる頃、相次いで少年殺しが横行する。魔の手は宗次郎の知己・藤吉にも及ぶ。道場でいくら強くても、友の仇一つとれない……。葛藤は宗次郎の青春に影をおとす。十九歳になった宗次郎は名を総司と変える。尊王攘夷の思想が時代を動かす中、試衛館の面々は浪士隊として京を目指す転機を迎える。
  • 月下の恋人
    3.6
    恋人に別れを告げるために訪れた海辺の宿で起こった奇跡を描いた表題作「月下の恋人」。ぼろアパートの隣の部屋に住む、間抜けだけど生真面目でちょっと憎めない駄目ヤクザの物語「風蕭蕭」。夏休みに友人と入ったお化け屋敷のアルバイトで経験した怪奇譚「適当なアルバイト」……。“心の物語”の名手があなたに贈る味わいある作品集。珠玉の11篇を収録。

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  • 月光の誘惑
    4.5
    自ら命を絶つため、高校生の浅倉美紀は灯台に向かう。だが先に、若い女性が崖の向こうへと消えてしまった。幼い子を残して……。15年後、美紀は成長した涼子と母娘として暮らしていた。しかし、涼子の修学旅行のバス事故を皮切りに、浅倉家に不穏な出来事が続く。美紀の父の病、母の隠し事、妹の悲恋。そして涼子のピアノの発表会で、ついに――。一気読み必至の疾風サスペンス!
  • 現代語訳 江戸府内絵本風俗往来
    -
    幕末の江戸で生まれ育ち、歌川広重を襲名する作者が、明治になって絵と文で回顧した、町や通りの折々の風景。文章でしか知り得なかった光景が、私たちの眼前にありありと現れる。図版283点のすべてを収録。 ■目次(一部) 【上編 外の部  正月~十二月】 将軍家松飾り/辻店の凧売り/魚河岸の初売り/江戸町火消出初め/加賀鳶の初出/獅子舞/厄払い/暦売り/餅網売り/大凧遊び/梅見/日比谷稲荷初午祭/彼岸/豊島屋の白酒/桜草売り/奉公人出替り/参府交代/伊勢参宮の犬/隅田堤の花見/五月端午/両国川開き/富士講中登山出立/金魚売り/風鈴売り/富士詣で/じゃん拳/店頭の納涼/大通りの深夜/花山車/天王祭/朝顔売り/山王祭/花火/からくり/七夕の竹売り/井戸さらい/佃踊り/盆踊り/菊見/神田明神祭礼/紅葉狩り/池上本門寺参籠/七五三の祝い/火事/大名火消/雪見/焼き芋を売る/餅搗き/大晦日……など 【中編 内の部  正月~十二月】 屠蘇を汲み雑煮を祝う/乗馬初め/湯屋の二階/歌牌遊び/十四日年越し/雛祭御道具/初午/書画会/御殿女中宿下がり/灌仏/蛍/梅雨/笹団子/梅干・雷干/精霊棚/藪入りの丁稚/十五夜観月/玄猪の御篝火/恵比須講/勧進相撲/講武/商家の冬夜/酉の市/子犬の小屋を作る/町火消/防大名/新吉原遊里の狐舞/王子の狐火……など 【下編 雑の部】 売卜者/小僧金子の使い/お記録本屋/見附の交代/千両箱の運送/諸侯の水運び/普化僧/七色とうがらし売り/居合抜き/塩屋/子供の喧嘩/豊島屋の樽の曲ざし/粟餅の曲搗き/紅かん/仮似声使い/住吉踊り/歯力/一人相撲/鎌倉節の飴売り/辻謡曲/大道講釈/読売/ところてん曲突き/降巫/唐人飴ホニホロ/墓所の幽霊/淡島大明神/屋敷窓下の買物……など
  • [現代訳]論語
    5.0
    詩人・教育者として昭和初期に活躍した下村湖人。名作『次郎物語』などで知られるこの人物がこよなく愛していたのが「論語」である。本作品はその湖人が逝去する前年に刊行された論語の現代訳であり、いまの時代にもまったく通用する名作である。「東洋を知るには儒教を知らなければならない。儒教を知るには孔子を知らなければならない。そして孔子を知るには『論語』を知らなければならない。『論語』は実に孔子を、従って儒教を、また従って東洋を知るための最も貴重な鍵の一つなのである」という湖人はしかし、こうも述べている。「今日のわれわれの時代においては、文字どおりに受けいれられるものではなく、またしいて受けいれようとしてはならない」。そして「しかし、だからといって、『論語』をただちに時代錯誤の書として早計にすててしまってはならない」と。本書が、多くの現代人の人生の道標になることを願う。

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  • 幻惑の旗 無茶の勘兵衛日月録13
    3.0
    故郷で祝言を挙げ、新妻園枝を伴い江戸へ戻った落合勘兵衛の束の間の平穏は、密偵次郎吉の一報で急変した。情報は、越前大野藩五万石の次期藩主・松平直明(なおあきら)を廃嫡せんとする越後高田藩の不審な動向である。当初、さほど気に止めずにいた勘兵衛だったが、続いて第二報が入り、藩御耳役としての危機本能が目覚めはじめた……
  • 恋がバレたらアイツらに押し倒されました。
    -
    見た目小悪魔なマリヤは高校入学早々、「女王様」「怖い」「悪女」と恐れられ、すっかり有名人。だけど本当は告白デビューすらしたこともない、恋愛偏差値 ゼロ状態。そんなマリヤの密かな恋がうっかりバレてしまった! 保護者のような祥ちゃん、学年の人気者・胡次郎、純情ヤンキー・タカジ、モデルのゆうこさ んの、イケメン3人+美女(?)1人から告白デビューを強制レッスンされることに!?
  • 恋小袖 決定版~牙小次郎無頼剣(六)~
    -
    とある家に踏み込んだ同心たちが、返り討ちにあい殺された。死んだ同心が残した書きつけには、去年の暮れから今年の春までに死んだ三軒の店の主の名前。これらの死に疑いを持ったがために殺されたのではないか。逃げた下手人の行方を小次郎たちが調べ始めると――。非道を重ねた者たちには、夜来る鬼・牙小次郎の正義の刀が振り下ろされる!
  • 小泉進次郎守護霊の霊言 ぶっ壊したいけど壊せない自民党の体質
    -
    なぜ、言いたいことが言えないのか? 未来の総理候補が明かした、 日本政治への鋭い本音。 【議論できない政治は面白くない】 「忖度そんたく」「以心伝心」「空気の支配」で 動く日本の政治の問題点 【自民党には「言論の自由」がない!】 安倍総理が得意分野だと思っている 外交と経済については語れない党内力学 【丸山議員糾弾決議】 出席拒否への厳重注意、その真相は? 【国民に隠したままで大切なことが!】 安倍政権が進める年金・外交・国防政策 【このままで国は守れるのか?】 安倍総理の「ポーズだけの憲法改正」と 米中を天秤にかける「曲芸外交」 【邪魔な存在は葬り去る!?】 自民党が仕掛ける 他党への圧力とメディア操作 ■■ しゅ・ご・れい【守護霊】 ■■ 人間の潜在意識のことで、あの世から地上にいる人を守る過去世の魂。タテマエではない本音を語る性質がある。 ■■ 小泉進次郎の人物紹介 ■■ 1981年~。政治家。自民党衆議院議員。神奈川県出身。父は元首相の小泉純一郎。関東学院大学卒業後、米国コロンビア大学大学院政治学部修士号取得。米国戦略国際問題研究所(CSIS)研究員を経て、2009年、衆議院議員に初当選。その後、自民党青年局長、内閣府大臣政務官・復興大臣政務官、自民党農林部会長、自民党筆頭副幹事長を歴任。2018年より自民党厚生労働部会長を務める。 目次 まえがき 第1章 安倍独裁体質の問題と限界  1 なぜか、父のように本音が言えていない小泉進次郎氏  2 「自民党には、言論の自由がない」  3 憲法改正の「筋」と「建前」  4 「外交と経済の安倍」?―その実態は  5 小泉進次郎氏の人気の秘密は  6 嫉妬されたら、それで消える政治の世界  7 幸福実現党に意見を言わせて、票は取る自民党  8 “斬れ味の鋭い”過去世  9 「他党の票をいかに自民党に集めるか」という圧力と工作  10 小泉進次郎氏の「使われ方」と「危ない瞬間」 第2章 安倍外交の悩乱ぶりを斬る  1 日露外交上の重要問題提起を封殺した怖い体質  2 「外交」でも「エネルギー問題」でも実は悩乱している安倍政権  3 安倍政権の隠し体質・ファシズム体質 あとがき
  • 小泉進次郎と権力
    4.0
    結婚発表で注目されているだけではなく次代のエースと嘱望され、2019年の内閣改造では初入閣が予想されている小泉進次郎。だが政治家として何を考え、変えようとしているのかは必ずしも伝わっていません。本書は、秘書時代から今日まで変容する日本政治の中でどのような役割を果たしてきたのかを明らかにするものです。 社会保障・財政、外交・安全保障、テクノロジー社会といった国民向けの政権構想・政策ヴィジョンを描くのは当然ですが、それとは別に、初当選からトップリーダーを目指すよう宿命づけられた進次郎が人知れず突き詰めてきたのが「権力とは何か」です。 首相のリーダーシップはどうあるべきか、「国民政党」とは何か、与党の担うべき役割とは、国会はそもそも何のためにあるのか――。選挙の「人寄せパンダ」役やメディアでの発信、表舞台での言葉から創られた「虚像キャラ」を離れ、永田町の密室、政権与党の中枢で権力の何を見て、どう考え、行動してきたのか、実像を掘り下げて描きます。9月の内閣改造など最新情報もしっかりフォローします。
  • 小泉進次郎と福田達夫
    4.1
    「小泉家って親子の会話もワンフレーズなんですか?」(福田) 「そりゃね、ワンフレーズじゃ済まないよね」(小泉) 自民党若手政治家の中でもっとも期待される2人、小泉進次郎氏と福田達夫氏の対談本が実現しました。総理だった父のこと、世襲政治家の家のこと、そして自分の夢のすべてを、初めて語り合った衝撃的な1冊です。 2人は2017年の農政(全農)改革で、自民党の農林部会長と部会長代理という立場で、初めてタッグを組み、大仕事を成し遂げました。その過程で、お互いを知り、認め合い、まるで昔からの親友のような関係になったのです。 「うちの親父(小泉純一郎元首相)は、政治家になると友だちなんかできないと言ってた。それが政治の世界だと」(小泉) 「確かに友だちはいなかったかもしれなかったけど、お父様には仲間がいた。うちの親父(福田康夫元首相)とか森喜朗首相は兄弟だった」(福田) 2人は驚くほど素直に意見をぶつけ合います。農政改革の現場では、敵陣に真っ先に攻め込んで暴れまわる騎兵隊長が小泉氏なら、そのあとを粛々と占領していく歩兵隊長が福田氏。個性は違うけれどもぴったりと息のあったコンビは、小泉純一郎総理―福田康夫官房長官時代を彷彿とさせます。 司会はテレビの政治解説でもおなじみの、時事通信特別解説委員の田崎史郎さん。2人の本音をどんどん引き出していきます。 日本の未来を担う2人の本当の姿が見えてきます。
  • 小泉進次郎 日本の未来をつくる言葉
    4.3
    「総理に一番近い男」の実像と日本の変革プランがここに! NYマンハッタン留学、ワシントン“外交”デビュー、大逆風の初選挙、東北復興支援、農業改革、人生100年時代、AI・テクノロジー、「チーム小泉」結集……その時々で、小泉進次郎はどんな言葉を発し、行動に移してきたか?そして2021年総裁選へ――覚悟と用意はできているか? 14年に及ぶ膨大な映像素材と取材メモから、“若き総理”の「進化」の軌跡を追う! 進次郎研究の入門書であり、日本の課題がわかる一冊 ニューヨーク・マンハッタン。留学中の小泉進次郎氏が「出馬宣言」をした。その場に居合わせた著者が、これまでの小泉氏の歩みを膨大な取材メモをもとに解説。さらに石破茂氏をはじめ、アメリカ留学時代の恩師、多くの若手議員&官僚たちにもインタビュー。日本の政治が抱える旧態依然とした問題点をあぶり出し、風穴をあけようとする小泉氏の姿を、さまざまな角度から浮き彫りにしている。 果たして小泉氏が描く「ポスト平成」の日本とは何か? 小泉氏の「日本の未来をつくる言葉」に触れて、総理の資質があるのかどうかをお確かめください。
  • 小泉純一郎・進次郎秘録
    4.0
    小泉家四代にわたる「血と骨」。「小泉純一郎はある時に化けた。進次郎は最初から化けている」。小泉構造改革とは何であったのか――。さまざまな論考が小泉政権当時から現在まである。その評価は歴史がなす。間違いなく言えることは、「郵政解散」に象徴される小泉純一郎総理の決然とした態度は、国民大衆が熱狂し望んだ絶対的宰相の姿である。現在、安倍政権に異議をなす「原発ゼロ」を生涯最後の仕事と意気軒昂に活動する小泉純一郎が触発されたのは、3・11後に精力的に毎月欠かさず被災地を訪れ、現場の声を復興策に盛り込もうとする次男・進次郎の政治家としての姿からではなかったのか。政界総力取材から浮き彫りにする小泉革命の深層。「オレの最後の仕事は、反原発だ! これに尽きる」 小泉純一郎「オヤジがやらなかったことを、わたしはする」 小泉進次郎
  • 小泉純一郎独白
    4.3
    小泉純一郎はいま、どんなことを考えているのか? 政界引退後もなお、その記憶が語り継がれ、人気の衰えも知らぬ元総理。 総理官邸を後にして10年、初めてロングインタビューに応じ、 ノンフィクションライターと向かい合った4時間半。 安倍政権、野党再編、原発ゼロ、闘争の作法、盟友との決別、息子・孝太郎と進次郎、我が「余生」……。 「小泉純一郎にオフレコなし」 一年生議員の頃から永田町界隈の記者たちの間でそう謳われただけあって、ロマンスグレーの男はざっくばらんに語った。 小泉純一郎は過去をどう総括し、どんなニッポンの未来を構想しているのだろうか──。 ●「原発は安全、安い、クリーン。これ全部ウソだ」 ●「選挙に弱い政治家は圧力に弱いんだよ」 ●「酒と女は二ゴウまでって(笑)」 ●「小沢一郎は橋本龍太郎より面白かったな」 ●「俺なら原発ゼロを総選挙の争点にする」 ●「安倍さんは全部強引、先急いでいるね」 ●「議員やめてから靖国に一度も行ってないよ」 ●「自民党は総理に何言おうが自由だった」 ●「進次郎の結婚は四十過ぎでいいよ」 ●「政界っていうのは敵味方がすぐ変わるんだよ」 ●「『女性遍歴を書いてください』って言われる(笑)」
  • 「小泉総理―福田官房長官」の時代が再来する 進次郎が「最強の女房役」を得た【文春e-Books】
    -
    安倍長期政権が続く中、自民党にあってその存在感をますますましている小泉進次郎。そんな小泉が党内で信頼を寄せているのが、福田康夫元首相の長男で、2012年当選の福田達夫だという。農業問題にかかわり持ったことで、意気投合したという二人はお互いをどう見ているのか。政治記者・田崎史郎氏はそんな二人の対談を企画、『小泉進次郎と福田達夫』(文春新書)としてまとめた。本書では、新書には書ききれなかったエピソードやなぜ二人が親しくなったのかその裏側を明かした。(※文藝春秋2017年12月号掲載記事を再編集)
  • 恋ひとすじに
    5.0
    奈々子は文具メーカーで働く平凡なOL。しかし商社の取締役を名乗る湯川と出会った日から、身辺が騒がしくなる。突然妹が上京してきたかと思えば、同僚が殺されてしまい、奈々子自身も命を狙われ危険にさらされる。真相に近付こうとするたび、ちらつくのはある人物の影だった…。事件と事件が絡み合うノンストップサスペンス!
  • 講演会 其他(大正十五年二月号)
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 高校友侠伝パフォーマンス岩次郎 (1)
    完結
    -
    全3巻440円 (税込)
    手の付けられないつっぱり高校生・岩次郎。原チャリを乗り回し、青春とは何か考えるが、女を見ては「やらせろ」を連発。童貞を捨てられずパワーをもてあまし、もがき苦しむ。そんな岩次郎がみせるパフォーマンスとは!?
  • 交差点に眠る
    3.0
    廃屋で激しく愛し合った男女が、直後に撃ち殺された。偶然一部始終を目撃していた不良少女・悠季は二人の堂々とした死にざまに衝撃を受け、自らのふがいない生き方をやめた。十三年が経ち、ファッションデザイナーとして成功した悠季。ところが大切なショーの前夜、人生二度目の射殺事件と関わるハメに……。並外れた度胸とひらめきを武器に、アネゴ肌のヒロインが人間の闇に挑む!
  • 甲次郎浪華始末 1 蔵屋敷の遣い
    4.3
    多額の金子を差し出して返却を迫る両替商泉屋の要求をつっぱねた番頭が、小浜藩の侍に襲われた。町奉行所同心、丹羽祥吾を巻き込み真相解明に奔走する若狭屋の跡取り、甲次郎。気鋭の大型新人が天保年間の大坂を舞台に武士と商人の策謀を描く書下ろし長編時代小説。
  • 甲次郎浪華始末 3 雨宿り恋情
    4.0
    大坂東町奉行所同心が殺された。内々に処理させよという城代の命に反して、秘密裡に同僚の死の謎を追う丹羽祥吾。手を貸すことになった、呉服商若狭屋の跡取りで幼なじみの甲次郎。二人に襲いかかる刺客、不可思議な行動をとる奥女中、事件は若狭屋の主と娘信乃を巻き込んで思わぬ展開をみせる。書き下ろし長編時代小説第三弾。
  • 甲次郎浪華始末 2 残照の渡し
    4.0
    呉服商若狭屋の跡取り、甲次郎と道場仲間だった豊次が殺された。犯人探しに奔走する甲次郎に大坂城代管轄の長内村の煙硝蔵が破られたという噂が届く。一方、若狭屋に寄宿している千佐の友達、美弥を郷里に送り届けた甲次郎と千佐が何者かに襲われて・・・。
  • 甲次郎浪華始末 4 迷い雲
    4.0
    美濃屋の一人娘おりんが失踪した。ちょうどその頃、京都の公卿の御落胤と自称する若者が大坂の町で評判となっていた。若狭屋の跡取りである甲次郎と大坂東町奉行同心の丹羽祥吾は、失踪事件と御落胤騒動に深いつながりがあるのを探り出すが…。甲次郎と千佐、祥吾と信乃の恋の行方は!?好評シリーズ第四弾!
  • 構想力の方法論
    3.6
    これからは、想像力を超えた「構想力」へ 不正相次ぐ大企業、掛け声だけの働き方改革、かみ合わないデジタル化… 日本の問題は、想像力の欠如に起因する構想力の欠乏にある。 これからの時代、目先の課題より 世界的な視野で社会全体の在り方を見据え、 方向性を考えるべきだ-- 野中郁次郎氏、紺野登氏が贈る新世代へのメッセージ。 「この本は知識創造理論を基礎にして、いかに構想力を「次代の知力」として 身に付けられるか。その方法論がテーマです。 構想力を高めるヒントやメソッド、儲け方などについて書かれた ノウハウ本ではありません。構想事例(ケース)集でもありません。 それらを期待する読者をがっかりさせるかもしれません。 経営の世界だけでなく、社会的活動や研究活動など何らかの構想や 構想力を求められる読者も想定しています。本書が構想力について 関心を持ち、実践していくための「知的資源」となれば幸いです。」 (「はじめに」より)
  • 講談名作文庫7 鼠小僧次郎吉
    -
    十二歳にして世情に義憤を感じ、善悪の見境なく義侠心を振り回す次郎吉は、親に勘当され、京阪まで男修行の旅に出る。貧しき者を救い不善をなす者を挫くその義侠心と人情味。生粋の江戸っ子魂、鼠小僧次郎吉、侠盗の一代記。
  • 講談名作文庫18 清水次郎長
    4.0
    「清水港は鬼よりこわい、大政小政の声がする」と恐れられた大政、小政を始め、あまたの子分から親分と慕われ、海道一の侠客としてその名を天下に轟かした清水次郎長の一代任侠物語。死相を気にして家業をやめて侠客となる。石松の金毘羅参り、卑怯な都鳥の刃にかかって無念の最期を遂げた石松の仇を討ちとる次郎長の子分思い、大侠客の面目躍如として痛快無比な物語。
  • 硬派の肖像 ~ぶれない男、31人の人生訓~
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 今をときめく男31人のインタビュー集! 見たい! 読みたい! 今をときめく男たちの熱いインタビュー! 女性月刊誌『Precious』の好評連載「硬派の肖像」が、一冊のムックに。真摯、ひたむき、木訥――そんな言葉が似合う筋の通った生き方をする男たちが、伊集院静を筆頭に31人勢揃い。ほれぼれするカッコいい写真と示唆に富んだ言葉から、彼らの硬派な生き方に迫ります。インタビューから人生訓をピックアップし、今の時代に響く名言集としても必読。 「おのれ以外のために何かをする、それが生きるということ」伊集院静 「いっぱいいっぱいだけど、手を抜くことを覚えたくない」遠藤憲一 「自分を放棄してるってことはみっともないことだ」蜷川幸雄 「運は喰らいついてバネにしなければ、運ではなくなる」佐藤浩市 「人間、やっぱりやるときは目の色を変えてやらないと」市川海老蔵 登場するのは、ほかに首藤康之、古田新太、姜尚中、野村萬斎、板尾創路、岸谷五朗、市川猿之助、内野聖陽、松山ケンイチ、長塚京三、伊原剛志、浦沢直樹、渡辺謙、横山剣、中井貴一、武豊、浅田次郎、豊川悦司、本木雅弘、佐渡裕、木村大作、松田龍平、是枝裕和、佐野元春、仲代達矢、葛西紀明の全31名。 ※この作品はカラーが含まれます。
  • 交尾
    無料あり
    4.5
    1巻0円 (税込)
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