歴史・時代小説の検索結果

  • 師弟 新・軍鶏侍

    新・軍鶏侍

    小説・文芸
    3.5
    1~5巻704~759円 (税込)
    跳べ、若軍鶏(わかしゃも)よ! 息子や弟子たちの成長と旅立ちを見守る日々…。七年の歳月が過ぎ、齢(よわい)五十四となった園瀬藩の道場・主岩倉源太夫。だれにも避けることのできぬ“老い”を自覚しつつも、かつて退けた剣士の挑戦を再び受けて立つ。挑戦者の註文は「真剣で」だった―(『歳月』)。道場を開いて弟子を持ち、後添いにみつを娶って、思いがけず子を得た源太夫。息子の成長と旅立ち、弟子の苦節と克服を見守る、逃徹した眼差しの時代小説4篇を収録。軍鶏侍シリーズ新展開の第1弾!
  • 溝猫長屋 祠之怪

    溝猫長屋 祠之怪

    小説・文芸
    3.5
    1~5巻704~726円 (税込)
    猫まみれ長屋の奥にある祠に、毎朝お参りすることになった溝猫長屋の年長組、十二歳の忠次たち四人。そのお多恵の祠の力なのか、忠次たちは幽霊を感じることができるようになる。桶職人の倅、忠次は「見る」ことが、提灯屋の倅、新七は「嗅ぐ」ことが、油屋の倅、留吉は「聞く」ことができるようになった。将棋盤の職人の倅、銀太だけは何も変わらない。お多恵の祠は、はたして長屋の子供たちの守り神なのか、それとも!?
  • 徒目付 情理の探索 純白の死

    徒目付

    小説・文芸
    -
    1~2巻704~748円 (税込)
    人情と道理で悪を裁いて、弱き者を救う! 上司である公儀目付の影山平太郎から、 「小普請組前川左近の新番組頭への登用が内定した。ついては行状を調べよ」 との命を受けた、徒目付の望月丈ノ介。 さっそく相棒の福原伊織へ報告するため、組屋敷へ向かった。 二人一組で役目を遂行するのが徒目付なのだ。 正義感に溢れ、剣術をよく遣う丈ノ介と、かたや身体が弱いが、推理と洞察の力は天下一品の伊織。 まずは聞き込みをはじめた丈ノ介は、左近が文武両道の武士と知るも、双子の弟で、勘当された右近の存在を知る。 が、近隣に住む誰もが、右近について話が及ぶと口をつぐんでしまう――。 兄の左近から口封じされているのか? 勘当された事情が手に入らず、まったく探索が進まない丈ノ介は、状況を打開しようと思い切って、左近が師範代をしているという東軍流の剣術道場へ乗り込んだ。 手合わせしてみれば、おおよその人柄がわかるだろうと踏んだのだ。 事は、丈ノ介の思惑通りに運んだのだが……。 最後に大どんでん返しが待ち受ける、書き下ろし時代小説!
  • 風のかたみ

    風のかたみ

    小説・文芸
    3.9
    1巻704円 (税込)
    上意討ちにあった、豊後安見藩一門衆筆頭の佐野了禅。女医師・伊都子は、ある密命を帯び、佐野家の女人たちが暮らす白鷺屋敷に送り込まれるが、そこでは不審な死を遂げる者が相次ぎ……。女の執念に切なさがこみ上げる長編時代小説。解説・冲方丁。
  • 新装版 お腹召しませ

    新装版 お腹召しませ

    小説・文芸
    3.9
    1巻704円 (税込)
    えっ、その責任おれがとるの!? 仕事と、家庭と、世の中と――戦う男の本分とは。 司馬遼太郎賞・中央公論文芸賞受賞。 『一路』『流人道中記』の浅田次郎が贈る、笑って泣ける傑作時代小説。 婿養子が公金を持ち出し失踪。不祥事の責任を取りお家を守るため、妻子や部下に「お腹召しませ」とせっつかれる高津又兵衛が、最後に下した決断とは……。武士の本義が薄れた幕末期。あふれ出す男の悩みを、侍たちはどう乗り越えたのか。表題作ほか全六篇に書き下ろしエッセイを特別収録。
  • 風よ哭け 橋廻り同心・平七郎控

    風よ哭け 橋廻り同心・平七郎控

    小説・文芸
    4.0
    1巻704円 (税込)
    八丈島送りの父と、巾着(きんちゃく)切りの息子、その心に吹きすさぶものは…。立花平七郎は懇意の酒屋での聞き酒会の最中、巾着切りの少年を捕えた。身元を質すと、父親は八丈島に流されていてひとり暮らしだという。父は諸色(しょしき)問屋の手代頭だったが、暗闇の中、賊と間違えて主の弟を刺し殺したのだ。平七郎は自分が取り調べた一件だったと驚く。少年の住まいを確保した直後、恩赦の報せが届き、父子は再会を果たしたが……(「風よ哭け」)。ますます快調のシリーズ第14弾!
  • おとっつあん 八丁堀赤鬼忠孝譚

    八丁堀赤鬼忠孝譚

    小説・文芸
    4.0
    1~3巻704~748円 (税込)
    因縁をつけられて父親を無為に殺された高井伊八郎は、加護藩からひとり、江戸に仇討ちに出てきていた。憎き仇の名は、竜崎又右衛門。長らく仇を見つけられぬまま、行き倒れた伊八郎が助けられ意識を取り戻すと、そこは多くの恵まれない生い立ちの子どもを引き取って育てている、忠孝園という施設だった。そして、忠孝園を運営する有徳の士・祐源は、話に聞いていた父の敵、又右衛門と面影がそっくりだった――果たして、祐源の正体は善人の面をかぶった極悪人なのか? 自分が祐源を斬ったら、遺された子どもたちはどうなる??様々な黒い噂も耳に入り、伊八郎は真実を突き止めるべく、祐源に近づこうとするのだが―― さまざまな人生模様が交差する人情時代ミステリ!
  • 鳳凰の船

    鳳凰の船

    小説・文芸
    4.7
    1巻704円 (税込)
    明治初期の函館。洋船造りの名匠と謳われたものの、いまや仏壇師としてひっそり暮らす続豊治。だが若き船大工との邂逅により、再び奮い立つ/表題作。初代北海道庁長官・岩村通俊、イギリス人貿易商・ブラキストンなど、北海道開拓期に名を刻んだ者たちの逡巡や悔恨、決意を叙情豊かに描きあげた五編。第7回歴史時代作家クラブ賞受賞作。
  • 風刃の舞 北町奉行所捕物控

    北町奉行所捕物控

    小説・文芸
    -
    1~8巻704~759円 (税込)
    江戸の空に放たれた一本の矢。それは律儀な魚売りの命を奪った。北町奉行所同心鷲津軍兵衛は、矢の作りから、大身旗本を疑う。すると、手先の下っ引を同じ矢が襲い、軍兵衛も柳条流の遣い手の旗本家用人と対する。その折、一家皆殺しの残忍な押込み一味の潜伏が知れ…。軍兵衛は旗本を裁けるか? 凶賊を捕えられるか? 八丁堀同心の心意気が胸に響く捕物帖。
  • 出入物吟味人~日暮左近事件帖~

    出入物吟味人~日暮左近事件帖~

    小説・文芸
    3.5
    1巻704円 (税込)
    出入物吟味人として日暮左近が働く公事宿巴屋に鍛金師の文吉が銀の香炉の代金を払ってもらえないと公事訴訟の依頼に来た。しかし、文吉は何者かに殺害されてしまう。それでも文吉の依頼を完遂せんと動く左近の前に、謎の忍びが現れ、背後には醜い権力者同士の争いが――。左近の無明刀が欲に塗れた悪を斬る! 藤井邦夫の代表シリーズ、五カ月連続刊行第二弾。(『無明暗殺剣 日暮左近事件帖』改題)
  • 新まろほし銀次捕物帳

    新まろほし銀次捕物帳

    小説・文芸
    4.0
    1~3巻704~748円 (税込)
    両替商滝島屋の主と手代が下谷広小路で何者かに首を掻き切られて殺された。凶器は匕首(あいくち)とみられた。池之端の岡っ引き銀次には遺体の惨状に見覚えがあった。半年ほど前、浅草田原町で殺された料理茶屋橘屋の主の死に様と酷似していたのだ。そして、二つの事件の繋がりを探っていた佐久間町の岡っ引き平造が斬殺された。銀次は下手人を追うが、やがて魔の手が襲い来る。書下し長篇時代剣戟。
  • 侍の本分

    侍の本分

    小説・文芸
    -
    1巻704円 (税込)
    家康にも真っ向から逆らった“天下の御意見番”大久保彦左衛門とその矜持を描いた歴史長篇。 主君のことを思えばこそ、主君におもねってはならない――頑固一徹、家康に対しても己の言を曲げなかった徳川家の譜代、大久保彦左衛門。 その強情な性分から、元和偃武を迎えたときの禄はわずか千石だった。そんな彦左衛門が子孫に向けて書き遺した『三河物語』には、徳川家と、それに仕えた大久保一族の歴史が描かれている。 彦左衛門が語る侍の本分とは? 直木賞作家が、緻密な考証で生き生きと紡ぐ本格歴史長篇!
  • 天文方・伊能忠敬 出奔

    天文方・伊能忠敬

    小説・文芸
    4.5
    1~2巻704~726円 (税込)
    幼い頃から謎解きを得意とする三治郎(後の伊能忠敬)は、酒造家の伊能家に婿養子に入った。着実に家業を伸ばし続ける一方で、伊能家に伝わる測量術を元に、全国の測量に旅立った。しかし、その最中、さまざまな事件に巻き込まれ……。書き下ろし新シリーズ。
  • 新装版 はやぶさ新八御用帳(一) 大奥の恋人

    新装版 はやぶさ新八御用帳

    小説・文芸
    4.0
    1~10巻704~880円 (税込)
    如法暗夜――お鯉の家からの帰路、新八郎は辻斬りの現場に遭遇する。殺されたのは本石町鶴丸屋の当主・清兵衛。下手人を追う最中、今度は成子坂で首無し死体が見つかった。二つの殺人を探索する新八郎は、それらの死が大奥へと結びつくことに気づくが……。男子禁制の園に秘められたものとはなにか。
  • 伽羅の残香 風烈廻り与力・青柳剣一郎[39] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    伽羅の残香 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    小説・文芸
    5.0
    1巻704円 (税込)
    伽羅に似た香りの鬢付け油が大人気の『錦屋』。その主・卯三郎は、何でも金の力で他人のものを奪い取ると評判だ。ある日、腹を真一文字に斬られた男の死体が見つかった。青柳剣一郎は、男が錦屋を探っていたと知り、卯三郎が本物の伽羅をつかっているのではと疑う。さらに、錦屋の用心棒が相次いで襲われ、大盗賊が伽羅を狙っていた話を耳にする。欲望渦巻く争いの行方は!?
  • 霧に棲む鬼 風烈廻り与力・青柳剣一郎[38] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    霧に棲む鬼 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    小説・文芸
    3.5
    1巻704円 (税込)
    口入屋『宝生屋』番頭の久次郎と町火消し吾平の惨殺体が立て続けに見つかった。風烈廻り与力・青柳剣一郎は手口の残忍さから同一犯と断定。宝生屋・主の与五郎が二人と博打仲間だったと知り遺恨を疑うも、与五郎は身に覚えがないと言う。だが与五郎も謎の刺客に襲われ、15年前の悲惨な事件が浮上する…。哀しみの果てに己を捨てた復讐鬼を、剣一郎はどう裁く。
  • 離れ簪 風烈廻り与力・青柳剣一郎[37] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    離れ簪 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    小説・文芸
    3.7
    1巻704円 (税込)
    足袋問屋『山形屋』への婿入りを次男から切望され、鼻緒問屋『能代屋』の主は悩んでいた。相手は美人だが、高額の持参金、趣味三昧、病死した婿は毒殺だった、と黒い噂ばかり。真相究明を頼まれた青柳剣一郎は、仲人や検視した同心を尋ね歩くが、前夫の死因は揺るがない。そう結果を報告するも、次男が婿入りした直後に事件が! 奥深い男女の闇を剣一郎が斬る。
  • 喜連川の風 江戸出府

    喜連川の風

    小説・文芸
    3.8
    1~6巻704~748円 (税込)
    石高はわずか五千石だが、家格は十万石。日本一小さな大名家が治める喜連川藩では、名家ゆえの騒動が次々に巻き起こる。家格と藩を守るため、藩の中間管理職にして唯心一刀流の達人・天野一角が奔走する!
  • 破暁の道(上) 風烈廻り与力・青柳剣一郎[35] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    破暁の道 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    小説・文芸
    3.3
    1~2巻704円 (税込)
    周次郎の女房のおきみが失踪した。実家の大店の質屋『甲州屋』の差金だと考えた周次郎は、亡父の今際の際の言葉を手がかりに、甲府へ女房捜しに向かう。だが、旅の途中、謎の刺客に襲われる。一方、悪質な金貸し妹尾別当を探る青柳剣一郎は、妹尾と『甲州屋』の関係を語る家訓に違和感を覚えていた。やがて江戸で起きた破落戸の連続殺しが、新たな事件の始まりに…!
  • 砂の守り 風烈廻り与力・青柳剣一郎[34] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    砂の守り風烈廻り与力・青柳剣一郎

    小説・文芸
    4.0
    1巻704円 (税込)
    鮮やかな斬り口だった。矢先稲荷脇で発見された死体を検死した青柳剣一郎は剣客による犯行と判断。三月前の刃傷事件と絡め、連続殺人を疑い探索を始める。浮上したのは同じ頃に一刀流仁村道場の師範代を辞め、姿を晦ました神村左近という男だった。一方、その道場の門弟高岡弥之助は事件当日、現場付近で左近を目撃、独自に追っていたが、第三の死体が発見され…。
  • 美の翳 風烈廻り与力・青柳剣一郎[33] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    美の翳 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    小説・文芸
    3.7
    1巻704円 (税込)
    太物店『山形屋』の主は、店に置き忘れられた三十両の持主探しに嫌気がさしていた。貼紙をしても現われるのは偽者ばかり。ついに本人かと安堵するも、受け取りに来たのは代理の男だった。それでも主は男を信用するが、話を聞いた青柳剣一郎はあまりの大金と都合のよい話に不審を抱く。しかし、男はすでに行方をくらましていた。同じ頃、掏摸の死体が発見され…。
  • 善の焔 風烈廻り与力・青柳剣一郎[32] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    善の焔 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    小説・文芸
    4.0
    1巻704円 (税込)
    強風吹き荒れる大伝馬町で、火の手が上がった。青柳剣一郎たち風烈廻りの働きで小火に済むが、数日後、今度は通旅籠町で付け火未遂が起きる。しかも、犯人を目撃した男が刺された。当夜の風向きからすると、狙いは牢屋敷の解き放ちか!? 死罪で入牢中の5人と関係の深い者を探る剣一郎。やがて、事件の真相が人の心に棲む“善と悪の奥深さ”にあると気付くが…。
  • 江戸を造った男<文庫版>

    江戸を造った男<文庫版>

    小説・文芸
    4.6
    1巻704円 (税込)
    伊勢の貧農に生まれた七兵衛(後の河村瑞賢)は江戸に出て、 苦労の末に材木屋を営むようになり、明暦3(1657)年、 明暦の大火の折に材木を買い占めて莫大な利益を得る。 やがて幕府老中の知遇をえて幕府の公共事業に関わっていく。 日本列島の東廻航路・西廻航路の整備や 全国各地で治水・灌漑・鉱山採掘などの事業を手がけ、 その知恵と胆力で次々と難題を解決していく。 新井白石をして、「天下に並ぶ者がない富商」と賞賛された男の波瀾万丈の一代記。 2018年は河村瑞賢生誕400年。 ビジネスパーソン必読の長編時代小説。
  • 真の雨(上) 風烈廻り与力・青柳剣一郎[30] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    真の雨 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻704円 (税込)
    困窮する彦崎藩は財政再建に迫られていた。藩内では茶と椎茸の栽培に期待をかけるが、野心家の藩主・隆興は幕閣への道を志す重荷になる多額の賄賂に藩が割れる中、領民からの信頼の篤い江戸家老・大藤主水は苦悩の末、忠義を貫き隆興を支持。一方、反隆興派は藩を守るべく主水の暗殺を企んだ。そこに、風烈与力の青柳剣一郎は密かに主水の警護を依頼され…。
  • 暴れん坊将軍 江戸城乗っ取り

    暴れん坊将軍

    小説・文芸
    -
    1~3巻704円 (税込)
    貧乏旗本の三男坊・徳田新之介の正体は、八代将軍・徳川吉宗であった! 町火消「め組」の頭・辰五郎や妻のおさい、御庭番の左平次とおもんなど人気キャラクター揃い踏み。江戸城を狙う巨悪を、吉宗が成敗!
  • まよい雪 風烈廻り与力・青柳剣一郎[29] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    まよい雪風烈廻り与力・青柳剣一郎

    小説・文芸
    3.7
    1巻704円 (税込)
    佐渡から江戸へと帰り着いた鉄次と弥八。鉄次は水替人足として酷使されるなか、唯一の支えが許嫁のおきみだった。だが、苦界に沈んだと知らされ、身請金のため押込み一味に。一方、弥八も親友のため、ある企みに加担しようとしていた。弥八はかつての恩人青柳剣一郎を頼るべきか悩むが…。大切な人のため、悪に染まろうとする二人。剣一郎の救いは間に合うのか?
  • 人待ち月 風烈廻り与力・青柳剣一郎[28] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    人待ち月 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    小説・文芸
    3.5
    1巻704円 (税込)
    二十六夜待ちの晩、高級料理屋『松風』の看板娘おゆきが姿を消した。女将は遊び人の冬吉と駆け落ちしたと決めつけるが、青柳剣一郎は女将の頑なな態度に不審を抱く。おゆきの妹おしゅんも、そんな相手はいないと証言。数日後、大川に冬吉が無惨な姿で浮かび…。二人の身に一体何が? おゆきの安否は? 妹の想いを背負う剣一郎が、隠された真実を炙り出す!
  • 花さがし 風烈廻り与力・青柳剣一郎[27] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    花さがし 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    小説・文芸
    4.3
    1巻704円 (税込)
    藤が優雅に咲き誇る妻恋坂で、ふいに大八車から樽が落下。幼い娘と女中に迫るその樽を、一人の男が体を張って止めた。だが、その事故で男は記憶を喪失。偶然居合わせた青柳剣一郎は、男が藤を熱心に見ていた様子を手掛かりに、身許捜しに努める。やがて、男に怪しい影が忍び寄り…。そこには予期せぬ謀略が隠されていた。果たして、剣一郎は男を救えるのか。
  • 維新始末

    維新始末

    小説・文芸
    3.3
    1巻704円 (税込)
    老中・水野忠邦による天保の改革から二十年。黒船来航以降、恐慌を来す江戸の町を、勤王の志士を騙る剣呑な浪人たちが跋扈するようになっていた。さらにその黒幕には、薩摩藩の巨魁の影が…。失われた秩序を取り戻すべく、我らが榊扇太郎が江戸の顔役たちとともに立ち上がる!「闕所物奉行 裏帳合」シリーズに連なる、待望の文庫書き下ろし。
  • はだれ雪 上

    はだれ雪

    小説・文芸
    3.9
    1~2巻704円 (税込)
    諦めず、迷わず、信じた道を一筋に―― 謎の刃傷事件を起こした浅野内匠頭。 彼が密かに残した”最期の言葉”とは。 言葉を聞いた勘解由の、秘めたる想いの行方は。 直木賞作家が描く、かつてない「忠臣蔵」! 元禄十四年(1701)十一月。 若くして扇野藩の馬廻り役・中川三郎兵衛の後家となった紗英【さえ】は、江戸からやってくる永井勘解由【ながいかげゆ】という人物の接待役兼監視役を命じられた。  勘解由は旗本であり、幕府の目付役だったが、将軍・徳川綱吉の怒りにふれて扇野藩にお預けの身になったという。 この年、江戸城内で、播州赤穂の大名・浅野内匠頭が、高家筆頭、吉良上野介を斬りつける刃傷事件が起きていた。浅野内匠頭は理由を問われぬまま即日切腹。だが勘解由は、老中に切腹の見合わせを進言し、また切腹の直前、襖越しにひそかに浅野内匠頭の"最後の言葉"を聞いたという。この行いが将軍、徳川綱吉の知るところとなり、機嫌を損じたのだった。 雪が舞い散る中、屋敷に到着した勘解由を迎え入れた紗英は、役目を全うしようとするが――。 身分を隠し、勘解由の元を訪れる赤穂浪士。 勘解由のやさしさに惹かれてゆく紗英。 扇野藩に、静かに嵐が忍び寄る。 これまでにない視点から「忠臣蔵」の世界を描き、新たな感動を呼び起こす歴史時代長編! ≪熱き信念が胸を打つ、扇野藩シリーズ≫ ※本書は、2015年12月に小社より刊行された単行本を上下に分冊の上、文庫化したものです。
  • 雅や京ノ介 女帝の密偵

    雅や京ノ介

    小説・文芸
    3.0
    1~4巻704~748円 (税込)
    深川の町外れ、〈鬼灯長屋〉に、奇妙な看板がかかった。〈雅(みやび)や──よろず、みやびごと伝授〉。立花、茶の湯、書道、蹴鞠、和歌、源氏物語などを教えるというのだが、およそ裏長屋にはふさわしからぬ習い事。この私塾を開いた浪人者・京ノ介は、女帝陛下の密命を帯びていた。京ノ介に襲いかかる朝廷転覆の策謀の裏には、意外な黒幕が──! 注目の新シリーズ、開幕!
  • 関八州御用狩り

    関八州御用狩り

    小説・文芸
    -
    1~3巻704~770円 (税込)
    江戸の町奉行の手が届かない関八州は、悪党の逃避先。そこに彼らを江戸に引き戻すための賞金稼ぎ――追い首たちがいた。旗本三男の白光新三郎もその一人だが、出世欲にまみれた長男に金を巻き上げられてばかり。それでもめげずに、無愛想で魁偉の大黒主水、追い首の元締めに仕える利吉と共に、関八州を駆け巡る! 個性豊かな三人が繰り広げる痛快無比の時代小説。(『風聲 関八州御用狩り』改題)
  • ふろしき同心御用帳

    ふろしき同心御用帳

    小説・文芸
    -
    1~7巻704~748円 (税込)
    奉行所に出仕するのが大嫌いな定町廻り同心の近藤信吾。代わりに決まって行く先は船宿の「千成」で、瓦版屋の栄吉や医者の八朔、女将のお蔦らに大げさな自慢話を聞かせて過ごす。されど騒ぎが出来すれば、己の義と情をたぎらせて、刀と大法螺で一件落着。広げた風呂敷は必ず畳む! 粋な男の活躍と江戸の町に住む個性豊かな人びとが織りなす痛快無比の時代シリーズ第一弾! 『ふろしき同心御用帳 恋の橋、桜の闇』改題。
  • 青嵐 見届け人秋月伊織事件帖

    青嵐 見届け人秋月伊織事件帖

    小説・文芸
    3.7
    1巻704円 (税込)
    伊織、けじめの「見届け」を描く文庫書下ろし完結巻!「押し込みをやる悪い奴らの情報がある」見届け人志願でだるま屋を訪ねた男は、食い詰めた大店の息子・巳之助だった。生き別れの母との再会を願い、仕舞屋で下働きする巳之助は、伊織が探索する、世間を震撼させた悪党一味につながっていた。伊織、けじめの「見届け」と母子の悲縁を描く感涙のシリーズ完結巻。
  • 将軍の影法師 葵慎之助 拝命

    将軍の影法師 葵慎之助

    小説・文芸
    3.0
    1~6巻704~715円 (税込)
    将軍家と縁続きである〈葵の若〉こと勝田慎之助は、直心影流小太刀の遣い手ながら、父の死により寺の住職となっていた。が、突然、「上様をお守りせよ」との予期せぬ命を拝する事態に──。諸藩をも巻き込み、将軍の座を狙う御三卿の田安宗武と一橋宗尹(むねただ)。〈公人朝夕人(くにんちょうじゃくにん)〉の後見人となった慎之助は御側御用取次の大岡忠光、九代家重を陰で警固する葛西衆らとともに天下の大乱を防げるのか!?
  • 新装版 御免状始末 闕所物奉行 裏帳合(一)

    新装版 闕所物奉行 裏帳合

    小説・文芸
    -
    1~6巻704円 (税込)
    ※<ご注意ください> 本書は、二〇〇九年十一月に刊行された作品を改版して電子書籍化したものです。 遊郭の打ち壊しが起こり、闕所物奉行、榊扇太郎は競売の入札権を持つ天満屋とともに後始末にあたる。事件を発端に不可解な殺人が続発、そこには水戸藩の思惑と幕府の陰謀が入り乱れていた。やがて吉原にも魔の手がのび、扇太郎にも危険が迫る! 痛快時代小説新シリーズ、待望の新装版!
  • 江戸城 御掃除之者!

    江戸城 御掃除之者!

    小説・文芸
    4.0
    1~3巻704~748円 (税込)
    江戸城の掃除を担当する御掃除之者の組頭・山野小左衛門は、上司から極秘の任務を命じられる。それは男子禁制の大奥の掃除。7代将軍徳川家継の生母である月光院付きの御年寄・音羽が何年も局に籠もり、部屋を芥溜めにしているらしい。精鋭の配下6人を集め、大奥へと乗り込むが、そこには大奥女中による鉄壁の防衛線が築かれていた……。掃除に命を懸ける7人の侍に降りかかる無理難題。大江戸お掃除戦線、異状アリ!
  • 幕末蒼雲録

    幕末蒼雲録

    小説・文芸
    -
    1~2巻704~1,012円 (税込)
    狂瀾怒涛の幕末。京都島原遊郭に育った美少年・椿は、生まれながらにして人を斬る術を心得ていた。ある日、椿は芹澤鴨という男と出会う。南朝の皇子を探す芹澤の存在が、椿の周囲を脅かし――。
  • 雪華燃ゆ~上絵師 律の似面絵帖~

    雪華燃ゆ~上絵師 律の似面絵帖~

    小説・文芸
    3.7
    1巻704円 (税込)
    上絵師として、初めて着物を手がけることになった律。粋人として名を馳せる雪永が親しい女に贈るものだ。張り切って下描きを仕上げる律だが、なかなか良い返事がもらえない。そんな中、ある女から金を騙し取ったという男の似面絵を引き受けるのだが――。涼太との恋、仕事への矜恃。心を揺らしながらもひたむきに生きる女職人の姿を描く、人気シリーズ第三弾。
  • 双燕の空

    双燕の空

    江戸初期、幕府の基礎を築いた名老中と言われた阿部忠秋。彼が育てた数多くの孤児の中の二人―柳之介と秋太。二人は反発しあいながらも力を合わせ、柳之介は鍛え上げた剣術、秋太は明晰な頭脳で、様々な困難に立ち向かう。「誇り高き心」と「幽玄なる智」―異なる才を持ち、強き絆で結ばれた二人の若き男達の物語。
  • 源平の姫君たち 白の章

    源平の姫君たち 白の章

    時は平安時代末期。打倒平家の名の下に進軍を開始した源氏軍。棟梁である頼朝の妻・政子は、夫亡き後「尼将軍」として鎌倉幕府の実権を握る。源義経の正室・郷御前、愛妾の静御前、側室の蕨姫。悲劇の武将をめぐる姫君たちの悲恋。貴族社会から武家社会へと移り変わっていく中、時代の波に翻弄された女たちの波乱の生涯を描く。
  • 源平の姫君たち 紅の章

    源平の姫君たち 紅の章

    平安時代末期。栄華を極めた平家一門の陰で、過酷な運命に翻弄された女たちがいた。平清盛をめぐる祇王と仏御前の葛藤、安徳天皇の母として国母となった建礼門院徳子の悲劇、二人の天皇に愛され后となった藤原多子、宮廷一の美女と謳われ夫に殉じ、海に消えた小宰相…。一門の興亡を女性たちの視点で描く、新たな「平家物語」。
  • 銭神剣法無頼流 いのち売り候

    銭神剣法無頼流

    小説・文芸
    3.0
    1~2巻704円 (税込)
    銭神刀三郎は日本橋の剣術道場の若師匠。父から道場を継いだが門弟は四散し、刀で斬り合う命懸けの仕事「命屋」で稼ぎを得ている。日本橋川に旗本の家士・吉川宗次郎と呉服屋の娘の死体が上がる。相対死との見立てを疑問に思う娘の父は刀三郎に調査を依頼。吉川の奉公先の旗本・佐々木家を探り始めた刀三郎は浅賀道場の師範代・峰川に襲われる。浅賀道場と佐々木家には繋がりが……。刀三郎の変幻自在の実戦剣法が悪を絶つ!
  • 手習重兵衛 闇討ち斬 新装版

    手習重兵衛 新装版

    小説・文芸
    3.0
    1~6巻704~748円 (税込)
    江戸白金で行き倒れとなった重兵衛は、頑健な体躯とくっきりとした目鼻立ちを持つ二十三歳の浪人だ。手習師匠・宗太夫は、わけありの彼に何も聞かず居候させてくれる。子供らに囲まれ平穏な日々を送る重兵衛だったが、同郷の者に呼び出され帰ってこない宗太夫を心配し、その男を訪ねたところ……。快男児が謎を斬る時代小説シリーズ第一弾。(二〇〇三年十一月に刊行された作品を改版)
  • 藍の武士 御用絵師一丸

    藍の武士 御用絵師一丸

    天保の頃、水野忠邦は改革を推し進めるとともに諸藩の改易を企んでいた…。大奥で水野に対抗する広大院に仕える絵師一丸は武士を捨て、“毒師”として暗殺者の道を歩む。藩を守るために実の父を死に追いやった若者の暗殺を依頼された一丸は…(「藍の武士」)。“毒師”としての宿命を負った男の活躍と葛藤を描く、時代小説4編。
  • 忍びのかすていら

    忍びのかすていら

    小説・文芸
    -
    1巻704円 (税込)
    伊賀出身の元忍者・橘清十郎。今は江戸で請負人としてその腕を活かしていた。何故か稼いだ金を砂糖代につぎ込み、菓子作りに取りつかれていた。だがある日、辻斬り退治の場で将軍の嫡男・竹千代と知り合い、さらに己とくノ一の間に生まれたという少女・小雪が現れて暮らすことに…。それらが絡み合う時、清十郎の運命は大きく動き出す!
  • 御用絵師一丸

    御用絵師一丸

    老中・水野忠邦の天保の改革が始まらんとする12代家慶の頃―大奥の実力者であり、幕政にも隠然たる力を持つ広大院に仕える一人の絵師がいた!その名は一丸。彼には絵師としての顔のほかに、命令を受け、裁けぬ悪を討つ、殺し屋としての顔があった!!ライトノベルで大ヒットを放った著者が挑む時代小説。
  • 風穴屋旋次郎

    風穴屋旋次郎

    小説・文芸
    -
    1巻704円 (税込)
    世に言う「天保の改革」により贅沢が厳しく咎められる息苦しい江戸の街に、颯爽と風を切って歩く若者がいた。風間旋次郎―追い詰められた庶民の窮状に「風穴」を開けてやることを商売とするこの男を人は「風穴屋」と呼ぶ。その武器は剣ではなく鍛えられた拳だった!悪党どもに絡まれた町娘、お里穂のため、旋次郎の拳と機転が冴え渡る!
  • 南国回天記

    南国回天記

    小説・文芸
    -
    1巻704円 (税込)
    黒船来航以降、時代への焦慮がみなぎる南国の雄藩薩摩。藩主島津斉彬を慕う樺山小一郎は、西郷隆盛や大久保利通らと奸臣誅殺を企てひとり江戸へ向かう。しかし、計画は失敗に終わり小一郎は消息を絶った。小一郎の琵琶歌に魅せられ恋心を抱く大阪芸者のお葭は、彼の汚名をそそぐため江戸へ。藩主斉彬の命で同じく小一郎の行方を追う西郷らとともに、捜索をするが……? 維新前夜の激流を生き抜いた、若者たちの青春群像劇!
  • 月華の神剣 壬生狼慕情

    月華の神剣

    小説・文芸
    -
    1~2巻704円 (税込)
    時は幕末。祝井信吾は、神官の家に生まれながらも、修行を疎かにしていた。だがある日、父親が代々伝わる神剣を巡り殺されてしまう。その神剣をしかるべき人物に託せという父の遺言を胸に、京へ向かう。
  • 御松茸騒動

    御松茸騒動

    小説・文芸
    4.1
    1巻704円 (税込)
    「御松茸同心を命ずる」──十九歳の尾張藩士・榊原小四郎は、かつてのバブルな藩政が忘れられぬ上司らに批判的。いつか自分が藩の誇りを取り戻すと決めていたが、突如、「御松茸同心」に飛ばされる。松茸のことなど全くわからない上、左遷先は部署ぐるみの産地偽装に手を染めていた。改革に取り組もうとする小四郎の前に、松茸の“謎”も立ちはだかる! 爽快時代お仕事小説。
  • 幕末五七五!

    幕末五七五!

    幕末。紅林水無月は、語学の才能を活かして蘭学塾塾頭の父を助ける一方、女流俳諧師としても人気を博す。そんな折、再来した黒船見物に出かけた水無月に難題が降りかかる。もう一つの黒船秘話登場!
  • ざしきわらわら 猫手長屋事件簿

    ざしきわらわら 猫手長屋事件簿

    猫手長屋の暇人大家の茶屋では、霊験あらたかなお札売りの噂話が…。猫の栗坊と魔物退治に大活躍、シリーズ第2弾。
  • ふぬけうようよ 猫手長屋事件簿

    ふぬけうようよ 猫手長屋事件簿

    代三郎は、若いくせに日がな一日三味線を鳴らすぐうたら大家。しかし、彼には故郷・猫手村の氏神、大猫様から任された務めがあった。飼い猫、栗坊と 魔物退治に出発するが、果たしてその首尾は!?
  • 危機―軍鶏侍

    危機―軍鶏侍

    小説・文芸
    3.0
    1巻704円 (税込)
    平和な里で突如、花火が鳴り響いた。軍鶏侍・岩倉源太夫が住む園瀬藩、緊急の報せだ。番所に急行する藩士たち。現地には何の異変もなかったが、源太夫は公儀の企みであると看破。さまざまな疑惑が浮かぶ中、園瀬が最も沸く、盆踊りの季節がやってこようとしていた。もしや、狙いは祭りそのもの…。源太夫は園瀬の民を守れるのか。大好評「軍鶏侍」シリーズ初長編、緊迫の第6弾!
  • ふたたびの園瀬―軍鶏侍

    ふたたびの園瀬―軍鶏侍

    小説・文芸
    4.0
    1巻704円 (税込)
    軍鶏侍・岩倉源太夫の道場の若き師範代・東野才二郎は、藩命で赴いた江戸で、ならず者に絡まれる女性を救う。名を、園。源太夫に実父を斬られ、今は侠客の娘として育てられていた。園の気風の良さ、才二郎の誠実さに、やがて二人は惹かれあっていくが、園に忍び寄る不穏な影が…。美しき日本の風景を背景に静謐な文体で贈る本格時代小説、大好評「軍鶏侍」シリーズ第5弾!
  • はぐれ十左暗剣殺 怪盗流れ星

    はぐれ十左暗剣殺 怪盗流れ星

    小説・文芸
    -
    1巻704円 (税込)
    非道なことは一切せずに、盗んだ金は貧しい人たちに分け与えている“怪盗流れ星”。町方はおろか火附盗賊改め方ですら、捕まえられず、翻弄されていた。同心の鏑木十左は、独自の探索で追い詰める。しかし、そこにいたのは、盗っ人ながらも世情を憂い、正義感に溢れた若い男。おまけに彼は、加賀から江戸に出て父と暮らす娘に一目惚れしていた。そこで十左は、彼を真っ当にするべく……。
  • 春遠からじ

    春遠からじ(角川文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻704円 (税込)
    北条氏政の下総国関宿侵攻から八年。悪夢のような焼き討ちを生き延びた、塩商人蔵次の娘・あぐりに、婿取りの話が持ち上がっていた。相手は、父の店を手伝っている仲助。だが父たちの意をよそに、あぐりは、兄のように慕う伍平太に一途な想いを秘めていた。直後、関宿に再び北条氏との戦が忍び寄る。侍となって戦う決意をする伍平太に、あぐりは自らの想いを伝えるが……。戦国の世を力強く生きる女性たちを描いた傑作長篇。
  • 妖医玄眞 京都備忘録

    妖医玄眞 京都備忘録

    幕末、妖ながら人の医師を装う玄眞。その助手で刀の化身・マル。彼らと奇妙な友情を結ぶ浪士・カク。三人は神隠し事件を追って妖の支配する世界「裏京都」に足を踏み込む。が、真の敵は?
  • 一九戯作旅

    一九戯作旅

    小説・文芸
    4.0
    1巻704円 (税込)
    物書きになろうと三十歳を目前に江戸に出た十返舎一九は、『東海道中膝栗毛』で人気戯作者となり、原稿料だけで生活する本邦初の作家となる。その旅路で蔦重に励まされ、写楽に嫉妬し、京伝を羨んだ。人は何を面白がり何を笑うのか。飄飄とした語り口の中に革命児の慧眼と心意気を見る、稀代の流行作家の人生絵巻。
  • 群青のとき

    群青のとき(角川文庫)

    小説・文芸
    -
    1巻704円 (税込)
    時は幕末。わずか25歳で老中に就任した阿部正弘を待ち受けていたのは、黒船はじめ、度重なる外国船の来航、強大な欧米列強に対する攘夷派の強硬論、逼迫する財政、高まる内政不安だった。一刻の猶予もないなか、外交・国防問題に奔走し、思うように進まない国論の統一に正弘は煩悶する。人材を登用し、後進を育て、新しい時代を切り拓こうと、常に時代の先端を走り抜けた男の熱き人生を描く、著者初の本格歴史時代小説!
  • 黄砂の籠城(上)

    黄砂の籠城

    小説・文芸
    4.1
    1~2巻704円 (税込)
    今こそ読むべき、日本の快挙。圧倒的歴史エンタテインメント元防衛大臣 石破茂推薦!―1900年春、砂塵舞う北京では外国人排斥を叫ぶ武装集団・義和団が勢力を増していた。暴徒化して教会を焼き討ち、外国公使館区域を包囲する義和団。足並み揃わぬ列強11ヵ国を先導したのは、新任の駐在武官・柴五郎率いる日本だった。日本人の叡智と勇気を初めて世界が認めた、壮絶な闘いが今よみがえる。
  • 備中高松城目付異聞 湖上の舞

    備中高松城目付異聞 湖上の舞

    小説・文芸
    -
    1巻704円 (税込)
    これはうつつのことなのか──。目付・川名佐吉のいる備中高松城は、秀吉による兵糧攻めの一環として、周囲を水で囲まれ、陸の孤島と化していた。そんな中、城中で老臣の暗殺が起きる。早速、佐吉は犯人探しを始めるが、飢えと日を追うごとに増す水位、非協力的な家臣たちが邪魔をし、調べは遅々として進まない。さらに、何者かの凶刃が佐吉の命を狙い……。密室の城で一体何が?!
  • やぶ医薄斎

    やぶ医薄斎

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻704円 (税込)
    破天荒な名医(?)が江戸で活躍する痛快時代劇! 文芸評論家 菊池 仁氏、絶賛! 「まさに脂が乗っている。楽しみなシリーズものがひとつ増えた」 名医を目指してはいるが、何をやっても続かない与之助は、枯田薄斎のもとに弟子入りして一年が過ぎた。患者に養生を勧めるだけで薬も出さず貧乏医を続ける薄斎に、与之助は溜息しか出ない。だが、薄斎はなぜか遠江の黒岩山藩からは御殿医として招聘され、藩主の病を治してしまった。直後、このことが発端で、二人は尾張と紀州の暗闘に巻き込まれ、公儀隠密に狙われてしまう。果たして薄斎は本当にやぶ医か、それとも……?  書き下ろし時代小説、新シリーズ第一弾!
  • 幻影の天守閣 新装版

    天守閣

    小説・文芸
    3.8
    1~2巻704~748円 (税込)
    無役の小普請から念願のお役に就いた御天守番の工藤小賢太は、見回りに出た天守台で何者かに襲われる。小賢太は刺客を撃退したものの、それをきっかけに幕閣の政争に巻き込まれることとなる。そして、小賢太の前についに明らかになったのは、天守台に長く秘匿されてきた衝撃の「秘密」だった――。人気作家・上田秀人の光文社文庫デビュー作品に、大幅加筆した新装版。
  • 藤十郎駆ける! 一 さらば刈谷城

    藤十郎駆ける!

    小説・文芸
    -
    1巻704円 (税込)
    水野藤十郎勝成は三河刈谷城主・惣兵衛忠重の嫡男。勇猛果敢に戦場を疾駆する若武者だ。一騎駆け、一番鑓(やり)が生き甲斐で、短気で荒々しい気性を心配する父とはしばしば対立するのだった。織田信長に伺候するために京に滞在していた藤十郎は、本能寺の変に際し、父と自らの命も瀬戸際に立たされた。援軍手配のために刈谷へ向かう藤十郎の命運やいかに! 風雲急の戦国冒険譚がここに始まる。
  • はぐれ十左暗剣殺 弾丸を噛め

    はぐれ十左暗剣殺 弾丸を噛め

    小説・文芸
    -
    1巻704円 (税込)
    白昼、日本橋で起きた辻斬り。斬った浪人は逃げる途中で斬殺。そして、殺されたのは、鳥見役に鉄砲箪笥同心、歌舞伎役者に商家内儀。彼らに繋がりはなく、事件の真相は一向にわからず、奉行所から、火附盗賊改め方の鏑木十左(かぶらぎじゅうざ)に探索が委ねられた。若手同心たちとともに、地道に探してゆくなか、殺された鉄砲箪笥同心の妻に話を聴きに行くと、それは十左と浅からぬ因縁のある女だった。
  • のたり同心落とし噺 こがねもち

    のたり同心落とし噺

    小説・文芸
    -
    1巻704円 (税込)
    名同心の父をもつ植草平助は、もらい泣きをするほど人が良いが、立身出世に興味なく、とにかく厄介事は御免蒙りたい、一風変わった定町廻りの見習い同心。なんとしても手柄を立てさせ、ゆるい主人を小馬鹿にする同僚どもを見返したいと機をうかがう小者の佐吉におだてられつつ、今日も市中見廻りならぬ、寄席廻りに精を出す。そんなふたりに、ある日とうとう不思議な殺しが降りかかり……。滑稽捕物帖。
  • しゃらくせえ 鼠小僧伝
    値引きあり

    しゃらくせえ 鼠小僧伝

    小説・文芸
    3.3
    1巻704円 (税込)
    この男、正義の味方か。大悪党か。 職も金も許嫁も失った次郎吉は、万事窮して盗賊に。 前代未聞の悪漢登場。 圧倒的な興奮、一気読み必至の時代小説! 許嫁・お里の借金を返すため盗みに入り、所払にあった鼠小僧次郎吉。真人間に戻ろうと決意し四年ぶりに江戸に帰るも、職にはつけず、お里から祝言の予定を告げられる。相手は金儲けのためなら殺しも厭わない呉服屋の呉兵衛。生活に困窮し呉兵衛への恨みも募らせていた次郎吉は、町の仁医・七兵衛の裏稼業を手伝うことに。それをスキャンダル命の瓦版師・亀蔵に嗅ぎつけられ、さらに、お里の真の思惑も明らかになってきて……。
  • しばられ同心御免帖

    しばられ同心御免帖

    小説・文芸
    -
    1巻704円 (税込)
    町娘の憧れ、定町廻まわり同心・真十郎は「しばられさま」と呼ばれる超絶美男。冴えない忍法を駆使(?)する、自称「べっぴん改め方」の手下・久吉とともに江戸の平和を守るため、今日もアッと驚く方法で悪をお縄に! 真十郎にベタぼれで「白無垢を持ちなさい!」が決め台詞の女武芸者ゆきわ、火盗改・佐渡谷平八郎&町奉行・根岸鎮衛(やすもり)のドSコンビ、お色気女盗賊お美弥ら、あぶないキャラ勢揃い!掟破りの悶絶時代活劇。
  • 密封 奥右筆秘帳(一)

    奥右筆秘帳

    小説・文芸
    3.6
    1~13巻704~924円 (税込)
    立花併右衛門は江戸城の書類決裁に関わる奥右筆組頭。権勢を誇った田沼意次の孫意明の死亡届を見て、12年前の田沼意知刃傷事件に疑念をはさむ。その帰路、何者かの襲撃を受け、隣家の次男柊衛悟を護衛につけるも、2人はすでに幕政の闇の渦中にあった。読み応え抜群、気鋭の新シリーズ開幕。2009年この書き下ろし時代小説がすごい! 第1位。(講談社文庫)
  • 辻占侍 左京之介控

    辻占侍

    小説・文芸
    -
    1~3巻704~814円 (税込)
    辻占を副業としている御家人の鏑木左京之介に、人足寄場の奉行から声がかかる。仕事の中身は寄場を放免になった錺職人・吉次郎を悪事を企む連中から守ることだった。晴れて寄場を出てなんとか仕事についた吉次郎だったが、その仕事には黒い影がちらつく。そして、背後にはさらなる闇が存在していた。左京之介が神刀自在流の剣で悪を断つ! 異色の新シリーズ。
  • 嶽神列伝 逆渡り

    嶽神列伝 逆渡り

    小説・文芸
    4.3
    1巻704円 (税込)
    あの山桜の下で妻の墓を守りながら最期の時を迎えよう。構ってやれなかった償いとして――。武田・上杉が熾烈な戦いを繰り広げる上信越。<老渡り>月草は殺戮の山野に独り、妻との約束の地へ向かう。待ち受けるのは思いがけない善意と信じ難い我欲。大人気「嶽神」シリーズ中、屈指の感動作。『逆渡り』改題。
  • 忍び道 利根川 激闘の巻

    忍び道 利根川 激闘の巻

    小説・文芸
    -
    1巻704円 (税込)
    忍者の学舎が開校して迎える初めての夏。一平は、あやめら仲間たちとともに過酷な修行を積み、めざましい成長を遂げていた。一方、学舎では、妙義山中に隠す資金二千両を江戸へ運ぶ計画が持ち上がる。商家一行に化けての江戸行き――特に秀でた子供六人も旅に同行することになるのだが……。宿敵、風魔一党との凄絶な闘いが待ち受けていた! 大好評シリーズ第二弾。
  • くじにてさうらふ 公事宿初音代語り

    公事宿初音代語り

    小説・文芸
    -
    1巻704円 (税込)
    元川越藩士の叶柳一郎は旅の途中で喜兵衛という老人の危難を救った。江戸に出た柳一郎は、剣術道場の開業資金二十両を預けた紙問屋の手代・平吉を訪ねるが、行方が知れない。困った柳一郎は、喜兵衛の営む公事宿を訪れる。喜兵衛は柳一郎の捜索を手伝い、平吉を見つけ出した。ところが平吉は、柳一郎から預かった金を、病気の母の薬代に使い込んでしまっており……。剣でなく弁論で、弱きを助け、悪を懲らしめる。江戸の弁護士・公事師物語。
  • 採薬使佐平次

    採薬使佐平次(角川文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻704円 (税込)
    大川で惨死体が上がった。吉宗配下の御庭番にして、採薬使の佐平次は探索を命じられる。その死体が握りしめていたのは、昇降図。一方、西の方でも蝗害の被害が報告されており……亨保の大飢饉の謎に迫る!!
  • 特命 残酷な月

    特命 残酷な月

    小説・文芸
    3.0
    1巻704円 (税込)
    南町奉行の根岸肥前守鎮衛(やすもり)から、江戸で起きる兇悪な犯科を隠密裡に取り締まるべく、特命を受けた同心の帰山貴三郎と深草新吾。その活躍を知った老中から、北陸の小藩で起きている不審な動きを探るように命令が下った。探索の補佐をする小りんと丑松とともに潜入した彼らは、私欲のために藩政を牛耳り、幼君を幽閉した家老の悪逆を知る。策謀渦巻く城下に、特命同心たちの正義の剣が閃く!
  • 新装版 北斗の人(上)

    新装版 北斗の人

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻704~792円 (税込)
    私の志は、剣を磨くだけではなく、一流を興すこと。北辰一刀流を興すには他流と優劣を競い打ち負かした上で、他流よりも優れているという世評を確立しなければならない――。江戸末期、最強の剣豪といわれた千葉周作が、若き日の野望を現実のものとするまでの修行、戦い、心理を克明に描く傑作時代長編。
  • 一路 (上)

    一路

    小説・文芸
    4.3
    1~2巻704~792円 (税込)
    失火により父が不慮の死を遂げたため、江戸から西美濃・田名部郡に帰参した小野寺一路。齢十九にして初めて訪れた故郷では、小野寺家代々の御役目・参勤道中御供頭を仰せつかる。失火は大罪にして、家督相続は仮の沙汰。差配に不手際があれば、ただちに家名断絶と追い詰められる一路だったが、家伝の「行軍録」を唯一の頼りに、いざ江戸見参の道中へ!
  • お髷番承り候九 登竜の標

    お髷番承り候

    小説・文芸
    4.0
    9~10巻704~726円 (税込)
    将軍家綱のお髷番(まげばん)にして寵臣深室賢治郎(みむろけんじろう)は館林徳川家の黒鍬者(くろくわもの)に襲われるが、返り討ちに。老中阿部忠秋はこれを謀叛と取り、賢治郎に黒鍬者殲滅を命じる。一方、将軍正室の懐妊を確信した甲府藩家老新見正信は、大奥に刺客を送って害そうと画策。家綱の身にも危難が迫る。事態を打破しようとする賢治郎だが、目付に用人殺害の疑いをかけられ──。寵臣として最大の試練。その真価が問われる。
  • 梟の裂く闇

    梟の裂く闇

    小説・文芸
    4.0
    1巻704円 (税込)
    十二年前、肥後の村で記憶を喪い、村人に助けられた谷五郎。妻女と子に恵まれ、平穏な一生を送る筈だった。だが、村に兵が押し寄せた時から、彼の運命が、大きく変わりはじめる──。書き下ろし時代長篇。
  • 特命 身代金

    特命 身代金

    小説・文芸
    -
    1巻704円 (税込)
    南町奉行でありながら、随筆集『耳袋』などを著し、文人としても有名な根岸肥前守鎮衛(やすもり)。彼は江戸府内の捕縛率が上がらないのを憂慮していた。そこで奉行所内でも、特に一騎当千の強者(つわもの)二人を選び、兇悪な犯科の検挙に当たらせている。ある日、屋台の燗酒屋を営むお島の娘千代が拐(かどわ)かされた。犯人は、お島にではなく、なんの縁(ゆかり)もない当代きっての千両役者嵐菊之丞に千両を払えと言ってきた……。
  • 奇策屋見届け人 仕掛の章

    奇策屋見届け人

    小説・文芸
    5.0
    1巻704円 (税込)
    旗本の次男坊の仁之助は、とある不祥事のせいで婚家を追い出される。彼は流れ流れて辿り着いた品川宿の「悪人町」で、「奇策屋」の看板を掲げる“おとこ名の美女”宗次郎と出会い、怪しげな仕事を手伝うが……!?
  • 牢獄の花嫁

    牢獄の花嫁

    小説・文芸
    3.0
    1巻704円 (税込)
    息子の郁次郎と許嫁の花世とともに、余生を送るのを楽しみにしていた元名与力・塙江漢。増上寺で見つかった女の死骸の犯人に、郁次郎が犯人にされてしまう。息子の無実を暴くため、江漢が黒幕に立ち向かう。
  • 江戸湾封鎖
    値引きあり

    江戸湾封鎖

    小説・文芸
    2.8
    1巻704円 (税込)
    「クァピタン殿! 打沈め線を越えてはならねぇ!」 ペリー来航の7年前。江戸湾に、巨大な戦艦が突如、姿を現した。幕府が決めた「打沈め線」を越えたら、三崎にある日本側の全ての大砲は火を噴く。 西欧列強の恐ろしさは、清国の惨状から、骨の髄まで日本人には理解されていた。なんとしても砲弾を交えることなく、巨大戦艦を止めなければならない。 自らの船の70倍の人員を乗せた世界最大級の戦艦をめざし、川越藩与力・内池武者右衛門は、死を覚悟の「乗止め」に向かった――。 胸熱くなる歴史エンタメの傑作!
  • 春疾風 見届け人秋月伊織事件帖

    春疾風 見届け人秋月伊織事件帖

    小説・文芸
    4.2
    1巻704円 (税込)
    市井の噂話から千代田のお城の秘密まで。硬軟とりまぜた事件の顛末を情報として商っている「だるま屋」の秋月伊織は、関所を破って江戸に入った女のその後を調べるため、岡場所へ向かった。苦界に生きる女の矜恃と、思いもよらぬ大事とは? 心に迫る表題作他4編、人気沸騰の文庫書下ろしシリーズ第2弾。(講談社文庫)
  • 人情武士道

    人情武士道

    小説・文芸
    3.6
    1巻704円 (税込)
    御用人の佐藤欽之助は、妻を通して琴の稽古友達だった女から、夫の仕官の世話を頼まれる。その女が、かつて縁談を申し込んで断られた和枝であることを知った欽之助は、思いがけない行動で依頼を果たす……。著者の鋭い人間観察眼を際立たせている表題作の他に、後年の“職人もの”の先駆をなす「しぐれ傘」や“滑稽もの”の「竜と虎」など、初期の傑作12編を収める。
  • 決闘の辻

    決闘の辻

    小説・文芸
    4.1
    1巻704円 (税込)
    死を賭して得た剣名、生を捨てて得た剣技、何人にも負けるわけにはいかない――。宮本武蔵の最後の戦い、神子上典膳の師の後継を争う決闘。柳生但馬守宗矩の野心のための斬り合い。諸岡一羽斎、愛洲移香斎など、歴史に名を残す名剣客の決闘シーンを、剣の一振り、刃光の閃きまでもリアルに描く剣客小説。
  • 超巨人・明の太祖朱元璋

    超巨人・明の太祖朱元璋

    明の太祖・朱元璋――信長・秀吉・家康の三大英傑をひとりで演じた男の、波乱万丈の生涯。その面白さは三国志を凌ぎ、太閤記もはるかに及ばない。ダメな組織にいても、成功するには! 不利な状況の中でも、勝ち抜くには! 超巨人・朱元璋の思想と行動が、あらゆる現代人に大きな勇気と多くの知恵を与える。
  • 大砲松

    大砲松

    小説・文芸
    -
    1巻705円 (税込)
    神田和泉橋の五兵衛店(だな)に住む締出し松こと松三は、故あっての長屋暮らしだが贅沢三昧。実は大名家お出入りを許された槍屋「槍丹」の息子である。時は幕末、慶応4年、背中の傷(いれずみ)を見こまれて上野彰義隊へ入隊、大砲掛を仰せつけられたまではよかったが……。吉川英治文学新人賞受賞の破天荒な痛快時代小説。(講談社文庫)
  • 堺港攘夷始末

    堺港攘夷始末

    小説・文芸
    -
    1巻705円 (税込)
    慶応四年二月十五日、フランス水兵と土佐藩兵との間にその事件は起こった。殺されたもの、切腹したもの、死は免れたもの――非運な当事者たちを包みこむ事件の全貌を厳密正確に照らし出そうとする情熱、歴史をみはるかす自由闊達な眼差し……。構想十年、歴史を文学に昇華させる夢を紡いだ偉大な作家の渾身の遺著。
  • 剣

    小説・文芸
    -
    1巻705円 (税込)
    塚原卜伝、上泉秀綱、柳生石舟斎、松永久秀、石田三成、坂本龍馬、榊原鍵吉ら、兵法の奥義を、天下統一を、新しい時代の幕開けを、戊辰戦後の屈辱への憤りを剣に賭けた武士たちの壮烈な人生を鮮やかに描く歴史小説10篇。
  • 夢介千両みやげ 完全版(上)
    値引きあり

    夢介千両みやげ

    小説・文芸
    3.0
    1~2巻708円 (税込)
    宝塚歌劇 雪組公演 原作! 宝塚大劇場 2022年3月19日(土)~4月18日(月) 東京宝塚劇場 2022年5月7日(土)~6月12日(日) 主演:彩風咲奈、朝月希和 痛快娯楽時代劇として宝塚歌劇で舞台化! 大枚千両を使い江戸で道楽してこい。小田原の豪農である父親から途方もない宿題を与えられ、若き夢介は旅立った。図体は大きいが底抜けのお人好し。懐中を狙った名うての美女道中師・お銀も、そのとぼけた温かさに、いつしかベタ惚れに。前非を悔い、よき女房になろうと、ともに江戸に入ったのはよかったが……。明朗木訥なヒーローの善意あふれる言動を描き、戦後日本の心を潤した大衆小説の代表的傑作!
  • 長宗我部盛親 大坂の陣に散った悲運の名将

    長宗我部盛親 大坂の陣に散った悲運の名将

    小説・文芸
    4.5
    1巻709円 (税込)
    「関ヶ原の無念、今こそはらす!」――。四国の覇者・長宗我部元親の四男、長宗我部盛親。長兄が戦死し二人の兄を差し置いて土佐二十二万石の跡継ぎとなった盛親は、父と共に朝鮮出兵などに参加、合戦の経験を積む。そんな中、父・元親が死去、翌年に関ヶ原の戦いがおこる。西軍に組することとなった盛親は、六千五百の軍勢を率いて出陣する。しかし前方に布陣した吉川勢の裏切りで、十分な戦闘を行うことなく敗走、さらに戦後処理によって、一介の浪人に貶められてしまう。ところが不遇をかこつ彼に、ひとりの密使がある要請を告げにくる。「東西手切れの場合、ぜひ大坂城に入城してもらいたい」。要請を受けた盛親のもとに次々と駆けつける土佐の旧臣たち。こうして多くの男たちの野望をのせて、戦国最後の戦いの幕があがるのだった。たった一度の敗戦ですべてを失った男が、己のプライドを賭けて大坂の陣に挑む歴史人物小説。文庫書き下ろし。
  • 上杉鷹山 財政危機を打開した名君の生涯

    上杉鷹山 財政危機を打開した名君の生涯

    小説・文芸
    3.5
    1巻709円 (税込)
    江戸期のもっとも優れた改革者・上杉鷹山の仕法と生き方を描いた、書き下ろし長編小説である。江戸開幕から百数十年、米沢藩十五万石は、幕府への領地返上も考えざるを得ないほど、財政窮乏の極みにあった。そんな状況のもとで、日向高鍋藩から養子に入った治憲(鷹山)は、十七歳で上杉家の家督を継ぎ、さっそく藩政改革に着手する。名門であるがゆえに家臣の抵抗は強く、まず自らが襟を正すとともに、思い切った人材の登用で、藩士の意識改革に努める。その上で、倹約の奨励、漆・桑・楮の植立てや縮布製造など殖産興業を推進し、財政基盤を整えていくのである。本書では、改革に取り組む治憲を、剣の奥義を極めることを目指す若き武芸者の生きざまと対比しながら描くことにより、治憲のこころの内を見事に引き出していく。作家と会社社長の二足のわらじをはく著者だけに、ひと味違った新鮮な味付けがなされた鷹山像が描かれている。
  • 諸葛孔明 三国時代を演出した天才軍師

    諸葛孔明

    小説・文芸
    3.0
    1巻709円 (税込)
    『三国志』といえば、吉川英治氏の小説や横山光輝氏の漫画などによって、日本人にあまねく普及している。しかし、そこに登場する英雄像は、いずれも小説『三国志演義』をもとにしており、歴史書としての『三国志』にかなりの創作が加えられている。では、歴史学者が史書『三国志』をもとに、当時の時代状況を踏まえながら人物伝を書いた場合どうなるか。本書は、曹操と並んで三国志最大の英雄と称えられる諸葛孔明を、歴史上の人物として評価し直し、その真実の生涯に迫った力作評伝である。劉備から「三顧の礼」を受けて「天下三分の計」を説き、その戦略構想に沿って蜀漢建国を成し遂げる孔明。しかし劉備に先立たれ、幼主劉禅を補佐して一国の命運を担うようになると、悲劇の最期に向けて運命が急展開していく。小説とはまた違う味わいで、稀代の名補佐役の真摯で高潔な人生が浮き彫りになっている。昭和41年から読み継がれた孔明伝の決定版として文庫化されたものを電子化!
  • 松永弾正久秀 梟雄と称された知謀の将

    松永弾正久秀

    小説・文芸
    3.3
    1巻709円 (税込)
    戦国の梟雄と称される松永久秀。織田信長上洛前の京の実質上の支配者であった彼は、主家・三好家を乗っ取り、第十三代将軍・足利義輝を弑逆、さらには東大寺放火と、その非道な行動から悪人のレッテルを貼られてきた人物である。だが、かつて同じく梟雄と称された斎藤道三や信長が、一方で優れた先見力を持ち、時代の先駆者として近年再評価著しいように、久秀もまた、少なからずその面を持ち合わせている。本書は、彼の評価を人間的な史観から問い直す力作である。京の東寺を縄張りとする浮浪の少年であった久秀は、ひょんな経緯から三好家と縁の深い隆法院の寺男となり、さらに離宮八幡の荏胡麻買いの人夫に。この時期に培った視野の広さ、兵学、そして処世の術をもって、後に三好長慶に仕え、次第に能力を発揮していくのである。何の後ろ盾もなく、自らの力のみを信じて乱世を疾駆した男の心情と、下剋上そのものの波瀾の生涯を見事に描出する長編小説。
  • 寄場の仇 二本十手捕物控

    寄場の仇

    小説・文芸
    -
    1巻709円 (税込)
    喧嘩が滅法強く、無頼な生活を送っていた美代次は、二本の十手を操る岡っ引の寅蔵と立ち回りを演じたが、まるで歯が立たず、石川島の人足寄場に送られた。それから一年近くが経ち、身元引受人として寅蔵の父・龍蔵が人足寄場に現われる。出所した美代次は、寅蔵の死を聞かされた。心ならずも、十手持ちとしての修業を始めた美代次だったが……。寅蔵の死の謎と人足寄場の不正疑惑に、見習い岡っ引の美代次が挑む。
  • 辻斬り無情 二本十手捕物控

    辻斬り無情

    小説・文芸
    -
    1巻709円 (税込)
    二本十手が殺人剣に挑む! 浅草界隈で頻発する辻斬り。その犯行の形跡から、下手人像として浮かんできたのは侍なのだが、差配違いで町方は手を出すことができない。でも、新米の岡っ引である美代次の気持ちは収まらないのだった。「侍がどうしたってんだ」――美代次は独断で夜回りを始めるも、またしても犠牲者が……。やがて、下手人と疑わしい旗本を絞り込んだ美代次は、その屋敷に一人で乗り込んでいく。だが、辻斬りの裏には、思いがけない事情が隠されていた。「二本十手捕物控」シリーズ第二弾!
  • 天狗剣法 法神流 須田房之助

    天狗剣法

    小説・文芸
    -
    1巻709円 (税込)
    法神流は江戸後期、上州(群馬県)赤城山で楳本法神(うめもとほうしん)が創始した実戦的剣法。門下3千人といわれ隆盛を誇ったが、その剣名を江戸にまで轟かせたのは、2代目・須田房之助である。房之助は少年時代から、近在では太刀打ちできる相手がいないほどの暴れん坊だったが、楳本法神が放浪から戻ってくると、完膚なきまで打ちのめされる。降参し、教えを乞う房之助だったが、その修行たるや言語に絶する激しいものだった。やがて「赤城の天狗」と異名をとるほどの無敵の剣士となった房之助は、前橋に道場を構え、つづいて江戸へ進出する。しかし最強を誇り、道場が急速に門弟を増やし始めると、他流から執拗かつ卑劣な陰謀を仕掛けられる。剣で勝ち目のない彼らは、鉄砲で暗殺してまで房之助を亡きものにしようとするのだが……。百年後の昭和4年の天覧試合で流派出身の剣士が優勝。現代にまでその名を響かせた法神流の、最強剣士の生涯を描く。

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