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Posted by ブクログ 2013年12月05日
黒田如水を水とすれば、徳川家康は風。
関ヶ原の戦いの裏で九州平定に黒田如水が動いたという史実を最近知った。
大河ドラマにもなるというので、強く関心を持って、如水を取り上げた作品を読み進めるうちに出会った一冊。
天下分け目の合戦に際し、多くの人がそれぞれの想いを胸に、多種多様な動きをしたが、全てを...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年09月29日
黒田如水の密書をめぐり、本多正純が各大名へ訊問する形で話が進んでゆく。
しかし、関ヶ原の前あるいは後と場面が錯綜し、読者もまま惑わされてしまう。
関ヶ原は、家康と三成との戦いというのが歴史の定説であるが、著者はその裏に如水と家康との権謀と策謀の戦いがあったとみる。
これがフィクションなのか、はたまた...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月31日
関が原の合戦にまつわる数多くの武将たちの攻防、謀略は非常に複雑怪奇でついていくにも苦労した。その表裏を論功の評価調査を通じて解きほぐしていく流れはスリリング、でもこのストーリーの面白さは様々な父と子の関係だ。本田正純と正信、黒田長政と如水、細川忠興と幽斎、前田利長と利家、竹中重門と半兵衛、徳川家康と...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月21日
関ヶ原後に家康の近習である本多正忠が、黒田官兵衛の謀反の疑いを調査する話。家康が天下を取ったらキリシタンを認めないであろうと思い、ならば西軍と東軍が争い疲弊した勝者を滅ぼし天下を取ろうとしたキリシタン大名黒田官兵衛の最後の野心は、わずか一日で東軍圧勝に終わり不発に終わる。そこまでの水面下の謀略策略は...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月18日
関ヶ原の裏での黒田如水の陰謀を本多正純が暴くという内容だが、関ヶ原に至るまでの駆け引きが実際にそうだったのかもと思わせる内容であり、読みごたえがあった。
ただ、「風のごとく、水のごとく」というタイトルは、家康が風で如水が水として本文中で言及されていることに由来するタイトルなのだが、正直これらのたと...続きを読む
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