風の如く 水の如く

風の如く 水の如く

715円 (税込)

3pt

関ヶ原合戦が終わった。天下分け目の大戦に勝利した東軍徳川方では恩賞問題に苦悩していた。黒田如水(官兵衛)に謀反の疑いあり! そんな訴えがあり、徳川家康は本多正純に真偽の究明を命じた。如水と石田三成との間に密約は存在したのか。東西決戦の絵図をひいたのは何者なのか。黒田如水・長政ら父子の情をからめ、関ヶ原合戦に秘められた謎の方程式を、鮮やかに解き明かした傑作長編。

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風の如く 水の如く のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    黒田如水を水とすれば、徳川家康は風。
    関ヶ原の戦いの裏で九州平定に黒田如水が動いたという史実を最近知った。

    大河ドラマにもなるというので、強く関心を持って、如水を取り上げた作品を読み進めるうちに出会った一冊。

    天下分け目の合戦に際し、多くの人がそれぞれの想いを胸に、多種多様な動きをしたが、全てを

    0
    2013年12月05日

    Posted by ブクログ

    読んだ本 風の如く水の如く 安部龍太郎 20240612

     長らく歴史小説、時代小説ばかり読んでた時期があって、司馬遼太郎、山岡荘八、吉川英治、池波正太郎。人物や出来事に焦点を当てて、それぞれの歴史観、解釈を楽しんでました。
     安部龍太郎の場合、設定が大胆なので歴史小説の範疇を超えて時代小説って感

    0
    2024年06月12日

    Posted by ブクログ

    官兵衛を関ヶ原に深く関与させ、父と子というテーマで話を捉えることもできる。場面がよく変わるので時系列の把握に手間取ったが、推理小説風の歴史小説は斬新で楽しめた。まるっとするっとお見通しの家康様恐るべし

    0
    2022年09月24日

    Posted by ブクログ

    黒田如水の密書をめぐり、本多正純が各大名へ訊問する形で話が進んでゆく。
    しかし、関ヶ原の前あるいは後と場面が錯綜し、読者もまま惑わされてしまう。
    関ヶ原は、家康と三成との戦いというのが歴史の定説であるが、著者はその裏に如水と家康との権謀と策謀の戦いがあったとみる。
    これがフィクションなのか、はたまた

    0
    2017年09月29日

    Posted by ブクログ

    関が原の合戦にまつわる数多くの武将たちの攻防、謀略は非常に複雑怪奇でついていくにも苦労した。その表裏を論功の評価調査を通じて解きほぐしていく流れはスリリング、でもこのストーリーの面白さは様々な父と子の関係だ。本田正純と正信、黒田長政と如水、細川忠興と幽斎、前田利長と利家、竹中重門と半兵衛、徳川家康と

    0
    2014年05月31日

    Posted by ブクログ

    司馬遼太郎の「播磨灘物語」が晩年の如水を描き切れていなかった。本作品の関ヶ原の合戦における家康と三成を相手とした第三極として立ち振舞いは満足させるものであった。

    0
    2013年12月23日

    Posted by ブクログ

    関ヶ原の前後に繰り広げられる陰謀の数々を解き明かす物語。
    もし少しでも誰かの思惑が違っていれば歴史が変わったかもしれない微妙な駆引きというところまでは面白いが、頻繁に時間が変わるので読んでいて混乱する。もう少し章立てを工夫するともっと読み易かったのにと思う。

    0
    2020年03月28日

    Posted by ブクログ

    関ヶ原後に家康の近習である本多正忠が、黒田官兵衛の謀反の疑いを調査する話。家康が天下を取ったらキリシタンを認めないであろうと思い、ならば西軍と東軍が争い疲弊した勝者を滅ぼし天下を取ろうとしたキリシタン大名黒田官兵衛の最後の野心は、わずか一日で東軍圧勝に終わり不発に終わる。そこまでの水面下の謀略策略は

    0
    2014年09月21日

    Posted by ブクログ

    映画化したら玄人好みの話になりそう。本多正純を主人公として、関が原を巡る如水と家康の伏線の張り合いを、戦後の論功行賞のための尋問を通して解く。如水ならさもありなん...と後世まで思わせるのがすごい。

    0
    2014年09月03日

    Posted by ブクログ

    関ヶ原の戦いで東軍・西軍の他に第3局があったとの仮説。確かに戦後の領地分配に偏りがあることは、気になっていたが・・・。

    0
    2013年11月28日

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