新八犬伝 起

新八犬伝 起

704円 (税込)

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時は室町時代、安房の国は里見城で打ち首となった玉梓(たまずさ)の祟りに立ち向かうため、伏姫(ふせひめ)は犬の八房(やつふさ)とともに己の胎内から八つの珠を持つ八犬士を生み出す。十数年後、「孝」の珠を持つ犬塚信乃(いぬづかしの)は、父の形見の名刀村雨を、さもしい浪人網乾左母二郎(あぼしさもじろう)にだまし取られ、恋人浜路とも離れ離れになるが、それはすべて、玉梓が怨霊の仕業だった。『南総里見八犬伝』の大胆な解釈のもと大人気を博した人形劇を、脚本家石山透自らが書き下ろした、完全小説版!

※本書は、二〇〇七年四月ブッキング(現・復刊ドットコム)より刊行された『新八犬伝 上の巻』を改題したものが底本です。

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新八犬伝 のシリーズ作品

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  • 新八犬伝 起
    704円 (税込)
    時は室町時代、安房の国は里見城で打ち首となった玉梓(たまずさ)の祟りに立ち向かうため、伏姫(ふせひめ)は犬の八房(やつふさ)とともに己の胎内から八つの珠を持つ八犬士を生み出す。十数年後、「孝」の珠を持つ犬塚信乃(いぬづかしの)は、父の形見の名刀村雨を、さもしい浪人網乾左母二郎(あぼしさもじろう)にだまし取られ、恋人浜路とも離れ離れになるが、それはすべて、玉梓が怨霊の仕業だった。『南総里見八犬伝』の大胆な解釈のもと大人気を博した人形劇を、脚本家石山透自らが書き下ろした、完全小説版! ※本書は、二〇〇七年四月ブッキング(現・復刊ドットコム)より刊行された『新八犬伝 上の巻』を改題したものが底本です。
  • 新八犬伝 承
    704円 (税込)
    八犬士のうち、犬塚信乃、犬山道節とその妹、浜路との運命の出会い。信乃と浜路の恋の行方は? 犬田小文吾、犬坂毛野、犬飼現八、犬村角太郎と八犬士続々登場!【承の章】 ※本書は、二〇〇七年ブッキング(現・復刊ドットコム)より刊行された『新八犬伝 上の巻』『新八犬伝 中の巻』を改題したものが底本です。
  • 新八犬伝 転
    748円 (税込)
    水もしたたる美少年、犬阪毛野は父の仇である管領扇谷定正を狙い、その屋敷に潜り込むが奥方蟹目の方に正体がばれて、牢に入れられてしまう。その毛野を一目見た扇谷の一人娘陽姫が見て恋焦がれるように…! 何とか娘に諦めさせようと、毛野に剛の者たちとの婿取り試合をさせるが…。『南総里見八犬伝』の大胆な解釈のもと大人気を博した伝説の人形劇を、脚本家自らが書き下ろした完全小説版、第3弾! 一 つい立の虎暴れ出し、毛野陽姫奇妙な道行 二 またも出た左母二郎、毛野の珠をば懐中に 三 怨霊に魂売った素藤、現八慕う栞に横恋慕 四 浜路が打った大芝居、里見城は存亡の危機 : 十五 玉梓が怨霊嵐を呼び、お蔭で信乃浜路再会 : 三十 浜路と沙羅は瓜二つ、あわれ刑場の露に? ※本電子書籍は、二〇〇七年ブッキング(現・復刊ドットコム)より復行された『新八犬伝 中の巻』『同 下の巻』を改題したものが底本です。
  • 新八犬伝 結
    792円 (税込)
    悪女舟虫の計略にはまり、管領扇谷定正に捕えられた犬塚信乃。扇谷は信乃を使って八犬士の残りをおびき出そうとしていた。救いに現れた犬飼現八も捕まってしまう。一方、鎌倉の町では関東管領扇谷が安房の国里見義実を打ち滅ぼそうと戦の準備を進めていた…。『南総里見八犬伝』の大胆な解釈のもと、大人気を博した伝説の人形劇。その脚本家が書き下ろした完全小説版の最終話を収めた全四巻完結巻! (解説:京極夏彦) 一 現八山賊と間違われ、謎解きの機会を掴む 二 断崖の下に左母二郎、風雲急なり丹後半島 三 洞窟に響く骨の歌声、謎は謎を呼ぶ経ケ岬 四 外国人(とっくにびと)の亡霊現れ、遂に怨の珠の謎解決 : 十五 蜘蛛の糸を食う小犬、道節を導いて薬師堂 十六 管領着々と戦の準備、富山に詣でる七犬士 : ※本電子書籍は、二〇〇七年ブッキング(現・復刊ドットコム)より復行された『新八犬伝 中の巻』『同 下の巻』を改題したものが底本です。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

新八犬伝 起 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年11月05日

    ノベライズなので期待しないで読んでみたが、昔放送した人形劇の雰囲気を損なわず、まるで坂本九さんが語っているような構成。面白い。
    何十年も前の事なので当然忘れているくだりもあり、ああ、そうだったのかと思い出しながら、あっという間に読み終わった。
    続きが楽しみ。

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    Posted by ブクログ 2018年01月20日

    子供時代にNHKの辻村ジュサブローの人形劇を夢中で見た。そして小説版もそのあと、貪るように読んだ記憶がある。それが文庫として近年発売されたので読んでみた。
    学校から帰って、母親か夕食を作っている傍らで、こたつに入ってミカンをたべながらみたテレビの思い出が蘇り、ノスタルジックな気持ちになった。
    いまや...続きを読む

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