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-「陰キャ」「良き母」「サラリーマン」「アイドル」「できる人」「道化」…などを演じてきた8人の人生を紐解くインタビュー集。何かを演じて生きることの意味を考えながら、どんな自分でありたいかを自問自答できる 「ちゃんとした大人を演じる」「頼れる上司を演じる」「いい子を演じる」――私たちは日々、なんらかの役割やキャラクターを演じています。 本書は、「陰キャ」「良き母」「サラリーマン」「アイドル」「できる人」「道化」…などを演じてきたという自覚を持つ8人の人生を紐解くインタビュー集です。演じることで感じた違和感や苦しみ、得られたもの…。赤裸々な語りは、個人的な物語であり、今を生きる私たちが共有している物語でもあります。 何かを演じて生きることの意味を考えながら、「どんな自分でありたいか」を自問自答できる一冊。「今日も演じちゃったなあ」と感じた夜に、その苦みや甘さをかみしめながらページをめくってみてください。 【目次】 「陰キャ」を演じる…するめ(20歳・技術職) 幼稚園の頃から『アメトーーク!』が好き/女の子の前では演じてしかいない 他 「良き母」を演じる…ゆきんこ(53歳・倉庫のパート勤務) ママ友関係からフェードアウト/八十代の親の喧嘩に遭遇して 他 「サラリーマン」を演じる…麦畑(38歳・一般企業勤務) サラリーマンは負け犬だと思っていた/「野原ひろし」になれた喜び 他 「大人」を演じる…みゆき(41歳・営業会社勤務) CA時代のストレスは怖い先輩/セールストークがしんどくて 他 「アイドル」を演じる…マサト(46歳・プロレスラー) いじめられていることに気がつかなかった/自分に合わないキャラでは人気が出なかった 他 「できる人」を演じる…真由子(30代後半・事務職) キラキラ起業女子の講座に参加した/「自分らしさ」という言葉にモヤモヤする 他 「道化」を演じる…ユウスケ(30歳・フリーランス編集者) 「成績いいキャラ」から降りられない/自分の性と向き合い始めた 他 「普通」を演じる…yariko(45歳・事務職) 母親に気に入られたくて「信者」を演じた 他 【著者】 月と文社 「日常をもっと、味わい深く」をコンセプトに、読むことで自分と対話したくなるような本づくりを目指す出版社。代表の藤川明日香は出版社で20年以上、主に雑誌の編集に携わった後、2023年に月と文社を設立。これまでに、イラスト短編集『東京となかよくなりたくて』、インタビュー集『かざらないひと 「私のものさし」で私らしく生きるヒント』『こじらせ男子とお茶をする』、翻訳絵本『ゴッホとひまわり』、エッセイ・アンソロジー『私の孤独な日曜日』を出版。
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-手元には三百円しかなかった。それでも、今度こそ自分が心底望む生き方がしたかった。 「ふつうに働けない」と弱り果てているあなたが、好きなことで生きていくための100の心得(tips)。ZINE/自主制作本ブームの立役者、商業出版デビュー作。 【目次】 はじめに 年表 序章 1 ただ休みたい 2 最高の職場で元気を取り戻す 3 所持金三百円でも 第1章 仕事の話 4 アトリエ風戸のスタート 5 自転車の補助輪を外す 6 行動はとことん休んでから 7 好き嫌いを活かす 8 弱さを細かく見る 9 やりたいことの見つけ方 10 自由業に向く人・向かない人 11 できることではなく、好きなことを 12 やりたいことをひとつに絞らなくていい 13 いびつな形の三色パン 14 好きの精度を上げる練習 15 私のアイデアは枯れない泉 16 パッチワーク思考 17 不満をアイデアで解決する 18 初期衝動 19 実験魂 20 なぞるのは嫌い 21 時代遅れでも 22 イラスト仕事 23 「もったいない」から生まれた作品 24 どんな届き方が嬉しいか 25 自己満足ありき 26 販売してもらえるありがたみ 27 私が本屋を助ける 28 結果なんて存在しない 29 望みと方法を切り離す 30 一度ダメでもあきらめない 31 くやしい? 32 SNSは自分好みのタイプだけ 33 名刺は必要ない 34 本棚の向こうと繋がる 35 人に頼る 36 つまずきの後に新しい物語が始まる 37 「ある」ものに目を向ける 38 波打ち際のワークショップ 39 やってみて気づく 他 【著者】 平城さやか ふつうに働けなくなり、2017年から「アトリエ風戸」として活動をスタート。「心を満たして元気にしてくれるもの」として、ハーブティー、イラスト雑貨、ZINEなどを制作している。2023年に『わたしのすきな ふつうの本屋が閉店』を刊行。好きな食べ物はお米。
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-日本人は憧れの都をどう描いたか――第一次世界大戦期から1960年代にかけてのパリにまつわるエッセイ、小説、詩のアンソロジー。
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-月刊「潮」2026年1月号 主な内容 【特別企画】 「道標なき時代」を生きるヒント 分断と排除の時代にこそ求められる宗教の使命とは。 島薗 進 高市首相のリスキーな対米・対中戦略と、野党・公明党の責任。 手嶋龍一 あなたの心を操る「ナラティブ(物語)」にご注意を! 大治朋子 【特集】 “危険”から身を守る心得 ヒグマのプロが語るクマ対策の誤解と課題。 藤本 靖 その慢性不調、コロナ後遺症かも?―― 治療法とセルフケア。 平畑光一 突然の生活トラブルにも慌てない!悪質業者の見分け方。 カライスコス アントニオス 【対談】 長崎健吾 VS東 晋平 庶民がつくったもう一つの戦国時代――京都・法華町衆の躍動。 【インタビュー】 今村翔吾 出版業界再生のために僕はこれからも足掻き続ける。 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 「火宅を出ずる道」篇 【人間探訪】 穂村 弘 自分の成功体験を子供世代に「常識」と勧めないマナーを。 【ルポ】 あと10秒を絞り出せ!“優勝”への課題と展望 ――全日本大学駅伝ダイジェスト。 酒井政人 【新連載】 聖地を歩く――交わる死者、人、自然 宮沢賢治と法華経の思想。 佐藤弘夫 【ルボ】 モノにやどる戦争の記憶――知られざる古都・奈良の戦争遺跡。 澤宮 優 【ルボ】 名古屋主婦殺害事件――夫が語った二六年の思い。 粟野仁雄 【アスリート列伝】 山本由伸 世界最高峰の舞台に立つタフで謙虚な日本人たち。 横尾弘一 【ルポ】 健康寿命の延伸に転倒・骨折予防がなぜ必要か。 荒川 龍 【好評連載】 ニッポンの問題点 田口昂哉 VS 田原総一朗/鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち 夏木マリ VS 鎌田 實/高島礼子の歴史と美を訪ねて 白蔵盈太 VS 高島礼子/他 その他
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-“美”に生きる日本の人々を描いた長篇『西行花伝』『嵯峨野明月記』を中心に、関連エッセイ、談話等33篇を収録。 “美”に生きる日本の人々を描いた長篇『西行花伝』『嵯峨野明月記』『江戸切絵図貼交屏風』と『式子内親王集・建礼門院右京大夫集』の現代語訳を中心に、関連エッセイ、談話等33篇を収録。上記4作品はいずれも「小説=ロマン」という形式の中で、回想的な「語り」を通して、過去と現在、生と死、美の終焉と再生が交錯する精神的空間を立ち上げている。 『西行花伝』は、「新潮」1991年1月号から1993年6月号まで全24回にわたって連載された長篇小説で、第31回谷崎潤一郎賞を受賞した。平安時代末期の歌人・西行の生涯を彼自身の内面や周囲の人物たちの視点から壮大に描き出した歴史小説で、同時に人間の愛や苦悩、芸術に生きることの意味を問いかける辻の文学観の静かにして熱い到達点ともいえる作品である。 『嵯峨野明月記』は、本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)・俵屋宗達(たわらやそうたつ)・角倉素庵(すみのくらそあん)という三人の芸術家が交差する、戦国時代から徳川時代の初期を描きながら、辻自身の日本文化との和解へと至る精神の軌跡も内包した作品。 『江戸切絵図貼交屏風』は、武士の身分を捨てた浮世絵師・歌川貞芳を主人公に、江戸の人情や風景、芸術を語る短編集。「語り」の舞台は江戸の風景を地図と身体、記憶と風俗の交錯によって創作されている。 『式子内親王集』『建礼門院右京大夫集』の現代語訳は、創作と並行して行われたもう一つの「語り」のかたちであり、原文の詩情を現代語に再現しようとする繊細な試みは、単なる翻訳ではなく、古典に対する敬意と創作的再解釈が静かに共存した詩的感興の再創造としての営みでもある。さらに「江戸の匂い」「時間の地平のなかの西行」等の関連エッセイ、談話等33篇を録している。 解説は美術史家で学習院大学名誉教授・小林忠氏が担当。付録として『嵯峨野明月記』創作ノート、『西行花伝』自筆原稿革装本等を収録。 ※この作品はカラーが含まれます。
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-井原西鶴の処女作であり、当時のベストセラーになった出世作。好色一代男とは、色道の探求に生涯を賭けて悔いなき男という意味だ。その主人公である一代男こと世之介は、巨万の富を擁する上方町人の二世として生まれ、七歳にして恋を知り、六十歳には女護島遠征に船出したまま行方知れずになるが、それまでの五四年間を、一年を一章にする構成で五四章にまとめた好色一代記である。世之介は地方も含めてさまざまな場所に出向き、さまざまな遍歴をするが、主要な舞台は公許の廓(くるわ)で、粋(すい)という「遊興の美学」を描くことが西鶴の意図であった。巻末には西鶴全集の翻訳で知られる暉峻康隆氏による「解説」を収めた。なお「プライム」とは「グリンプス」とは異なり、古典のほぼ全巻の現代語訳を言う。
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-同じ作者式亭三馬による「浮世風呂」の姉妹編で、江戸滑稽本の代表作の一つ。「浮世風呂」に出る風呂屋の隣にある「浮世床」は江戸庶民の社交クラブともいうべき場所で、そこにあつまるひとびとの生態を精密にして軽妙な会話によってえがきだしている。床の主人鬢(びん)五郎、その女房、下剃りの留吉(とめきち)が店をかまえるなかに、楽隠居、素読の先生、上方者、籠舁き、櫛屋、居候の飛助などが、つぎつぎに顔を出す。てんでに勝手なことを言い、小さな喧嘩が起こるかと思うと談論風発、すぐまた新しい客と入れ替わる。三馬は3編を出す予定だったが果たせず、巻三は瀧亭鯉丈が書いた。本書はその初編部の完訳である。三馬は古本屋を開くなどしたあと、19歳で処女作の黄表紙を発表。34歳で代表作『浮世風呂』を発表した。一方、自家販売の化粧水「江戸の水」を売るなど商才にも長けていた。
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-三島由紀夫の文学、思想、行動を包括的に論じる決定版批評集。エッセイでは著者自身の三島体験、作品論では『豊饒の海』四部作を中心に、その構造と思想的展開を緻密に分析。行動論では、映画への出演、政治的発言、東大全共闘との対話などを多角的に考察。又、故中上健次氏との1985年の対談を掲載し、巻末には、戦後の日本とイタリアを代表する文学者である三島とパゾリーニの架空の対話を描いた哲学小説を収録。異なる文化圏で似た運命をたどった二人の邂逅を通じて、文学と思想、歴史と偶然が交錯する想像空間が展開される。三島理解の新たな扉を開く一冊。 平野啓一郎氏推薦――「絶対」を夢見つつ、徹底した相対化を通じてこそ、却って豊かな深みを開示する不思議な作家・三島由紀夫。本書は、多年に亘り、この大仕事を取り組んできた、最適任者による渾身の一冊!
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-【第2回ハナショウブ小説賞 opsol部門大賞受賞作】走り、立ち止まり、立ち止まり、走る。そうして日々は、進んでいく。 心も身体も、限界だった。 ハードワークが原因で体調を崩した宮沢祐介は、三十歳を前にIターン転職を決意。生まれ育った東京を離れ、人口二千五百人ほどの小さな町で、移動スーパー「茜号」を走らせている。 複雑な家庭に育ち、かつての恋人とはうまく付き合うことができなかった。過去の経験から、つい人との距離感に慎重になってしまう祐介だったが、茜号を通して繋がる町の人たちとの出会いが、深く傷ついた心を静かにほどいていく――。 “変わらない現実”の中で“変わる心”を描く、再出発の物語。 人生は、そう簡単には変えられない。 それでも、偶然出会ったこの場所で、俺は確かに救われたのだ。 【目次】 なみさんの梅干し 恐るべき公民館前の乙女たち 茂さんのカータルボレ 優しい気持ち 【著者】 小川マコト TVドラマ、アニメの脚本家として『世にも奇妙な物語』『dinner』『山田くんと7人の魔女』などを手掛ける(「小川真」名義)。 2024年『走れ!スーパー茜号』で第2回ハナショウブ小説賞opsol部門大賞を受賞し、同作にて小説家デビュー。
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-これは前進か後退か? 幼い子供を抱えながら、日々の生活に疲弊する男。思い描く理想の人生と現実の狭間でもがき、ある決断を下そうとするが― 夫婦とは、家族とは何かを問う傑作小説。 「ことばとvol.7」掲載の「不服」に、書き下ろし作品「楽園」「パールライトタワー天王寺」を収録した、話題作『学歴狂の詩』の佐川恭一による最新小説! 蓄積した時間の厚みだけが二人をつなぎとめ、しかしそれは真に重要なものではない。確かにともに過ごした時間は、消え去ることのない絶対的なものかもしれない。だがそれだけだ。たんなる事実としてそれはあり、それに束縛されるかどうかは、これも信仰の問題にすぎない。 (『楽園』本文より) 【目次】 不服 楽園 パールライトタワー天王寺 【著者】 佐川恭一 滋賀県生まれ。京都大学文学部卒業。著書に『舞踏会』『シン・サークルクラッシャー麻紀』『アドルムコ会全史』『就活闘争 20XX』などがある。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 水え、見たことがあります 「貴方なら見たことがあるでしょうね 貴方によく似た女人の方です」御住職は続けた 「女人の方に名前を尋ねます」と 御住職は私を見つつ右斜め後ろに目をそらし 眼球を強め直視している 「女人の方の名前は…」顔をしかめて傾けて 「佐藤 チヨ」と御住職は確かめる様に言った 「年若く二十六かなぁ 逝去されている 今の貴方と同い年位かなぁ 五代前か」 そして御住職は更に続けた 「女人の方は、異性を探している 貴方が異性を求めて居るのでは無く 女人の方は、異性を待っている」と そして御住職は思いついた様に呟く 「貴方は女人の方の生まれ変わりかぁ」まさしく 輪廻転生 何故か その女人の方の生きざまを 知りたくなり、知る事となり 輪廻転生を書きまとめる
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-大江健三郎、荒川洋治、メルヴィル、カフカ、井戸川射子、加藤典洋、聖書、田中小実昌、武田百合子、村上春樹、ドストエフスキー、小島信夫を読むことが子育てに与える影響について 「小説家を目指す」人たちは、小説を書こうと構えるので、萎縮したり、型に嵌ったりして、何のために書きたいと思ったの? と思うんだけど、この人からは書く楽しさや自由が感じられ……濃密な時間の流れに浸っていると、人生で最も貴重な記憶が何年ぶりかでリアルに蘇ってきた。読んでいてほんとに楽しい。 保坂和志(作家) 【目次】 ZINE『小島信夫の話をしたいのだけれど』が話題を集め、『これは歯的な話』で第七回ことばと新人賞佳作を獲った富田ララフネ、商業デビュー作品。 【著者】 富田ララフネ 作家。1990年東京都生まれ。京都大学文学部卒。 ZINE『小島信夫の話をしたいのだけれど』が話題を集め、『これは歯的な話』で第七回ことばと新人賞佳作を獲った作家のデビュー小説です。
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-月刊「潮」2025年12月号 主な内容 【特別企画】 政治家の本分はここにある! “右の霧の中”に消えた自民党――高まる公明党の存在感。 牧原 出 ≪対談≫ 緊迫の北東アジアに対話と協力の装置を創出せよ。 遠藤 乾 VS 谷合正明 「ソブリン・ウェルス・ファンド」とは何か――日本再生の起爆剤。 澤田貴之 【特集】 極端化する世界 暴走トランプを止められない深刻な米国事情。 西山隆行 誰の心にもある排外主義を超える“妥協の美学”。 中井 遼 【ヒューマンストーリー】 村上大樹 度重なる医療への攻撃――日本人外科医が見た南スーダンの現実。 【対談】 東畑開人VS 尾久守侑 「心」はどこにある?臨床の知からさぐる人間の全体像。 【ルポ】 “五強の壁”を突破した創価大学の次なる照準――ドキュメント出雲駅伝。 酒井政人 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 「火宅を出ずる道」篇 【シリーズ】 シニアのための「生き生き」講座 「終の住処」が見つからない――高齢者の賃貸のリアル。 松田 朗 【連載】 鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち 四十歳を超えてからが私のスタートでした(それまでは予習)。 夏木マリ VS 鎌田 實 【新連載】 聖地を歩く――交わる死者、人、自然 自然と共に生きるアイヌ文化の精神。 佐藤弘夫 【対談】 今 陽子 VS 中江有里 年を重ねることで新たな自分を見いだす――そんな女性の物語。 【ルポ】 迫るインフラ老朽化から地域を守る技術者養成プログラム。 長岡義幸 【ルポ】 健康寿命の延伸に転倒・骨折予防がなぜ必要か。(上) 荒川 龍 【好評連載】 ニッポンの問題点 高橋 元 VS 田原総一朗/高島礼子の歴史と美を訪ねて 宮島達男 VS 高島礼子/世界への扉 三浦瑠麗/他 その他
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-古都フィレンツェを舞台に画家ボッティチェルリの生涯を描いた大作『春の戴冠』を中心に、関連するエッセイ10篇を収録。 ルネサンス末期のフィレンツェを舞台に画家サンドロ・ボッティチェルリの生涯を描いた大長篇『春の戴冠』を中心に、関連するエッセイ10篇を収録。 『春の戴冠』は、「新潮」1972年1号から1976年10月号まで全45回にわたって連載され、1977年に単行本(上下巻)として刊行された長篇小説。15世紀イタリア・ルネサンス期のフィレンツェの栄耀と没落を、メディチ家と画家サンドロ・ボッティチェルリや、人文哲学者マルシリオ・フィチーノ、およびその弟子ピコ・デラ・ミランドラ等のプラトン・アカデミアとの関わりを軸に、パッツィ家との対立、サヴォナローラの暗躍などを交えながら描く大作。 本作は「偽伝」という形式で、史実再現ではなく、都市と芸術の記憶を繋ぐ語りの方法を採用している。「偽伝」の語り手に設定されたのが、古典語学者フェデリゴという架空の人物で、羊毛輸入商の家に生まれ、修道院でラテン語やギリシア語を学び、のちにプラトン・アカデミアに連なる知識人となる彼は、幼少期からサンドロと交わり、生涯にわたってその芸術と生き方を見つめ続ける人物として描かれる。 画家サンドロ・ボッティチェルリの生涯と、ルネサンス期フィレンツェの盛衰を描く本作は、辻の小説の中でもとりわけ壮麗な構成と、美の倫理をめぐる深い問いを孕んだ作品。 当巻では「『春の戴冠』歴史紀行」等『春の戴冠』に関する辻のエッセイ文章14篇も収録している。 解説は美術史家で学習院大学文学部教授・京谷啓徳氏が担当。付録として『春の戴冠』」の創作メモ等を収録する。 ※この作品はカラーが含まれます。
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-月刊「潮」2025年11月号 主な内容 【特別企画】 「閉塞ニッポン」を突破せよ! ≪対談≫ 「中道層」の存在感が、SNSの暴走から健全な社会を守る。 佐々木俊尚 VS 山本龍彦 長期低迷の日本経済が這い上がるための処方箋。 河野龍太郎 若い女性たちはなぜ故郷を去るのか――ジェンダー平等を求めて。 大崎麻子 【特集】漂流する民主主義 ≪対談≫ 持続可能な未来を考える(下)――対立や分断を煽る言説は破滅への道。 神野直彦 VS 井出英策 ≪連載対談≫ ニッポンの問題点 “親米”だけど“自立”――これが世界に示せる日本の外交戦略。 渡辺啓貴 VS 田原総一朗 ≪連載≫ 世界への扉 “石破退陣”ではわからない新興政党が支持された理由。 三浦瑠麗 【ルポ】 井上尚弥VSアフマダリエフ観戦記 「今回は判定勝ちでいい」こう言った時の王者は恐ろしく強い。 天野純希 【対談】人はなぜ“書かずにはいられない”のでしょうか。 上田岳弘 VS 中江有里 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 「火宅を出ずる道」篇(2) 【特別インタビュー】 小泉 凡 小泉八雲とセツが夫婦愛で紡いだ『怪談』の世界像。 【特別インタビュー】 田部井進也 母・田部井淳子が教えてくれた“人生”という山登り。 【人間探訪】 伊原剛志 ≪対談≫ 日本の医療が抱える課題と未来への展望。 篠原文也 VS 松本吉郎 【ルポ】 大川原化工機冤罪事件――違法捜査はなぜ起きたか。 粟野仁雄 【ルポ】 他人とつながる認知症フレンドリーな町づくり。(下) 荒川 龍 【好評連載】 鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち 鎌田 實 ゲスト・森下洋子/高島礼子の歴史と美を訪ねて 宮島達男 VS 高島礼子/その他 その他
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-古代ローマ帝国の皇帝ユリアヌスの短くも激動の生涯を描いた、辻邦生の代表的長篇作品『背教者ユリアヌス』を中心に、「背教者ユリアヌス歴史紀行」等関連エッセイ14篇を収録した一巻。 『背教者ユリアヌス』は、「海」1969年7月創刊号から1972年8月号まで、全38回にわたって連載され、同年に単行本として刊行された長篇小説で、4世紀から5世紀の過渡期、ビザンツ帝国の基礎を築いたコンスタンティヌス大帝の甥・ユリアヌスの短い治世と生涯、ローマ帝国の終焉、そしてキリスト教世界の台頭という歴史の転換点を描いた全14章からなる大作である。 緻密な構成と壮大なスケールをもって描かれたこの物語には、宗教に端を発する戦争や、国境・利害をめぐる紛争が絶えることのない未来を、すでに1969年の執筆開始時点で予感していた辻の警鐘が込められていて、辻は、「ユリアヌスが辿った悲劇を、自分の感覚として日々刻々に痛切に感じる」と述べ、時代の転換点に立たされた一人の人間への共感と、現代への問いかけとを重ね合わせていたのであった。 当巻では「ユリアヌスの廃墟から」等『背教者ユリアヌス』に関する辻のエッセイ文章14篇を収録している。 解説は中世から近世にかけての欧州を舞台とした歴史小説を多数発表している作家・佐藤賢一が担当。 付録として「背教者ユリアヌス」の創作メモ等を収録する。 ※この作品はカラーが含まれます。
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-月刊「潮」2025年10月号 主な内容 【800号記念特別企画】 「乱気流の時代」を超えて ≪対談≫ 大澤真幸 VS 柳澤田実 トランプとキリスト教の奇妙な蜜月――リベラルが生んだ異端児。 ≪対談≫ 神野直彦 VS 井手英策 持続可能な未来を考える(上)――日本人はなぜ消費税を嫌うのか。 「生活保護バッシング」はいつかあなたの生存権を脅かす。 藤田孝典 【特集】SNS選挙の深層 参院選で可視化された現役世代の本音。 伊藤昌亮 日本に必要なのは「庶民ファースト」だ!――いのちが響き合う社会へ。 前田幸男 【特集】 歴史は雄弁に語る パクス・アシアーナの時代に求められる軍縮外交戦略。 進藤榮一 昭和二十年の敗戦に至らしめた明治維新の“亡霊”。 安部龍太郎 知られざる「日ソ戦争」の暗部に迫る。 麻田雅文 【連載ドキュメンタリー企画】 「民衆こそ王者」〈識者の声〉篇 信仰によって世界と人生を広げた民衆のドラマ。 開沼 博 凡夫からボサツヘ――仏教学から見た創価学会の現代的意義。 羽矢辰夫 【ルポ】 手塚治虫 『ブッダ』誕生秘話。 前原政之 【対談】 葛西 潤 VS 新家裕太郎 創大駅伝部で切磋琢磨した二人が世界の舞台に飛び立つ! 生物学から読み解く人間の「幸せ」の条件。 小林武彦 【ルポ】 他人とつながる認知症フレンドリーな町づくり。(上) 荒川 龍 【ルポ】 群馬県大泉町が取り組む多文化共生のリアル。 高橋幸春 【好評連載】 ニッポンの問題点 森崎めぐみ VS 田原総一朗/鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち 鎌田 實 ゲスト・森下洋子/高島礼子の歴史と美を訪ねて 松村克弥 VS 高島礼子/中国「世界遺産」――都市や名所に刻まれた歴史を辿る 塚本青史/Z世代のリアル 室橋祐貴/世界への扉 三浦瑠麗/その他 その他
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 願いを込めて書いた「文字」に、本当に力が宿るとしたら? これは、そんな“想いの力”を信じたひとりの女性が、特別な文字「福文字(ふくもじ)」と出会い、不思議な体験を重ねながら、自身と他者の願いを叶えていく物語です。 迷子の愛猫を探す中で訪れた教会、そこで出会った謎の女性が教えてくれたのは、「他者の幸せを願うほど強く叶う」という魔法のような文字でした。 物語編の感動とともに、資料編ではこの福文字の秘密にも迫ります。 願いを形にし、心をこめて世界に送り出す――そんな祈りのような力を、あなたも感じてみてください。
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-墓を掘り起こし八雲は思考する 八雲が記した数々の“死”と“屍”、「物語をねだる者」と「語り部」たち、レキシントンの古屋敷を舞台に語られた幽霊譚、ディオダティ荘の夜を彩る怪奇談義、前世の記憶を持つ少年・勝五郎の転生、火星に運河を見つけた男・パーシヴァル・ローウェルとの出会い… 小泉八雲を彩るエピソードはあまりに刺激的でファンタジーじみている。しかし、それらは果たして「真実」なのか── 大塚英志の決定版・八雲論。 初めて小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)に触れる読者に捧ぐ、八雲と八雲の物語を愉しむための必読書。 決してファンタジーと現実を混同してはならない。 だから、私たちは八雲という死者のファンタジーを“理解”してはいけない。 それは死者の擬人化であって、私たちが読んでいるのはあくまでも「偽八雲」なのである。(本文より)
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-月刊「潮」2025年9月号 主な内容 【特別企画】 角度を変えて見る「世界」 イスラエル・イラン対立の深層と中東情勢の行方。 田中浩一郎 日本に脱出する中国新移民をめぐるファクトとフェイク。 舛友雄大 あえて今ナポレオンに学ぶポピュリズムの本質。 藤原翔太 「健康情報」のウソホント――忍び寄るニセ科学にだまされない! 左巻健男 【連載】 ニッポンの問題点 「三一〇万人の女性」が日本の働き方を変えていく。 矢田稚子 VS 田原総一朗 【特集】 未来へつなぐ「戦争と平和」 戦争が終わったのは私の十七歳の誕生日でした。 高橋光子 ≪連載≫ 高島礼子の歴史と美を訪ねて 少女たちを「加害者」にした風船爆弾の悲劇。 松村克弥 VS 高島礼子 ≪ルポ≫ もの言わぬ“被爆樹木”が語りかける平和へのメッセージ。 南部健人 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 「火宅を出ずる道」篇 (1) 【特集】 円満な人間関係の「秘訣」 役職者はつらいよ――管理職を罰ゲームにしない方法。 奥田和広 “対話のプロ”が伝授!相手の本音を引き出す3つのステップ。 中田豊一 【人間探訪】 南 佳孝 何歳になっても勉強するのは生きる歯車を回し続けてくれる。 【対談】 榎木和貴 VS 神野大地 箱根から「世界」を狙う人材を!――指導者の喜びと葛藤。 【対談】出口治明 VS 塚本青史 故事成語には人生をポジティブにしてくれる力がある。 【対談】原 武史 VS 與那覇 潤 加藤典洋と江藤淳から読み直す「戦後史」。 【好評連載】 鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち 鎌田 實 ゲスト・藤田千代子/中国「世界遺産」――都市や名所に刻まれた歴史を辿る 塚本青史/その他 その他
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-月刊「潮」2025年8月号 主な内容 【特別企画】 戦後80年目に語り継ぐ「戦争」 「対馬丸の悲劇」を風化させない――次世代への誓い。 平良次子 ≪ルポ≫ 人間魚雷「回天」の悲劇――回天記念館を訪ねて。 粟野仁雄 戦争指導者の「不決断」の責任を問う。 三山秀昭 ジャーナリズムの使命は「被爆の実相」を正しく伝えることだ。 井上泰浩 【特集】 デジタルを捨てよ、町へ出よう スマホ依存があなたの脳に与える深刻なダメージ。 川島隆太 リアルな科学実験は未来をつくる「魔法の宝箱」だ! 米村でんじろう 【特別インタビュー】 岡本三成 コメから賃上げまで、公明党は「やると言ったら、やり切る!」。 【インタビュー】 宮本亞門 命ある限りあきらめないで――能登復興への思い。 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 「魂の独立宣言」篇 【特集】 幸齢社会への第一歩 ≪対談≫ 結城康博 VS 藤岡陽子 介護する人される人ともに豊かになる社会を目指して。 ≪ルポ≫ 認知症は早期発見が大切で、なってからが勝負。(上) 荒川 龍 【新連載小説】 キーウから遠く離れて 宮内悠介 【アスリート列伝】 長嶋茂雄 「長嶋茂雄であることから決して逃げない」若き日の誓い。 横尾弘一 「論じる」という営みを社会へ、未来へとつなぐために。 佐々木俊尚/岩間陽子/與那覇 潤/開沼 博/東畑開人 【ルポ】 「対話」と「尊重」が日本を変えていく――民主主義博物館の挑戦。 南部健人 【新連載】 中国「世界遺産」――都市や名所に刻まれた歴史を辿る 対馬~大陸と日本の中継地点~ 塚本青史 【好評連載】 鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち 鎌田 實 ゲスト・藤田千代子/ニッポンの問題点 橋本健二 VS 田原総一朗/他 その他
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-日本から外国へのまなざし、外国から日本へのまなざしを、歴史と地域を横断して幅広く解き明かす10章。先人たちや現在の日本人が、古来外国をどのように見て、感じてきたかを、その表現から解き明かす一冊。 日本文学史の中のエキゾチシズムという主題を、古代から現代の漫画までバリエーションに富んだテーマで展開している。 例えば、奈良時代の平安貴族が「檳榔」に感じた異国への幻視から、明治期の芥川文学における異国の身体観、中島敦の描く南国、そして現代については漫画『鬼灯の冷徹』の地獄観などが取り上げられている。執筆陣も、様々な国からの研究者が多くを占めている。また、留学生たちから見た現代日本のレポートは、新鮮な視点を我々に与えてくれるだろう。 エキゾチシズム研究において新たな論点を加える一冊になるであろう。
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-日本近現代文学評論の大御所による渾身の「戦後文学の読書ガイド本」。全部で 105 人の作家と、その作家を象徴する文学作品1点を取り上げ、2ページで解説する。作家の生い立ちや思想形成、作品が執筆された社会背景などを踏まえながら、作品を端的に読解し、一冊を通して 80 年の戦後日本の歩みと実像を浮き彫りにするとともに、「昭和から平成の文学が果たした役割と、未来への可能性」を考えさせるものとなっている。特に平和・反核・人権などを考えさせる作品に着目し、被爆者や在日韓国朝鮮人、沖縄の人々などの「小さな声」「声なき声」を文学によって記録した作家たちの作品を敬意を込めて取り上げられている。 読書離れが言われて久しい昨今、その理由の一つには、「何を読んだらいいのか分からない」という悩みがあるかと思われる。そこで本書は、「今こそ読まれるべき秀作」を厳選し、若い世代の読者には戦後文学作品との出会いを、壮年から戦後世代の読者には「あのころ読んだ、あの作品」との再会をもたらしてくれる。 ところで、なぜ「現代日本文学」ではなく「戦後文学」なのか――。それについては、のちにノーベル文学賞を受賞する大江健三郎氏が、1986 年に行った講演「戦後文学から新しい文化の理論を通過して」の中で次のように語っているところに、その答えがある。 〈文学の役割は――人間が歴史的な生きものである以上、当然に――過去と未来をふくみこんだ同時代と、そこに生きる人間のモデルを作り出すことです。日本において、近代・現代の文学は 100 年を越える実績を持つわけですが、個々の文学者の、時代から突出した達成ということはあるにしても、一群の作家たちが、あきらかな文学的潮流として、日本の近代・現代文学の歴史に、同時代とそこに生きる人間のモデルをはっきり提出したのは、戦後文学とわれわれが呼ぶ一時期においてでした。〉 本書で取り上げられている戦後文学作品( 105 作品)は、著者の 50 年にわたる近現代日本文学研究者および文芸批評家としての経験を基に選んだものであり、本書もまた、「生きる人間のモデル」が満載された一冊である。
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-小説家としての谷崎潤一郎の名前を超えて、ひろく、長く読まれてきた「陰翳礼讃」―― 陰翳とは何か。それが日本的なものだとはどういうことか。 「陰翳礼讃」は創元選書の表題作になったことを契機に、谷崎潤一郎という小説家の個人的な随筆から、知識階級の読む日本文化論へと進化(グレードアップ)した。「陰翳礼讃」というテキストは、「文化」を謳う一九三〇年代の知的な教養の中に位置づけられたのである。 「陰翳礼讃」は、命題として何が語られているかだけでなく、何事かを語るレトリックそれ自体を読み解くベきテキストである。「陰翳礼讃」で行われているのは、建築を文学を語るための比喩として組織すること、すなわち建築を文学の修辞とすることである。 一九三〇年代、建築界では建築における「日本的なもの」が論じられた。その議論に触発された小説家たちは、建築を媒介にしてそれぞれに思索を展開した。本書で取り上げるのは、そのような思考の痕跡の刻まれたテキストである。本書では、小説家たちが話題にする建築家や建築物、建築論を広義の比喩と見なし、その表現を同時代の文脈の中で読み解く。 建築と小説という異なる領域の交錯する地点から、日本的なものという主題を捉えなおすこと、本書のねらいはそこにある。本書の独自性は、建築界の議論と小説家のテキストが交錯する範囲を画定し、そこに対象を再配置する点にある。
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-月刊「潮」2025年7月号 主な内容 [目次] 【創刊65周年記念特別企画】 「言論」の現在を語る 混迷の時代に際立つ月刊『潮』の現代的使命。 佐藤 優 ≪対談≫ 三浦瑠麗 VS 西田亮介 動画の時代にあえて「論壇」の存在価値を考える。 ≪対談≫ 梶原麻衣子 VS 倉本圭造 保守VSリベラル それぞれの「正義」を超えた議論を。 【座談会】 岩間陽子 VS 東畑開人 VS 佐々木俊尚 VS 與那覇 潤 VS 開沼 博 昭和から令和へ――日本人の「夢」はどこに行ったのか。 【特集】 日本が抱えるアポリア 「トランプ関税」で試練を迎える日本経済。 熊谷亮丸 「食と農の公明党」が取り組むコメの安全保障。 谷合正明 信教の自由と政教分離原則は共生社会の基盤。 齊藤小百合 【特別インタビュー】 斉藤鉄夫 国民の生活を守る――そのために公明党は勝たねばならない。 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 「魂の独立宣言」篇 (11) それでも核兵器廃絶を諦めてはいけない――池田平和提言に学ぶ智慧。 副島英樹 【特別インタビュー】 宮本 輝 歴史の水底に流れる“庶民の営み”。 【特別インタビュー】 岩合光昭 自然や動物と一体化した瞬間、僕はシャッターを切る。 【新連載小説】 キーウから遠く離れて 宮内悠介 一日一分の朗読で、人生楽しく前向きに! 魚住りえ 【ルポ】 井上尚弥 VS カデナス観戦記 ボクシングに消化試合などないことを知らしめた、無名の挑戦者。 天野純希 それほど悲観する必要はない?日本の年金制度。 たかまつなな 【好評連載】ニッポンの問題点 根本祐二 VS 田原総一朗/鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち 鎌田 實 ゲスト・加藤登紀子/高島礼子の歴史と美を訪ねて 植松三十里 VS 高島礼子/他 その他
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-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち栃木を代表する川柳作家・松本とまとのベスト作品集! 今が旬走り抜けてく五十路坂 いい出だし今日は一粒万倍日 上昇の気に乗れそうないい予感 いいことがあるぞ くっきりダブル虹 ギフトショップお売りしてます良い絆
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-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち大阪を代表する川柳作家・八木侑子のベスト作品集! 招待席は水平線の見える椅子 綾取りの橋を架けたよ春の野辺 豊かだな冬の野末にみた明かり ユアーンユアーン春のブランコはるを編む ホコホコと蕾のあたりあたたかい
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-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち和歌山を代表する川柳作家・堂上泰女のベスト作品集! イマジンよ響け戦火のまん中で ワクチンを待つ大衆の砂時計 縄電車どの子もこぼさないように もう少し生きる障子を張り替える 天井画ミケランジェロが降ってくる
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-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち山形を代表する川柳作家・冨樫正義のベスト作品集! 今年酒陶器に神を宿らせて 鍵盤の隅から隅へ雪解風 火星燃ゆ寝転び眺む大文字 天高し雲を動かす象の鼻 薄氷を鼻で押し打つ稚魚の群
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-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち大阪を代表する川柳作家・出口セツ子のベスト作品集! 逢うよりも想い美化するEメール ペイオフに無縁も淋し うそ寒く 電飾が空虚に見えてくる不況 総理よりトラの景気に賭けている マニフェストだけで景気は良くならず
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-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち神奈川を代表する川柳作家・近藤紡藝のベスト作品集! 春は来る名もない花に私に 果実酒のようにゆっくり愛になる 離れても星が星座になるように 笑い皺愛しき日々の刻まれる よみがえる力を秘めている大地
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-逸品・珍品、なんでもござれ! これまでに上演した噺、七百以上 四代目 桂文我が世に放つ 上方落語の集大成、第十巻刊行! 第十巻では―― 「深山隠れ」「愛宕山」など、 上方落語の逸品、珍品を織り交ぜた 珠玉の高座、十五席を再現している。 “芸能博士”と呼ばれた桂米朝師(人間国宝)の系譜を継がんとする著者は、大師匠と同様に、落語に関係する史料・文献を収集しまくる稀代のコレクターでもあります。 現代では忘れられた噺を古文献から掘りおこし復元することに取り組んでおり、噺家生活四十五年で上演した噺は七百以上を数えます。 この全集では、そうした噺の中から厳選したネタを、本人の解説付きで紹介し、収集した貴重な演芸資料も数多く掲載しています。 寄席の歴史や芸能本の出版事情、速記本の世界など縦横無尽の解説が秀逸で、再現された噺に厚みと奥行きをもたらしており、聴いて楽しむ落語の世界とは、ひと味もふた味もちがった充実感を得られるでしょう。 第十巻に収録されているのは、 深山隠れ つる けんげしゃ茶屋 禁酒関所 愛宕山 番部屋 棟梁の遊び 茶の湯 莨の火 猿廻し 仔猫 壺阪 子盗人 福禄寿 転宅 の十五席。 “読んで楽しむ”落語の世界を、ぜひご堪能ください。 電車の中では絶対に読まない方がいい。 笑い過ぎ、周囲の乗客から睨まれてしまった。 ――江上 剛(作家、『失格社員』著) 解説のところがめちゃくちゃおもしろくて、 一字一句読み逃してはならんと、虫メガネを引っぱり出して、 解説の資料の中の小さな写真や文字を読み始めていた。 ――増田 喜昭(子どもの本専門店 メリーゴーランド店主) たくさんの珍品を復活させておられ、 聴いたことのない落語を聴ける喜びを たっぷりと味わわせてもらった。 ――頭木 弘樹(文学紹介者、『絶望名人カフカの人生論』編訳) 文我師匠が演じられた数々の芝居噺に人情噺。 今思い返しても鳥肌の立つような高座ばかりでした。 あー面白い! ――小野 裕司(「玉造・猫間川寄席」席亭) 文字と声が備わり、参考資料満載のこの全集は、 これからの研究の得難いテキスト、 いやカノンの一つとして、尊重されるであろう。 ――吉田 悦之(本居宣長記念館名誉館長) 『桂文我 上方落語全集』(寄稿文)より抜粋
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-逸品・珍品、なんでもござれ! これまでに上演した噺、七百以上 四代目 桂文我が世に放つ 上方落語の集大成、第九巻刊行! 第九巻では―― 「高尾」「千両みかん」など、 上方落語の逸品、珍品を織り交ぜた 珠玉の高座、十五席を再現している。 “芸能博士”と呼ばれた桂米朝師(人間国宝)の系譜を継がんとする著者は、大師匠と同様に、落語に関係する史料・文献を収集しまくる稀代のコレクターでもあります。 現代では忘れられた噺を古文献から掘りおこし復元することに取り組んでおり、噺家生活四十五年で上演した噺は七百以上を数えます。 この全集では、そうした噺の中から厳選したネタを、本人の解説付きで紹介し、収集した貴重な演芸資料も数多く掲載しています。 寄席の歴史や芸能本の出版事情、速記本の世界など縦横無尽の解説が秀逸で、再現された噺に厚みと奥行きをもたらしており、聴いて楽しむ落語の世界とは、ひと味もふた味もちがった充実感を得られるでしょう。 第九巻に収録されているのは、 オランダ 骨つり 浄瑠璃乞食 須磨の浦風 抜け雀 もう半分 鹿鍋 植木屋娘 千両みかん 百人坊主 高尾 初音の鼓 親子の嫁入り 土橋萬歳 淀川 の十五席。 “読んで楽しむ”落語の世界を、ぜひご堪能ください。 第十巻 所収予定 10-1 深山隠れ 10-2 つる 10-3 けんげしゃ茶屋 10-4 禁酒関所 10-5 愛宕山 10-6 番部屋 10-7 棟梁の遊び 10-8 茶の湯 10-9 莨の火 10-10 猿廻し 10-11 子盗人 10-12 仔猫 10-13 壺坂 10-14 福禄寿 10-15 転宅
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-「あいつらは本気だ!本気で秋田にラスベガスを創ろうとしている…」 IR法より20年早く、お台場カジノ構想より3年早く、カジノを核とする街づくりに挑んだ若者たちがいた。 「ラスベガスは何もない砂漠の上に創られ、世界中から観光客を集めている。だったら、秋田にだって世界中から人々を集める“本質的な魅力”を持った街を創ることができるはずだ」 若者たちは衰退に向かう地域の現実を直視し、誰も考えなかった方法でその流れに抗った。 彼らは自治体の事業を使ってラスベガスへの視察旅行を敢行。ラスベガスを手本に街づくりを行う“イーストベガス構想”を町長にプレゼンした。その提言に動かされた町長は次の選挙公約で「イーストベガス構想を研究する」ことを掲げた。また彼らは、秋田を面白くするために、数百人の“刑事”が秋田市街をフィールドに謎解きをしながら犯人を追いつめるリアル・ロールプレイングゲーム「大捜査線」を実行。さらに極寒の中、東京から街づくりの専門家を招き、彼らの構想を地域社会に問うフォーラムを開催した。 日本全体にとって人口減少が取り組むべき緊急の課題となっている今こそ、彼らの物語は意味を持つ。その戦いはとてつもなくユニークで爽快だ。
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-紡いだ物語への夢 四編の作品集 収められた四作には、どの一編にもそれとなく作者自身の影が映っていて興味深いが、読み込むと、それらが繋がって自ずからもう一つの隠れた物語を形成している。それはあたかも美しいレース編みを見るようで、私は何度も感嘆させられた。思うに、これは純真な少女時代に紡いだ物語への夢を曲げることなく育ててきた作者の情熱の賜物であろう。(文芸評論家 勝又 浩) 【目次】 花に誓う そよ風に乗って めぐり会い 高原のル・スタージュ 【著者】 葉山 弥世 1941年 台湾花蓮市生まれ 1964年 広島大学文学部史学科卒業 1985年 中国新聞主催「第17回新人登壇」入賞 1986年 北日本新聞主催「第20回北日本文学賞」選奨入賞 1996年 作品「遥かなるサザンクロス」が中央公論社主催、平成8年度女流新人賞の候補作となる。 2000年 広島女学院中・高等学校退職 「水流」同人(広島市)「広島文藝派」同人(広島県廿日市市) 日本文藝家協会会員
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-言語では表現し得ない世界を、言語によって表現する――。芥川龍之介、川端康成、村上春樹、川上弘美らが描く〈非リアリズム小説〉をもとに、〈読むこと〉を考える。 「言語や感覚では捉えられないものが世界には存在すると考え、それを表現しようとした作家や作品、〔中略〕例えば、日本を代表する文豪である、森鷗外や夏目漱石にもそうした要素は見られ、特に、芥川龍之介・川端康成・三島由紀夫などがこれにあたる。また現代の作家では、村上春樹・村田喜代子・川上弘美なども、この系譜に連なる作家であると言えよう。 これらの作家は、〔中略〕目の前にある現象や事物の背後に、感覚では捉えられない世界があることを認識の基盤としている。私たちの感覚では捉えられない世界、言語では表現できない世界の存在を、疑わないのだ」(本書「序章」から) )
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-月刊「潮」2025年6月号 主な内容 【特別企画】 混迷する社会を生きる知恵 対米・対中外交に求められる持久戦とリアリズム。 益尾知佐子 多様性推進を廃止した米国に未来はあるか。 矢部 武 ≪連載≫ ニッポンの問題点 田内 学 VS 田原総一朗 人手不足の日本は、教育・介護・公務員に労働力を集約すべき。 【特集】 ニュースの“裏側”を読む 多発する山林火災は「温暖化した世界」の前兆なのか。 串田圭司 フジテレビ問題で浮き彫りになった昭和の“呪縛” 武田一顕 不安や困難に支配されないメンタルの鍛え方。 益田裕介 【特集】いま政治に求められること 政治家の境涯を変革する公明党の奮闘に期待。 佐藤 優 公明党が繰り出すトランプ関税×物価高対策。 西田実仁 「家計応援計画」で都議会公明党は都民の暮らしを守る。 東村邦浩 【特集】連載ドキュメンタリー企画 民衆こそ王者 池田大作とその時代 「魂の独立宣言」篇 (10) 【特集】 山海と「高志」の国・富山県 ≪対談≫ 坂東眞理子 VS 柴田理恵 知らないのは県民だけ!?世界を魅了する富山の食・人・自然。 元テレビマン副市長も魅せられた「富山の宝物」探検記。 篠田伸二 ビジネス視点で読み解く「凡人の極致」佐々成政の魅力。 今村翔吾 ≪ルポ≫ 氷見市 藤子不二雄(A)まんがワールドへようこそ! 編集部 【人間探訪】 ふかわりょう 【ルポ】 実業団と大学はどちらが強いのか?――エキスポ駅伝観戦記 酒井政人 【ルポ】 原発事故から14年――書店が町に戻ってきた。 長岡義幸 【ルポ】 大船渡市山林火災の現場を歩く。 粟野仁雄 【好評連載】 鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち 鎌田 實 ゲスト・加藤登紀子/「故事成語」にはワケがある! 塚本青史/他 その他
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-夏目漱石は、どのようにイギリス、そして日本の伝承された歌や物語を活用し小説を書いたのか。伝承文学の語りと歌とが漱石に大きな示唆を与えたこと、それらが文学内容にも深く関与していることを明らかにする。 【主要目次】 総論 バラッドを書く 第Ⅰ部 歌と争闘 第一章 なぜ『オシアン』を翻訳したのか(一)――古代スコットランドから 第二章 なぜ『オシアン』を翻訳したのか(二)――バラッドの復興 第三章 古謡と語り――漱石の翻訳詩から小説へ 第四章 バラッドの『夢十夜』 第五章 ウォルター・スコットの明治 第六章 『三四郎』に重なる王権簒奪劇 第Ⅱ部 詩神の声 第七章 スティーヴンソン小説からの伝授 第八章 古代日本バラッドの作用 第九章 『リリカル・バラッズ』から漱石へ 第一〇章 小品の連続性と英詩の役割――『永日小品』 第Ⅲ部 伝承の生成 第一一章『草枕』に息づく伝承 第一二章 古譚と『草枕』 第一三章 古い宗教の生々しい声と『行人』 第一四章 漱石文学に生きる古譚の蛇 第一五章 『彼岸過迄』の彼岸と此岸
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-彼らはなぜ”遠いところ”と強く結びついたのか。語られてこなかった声をどのように届けているのか。シリア、マーシャル、マダガスカル、ウガンダ、グリーンランドとつながる5人のライフストーリー。 一番遠くにあるものを引き寄せてつなぐ力。 彼らはなぜ”遠いところ”と強く結びついたのか。 語られてこなかった声をどのように届けているのか。 シリア、マーシャル、マダガスカル、ウガンダ、グリーンランドとつながる5人のライフストーリー。 映画配給に携わってきた編著者が見た、世界の重なり合い。 映画の仕事にまつわるコラムも多数収録。 「いくつかの強国の関係史だけを知ることが、世界史を学ぶということではないはずです。 弱国史という仮想のジャンルは、〈聞く〉ことでスタートするでしょう。 「ほんとうは日本との関係が深い国」と認識を新たにすること、そこにも素敵な隣人たちがいると知ることが、ひとつのゴールになるでしょう。」 (もうひとつの「はじめに」ーー岡田林太郎「〈弱国史〉概論」より抜粋) 【目次】 はじめに 1〈優しきひとさらい〉と出会うシリア 斉藤亮平 「映画配給と私」人生に関わる映画 2〈憶えている〉環礁、マーシャル 大川史織 「映画配給と私」映画が映画館に届くまで[前編] 3 時の止まった島、マダガスカル 武末克久 「映画配給と私」映画が映画館に届くまで[後編] 4 気取らない国、ウガンダ 大平和希子 「映画配給と私」作品の本質を大切に、どう広げ深めるか 5「動物の楽園」に暮らす、北極民族 遠藤励 「映画配給と私」「映画が好き」と言えるまで 「映画配給と私」コロナ禍で気づいたミニシアターを守りたい気持ち もうひとつの「はじめに」ーー〈弱国史〉概論 岡田林太郎 おわりに 【著者】 アーヤ藍 1990年生まれ、長野県育ち。慶應義塾大学総合政策学部卒業。在学中にアラビア語の研修で訪れたシリアが帰国直後に内戦状態になり、シリアのために何かしたいという思いから、社会問題をテーマにした映画の配給宣伝を行うユナイテッドピープル株式会社に入社。同社取締役副社長を務める。2018年に独立。「映画探検家」として、映画の配給・宣伝サポート、映画イベントの企画運営、雑誌・ウェブでのコラム執筆などを行う。アーヤはシリアでもらった名前。 斉藤亮平 1983年東京都生まれ。国立音楽大学卒業後、青年海外協力隊でシリアへ派遣。シリア・ハマ県パレスチナ難民地区の小、中学校で音楽教師として2年間を過ごす。その後、ブータン王国の音楽学校にてピアノ教師、日本の音楽出版社勤務の後、シリア難民支援活動に従事。2017年にJIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)に入職。趣味の料理が高じて中東各地でレシピを収集、定期的に料理教室を主催。また、難民キャンプ専用バンド「ババガヌージュ」を結成し、中東各地の難民キャンプで音楽ライブを行なっている。 大川史織 1988年神奈川県生まれ。2016年に春眠舎を立ち上げ、プロデューサー・藤岡みなみと映画製作・配給を行う。ドキュメンタリー映画『タリナイ』(2018年)で初監督。『keememej』(2022)監督。編著書に『マーシャル、父の戦場―ある日本兵の日記をめぐる歴史実践』(みずき書林、2018年)『なぜ戦争をえがくのか―戦争を知らない表現者たちの歴史実践』(みずき書林、2021年)がある。2024年より春眠舎で出版事業をスタート。本書が初の版元本となる。 武末克久 1976年福岡県生まれ。バニラ商人。九州大学農学部卒。同修士課程修了。オックスフォードブルックス大学国際関係学修士課程修了。製薬会社の開発部門に就職するも911のテロから世の中の理不尽さを感じるようになり、妻のイギリス転勤をきっかけに退職。イギリスで国際政治経済学を学ぶ。帰国後は環境経営コンサルタントとして、企業活動に「環境」を組み込む仕事に専念。2017年に退職後、観光で訪れたマダガスカルのバニラ農園に一目惚れ。合同会社Co•En Corporationを設立し、バニラの輸入・販売を手がける。 大平和希子 1983年富山生まれ。アフリカ研究者。青年海外協力隊、教育機関勤務を経て進学。2023年に東京大学大学院より博士号(国際貢献)授与。2024年より上智大学特任助教。2016年より地元富山で暮らし「富山ゆかりの人からつながるアフリカ」をコンセプトに、遠いアフリカを身近に感じてもらえるような企画や講演会等を実施。主な著作に「慣習的な土地権利安定化に向けて伝統的権威が果たす役割̶ウガンダ西部ブニョロの事例から―」(2020)、「ウガンダに学ぶ」(2021)『フィールドで出会う風と人と土』第6巻など。 遠藤励 写真家。大衆スポーツとなる以前のスノーボードの黎明期を目撃し、90年代後期から国内および世界のフリースタイルシーンに携わり、国内・北米・欧州のボードカルチャーの専門誌やメディアに作品を提供。2007年頃より雪にまつわる作品表現に傾倒し、「snow meditation」や「水の記憶」などの雪や氷河の作品シリーズを発表。長野県・大町市出身・在住。作品集に「inner focus」(小学館)、2023年12月に「MIAGGOORTOQ」をリリース。 岡田林太郎 1978年岡山県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社へ入社し、編集の仕事に従事。2012年、同社社長に就任。2018年、退職。同年4月、ひとり出版社「みずき書林」創業。みずき書林での主な刊行物に、大川史織編『マーシャル、父の戦場』、岡本広毅・小宮真樹子編『いかにしてアーサー王は日本で受容されサブカルチャー界に君臨したか』、早坂暁著『この世の景色』、沖田瑞穂著『マハーバーラタ、聖性と戦闘と豊穣』、山本昭宏編『近頃なぜか岡本喜八』、松本智秋著『旅をひとさじ』などがある。
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-月刊「潮」2025年5月号 主な内容 【特別企画】 歴史の転換点に立つ人類 ウクライナ停戦までの難題と日本の選択肢。 東野篤子 ルワンダと東ティモールから学ぶ 平和を築く知恵と覚悟。 長谷川祐弘 “下からのナショナリズム”に翻弄されない生き方。 辻田真佐憲 【特集】 ニッポン再生への方途 日本経済復活のカギは“人への投資”にあり。 滝澤美帆 八潮道路陥没事故――日本の地下に潜む昭和の“ツケ”。 橋本淳司 「部下と一緒に育つ」上司の意識改革とテクニック。 古屋星斗 【特集】 政治家の責務とは何か ≪ヒューマンストーリー≫ 川村雄大 政界にメスを入れる外科医の使命。 公明党の子ども・若者政策が日本を元気で強くする。 末冨 芳 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 「魂の独立宣言」篇 (9) 【特集】 新時代を開く希望の天地・石川県 能登半島復興のために私たちができること。 野口 健 人間性を磨けば甲子園が迎えにきてくれる。 山下智茂 きまっし、石川へ!わが故郷の魅力を語ります。 ダンディ坂野 【人間探訪】 麻木久仁子 学びは最高のアンチエイジングだと実感しました。 【アスリート列伝】 中谷潤人 誰が“モンスター”への挑戦権を手にするのか。 天野純希 【対談】 佐藤弘夫 VS 東 晋平 日本美術の巨匠たちに流れる法華経と日蓮思想。 【好評連載】 ニッポンの問題点 濱井正吾 VS 田原総一朗/高島礼子の歴史と美を訪ねて 伊多波 碧 VS 高島礼子/2030年への羅針盤――「若き日の日記」を読む 佐藤 優/老舗探訪 ―― 一〇〇年企業のここがスゴイ! 神田憲行/鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち 鎌田實 / ゲスト・上野千鶴子/他 その他
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-「トイレ占い ノックにノッ句」「げんそ占柳 エレメントスクール」「歩いて占う、てくて句 川柳文字放送」「令和川柳選書 ブレス」に続く、著者待望の第5集。著者は1972年に生まれ、東京都昭島市コミュニティーサークルの「くじら川柳」に参加し、川柳作家・大木俊秀に師事。川柳にとどまらず、ブロガーとして、ラジオリスナーとして、また川柳と占いを融合させた「占柳作家」として活動をスタート。 本書は、とある年の9月から8月までの1年間に食べたもの全てを、毎日1句の川柳で記録して1冊にした極めて斬新な川柳句集である。 食べたものを毎日記録する人は少なくない。また川柳で日記をつける人も珍しくないが、食事記録のみを川柳に詠んで365日欠かさず書き続けるという試みは前人未踏の領域ではないだろうか。 守りに入ることなく、常に挑戦し続ける著者の川柳魂にぜひ触れてほしい。 バーベQ味ならひとりでもできる 蚊が鳴いてトマトジュースを用意する 天ぷらの日にアゲアゲな本を読む 今川焼食べて面接おけはざま お茶漬けはサラサラサラリーマンかしら
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-月刊「潮」2025年4月号 主な内容 【特別企画】 14回目の春 被災地のいま ≪対談≫ 岩井俊二 VS 佐藤そのみ 故郷を想って綴る――作品に込めた葛藤と希望。 映画は「震災」をどう描いたか。 山懸美幸 神戸から福島へ――災害の教訓から創るより良い未来。 前川直哉 【特集】 混乱と喧騒のトランプ劇場 石破外交が採るべき「ドナルド・シンゾー」の教訓と選択肢。 渡辺 靖 アジア的価値観でウクライナ情勢を見直してみる。 塩原俊彦 トランプのアメリカに翻弄される欧州の安全保障。 木村正人 「創造的復興」の理念を兵庫からウクライナ、そして世界へ。 高橋光男 「推し活」から陰謀論まで――最新科学で読み解く現代人の“こころ”。 久保(川合) 南海子 【インタビュー】 梯 久美子 やなせたかし先生は風のように軽やかな人でした。 【連載ドキュメンタリー企画】 「民衆こそ王者」〈識者の声〉篇 核兵器廃絶へ、戸田宣言と池田提言の現代的意義。 豊崎博光 【アスリート列伝】 ダルビッシュ有 “天才”に溺れなかった「努力の天才」。 【ルポ】 井上尚弥 VS キム・イェジュン観戦記 挑戦者はほんのわずかな勝利の可能性に賭けた。 天野純希 【人間探訪】 秋吉久美子 人間は命ある限り成長できるんだと父の最期から教わりました。 【ルポ】 能登半島地震から一年――復興へ立ち上がる人々。(下) 粟野仁雄 【ルポ】 凝り固まった家族を癒やす――オープンダイアローグの挑戦。 黒島暁生 【ルポ】 ハンセン病療養所で祈り、歌い、伝える。 高橋幸春 【好評連載】 ニッポンの問題点 工藤 啓 VS 田原総一朗/鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち鎌田 實 / ゲスト・上野千鶴子/高島礼子の歴史と美を訪ねて 谷津矢車 VS 高島礼子/他 その他
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-戦後沖縄の文学や論壇をけん引し、1993年95号で休刊した雑誌『新沖縄文学』を32年ぶりに96号として発行。特集1「沖縄文学の現在地」、特集2「戦後80年への視座」。総勢50人が参加し「沖縄のいま」を1冊に。沖縄を代表する小説家の目取真俊、崎山多美の書き下ろし短編をはじめ、又吉栄喜らが沖縄文学について語った座談会などを収録し、沖縄文学の現在地を探る。第50回新沖縄文学賞受賞作「ユナ」(名和純作)を掲載。特集2では沖縄戦研究、平和教育や表現、戦後政治を考える論考を載せた。表紙は沖縄戦をテーマにした美術家・山城知佳子の映像作品「沈む声、紅い息」。第46回野間文芸新人賞の豊永浩平がウチナーグチについて書いたエッセーや、第69回岸田國士戯曲賞にノミネートされた兼島拓也作「花売の縁オン(ザ)ライン」、漫画家・大白小蟹が書き下ろしを発表。その他、写真グラビア、時評、詩歌も掲載。
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-1巻3,850円 (税込)※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Exploring the Relationship Between Fiction and Its Illustrations in the Meiji and Taisho Periods This book explores the creation and printing of illustrations and frontispieces in newspapers, magazines, and books, bringing to light their intricate relationship with the fiction they accompanied. Investigating everything from the artistry behind striking polychrome woodblock frontispieces to the tensions between image and text in the fast-paced production of periodicals, over 150 full-color illustrations from the historical periods investigated are showcased. By examining how literary giants like Tsubouchi Shōyō, Ozaki Kōyō, Higuchi Ichiyō, Shimazaki Tōson, and Izumi Kyōka collaborated with highly skilled artists such as Watanabe Seitei, Kaburaki Kiyokata, Kuroda Seiki, and Hirezaki Eihō, this pioneering study reveals little-known dimensions of modern Japanese literature, illuminating the vibrant and complex linkages between words and pictures.
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-『注文の多い料理店』のネコや『セロ弾きのゴーシュ』の愉快な動物たちを筆頭に、クマ、キツネ、タヌキ、カエルと、宮沢賢治が創作した童話群「イーハトーブ童話」にはさまざまな動物が登場する。日本古来の伝統的な動物観とヨーロッパ由来の新しい動物観の交差で生み出された動物たちは、賢治文学、そして日本文学でどのような意味をもつのか。 種としての動物の生態を紹介することに始まり、ヒトが彼らに向けてきたまなざし(動物観)の諸相、宗教や民間伝承に現れる動物の姿などを解きほぐし、さらに動物を扱う日本の古典文学や西洋文学を縦横に読み解く。そのうえでイーハトーブ世界に登場する動物のキャラクターを横断的に分析して、宮沢賢治が紡ぎ出した独自の動物観を浮き彫りにする。 動物とともに作品世界を旅してイーハトーブ童話のルーツを探る、新しい切り口の賢治文学への招待状。
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-月刊「潮」2025年3月号 主な内容 【特別企画】 アメリカのリアル 世界のリスク トランプの暴風を乗り切る知恵が求められている。 遠藤 乾 ≪連載≫ ニッポンの問題点 時間稼ぎで“トランプリスク”をチャンスに変えよ。 前嶋和弘 VS 田原総一朗 【特別インタビュー】 中谷 剛 アウシュヴィッツの教訓を今こそ若者たちに知ってもらいたい。 【特集】 分岐点に立つ人類 地球温暖化を疑う「声」に科学者はどう立ち向かうか。 江守正多 わが家の台所から始める気候変動対策。 井出留美 二〇二五年省エネ法改正で「着工難民」が発生する? 尾熨斗啓介 すべての人が安心して暮らせる日本を創る! 杉 久武 【ルボ】移住者が繋ぐ復興支援――キーワードは「緩い気持ち」。 渡部 真 【ルボ】能登半島地震から一年――復興へ立ち上がる人々。(上) 粟野仁雄 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 「魂の独立宣言」篇 【対談】 照屋年之 VS 松田るか 沖縄を舞台に個人的な「家族」と「死」を描きたい。 【ルポ】 箱根総合優勝への“襷”は後輩たちに託された。 ―― ドキュメント創価大学駅伝部 酒井政人 【アスリート列伝】 新庄剛志 “奇抜なサプライズ”に隠された昭和の男気。 【人間探訪】 原田宗典 自分より歳を重ねた人はやはりすごいと思うようになりました。 変わる選挙の風景――ネット時代に問われるメディアの覚悟。 瀬尾 傑 【対談】太田達也 VS 藤井誠二 犯罪被害者はどうすれば救われるのか。 【好評連載】 鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち 鎌田 實 ゲスト・織田友理子/高島礼子の歴史と美を訪ねて。 谷津矢車 VS 高島礼子/老舗探訪 ―― 一〇〇年企業のここがスゴイ! 神田憲行/他 その他
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2024年の北海道新聞文学賞などの受賞作をまとめた1冊。創作・評論部門の佳作小説「かなしみ」(大平しふる)、「さよなら、ライトブルー」(齊藤ゆずか)、詩部門受賞の詩集「そらまでのすべての名前」(張文經)、佳作詩集「せせらぎさがし」(清水博司)、短歌賞の「榾の火」(三上糸志)、短歌賞佳作の歌集「わるく思わないで」(井口加奈)、俳句賞の受賞句集「木賊抄」(中西亮太)、俳句賞佳作の先品集「未完」(籬朱子)を収録。選評や受賞者のインタビューも掲載。
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-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち愛知を代表する川柳作家・松代天鬼のベスト作品集! 本当の味方を針の座が証し 善人の四次元にあるけもの道 助かった後の歩幅が狭くなる 帰省して獏に食われた夢に逢う 枕木を詰める小石の使命感
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-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち大阪を代表する川柳作家・渡辺たかきのベスト作品集! 引力は万有じゃない恋の道 復習も予習も効かずもがく恋 豊作は望まぬ恋の種を蒔く 春になり這い出す蛇と恋心 とりあえず腕立てをする恋の予感
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-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち岡山を代表する川柳作家・藤井智史のベスト作品集! 愛していますと猛追する煙 挨拶をせずに無言で去る波紋 握り飯握り直している絆 違う助詞使い大爆発の頭 井戸端はおいしいネタの試食会
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-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち広島を代表する川柳作家・瀬戸れい子のベスト作品集! ビタミンを心の留守に取り入れる サプライズ平凡な日に色を添え 森の中いのちを叫ぶ声を聞く 価値観をがらりと変えた草もみじ こっそりと愛を伝える花言葉
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-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち京都を代表する川柳作家・竹内ゆみこのベスト作品集! 赤色で琵琶湖と書いてある手帳 誰よりも早く白状いたします 血色の良くなる話聞いている 何をくれたんやと包み紙ひらく においを嗅げば家族だと分かります
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-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち広島を代表する川柳作家・笹重耕三のベスト作品集! 主張のない根っこにリズム感がない 赤っ恥かいて人間らしくなる 真っ直ぐな風が守っている棚田 食欲の秋に減量するヤル気 論争のシャワーに止水弁がない
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-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち香川を代表する川柳作家・安田翔光のベスト作品集! 本籍は宇宙 現住所は地球 深遠な宇宙原理を説く仁王 生まれた日の逸話を母に聞かされる 本屋から本屋へ蝶になる 男 仮の世を遊び惚けて果てんかな
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-月刊「潮」2025年2月号 主な内容 【特別企画】 液状化する民主主義 SNSの時代には“あいまいさに耐える”思考力が必要だ。 佐藤卓己 「石丸・玉木・斎藤現象」で可視化された苛立つ若者たち。 伊藤昌亮 先の読めないトランプ流外交にどう備えるか。 鈴木一人 【座談会】 佐々木俊尚 VS 東畑開人 VS與那覇 潤 VS 開沼 博 “分断される社会”にこそ「中道の哲学」が求められている。 【特集】 政治の使命と責任 「小さな声」に応える闘いに徹することが反転攻勢への道。 斉藤鉄夫 分断から協調へ――“自他共の幸福社会”を実現するのは公明党。 矢倉克夫 【特集】 未来への提言 被爆体験“伝承”への転換点――ノーベル賞「祝賀」で終わらせてはならない。 三山秀昭 アジアダイナミズムと日本海物流の大いなる可能性。 寺島実郎 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 「魂の独立宣言」篇 (7) 【特集】 わが身を守るインテリジェンス 割り増しされた「南海トラフ地震」発生確率の真相。 小沢慧一 犯罪心理学者が教えるアポ電強盗の“前兆”とその対策法。 越智啓太 【ルポ】 花開いた「人間野球」――創価大硬式野球部準優勝への軌跡。 横尾弘一 【インタビュー】 朝井まかて 【ルポ】 落語はすべてがハッピーエンド――落語家らぶ平のどん底復活劇。 高橋幸春 【連載】 鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち 鎌田 實 / ゲスト・織田友理子 【連載】 ニッポンの問題点 早川尚吾 VS 田原総一朗 【新連載】 2030年への羅針盤――「若き日の日記」を読む 「人間革命」こそ社会不安救済の根拠。 佐藤 優 【好評連載】 高島礼子の歴史と美を訪ねて 諸田玲子 VS 高島礼子/Z世代のリアル 室橋祐貴/他 その他
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-『日本往生極楽記』は,45人の往生者を42話に収め,浄土信仰の事績と往生の際の様相を慶滋保胤が編んだ.浄土教信仰の確立期に成立した最初の往生伝.『続本朝往生伝』は,『日本往生極楽記』の後を接ぎ,42人の往生伝,院政期貴族社会での往生観を大江匡房がまとめた.平安時代の代表的な往生伝2篇に注解を付した.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
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-うづら鳴く真野の入江のはまかぜに尾花なみよる秋のゆふぐれ――(源俊頼).白河院の院宣,撰者・俊頼による五番目の勅撰和歌集.天治元(1124)年,奏覧されるが,時代の変動を反映するように,院と撰者で歌の観方が相違したため,三度に渉り改編されて奏上された.平安末期の和歌の変革期をよく表している.改版※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
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-百人一首を今に置き換えたらめっちゃ刺さった! 『百人一首』の英訳を手がけてきた著者が、和歌の世界を現代の日本にワープさせてみた!百首それぞれに超時空訳(超訳)と、現代のJ-POPや英語の歌の歌詞などに連想を飛ばして書き上げた一冊です。例えば、小野小町の和歌「花の色は うつりにけりな〜」の超時空訳は「私がおばあちゃんになっても」。そして連想するJ-POPはコブクロの「桜」!『百人一首』を今に置き換えてみたら「めっちゃ刺さる~!」がたくさん見つかります。 【目次】 はじめに 超時空訳百人一首 終わりに ピーターのおすすめ ほぼ古典文学めぐり「逆ルート」ー嵯峨嵐山 【著者】 ピーター・J・マクミラン アイルランド国立大学を首席で卒業後、アメリカで博士号を取得。現在は東京大学非常勤講師、相模女子大学客員教授、武蔵野大学客員教授を務める。2023年、JICA初の文化担当講師に就任。2008年に英訳『百人一首』を出版し、日米で翻訳賞を受賞。KBS京都のラジオ番組「さらピン!キョウト」に出演している。2024年、NHK「100分de名著」で『百人一首』の指南役を務める。その他番組に多数出演。同年、外務大臣表彰受賞。また秋の叙勲にて旭日小綬章受章。
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-月刊「潮」2025年1月号 主な内容 【特別企画】 「分断」と「不信」超克へのロードマップ トランプ米大統領再選――レアルポリティークの時代が始まる。 船橋洋一 金権政治の打破へ「第三者機関」の基本設計図。 飯尾 潤 “一〇三万円の壁”に抜け落ちている「共に生きる」哲学。 井手英策 【連載】 鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち 鎌田實 / ゲスト・中満泉 【対談】 杉 良太郎 VS 安江伸夫 いま政治家に求められているのは「覚悟」です。 【特集】 SNS社会のジレンマ ショート動画に翻弄される若者たち。 辻 大介 私の“関心”は自分で選ぶ!ネットに呑み込まれない生き方。 山本龍彦 【連載】 ニッポンの問題点 藪下 遊 VS 田原総一朗 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 「魂の独立宣言」篇 (6) 【特別インタビュー】 森下洋子 舞劇「朱鷺」が日本と中国、そしてアジアの未来を拓いていく。 【新連載】2030年への羅針盤――「若き日の日記」を読む 確信ある人生の強烈さ、信念。 佐藤 優 【アスリート列伝】 大谷翔平 【人間探訪】 小堺一機 【ルボ】 “三強”との差を埋めるのは「駅伝力」だ ――創価大学・全日本大学駅伝ダイジェスト。 酒井政人 【対談】 安藤優一郎 VS 高橋直樹 江戸のメディア王「蔦重」に学ぶ 新たな道を切り開く力。 【ルポ】 自治体主導で健康寿命を延ばす「フレイル」対策。 荒川 龍 【ルポ】 忘れ去られた“時”にたゆたう――屋久島紀行。 澤田瞳子 【好評連載】 高島礼子の歴史と美を訪ねて 諸田玲子 VS 高島礼子/老舗探訪――100年企業のここがスゴイ! 神田憲行/他 その他
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-あなたが本からもらったものは何ですか? 「光文社古典新訳文庫」創刊編集長の駒井稔を聞き手に、8人の翻訳者が語る本にまつわる数々の思い出。 「WATERRAS BOOK FES」の「翻訳者×駒井稔による台本のないラジオ」待望の書籍化! 「最も原始的なタイムマシン、あるいは書物の危険な匂い」(貝澤哉)と「本箱の家」(永田千奈)、2つのエッセイも収録。 本は人生最高の贈り物である。読書のおもしろさを語り尽くした一冊。(書肆侃侃房) 【目次】 はじめに 駒井稔 第1夜 鈴木芳子(ドイツ文学) 第2夜 貝澤哉(ロシア文学) 第3夜 永田千奈(フランス文学) 第4夜 木村政則(英米文学) 第5夜 土屋京子(英米文学) 第6夜 高遠弘美(フランス文学) 第7夜 酒寄進一(ドイツ文学) 第8夜 蜂飼耳(日本文学) あとがき 駒井稔 【著者】 駒井稔 1956年横浜生まれ。慶應義塾大学文学部卒。1979年光文社入社。広告部勤務 を経て、1981年「週刊宝石」創刊に参加。ニュースから連載物まで、さまざまなジャンルの記事を担当する。1997年に翻訳編集部に異動。2004年に編集長。2年の準備期間を経て2006年9月に古典新訳文庫を創刊。10年にわたり編集長を務めた。 著書に『いま、息をしている言葉で。──「光文社古典新訳文庫」誕生秘話』(而立書房)、編著に『文学こそ最高の教養である』(光文社新書)がある。現在、ひとり出版社「合同会社駒井組」代表。 鈴木芳子 1987年早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。ドイツ文学者・翻訳家。『ベビュカン』にて独日翻訳賞マックス・ダウテンダイ・フェーダー・東京ドイツ文化センター賞受賞。訳書にショーペンハウアー『読書について』『幸福について』、フォイヒトヴァンガー『宮廷画家ゴヤ』、ヒュルゼンベック編著『ダダ大全』、ローゼンクランツ『醜の美学』ほか多数。 貝澤哉 1963 年東京生まれ。早稲田大学大学院ロシア文学専攻博士課程単位取得退学。早稲田大学文学学術院教授。著書に『引き裂かれた祝祭 バフチン・ナボコフ・ロシア文化』(論創社、2008 年)、共編著『再考ロシア・フォルマリズム 言語・メディア・知覚』(せりか書房、2012年)。翻訳に、ゴロムシトク『全体主義芸術』(水声社、2007 年)、ナボコフ『カメラ・オブスクーラ』『絶望』『偉業』(光文社古典新訳文庫、2011、2013、2016 年)など。 永田千奈 1967 年東京生まれ。フランス語翻訳者。訳書にシュペルヴィエル『海に住む少女』、ラファイエット夫人『クレーヴの奥方』(光文社古典新訳文庫)、ロマン・ガリ『凧』(共和国)など。 木村政則 英米文学翻訳家。著書に『20 世紀末イギリス小説──アポカリプスに向かって』(彩流社)。訳書にミュリエル・スパーク『バン、バン! はい死んだ』『ブロディ先生の青春』『あなたの自伝、お書きします』(河出書房新社)、サマセット・モーム『マウントドレイゴ卿/パーティの前に』、D・H・ロレンス『チャタレー夫人の恋人』、ラドヤード・キプリング『キム』(光文社古典新訳文庫)、クリストファー・イシャウッド『いかさま師ノリス』(白水社)など。 土屋京子 翻訳家。1956年生まれ。東京大学教養学部卒。訳書に『ワイルド・スワン』(ユン・チアン)、『EQ~こころの知能指数』(ゴールマン)、『トム・ソーヤーの冒険』『ハックルベリー・フィンの冒険』(トウェイン)、『ナルニア国物語』全7巻(C・S・ルイス)、『仔鹿物語』(ローリングズ)、『秘密の花園』『小公子』『小公女』(バーネット)、『あしながおじさん』(ウェブスター)、『部屋』(ドナヒュー)ほか多数。 高遠弘美 1952年3月、長野県生まれ。現在明治大学商学部・大学院教養デザイン研究科教授。著書に『物語 パリの歴史』(講談社新書)『七世竹本住大夫』(講談社)『乳いろの花の庭から』(ふらんす堂)他、翻訳に『珍説愚説辞典』(国書刊行会)ロミ『完全版 突飛なるものの歴史』(平凡社)レアージュ『完訳 Oの物語』(学習研究社)プルースト『失われた時を求めて』(光文社古典新訳文庫、全14巻予定。個人全訳中)、最新刊にF・ピション『プルーストへの扉』(白水社)があるほか著作多数を数える。 酒寄進一 1958 年生まれ。ドイツ文学翻訳家。和光大学教授。2021 年、コルドンの〈ベルリン〉3 部作で日本子どもの本研究会第5回作品賞特別賞受賞。主な訳書にヘッセ『デーミアン』、ヴェデキント『春のめざめ ―子どもたちの悲劇』、ブレヒト『アルトゥロ・ウイの興隆/コーカサスの白墨の輪』、 シーラッハ『犯罪』『罪悪』『刑罰』『コリーニ事件』、ザルテン『バンビ 森に生きる』、フィツェック『乗客ナンバー23の消失』、ゼーターラー『キオスク』ほか多数。 蜂飼耳 1974 年神奈川県生まれ。詩人。立教大学文学部教授。詩集に『食うものは食われる夜』『顔をあらう水』『現代詩文庫 蜂飼耳詩集』など。文集に『孔雀の羽の目がみてる』『空を引き寄せる石』『秘密のおこない』『空席日誌』『おいしそうな草』など。書評集に『朝毎読』、絵本に『うきわねこ』(絵/牧野千穂)など、童話集に『のろのろひつじとせかせかひつじ』など。古典文学の現代語訳に『虫めづる姫君 堤中納言物語』『方丈記』がある。
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-「八犬伝」は馬琴が48歳から書き始め、76歳に完成した全106巻からなる大長編だ。再話者杉浦明平は発端と最後の梗概をのぞき、中心をなす八犬士の列伝から入る。八犬士のそれぞれの生いたちや活躍、善悪邪正入り乱れてのエピソードがくりひろげられ、因果の糸にあやつられた多様な人生が展開される。犬士達は、それぞれが所有する「仁義礼智忠信孝悌」の霊玉と牡丹あざとによって、自分らが義兄弟であることを知り、みずからの使命を悟って集結してゆく。そして、出生した年から足かけ25年の艱難ののち、結城に集結する。グリンプスとは「ちょっと見」という意味で、著名な作家が古典を再話した古典入門であるが、巻末には詳細な解説が付いている。
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-「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響(ひびき)あり、沙羅双樹の花の色。盛者(じょうしゃ)必衰の理(ことわり)をあらはす」に始まる平家物諳は、一大叙事詩として、また国民文学の白眉として古くから親しまれてきた。一貫して流れる仏教的無常感は音楽性ゆたかな名文によって、永く読む人の心を打ちつづけている。本書はみずから仏門に入った瀬戸内寂聴が「祇園精舎」から「大原御幸」まで全編を「栄華」「暗雲」「寂光」の3部に分け簡潔流麗な現代語訳として提供する。グリンプスとは「ちょっと見」という意味で、著名な作家が古典を再話した古典入門であるが、巻末には詳細な解説が付いている。
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-「お伽草子」とは、ほぼ江戸時代以前に成立していた物語類を、江戸時代に冊子として出版し、おもに家庭の子女の読み物としたものである。内容は、立身出世もの、神仏の加護や霊験譚、異界の土地をめぐる遍歴もの、古くからの伝説や昔話、神社や寺の縁起を編集したもの、仏教や経典からの翻案など、多彩でとりどりである。本書には、円地文子が選んで再話した「浦島太郎」「俵藤太」「一寸法師」「ものくさ太郎」「百合若大臣」などよく知られた9編を収めてある。グリンプスとは「ちょっと見」という意味で、著名な作家が古典を再話した古典入門であるが、巻末には詳細な解説が付いている。
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-月刊「潮」2024年12月号 主な内容 【【特別企画】 「内憂外患」ニッポンの船出 「政治とカネ」の早期決着が安定政権を築く最良のカンフル剤だ。 牧原 出 「希望の未来」の実現へ、日本の柱・公明党の使命と責任。 西田実仁 ≪連載≫ 鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち 鎌田實 / ゲスト・中満 泉 【特別インタビュー】 柳澤寿男 民族の対立を超えて音楽で一つになれた奇跡のコンサート。 【連載】 ニッポンの問題点 黒澤史津乃 VS 田原総一朗 【特集】 超高齢社会とコミュニティ 町内会の“復活”が人口減少社会の新たな希望となる。 玉野和志 ≪ルポ≫ 自治体主導で健康寿命を延ばす「フレイル」対策。(上) 荒川 龍 【対談】 西田禎元 VS 東 晋平 紫式部と藤原道長が“愛した”法華経――『源氏物語』の本質に迫る。 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 「魂の独立宣言」篇(5) 【新連載】2030年への羅針盤――「若き日の日記」を読む 21世紀に蘇る「命の書」。 佐藤 優 【特集】 スポーツの秋を愉しむ ≪ルポ≫ ピンチを“自信”に変えた創価大の底力――ドキュメント出雲駅伝。 酒井政人 井上尚弥 VS ドヘニー観戦記 天野純希 K-POPはなぜ世界を熱狂させるのか。 山本浄邦 【ルポ】 五八年かかった無罪判決――袴田巖さんを支えた姉の笑顔。 粟野仁雄 【特集】 「世界」の歩き方 ≪ルポ≫ 虐殺から三〇年――ルワンダの“いま”を歩く。(下) 山口由美 忘れ去られた“時”にたゆたう――屋久島紀行。(中) 澤田瞳子 【好評連載】 シルクロード ウズベキスタン紀行 安部龍太郎/高島礼子の歴史と美を訪ねて 蝉谷めぐ実 VS 高島礼子/Z世代のリアル 室橋祐貴/他 その他
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-観光地カマクラの白日の下に、屍の蔵たる鎌倉の、幽玄なる景色がここに現われる。 谷戸、切通し、やぐら、古刹と地蔵。 喧噪の都市の奥深く透視される悠久の中世の時間。 魔術たる作家の筆が、もののふの声を呼びおこす。 観光地カマクラの白日の下に、屍の蔵たる鎌倉の、幽玄なる景色がここに現われる。 (富岡幸一郎) 扇ガ谷、十王岩、袖塚、唐糸、飢渇畠、太刀洗、腹切やぐら、化粧坂……鎌倉の地に現存する「八景」は古の戦いと悲哀の歴史を今日まで伝えている。 付録 文学における土地の力 対談 藤沢 周×佐藤洋二郎 「季刊文科」連載作が待望の単行本化! 【目次】 扇ガ谷 十王岩 袖 塚 唐 糸 飢渇畠 太刀洗 腹切やぐら 化粧坂 付録 文学における土地の力 対談 藤沢 周×佐藤洋二郎 【著者】 藤沢 周 藤沢 周(ふじさわ しゅう) 1959年、新潟県生まれ。法政大学文学部卒業。書評紙「図書新聞」の編集者などを経て、93年「ゾーンを左に曲がれ」(『死亡遊戯』と改題)でデビュー。98年『ブエノスアイレス午前零時』で第119回芥川賞を受賞。著書に『サイゴン・ピックアップ』『オレンジ・アンド・タール』『雨月』『さだめ』『箱崎ジャンクション』『幻夢』『心中抄』『キルリアン』『波羅蜜』『武曲』『武曲Ⅱ』『界』『武蔵無常』『サラバンド・サラバンダ』『世阿弥 最後の花』『憶 藤沢周連作短編集』など多数。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界的な人気作家であり、作品はもちろん発言や行動も注目される村上春樹。独特の時代感覚や視点から、死・暴力・恋愛、震災、アイデンティティーのありようなどを描き続けている。村上作品は、世界でどのように受容され、どう読まれているのか。 映像・映画との親和性、翻訳をめぐる問題系、作品が描く物語と現実との関係性――フランスやイギリス、アメリカ、台湾、日本の研究者が、それぞれの社会的・文化的な背景をもとに主要な村上作品の新たな可能性を照らし出す。 初期作品から最新作までを、時に内在的に、時に意外な視点から読み込み、村上春樹という文化をめぐる表象の多様性に迫る国際シンポジウムの成果。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本人なら誰でも知っている『源氏物語』。その壮大なストーリーは今の時代でも多くの人を魅了してやみません。すばらしい現代語訳も出ているので、全編読み通した人も少なくないはず。 実は『源氏物語』の原文には、紫式部が描きたかった世界や平安時代の風俗習慣など、たくさんの情報が含まれています。当時特有の言葉使いも魅力的です。当時の風習や風俗を原文から読み解いたり、源氏物語が後代や海外に与えた影響を紹介したりするなど、壮大なこの物語を深堀りします。 全文を原文で読み通すことは難しくても、1日に1文だから初心者でも楽しめます。紫式部の描いた世界、平安時代の読者が見ていた世界を、原文から追体験しましょう。
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-月刊「潮」2024年11月号 主な内容 【特別企画】 問われる政治家の「本分」 「令和の政治改革」は公明党がリードする! 石井啓一 頂点に達した政治不信の解消へ 求められる不断の努力。 吉田 徹 「子どもたちに本を届ける」―― 公明党の役割は果てしなく大きい。 田口幹人 【特集】 複雑化する国際社会 “親米”と“自立”の両輪で日本は「多極世界」を主導すべき。 渡邊啓貴 日本に求められる安全保障環境の整備と平和教育の両立。 佐藤丙午 “トランプorハリス” に右往左往しない日本外交を模索せよ。 三牧聖子 VS 田原総一朗 【シリーズ】 シニアのための「生き生き」講座 専門医が教える「難聴」「補聴器」との上手な付き合い方。 杉浦彩子 【連載】 鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち 鎌田 實 / ゲスト・阿川佐和子 【連載ドキュメンタリー企画】 「民衆こそ王者」〈識者の声〉篇 登る道は違えども、目指す頂は一緒です。 奥田知志 【てい談】 葛西 潤 VS 川嶋伸次 VS 榎木和貴 「世界トップの景色」から見えてきたロス五輪への展望。 【特集】 知られざる世界への旅 ≪ルポ≫ 虐殺から三〇年 ―― ルワンダの“いま”を歩く。 山口由美 ≪対談≫ 神秘の宝庫 イースター島の謎にとことん迫る! 赤神 諒 VS 野村哲也 忘れ去られた“時”にたゆたう ―― 屋久島紀行。 澤田瞳子 【特集】 災害列島を生きる 混乱も楽観もNG!南海トラフ地震 「臨時情報」との向き合い方。 鎌田浩毅 「天気予報」の、その先へ ―― 地球温暖化を前に気象予報士ができること。 井田寛子 【ヒューマンストーリー】 はしもとみお 【好評連載】 シルクロード ウズベキスタン紀行 安部龍太郎/高島礼子の歴史と美を訪ねて 蝉谷めぐ実 VS 高島礼子/他 その他
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-戦争によって傷ついた兵士や軍人である傷痍軍人を、文学はどのように描いてきたのか。作品は傷痍軍人をいかに語り、読者にどのように読まれてきたのか。 日清・日露戦争を起点に、アジア太平洋戦争、そして戦後までを対象にして、傷痍軍人を描く文学の歴史的な見取り図を提示する。具体的には、山田美妙や江戸川乱歩、井伏鱒二、直井潔たちの文学作品のほか、美談集や童話、文芸作品集などを取り上げ、新聞や雑誌などのマスメディアでの議論も肉付けして、傷痍軍人表象の変遷を跡づける。 当初は戦争での傷病による苦しみを抱えた人々として、アジア太平洋戦争期には「傷」を抱えるヒーローとして、戦後には様々な戦争の記憶と交差しながら反戦を体現する存在として、様々に描かれた傷痍軍人の表象から、彼らを取り巻く時代の諸相や力学を浮き彫りにして、戦争と文学の緊張関係に迫る。