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3.8あの時、あの武将はいったい何を食べていた? 薄味を供した料理人を殺せと命じた信長、糠(ぬか)味噌汁を残して叱られた井伊直政、逃避行中に雑草を食べた真田信之、生米は水に浸してから食べよと心づかいする家康……。歴史小説家である著者が、さまざまな文献から戦国の食にまつわる面白いエピソードを紹介。さらに文献に登場する料理を再現し、実食する。果たしてその味は……。どれだけまずいのか!? 食を通して、当時の暮らしぶりを知り、戦国の世と先人たちに思いを馳せる。
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-土の龍と書いても所詮はもぐら。だがいつの日か、雲を呼び風を起こして真の龍とならん。武士の世を終わらせ、技能者の世に……。信玄の遺志を継ぎ、土龍組の旗印に結集した金掘り衆が、雇われて城を陥してゆく。 軍師・竹中半兵衛に招聘されて羽柴秀吉の許へ参じた謎の集団・もぐら組、その活躍を描いた長篇時代小説。 ●えとう乱星(えとう・らんせい) 1949年、熊本県生まれ。慶応大学中退後、同人誌を主催。1989年に「中風越後」で小説CLUB新人賞佳作入選。1990年、『蛍丸伝奇』を発表、作家生活に入る。『奥義・殺人剣』(光文社)、『裏小路しぐれ傘』(学研)、『用心棒・新免小次郎』シリーズなど著書多数。
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5.0お江戸の町に、かわいい大型犬を連れたニューヒロイン誕生! 日本橋本石町の米問屋「千石屋」の一人娘お奈津は17歳。武州一帯の米を扱う大店で、将来は婿をもらい跡取りになる身だ。しかし好奇心と行動力にあふれ、かどわかし事件を探って危険な目にあったりと周囲をハラハラさせる。そんなお奈津の頼もしい相棒が、愛犬の綺羅々(きらら)。大陸から来た大型犬と狼の混血という変わった血統の綺羅々だが、お奈津とは以心伝心。かしこくて力持ちの綺羅々は、ときに悪漢をこらしめ、あるときはお奈津の心をなぐさめたりと大活躍だ。よき理解者である唐物屋の藤五郎、旗本の子息・有馬龍之助など、脇役のキャラクターも印象的。長く脚本家としてアニメ『タッチ』などの番組を手がけ、映像の世界で磨かれた著者の描写力、ストーリー展開の巧みさは、時代小説初挑戦とは思えない。連作4篇で構成されたニュースタイルの「青春」時代小説。装画:杉井ギサブロー。
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-戦国時代のキーワード「鉄砲・土倉・馬借」について解説! 一五四三年に伝来した鉄砲が、軍事に与えた影響は? 金融業者・土倉と運送業者・馬借、債権者と債務者という関係が生み出した政治問題とは? 激動の中世を、より深く理解するための一冊!
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-困難な時代を生きた戦国時代の29人の肖像戦いに明け暮れた戦国時代は、生と死は隣り合わせの時代だった。 男たちは夢や理想を抱いて、乱世を生き抜こうと戦ってきた。 敗戦を通じて、落胆することなく自らを鍛え上げてきた者。困難な状況をものともせずに、力をたくわえ己の立場を築いていった者。 さらに男たちは、運命を分かつ決断のときどう動いたのか――。 徳川家康、直江兼続、黒田官兵衛、千利休ほか、本書に登場する二十九名の男たちは、我々を勇気づけ、今後のヒントを与えてくれるに違いない。 二〇〇九年NHK大河ドラマ『天地人』原作者が、思いを寄せた人物を通して描く、逆境に打ち克つ生き方。
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3.0剣豪、茶聖から大泥棒まで 神業で時代を変えた男たち 業師といわれるほどの人は、その道において、特異な感覚といってもよい能力をそなえている。人柄はおおむね明るい。一見暗く見えていても、本質は陽気だ。そうでなければ、人からほめたたえられるほどの才能を発揮できない。――(まえがきより) 新陰流の流祖で柳生石州斎にその神髄を相伝した上泉伊勢守信綱。無類の武辺者でありながら奇矯なかぶき者として知られた前田慶次。信長・秀吉と真っ向から対峙した茶聖・千利休。そのほか築城・藤堂高虎、水墨画・長谷川等伯、大泥棒・石川五右衛門ら、戦国の世、神の〈業〉で時代を変えた十人のカリスマの生き様を歴史小説の泰斗が描く傑作列伝。 〈目次〉 【剣豪】上泉伊勢守信綱 【かぶき者】前田慶次 【茶聖】千利休 【築城名人】藤堂高虎 【絵師】長谷川等伯 【水軍大将】久鬼嘉隆 【外交僧】安国寺恵瓊 【鉄砲衆】雑賀孫一 【大泥棒】石川五右衛門 【山師頭領】大久保長安 解説/末國善己
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3.7生涯を男として生き、養子直政を徳川四天王の一人へ育て上げた女城主「井伊直虎」、直江兼続が唯一愛し、主君から女執政として遇された越後美人「お船の方」、恋に生き恋に死んだ瀬戸内のジャンヌ・ダルク「鶴姫」――大河ドラマ原作『天地人』をはじめ、義を貫き大きな敵に敢然と立ち向かった武将たちを描き続けた歴史小説家が、運命に翻弄されながらも、乱世を力強く生きた25人に迫る。単行本未収録の傑作評伝、初の書籍化! 一、女城主たちの戦い 井伊直虎 井伊直政の養母 妙林尼 吉岡鎮興の妻 おつやの方 織田信長の叔母 大乗院 二階堂盛義の継室 立花ぎん千代 立花宗茂の正室 二、危機を救う妻たち お船の方 直江兼続の正室 小松姫 真田信之の正室 千 代 山内一豊の正室 ま つ 前田利家の正室 ね ね 豊臣秀吉の正室 三、愛と謎と美貌 小少将 長宗我部元親の側室 義 姫 伊達政宗の生母 諏訪御料人 武田信玄の側室 松 姫 武田信玄の六女 濃 姫 織田信長の正室 四、才女と呼ばれた女たち お初 常高院 浅井三姉妹の次女 阿茶局 徳川家康の側室 喜 多 伊達政宗の教育係 小野お通 真田家ゆかりの才女 寿桂尼 今川義元の生母 五、想いと誇りに殉じる 鶴 姫 瀬戸内のジャンヌ・ダルク 淀 殿 豊臣秀吉の側室 細川ガラシャ 細川忠興の正室 お市の方 織田信長の妹 大福御前 北条氏邦の正室 関連年表
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3.9青森県五所川原市にある一軒の農家の屋根裏から、膨大な数の古文書が発見された。当初は新たな古代文明の存在に熱狂する地元。ところが1992年の訴訟をきっかけに、その真偽を問う一大論争が巻き起こった。この「東日流外三郡誌」を巡る戦後最大の偽書事件を、東奥日報の一人の青年記者が綿密な取材を重ね、偽書である証拠を突き付けていく──。事件後見えてきた新たな考察を加えた迫真のルポ。
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5.0昭和史を飾った女性たちとの交友写真記録。 戦後の赤線地帯に入り込んだ著者が進駐軍相手の娼婦、遊郭の女など27人との文字通り“裸の付き合い”を描いた交友記録。最初は仕事としてだが、やがてその世界の女性たちに「内側」の人間として認められ、普通なら許されない6万カットの写真も撮った! 厳選された213枚は貴重な戦後性風俗の資料である。50年以上、体験的レポートを世に送り続けた著者は、その間にめぐり会った女性たちを女神と呼ぶ。本書はそうした女神たちへの鎮魂歌である。
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-沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第15弾 沖縄県与那国村(当時)に生まれ育った大舛松市(おおますまついち)という人物がいた。彼は那覇で勉強した後念願の陸軍士官学校に入学。その後陸軍歩兵部隊に入隊し最前線を渡り歩きソロモン諸島のガダルカナル島においてわずか25歳で戦死する。各紙は大舛中尉を軍神として崇め武勲(感状上聞)を一面トップで掲載した。「軍神大枡」の誕生である。本書はそのことが沖縄において如何なる意味を持ったのか、大枡家のインタビューやマスコミに焦点をあて論述していく。 著者は元琉球大学教授で現在は沖縄戦関係の翻訳業に従事する保坂廣志氏。「当時の軍部や教育、ジャーナリスト界は、日本を代表する知的集団そのものであった。これら集団が戦時体制下で成し得た役割は、社会的弱者を戦場に駆り立て、美辞麗句の中で死を強要する疎ましい号令者でしかなかった。生活に追われつつも、家族の笑顔の中で一日が終わらんとする最小限の願いすら、狂気の時代であっては叶えることのできない夢のまた夢であった。1991年当時の紹介文より」電子復刻版。
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-「週刊文春」で話題を呼んだ読書企画を完全電子化! 半藤一利氏と佐藤優氏の初対談も収録。敗戦から70年目の夏がくる。年々戦争体験者が減る一方、世界に硝煙が消えることはない。わが国の周辺にもキナ臭さが漂う今だから、過去に学ぶ意味は高まる。戦火に追われた経験を知り、国家の失敗の本質を探る。明日のために読むべし! 怒涛の54冊徹底ガイド。 【目次】 半藤一利×佐藤優 初対談 今こそ読むべき14冊はこれだ!戦争文学 悲惨な体験が書かせた傑作群 浅田次郎 天皇 戦勝にこだわった皇太后 原武史 陸軍 異質な時代の異質な軍事集団 保阪正康 海軍 OBを激怒させた徹底検証 戸高一成 真珠湾攻撃 米英の策略にハマったのか? 春名幹男 ビルマ戦 「大東亜戦争」の生の記録 古処誠二 戦時下の日常 衣食住、価値観を蝕むもの 中島京子 外交 成功か? 失敗か? 戸部良一 慰安婦 事実を見据えるために 秦郁彦 戦争と女性 銃後で遊郭で、翻弄された姿 梯久美子 特攻 生き残った者の苦悩 門田隆将 戦略爆撃 日本から始まった「空爆の時代」 安冨歩 兵士 神から犠牲者へ 一ノ瀬俊也 沖縄戦 極限状況を追体験する 又吉栄喜
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4.0太平洋戦争終戦前夜に大学に入学、学徒出陣を経て、戦後の七〇年間を通じ著者は近代史に民衆史という分野を開拓してきた。敗戦、神武景気、冷戦、安保闘争、高度経済成長、バブルの崩壊、二度の震災、国際テロと波乱の21世紀。その渦中をどう生きたか。著者が掲げてきた「自分史」という方法論の集大成として、歴史家の眼で戦後を総括する。
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-第2次世界大戦が終結して2015年で70年を迎えます。戦後の歴史は、その悲劇を踏まえて幕を開けたはずですが、今日に至るまで戦火がやむことはありません。いまも世界のどこかで銃声、砲弾がとどろき、軍人だけでなく多くの市民が殺害されています。 果たして、私たち人類は何を反省してきたのでしょうか。 毎日新聞ストーリー編集部では随時、<戦争と平和>をテーマにルポルタージュ記事を提供しています。原爆、パレスチナ、沖縄……。 なかでも好評だったのがベルリン支局のベテラン外信記者によるナチス関連のルポルタージュでした。 同じ敗戦国として、がれきのなかで戦後史をスタートさせてきた親近感もあるのかもしれません。あるいは、日本が中国、韓国などから「歴史責任」を問われているなか、国家の判断としてホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)に手を染めたドイツはそれ以上に糾弾されてきたことへの関心もあることでしょう。 ここに収録したルポは、「ヒトラーの財宝伝説」「ロンメル将軍の財宝を追え!」「ナチ残党支援組織『オデッサ』の闇」――の3本です。いずれも、日本人に知られていなかった「戦争秘史」、それに伴う「ドイツの苦悩」が描かれています。 同時に、ルポを読む楽しさも味わっていただければと思います。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中野重治が亡くなって三十年が過ぎた。「中野が生きていたら、何と言っただろう」さまざまな出来事が起きるたびに、多くの人がそう思う。戦後も六十年以上を経過し、戦後民主主義も反戦平和も大きな変質を余儀なくされている現在、改めて中野の声に耳をかたむけたい。中野重治は戦後の日本をどのように生きたか。その作品をたどることにより、戦後日本を問い直す。
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-長嶋茂雄、中上健次、美空ひばり、ビートたけし、落合博満、手塚治虫、フランク永井・・日本戦後の「主役」たちのインタビュー集。1984年~85年に『週刊現代』の連載「委細面談」で行われた対談の中から24回分を収録している。ノンフィクション作家であると同時に、名インタビューアーである著者が、スターたちから知られざる「本音」を引き出している。24人の言葉を追っていくと、昭和という時代がくっきり見えてくる 【解説:後藤正治】
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3.0秩父宮、高松宮、赤尾敏、安岡正篤、伊藤律、坂口弘、田中角栄、藤山愛一郎、武見太郎など、もし、この人物がいなかったら戦後の日本の政治・経済・社会状況は別の局面を迎えていたかもしれないようなキーパーソン十五人を取り上げ、彼らの足跡を検証することにより、戦後日本の栄光と挫折に迫る意欲作。
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-激動のマーケットで、変わらぬ本質を見抜く。 金融・資本市場という、一分一秒を争う変貌の激しい世界。その第一線に長年身を置いてきた著者が、喧騒の底流にある「構造」を静かに見つめ、思索を綴った珠玉のエッセイ集です。 本書の軸となるのは、俳聖・松尾芭蕉が唱えた理念「不易流行(ふえきりゅうこう)」。 目まぐるしく変化する「流行」を追いかけるだけでなく、その奥に潜む「決して変わることのない本質(不易)」を掴み取ることです。テクノロジーの進化や制度の変革に目を奪われがちな現代において、著者が見出すのは、西洋経済学の父アダム・スミスと東洋の俳諧精神が交差する、知の地平です。 金融・資本市場の第一線に身を置いてきた著者が、歴史、経済論、名著を取り上げながら、読者に対して「変わるべきもの」と「守るべきもの」を問いかけます。 金融・経済のプロフェッショナルから、不透明な時代を生き抜くヒントを求める読者まで。心地よい語り口(雑文風エッセイ)のなかに、成長を志す日本への確かな示唆が詰まった一冊です。 【本書の構成】 第1章「学び」の意味と意義から考える 第2章 身辺雑記から考える 第3章「記憶」と「記録」から考える 第4章 SNSの意味することから考える 第5章「学ばれる?」立場の日本を考える 第6章 雑感から
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5.0武田信玄の軍師・山本勘助に育てられた若き忍び、市勘は、拐かされて売られたあげく、海に沈められた女・里々の命を救う。 寄る辺ない二人はあばら家に暮らし、やがて二人は愛し合うようになった。 しかし市勘は、信玄配下の武将・穴山信君の命を受け、徳川軍の二俣城攻略に出向き、激しい戦闘の中で戦功をあげるも重傷を負ってしまう。 体を引きずるようにして愛する女の待つ家に戻った市勘だったが、あばら家の中はもぬけの殻。里々は人身売買に手を染める商人たちの手の者に連れ去られた後だった。 愛しい女を救い出すため、自ら奴隷として買われた市勘だったが……。これまで語られることのなかった戦国時代の奴隷売買をテーマに、若き忍びの活躍を壮大なスケールで描く冒険時代小説!
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-日本近現代文学評論の大御所による渾身の「戦後文学の読書ガイド本」。全部で 105 人の作家と、その作家を象徴する文学作品1点を取り上げ、2ページで解説する。作家の生い立ちや思想形成、作品が執筆された社会背景などを踏まえながら、作品を端的に読解し、一冊を通して 80 年の戦後日本の歩みと実像を浮き彫りにするとともに、「昭和から平成の文学が果たした役割と、未来への可能性」を考えさせるものとなっている。特に平和・反核・人権などを考えさせる作品に着目し、被爆者や在日韓国朝鮮人、沖縄の人々などの「小さな声」「声なき声」を文学によって記録した作家たちの作品を敬意を込めて取り上げられている。 読書離れが言われて久しい昨今、その理由の一つには、「何を読んだらいいのか分からない」という悩みがあるかと思われる。そこで本書は、「今こそ読まれるべき秀作」を厳選し、若い世代の読者には戦後文学作品との出会いを、壮年から戦後世代の読者には「あのころ読んだ、あの作品」との再会をもたらしてくれる。 ところで、なぜ「現代日本文学」ではなく「戦後文学」なのか――。それについては、のちにノーベル文学賞を受賞する大江健三郎氏が、1986 年に行った講演「戦後文学から新しい文化の理論を通過して」の中で次のように語っているところに、その答えがある。 〈文学の役割は――人間が歴史的な生きものである以上、当然に――過去と未来をふくみこんだ同時代と、そこに生きる人間のモデルを作り出すことです。日本において、近代・現代の文学は 100 年を越える実績を持つわけですが、個々の文学者の、時代から突出した達成ということはあるにしても、一群の作家たちが、あきらかな文学的潮流として、日本の近代・現代文学の歴史に、同時代とそこに生きる人間のモデルをはっきり提出したのは、戦後文学とわれわれが呼ぶ一時期においてでした。〉 本書で取り上げられている戦後文学作品( 105 作品)は、著者の 50 年にわたる近現代日本文学研究者および文芸批評家としての経験を基に選んだものであり、本書もまた、「生きる人間のモデル」が満載された一冊である。
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-戦後、焼け跡のなかで育ち、国民的歌手となった美空ひばりの人生に迫ったノンフィクション。だが、著者が書きたかったのは、ひばりだけではない。著者は、日本人について「敗戦後、お互いに貧しくはあったが、自由で生々としていた。いまは、進行する管理体制の下で不自由をかこち合い、人間性を失ってきている。このような状況でこそ、私たちは『戦後』を見直さなければならない」と指摘。ひばりが生きた戦後こそがテーマなのだ 【解説:後藤正治】
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-戦後闇市から立ち上がった風雲児の激動の人生、各地域の新旧勢力の衝突から、最大組織山口組の全国展開…仇討ち、シノギ、跡目争い、さまざまな理由からヤクザ組織は血塗られた抗争劇を繰り返してきた。熾烈を極めた「沖縄戦争」、史上名高い“仁義なき戦い”「広島抗争」、泥沼化した「中京戦争」、度重なる衝撃事件から長期化した「大阪戦争」、山口組大分裂による「山一抗争」、平和共存時代に起きた各地の抗争など、戦後主要な50の事件・抗争を網羅。
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3.0元マル暴特捜刑事絶賛! 「この小説を読むと、刑事時代の苦しみややり場のない怒り、そして途切れる事のない緊張感が懐かしさとともに甦る。ここには刑事の〈迫真〉が詰まっている!」 超王道・警察小説の誕生!! <静岡市内で勃発した暴力団同士の抗争事件。緊張感が高まる中、ついに発砲事件が発生した。県警中部署・刑事二課(マル暴)の沖田警部補と相棒の反町巡査部長を中心に大規模な捜査に乗り出すのだが、発砲に使われていた銃が警察の正式拳銃・ニューナンブである可能性が浮上した。 警察は箝口令を敷きつつ、一刻も早い事件解決を目指す。しかし秘密裏に行われていた組事務所へのガサ入れは不発に終わり、さらに拳銃密造で内偵していた容疑者が死体となり発見される。 警察内部に内通者がいるのでは……そこで浮上した男は、薬銃のエースにして沖田の同期・五十嵐亮介警部補であった。>
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4.0どうすれば、なりたい自分になれるのか、潜在能力を引き出すことができるのか――。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする著者が、心理学者マズローが提唱した「ピーク体験」とチクセントミハイが述べた「フロー」について説明しながら、披露する。他にも、アイデアの出し方、チャレンジの方法、自己肯定感の高め方などを紹介。自分らしい人生を送るための指南書!
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-数々の時代小説シリーズを手がけてきた喜安幸夫が新たな主人公で江戸の町の正義を描く!仙左は、穴の開いた鍋釜を塞ぐための道具を長い天秤棒に掛けて、町々を流す出職の鋳掛屋だ。しかしその出自はゆえあって町場に出されて育てられた武家の若君なのだった。主君に諫言して死罪を受けた筆頭家老の血をうけているとはつゆ知らず腕のいい職人として暮らす仙左は、あるとき家移り先の四ツ谷伊賀町の長屋で品のいい三十路女と出会う。お勢というその芸者と仙左は、互いに浅からぬ縁を感じつつ、ある旗本屋敷での騒動に巻き込まれてゆく。武芸の腕を見込まれて徒目付・野間風太郎の御小人目付のようなお役目を受けた仙左は、その松波家の非道な事件のあらましに憤りを強くしていくのだった……。
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-あだな芸者といなせな職人 「仕置人姉弟」が悪を成敗! 江戸を騒がす辻斬りの裏に改革の悪弊あり! 私欲にまみれた無道な切り捨てが何の咎めも受けない!? 悪逆旗本の裏成敗を果たした仙左とお勢が、今度は江戸にはびこる辻斬り事件を追う。ふたりは実は、いまをときめく老中首座・水野忠邦に仕え諫死した江戸筆頭家老・二本松義廉の遺児たちであった。連累を逃れるため市井で密かに別々に育てられたふたりは再会を果たし、忠邦配下に命を狙われながらも自分たちの信じる正義を貫く! 書下し時代小説。 目次 一 辻斬りの裏 二 殺しの決断 三 失敗の故に 四 不意討ち
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4.1惑星バラヤーの貴族の嫡子として生まれながら、身体的ハンデを背負って育ったマイルズ。17歳になり帝国軍士官学校の入試に臨んだ彼だったが、生来のハンデと自分の不注意のために試験に失敗、一切の希望が奪われたかに思われた。だが彼のむこうみずな性格が思わぬ道を切り拓く。ふとしたことから、身分を隠して大宇宙へ乗り出すことになったのだ。頼れるものは自らの知略だけ。しかし、さすがにマイルズも予期してはいなかった……この自分が、戦乱のタウ・ヴェルデ星系の真っ只中で実戦を指揮することになろうとは……! ユーモアと冒険の大人気スペースオペラ、ヴォルコシガン・シリーズ第1弾。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 生を賭して書き上げた650枚の遺稿、青春を燃やしつくす壮絶にしてなお端麗な文体。若い女性カメラマン、単身アフガンゲリラと共に戦線へ。女である自分を問い、男たち、そして日本を問うために。1988年8月、三度目の潜入、同年10月1日、地雷、即死。南条直子、アフガンに33年の生を閉じる。
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4.02022年5月28日、満期出所。リッダ闘争から50年、77歳になった革命家が、その人生を、出所を前に獄中で振り返る。父、母のこと、革命に目覚めた10代、中東での日々、仲間と語った世界革命の夢、そして、現在混乱下にある全世界に向けた、静かな叫び。 自分の死が前提であったリッダ闘争に、参加を決意したあの日――。 「もう、これが最後の日と頭ではわかっているのに、人間の生き死にに、どうしてあんなに平気で、また冷静でいられたのだろうと、老齢となった半世紀を経て思い返すことがある。 でもそれは「平気」でも「冷静」でもなくて、使命への渇望が、感情、心情を無自覚に抑えつけていたのだろうと今はわかる。」――本文より 本書は、日本赤軍の最高幹部であった著者が、リッダ闘争50年目の今、"彼岸に在る戦士たち"への報告も兼ねて闘争の日々を振り返りまとめておこうと、獄中で綴った"革命への記録"であり、一人の女性として生きた“特異な人生の軌跡"でもある。 疾走したかつての日々へ思いを巡らすとともに、反省を重ね、病や老いとも向き合った、刑務所での22年。無垢な幼少期から闘争に全てを捧げた青春時代まで、変わらぬ情熱もあれば、変化していく思いもある。彼女の思考の軌跡が、赤裸々に書き下ろされている。 さらに、出所間近に起きたロシアのウクライナ侵略に対する思いも、「今回のウクライナの現実は、私が中東に在り、東欧の友人たちと語り合った時代を思い起こさせる。」と、緊急追記。元革命家の彼女に、今の世界はどう見えているのか。
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-アンは王宮の廊下でリースという若者に声をかけられた。誰もいないところで見知らぬ男性と話すのは気が咎めたが、彼の魅力に抗えず言葉をかわした。そこにアンの異母兄たちが現れ、誤解した彼らはリースに襲いかかり、傷を負わせてしまう。この事態を収めようとしてヘンリー王が命じたのは、アンとリースの結婚だった。国王の命令とあらば、逆らうことはできないだろう。しかし、リースはアンと二人きりになると、結婚を無効にする方法があると打ち明けた。
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-戦場の失敗から学ぶ強力な決断力! 太平洋戦争、ベトナム戦争、中東戦争などを俎上に、全力を注ぎつつも敗北者となった各国の戦いを研究、成功への手がかりを読み解く。
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5.0語り継ぎたい昭和軍人たちの遺書のことば 日本人とは、国とは、家族とは何か――太平洋戦争に散った二十八人の軍人の遺書をもとに、各々の人物像、死の歴史的背景へと迫る。 解説・阿川弘之、梯久美子 ※この電子書籍は1997年8月に刊行された文庫の新装版を底本としています。
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3.0「病気がよくなるまで、僕の家にいるといい」避難所のベッドに横たわるアシュレイをかかえ上げ、ジェフ・リッターはぶっきらぼうに言った。解雇されると思っていたのに、助けてくれるなんて!学費を稼ぐため、ジェフの会社の夜間清掃の仕事をしていたが、流感のせいで寝入ったところを彼に見られてしまったのだ。不運は続き、アパートメントの水道管が破裂して、彼女は流感が治らないまま避難所生活を送る羽目になった。冷たい目をした彼を恐れていたけれど、実は親切な人なのかもしれない。そう思い始めた矢先、病の癒えたアシュレイはジェフに呼び出され、残酷な言葉を聞かされた。「きみにはあの仕事は無理だ。辞めてもらおう」。
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2.0「私は、ずっとあなたを守ります。私を連れていってください」 高校2年生の竹宮永人は、学校の帰り道でケガをした奇妙な動物を発見する。動物を追った永人は、異世界に紛れ込んでいた。 戦士の国の女王フワナに裏切ると死ぬ呪いをかけられた永人は、被差別階級である魔法使いの少女サヤとともに魔王討伐を命ぜられた。 巨獣魔法の使い手ナグニを苦労の末仲間にし、魔王城で永人は価値観の逆転に直面する。 心臓鷲づかみの異世界バトルアクション。
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4.0数多の証言者たちを訪ねて描いた、太平洋戦争の真実 太平洋戦争では、様々な極限のドラマが生まれた。その中から、山本五十六の戦死にからむ秘話などを証言者を得て追究した戦争の真実。 ※この電子書籍は1995年8月に文藝春秋より刊行された旧版文庫を底本とし、新田次郎氏との対談を特別収録したものです。
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-原宿あたりにたむろする若者たち8人、それぞれが広告、カメラマン、イラストレーター、スタイリストなどという職業を持つが、不安定なフリーとして生活をしていた。そんな彼らに、房総半島の先端の町から、地域おこしの相談が持ち込まれた。 その町は、どうみても魅力がなく、観光客が行きそうもない場所だった。彼らは苦肉の策として、「里見八犬伝」の伝説を利用することを思い立つ。 さらにストリーを練り、戦時中の供出ダイヤモンド、そして徳川の埋蔵金にまで話しを広げる。 空想だったものに、大手のデベロッパーが食いついてくる。そして戦国時代、江戸初期、そして戦後と膨大な物語が展開される。半村良の青春群像小説。
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4.0海難事故、入水自殺、人命救助、そして2011年3月11日東日本大震災――宮城県仙台の海底に潜り続け、いくつもの「魂」を引き上げてきたプロの潜水士・吉田浩文。凄腕のダイバーとして地元自治体からの信頼も厚く、長年にわたって遺体引き上げ・捜索、救助活動に携わってきた男が目にしたものとは? 生と死、出会いと別れ、破壊と再生――「現場」に立ち会った者のみが知る様々な人間模様と苦闘を描くドキュメント。
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-日中戦争中に戦地に派遣された慰問団「わらわし隊」。埋もれていた資料や元兵士の証言を元にその実態を浮き彫りにしつつ、慰問団が見た「南京」や「慰安婦」等、今も論争が続く一連の問題にも一石を投じた力作ルポルタージュ。
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