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Posted by ブクログ
映画監督を志す普通の青年が軍隊に入っても書き続けた詩や日記。
軍隊に入るまでのありふれた学生生活は自堕落で気ままな生活でダメだなぁと思ったり笑えたり、きっと誰にでも身に覚えがあるもの。
軍隊に入ってからは厠で隠れて綴っていたという日記はやりたいこともできない自分の思いと、戦争に対する思いとで葛藤しているような、複雑な思いに揺れるのが読み取れる。
(その割に訓練をサボったり芸術話しがわかる仲間を見つけて嬉しくなったり、という変わらないところも)
いわゆる戦争体験記とも違う、戦地へ行かねばならない普通の青年の思いと、戦争の辛さが分かる貴重な一冊。
「物事を、ありのまま書くことは、難しいどころか、できないことだ。書いてなお、そのものごとを読んだ人にそのまま伝えることになると、絶対できない。
戦争がある。その文学がある。それは、ロマンで、戦争ではない。感動し、憧れさえする。ありのまま写すというニュース映画でも、美しい。ところが戦争は美しくない。地獄である。地獄も絵に描くと美しい。描いてる本人も、美しいと思っている。人生も、その通り。」
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