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Posted by ブクログ
うっすらと怖い話。
出だしは冗長な印象が強く、ぐいぐい引き込まれる、という感じではないのだが、それを我慢して読んでいると、いつのまにか引き込まれていく、という初めての感覚を味わった。
特に典子と遼介が偶然から次々と犯罪を重ねていく部分は、ああ、こういうなしくずしってあるかも、と、妙なリアルさがあって怖かった。
実際には無いんだけど。
それと、章のタイトルだけ見直すと、たった4日間の物語なのに、凄く長い時間が経過したような錯覚に陥るのは、やはり内容が濃いから、だろうとおもう。
それにしても平凡な主婦と思わされていた典子の暴かれていく実像には驚かされる。
たいした伏線も無いのに、いきなり感を感じないのも筆力の巧さなのかも。
もう一回読む。
Posted by ブクログ
ネットのオフ会で知り合った15歳の少年と
ひょんなことから”逃避行”の旅を始めてしまった29歳の主婦。
家出を留まらせようとするも、彼はなかなか帰らない。
そして道中で知る友人の両親が殺害され、その友人が行方不明になっているという事実。。。
と、ことの成り行きも展開も全く予想のつかない始まりでしたが、
最後まで読まねばすっきりしないような気持ちになって、一気に読んでしまいました。
インターネットを通じた人との出会いや関わり方、そしてオフ会。
時代設定は今から10年前になっているので、
当時としては、ネットで繋がった関係が珍しかったかもしれませんが、
それに加えて、ご近所づきあいや井戸端会議、といったような
人との繋がりを要点に捉えたミステリーなのかな、なんて思いました。
巧妙なトリックが云々、、、というよりも話術や作品の構成が捻られているので、
最後までどんなエンディングを迎えるのかさっぱり予想がつきませんでした。
こんなミステリー小説もあるんだな、と新発見の一冊。
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