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Posted by ブクログ 2022年01月08日
荒唐無稽な偽書と、それをめぐる大騒動。
次々と嘘が暴かれる様は爽快痛快。
しかし、それを信じる(信じた)人、偽書をつくりだした当人、今なお信奉している人たち、警鐘をならせなかった自治体関係者や史学界、偽史がうまれた東北という土壌・・と、その誕生には考えさせられる面も。
前回の刊行後に起きた後日談も追...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月03日
【優しさゆえに沈黙し、真実にいたる道をゆずってはいけないのである】(本文より引用)
世紀の大発見としてもてはやされながら、のちにその内容がウソであったことが判明した「東日流外三郡誌」。東北初の戦後最大の偽書はいかにして生まれ、いかにして人心を捉えるようになったのか......。著者は、「東奥日報」...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月31日
久々の一気読み本。
青森に有ったとされる古代文明の存在が記されているとし、70年代から80年代に一部熱狂的なブームを起こしたとされる「東日流外三群誌」
青森県五所川原市にある一軒の農家屋根裏から天井板を破って落ちてきた事で発見された膨大な古文書は、その後偽書論争が巻き起こる。
当初の段階から最後ま...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月05日
青森県の農家で見つかり、世間でも話題になった古文書「東日流外三郡誌」。この古文書には、現代人が作成した偽書ではないかと疑惑が掛けられていた。新聞記者である筆者がその疑惑を追った経緯をまとめたノンフィクション本。かなり面白かった。
古文書は本物だと公言する擁護派に対して、否定する証拠を次々と明らかに...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月04日
久しぶりに一気に読んだ。
「東日流外三郡誌」については、その名は知っていても、偽書疑惑が語られていること、古田武彦氏が大きくかかわっていること等の認識しかなかった。今回、この本によって、その出自と偽書としての評価が定まった経緯とをはじめて知ることができた。地方新聞の一記者がたまたまかかわったことを契...続きを読む
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