戦国、まずい飯!(インターナショナル新書)

戦国、まずい飯!(インターナショナル新書)

836円 (税込)

4pt

あの時、あの武将はいったい何を食べていた? 薄味を供した料理人を殺せと命じた信長、糠(ぬか)味噌汁を残して叱られた井伊直政、逃避行中に雑草を食べた真田信之、生米は水に浸してから食べよと心づかいする家康……。歴史小説家である著者が、さまざまな文献から戦国の食にまつわる面白いエピソードを紹介。さらに文献に登場する料理を再現し、実食する。果たしてその味は……。どれだけまずいのか!? 食を通して、当時の暮らしぶりを知り、戦国の世と先人たちに思いを馳せる。

詳しい情報を見る

閲覧環境

戦国、まずい飯!(インターナショナル新書) のユーザーレビュー

3.9
Rated 3.9 stars out of 5
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    意外と美味しいというか、激しく不味いものはなかった模様。芋がら縄ですら美味しいとは。ただ、糠味噌汁は私はちょっと…

    0
    2025年04月04日

    Posted by ブクログ

    歴史小説などには、陣中での食事として
    「干し飯」なるものが登場します。

    「ああ、干したご飯であって保存食みた
    いなものなのだな」と読者は納得して、
    先に進んでしまいます。

    しかし著者はそこで終わらないのです。

    「それってどんな味がしたのだろうか」
    と、さらに一歩先へと想像を巡らせるの
    です。

    0
    2021年07月28日

    Posted by ブクログ

    調味料の充実した現代と比較すれば味は単調だが、栄養分に富んだ合理的な戦国時代の兵糧。実際の再現を通じた戦国時代の人々の食の知恵に感動する作品。

    赤米、糠味噌汁、芋がら縄、干し飯、スギナ、カストリ焼酎、牛肉、ほうとう、味噌。

    戦国時代の文献を漁り、当時の食を可能な限り再現する。最初の挑戦ではほぼ間

    0
    2020年09月19日

    Posted by ブクログ

    この作者さんたら
    戦国時代の文献を調査するだけじゃ
    飽き足らずに実作しちゃった!
    当時使っていたであろう材料を調べ
    できるだけ近いものを使って。
    こういう研究スタイル好きだなぁ
    と思ったら…研究者じゃなくて小説家なんだ!

    戦国時代くらいはまだ
    戦いが始まれば農民も駆り出されたり
    農地もそんなに豊か

    0
    2020年12月31日

    Posted by ブクログ

    干し飯がどういうものかと作り方を知りたくて読んだ。理解が深まったのでよかった。ご飯半分、武将のエピソード半分という感じだった。

    0
    2025年01月18日

戦国、まずい飯!(インターナショナル新書) の詳細情報

閲覧環境

黒澤はゆま のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す