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新聞・テレビ・ラジオの3大巨大メディアを持つフジサンケイグループ。鹿内信隆という人物がどのようにしてのし上がっていったのかにとても興味があったので読んでみた。彼は、日本の戦後の動乱の中で、「児玉誉士夫」や「横井英樹」「小佐野賢二」のように闇から権力を牛耳ることとなる。巨大メディアとなったフジサンケイグループだったが、鹿内家による私物化は息子の鹿内宏明氏に対するクーデター追放劇などにより崩壊する。メディアの裏側に潜む凄惨な権力闘争の歴史がわかる骨太な1冊である。
上巻以上に面白い
上巻の後半は創業者の成り立ち話が多く食傷気味で、下巻の前半もそれをならっていたが、息子さんのお話以降はフジテレビの全盛期と凋落につながるお話で面白過ぎました。
次は続きの二重らせんを読むのが楽しみです。
Posted by ブクログ
官とメディアの結びつき。
これらの事例を見るとやはり小さな政府にするべきだと改めて思う。
小さな政府であれば結びついても得るものが少なくなる。そうなれば自然と癒着も少なくなるだろう。
電波をもつ政府との利害関係を保つことでメディアの参入障壁を高め、
その結果高収入を得ることができるようになっているというのはものすごく納得いかない。
政府は電波を開放するべきだし、携帯ユーザーだけではなくテレビ局に対しても電波利用料をきっちり徴収すべきだ。
--気になった文章--
日本のメディア界は、相対的に権力基盤が安定している経営トップでさえ撃ち落とされる負のベクトルによって、奇妙な安定が保たれているかのようだった(P321)
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