戦国無頼

戦国無頼

726円 (税込)

3pt

3.0

天正元年(1573年)、陥落目前の小谷城には、佐々疾風之介と立花十郎太、鏡弥平次がいた。疾風之介は自分を慕う女、加乃を十郎太に預け、2人を城外へ逃がす。残った疾風之介は織田勢に斬られ瀕死の傷を負うが、野武士の娘・おりょうに助けられ、生き延びた。弥平次も一命を取り留めたが、やがて海賊の長に。一方、十郎太は共に逃げるうちに加乃に惹かれていき……。無常な争乱の世を舞台に、男女の数奇な運命を描く戦国ロマン。

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戦国無頼 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2017年11月10日

    昭和33年(1958)の作品です。
    司馬遼太郎の「梟の城」が翌年発表ですが、それ以前の、むしろ昭和初期に活躍した山手樹一郎(桃太郎侍の原作者)の世界に近い様に思います。そもそも疾風之介(はやてのすけ)などという命名にも一寸時代を感じさせます。もっとも眠狂四郎もほぼ同時期ですから、まだそういったチャ...続きを読む

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